JPH07168658A - 文字入力装置および方法 - Google Patents
文字入力装置および方法Info
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- JPH07168658A JPH07168658A JP5316176A JP31617693A JPH07168658A JP H07168658 A JPH07168658 A JP H07168658A JP 5316176 A JP5316176 A JP 5316176A JP 31617693 A JP31617693 A JP 31617693A JP H07168658 A JPH07168658 A JP H07168658A
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- switch
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- switches
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Abstract
(57)【要約】
【目的】片手で文字入力を行うことを可能とする。
【構成】入力装置100は、スイッチ1〜4と、トラッ
クボール5とから構成されている。スイッチ1〜スイッ
チ3は、5段の押下状態を検出可能なスイッチである。
文字コード発生手段401は、スイッチ1〜スイッチ3
の押下状態PSの組合せに対応して文字コードを発生す
る。このとき、スイッチ1によって母音が、スイッチ2
およびスイッチ3によって子音が、それぞれ指定され
る。入力された仮名文字列の変換は、表示部306に変
換候補の一覧を表示した後、トラックボール5でカーソ
ル502を移動して、所望の字句を選択する。
クボール5とから構成されている。スイッチ1〜スイッ
チ3は、5段の押下状態を検出可能なスイッチである。
文字コード発生手段401は、スイッチ1〜スイッチ3
の押下状態PSの組合せに対応して文字コードを発生す
る。このとき、スイッチ1によって母音が、スイッチ2
およびスイッチ3によって子音が、それぞれ指定され
る。入力された仮名文字列の変換は、表示部306に変
換候補の一覧を表示した後、トラックボール5でカーソ
ル502を移動して、所望の字句を選択する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字入力装置に関し、特
に片手で入力を行う文字入力装置に関する。
に片手で入力を行う文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字入力装置いわゆるキーボードは、両
手で操作するものが通常用いられている。ところが、何
らかの事情で両手で操作できない場合、これら両手操作
の入力装置は、操作が極めて困難となる。例えば、携帯
式のコンピュータを電車内で使用する場合においては、
片手でコンピュータを保持しなくてはならないため、両
手式の入力装置では極めて操作性が悪い。
手で操作するものが通常用いられている。ところが、何
らかの事情で両手で操作できない場合、これら両手操作
の入力装置は、操作が極めて困難となる。例えば、携帯
式のコンピュータを電車内で使用する場合においては、
片手でコンピュータを保持しなくてはならないため、両
手式の入力装置では極めて操作性が悪い。
【0003】このような両手式の入力装置に代わり、片
手式の入力装置も提案されている。例えば、特開昭62
−47724号には、母音キーと子音キーとの組み合わ
せで入力を行う片手打ちワードプロセッサが開示されて
いる。この従来技術では、母音キー、子音キーおよび濁
点シフトキーの合計10個のキーを片手で操作すること
により、ローマ字入力を行う。
手式の入力装置も提案されている。例えば、特開昭62
−47724号には、母音キーと子音キーとの組み合わ
せで入力を行う片手打ちワードプロセッサが開示されて
いる。この従来技術では、母音キー、子音キーおよび濁
点シフトキーの合計10個のキーを片手で操作すること
により、ローマ字入力を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
技術では、仮名文字の入力はできるものの、入力した仮
名文字を漢字に変換する際に、変換候補の中から所望の
文字もしくは熟語を選択する操作が困難である、という
問題点がある。また、片手で操作ができるものの、コン
ピュータ本体の他に、このキーボード自身を保持しなく
