JP2000148662A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP2000148662A
JP2000148662A JP10321052A JP32105298A JP2000148662A JP 2000148662 A JP2000148662 A JP 2000148662A JP 10321052 A JP10321052 A JP 10321052A JP 32105298 A JP32105298 A JP 32105298A JP 2000148662 A JP2000148662 A JP 2000148662A
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JP
Japan
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memory area
microcomputer
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JP10321052A
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English (en)
Inventor
Hideki Azuma
秀樹 我妻
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Yonezawa Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送り側と受け側とのデータ形式に対応させ
て、高速で、かつプログラマブルなDMA転送を実現で
きるマイクロコンピュータを提供する。 【解決手段】 シングルチップマイクロコンピュータで
あって、DMAコントローラの制御によるマイクロコン
ピュータの内部と外部、内部におけるデータ転送におい
て、バイトサイズデータを転送元のメモリ領域から転送
して転送先のメモリ領域に集計する場合は、転送元アド
レスのデータにはアドレス更新値として“+2”を設
け、一方、転送先アドレスのデータには“+1”を設け
ることにより、転送元の先頭アドレス“1”をアクセス
した場合には、この先頭アドレス“1”のデータを転送
先のアドレス“1”に対応するメモリ領域に格納し、そ
の後、自動的に転送元の“+2”のアドレスをアクセス
していき、このアドレスのデータを転送先の“+1”の
アドレスに対応するメモリ領域に順番に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータのDMA(Direct Memory Access)技術に関し、特
にマイクロコンピュータのソフトウェアの開発におい
て、高速で、かつプログラマブルなDMA転送の実現に
好適なマイクロコンピュータに適用して有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、マイクロコンピュータにおいては、高速なデータ転
送のために、中央処理装置によるソフトウェアの介在な
しに、メモリと入出力間、あるいはメモリとメモリ間で
データを直接転送するDMA機能を有する技術などが考
えられる。
【0003】なお、このようなDMA機能を有するマイ
クロコンピュータに関する技術としては、たとえば平成
6年3月30日、株式会社昭晃堂発行の「B−7 計算
機システム工学」に記載される技術などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なマイクロコンピュータのDMA機能においては、たと
えば特定領域内のデータを別領域に指定サイズ分高速に
転送を行うことができるが、送り側と受け側でデータ形
式が違う場合、不要なデータも転送されるため、転送完
了後にデータ加工が必要になり、システム全体のスルー
プットが低減されることが考えられる。
【0005】そこで、本発明の目的は、送り側と受け側
でデータ形式が異なるDMA転送に着目し、このデータ
形式に対応させて、高速で、かつプログラマブルなDM
A転送を実現することができるマイクロコンピュータを
提供するものである。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0008】すなわち、本発明によるマイクロコンピュ
ータは、DMA機能に関するものであり、このDMA機
能に、転送元アドレスの次のアドレス、転送先アドレス
の次のアドレスをそれぞれ設定するためのアドレス更新
値を設けるものである。
【0009】この構成において、転送元アドレスに付加
されるアドレス更新値と、転送先アドレスに付加される
アドレス更新値とをそれぞれのデータ形式に対応させて
