JP2000148358A - 携帯端末用日本語文字入力装置と文字入力方法 - Google Patents
携帯端末用日本語文字入力装置と文字入力方法Info
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Abstract
行える小型の文字入力装置を提供する。 【解決手段】 日本語文字入力装置は、中心C0から円
周上に配置された12の方向指示点C1〜C12に移動
される指示レバー11を有し、移動位置を検出して位置
情報を出力する方向指示デバイス10と、方向指示デバ
イスの出力の変化から特定の文字を選択してその文字の
符号を出力する情報処理部20と、情報処理部の処理プ
ログラムの格納を行うメモリ21と、情報処理部が出力
した文字及び装置操作上の表示等を表示する表示デバイ
ス30とを備える。情報処理部20は、指示レバー11
が中心軸から移動されて、C1〜C12のいずれかの方
向指示点を示した時点で子音の確定を行い、次に円周方
向に移動されたとき母音の選択を行い、更に中心軸へ戻
された時点で文字を確定してその文字を入力する。子音
や母音の決定のための決定キー5を設けてもよい。
Description
し、特に携帯端末用の小型の日本語文字入力装置に関す
る。
ベットや数字、仮名などがキートップに印刷されたキー
ボードや、携帯電話などに用いられるテンキー等が一般
的である。
表としては、タッチパネルがある。タッチパネルは、触
れた場所に相当する位置情報を取り出す入力デバイス
で、表示装置と一体化して表示デバイス上にキーボード
を表示し、その画面に描かれているキーボードの文字に
触れ、その触れた場所に相当する文字情報を入力する文
字入力装置である。
しては、「ベクトルパターン入力装置」(特開昭63−
58590)などのように、タッチパネルに書き込まれ
るストローク情報から文字の認識を行い、文字を入力す
るような装置があった。
開平6−161433)のように、ダイヤルを用い、こ
のダイヤルを回転させて表示器に文字を表示させ、これ
を見ながら文字を入力するというものもある。この装置
は、また、数字、またはアルファベットの大文字、小文
字の選択を行うためのグループ選択スイッチを設け、こ
のスイッチを押すことで大文字や小文字などのグループ
の選択を行っている。
9294)では、片手で文字を入力するために、片手で
握れる大きさの枠体に親指で回動操作可能な回動体と、
親指以外の指で操作されるキースイッチとを設けた文字
入力装置を実現している。この装置による文字入力は、
回動可能なレバーを動かしたときの回転方向の角度を検
出して、母音方向を割り出し、キースイッチを押圧して
その押圧状態により子音方向を割り出すことで目的の文
字列を選択するという手段をとっている。
平7−168658)では、トラックボールと段階的な
押し込みの調整ができるスイッチ群を用いて文字の入力
を実現している。この公報には、文字の入力には5段階
の押し込みを検出できるスイッチ4つを用いて入力する
文字を特定し、画面内に表示されるカーソルを移動する
ためにトラックボールを使用して文字の入力、およびカ
ーソル操作を実現することが開示されている。
202807)では、入力装置としてマウスを使用し、
文字を入力するための表の一部を画面に表示し、マウス
の動きに合わせて表の内容を変化させ、目的の文字が出
たときにマウスをクリックすることで文字入力を実現し
ている。
本語入力方式」(特開平6−131095)では、ポイ
ンティングデバイスと一つのボタンで複数の深さを持っ
た押しボタンスイッチを組み合わせて用いることで、ボ
タンの押す深さに日本語文字の濁点、半濁点を割り当て
画面上に表示された50音とこのボタンの組み合わせで
日本語の入力を簡単化している。
341903)では、タブレットを用い仮想的なキーボ
ードを画面上に表示することで文字入力を簡単化してい
る。この文字情報入力装置では、絶対的な位置による画
面のポインティングによる文字入力ではなく、最初にポ
インティングしたポイントからの相対的な位置情報によ
り文字の入力を行うことで画面と対比しながらでなくと
も感覚的に文字の入力を行えるようにしたものである。
ードを使用して文字入力を行う第1の場合は、キーボー
ドにより文字を入力するためには、ローマ字の場合は少
なくとも26文字と、大文字・小文字の変換スイッチ、
数字などのキーが必要になり、最低でも40個近くのキ
ーが必要になる。
スイッチ群の各スイッチの大きさを指で押すことができ
る限界以下には小さく出来ないため、全体では大きな面
積が必要となる。
どの机の上で使用する比較的大きな装置ではこの入力方
法でも問題はないが、PDA(パーソナル・ディジタル・
アシスタント)など携帯型の比較的小さな端末では、キ
ーボードを搭載するのはあまり現実的ではない。また、
PDAのように、机の上に置かず、片手で使用する場合
が比較的多い端末では、キーボードで文字の入力を行う
のは非常に困難である。
行う場合の問題点は、携帯電話や携帯端末などの小型の
装置においては、文字認識のための手書き文字入力領域
を確保すると表示できる画面の領域が狭くなってしま
い、その結果文章を入力するのが困難になるという弊害
が出ていた。また、文字を入力するためには先端の比較
的細い、ペンなどの入力デバイスを併用して使わなけれ
ばならないため、ペンをいつも持ち歩かなければならな
いのと、情報を入力する時にペンをいちいち取り出さな
ければならなかった。その上、本体を手に持ちながらペ
ンを使用するような状態では、片手で本体を持ち、もう
片方の手でペンを持たなければならないため、両手がふ
さがってしまうという点にある。
ヤルを使用して文字を選択し、グループ選択スイッチを
用いて大文字や小文字などの文字列を選択する場合の問
題点は、現在選択している文字からダイヤルの直径方向
で反対側、つまり180度ずれた位置に割り当てられて
いる文字を選択するときに多くの指の動作を必要とする
点にあり、多数の文字を入力するのが困難である。
母音方向の文字を割り出し、キースイッチにより子音方
向の文字を割り出すという点にある。その理由は、この
ような入力装置では、回動体をどのくらいの角度だけ回
転させたら、母音のどの文字が選択できるか、またキー
スイッチを何回押したら目的の子音方向の文字が選択で
きるかといったことが、頭の中にイメージとして沸きに
くく、文字を選択するために常時、画面上に選択可能な
文字を全て表示しておいて、これを見ながら文字を選択
するといった手段が必要になり、その表示した分の広さ
だけの画面が使用されてしまい、文章を見ながら文字を
入力していくということが困難になるからである。ま
た、回動体とシーソースイッチの2種類のスイッチによ
って文字を入力するため、指1本で文字を入力するとい
ったことが出来ないからである。
字の入力に段階的な押し込みを持ったスイッチを複数個
使用して、文字の入力を行う場合の問題点は、スイッチ
群の内の1つに母音の割り当てを行い、他のスイッチ群
の段階的な押し込み位置に対し子音の割り当てを行うた
め、この入力装置の使用者はそれぞれのスイッチに割り
当てられた母音と子音を覚えていなければならず、この
位置を覚えるのに困難を伴うという点にある。また、ス
イッチの押し込みに段階を持たせ、かつそれぞれの段階
でかみ合わせを持たせることで、押し込みの段階をあわ
せやすくしているが、これを複数個持たせているため、
一度にそれぞれ別々に押し込む強さを調整することは困
難である。
の50音表を画面上に表示しそれをスクロールにより表
