JP2000147807A - 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置Info
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Abstract
性にも優れた高耐久な電子写真感光体及び該電子写真感
光体を備えた電子写真装置を提供すること。また、光
(特に紫外線)による静電特性の劣化が少なく、いわゆ
る丈夫な電子写真感光体を提供すること。 【解決手段】 導電性支持体上に少なくとも電荷
発生層と電荷輸送層からなる感光層を有する積層型電子
写真感光体において、前記電荷発生層が下記一般式
(I)で示される非対称ジスアゾ顔料、無金属フタロシ
アニン顔料を含有し、かつ該非対称ジスアゾ顔料と無金
属フタロシアニン顔料の重量比 非対称ジズアゾ顔料/
無金属フタロシアニン顔料が1.5/1以上5/1未満
であることを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、Aは炭素原子でアゾ基の窒素原子に結合してい
る2価の残基を示す。またCp1、Cp2は互いに構造の
異なるカプラー残基を示す。)
Description
し、さらに詳しくは繰り返し使用時の電位安定性に優
れ、光による静電特性の劣化が少なく高画質な画像が得
られる電子写真感光体に関する。また、本発明は上記電
子写真感光体を有する電子写真装置に関する。
として、Se、CdS、ZnO等の無機材料が用いられ
てきたが、光感度、熱安定性、毒性等の問題をもつこと
から、近年では有機光導電性材料を用いた電子写真感光
体の開発が盛んに行なわれており、電荷発生材料および
電荷輸送材料を含有する感光層を有する電子写真感光体
は、すでに実用化されるに到っている。
ンター、デジタル複写機等の半導体レーザーを光源とす
る電子写真装置の出現、さらに感光体の共通化といった
観点から可視から、近赤外領域まで幅広い分光感度特性
を持つことが要求され始めている。
として、異なるスペクトル領域で分光感度特性を有する
2種類以上の顔料を用いることが提案されている。例え
ば、特開昭63−148264号公報、特開平01−1
77553号公報、特開平01−270060号公報等
が挙げられる。
生材料として用いることにより、分光感度域は広がるも
のの、逆に電荷発生層で2つ以上のエネルギー準位がで
きることで、顔料自身の特性がいかせず処方面からも残
留電位上昇と帯電電位低下を両立させることが困難であ
った。
られる光源としては、小型、安価、簡便さ等の点から、
多くは半導体レーザーが用いられているが、現在用いら
れている半導体レーザーの発振波長は、750nm以上
の近赤外領域に限定されている。したがって、これらの
装置に用いられる電子写真感光体としては、少なくとも
750〜850nmの波長領域に光感度を有することが
要求される。
は、スクエアリウム顔料、フタロシアニン顔料、ピリリ
ウム染料とポリカーボネートとの共晶錯体、ピロロピロ
ール顔料、アゾ顔料等が知られているが、特にフタロシ
アニン顔料は、比較的長波長領域まで分光吸収をもつと
共に光感度を有し、また中心金属や結晶形の種類によっ
て様々なバリエーションが得られることから、半導体レ
ーザー用の電子写真感光体として盛んに研究が行なわれ
ている。
るフタロシアニン顔料としては、ε型銅フタロシアニ
ン、X型無金属フタロシアニン、τ型無金属フタロシア
ニン、バナジルフタロシアニン、チタニルフタロシアニ
ン等が挙げられるが、いずれも感度、帯電能、繰り返し
耐久性の点でなお充分ではなく、より一層の改良が望ま
れていた。
11号公報にはフタロシアニン化合物に加えアゾ化合物
を加えることで帯電電位上の問題を解決することを図っ
ているが、画像上の問題(黒斑点)に対しては初期画像
レベルしか言及されておらず、画像上の耐久性について
なお問題があった。
製造時、感光体ユニットまたはトナー交換時等、電子写
真感光体に光が照射される(特に紫外線)ことは避けら
れないが、これについてもなお問題が多く解決が望まれ
ている。
従来の問題点を解決することにある。したがって、本発
明の目的は、画像欠陥がなくかつ電位上の安定性にも優
れた高耐久な電子写真感光体及び該電子写真感光体を備
えた電子写真装置を提供することにある。また、光(特
に紫外線)による静電特性の劣化が少なく、いわゆる丈
夫な電子写真感光体を提供することにある。
は上述の目的を達成するものである。本発明によれば、
