JP2000147739A - フィルム収納シート案内ガイド及びこれを備えた写真処理装置 - Google Patents

フィルム収納シート案内ガイド及びこれを備えた写真処理装置

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JP2000147739A
JP2000147739A JP10323604A JP32360498A JP2000147739A JP 2000147739 A JP2000147739 A JP 2000147739A JP 10323604 A JP10323604 A JP 10323604A JP 32360498 A JP32360498 A JP 32360498A JP 2000147739 A JP2000147739 A JP 2000147739A
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film
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Nobuaki Nakaoka
伸哲 仲岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に駆動力が作用しないか、あるいは弱く作
用する箇所においてフィルム収納シート搬送機構部分に
静電気による付着を生じ難くするフィルム収納シート案
内ガイド及びこれを備えた写真処理装置。 【解決手段】 写真処理装置Aに装着可能であって、フ
ィルム収納シート2と接する表面が凹凸状に形成されて
いるフィルム収納シート案内ガイド及びこれを備えた写
真処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルム収納シート
案内ガイド及びこれを備えた写真処理装置に関し、詳し
くは、写真処理装置に装着可能で静電気の悪影響を受け
難いフィルム収納シート案内ガイド及びこれを備えた写
真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現像および焼付を終了した写真用フィル
ム(以下、単に「フィルム」と称する)は、4コマ又は
6コマ毎に切断されたピースネガとなってフィルム収納
シートに挿入・収納される。このフィルム収納シート
は、1オーダー単位のフィルムを収納されると切断さ
れ、その後搬送されて、所定の段毎に折り畳まれて、焼
き付けされた写真プリントと共にプリント袋に収納さ
れ、顧客に返却される。ここに、1オーダー単位とは1
本のパトローネ又はカートリッジに収納された、いわゆ
る写真フィルム1本分のフィルムの単位を意味する。
【0003】この場合、1オーダー単位のフィルムを収
納したフィルム収納シートの折り畳みは、写真処理装置
のフィルム収納シート取扱部分において自動的に行わ
れ、折り畳まれたフィルム収納シートは受け皿などに排
出されるようになっている。そして、フィルム収納シー
トはフィルムの所定箇所に印字あるいは貼付されたID
ナンバーあるいはバーコード等と、別に仕上げられた写
真プリントとの符号の照合がなされて、合致したことが
確認されると、プリント袋に収納されて顧客に返却され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フィルム収
納シートは薄い樹脂製であるため、搬送される途中に静
電気を帯びる場合があり、駆動力により搬送される場合
は強制的に移動されるので静電気による工程上の影響は
少なく、静電気のために搬送に支障をきたすようなこと
はないが、フィルム収納シート搬送に駆動力が作用しな
い、あるいは挟持・搬送されず片側だけで搬送されるよ
うな、搬送に駆動力が作用しても駆動力を強く作用でき
ない箇所をフィルム収納シートが移動する場合には、静
電気により支障をきたす場合がある。すなわち、静電気
の作用によってフィルム収納シートが周囲の装置部分に
付着して折れ曲がったり搬送が滞ったりする、いわゆる
送りムラが生じ、搬送工程上支障をきたすことがあっ
た。特に、フィルムを4コマ収納するシートの場合、幅
は狭くて済むが1オーダー分のシート長さが長くなるた
め、途中で送りムラが生じ易い。送りムラが生じた場合
は、その都度、オペーレーターの手を煩わせるため、作
業効率が低下し、かかる問題の生じない写真処理装置の
開発が望まれていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
有する問題点を解消でき、特に駆動力が作用しない、あ
るいは弱く作用する箇所においてフィルム収納シート搬
送機構部分に静電気による付着の生じ難いフィルム収納