示しながら、目的の文字が出てきたところで決定ボタン
により文字の入力を行う場合の問題点は、パソコンのC
RTモニタのように、速いスピードで画面のスクロール
ができる表示デバイスではこのような方式で文字入力を
行ってもよいが、携帯端末のように液晶の画面でこのよ
うなスクロールを行うと表示が見えにくくなるという点
にあり、実質的に文字の選択ができなくなる場合が多く
なる。
語入力方式の問題点は、画面上に50音の表を表示しな
ければならないという点にある。その理由は、携帯端末
のような装置では画面表示領域が少なくて、50音を表
示できないか、または表示しても非常に小さな文字で5
0音を表示することになるので基本的に文字の選択が困
難になるという点にある。
性を考えなくともよい装置では問題とされないが、文字
入力のために画面とは別にタブレットを使用する点にあ
り、このために余計なスペースを必要としてしまうため
携帯性を考慮する場合には不利になる。
少ないスペースで、文字入力、特に日本語の文字を簡単
に入力できる携帯端末用の文字入力装置を提供すること
にある。
ネルやマウスなどのポインティング入力デバイスを使用
せずに、片手で文字入力を行えるようにする環境を提供
することにある。
字を選択する代わりに、指の動きにより文字の選択を可
能とすることにある。
語文字入力装置の文字入力方法は、所要の文字及び記号
群をM行、N列の行列の形式に配置し、行列の行と列と
の2つをジョイスティックのような位置入力装置を用い
て、所定の順序で指定することにより、各文字、記号等
を入力する。
力装置は、下記のような、文字セットの記憶手段と、位
置情報を出力する方向指示デバイスと、情報処理部と、
文字符号を表示する表示デバイスとを備える。
数の文字及び記号がM行N列の行列形式に配置される。
所定の長さの半径を有する円周上に等間隔で定められる
複数m個の方向指示点と、前記基準点から半径方向及び
円周方向に移動された後、基準点に戻される指示レバー
とを備え、前記指示レバーが半径方向に移動されて位置
した第1の方向指示点と、円周方向に移動されて基準点
に戻される直前に位置した第2の方向指示点とを検出し
て、前記各方向指示点の位置情報を出力する。
出力される位置情報を前記文字セットの記憶手段を用い
て文字符号に変換し、表示デバイスは、情報処理部の変
換した文字符号を表示する。
て図面を参照して詳細に説明する。
例のブロック図である。
装置は、図1(a),(b)に示すように、中心C0か
ら円周上に配置された12の方向指示点C1〜C12に
移動される指示レバー11を有し、移動位置を検出して
位置情報を出力する方向指示デバイス10と、方向指示
デバイスの出力の変化から特定の文字を選択してその文
字の符号を出力する情報処理部20と、情報処理部の処
理プログラムの格納を行うメモリ21と、情報処理部が
出力した文字及び装置操作上の表示等を表示する表示デ
バイス30とを備える。情報処理部20は、指示レバー
11が中心軸から移動されて、C1〜C12のいずれか
の方向指示点を示した時点で子音の確定を行い、次に円
周方向に移動されたとき母音の選択を行い、更に中心軸
へ戻された時点で文字を確定してその文字を入力する。
子音や母音の決定のための決定キー5を設けてもよい。
は、N≧Mでもよいが、N≦Mとした方が実用的であ
り、先に行を指定してから次に列を指定するのが好まし
い。
れの方向に日本語の子音を対応させ、ある特定の方向が
示されたなら、その子音が選択されていることを示すこ
とで入力したい日本語の子音を確認させる。また、子音
を確定した位置から更に方向指示デバイスの出力する位
置情報が変化したときに、方向指示デバイスの円周方向
に出力が変化した場合は母音の選択モードに移行して母
音の入力を行う。
ら日本語の50音を入力する。
は、子音や母音の確定を行うための決定キーを持たせ、
文字の選択中に入力したい子音や母音が決定したらこの
キーを押すことで文字の確定を行う。
については、子音や母音の確定を行うために方向指示デ
バイスの中心軸からある方向を示した時点で子音の確定
を行い、円周方向の移動で母音の選択を行い、更に中心
軸へ戻った時点で母音の確定および文字の入力を行う。
方向指示スイッチを用いて、子音の選択および母音の選
択を順番に行い、その結果から日本語文字の入力を行う
ことで、タッチパネルを使用した方式のように文字書き
込み用のペンを用意する必要がなく、また入力デバイス
に使用するスペースも小さくすることができる。また、
テンキーを利用した文字入力のように一つのボタンにい
くつもの文字を割り当てる必要もないため、テンキーを
見ながら一つ一つ文字の入力を行う必要もない。
デバイスの円周方向の動きで母音の入力を行うことがで
きるので、高速に文字の入力を行うことができる。
説明を行う。
成を示す。
ケーション画面の表示や文字入力の際の文字の表示を行
なう表示デバイス2101、表示デバイスの画面中に存
在し、本装置の各種機能や状態を表示する機能表示部2
102、倒す、または傾けることで方向を指示し、入力
する文字の選択や画面中に表示されるカーソルの移動、
またはスクロールなどの処理を行なうための方向指示デ
バイス2103、使用者が方向を決める時に取っ掛かり
をつけるためのスティック2104、選択した文字の決
定やその他の決定を行なうための決定キー2105、文
字入力時に入力誤りの文字を削除するための削除キー2
106、方向指示デバイス2103をカーソルとして使
用する機能と文字入力として使用する機能とに切り替え
るための文字/カーソル選択キー2108、小文字を入
力する時に使用する小文字キー2107から構成され
る。
ることのできるスティック、またはパッド状の方向指示
デバイス2103を使用して、日本語仮名文字の選択お
よび決定を簡単に行なうことにある。
では中心位置を示すようにし、この中心位置から各方向
を直接指定できるようになっている。
円周方向に指示を移動させることも可能な構造とする。
方向指示により文字を入力するために、検出すべき方向
と、それらの各方向に対する子音の割り当てを示す図で
ある。
指定するのは子音だけなので、最低限10方向の指示が
出来れば間に合うが、360度の方向を10分割すると
上下左右といった人間の直感的な方向指示が難しくなる
と考えられるため、方向の指示を12分割としている。
が、この2つの部分は他の機能に割り当てれば良い。
各方向に対しC0からC12までの記号を時計周りに割
り当てる。
状態、つまり中立の状態を示し、使用者がこのデバイス
に触れていない状態の時は出力はC0を示す。また、円
周上の1点をC1として、C1から時計周りにC2〜C
12を割り当て、さらに、これらの各方向に対しそれぞ
れ、次のように日本語の子音を割り当てる。
0=T、C9=N、C8=H、C7=M、C6=Y、C
5=R、C4=W ここでは、1例として方向に対する日本語子音のマッピ
ングをこのように割り当てたが、子音の場所や順番はこ
の限りではなく、例えば下記のように C1=A、C2=K、C3=S、C4=T、C5=N、
C6=H、C7=M、C8=Y、C9=R、C10=W と割り当てても良い。
して製作するときは、方向の情報を出力する為の何らか
の手段が必要である。この方向の出力のインターフェー
スは何種類か考えられるが、ハードウェアの簡単化のた
めにそれぞれの位置の接点情報をディジタル化すれば、
次の2種類が考えられる。
バイスで出力される12の方向を12ビットのデータと
して表わし、C1を最下位ビット(LSB)、C12ビ
ットを最上位ビット(MSB)に割り当て、方向が選択