(1)「導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷
輸送層からなる感光層を有する積層型電子写真感光体に
おいて、前記電荷発生層が下記一般式(I)で示される
非対称ジスアゾ顔料、無金属フタロシアニン顔料を含有
し、かつ該非対称ジスアゾ顔料と無金属フタロシアニン
顔料の重量比 非対称ジズアゾ顔料/無金属フタロシア
ニン顔料が1.5/1以上5/1未満であることを特徴
とする電子写真感光体
る2価の残基を示す。またCp1、Cp2は互いに構造の
異なるカプラー残基を示す。)」が提供される。
が少なくとも結着樹脂としてポリビニルブチラール樹脂
と電荷発生物質として前記一般式(I)で表わされる非
対称ジスアゾ顔料、無金属フタロシアニン顔料を含有
し、かつ該層の電荷発生物質と結着樹脂の重量比P/R
が8/1〜3/1であることを特徴とする前記第(1)
項記載の電子写真感光体」が提供される。
ブチラール化度62mol%未満のブチラール樹脂であ
ることを特徴とする前記第(2)項記載の電子写真感光
体」が提供される。
スアゾ顔料が下記一般式(II)記載で表わされる化合物
であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)項
のいずれか1に記載の電子写真感光体
わす。)」が提供される。
タロシアニン顔料がτ型またはX型無金属フタロシアニ
ン顔料であることを特徴とする前記第(1)項乃至第
(4)項のいずれか1に記載の電子写真感光体」が提供
される。
が少なくとも電荷輸送物質、結着樹脂を含有し、該電荷
輸送物質が下記一般式(III)で示されるトリフェニル
アミン化合物であることを特徴とする前記第(1)項乃
至第(5)項のいずれか1に記載の電子写真感光体
基、置換または無置換の複素環基を表わし、R5、R6、
R7は水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ール基、置換または無置換の複素環基を表わすが、
R6、R7は互いの結合して環を形成しても良い。Ar3
は置換または無置換のアリーレン基を表わし、pは0ま
たは1を表わす。)」が提供される。
上に少なくとも中間層と電荷発生層と電荷輸送層からな
る感光層を有する積層型電子写真感光体において、前記
中間層が少なくとも酸化チタンおよび結着樹脂からなる
ことを特徴とする前記第(1)項乃至第(6)項のいず
れか1に記載の電子写真感光体」が提供される。
反転現像、転写、クリーニング工程を経て画像形成を行
ない、かつ導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電
荷輸送層からなる感光層を有する積層型電子写真感光体
を有する電子写真装置において、該電子写真感光体とし
て、前記第(1)項乃至第(7)項のいずれか1に記載
の電子写真感光体を用いることを特徴とする電子写真装
置」が提供される。
めて高感度な非対称ジスアゾ顔料を用いるが、これら非
対称ジスアゾ顔料は、相当するジアゾニウム塩化合物と
AまたはBに相当するカプラーとを2段階に順次反応さ
せるか、あるいは最初のAまたはBとのカップリング反
応によって得られるジアゾニウム塩化合物を単離した
後、さらに残りのカプラーを反応させることによって得
ることができる。これら非対称ジスアゾ顔料のA、Cp
1、Cp2の例を以下に示す。
記第1表中A−20に示すフルオレノンを中心骨格とす
る前記一般式(II)に示す化合物が感度及び電位安定性
の点からも特に好ましい。前記無金属フタロシアニン顔
料としては、一般的に電子写真感光体に使用される無金
属フタロシアニン顔料全てを用いることができるが、好
ましくは本発明に示されるX型無金属フタロシアニン顔
料、τ型無金属フタロシアニン顔料を用いることが好ま
しい。この理由については明らかではないが、X型、τ
型に分類されるような無金属フタロシアニン顔料のHO
MOレベルが前記非対称ジスアゾのHOMOレベルに近
く、相互作用をすることで顔料を混合することによって
生じる増感効果が有効に発生するとともに、静電特性上
も残留電位、帯電電位低下といった問題が生じにくくな
っていると考える。
α特性X線(波長1.541Å)を用いたX線回折スペ
クトルにおいて、ブラッグ角2θの主要ピークが7.6
°、9.2°、16.8°、17.4°、20.4°、
20.9°、21.7°、27.6°(それぞれ±0.