てはならないため、操作性は改善されない。
技術では、仮名文字の入力はできるものの、入力した仮
名文字を漢字に変換する際に、変換候補の中から所望の
文字もしくは熟語を選択する操作が困難である、という
問題点がある。また、片手で操作ができるものの、コン
ピュータ本体の他に、このキーボード自身を保持しなく
てはならないため、操作性は改善されない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題に鑑み、本発
明の文字入力装置では、多段階の押下状態を検出可能な
複数のスイッチと座標情報入力手段とを1つの筐体に収
容して入力装置を構成した。
明の文字入力装置では、多段階の押下状態を検出可能な
複数のスイッチと座標情報入力手段とを1つの筐体に収
容して入力装置を構成した。
【0006】
【実施例】図1を参照すると、本発明の文字入力装置
は、片手で掌握される入力装置100と、表示部306
を有する本体101とから構成される。
は、片手で掌握される入力装置100と、表示部306
を有する本体101とから構成される。
【0007】図2を参照すると、入力装置100は、5
段のスイッチスイッチ1〜スイッチ3と、オンとオフの
2状態を有するスイッチ4と、トラックボール5とを有
する。トラックボールとは、球を回転させることによっ
て座標位置を入力する座標情報入力手段の1つである。
トラックボール5は右手親指で操作される。操作者はト
ラックボール5を操作して、変換候補の中から所望の字
句を選択する。スイッチ1は右手人差し指で、スイッチ
2は右手中指で、スイッチ3は右手薬指で、スイッチ4
は右手小指で、それぞれ操作される。操作者は、スイッ
チ1〜スイッチ4を用いて文字の入力を行う。つまり、
入力装置100は右手に掌握されて使用され、右手のみ
で全ての操作が実行される。
段のスイッチスイッチ1〜スイッチ3と、オンとオフの
2状態を有するスイッチ4と、トラックボール5とを有
する。トラックボールとは、球を回転させることによっ
て座標位置を入力する座標情報入力手段の1つである。
トラックボール5は右手親指で操作される。操作者はト
ラックボール5を操作して、変換候補の中から所望の字
句を選択する。スイッチ1は右手人差し指で、スイッチ
2は右手中指で、スイッチ3は右手薬指で、スイッチ4
は右手小指で、それぞれ操作される。操作者は、スイッ
チ1〜スイッチ4を用いて文字の入力を行う。つまり、
入力装置100は右手に掌握されて使用され、右手のみ
で全ての操作が実行される。
【0008】図3を参照すると、スイッチ1〜スイッチ
3を構成する5段のスイッチは、杆体201と、杆体2
01の側面に設けられた5つの凹部202と、凹部20
2と嵌合する板バネ203と、杆体201を上方に付勢
するつるまきバネ204と、杆体201が押下された長
さを検出するセンサ205とを有する。
3を構成する5段のスイッチは、杆体201と、杆体2
01の側面に設けられた5つの凹部202と、凹部20
2と嵌合する板バネ203と、杆体201を上方に付勢
するつるまきバネ204と、杆体201が押下された長
さを検出するセンサ205とを有する。
【0009】杆体201は、指によって押下される。押
下される途中、凹部202と板バネ203とが嵌合する
ことにより、5つの凹部に次々嵌合する。この嵌合によ
って操作者は、杆体201を5段階に押下することがで
きる。この押下状態はセンサ205によって検出され
る。センサ205は、杆体201が押下されない自然状
態のとき0を、n番目の凹部202と嵌合しているとき
nを、それぞれ出力する。凹部202が5つ設けられて
いることから、センサ205は0〜5の値を出力する。
下される途中、凹部202と板バネ203とが嵌合する
ことにより、5つの凹部に次々嵌合する。この嵌合によ
って操作者は、杆体201を5段階に押下することがで
きる。この押下状態はセンサ205によって検出され
る。センサ205は、杆体201が押下されない自然状
態のとき0を、n番目の凹部202と嵌合しているとき
nを、それぞれ出力する。凹部202が5つ設けられて
いることから、センサ205は0〜5の値を出力する。
【0010】図4および図5を参照すると、操作者はス
イッチ1〜スイッチ3の押下状態の組合せで文字を入力
する。本実施例では、スイッチ1によって母音を、スイ
ッチ2およびスイッチ3によって子音を指定する。ここ
では、スイッチ1〜スイッチ3の押下状態を、PSとい
う記号で表現する。例えば、押下状態PS=”230”