されると対応するビットの出力を1にする、というよう
な方法が考えられる。C0を示す時は、全てのビットを
0にセットするものとする。
ットは「001000000000」のようにデータが
出力される。一方、C0を示していれば出力は「000
000000000」である。
スで出力される12の方向を4ビットの状態番号で示す
方法である。
12の状態を、図2(b)に示すように、0hからCh
までの状態番号として出力する。ここで使用した「h」
は、16進数表示であるということを意味する。
ードウェアの配線の本数が最低12本必要になるのに対
し、図2(b)の場合は最低4本で済むため、この出力
を読み取るCPUなどとのインターフェースの配線の量
を減らすことができる。
スのスイッチの接点の状態をそのまま出力するのでエン
コーダーなどの余分な回路がいらなくなる。
と文字入力などの処理を行う情報処理部、および文字入
力された結果を表示する表示部を一体化して構成され
る。
向入力部のデータを読み取ってそのデータに対応する子
音を文字入力の子音データとして認識する。
に移動された時に使用者に機構的なクリック感を与える
ようにしておき、母音を選択する時に移動量が感覚的に
分かるようにする。
動作を図1乃至図3(a)、(b)を用いて説明する。
に、中心の基準点C0の周囲360度を12等分に分割
して、放射状の各方向を時計周りにC1からC12まで
の方向指示点と定めておき、そのいずれかの方向が指定
されたとき、その方向を検出してC1乃至C12の情報
を第1または第2の方向指示点として出力することがで
きる。また、中心が指示されたときは、情報はC0とし
てこ出力されるものとする。また、方向指示デバイスの
各位置に対応する出力は、図2(b)のように、16進
数表示であるとする。
力データを受けて、位置情報を解析し、文字入力を行な
うための情報を作り出し、この情報を元に日本語文字入
力を行なう。
移動過程を視覚的に表したものである。図4乃至図6
は、情報処理部の動作のフローをこの方向指示デバイス
の移動に対応させて示したものである。
う場合、決定キーを使用する方法と決定キーを使用しな
い方法とがあり、それぞれ文字入力のアルゴリズムが異
なる。
る場合の動作フローを説明する。
位置が、中心C0の位置から円周上のC9点の方向へ
移動し、次にC10、C11、C12、C13
へと順に変化したとする。
り中心位置の状態の時は、方向指示デバイスは、C0
の位置を示す0hを情報処理部に対して出力する。
と、方向指示デバイスは第1の方向指示点の情報9hを
出力する。情報処理部は、この9hの値を読み取ると子
音の「N」が選択されていることを表示デバイスに表示
して、使用者に「な行」が選択されていることを通知す
る。この時に決定キーが押されると、第1方向指示点が
「な行」子音に決定される。
態のままで、次にの経路でC10に変化し、方向指示
デバイスがAhの値を出力する。このとき、決定キーが
押されなければ、まだ子音の選択状態にある。そこで情
報処理部はこのAhの値を読み取り、子音の「T]が選
択されたことを表示デバイスに表示し、使用者に「た
行」が選択されていることを通知する。次にの経路を
通ってC11に変化し、方向指示デバイスがBhの値を
出力する。この時もまだ決定キーが押されていなければ
子音の選択状態にある。情報処理部はこのBhの値を読
み取り、子音の「S]が選択されたことを表示デバイス
に表示し、「さ行」が選択されていることを使用者に通
知する。
位置にあるときに決定キーが押されたとする。情報処理
部は、この決定キーの押下を読み取って第1の方向指示
点の子音、この場合は「さ行」の子音と決定する。
はいろいろあるが、例えば、図13の1401から14
06に示すように、子音の選択段階ではアルファベット
で表示し、子音が決定された時点で仮名を表示するとい
う方法がある。あるいは、子音の選択段階と決定段階で
カーソル表示の仕方を白抜き反転文字からカーソルのブ
リンクに変更するなどして、表現方法を変えてもよい。
ここではC11の子音の行が決定されたことを「さ」の
文字で表示することにする。
示デバイスの位置がの経路を通ってC12に変化し、
Chの値を出力したとする。このときは、「し」の文字
を表示して、現在、この文字が選択されていることを使
用者に通知する。
に、第2の方向指示点の決定キーが押されたとすると、
情報処理部はこの決定キーの押下を読み取り、母音の決
定を行なう。この場合は、「し」の文字と決定し、使用
者には「し」の文字を入力したことを示す。
方向指示デバイスがの経路を通り、C1に変化したと
する。この場合は、最初の子音の選択処理と同じ処理を
行ない、現在「あ行」が選択されていることを使用者に
通知する。
されずに、C2を経由する、の経路を通ってC0の
位置へ戻った時は、文字選択状態を解除する。
(a)はメインフローであり、図4(b)は「位置に対
応する母音の選択」407の処理を更に細かく分解した
フローである。
を開始すると決定キーの押されるのを監視している(4
02)。最初の決定キーが押されると、方向指示デバイ
スが第1の方向指示点の決定キーの押されたときの中心
からの方向を読み取って(403)、その位置に対応し
て定められた子音を選択し、反転表示する(404)。
その後さらに第2の方向指示点の決定キーが押されるの
を監視して(405)、再び決定キーが押されると、方
向指示デバイスが決定キーの押されたときの第2の方向
指示点の方向を読み取る(406)。
を検出した第1の方向指示点の方向と、(406)の2
度目の押下検出による第2の方向指示点との差異を判定
して、その差異に対応する母音を選択する(407)。
03)で最初に決定キーの押下を検出した方向をCxと
すると、(406)の2度目の押下検出方向が、Cxか
ら時計回りに1つ進んだとき(40701)は、各行の
2番目の母音の「i」を選択し(40705)、 Cx
から時計回りに2つ進んだとき(40702)は、3番
目の母音の「u」を選択し(40706)、 Cxから
時計回りに3つ進んだとき(40703)は、母音の
「e」を選択し(40707)、 Cxから時計回りに
4つ進んだとき(40704)は、母音の「o」を選択
する(40708)。
定して後段の装置に入力する(408)。
は、決定キーが押された時点で方向指示デバイスの出力
を読み取り、まず最初に第1の方向指示点で子音を決定
し、次に第2の方向指示点の決定キーが押された時点で
方向指示デバイスの出力を再び読み取り、母音を決定し
て50音のうちの1つの仮名文字を決定する。
ても、方向指示デバイスの出力がC0に戻った時点で
は、「START」(401)の位置に戻るものとす
る。
図3(b)と図5により説明する。
デバイスの出力がのC0の位置、つまり初期状態にあ
ると仮定する。図5で示すと「START」(501)
である。
らCxに変化した」とする。つまり、方向指示デバイス
がC0の位置から放射状の経路を通り、C11の位置
に変化したのを検出したとする(502)。
する子音の決定」を行う(503)。
ているため、日本語では「さ行」が選択されていること
になる。
経路を通って方向指示デバイスの出力がC12の位置に
移動すると「さ」の文字を表示し、さらにの経路を通
ってC1の位置に移動すると「し」の文字を表示すると
いうように、現在選択されている文字を使用者に示す。
これは図5で示すと「位置に対応する母音の選択」(5
05)である。
バイスの出力がC2となった後、中心に向かうの経路
を通り、方向指示デバイスの出力がC0を示したとす
る。そのときにC0に移動する前に存在したC2の位置