変え、またこのアドレス更新値は、データのサイズに対
応して設定するようにしたものである。
【0010】よって、前記マイクロコンピュータによれ
ば、高速で、かつプログラマブルなDMA転送が可能に
なる。この結果、DMA機能を使用したシステム全体の
スループットを向上させることができる。すなわち、必
要なデータのみを転送することができるため、メモリ容
量の増加を防止でき、かつ転送完了後のデータ加工処理
が不要となるためである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態であるマイクロコンピュータを示す機能ブロック図、
図2〜図7は本実施の形態のマイクロコンピュータにお
いて、データ形式に対応したDMA転送を示す説明図で
ある。
【0012】まず、図1により、本実施の形態のマイク
ロコンピュータの構成の一例を説明する。
【0013】本実施の形態のマイクロコンピュータは、
たとえばシングルチップマイクロコンピュータとされ、
中央処理装置CPU、クロック発振器CPG、バスコン
トローラBSC、データトランスファコントローラDT
C、DMAコントローラDMAC、割り込みコントロー
ラINTC、リードオンリメモリROM、ランダムアク
セスメモリRAM、タイマパルスユニットTPU、プロ
グラマブルパルスジェネレータPPG、ウォッチドッグ
タイマWDT、タイマT、シリアルコミュニケーション
インタフェースSCI、D/A変換器D/AC、A/D
変換器A/DC、入出力ポートI/OPなどの通常の構
成からなり、公知の半導体製造技術により1個の半導体
チップ上に形成されている。
【0014】以上のように構成されるマイクロコンピュ
ータにおいて、中央処理装置CPU、バスコントローラ
BSC、データトランスファコントローラDTC、DM
AコントローラDMAC、リードオンリメモリROM、
ランダムアクセスメモリRAMなどの内部回路の相互間
は内部アドレスバスおよび内部データバスにより接続さ
れ、またバスコントローラBSC、割り込みコントロー
ラINTC、タイマパルスユニットTPU、プログラマ
ブルパルスジェネレータPPG、ウォッチドッグタイマ
WDT、タイマT、シリアルコミュニケーションインタ
フェースSCI、D/A変換器D/AC、A/D変換器
A/DCなどの内部回路と入出力ポートI/OPとの間
は周辺アドレスバスおよび周辺データバスにより接続さ
れ、さらに特定の内部回路と入出力ポートI/OPとは
制御信号線により接続されている。これらの内部回路の
動作は、中央処理装置CPUをはじめ、バスコントロー
ラBSC、データトランスファコントローラDTC、D
MAコントローラDMAC、割り込みコントローラIN
TCなどにより制御される。
【0015】特に、本実施の形態においては、DMAコ
ントローラDMACの制御によるマイクロコンピュータ
の内部と外部とのデータ転送、内部におけるデータ転送
が特徴となっている。たとえば、マイクロコンピュータ
の内部のリードオンリメモリROM、ランダムアクセス
メモリRAMなどから外部のランダムアクセスメモリな
どへのデータ転送、マイクロコンピュータの内部のリー
ドオンリメモリROMなどからランダムアクセスメモリ
RAMなどへのデータ転送が考えられる。
【0016】通常、DMA転送では、転送元アドレス、
転送先アドレス、最終アドレスまたは転送回数、データ
サイズなどがソフトウェア的に設定されるが、本実施の
形態においては、転送元、転送先の各データ形式に対応
させて、転送元アドレス、転送先アドレスのデータにそ
れぞれ次のアドレスを設定するためのアドレス更新値が
付加されている点が特徴となっている。図2〜図7(図
2〜図4:データの集計例)、図5〜図7:データの配
布例)を用いて、データ形式に対応したDMA転送例を
順に説明する。それぞれの図において、(a) は転送元、
(b) は転送先の各メモリ領域を示す。
【0017】図2は、バイトサイズデータ(1byte
=8bit)を、転送元のメモリ領域から転送して転送
先のメモリ領域に集計する場合である。たとえば、転送
元のメモリ領域には、先頭のアドレス“1”に対応する
バイトサイズのデータ(1)、アドレス“2”に対応す
るデータ(2)、アドレス“3”に対応するデータ
(3)、・・・、最終のアドレス“n”に対応するデー
タ(n)がそれぞれ格納されており、これらのデータの
うち、転送先には、アドレス“1”、“3”、“5”、
・・・のアドレスに対応するデータのみを転送するもの
とする。
【0018】この場合に、転送元の各アドレスのデータ
には、次のアドレスを設定するアドレス更新値として
“+2”を設け、一方、転送先の各アドレスのデータに
は、次のアドレスを設定するアドレス更新値として“+
1”を設ける。これにより、転送元の先頭アドレス
“1”をアクセスした場合には、この先頭アドレス