のとき、スイッチ1は1段目の押下状態であり、スイッ
チ2は3段目の押下状態であり、スイッチ3は無押下状
態であることを示す。後述する変換表にしたがえば、押
下状態PS=”230”は、「し」を示す。 図5を参
照すると、本体101は、入力装置100に接続された
入力制御部301と、入力制御部301からの入力に基
づいて装置全体の制御を行う制御部302と、制御部3
02が実行するプログラム、辞書ファイル、履歴ファイ
ル等が記憶される記憶部303と、辞書ファイル、テキ
ストファイル等が記憶される補助記憶装置304と、制
御部302の指示に従って表示部306を制御する出力
制御部305と、出力制御部305の指示に従って文字
等を表示する表示部306とを有する。
イッチ1〜スイッチ3の押下状態の組合せで文字を入力
する。本実施例では、スイッチ1によって母音を、スイ
ッチ2およびスイッチ3によって子音を指定する。ここ
では、スイッチ1〜スイッチ3の押下状態を、PSとい
う記号で表現する。例えば、押下状態PS=”230”
のとき、スイッチ1は1段目の押下状態であり、スイッ
チ2は3段目の押下状態であり、スイッチ3は無押下状
態であることを示す。後述する変換表にしたがえば、押
下状態PS=”230”は、「し」を示す。 図5を参
照すると、本体101は、入力装置100に接続された
入力制御部301と、入力制御部301からの入力に基
づいて装置全体の制御を行う制御部302と、制御部3
02が実行するプログラム、辞書ファイル、履歴ファイ
ル等が記憶される記憶部303と、辞書ファイル、テキ
ストファイル等が記憶される補助記憶装置304と、制
御部302の指示に従って表示部306を制御する出力
制御部305と、出力制御部305の指示に従って文字
等を表示する表示部306とを有する。
【0011】図6を参照すると、本実施例の文字入力装
置は複数の手段の組合せで実現される。これらの手段
は、記憶部303に記憶され制御部302で実行される
プログラムによって実現される。
置は複数の手段の組合せで実現される。これらの手段
は、記憶部303に記憶され制御部302で実行される
プログラムによって実現される。
【0012】制御手段403は、システム全体の動作の
制御を行う。
制御を行う。
【0013】文字コード発生手段401は、入力装置1
00におけるスイッチ1〜スイッチ4の押下状態PSを
入力する。文字コード発生手段401は、スイッチ1〜
スイッチ4の押下状態PSをキーとして、対応表402
を索引する。索引の結果、スイッチ1〜スイッチ4の押
下状態PSに対応する文字コードが得られる。この文字
コードは制御手段403に通知される。また、文字コー
ド発生手段401は、入力装置100のトラックボール
5によって指定される位置情報を入力する。この位置情
報は、制御手段403に通知されるとともに、カーソル
表示手段409にも通知される。
00におけるスイッチ1〜スイッチ4の押下状態PSを
入力する。文字コード発生手段401は、スイッチ1〜
スイッチ4の押下状態PSをキーとして、対応表402
を索引する。索引の結果、スイッチ1〜スイッチ4の押
下状態PSに対応する文字コードが得られる。この文字
コードは制御手段403に通知される。また、文字コー
ド発生手段401は、入力装置100のトラックボール
5によって指定される位置情報を入力する。この位置情
報は、制御手段403に通知されるとともに、カーソル
表示手段409にも通知される。
【0014】図7および図8を参照すると、対応表40
2には、押下状態PSと仮名文字との対応関係が保持さ
れる。スイッチ3が無押下状態のとき図7の表が、スイ
ッチ2が無押下状態のとき図8の表が、それぞれ押下さ
れる。
2には、押下状態PSと仮名文字との対応関係が保持さ
れる。スイッチ3が無押下状態のとき図7の表が、スイ
ッチ2が無押下状態のとき図8の表が、それぞれ押下さ
れる。
【0015】対応表402では、スイッチ1の押下状態
で母音が指定される。具体的には、スイッチ1の押下状
態が1のとき「あ」段が、2のとき「い」段が、3のと
き「う」段が、4のとき「え」段が、5のとき「お」段
が、それぞれ指定される。
で母音が指定される。具体的には、スイッチ1の押下状
態が1のとき「あ」段が、2のとき「い」段が、3のと
き「う」段が、4のとき「え」段が、5のとき「お」段
が、それぞれ指定される。
【0016】また、対応表402では、スイッチ2およ
びスイッチ3の押下状態で子音が指定される。具体的に
は、スイッチ2が1のとき「あ」行が、2のとき「か」