に対応する母音を選択し、入力文字「す」の決定を行な
う。
スの出力がC0に移動した?」(506)から「位置に
対応する母音の決定」(507)、「子音と母音から5
0音を決定」(508)までのフローで示される。ここ
で、「位置に対応する母音の決定」(507)の位置と
は、中心のC0ではなく、中心C0に移動する直前の方
向指示デバイスの出力C2のことをさす。
点として時計回りに3つ移動した場所にあるため、母音
の「u」が選択される。つまり仮名の文字としては、
「す」の文字が入力されたことになる。
情報を貯えるためのソフトウェアまたはハードウェアの
バッファが必要になる。
読み取る手段としては、このようにソフトウェアでポー
リングを行ってデータを読み取る手段の外に、次に示す
ようにタイマーを用いてデータを読み取る手段も考えら
れる。
を読み取る手段にも2種類考えられる。すなわち、情報
処理部が内部タイマーを用いて一定時間ごとに出力デー
タの取込を行う手段と、方向指示デバイスにタイマーを
持たせ、方向指示デバイスが任意の時間から一定時間ご
とに方向データの取り込みを行い、方向データを取り込
んだ後に情報処理部に対し割り込みを発生させ、情報処
理部はこの割り込みを受け取ったときに方向指示デバイ
スの出力を読み込み、方向のデータを得るという手段と
がある。
デバイスからの割り込みを使用して子音及び母音の決定
を行なう動作フローについて図6により説明する。
た方法ではなく、方向指示デバイスの出力情報の変化を
もとに割り込みを発生させるような手段である。
状態にあり、方向指示デバイスからの割り込みを検出で
きる状態で待機させておく。
が発生すると(602)、方向指示デバイスの出力を読
み取り(603)、位置に対応する子音の決定(60
4)を行なう。
と、中心から放射状の経路を通りC11の位置に方
向指示デバイスの出力が変化した時にmake割り込み
を発生させる(602)。
の出力、つまりC11という出力情報を読み取り(60
3)、「S」を子音として決定する(604)。
割り込みが発生したら(605)、方向指示デバイスの
出力を読み取って(606)、位置に対応する母音の決
定をし(607)、50音のうちの1文字を決定する
(608)。
みは、方向指示デバイスの出力がC1からC12までの
いずれかの位置からC0の位置に戻ったときに発生す
る。
通ったときに発生する。このbreak割り込みが発生
したときに方向指示デバイスの出力を読みとると、の
直前の位置のC2が読み出される。
(607)と「子音と母音から50音を決定する」(6
08)の動作フローについては図5の(507)、(5
08)と同様である。
を行なうための方向に対する文字の割り当てを示す。
られている文字である。例えば、C1には、A,B,
C,Dの合計4文字をセットとして割り当て、その代表
文字をAとして「A(BCD)」で表す。以下同様に、
C12には「E(FGH)」、C11には「I(JK
L)」、C10には「M(NOP)」、C9には「Q
(RST」、C8には「U(VWX)」、C7には「Y
(Z01)」、C6には「2(345)」、C5には
「6(789)」を割り当てる。
と、最初の代表文字が表示デバイス上に表示さる。その
文字は現在自分が選択している英数字のセットが何であ
るかを示している。
表示デバイス上に表示される。
を示すために反転文字で表示するなどの工夫をしてお
く。
反時計周りに移動させるとこの文字セットの選択をし直
すようにし、時計回りに移動させると最初に選択した文
字セット中の文字が選択されるようにする。
C6と移動すれば、表示デバイス上には、「Y」→
「2」の順に表示させる。
ら「3」、2つ移動したら「4」と表示し、次の段階で
方向指示デバイスの指示をセンターに戻したら「4」の
文字が確定されたとし、「4」の文字を入力する。
を割り当て、センターからある方向に方向指示デバイス
の出力が移動したら、記号セットが選択され、次に円周
方向に方向指示デバイスの指示を移動させると記号セッ
ト中のある特定の記号を入力するということもできる。
どの文字セットの選択は、文字を割り当てていないC
2、C3の方向に割り当て、文字入力の時と同ようなシ
ーケンスで文字のセットを選択及び確定することができ
る。
指示デバイス2103を操作して入力した文字の入力状
態が表示デバイス2101に表示されるので、入力しよ
うとする文字を確認しながら入力することができる。
と、複数の文字を表示してその中から特定の文字を確定
したり、かな漢字変換を行うときに、変換文字を選択し
て確定するのにも使用できる。しかし、図5、図6のよ
うなフローを用いて文字入力を行う際には、決定キー2
105を使用する必要のないことはいうまでもない。
ックとしての構成を示す。
うためのデバイスの部分とデバイスの入力をもとに実際
に文字の選択、および決定を行う部分の情報処理部、情
報処理部の処理結果を表示するための表示デバイスから
構成される。
する方向指示デバイス2204、文字入力の際に文字の
確定を行ったり、いくつかの機能の確定を行うための決
定キー2205、文字入力の際に小文字を行いたいとき
に使用する小文字キー2206、文字入力状態の表示、
確定された文字の表示、その他の表示など情報処理部で
処理された内容を表示するための表示デバイス220
7、方向指示デバイス、決定キー、小文字キーなどの情
報を処理し、文字入力のためのプログラムを実行するた
めのCPU2201、CPUの処理プログラムを格納し
たり、処理上の一時データを格納したりするためのメモ
リ2202、CPUと入力部、表示部とのインターフェ
ースをとる入出力インターフェース2203、方向指示
デバイスの出力情報を一時的に貯えるためのバッファメ
モリ2208から構成される。
に対してCPUが十分の処理速度を有しておればなくと
もよい。
施例を図16に示す。
12等分された円盤状の方向入力部と、決定の指示を入
力する決定キー1701とからなり、方向入力部は、1
2等分された1つの部分を矢印の方向に傾けることで、
それぞれの方向を検出して12の方向データを出力する
ことのできるデバイスである。方向指示デバイスから手
を離せば図1におけるC0のデータを出力するものとす
る。図16に示すように、方向指示デバイス1702の
入力部と決定キー1701を、親指で入力部を操作し、
人差し指で文字の決定を行うことができるような関係位
置に配置すると、文字の入力を片手で行うことができ
る。
スの形状を示す。
向入力部1802の中心部に決定キー1801を備えて
おり、方向入力部1802は、中心を軸として周辺を押
して傾けるような操作方法で12分割された方向の指示
を行う。
で、1回の操作では一つの指示方向のポイントしか押せ
ないようになっている。文字の決定やその他アプリケー
ションに応じた決定の機能は、中心にある決定キー18
01により行われる。
状の方向入力部1902と、その中心に設けられる決定
キー1901と、方向指示デバイスを支える台座190
3とから構成される。
方向入力部1902を1904、1905の点線で示す
ように傾けることにより方向の指示を行う。
指示デバイスが複数の指示方向を360度のいずれの方
向にも配置できることを示す斜視図である。
状の方向入力部2001とスティックを支える台座20
02から構成され、方向入力部2001が図18と同様
のスティック状であるが、突出したボタン式の決定キー
の代わりにスティックそのものを中心軸方向に押すこと
によって方向を指示する方向指示デバイスである。
01を点線2003、2004のように傾けることによ
り、方向の指示を行う。