2°)に存在する無金属フタロシアニン顔料であり、特
開昭58−182639号公報、特開昭60−1915
4号公報等に記載の方法で得ることができる。
α特性X線(波長1.541Å)を用いたX線回折スペ
クトルにおいて、ブラッグ角2θの主要ピークが7.5
°、9.1°、16.7°、17.3°、22.3°、
28.8°(それぞれ±0.2°)に存在する無金属フ
タロシアニン顔料であり、USP3357989号明細
書、USP3594163号明細書、特公昭49−43
38号公報、特開昭60−243089号公報等の記載
の方法で得ることができる。
くとも電荷発生層と電荷輸送層からなる感光層を有する
積層型電子写真感光体において、前記電荷発生層が前記
一般式(I)で示される非対称ジスアゾ顔料、無金属フ
タロシアニン顔料を含有し、かつ該非対称ジスアゾ顔料
と無金属フタロシアニン顔料の重量比 非対称ジズアゾ
顔料/無金属フタロシアニン顔料が1.5/1以上5/
1未満であることにより前述の効果をもたらすことがで
きるが、非対称ジスアゾ顔料/無金属フタロシアニン顔
料重量比が1.5/1以下の場合は繰り返し使用時の帯
電性が劣化するようになる。非対称ジスアゾ顔料/無金
属フタロシアニン顔料が5/1以上の場合は、複写コピ
ー時における地汚れが(含む黒斑点)増加し、かつ光に
よる静電特性の劣化が大きくなってしまう。
結着樹脂の重量比P/Rが8/1〜3/1であることに
より、前述の効果をもたらすことができるが、P/Rが
8/1より大きい場合は繰り返し使用時の帯電電位低下
や粒状地汚れ等の画像欠陥が発生するようになり、3/
1より小さい場合は、繰り返し使用時における残留電位
上昇や感度劣化が生じるようになる。
ール化度62mol%未満のブチラール樹脂であること
を特徴とする電子写真感光体が提供される。ブチラール
化度62mol%未満のブチラール樹脂とは、樹脂中に
おけるポリビニルブチラール成分が全樹脂成分中62m
ol%未満であるものを指す。
で、液の安定性に優れた塗工液を作成することが可能に
なるとともに、感光体としては静電特性上、環境安定性
に優れた特性を得ることが可能となる。さらに上記特性
が良好になるとともに、接着性が優れた感光体を得るこ
とができる。
チラール化度は、それぞれの樹脂に対するブチラール化
度測定法に基づき、IR吸収スペクトルを測定すること
により求めることができる。ビニルブチラール樹脂(ポ
リビニルブチラール)中におけるブチラール化度測定法
の具体例を以下に示す。
50mlを三角フラスコにとり、これに秤量した試料を
加え、樹脂濃度を10±0.1重量%とし、20℃の恒
温室にて3時間以上のしんとう溶解を行なう。これをポ
リエチレンシート上に流延する。 2)風乾(予備乾燥)後、真空乾燥(60℃±5℃、減
圧度710mmHg以上5時間)を行なって、試料フィ
ルムを作成する。 注)膜厚10〜20μm程度にし、2980cm-1 C
H2νasの透過率が10〜45%になるようにする。 3)試料フィルムをポリエチレンシート上よりはがし、
HITACHI EPI−G3 Typeの赤外分光光
度計にてIR吸収スペクトルを求める。 4)検量線を用いて水酸基、及び残存アセチル基の量を
求める。 「検量線」ポリビニルブチラール試験方法(JIS K
6728)によって酢酸ビニル及びビニルブチラールを
実測し、ビニルアルコールを求めてwt%をmol%に
換算する。これによって得られたビニルアルコール及び
酢酸ビニルmol%を横軸にとり、フィルム吸光度の比
を縦軸にとってブチラール用の検量線とする。 「計算」 1)3900cm-1と2300cm-1付近の一番高い点
及び1900cm-1と1600cm-1付近の透過率の一
番高い点を結び、ベースラインとする。 2)吸光度D(log I0/I)を求める。 3500cm-1 DOH 2980cm-1 DCH2νas 2900cm-1 DCH2νs 1740cm-1 DCO 3)DOH/DCH2νas、DOH/DCH2νs、D
CO/DCH2νas、DCO/DCH2νasを求め、
検量線により水酸基、残存アセチル基の量を求める。 水酸基(mol%)=84.947×DOH/DCH2νas+6.45 =64.851×DOH/DCH2νs +3.63 との平均値を水酸基とする。 残存アセチル基(mol%)=18.87×DCO/DCH2νas =12.48×DCO/DCH2νs との平均値をアセチル基とする。 ブチラール化度(mol%)=100−(水酸基+アセチル
基)
する。図1は本発明の電子写真感光体の構成例を示す断
面図であり、導電性支持体(11)上に少なくとも電荷
発生層(15)と電荷輸送層(17)を積層した構成を
とっている。図2は本発明の別の構成例を示す断面図で
あり、導電性支持体(11)と電荷発生層(15)の間
に中間層(13)が設けられている。図3は本発明のさ
らに別の構成例を示す断面図であり、電荷輸送層(1
7)の上に保護層(21)を設けたものである。
ルブチラール樹脂と電荷発生物質として非対称ジスアゾ
顔料、フタロシアニン顔料は、特許請求の範囲に示され
る構成に従い、電荷発生層で示される電子写真感光体中
に含有することができる。また、電荷発生層塗工液中に
分散または溶解させることで含有することができる。
1010Ω・cm以下の導電性を示すもの、例えば、アル
ミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、