行が、3のとき「さ」行が、4のとき「た」行が、5の
とき「な」行が、それぞれ指定される。また、スイッチ
3が1のとき「は」行が、2のとき「ま」行が、3のと
き「や」行が、4のとき「ら」行が、5のとき「わ」行
が、それぞれ指定される。ただし、「や」行の「い」段
および「え」段、「わ」行の「い」段、「う」段および
「え」段、に対応する押下状態PSには、これらの文字
以外のものを対応させる。例えば、「わ」行「う」段に
は仮名文字「ん」を、「わ」行「え」段には1文字消去
を指定するための文字コードを対応させる対応表402
の検索はスイッチ4が1回押下されたことにより開始さ
れる。例えば、例えば、押下状態PSを”110”とし
てスイッチ4をオンとすると、仮名文字「あ」が検索さ
れる。また、押下状態PSを”202”としてスイッチ
4をオンとすると、仮名文字「み」が検索される。ま
た、押下状態PSが”000”のとき、すなわちスイッ
チ1〜スイッチ3の何れもが押下されていない状態でス
イッチ4が押下されると、文字コード発生手段401
は、制御手段403に変換開始指示の文字コードを通知
する。
びスイッチ3の押下状態で子音が指定される。具体的に
は、スイッチ2が1のとき「あ」行が、2のとき「か」
行が、3のとき「さ」行が、4のとき「た」行が、5の
とき「な」行が、それぞれ指定される。また、スイッチ
3が1のとき「は」行が、2のとき「ま」行が、3のと
き「や」行が、4のとき「ら」行が、5のとき「わ」行
が、それぞれ指定される。ただし、「や」行の「い」段
および「え」段、「わ」行の「い」段、「う」段および
「え」段、に対応する押下状態PSには、これらの文字
以外のものを対応させる。例えば、「わ」行「う」段に
は仮名文字「ん」を、「わ」行「え」段には1文字消去
を指定するための文字コードを対応させる対応表402
の検索はスイッチ4が1回押下されたことにより開始さ
れる。例えば、例えば、押下状態PSを”110”とし
てスイッチ4をオンとすると、仮名文字「あ」が検索さ
れる。また、押下状態PSを”202”としてスイッチ
4をオンとすると、仮名文字「み」が検索される。ま
た、押下状態PSが”000”のとき、すなわちスイッ
チ1〜スイッチ3の何れもが押下されていない状態でス
イッチ4が押下されると、文字コード発生手段401
は、制御手段403に変換開始指示の文字コードを通知
する。
【0017】変換候補検索手段405は、制御手段40
3から受信した仮名文字列に対応する変換候補を、辞書
ファイル406から検索する。ここで変換候補とは、同
一に対応する複数の表示を意味する。例えば、「あき」
の変換候補は、「秋、空き、飽き、明き、……」であ
る。辞書ファイル406は、記憶部303又は補助記憶
装置304に格納される。
3から受信した仮名文字列に対応する変換候補を、辞書
ファイル406から検索する。ここで変換候補とは、同
一に対応する複数の表示を意味する。例えば、「あき」
の変換候補は、「秋、空き、飽き、明き、……」であ
る。辞書ファイル406は、記憶部303又は補助記憶
装置304に格納される。
【0018】文書ファイル404は、作成した文書が記
憶されるファイルであり、記憶部303又は補助記憶装
置304に確保される。
憶されるファイルであり、記憶部303又は補助記憶装
置304に確保される。
【0019】文字表示手段407は、制御手段403か
ら入力した文字を表示部306に表示する。
ら入力した文字を表示部306に表示する。
【0020】変換候補表示手段408は、制御手段40
3から通知された変換候補を表示部306に一覧表示す
る。
3から通知された変換候補を表示部306に一覧表示す
る。
【0021】次に本実施例の動作について説明する。
【0022】図9を参照すると、ステップ1において、
制御手段403は、文字コード発生手段401から文字
コードを入力する。
制御手段403は、文字コード発生手段401から文字
コードを入力する。
【0023】ステップ2において、制御手段403は、
ステップ1で入力した文字コードが変換指示の文字コー
ドか否かを判定する。変換指示の文字コードでない場合
には、文字表示手段407にこの文字コードを送出し、
表示部306にこの文字コードに対応する仮名文字を表
示させる。
ステップ1で入力した文字コードが変換指示の文字コー
ドか否かを判定する。変換指示の文字コードでない場合
には、文字表示手段407にこの文字コードを送出し、
表示部306にこの文字コードに対応する仮名文字を表
示させる。
【0024】例えば、図10を参照すると、押下状態P