“1”のデータを転送先のアドレス“1”に対応するメ
モリ領域に格納し、その後、自動的にアドレス(1+
2)=“3”がアクセスされて、このアドレス“3”の
データが転送先のアドレス(1+1)=“2”に対応す
るメモリ領域に格納される。以降同様に、自動的に転送
元の“+2”のアドレスをアクセスしていき、このアド
レスのデータを転送先の“+1”のアドレスに対応する
メモリ領域に順番に格納することができる。この際に、
転送先のメモリ領域は転送元に比べて1/2の容量で足
りることになる。
【0019】図3は、ロングワードサイズデータ(1l
ongword=32bit)を、転送元のメモリ領域
から転送して転送先のメモリ領域に集計する場合であ
る。たとえば、転送元のメモリ領域には、先頭のアドレ
ス“1”に対応するロングワードサイズのデータ
(1)、アドレス“2”に対応するデータ(2)、アド
レス“3”に対応するデータ(3)、・・・、最終のア
ドレス“n”に対応するデータ(n)がそれぞれ格納さ
れており、これらのデータのうち、転送先には、アドレ
ス“1”、“3”、“5”、・・・のアドレスに対応す
るデータのみを転送するものとする。
【0020】この場合に、転送元の各アドレスのデータ
には、次のアドレスを設定するアドレス更新値として
“+2”を設け、一方、転送先の各アドレスのデータに
は、次のアドレスを設定するアドレス更新値として“+
1”を設ける。これにより、転送元の先頭アドレス
“1”をアクセスした場合には、この先頭アドレス
“1”のデータを転送先のアドレス“1”に対応するメ
モリ領域に格納し、その後、自動的にアドレス(1+
2)=“3”がアクセスされて、このアドレス“3”の
データが転送先のアドレス(1+1)=“2”に対応す
るメモリ領域に格納される。以降同様に、自動的に転送
元の“+2”のアドレスをアクセスしていき、このアド
レスのデータを転送先の“+1”のアドレスに対応する
メモリ領域に順番に格納することができる。この際に、
転送先のメモリ領域は転送元に比べて1/2の容量で足
りることになる。
【0021】図4は、バイトサイズデータ(1byte
=8bit)を、転送元のメモリ領域から転送して転送
先のメモリ領域に集計する場合である。たとえば、転送
元のメモリ領域には、先頭のアドレス“1”に対応する
バイトサイズのデータ(1)、アドレス“2”に対応す
るデータ(2)、アドレス“3”に対応するデータ
(3)、・・・、最終のアドレス“n”に対応するデー
タ(n)がそれぞれ格納されており、これらのデータの
うち、転送先には、アドレス“1”、“9”、“1
7”、・・・のアドレスに対応するデータのみを転送す
るものとする。
【0022】この場合に、転送元の各アドレスのデータ
には、次のアドレスを設定するアドレス更新値として
“+8”を設け、一方、転送先の各アドレスのデータに
は、次のアドレスを設定するアドレス更新値として“+
1”を設ける。これにより、転送元の先頭アドレス
“1”をアクセスした場合には、この先頭アドレス
“1”のデータを転送先のアドレス“1”に対応するメ
モリ領域に格納し、その後、自動的にアドレス(1+
8)=“9”がアクセスされて、このアドレス“9”の
データが転送先のアドレス(1+1)=“2”に対応す
るメモリ領域に格納される。以降同様に、自動的に転送
元の“+8”のアドレスをアクセスしていき、このアド
レスのデータを転送先の“+1”のアドレスに対応する
メモリ領域に順番に格納することができる。この際に、
転送先のメモリ領域は転送元に比べて1/8の容量で足
りることになる。
【0023】図5は、バイトサイズデータ(1byte
=8bit)を、転送元のメモリ領域から転送して転送
先のメモリ領域に配布する場合である。たとえば、転送
元のメモリ領域には、先頭のアドレス“1”に対応する
バイトサイズのデータ(1)、アドレス“2”に対応す
るデータ(2)、アドレス“3”に対応するデータ
(3)、・・・、最終のアドレス“n”に対応するデー
タ(n)がそれぞれ格納されており、これらのデータ
を、転送先のアドレス“1”、“3”、“5”、・・・
のアドレスのみにデータを転送するものとする。
【0024】この場合に、転送元の各アドレスのデータ
には、次のアドレスを設定するアドレス更新値として
“+1”を設け、一方、転送先の各アドレスのデータに
は、次のアドレスを設定するアドレス更新値として“+
2”を設ける。これにより、転送元の先頭アドレス
“1”をアクセスした場合には、この先頭アドレス
“1”のデータを転送先のアドレス“1”に対応するメ
モリ領域に格納し、その後、自動的にアドレス(1+
1)=“2”がアクセスされて、このアドレス“2”の
データが転送先のアドレス(1+2)=“3”に対応す
るメモリ領域に格納される。以降同様に、自動的に転送