シート案内ガイド及びこれを備えた写真処理装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は各請求項記載
の発明により達成される。すなわち、本発明に係るフィ
ルム収納シート案内ガイドの特徴構成は、写真処理装置
に装着可能なフィルム収納シート案内ガイドであって、
フィルム収納シートと接する表面が凹凸状に形成されて
いることにある。このように構成されていると、フィル
ム収納シートに静電気が帯電したままフィルム収納シー
トが案内ガイドによって案内されるに際して、駆動力に
よる搬送でない箇所、あるいは駆動力が弱くのみ作用す
る箇所であっても、フィルム収納シートが案内ガイド表
面で面状接触しないため、静電気による付着が生じるこ
とはない。その結果、静電気の帯電に起因するフィルム
収納シートの送りムラが生じないので、オペレータの手
を煩わして作業効率を低下させるといった従来技術の問
題点を確実に解消できるフィルム収納シート案内ガイド
を提供することができた。
【0007】本発明のフィルム収納シート案内ガイドと
して、フィルム収納シートと接する前記表面が、前記フ
ィルム収納シートの長手方向にほぼ直交又は平行した複
数の凹凸形状を備えた波板形状になっていて、前記フィ
ルム収納シートの長手方向にほぼ直交して形成された波
板形状の凹凸のピッチが前記フィルム収納シートの1段
分の長さより短いことが好ましい。このように構成され
ていると、フィルム収納シートが案内ガイド表面で面状
接触しないので、静電気によるフィルム収納シートの案
内ガイド表面への付着が生じることはない。しかも、前
記凹凸形状は加工が容易であるので、製造コスト的にも
安価で済む。
【0008】更に、本発明のフィルム収納シート案内ガ
イドとして、フィルム収納シートと接する前記表面が、
前記フィルム収納シートの長手方向にほぼ直交又は平行
した複数の凸状片を備えた形状になっていて、前記フィ
ルム収納シートの長手方向にほぼ直交して形成された凸
状片の間隔が前記フィルム収納シートの1段分の長さよ
り短いことが好ましい。このように構成されていても、
フィルム収納シートが案内ガイド表面で面状接触しない
ので、同様に優れた作用・効果を発揮できる。特に、凸
状片をフィルム収納シート案内ガイド表面に千鳥状に多
数配列し、各凸状片の立ち上がり角を鋭角にすることが
好ましく、立ち上がり角を数度〜90°未満にすること
がより好ましい。
【0009】本発明に係る写真処理装置の特徴構成は、
焼付処理を終了したフィルムを収納するフィルム収納シ
ートを巻取部側に搬送する搬送機構と、搬送された前記
フィルム収納シートを1オーダー毎に巻き取る巻取部
と、この巻取部で前記フィルム収納シートを巻き取る前
にフィルム収納シートを、外郭を構成するハウジング外
に排出可能な開口部とを備えると共に、前記搬送機構
が、請求項1〜3のいずれか1のフィルム収納シート案
内ガイドとこれに対面する回転部材とからなる片側送り
搬送機構を有することにある。このように構成されてい
ると、フィルム収納シートに静電気が帯電したままフィ
ルム収納シートが案内ガイドに沿って案内搬送されるに
際して、駆動力が弱くのみ作用する箇所であっても、フ
ィルム収納シートが案内ガイド表面で面状接触しないた
め、静電気による付着が生じることはない。その結果、
静電気の帯電に起因するフィルム収納シートの送りムラ
が生じないので、オペレータの手を煩わして作業効率を
低下させるといった従来技術の問題点を確実に解消でき
る写真処理装置を提供することができた。
【0010】更に、前記開口部に装着された請求項1〜
3のいずれか1のフィルム収納シート案内ガイドを備え
ることが好ましい。このように構成されていると、駆動
力による搬送でない箇所、あるいは駆動力が弱くのみ作
用する箇所であっても、フィルム収納シートが案内ガイ
ド表面で面状接触しないため、静電気による付着が生じ
ることはないので一層都合がよい。
【0011】更に又、本発明に係る写真処理装置の特徴
構成は、焼付処理を終了したフィルムを収納するフィル
ム収納シートを巻取部側に搬送する搬送機構と、搬送さ
れた前記フィルム収納シートを1オーダー毎に巻き取る
巻取部と、この巻取部で前記フィルム収納シートを巻き
取る前にフィルム収納シートを、外郭を構成するハウジ
ング外に排出可能な開口部と、この開口部に装着された
請求項1〜3のいずれか1 のフィルム収納シート案内ガ
イドとを備えることにある。このように構成されていて
も、駆動力による搬送でない箇所であっても、フィルム
収納シートが案内ガイド表面で面状接触しないため、静
電気による付着が生じることはないので都合がよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る写真