白金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属
酸化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム
状もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、
あるいは、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケ
ル、ステンレスなどの板およびそれらを、押し出し、引
き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研磨な
どの表面処理した管などを使用することができる。ま
た、特開昭52−36016号公報に開示されたエンド
レスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも導
電性支持体(11)として用いることができる。
な結着樹脂に分散して塗工したものも、本発明の導電性
支持体(11)として用いることができる。この導電性
粉体としては、カーボンブラック、アセチレンブラッ
ク、またアルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、銅、
亜鉛、銀などの金属粉、あるいは導電性酸化チタン、導
電性酸化スズ、ITOなどの金属酸化物粉などが挙げら
れる。また、同時に用いられる結着樹脂には、ポリスチ
レン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重
合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリアリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボ
ネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビ
ニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、アクリ
ル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹
脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂な
どの熱可塑性、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂が挙げ
られる。このような導電性層は、これらの導電性粉体と
結着樹脂を適当な溶剤、例えば、テトラヒドロフラン、
ジクロロメタン、2−ブタノン、トルエンなどに分散し
て塗布することにより設けることができる。
ル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリエチレン、塩化ゴム、テフロン
などの素材に前記導電性粉体を含有させた熱収縮チュー
ブによって導電性層を設けてなるものも、本発明の導電
性支持体(11)として良好に用いることができる。
生物質として非対称ジスアゾ顔料、フタロシアニン顔料
が結着樹脂中に分散されて形成されている。したがっ
て、電荷発生層(15)はこれら成分を適当な溶剤中に
ボールミル、アトライター、サンドミル、超音波などを
用いて分散し、これを導電性支持体(11)あるいは中
間層(13)上に塗布し、乾燥することにより形成され
る。
としては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、
ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アク
リル樹脂、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、
ポリスチレン、ポリ−ビニルカルバゾール、ポリアクリ
ルアミド、ポリビニルブチラール、ポリビニルベンザー
ル、ポリエステル、フェノキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリビ
ニルピリジン、セルロース系樹脂、カゼイン、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン等を用いることが
できる。
としては、ポリビニルブチラールが好ましく、特に好ま
しくはブチラール化度62mol%未満のブチラール樹
脂を用いることがよい。
部に対し10〜500重量部、好ましくは25〜300
重量部が適当である。電荷発生層の膜厚は0.01〜5
μm、好ましくは0.1〜2μmである。電荷発生層塗
工液作成時に用いられる溶剤としては、イソプロパノー
ル、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルセルソル
ブ、酢酸エチル、酢酸メチル、ジクロロメタン、ジクロ
ロエタン、モノクロロベンゼン、シクロヘキサン、トル
エン、キシレン、リグロイン等が挙げられる。
プレーコート、ビードコート、ノズルコート、スピナー
コート、リングコート等の方法を用いることができる。
び結着樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電
荷発生層上に塗布、乾燥することにより形成できる。ま
た、必要により可塑剤、酸化防止剤等を添加することも
できる。