S=”110”でスイッチ4がオンされたとき、文字コ
ード発生手段401は対応表402を検索して、仮名文
字「あ」を制御手段403に通知する。仮名文字「あ」
は変換指示の文字コードではないので、制御手段403
は文字表示手段407を起動して、表示部306に仮名
文字「あ」を表示させる。同様に、図11を参照する
と、押下状態PS=”220”でスイッチ4がオンされ
ると、表示部306に「き」が表示される。
S=”110”でスイッチ4がオンされたとき、文字コ
ード発生手段401は対応表402を検索して、仮名文
字「あ」を制御手段403に通知する。仮名文字「あ」
は変換指示の文字コードではないので、制御手段403
は文字表示手段407を起動して、表示部306に仮名
文字「あ」を表示させる。同様に、図11を参照する
と、押下状態PS=”220”でスイッチ4がオンされ
ると、表示部306に「き」が表示される。
【0025】表示部306に文字を表示させた後、制御
手段403は再びステップ1を実行する。
手段403は再びステップ1を実行する。
【0026】再び図9を参照すると、ステップ1で入力
した文字コードが変換指示の文字コードである場合に
は、制御手段403はステップ4を実行する。例えば、
上述のステップで仮名文字列「あき」が入力された後、
押下状態PS=”000”でスイッチ4がオンされたと
する。押下状態PS=”000”でスイッチ4がオンさ
れたため、文字コード発生手段401は変換指示の文字
コードを制御手段403に通知する。この通知を受けて
制御手段403は、ステップ4を実行する。
した文字コードが変換指示の文字コードである場合に
は、制御手段403はステップ4を実行する。例えば、
上述のステップで仮名文字列「あき」が入力された後、
押下状態PS=”000”でスイッチ4がオンされたと
する。押下状態PS=”000”でスイッチ4がオンさ
れたため、文字コード発生手段401は変換指示の文字
コードを制御手段403に通知する。この通知を受けて
制御手段403は、ステップ4を実行する。
【0027】ステップ4において、制御手段403は変
換候補検索手段405を起動して入力した仮名文字列の
変換候補を入力する。この場合、仮名文字列「あき」の
変換候補として「秋、空き、飽き、明き……」が入力さ
れる。
換候補検索手段405を起動して入力した仮名文字列の
変換候補を入力する。この場合、仮名文字列「あき」の
変換候補として「秋、空き、飽き、明き……」が入力さ
れる。
【0028】ステップ5において、制御手段403は、
変換候補表示手段408を起動してステップ4で入力し
た変換候補を変換候補表示手段408に出力する。変換
候補表示手段408は、この変換候補を表示部306に
表示する。図11を参照すると、この場合、「秋、空
き、飽き、明き……」といった変換候補501が一覧表
示される。
変換候補表示手段408を起動してステップ4で入力し
た変換候補を変換候補表示手段408に出力する。変換
候補表示手段408は、この変換候補を表示部306に
表示する。図11を参照すると、この場合、「秋、空
き、飽き、明き……」といった変換候補501が一覧表
示される。
【0029】ステップ6において、制御手段403は、
カーソル表示手段409を起動して表示部306にカー
ソル502を表示する。図12を参照すると、操作者
は、トラックボール5を操作することにより、カーソル
502を所望の変換候補の上へ移動することができる。
図12を参照すると、変換候補501の中から「秋」と
いう字句を選択するとき、操作者は「秋」という表示の
上にカーソル502を移動させる。
カーソル表示手段409を起動して表示部306にカー
ソル502を表示する。図12を参照すると、操作者
は、トラックボール5を操作することにより、カーソル
502を所望の変換候補の上へ移動することができる。
図12を参照すると、変換候補501の中から「秋」と
いう字句を選択するとき、操作者は「秋」という表示の
上にカーソル502を移動させる。
【0030】ステップ7において、変換確定を指示する
キー操作が行われたか否かが判定される。この判定は、
変換候補501が表示されているときに、スイッチ4が
オンされたか否かによって判定される。ステップ7にお
いてスイッチ4が押下されていないと判定されたとき
は、ステップ6が再び実行される。一方、スイッチ4が
押下されたと判定されたときは、ステップ8が実行され
る。
キー操作が行われたか否かが判定される。この判定は、
変換候補501が表示されているときに、スイッチ4が