処理装置Aにおいてピースネガがフィルム収納シートの
一種であるネガシート2に挿入・収納され排出されるま
での搬送経路の概略構成を示す。ネガシート2は、ネガ
シートロールRから搬出されると共に、モータ等の駆動
手段M1により駆動される駆動ローラ3とこれに対向す
る従動ローラ4とによって挟持・搬送され、ついでピー
スネガインサータ5によって図外の経路から搬送されて
くるピースネガを収納する。その後、ネガシートカッタ
ー6により、4コマ又は6コマに切断された1オーダー
分のピースネガが収納されたネガシート2の長さに見合
う所定長さに切断される。そして、切断されたネガシー
ト2は、シリコンゴム製等で形成された複数のブレード
8aを備えた回転部材である回転ローター8の組み合わ
せからなる送りユニット9により、第1案内ガイド部7
に沿って下方に案内搬送される。この送りユニット9
は、図示はしないが、モータ等の駆動手段により駆動さ
れ、複数の回転ローター8は無端ベルトや無端チェーン
によって連結・駆動されるようになっている。送りユニ
ット9による搬送の後、ネガシート2の表裏面をベルト
10により挟持するベルト搬送される。ベルト10によ
る搬送は、モータ等の駆動手段M2により駆動・搬送さ
れる。ついで、ネガシート2は複数のローラ群13によ
り同様に挟持・搬送されて、フィルム収納シート排出部
14に達して、焼き付けされた写真プリントと共にプリ
ント袋に収納されるべく排出される。
【0013】前記第1案内ガイド部7での搬送は、ネガ
シート2に収納されたフィルムを傷つけないようにする
ため、片側からのみ送り搬送する機構を採用しており、
搬送力は挟持・搬送する場合に比べて弱い。従来のこの
部分の案内ガイド部は平坦な金属板からなっていたた
め、搬送途中においてネガシート2に静電気が強く帯電
した場合、この部分での搬送途中でネガシート2が案内
ガイド部を構成する金属板にぴったりと面接触し、以後
の搬送が円滑に進まず、搬送ムラが生じるという事態が
発生し、その都度、オペレータの手を煩わすことが少な
からずあった。
【0014】しかしながら、本実施形態の場合、第1案
内ガイド部7は、図2に拡大して示すように、波板状に
成形されていて、ネガシート2が面状に付着し難いよう
になっている。すなわち、ネガシート2は所定長さに切
断された後、第1案内ガイド部7に沿って送りユニット
9により下方に片側搬送される際、第1案内ガイド部7
が、ネガシート2の長手方向に直交したほぼ等間隔の複
数の凹凸形状を備えた波板形状になっていると共に、ネ
ガシート2の波板形状の凹凸のピッチpがネガシート2
の1段分の長さより短くなっているので、例えネガシー
ト2に強い静電気が帯電していたとしても、第1案内ガ
イド部7にネガシート2が面接触することはない。従っ
て、第1案内ガイド部7での搬送は、片側搬送する機構
になっていて搬送力は弱いものの、この部分で搬送が滞
ることがなく、搬送ムラか生じないので、作業効率を常
に高く維持できるのである。
【0015】フィルム収納シート排出部14は、ネガシ
ート2を挟持・搬送するローラ群13と、搬送されてき
たネガシート2をネガシート2に形成されているミシン
目単位に折り曲げ1段毎に巻き取る巻取部15と、巻き
取ったネガシート2を排出する排出部(図示略)等とか
らなっている。
【0016】巻取部15は、ネガシート2を1段毎に巻
き取るための巻取部材を構成する一対の巻取棒15a,
15aを備えている。巻取棒15a,15aは夫々断面
四角形状をなしていると共に、ネガシート2を巻き取る
ために十分な長さを有する角柱状をなしている。そし
て、巻取棒15a,15aは巻き取り中心から幾分偏心
した位置に配置されており、図外に配置されたモータ等
により円弧状の軌跡を描いて、時計周り又は反時計周り
に回動するようになっている。そして、巻取棒15a,
15aの上方には、ネガシート2を巻取るに際し、巻取
棒15a,15aの時計周りあるいは反時計周りの回動
に対応して、ネガシート2を押さえる一対の押さえ板1
6,16が設けられている。この押さえ板16は、軸
(図示略)周りに回動可能になっており、バネ等によっ
て、又は押さえ板16自身のバネ性によって、通常は図
1に示す位置に付勢されている。
【0017】ローラ群13の下方には、退避板17が支
軸(図示略)周りに回動可能に支持されている。この退
避板17は、通常はネガシート2の搬送経路の下方に退
避しているが、ネガシート2を巻取部15側に搬送する
ときは、図1に示すように搬送経路に臨む位置に回動駆
動される。この回動駆動は、図外に配置されているモー
タなどによりなされるが、その際、ネガシート2が搬送
されてきたことを検知して、自動的に回動駆動させるよ
うにすることもできる。