送物質とがある。電子輸送物質としては、例えばクロル
アニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラ
シアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フ
ルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フル
オレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−
トリニトロ−4H−インデノ[1,2−b]チオフェン
−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェ
ン−5,5−ジオキサイド、ベンゾキノン誘導体等の電
子受容性物質が挙げられる。
カルバゾールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリ
ルエチルグルタメートおよびその誘導体、ピレン−ホル
ムアルデヒド縮合物およびその誘導体、ポリビニルピレ
ン、ポリビニルフェナントレン、ポリシラン、オキサゾ
ール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘
導体、モノアリールアミン誘導体、ジアリールアミン誘
導体、トリアリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、
α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導体、ジ
アリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、9
−スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジ
ビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、インデン誘
導体、ブタジエン誘導体、ピレン誘導体、ビススチルベ
ン誘導体、エナミン誘導体、その他ポリマー化された正
孔輸送物質等公知の材料が挙げられる。
前記構造式(III)に示すトリフェニルアミン化合物を
用いることがよい。この理由はこの化合物が移動度が大
きく高感度であり、また光により化合物自体が劣化する
ことが少ないこと。また本発明に示す非対称ジスアゾ顔
料/無金属フタロシアニン顔料系の電荷発生物質とのマ
ッチングに優れ良好な電子写真特性を有することが挙げ
られる。構造式(III)に分類される化合物の具体例を
以下に示すが、本発明はこれら化合物に限定されるもの
ではない。
基、置換または無置換の複素環基を表わし、R5、R6、
R7は水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ール基、置換または無置換の複素環基を表わすが、
R6、R7は互いの結合して環を形成しても良い。Ar3
は置換または無置換のアリーレン基を表わし、pは0ま
たは1を表わす。)
は、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリアリレート、フェノキシ樹脂、ポ
リカーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロー
ス樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾー
ル、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッ
ド樹脂、特開平5−158250号公報、特開平6−5
1544号公報記載の各種ポリカーボネート共重合体等
の熱可塑性または熱硬化性樹脂が挙げられる。
に対し、20〜300重量部、好ましくは40〜150
重量部が適当である。また、電荷輸送層の膜厚は5〜5
0μm程度とすることが好ましい。
ドロフラン、ジオキサン、トルエン、モノクロロベンゼ
ン、ジクロロエタン、ジクロロメタン、シクロヘキサノ
ン、メチルエチルケトン、アセトンなどが用いられる。
レベリング剤を添加しても良い。レベリング剤として
は、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコ
ーンオイルなどのシリコーンオイル類や、側鎖にパーフ
ルオロアルキル基を有するポリマーあるいはオリゴマー
が使用でき、その使用量は結着樹脂100重量部に対し
て0〜1重量部が適当である。
留電位の低減等のために酸化チタン、酸化アルミニウ
ム、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化錫、酸化インジウ
ム等の金属酸化物の微粉末顔料を加えてもよく、シラン
カップリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップ
リング剤、チタニルキレート化合物、ジルコニウムキレ
ート化合物、チタニルアルコキシド化合物、有機チタニ
ル化合物も用いることができる。
とも酸化チタンおよび結着樹脂を含有するものが好まし
い。好ましい理由としては酸化チタンの屈折率が大きく
モアレの発生防止に効果をもつこと、適当な導電性を有
することで残留電位等の発生が少なく、静電特性上問題
ないこと等が挙げられる。
ごとく適当な溶媒、分散、塗工法を用いて形成すること
ができる。中間層(13)の膜厚は0〜10μmが適当
