JP2000145986A - 洗浄機用切替バルブ及びこれを用いた洗車装置 - Google Patents

洗浄機用切替バルブ及びこれを用いた洗車装置

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JP2000145986A
JP2000145986A JP10320860A JP32086098A JP2000145986A JP 2000145986 A JP2000145986 A JP 2000145986A JP 10320860 A JP10320860 A JP 10320860A JP 32086098 A JP32086098 A JP 32086098A JP 2000145986 A JP2000145986 A JP 2000145986A
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勝也 白崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量の切り替えに対応して低圧管路と高圧管
路とを切り替える切替バルブを洗浄装置に採用して洗浄
装置のコストの低減及び使用性の向上を図る。 【解決手段】 供給装置Sから単一の供給管路37を介
して洗車装置W1に供給される洗浄水等の流体を、流量
の変化に対応して管路の切り替えを可能にする切替バル
ブVを備えている。切替バルブVは、供給流量が設定値
よりも少ない時には弁機構が働いて高圧管路用出口を閉
塞した状態の下に低圧管路用出口を開いて低圧管路45
によりリンスアーチ43などの低圧ノズルから噴射可能
としてある。また、供給流量が設定値よりも多い時には
上記の弁機構が逆に働いて高圧管路用出口を開いて高圧
管路44により高圧トップノズル41や高圧サイドノズ
ル42から洗浄水等を噴射可能としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄機用切替バル
ブ及びこれを採用した洗浄装置、特に乗用車等の洗浄を
行う洗車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば洗車機には手持式のものや自動式
のものがあるが、いずれも洗車の種類に応じて高圧スプ
レーや低圧スプレーあるいは中圧スプレーなど圧力を切
り替えて洗車作業が行われる。例えば、洗剤やワックス
の塗布には低圧スプレーとし、すすぎ用には高圧スプレ
ーとするように切り替えている。このようなスプレー圧
の切り替えは、例えばそれぞれの圧力に対応する複数の
ポンプを用いたり、電磁弁や逆止弁を用いて管路を切り
替えたりすることによって行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにスプレ
ー圧を切り替えて洗車を行う場合、例えば、すすぎ用高
圧スプレーは洗浄面に対する打撃力を利用するため、狭
い範囲に集中させるようなスプレーパターンとする必要
がある。また、洗剤、ワックス用低圧スプレーは、車体
の広い範囲に散布させるため、広範囲に拡がる形状のス
プレーパターンとする必要がある。
【0004】しかし、同一のノズルから圧力の異なるス
プレーを噴射しても、そのノズルに適した圧力以外の噴
射圧でのスプレーでは適切なスプレーパターンは得られ
ないため、洗車の作業効率を悪くしていた。
【0005】この問題に対応するため、高圧用と低圧用
とで別々のノズルを装備する方法も採用されている。例
えば単一のポンプにより、回転数を変えるなどの手段で
供給圧力を切り替える場合、高圧、低圧で各々専用の配
管を用いることになる。各々のノズルへの管路切り替え
は電磁弁や逆止弁を用いて行っている。このため管路が
複雑化しあるいは高圧用の電磁弁が高価であり、その上
電磁弁の切り替えに電気的制御手段が必要であるなどに
より製造コスト上昇の原因となっていた。
【0006】そこで本発明の目的は、電気的制御手段が