【0018】そして、ネガシート2は、後述するよう
に、写真処理装置Aを外郭を構成するハウジング19
(図1では一部のみを示す)の開口部18から一旦排出
された後、前記巻取部15の回動動作により逆方向に進
行し、巻取棒15a,15aによって巻き取られる。ネ
ガシート2が巻取棒15a,15aにより巻き取られ始
めると、押さえ板16はネガシート2が解けないように
ネガシート2を押さえる。尚、巻取棒15a,15aの
断面形状は特に限定されず、図1に示した角棒状のみな
らず丸棒状、あるいはその他の形状のものでもよく、材
質も金属製、樹脂製など種々のものを適用できるが、表
面にゴムのように摩擦係数の高い材料で被覆されると、
ネガシート2を巻き取る際に滑りを防止できて好まし
い。
【0019】一時的にハウジング19外に排出される前
記開口部18は、ハウジング19の、ネガシート2が搬
送される進行方向該当箇所に形成されていて、ネガシー
ト2の巻取りに際して、一時的にネガシート2を装置外
で待機可能にする。つまり、ネガシート2が巻取部15
の巻取棒15a,15aによって巻き取られる前に、ネ
ガシート2の前後を反転させるため、ネガシート2が一
時的に装置外に排出されるようになっている。この反転
は、ネガシート2に挿入・収納されたフィルムに顧客を
特定するIDコードあるいはバーコードが印字あるいは
貼付されているので、このIDコード等をオペレータが
直接視認できる位置にくるように巻き取るために行う。
【0020】ネガシート2が一時的に開口部18から排
出される際、ネガシート2は開口部18の上下位置に装
着されている一対の案内ガイド板11,12からなる第
2案内ガイド部によって所定方向に案内される。一対の
案内ガイド板11,12は、開口部18を通して写真処
理装置A内部に挿入され、慣用の固着手段を用いて装着
されている。ネガシート2は退避板17上を開口部18
側に搬送され、下側案内ガイド板12上を通過し、つい
で上側案内ガイド板11に当接し下方に向けて案内され
る。上側案内ガイド板11は、図3に示すように、その
表面がネガシート2の長手方向に直交したほぼ等間隔の
複数の凹凸からなる波板形状を備え、前記第1案内ガイ
ド部7と同様の形状になっている。そして、下側案内ガ
イド板12は、図4に示すように、前記ネガシート2の
長手方向に平行した複数のほぼ等間隔の凹凸形状を備え
た波板形状になっていて、ネガシート2はその搬送に対
して下側案内ガイド板12とは実質的に線状に接触し、
面状に接触することがないので、搬送途中でネガシート
2に帯電した静電気によってネガシート2の搬送が滞る
ということがない。
【0021】〔別実施の形態〕 (1) 前記第1案内ガイド部7の凹凸形状は、前記フ
ィルム収納シートの長手方向に直交してほぼ等間隔の複
数の凹凸形状を備えた波板形状に限定されることはな
く、フィルム収納シートの長手方向にほぼ平行してほぼ
等間隔の複数の凹凸形状を備えた波板形状であってもよ
い。又、波形形状を構成する凹凸形状は必ずしも等間隔
に形成されていなくてもよく、あくまでフィルム収納シ
ートと案内ガイド部とが面状に接触しなければよい。
【0022】(2) 前記第2案内ガイド部の内、上側
案内ガイド板11の凹凸形状を、図4に示す下側案内ガ
イド板12の凹凸形状のように、フィルム収納シートの
長手方向にほぼ平行した複数の凹凸形状を備えた波板形
状であってもよい。
【0023】(3) 前記第1ガイド部7および第2案
内ガイド部11,12の凹凸形状は、前記フィルム収納
シートの長手方向に直交〜平行の間の中間的角度を有す
る複数の凹凸形状を備えた波板形状であってもよい。
又、複数の凹凸形状が途中で互いに折れ曲がったジグザ
グ形状であってもよい。そのような場合、複数の各凹凸
形状が等間隔であることが好ましい。
【0024】(4) 下側案内ガイド板12の形状を、
図5に示すような形状としてもよい。この下側案内ガイ
ド板12’はその表面に千鳥状に配列された多数の凸状
片を有していて、この凸状片は側面視ほぼ二等辺三角形
状をしている。そして、下側案内ガイド板12’の表面
に鋭角の立ち上がり角Θ(図5では一方の角度のみを示
す)を有して形成されている。このような形状であって
も、進行あるいは後退するネガシート2が下側案内ガイ
ド板の平面部分と接触しないので、上記実施形態の下側
案内ガイド板と同様な作用・効果を発揮する。立ち上が
り角Θは数度〜90°未満であることが好ましく、又、
その数、配置については図5に示すものに限られず、種
々の形状が考えられる。要は、ネガシート2が下側案内
ガイド板の平面部分と面接触しなければよい。又、凸状
片は必ずしも二等辺三角形である必要はなく、夫々の立
ち上がり角Θが数度〜90°未満であることが好まし