(c)に示すように、複数の指示方向を360度のいず
れの方向にも配置できる。
したもので、基本的な構造は図18と同じである。スイ
ッチ部を覆ってスライドする操作部2008と、操作部
を押したときに信号接点をオンにするスイッチ2009
と、操作部2008を支え、スイッチ2009の接点へ
の配線を通する部分2010とからなる。
スにより、決定キーを用いてかな文字「く」を入力する
場合の動作例について、図13のシーケンスにより説明
する。
向指示デバイスを用いて文字入力を行う場合の方向指示
デバイスの移動経路の図、同図の(a)は、この移動に
応じて表示される表示デバイス2101の画面の表示を
示したものである。
バイス2103がC0の位置にあってそのデータ、例
えば0h、を出力しているときは、CPU2201は文
字入力待ちの状態になっている。この時の画面表示は、
画面の更新を行わず前の状態(1401)を保持したま
まにしておく。
103をC11の位置に移動させると方向指示デバイス
はC11のデータ、例えばBh、をCPUに出力する。
CPUは、最初は子音の選択を行う。C11に割り当て
られているのは「さ行」であるから、表示デバイス21
01には「S」の文字が表示される(1402)。
方向入力部をC12の位置に移動させると、方向指示デ
バイスはC12のデータをCPU2201に出力する。
この時点では決定キーが押されていないため、まだ子音
の選択状態になっている。C12に割り当てられている
のは「か行」であるから、表示デバイスは「K」の文字
を表示する(1403)。
位置に移動させると、方向指示デバイスはCPUにC1
のデータを出力する。この時点でも決定キーが押されて
いないので、まだ子音選択のままの状態になっている。
C1に割り当てられているのは「あ行」であるから、表
示デバイスには「A」の文字が表示される(140
4)。
2の位置に移動させると、方向指示デバイスはC12の
データを出力する。このの経路は子音を選択している
最中に方向入力部の操作を誤り、選ぶ筈の子音を通り過
ぎてしまったときの動作である。次に、このC12の場
所で決定キーを押すと‘、子音が決定される。
すために表示デバイスの画面上の表示「K」(140
5)を日本語の文字「か」に替える(1406)。ま
た、現在「ひらがな」の文字を入力中であるとすると、
画面の機能表示部2102には「ひらがな」を意味する
「かな」が表示される。「カタカナ」を入力中の場合
は、画面の機能表示部には「カナ」が表示される。
12の位置で決定されたので、このC12の位置が五十
音図の最初の段の母音「a」を選択する場所になる。
りC1を経由してC2に移動したとする。
の母音「i」を表す「き」(1407)となり、C2の
位置に方向入力部があるときは、3段目の母音の「u」
に相当する文字「く」が表示される(1408)。
きに、決定キーが押されたとすると、子音の「K」と母
音の「u」が共に決定されたことになり、「K」+
「u」に相当する文字「く」が確定される(140
9)。
戻ってきた時点で、1文字の入力処理を終了する(14
10)。
2度目の決定キーが押されないまま、及びの経路に
より、C2を経由してC0に戻ったとすると、文字の確
定を行わずに再び文字入力待ちの状態にする。
バイスにより日本語文字、例えばかな文字「ね」、の入
力を行う場合の動作例を図14によって示す。
最初の状態(1501)では、方向指示デバイスの出力
はC0を示す値、例えば0h、であり、表示デバイスは
何も表示しない。
したとする。図14の場合は図13のときと違い、決定
キーを使用しないので、方向指示デバイスの動きにより
子音及び母音の決定を行う。この場合は、子音の選択、
決定を、C0から最初に移動する位置Cxによって行う
ものとする。
の内のどこか1個所の位置に移動すると、最初に移動し
た位置の子音が選択されて決定されたものとなる。しか
し、最初に移動した位置の子音をそのまま選択し、更に
決定まで行ってしまうと、子音の選択を間違ったときに
は選択の修正ができなくなってしまう。そこで、方向入
力部を反時計周りに回転して移動させたときは子音の決
定のやり直しとし、時計周りに移動させたときは母音の
選択に移ったものとする。
とすると、「さ」行の文字が既に選択されている(15
02)。この後、反時計式に、の経路を通りC10に
移動すると「た」行の文字が選択され(1503)、さ
らにの経路を通りC9に移動すると「な」行の文字が
選択される(1504)。もし、この次に方向入力部が
C0の位置に戻されて方向指示デバイスの出力が0hを
示すならば、「な」の文字が確定される。
C9の位置から時計回りにの経路を通りC10の位置
に移動するものとする。子音がC9の「な行」であるこ
とは、C9で反転して移動した時点で確定される。方向
入力部がC10に移動すると、2段目の母音の「i」の
文字が選択され、表示デバイス上には「に」の文字が表
示される(1505)。次に、方向入力部がの経路を
通りC11の位置に移動すると、表示デバイス上には
「ぬ」の文字が表示される(1506)が、この時点ま
では、まだ文字が確定されていない。
2の位置に移動した時点では、4段目の子音に相当する
「ね」の文字を表示する(1507)。
した後、の経路を通りC0の位置に戻ったとする。す
ると、C0に戻った時点でC0に戻る直前の位置、この
場合はC12、に対応する文字「ね」が確定され、入力
される。
文字の入力方法で、子音の選択をさらに間違ったときに
最初から選択をやり直すことのできる方法である。すな
わち、図14のケースでは、C0→C10→C0という
方向指示デバイスの出力を受け取った場合は、「た」の
文字が確定入力されてしまうが、図15の動作では、こ
のような場合は一旦選択した文字を取り消して、入力の
初期状態に戻し、再び子音の選択から開始できるように
するものである。
0を示している(1601)。
に移動したとする。このとき表示デバイス上では「T」
の文字を表示して「た行」が選択されていることを示す
(1602)。
の他の方向には移動せずにの経路を通り再びC0の位
置に戻ると、表示は初期状態に戻る(1603)。
「A」の文字を表示し「あ行」が選択されていることを
示す(1604)。
’の経路を通り、C2かC12のどちらか一方に移動
すると、母音の「a」が選択されたことにして、「あ」
の文字を画面に表示する(1605)。ここでもし次
に、移動する前の元の位置C1を通って中央の位置C0
に戻したとすると、初期入力状態に戻って再び子音の選
択状態になる。
’の経路を通り、1つ隣のC3かC11のどちらかに
移動すると、2段目の母音の「i」が選択されたものと
して、「い」の文字を画面に表示する(1606)。
すると、方向入力部をC3、またはC11からまたは
’の経路を通ってC0に戻す。すると、C0の直前の
場所の文字、この場合は「い」の文字、で確定する(1
607)。
の訂正のやりかたなどで、文字入力の際の動作の多少の
違いはあるが、方向入力部を中心から周辺に移動するこ
とで子音の文字を選択し、そこから更に周辺に沿って方
向入力部を移動させることで母音の入力を行うという手
段で日本語文字の入力を行っていく。
用いて説明する。
音や母音の確定を行うのに決定キーを利用することがで
きるが、文字入力の装置を更に簡略化したい場合は、決
定キーを省き、方向指示だけで文字を入力することもで
きる。
文字入力の際に使用しないだけである。
示デバイスの出力を読み取り、その値により実行する文
字入力の流れであり、方向入力部の移動方向を検出する
ことにより子音または母音の入力を切り替え、日本語文