必要な電磁弁を用いずに、供給する流体の圧力の変化に
対応して管路を容易に切り替え可能とする切替バルブに
よって洗車工程、すなわち噴射圧力ごとに適したスプレ
ーパターンで効率のよい洗浄処理、ワックス処理を可能
とする洗車装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、次の手段を採用してある。
【0008】切替バルブは、高価な電磁弁等を用いずに
供給ポンプから供給される流体の流量の変化に対応して
流路を切り替え可能とすることにより、洗車目的に対応
した圧力で流体を各ノズルへ供給可能としてあるところ
に特徴がある。
【0009】流路切り替えのための具体的な手段は、チ
ャンバーを構成するシリンダ内に往復移動自在に設けら
れたピストンの移動によって低圧管路用出口または高圧
管路用出口のいずれか一方を開放するとともに他方を閉
塞するようにしたものである。ピストンの往復移動は、
上記チャンバー内の圧力によってピストンを一方の方向
に変位させるように働く変位力とばねによる他の方向に
作用する付勢力との差によって生じるようにしてある。
【0010】なおこの変位力はチャンバーを貫通してい
るロッド部の断面積から高圧管路用出口面積を減じた差
分と、チャンバー内の圧力との積により求められる。す
なわち、低流量でチャンバー内の圧力が低い状態で、そ
れにより生じる変位力がばねによる付勢力よりも小さい
時には、ピストンがばねの付勢力によって高圧管路用出
口に向かって付勢される。これにより第2の弁機構の作
用で高圧管路用出口の閉塞が維持される。
【0011】この時、第1の弁機構は第1の塞栓部が低
圧管路用出口側の弁座から離れているため低圧管路用出
口が開放されている。シリンダ室の内周部と接するピス
トンの外周部には間隙部が形成してあるので、低流量時
における流体はこの間隙部を通り、さらに低圧管路用出
口を通って低圧管路へ供給される。
【0012】これに対し、供給される流体の流量の増加
によってチャンバー内の圧力が高くなり、ピストンに作
用する変位力がばねによる付勢力よりも大きくなると、
ピストンはこの付勢力に抗して変位し、第2の弁機構に
より高圧管路用出口を開放するとともに第1の弁機構に
より低圧管路用出口への流路を閉塞する。したがって供
給管路からシリンダ室内に供給された流体は、高圧管路
用出口を通って高圧管路へ供給可能となる。
【0013】こうして流量が設定値よりも小さい時には
流体が低圧管路に流れ、流量が設定値よりも大きくなっ
た時には流体が高圧管路に流れるように切り替えられ
る。低圧管路は、例えば洗剤塗布用のスプレーノズルや
ワックス用スプレーノズルに接続し、高圧管路は例えば
すすぎ用高圧スプレーノズルに接続すれば、流体の種類
ごとにポンプの回転数を切り替えるように設定すること
により、任意の種類の流体を選択された圧力でそれぞれ
に対応したノズルから適切なスプレーパターンで洗車可
能となる。
【0014】この切替バルブの稼動中に小流量から大流
量に切り替えられるとき、切り替えられた流量があまり
大きくない時にはピストンの移動が緩慢となって、それ
だけ応答速度が低くなる。このため、低圧管路用出口が
閉塞するまでに所定の時間を要し、その間低圧管路に高
圧管路用の流体が流れ込むおそれがある。
【0015】本発明では切り替え時における応答性を高
くする手段として、小流量から大流量に切り替える際
に、この大流量よりもさらに大きい流量で流体を供給し
てシリンダ内の圧力を高くすることによりピストンの移
動速度を速くし、短時間で低圧管路用出口を閉塞可能と
してある。
【0016】また、前述のように移動中のピストンは、
チャンバーを貫通しているロッド部の断面積から高圧間
路用出口面積を減じた差分と、チャンバー内圧力との積
により求められる値の変位力を受けている。
【0017】ここで第1の弁機構が閉塞した後は、第2
のチャンバーから低圧管路用出口に至る流体供給がなく