である。
目的で設けられ、これに使用される材料としてはABS
樹脂、ACS樹脂、オレフィン−ビニルモノマー共重合
体、塩素化ポリエーテル、アリル樹脂、フェノール樹
脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミドイミド、
ポリアクリレート、ポリアリルスルホン、ポリブチレ
ン、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメチル
ペンテン、ポリプロピレン、ポリフェニレンオキシド、
ポリスルホン、ポリスチレン、AS樹脂、ブタジエン−
スチレン共重合体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等に樹脂が挙げられ
る。
向上させる目的でポリテトラフルオロエチレンのような
フッ素樹脂、シリコーン樹脂、また酸化チタン、酸化
錫、チタン酸カリウム等の無機材料等を添加することが
できる。保護層(21)の形成法としては、通常の塗布
法を用いることができる。なお、保護層(21)の厚さ
は0.1〜10μmが適当である。また、以上の他に真
空薄膜作成法にて形成したa−C、a−SiCなどの公
知の材料も保護層(21)として用いることができる。
帯電、露光、反転現像、転写、クリーニング工程を有す
るが、どの工程も通常用いられる方法のいずれを用いて
もよい。帯電方法としては、例えばコロナ放電を利用し
たコロトロン、あるいはスコロトロン帯電、導電性ロー
ラーあるいはブラシ等による接触帯電などいずれを用い
てもよい。現像方法としては磁性あるいは非磁性の一成
分現像剤、二成分現像剤などを接触あるいは非接触させ
て現像する一般的な方法が用いられるが、いずれも明部
電位部分を現像する反転現像が用いられる。転写方法と
しては、コロナ放電によるもの転写ローラーを用いた方
法等いずれでもよい。クリーニング方法としては、ブレ
ードクリーニングが一般的に多く用いられるが、現像部
をクリーニング工程とし用いても良い。また、電子写真
装置として、上述の電子写真感光体や現像、クリーニン
グ工程などの構成要素のうち複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成してもよい。
本発明感光体(31)の上面に、近接しかつ円周に沿っ
て、反時計方向に、除電露光部(32)、帯電チャージ
ャ(33)、画像露光部(35)、現像ユニット(3
6)、転写・分離チャージャ(40)、クリーニングユ
ニット(44)を順次付設してなる電子写真装置とする
ことができる。
用塗工液を作成した。これを直径φ80mm、長さ35
9mmのアルミニウムドラム上に塗布し、130℃で2
0分間乾燥して、膜厚4.5μmの中間層を作成した。
アゾ顔料4.0重量部とτ型無金属フタロシアニン顔料
2.0重量部を、ポリビニルブチラール(エスレックB
L−1:積水化学製、ブチラール化度=63mol%)
2.4重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解し
た樹脂液に添加し、ボールミルにて72時間分散を行な
った。分散終了後、シクロヘキサノン210重量部を加
え3時間分散を行ない、電荷発生層用塗工液を作成し
た。これを前記中間層上に塗布し、130℃10分間乾
燥して膜厚0.25μmの電荷発生層を作成した。
送物質7重量部、ポリカーボネート(Zタイプ:粘度平
均分子量3万)10重量部、シリコーンオイル(KF−
50:信越化学工業社製)0.002重量部をテトラヒ
ドロフラン100重量部に溶解し、電荷輸送層用塗工液
を作成した。これを前記電荷発生層上に塗布し、130
℃15分間乾燥して膜厚25μmの電荷輸送層を形成
し、実施例1の電子写真感光体を得た。
送物質 構造式(V)を下記構造式(VI)、(VII)に
代えたほかは実施例1と同様にして実施例2、3の電子
写真感光体を作成した。
における電荷輸送物質、無金属フタロシアニン顔料種及
び添加量、又電荷発生物質(P)と結着樹脂(R)の重
量比P/Rを2.5/1に固定するためにポリビニルブ
チラール量を表3のように代えた以外は実施例1と同様
にして実施例4〜7、比較例1、2の電子写真感光体を
作成した。
を、デジタル複写機であるイマジオMF530((株)
リコー製)を用い、露光部にND0.5のフィルターを
装着し、露光光量を半分の状態にして評価した。まず画
像評価としては、通紙ラン評価を行ない、記録紙の白部
において0.1mm以上の黒斑点が1個/平方センチ以
上現れたときの複写枚数と、濃度低下、地汚れ等の異常
画像の発生の有無について行なった。耐光性の評価につ
いてはまず、MF530に電子写真感光体を装着し、初
期の未露光部電位(−VD)と露光部電位(−VL)を
測定する。この後電子写真感光体を取り出し、光量10
00luxの蛍光灯照射を30分行なったのちMF53
0に装着し、再度未露光部電位(−VD’)と露光部電
位(−VL’)を測定しその電位差ΔVD=(VD’−
VD)、ΔVL=(VL’−VL)を測定することで評
価した。いずれも温度25℃/湿度50%RHの環境
下、記録紙を用い黒ベタ部5%のチャート紙により連続
複写による5万枚のランニングにより評価を行なった。
結果を表4に示す。
ジスアゾ顔料を下記構造式(VIII)、(IX)に代えた以
外は実施例1と同様にして実施例8、9の電子写真感光
体を作成した。