字の入力を行う。
態では、図7のC0の位置にある方向指示デバイスの出
力はC0を示す。これは図8のフローでは「STAR
T」(801)にあたる。
を通りC11に移動すると、方向指示デバイスはC1
1の値(例えばBh)を出力する。
ーバルタイマー処理により、方向指示デバイスの出力が
C0の位置からC1〜C12のどれかの位置に移動した
かどうかを常に監視している(802)。
を検出すると子音の選択を行う(803)。この子音の
選択は、現在どの子音が選択されているかを画面上に表
示するだけで、子音の確定は行わない。
力がC0の位置を示した場合は母音の「a」を選択し、
子音の「S」と母音の「a」の関係から「さ」の文字を
確定する。カタカナ入力が指定されているときは「サ」
の文字である。
決定(805)、母音のaの決定(806)までの処理
である。
いるため、方向指示デバイスの出力はCxから反時計周
り方向に移動したことになる(812)。この場合は再
び子音の選択(803)に戻り、同じ判定を行い、、
の経路を通りC10の位置に移動したら母音の「i」
を選択する(809)。
動すると、再び母音の選択を行い今度は「u」を選択す
る。
び母音の選択を行い今度は「e」を選択する。
スの出力がC0を示したら(810)、直前の位置、つ
まりC12の位置に対応する母音を決定し(811)、
子音の「N」と母音の「e」を組み合わせて「ね」の文
字を決定する(813)。
母音の選択処理を更に分解したものである。
対的な移動位置によって行う。
移動し、さらにC0に移動したときは母音は「a」が選
択されたと認識する。このCxの位置から相対的に時計
周りに1つ進めば(80901)「i」が選択されたと
し(80905)、2つ進めば(80902)「u」が
選択(80906)、3つ進めば(80903)「e」
が選択(80907)、4つ進めば(80904)
「o」が選択(80908)されたとする。
の推移によって子音および母音の選択を行い日本語文字
の入力を行う。
決定キーを用いない場合の文字入力方法について説明す
る。
字入力方法である。
であれば子音の選択のやり直しが可能である。
1)とする。これは方向入力が図9におけるC0の位置
に存在していることを示す。
移動すると(1102)、CPUはその位置に対応する
子音を選択する(1103)。これは、図9において、
Cxのx=10としたとき、方向入力部がC0から
の経路によりC10へ移動して、C10の子音「T」行を
選択したことを示す。
ら、中央及び自分以外の他の位置Cn(n≠x、n≠
0)を経由せずに、の経路で中央のC0に移動したと
判定すると(1104)、最初の処理に戻って再び(1
102)からの子音選択の処理に移行する。
円周上の場所Cn(n≠x、n≠0)に移動したと判定
するならば(1105)、そのCnの位置に対応する母
音が選択される(1106)。
の位置C0からの経路でC1に移動した後、、の
経路を通ってC3の位置に移動した場合は、「い」の文
字を画面上に表示するというように、現在子音の「A」
行が確定され、その行の母音の「i」段が選択されてい
ることを示す。
移動し、方向指示デバイスがC0を示す0hを出力する
と、母音の確定を行い(1108)、確定された母音と
子音から50音図の文字を決定する(1109)。
子音を移動方向によって変更することは行っていない。
従って、子音選択後の週方向移動は直ちに母音の選択と
なり、図11(b)に示すように、母音は、子音が決定
された位置からの相対的な移動数で判定されるので、図
9においてC1により子音「A」が選択されれた後は、
’、’の経路を通っても、の経路と同じ文字を
入力することができる。
択動作例を図示したものである。
て子音「S」を選択した後、3回移動してC0に戻る、
すなわち、C0→C11→C12→C1→C2→C0ま
たはC0→C11→C10→C9→C8→C0の経路で
方向入力部を移動させたときは、「す」の文字が入力さ
れる。同様に、 C0からC5に移動して子音「R」を
選択した後、2回移動してC0に戻る、すなわち、C0
→C5→C6→C7→C0またはC0→C5→C4→C
3→C0の経路で方向入力を移動させたときは、「り」
の文字が入力される。
音の決定をより簡単に行うフローである。
を行い人差し指で文字の確定を行うような片手操作可能
な装置構造のときに特に効果を発揮する。
おいては方向入力部はC0の位置にある。
デバイスの出力を監視しておき、方向指示デバイスの出
力がC0以外にあるときは、選択状態にある子音を画面
に表示して示す(1203)。
押されたらmake割り込みを発生させ、逆に決定キー
1701が離されたらbreak割り込みを発生させ
る。
ら(1204)、子音の決定を行う(1205)。
み取り(1206)、方向指示デバイスの出力に対応し
た母音の選択を行っていることを示す。
生したら(1208)、母音の決定を行い(120
9)、決定された子音と母音から50音図の日本語文字
を決定する。
の文字入力方法について説明する。
倒す角度によって2種類の信号を出力する方向指示デバ
イスである。スティックの倒し込みを2段階に構成する
ためには、次のようにして設定することができる。
構造図を示す。 図22(b)は図22(a)を横から
見た時の動作図である。
1は、図22(a)のように2段階の傾きで倒せるよう
になっていて、倒し込む角度によって2種類の信号を出
す。このスティックを倒し込む角度は任意の大きさで構
わないが、一方を他方の約半分、例えば最大に倒す角度
を60度とすれば、浅く倒す角度を30度位に設定する
と、倒し込む角度の差がわかりやすい。
弾性材の環状部品2303をストッパーとしてスティッ
ク2301の周辺に設けて、図22(d)のように、軽
く力を入れてスティックを倒すと環状部品に接触した所
で抵抗を感じ、更に力を入れるとこの部品が変形する構
造とすることで、クリック感を与えることも出来る。
方向を指示するパッド状の方向指示デバイスを用いる時
は、図23(a)に示すように、基板2405の上に中
心から等距離の円周上に等間隔で接点群2402を配置
し、これらの位置のそれぞれに放射方向に並ぶ2つずつ
の接点2403、2404を設けて配線を施し、上部よ
り導電性の部材2406を押し付けることで接点が閉じ
るようにして、これらの接点が電気的に接続されたかど
うかを確認することで指示された方向を検出する。
な材質が好ましいが、押さえ付けると密着して接点の得
られる材質のものであればどのようなものでも良い。
導電材料を用いて接点を接触させる様子を示している。
電材料2408、内周側導電材料2409、外周側接点
2410、内周側接点2411から構成される。
てあるだけで特に電気的な接点は持っていない。
での長さを変えておき、外周側を少し長めにしておく。
このようにすることで図23(d)のようにパッドを少
し傾けた時にまず外周側導電材料が外周側接点に接続す
るようにし、更に傾けた時に図23(e)のように内周
側導電材料が内周側接点に接続するようにする。
に中心から放射状方向に対し垂直になるように切れ込み
を作れば導電材料が充分に接点に接続した時に接続され
るようになる。同様に図23(f)のように板状の導電
材料をたわませてパッドに貼り付ける構造も考えられ
る。
413、外周側接点2414、内周側接点2415で構
成される。
真上に存在するように導電材料をパッドに貼り付けれ
ば、図23(f)のようにパッドを少し傾けた時にまず
導電材料が内周側接点に接続し、更に傾けた時に導電材
料が外周側接点に接続するようになる。
を持った方向指示デバイスにより、方向指示を行なう時