なり、その結果として第1の弁機構の閉塞部から先の低
圧管路内部は、概略チャンバー外の圧力、すなわち大気
圧程度に緩和される。
【0018】このため、第1の弁機構閉塞後のピストン
の作用力は、第1の弁機構の閉塞部断面積から高圧管路
用出口の面積を減じた差分と、チャンバー内圧力との積
により求められる値となる。
【0019】ゆえに、第1の弁機構の閉塞部断面積を、
第2のチャンバーを貫通するロッド部断面積より大きく
しておけば、同一のチャンバー内圧力下において上記弁
機構の開放状態よりも閉塞状態でのピストンの作用力が
大きくなる。
【0020】したがって第1の弁機構は、チャンバー内
圧力の上昇によっていったん閉塞してしまえば、チャン
バー内圧力が閉塞時点と同一の圧力まで下降してきても
弁は作動せず、閉塞時点より若干低い圧力まで下降した
段階で開放するというヒステリシスを有した動作をす
る。この結果、本発明の切替バルブは、切り替え圧力近
傍において若干の圧力変動があっても、安定的に切り替
え状態を保持可能としてある。
【0021】上記の切替バルブを備えた洗車装置は、流
体の供給ポンプの回転数と洗剤等の流体用切替弁を制御
することにより、各スプレーノズルへ所望の流体を所望
の圧力で供給可能となる。ポンプ回転数の切り替えにと
もなう流路の切り替えについては、高価な電磁弁などを
必要とせず、したがって電磁弁制御系も不要となるので
構成が極めて簡単になり、洗車装置を安価に提供可能と
するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】初めに実施の形態の一例としての
切替バルブについて説明する。
【0023】図1(a)に示すように、バルブ本体1は
円筒体の内部にシリンダ室2を有するシリンダ部材3
と、このシリンダ部材の開口端を塞ぐ蓋部材4とからな
る。シリンダ室2は図1右寄りの部分が大径部からなる
第1のチャンバー2aとなっており、これに続く左寄り
の部分が小径部からなる第2のチャンバー2bとなって
いる。第1のチャンバー2aと第2のチャンバー2bと
の境界には第1の弁機構B1を構成する第1の弁座2c
がすり鉢状に形成されている。
【0024】第1のチャンバー2aの右端部近傍には、
洗浄用流体の供給用入口2dが設けてある。また第2の
チャンバー2bには低圧管路用出口2eが設けてある。
蓋部材4の中心部には、高圧管路用出口4aが設けてあ
り、その内端部(図1左部)には第2の弁機構を構成す
る第2の弁座4bが設けてある。
【0025】供給管路用入口2dには供給管を接続する
供給管接続部5が設けてある。第2のチャンバー2bに
設けられている低圧管路用出口2eには低圧管接続部6
が設けてある。そしてまた、シリンダ室2の右端に設け
られた蓋部材4に設けられた高圧管路用出口4aには高
圧管接続部7が設けてある。
【0026】シリンダ室2内には、所定の範囲内で往復
移動可能なピストン8が挿着してある。ピストン8はロ
ッド部8aの中間位置に実質的に円板状のフランジ部8
b及び第1の弁機構を構成する第1の塞栓部8cが円錐
形に形成してある。また、ピストン8の右端部には第2
の弁機構B2を構成する第2の塞栓部8dが実質的な円
錐形に形成してある。
【0027】ロッド部8aの左端部は、シリンダ室2の
左端部を貫通してシリンダ部材3の左端から外部に突出
してピストン8の往復移動を可能としている。なお、上
記した第1の弁機構B1は、閉塞部断面積がピストンの
ロッド部8aの断面積より大きくなるようにしてある。
【0028】第1の弁機構B1の動作は、ピストン8が
左方に移動すると、第1の塞栓部8cがすり鉢状に形成
された第1の弁座2cと密着係合するため、流体が低圧
管路用出口2eから流出することを防止可能としてある
(同図(b)参照)。
【0029】第2の弁機構B2の動作は、ピストン8が
右に移動すると第2の塞栓部8dは、第2の弁座4bと
密着係合することにより、流体が高圧管路用出口4aか