オンされたか否かによって判定される。ステップ7にお
いてスイッチ4が押下されていないと判定されたとき
は、ステップ6が再び実行される。一方、スイッチ4が
押下されたと判定されたときは、ステップ8が実行され
る。
【0031】ステップ8において、制御手段403は、
文字表示手段407を起動して、確定された字句を表示
部306に表示する。この場合、選択、確定された字句
「秋」が表示される。また、制御手段403は、選択さ
れた字句を文書ファイル404に出力し、保持する。
文字表示手段407を起動して、確定された字句を表示
部306に表示する。この場合、選択、確定された字句
「秋」が表示される。また、制御手段403は、選択さ
れた字句を文書ファイル404に出力し、保持する。
【0032】次に本発明の別の実施態様について説明す
る。
る。
【0033】第1に、上述の実施例では、入力装置10
0は右手で操作されるものとしたが、構成を対照的にす
ることにより左手で操作されるものとしても良い。
0は右手で操作されるものとしたが、構成を対照的にす
ることにより左手で操作されるものとしても良い。
【0034】第2に、上述の実施例では、スイッチ1〜
スイッチ3として、図2に示す構造のものを採用した
が、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではな
い。すなわち、本発明の要旨は、多段階の押下状態を検
知するスイッチを用いて文字入力を行うことにあり、多
段階の押下状態を検知できるものであれば、どの様な構
成、原理のスイッチをスイッチ1〜スイッチ3に適用し
てもよい。
スイッチ3として、図2に示す構造のものを採用した
が、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではな
い。すなわち、本発明の要旨は、多段階の押下状態を検
知するスイッチを用いて文字入力を行うことにあり、多
段階の押下状態を検知できるものであれば、どの様な構
成、原理のスイッチをスイッチ1〜スイッチ3に適用し
てもよい。
【0035】第3に、上述の実施例では、座標情報入力
手段としてトラックボール5を採用したが、本発明の適
用範囲はこれに限定されるのではない。例えば、ジョイ
スティックでもよい。 第4に、本実施例では、文字を
入力するための機能を単独に説明したが、本実施例の文
字入力装置を他のソフトウエアに組み込んで使用するこ
ともできる。
手段としてトラックボール5を採用したが、本発明の適
用範囲はこれに限定されるのではない。例えば、ジョイ
スティックでもよい。 第4に、本実施例では、文字を
入力するための機能を単独に説明したが、本実施例の文
字入力装置を他のソフトウエアに組み込んで使用するこ
ともできる。
【0036】以上のように、本実施例では、右手で掌握
される入力装置100によって全ての入力操作を行うこ
とができる。また、変換候補からの所望の字句の選択
は、トラックボール5によって行うので、操作性が良
い。
される入力装置100によって全ての入力操作を行うこ
とができる。また、変換候補からの所望の字句の選択
は、トラックボール5によって行うので、操作性が良
い。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本発明では、多段階の押
下状態を検出可能なスイッチとトラックボールとを用い
て文字の入力を行うようにした。このため、右手に掌握
された入力装置100によって全ての操作を行うことが
できる、という効果を達成することができる。さらに、
変換候補の中からの所望の字句を選択選択する際の操作
がトラックボールで容易に行うことができる、という効
果をも達成することができる。
下状態を検出可能なスイッチとトラックボールとを用い
て文字の入力を行うようにした。このため、右手に掌握
された入力装置100によって全ての操作を行うことが
できる、という効果を達成することができる。さらに、
変換候補の中からの所望の字句を選択選択する際の操作
がトラックボールで容易に行うことができる、という効
果をも達成することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図。
【図2】入力装置100の詳細な構造を示す図。
【図3】スイッチ1〜スイッチ3の詳細な構造を示す
図。
図。
【図4】入力装置100の操作方法を示す図。
【図5】本体101の構造を示すブロック図。
【図6】本発明の第1の実施例の構成を示す図。