のデバイスの出力の例を示す。
それに対応したビットが1になるように、12の指示方
向ごとに1ビットずつ合計12ビットと、倒し方の区別
に1ビットとを割り当てた場合の方向指示デバイスの出
力の例である。
になり、深く倒した時は最上位ビットの出力が1にな
る。
の数を少なくするために、指示方向をエンコードして状
態番号を割り当て、倒し方の区別と共に5ビットで表現
した場合の例である。
した時の深さを示す。図24(a)と同ように浅く倒し
たときは最上位ビットの出力が0になり、深く倒した時
は最上位ビットの出力が1になるようにしている。
次のような方法で文字入力を行なうことができる。
指示方向に少し傾けることで子音の選択モードにして子
音の選択を行ない、確定したい子音を選択したら、次
に、方向入力部を強く倒し込んで子音を決定すると共
に、母音の選択モードとして母音の選択を行なう。
強く倒し込む前にセンター位置に戻したときは、再び子
音の選択状態から開始することができる。
に決めておく。
円周方向に移動せずにセンターに戻った時は第1段の
「a」段の母音を確定し、円周方向にいずれか1つだけ
移動した時は第2段の「i」の母音を確定し、同方向に
2つ移動した時は「u」の母音を確定し、3つ移動した
時は「e」の母音を確定し、4つ移動した時は「o」の
母音を確定する。この時の移動方向は時計回りでも、反
時計周りでも同一方向ならどちらでも同じ結果が出るよ
うにする。
何もしない状態、つまりセンターに方向指示デバイスを
戻すことで母音の確定を行なう。
母音を選択している時に、誤って浅く倒し込む状態にし
てしまった場合は、深く倒し込み直せば母音選択の続き
の状態から始めることができるようにする。
語文字を確定する。
を別々に行なうことで決定キーの代わりをさせることが
できる。
を示している時にボタンを押すような感覚で押し込みを
行なえ、その押し込みの出力が出せるような構造にして
おけば、文章入力の際に頻繁に使用するような改行キー
の役割を割り当てることが出来、日本語文字を入力し文
章の節目で改行を行なうといったことも簡単にできるよ
うになる。
角度を2段階で検出できるようなデバイスを用いれば、
この手の携帯端末で頻繁に使用されると考えられるよう
な機能の一つであるカーソルの移動と画面のスクロール
の切替えなどが簡単にできるようになる。
だ時はカーソルの移動を行ない、深く倒し込むと画面の
スクロールなど高速に画面をそのものを移動するモード
に移るといったようなことを行なうこともできる。
し込んだ時のカーソル移動の様子を示しており、図25
(b)は方向指示デバイスを深く倒し込んで画面スクロ
ールに切り替わった時の画面の様子を示している。
び記号群をM行、N列の行列形式に配置して文字セット
を構成し、その文字セットの行列の座標をジョイスティ
ックのような位置入力装置を用いて指定することによ
り、携帯端末用の日本語文字入力装置として、少ないス
ペースで文字入力、特に日本語の文字を簡単に入力でき
る効果がある。
解して行なうことで、最初に10個の方向に割り当てら
れた子音位置を覚え、母音の選択に関しては子音の決定
位置からの相対的な移動量を必要とするだけなので5通
りの変化を記憶するだけでよいから、慣れてくれば感覚
的に文字の入力を行なうことができるので、文字入力時
に特に画面を注目しなくても感覚的に文字を入力するこ
とができる。
を用いて文字の選択を行うことにより、タッチパネル方
式のような文字書き込み用のペンを不必要とし、また、
テンキー方式のようにテンキーを見ながら文字の選択を
行う必要もなくなる。
を押して文字の決定を行うことにより、片手で文字の選
択および決定を簡単に行うことができる。
使用すると、ボタンを押す方法より更に少ないスペース
で文字入力のためのデバイスを構成することができる。
バイスを傾けた方向に応じて割り当てることで、方向指
示デバイスを動かして一つの子音を特定し、また移動量
に応じて特定の母音を割り当てることにより、子音と母
音を合わせた日本語文字の入力を方向指示デバイスの指
示方向の変化だけで入力できるので、文字入力を片手も
しくは指一本で実現できる。
である。 (a) メインフロー (b) 方向読取りの詳細フロー
用)である。
である。
キー未使用)である。 (a) メインフロー (b) C0に戻されたときのフロー
込み使用)である。
示デバイスの例である。 (a) 斜視図 (b) 動作状態 (c) 弾性材使用の静止時 (d) 1段目の傾斜時 (e) 2段目の傾斜時
向指示デバイスの例である。 (a) 接点の配置 (b) 第1の導電部材 (c) 接点の接触開放状態 (d) 第1接点接触 (e) 第2接点接触 (f) 第2の導電部材
バイスの出力例である。 (a) 2進数表示 (b) 16進数表示
バイスのカーソル操作例である。 (a) レバーを浅く倒したとき (b) レバーを深く倒したとき
例である。
力処理7−8 501~509 文字入力処理1〜文字入力処理9 601〜609 文字入力処理1〜文字入力処理9 801〜814 文字入力処理1〜文字入力処理14 80901〜80908 文字入力処理9−1〜文字入
力処理9−8〜 1101〜1110 文字入力処理1〜文字入力処理1
0 110701〜110708 文字入力処理7−1〜文
字入力処理7−8 1201〜1211 文字入力処理1〜文字入力処理1
1 1401〜1410 文字入力画面表示1〜文字入力画
面表示10 1501〜1508 文字入力画面表示1〜文字入力画
面表示8 1601〜1607 文字入力画面表示1〜文字入力画
面表示7 1701、1801、1901、2105、2205
決定キー 1702、1802、2103,2204 方向指示デ
バイス 1803、1906、2005 方向指示デバイスの動
作図 1902、2001、2006、2104、 方向指示
デバイス・スティック 1903、2002、2007、2302、 方向指示
デバイス台座 1904 方向指示デバイス・スティックの傾き図1 1905 方向指示デバイス・スティックの傾き図2 2003 方向指示デバイス・スティックの傾き図1 2004 方向指示デバイス・スティックの傾き図2 2008 スティックキャップ 2009 押しボタンスイッチ 2010 スイッチ台座 2101、2207 表示デバイス 2102 機能アイコン表示部 2106 削除キー 2107、2206 小文字キー 2108 文字/カーソルキー 2109 変換キー 2201 情報処理部CPU 2202 メモリ 2203 情報処理部−入出力デバイス・インターフェ
ース 2301 スティック状方向指示デバイス 2303 抵抗感部品 2401 パッド状方向指示デバイス 2402 基板側接点 2403、2404 電気的配線 2405 基板側接点群スペース 2406 接点接続用導電材料 2407 棒状接点を持ったパッド 2408 外周側導電材料 2409 内周側導電材料 2410、2414 外周側接点 2411、2415 内周側接点 2412 板状接点を持ったパッド 2413 導電材料
Claims (22)
- 【請求項1】 日本語文字入力装置に用いられる文字セ
ットの文字入力方法において、 所定の文字及び記号群をM行、N列の行列の形式に配置
し、 位置入力装置を用いて、前記行列の座標を所定の順序で
指定することにより各文字または記号を入力することを
特徴とする日本語文字入力方法。 - 【請求項2】 前記文字セットが、子音の等しいかな文
字を同一の行に、母音の等しいかな文字を同一の列に配
列した五十音図と、濁点、半濁点を含む記号群とを行と