元の“+1”のアドレスをアクセスしていき、このアド
レスのデータを転送先の“+2”のアドレスに対応する
メモリ領域に格納することができる。この際に、転送先
のメモリ領域は転送元に比べて2倍の容量が必要とな
る。
【0025】図6は、ロングワードサイズデータ(1l
ongword=32bit)を、転送元のメモリ領域
から転送して転送先のメモリ領域に配布する場合であ
る。たとえば、転送元のメモリ領域には、先頭のアドレ
ス“1”に対応するロングワードサイズのデータ
(1)、アドレス“2”に対応するデータ(2)、アド
レス“3”に対応するデータ(3)、・・・、最終のア
ドレス“n”に対応するデータ(n)がそれぞれ格納さ
れており、これらのデータを、転送先のアドレス
“1”、“3”、“5”、・・・のアドレスのみにデー
タを転送するものとする。
【0026】この場合に、転送元の各アドレスのデータ
には、次のアドレスを設定するアドレス更新値として
“+1”を設け、一方、転送先の各アドレスのデータに
は、次のアドレスを設定するアドレス更新値として“+
2”を設ける。これにより、転送元の先頭アドレス
“1”をアクセスした場合には、この先頭アドレス
“1”のデータを転送先のアドレス“1”に対応するメ
モリ領域に格納し、その後、自動的にアドレス(1+
1)=“2”がアクセスされて、このアドレス“2”の
データが転送先のアドレス(1+2)=“3”に対応す
るメモリ領域に格納される。以降同様に、自動的に転送
元の“+1”のアドレスをアクセスしていき、このアド
レスのデータを転送先の“+2”のアドレスに対応する
メモリ領域に格納することができる。この際に、転送先
のメモリ領域は転送元に比べて2倍の容量が必要とな
る。
【0027】図7は、バイトサイズデータ(1byte
=8bit)を、転送元のメモリ領域から転送して転送
先のメモリ領域に配布する場合である。たとえば、転送
元のメモリ領域には、先頭のアドレス“1”に対応する
バイトサイズのデータ(1)、アドレス“2”に対応す
るデータ(2)、アドレス“3”に対応するデータ
(3)、・・・、最終のアドレス“n”に対応するデー
タ(n)がそれぞれ格納されており、これらのデータ
を、転送先のアドレス“1”、“9”、“17”、・・
・のアドレスのみにデータを転送するものとする。
【0028】この場合に、転送元の各アドレスのデータ
には、次のアドレスを設定するアドレス更新値として
“+1”を設け、一方、転送先の各アドレスのデータに
は、次のアドレスを設定するアドレス更新値として“+
8”を設ける。これにより、転送元の先頭アドレス
“1”をアクセスした場合には、この先頭アドレス
“1”のデータを転送先のアドレス“1”に対応するメ
モリ領域に格納し、その後、自動的にアドレス(1+
1)=“2”がアクセスされて、このアドレス“2”の
データが転送先のアドレス(1+8)=“9”に対応す
るメモリ領域に格納される。以降同様に、自動的に転送
元の“+1”のアドレスをアクセスしていき、このアド
レスのデータを転送先の“+8”のアドレスに対応する
メモリ領域に格納することができる。この際に、転送先
のメモリ領域は転送元に比べて8倍の容量が必要とな
る。
【0029】以上のようにして、バイトサイズデータ、
ロングワードサイズデータなどのデータ形式に対応させ
て、ソフトウェア的に設定する転送元、転送先の各アド
レスのデータに次のアドレスを設定するための任意の異
なるアドレス更新値をそれぞれ設けることで、中央処理
装置CPUの介在なしに、DMAコントローラDMAC
の制御によるマイクロコンピュータの内部と外部とのD
MAデータ転送、内部におけるDMAデータ転送を高速
で、かつプログラマブルに実現することができる。
【0030】通常、DMA転送後に、転送されたデータ
から必要なデータを抽出する際、データを抽出するため
に別のメモリ領域が必要になるが、本実施の形態におい
ては必要なデータのみを転送することができるため、メ
モリ容量の増加を防止することができる。また、DMA
転送後に、転送されたデータから必要なデータを抽出す
る処理が必要になり、システム全体のスループットが低
減するが、本実施の形態においては必要なデータのみ転
送されることから、転送完了後、即座にデータが利用で
き、データ加工処理が不要となるため、システム全体の
スループットを向上することができる。
【0031】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0032】たとえば、前記実施の形態においては、バ
イトサイズデータ、ロングワードサイズデータについて
説明したが、データサイズの制限はなく、ワードサイズ
データなどの他の如何なるデータサイズに対しても適用
することができる。また、アドレス更新値についても任