例1における非対称ジスアゾ顔料、無金属フタロシアニ
ン顔料種及び添加量、電荷輸送物質、また電荷発生物質
(P)と結着樹脂(R)の重量比P/Rを2.5/1に
固定するためにポリビニルブチラール量を表5のように
代えた以外は実施例1と同様にして実施例10〜15、
比較例3〜6の電子写真感光体を作成した。
を実施例1と同様にして評価した。結果を表6に示す。
て、アルミニウムドラム上に中間層を作成した。次に、
下記構造式(X)に示す非対称ジスアゾ顔料4.0重量
部とτ型無金属フタロシアニン2.0重量部を、ポリビ
ニルブチラール(ブチラール化度60mol%)1.2
重量部をシクロヘキサノン150重量部に溶解した樹脂
液に添加し、ボールミルにて72時間分散を行なった。
分散終了後、シクロヘキサノン210重量部を加え3時
間分散を行ない、電荷発生層用塗工液を作成した。これ
を前記中間層上に塗布し、130℃10分間乾燥して膜
厚0.25μmの電荷発生層を作成した。次に、前記構
造式(VI)で示される電荷輸送物質7重量部、ポリカー
ボネート(Zタイプ:粘度平均分子量3万)10重量
部、シリコーンオイル(KF−50:信越化学工業社
製)0.002重量部をテトラヒドロフラン100重量
部に溶解し、電荷輸送層用塗工液を作成した。これを前
記電荷発生層上に塗布し、130℃15分間乾燥して膜
厚25μmの電荷輸送層を形成し、実施例16の電子写
真感光体を得た。
例16におけるポリビニルブチラール量、ブチラール化
度、フタロシアニン顔料種を表7のように代えた以外は
実施例1と同様にして実施例17〜25、比較例7、8
の電子写真感光体を作成した。
けるポリビニルブチラールをポリエステル樹脂(バイロ
ン200:東洋紡社製)に代えた以外は実施例16、2
1と同様にして比較例9、10の電子写真感光体を作成
した。
を、デジタル複写機であるイマジオMF530((株)
リコー製)を用いて評価した。静電特性の評価としては
露光部にND0.5のフィルターをつけ光量を半分に
し、現像位置に電位計を備え付け未露光部電位(−V
D)と露光部電位(−VL)を測定することで行なっ
た。画像評価としては、記録紙の白部において0.1m
m以上の黒斑点が1個/平方センチ以上現れたときの複
写枚数と、濃度低下、地汚れ等の異常画像の発生の有無
について行なった。いずれも温度25℃/湿度50%R
Hの環境下、記録紙を用い黒ベタ部5%のチャート紙に
より連続複写による5万枚のランニングにより評価を行
なった。結果を表8に示す。
非対称ジスアゾ顔料を下記構造式(XI)、(XII)に代
えた以外は実施例16と同様にして実施例26、27の
電子写真感光体を作成した。
実施例16における非対称ジスアゾ顔料、ポリビニルブ
チラール量、ブチラール化度、フタロシアニン顔料を表
9のように代えた以外は実施例1と同様にして実施例2
8〜41、比較例11〜22の電子写真感光体を作成し
た。
を実施例1と同様にして評価した。結果を表10に示
す。
て評価した。 (接着性)JIS G0202記載の碁盤目試験(クロ
スカット法)に準じ電荷輸送層・電荷発生層・中間層全
体とした感光層の接着性を評価した。(感光層塗膜1c
m角に対し、2mm×2mmの碁盤目をカッターにより
作成、テープを接着、剥離し残存した塗膜数を評価し
た。全て残存した場合25個となる。)評価結果を表1
1に示す。
ように、本発明の電子写真感光体および電子写真装置に
より、画像欠陥がなく耐光性に優れ、実用的な接着性に
問題なく、実使用時においても高耐久な電子写真感光体
及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置を提供する
ことが可能となり、実用的価値にきわめて優れたもので
ある。
示する断面図である。
を例示する断面図である。
層構成を例示する断面図である。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層
と電荷輸送層からなる感光層を有する積層型電子写真感
光体において、前記電荷発生層が下記一般式(I)で示
される非対称ジスアゾ顔料、無金属フタロシアニン顔料
を含有し、かつ該非対称ジスアゾ顔料と無金属フタロシ
アニン顔料の重量比 非対称ジズアゾ顔料/無金属フタ
ロシアニン顔料が1.5/1以上5/1未満であること
を特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、Aは炭素原子でアゾ基の窒素原子に結合してい
る2価の残基を示す。またCp1、Cp2は互いに構造の
異なるカプラー残基を示す。) - 【請求項2】 前記電荷発生層が少なくとも結着樹脂と
してポリビニルブチラール樹脂と電荷発生物質として前
記一般式(I)で示される非対称ジスアゾ顔料、無金属
フタロシアニン顔料を含有し、かつ該層の電荷発生物質
と結着樹脂の重量比P/Rが8/1〜3/1であること
を特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。 - 【請求項3】 前記結着樹脂がブチラール化度62mo
l%未満のブチラール樹脂であることを特徴とする請求
項2記載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 前記非対称ジスアゾ顔料が下記一般式
(II)記載で表わされる化合物であることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか1に記載の電子写真感光体。 【化2】 (式中、Cp1、Cp2は構造が異なるカプラー残基を表