列に配置した行列形式に構成される請求項1記載の日本
語文字入力方法。 - 【請求項3】 前記文字セットが、ローマ字のアルファ
ベット、数字及び記号を行列形式に配置した文字セット
である請求項1記載の日本語文字入力方法。 - 【請求項4】 携帯端末用の日本語文字入力装置におい
て、 複数の文字及び記号がM行N列の行列形式に配置された文
字セットの記憶手段と、 基準点を中心として所定の長さの半径を有する円周上に
等間隔で定められる複数m個の方向指示点と、前記基準
点から二次平面上の半径方向及び円周方向に移動された
後、基準点に戻される指示レバーとを備え、前記指示レ
バーが半径方向に移動されて位置した第1の方向指示点
と、円周方向に移動されて基準点に戻される直前に位置
した第2の方向指示点とを検出して、前記各方向指示点
の位置情報を出力する方向指示デバイスと、 前記方向指示デバイスから出力される位置情報を前記文
字セットの記憶手段を用いて文字符号に変換する情報処
理部と、 前記情報処理部の変換した文字符号を表示する表示デバ
イスとを備えることを特徴とする携帯端末用日本語文字
入力装置。 - 【請求項5】 前記方向指示デバイスの出力情報が一時
的に蓄えられるバッファを備える請求項4記載の携帯端
末用日本語文字入力装置。 - 【請求項6】 前記文字セットが複数組備えられ、か
つ、各文字セットの組を選択する手段を有する請求項4
記載の携帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項7】 前記文字セットの1つは、子音の等しい
かな文字を同一の行に、母音の等しいかな文字を同一の
列に配列した五十音図と、濁点、半濁点を含む記号群と
をM行とN列に配置した行列形式に構成され、方向指示
点が前記文字セットの各行に対応して1つずつ割り当て
られる請求項6記載の日本語文字入力装置。 - 【請求項8】 前記文字セットの1つは、数字、ローマ
字のアルファベット、及び記号をM行、N列の行列形式
に構成され、方向指示点が前記文字セットの各行に対応
して1つずつ割り当てられる請求6記載の日本語文字入
力装置。 - 【請求項9】 前記情報処理部は、前記方向指示デバイ
スから出力される第1の方向指示点の位置情報により対
応する前記文字セットの行を選択する請求項4記載の携
帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項10】 前記情報処理部は、前記方向指示デバ
イスから第2の方向指示点の位置情報を受けたとき、先
に受けた第1の方向指示点の位置情報との差異から円周
方向の移動量を検出し、前記移動量に基づいて前記文字
セットの列を選択し、確定信号を受けたとき、先に選択
した文字セットの行と列とを組合わせて文字セット中の
特定の文字または記号の符号を出力する請求項9記載の
携帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項11】 前記方向指示デバイスは、前記指示レ
バーの移動中の位置情報を継続して出力し、前記情報処
理部は、前記第1の方向指示点の位置情報を受けたと
き、該方向指示点に対応する文字セットの行を示す符
号、例えば各行の第1列の文字、を表示デバイスにより
表示し、表示した文字セットの行が決定された後、前記
指示レバーの移動量に対応して定められる各行の列を示
す文字を逐次表示デバイスにより表示し、表示した文字
が確定されたとき該文字を表す信号を出力する請求項1
0記載の携帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項12】 前記情報処理部は、前記指示レバーが
基準点から出発して最初の方向指示点に達した後、所定
の方向に回転移動される間は、前記文字セットの行選択
中として、経由する各方向指示点に対応する文字セット
の行を表す文字を連続して表示デバイスに表示し、指示
レバーが一旦停止して前記所定の方向とは反対方向に回
転されたときは、停止した位置の方向指示点に対応する
文字セットの行が決定され、かつ、当該行の列の選択に
入ったものとして、回転移動量に対応する当該行の列の
文字を逐次表示し、さらに指示レバーが基準点に戻され
たとき、表示中の列が決定されたものとして、当該行と
列に対応する文字の信号を出力する請求項4記載の携帯
端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項13】 前記方向指示デバイスは、前記指示レ
バーの移動中に第1、第2の方向指示点及び両者の組合
わせが決定または確定されたとき、決定または確定され
たことを情報処理部に通知する決定スイッチを備える請
求項4記載の携帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項14】 前記方向指示デバイスは、方向指示点
が2つの同心円上に各々等間隔で配置され、中心の位置
から半径方向に傾けられて各方向指示点を段階的に検出
する指示レバー機構が設けられる請求項4記載の携帯端
末用日本語文字入力装置。 - 【請求項15】 前記方向指示デバイスは、2段階の傾
きに応じて行の入力と列の入力とに切り替えられ、浅く
倒し込んだときは行の入力、深く倒し込んだときは列の
入力を行ない、浅く倒し込んで行の選択をしているとき
に深く倒し込むと行の確定を行ない、更に深く倒し込ん
だ状態では列の選択を行ない、次の段階で方向指示デバ
イスをセンターに戻したときに列の確定を行い、この確
定された行と列から日本語文字の入力を行なう請求項1
4記載の携帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項16】 前記方向指示デバイスは、行の入力の
とき日本語文字セットの子音を入力し、列の入力のとき
前記文字セットの母音を入力する請求項15記載の携帯
端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項17】 前記方向指示デバイスは、行の入力の
ときローマ字文字セットの文字群を入力し、列の入力の
とき前記文字群中の配列順を入力する請求項15記載の
携帯端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項18】 前記方向指示デバイスを交互に文字入
力とカーソル操作とに切り替えるためのボタン等のスイ
ッチを有する請求項4記載の携帯端末用日本語文字入力
装置。 - 【請求項19】 前記方向指示デバイスをカーソル操作
として使用したときに倒し込んだ角度により、カーソル
移動と画面スクロールの機能とに切り替えられ、浅く倒
したときはカーソル移動、深く倒したときは画面スクロ
ールとして機能する請求項18記載の携帯端末用日本語
文字入力装置。 - 【請求項20】 カーソル操作として使用したときに、
倒す角度に応じてカーソルの移動量を変化させ、画面操
作に関するコマンドを入力する請求項19記載の携帯端
末用日本語文字入力装置。 - 【請求項21】前記方向指示デバイスは、指示レバーの
倒し込む角度をクリック感により感覚的に知らしめるよ
うに、弾性体の部品が用いられる請求項15記載の携帯
端末用日本語文字入力装置。 - 【請求項22】 前記方向指示デバイスは、指示レバー
を円周方向に移動させたとき、各方向指示点で使用者に
クリック感を与える構造を有する請求項21記載の携帯
端末用日本語文字入力装置。
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