意の値を設定することができ、転送元のメモリ領域の特
定アドレスに格納されているデータを転送先のメモリ領
域の特定アドレスに格納することができる。
【0033】また、本発明の技術は、特に動作周波数が
高いマイクロコンピュータに効果的であるが、従来、動
作周波数が低いために無理と思われていたマイクロコン
ピュータなどに付加して適用することも可能である。さ
らに、シングルチップマイクロコンピュータに限定され
ず、他のマイクロコンピュータについても適用可能であ
ることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0035】本発明によれば、DMA機能に、転送元ア
ドレス、転送先アドレスの次のアドレスをそれぞれ設定
するためのアドレス更新値を設けることで、必要なデー
タのみを転送することができるので、メモリ容量の増加
を防止することができ、かつ転送完了後のデータ加工処
理が不要となるため、システム全体のスループットを向
上させることが可能となる。
【0036】この結果、DMA機能を有するマイクロコ
ンピュータにおいて、高速で、かつプログラマブルなD
MA転送を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるマイクロコンピュ
ータを示す機能ブロック図である。
【図2】(a),(b) は本発明の一実施の形態のマイクロコ
ンピュータにおいて、データ形式(バイトサイズデータ
の集計)に対応したDMA転送を示す説明図である。
【図3】(a),(b) は本発明の一実施の形態のマイクロコ
ンピュータにおいて、データ形式(ロングワードサイズ
データの集計)に対応したDMA転送を示す説明図であ
る。
【図4】(a),(b) は本発明の一実施の形態のマイクロコ
ンピュータにおいて、データ形式(バイトサイズデータ
の他の集計)に対応したDMA転送を示す説明図であ
る。
【図5】(a),(b) は本発明の一実施の形態のマイクロコ
ンピュータにおいて、データ形式(バイトサイズデータ
の配布)に対応したDMA転送を示す説明図である。
【図6】(a),(b) は本発明の一実施の形態のマイクロコ
ンピュータにおいて、データ形式(ロングワードサイズ
データの集計)に対応したDMA転送を示す説明図であ
る。
【図7】(a),(b) は本発明の一実施の形態のマイクロコ
ンピュータにおいて、データ形式(バイトサイズデータ
の他の配布)に対応したDMA転送を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
CPU 中央処理装置 CPG クロック発振器 BSC バスコントローラ DTC データトランスファコントローラ DMAC DMAコントローラ INTC 割り込みコントローラ ROM リードオンリメモリ RAM ランダムアクセスメモリ TPU タイマパルスユニット PPG プログラマブルパルスジェネレータ WDT ウォッチドッグタイマ T タイマ SCI シリアルコミュニケーションインタフェース D/AC D/A変換器 A/DC A/D変換器 I/OP 入出力ポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送元アドレスおよび転送先アドレスを
    設定し、前記転送元アドレスのメモリ領域に格納されて
    いるデータを転送して前記転送先アドレスのメモリ領域
    に格納するDMA機能を有するマイクロコンピュータで
    あって、前記転送元アドレスおよび前記転送先アドレス
    のデータにそれぞれ付加され、前記転送元アドレスおよ
    び前記転送先アドレスの次のアドレスをそれぞれ設定す
    るためのアドレス更新値を有することを特徴とするマイ
    クロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロコンピュータで
    あって、前記転送元アドレスのデータに付加されるアド
    レス更新値と、前記転送先アドレスのデータに付加され
    るアドレス更新値とをそれぞれのデータ形式に対応させ
    て変えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマイクロコンピュータで
    あって、前記アドレス更新値は、前記データのサイズに
    対応して設定することを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
JP10321052A 1998-11-11 1998-11-11 マイクロコンピュータ Pending JP2000148662A (ja)

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