わす。) - 【請求項5】 前記フタロシアニン顔料がτ型無金属フ
タロシアニン顔料であることを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか1に記載の電子写真感光体。 - 【請求項6】 前記フタロシアニン顔料がX型無金属フ
タロシアニン顔料であることを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか1に記載の電子写真感光体。 - 【請求項7】 前記電荷輸送層が少なくとも電荷輸送物
質、結着樹脂を含有し、該電荷輸送物質が下記一般式
(III)で示されるトリフェニルアミン化合物であるこ
とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の電
子写真感光体。 【化3】 (式中、Ar1、Ar2は置換または無置換のアリール
基、置換または無置換の複素環基を表わし、R5、R6、
R7は水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ール基、置換または無置換の複素環基を表わすが、
R6、R7は互いの結合して環を形成しても良い。Ar3
は置換または無置換のアリーレン基を表わし、pは0ま
たは1を表わす。) - 【請求項8】 導電性支持体上に少なくとも中間層と電
荷発生層と電荷輸送層からなる感光層を有する積層型電
子写真感光体において、前記中間層が少なくとも酸化チ
タンおよび結着樹脂からなることを特徴とする請求項1
乃至7のいずれか1に記載の電子写真感光体。 - 【請求項9】 少なくとも帯電、露光、反転現像、転
写、クリーニング工程を経て画像形成を行ない、かつ導
電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層から
なる感光層を有する積層型電子写真感光体を有する電子
写真装置において、該電子写真感光体として、請求項1
乃至8のいずれか1に記載の電子写真感光体を用いるこ
とを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23842499A JP3807653B2 (ja) | 1998-08-27 | 1999-08-25 | 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置 |
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---|---|---|---|
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JP10-256120 | 1998-09-08 | ||
JP10-269078 | 1998-09-08 | ||
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JP23842499A JP3807653B2 (ja) | 1998-08-27 | 1999-08-25 | 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000147807A true JP2000147807A (ja) | 2000-05-26 |
JP3807653B2 JP3807653B2 (ja) | 2006-08-09 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23842499A Expired - Fee Related JP3807653B2 (ja) | 1998-08-27 | 1999-08-25 | 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002351106A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-12-04 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 |
JP2010181911A (ja) * | 2001-03-22 | 2010-08-19 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体およびそれを用いた電子写真装置 |
US8263297B2 (en) | 2007-11-28 | 2012-09-11 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoconductor and electrophotographic apparatus |
JP2017003964A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US9864322B2 (en) | 2015-06-09 | 2018-01-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP23842499A patent/JP3807653B2/ja not_active Expired - Fee Related
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