【図7】対応表402の内容を示す図。
【図8】対応表402の内容を示す図。
【図9】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ート。
ート。
【図10】本発明の第1の実施例の動作を示す図。
【図11】本発明の第1の実施例の動作を示す図。
【図12】本発明の第1の実施例の動作を示す図。
【図13】本発明の第1の実施例の動作を示す図。
【図14】本発明の第1の実施例の動作を示す図。
1 スイッチ 2 スイッチ 3 スイッチ 4 スイッチ 5 トラックボール 100 入力装置 101 本体 201 杆体 202 凹部 203 板バネ 204 つるまきバネ 205 センサ 301 入力制御部 302 制御部 303 記憶部 304 補助記憶装置 305 出力制御部 306 表示部 401 文字コード発生手段 402 対応表 403 制御手段 404 文書ファイル 405 変換候補検索手段 406 辞書ファイル 407 文字表示手段 408 変換候補表示手段 409 カーソル表示手段 501 変換候補 502 カーソル PS 押下状態PS
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 11/08 G06F 17/22
Claims (5)
- 【請求項1】 多段階の押下状態を検出可能な複数のス
イッチと座標情報入力手段とを1つの筐体に収容した入
力装置を含む文字入力装置。 - 【請求項2】 前記複数のスイッチの押下状態の組合せ
から対応する文字コードを発生する文字コード発生手段
を含む請求項1記載の文字入力装置。 - 【請求項3】 前記複数のスイッチが、 母音を指定する第1のスイッチと、 子音を指定する第2のスイッチとを含むことを特徴とす
る請求項2記載の文字入力装置。 - 【請求項4】 表示部と、 辞書ファイルと、 仮名文字列を入力し前記辞書ファイルから前記仮名文字
列の変換候補を検索する変換候補検索手段と、 この変換候補検索手段が検索した変換候補を前記表示部
に表示する変換候補表示手段と、 前記座標情報入力手段が出力する情報に基づいて前記表
示部にカーソルを表示するカーソル表示手段と、を有す
る請求項2記載の文字入力装置。 - 【請求項5】前記スイッチの組合せで仮名文字列を入力
する第1のステップと、 変換候補検索手段を起動して第1のステップで入力した
仮名文字列の変換候補を検索する第2のステップと、 前記変換候補表示手段を起動して第2のステップで検索
された変換候補を前記表示部に表示する第3のステップ
と、 前記カーソル表示手段を起動して前記カーソルを表示さ
せる第4のステップと、 前記変換候補の中の前記カーソルが指示する字句を選択
する第5のステップとを含む文字入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5316176A JPH07168658A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 文字入力装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5316176A JPH07168658A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 文字入力装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168658A true JPH07168658A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18074146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5316176A Pending JPH07168658A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 文字入力装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07168658A (ja) |
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- 1993-12-16 JP JP5316176A patent/JPH07168658A/ja active Pending
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