い。これら凸状片はプレス加工により一体的に立ち上げ
成形してもよいし、別部材として下側案内ガイド板の表
面に接合してもよい。尚、凸状片をプレス加工により一
体的に立ち上げ成形すると工数が少なくて済み、製造コ
ストが低減できて好ましい。
【0025】(5) 上記写真用フィルムとしては、ネ
ガフィルム、ポジフィルムのいずれも利用できる。
【0026】(6) 前記案内ガイド部の材質は導体で
ある金属製が好ましいが、他の材質のものでもよく、樹
脂製の場合には表面を導電性塗料でコーティング仕上げ
することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る写真処理装置のフィルム収納
シートの搬送経路を示す概略構成図
【図2】図1の第1案内ガイド部の要部構造を拡大して
示す図
【図3】図1の第2案内ガイド部を構成する上側案内ガ
イド板の斜視図
【図4】図1の第2案内ガイド部を構成する下側案内ガ
イド板の斜視図
【図5】別実施の形態に係る第2案内ガイド部を構成す
る下側案内ガイド板の斜視図
【符号の説明】
2 フィルム収納シート 7 フィルム収納シート案内ガイド 8 回転部材 11,12 フィルム収納シート案内ガイド 15 巻取部 18 開口部 19 ハウジング p ピッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真処理装置に装着可能なフィルム収納
    シート案内ガイドであって、フィルム収納シートと接す
    る表面が凹凸状に形成されているフィルム収納シート案
    内ガイド。
  2. 【請求項2】 フィルム収納シートと接する前記表面
    が、前記フィルム収納シートの長手方向にほぼ直交又は
    平行した複数の凹凸形状を備えた波板形状になってい
    て、前記フィルム収納シートの長手方向にほぼ直交して
    形成された波板形状の凹凸のピッチが前記フィルム収納
    シートの1段分の長さより短い請求項1のフィルム収納
    シート案内ガイド。
  3. 【請求項3】 フィルム収納シートと接する前記表面
    が、前記フィルム収納シートの長手方向にほぼ直交又は
    平行した複数の凸状片を備えた形状になっていて、前記
    フィルム収納シートの長手方向にほぼ直交して形成され
    た凸状片の間隔が前記フィルム収納シートの1段分の長
    さより短い請求項1のフィルム収納シート案内ガイド。
  4. 【請求項4】 焼付処理を終了したフィルムを収納する
    フィルム収納シートを巻取部側に搬送する搬送機構と、
    搬送された前記フィルム収納シートを1オーダー毎に巻
    き取る巻取部と、この巻取部で前記フィルム収納シート
    を巻き取る前にフィルム収納シートを、外郭を構成する
    ハウジング外に排出可能な開口部とを備えると共に、前
    記搬送機構が、請求項1〜3のいずれか1のフィルム収
    納シート案内ガイドとこれに対面する回転部材とからな
    る片側送り搬送機構を有する写真処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記開口部に装着された請求項1
    〜3のいずれか1のフィルム収納シート案内ガイドを備
    える請求項4の写真処理装置。
  6. 【請求項6】 焼付処理を終了したフィルムを収納する
    フィルム収納シートを巻取部側に搬送する搬送機構と、
    搬送された前記フィルム収納シートを1オーダー毎に巻
    き取る巻取部と、この巻取部で前記フィルム収納シート
    を巻き取る前にフィルム収納シートを、外郭を構成する
    ハウジング外に排出可能な開口部と、この開口部に装着
    された請求項1〜3のいずれか1のフィルム収納シート
    案内ガイドとを備える写真処理装置。
JP10323604A 1998-11-13 1998-11-13 フィルム収納シート案内ガイド及びこれを備えた写真処理装置 Withdrawn JP2000147739A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107867572A (zh) * 2017-11-29 2018-04-03 红云红河烟草(集团)有限责任公司 一种辅助烟包透明纸输送的导向装置及其使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107867572A (zh) * 2017-11-29 2018-04-03 红云红河烟草(集团)有限责任公司 一种辅助烟包透明纸输送的导向装置及其使用方法

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