ら流出することを防止可能としてある。
【0030】シリンダ室2の第1のチャンバー2aの左
端部とピストンのフランジ部8bとの間には、付勢手段
としての圧縮コイルばね9が挿着されている。このコイ
ルばね9は、右端部がピストンのフランジ部8bの一側
部に弾接し、左端部が第1のチャンバー2aの左端に形
成されている段差部に弾接することによりピストン8を
右向きに付勢している。
【0031】したがって流体が流れていない状態におい
ては、図1(a)に示すように、ピストン8がばね9に
より右方に付勢され、第2の弁機構B2を構成する第2
の塞栓部8dが第2の弁座4bに密着係合することによ
り高圧管路用出口4aが閉塞状態となっている。このと
き、第1の弁機構B1は第1の弁座2cから第1の塞栓
部8cが離脱しているため低圧管路用出口2eは開放状
態となっている。
【0032】ピストン8のフランジ部8bの形状は、図
2に例示するように、外周部に第1のチャンバー2aの
内周部との間に流体の通路となるべき間隙を作るための
間隙部8eが形成してある。図2(a)では、第1のチ
ャンバー2aの内周部に対応する円板の周囲に平坦な切
欠部をそれぞれ90°間隔で形成したものを間隙部8
e,…としてある。
【0033】また、同図(b)では、第1のチャンバー
2aの内周部より小さい直径の円板状フランジ部の外周
部にシリンダ室の内周部に接する突起部を90°間隔に
形成し、第1のチャンバーの内周部とフランジ部との間
に間隙部8e,…を形成してある。
【0034】ここで、流体がピストン8を左方に変位さ
せようとする力すなわち変位力Fとばね9の付勢力Fs
との関係について説明する。
【0035】図1(a)において、流体が流量Q1にて
供給される。この流体はフランジ部に形成された間隙部
8eを通ってフランジ部の左側にも供給され、結果とし
てシリンダ室内はフランジ部左右各面側とも同じ圧力に
なる。このときのシリンダ室内圧力をP1とする。すな
わち、シリンダ室内にあるピストン表面は全域にわたっ
て等しく圧力P1を受けることになる。
【0036】ここでピストン8は、閉塞中である右端部
の第2の弁機構B2における高圧管路用出口4aの断面
積分と、シリンダ室左側を貫通しているロッド部の断面
積分が、大気圧下に開放されており、シリンダ内圧力P
1を受けていない。
【0037】このため、シリンダ室2a内におけるピス
トン表面に作用する圧力P1は、ロッド部8aの軸方向
への分力のみがシリンダ室外に開放されていることにな
る。このとき、それぞれの方向へピストンを変位させよ
うとする力(変位力)の大きさは、大気圧開放されてい
る部分の断面積とシリンダ内圧力P1の積として算出可
能である。
【0038】すなわち、ロッド部側へのピストンの変位
力F1は、ロッド部8aの断面積をA1とすると、 F1=A1・P1 である。
【0039】また、高圧管路用出口4a側へのピストン
の変位力F2は、高圧管路用出口の断面積をA2とする
と、 F2=A2・P1 である。ここで、ロッド部の断面積A1は高圧管路用出
口4aの断面積A2より大きくしてあるので、A1>A
2すなわちF1>F2となり、ピストンはシリンダ内圧
力P1の作用によって、ロッド部を左側に突出させる方
向に変位しようとする力を受けることになる。
【0040】この状態におけるピストンの変位力Fは、 F=F2−F1 =(A2−A1)・P1 となる。
【0041】これに対し、このばね9の付勢力Fs がピ
ストンを右方に変位させるように働いているので、この
付勢力とピストンの変位力Fとの差によりピストンの位
置が決まることになる。すなわち、F<Fs であればピ
ストン8はばね9の付勢力Fsによって右方に変位し
て、第2の弁機構B2における第2の塞栓部8dを第2
の弁座4bに密着係合して高圧管路用出口4aを閉塞す
る。
【0042】この状態では第1の弁機構B1は、第1の
塞栓部8cが第1の弁座2cから離脱しているため、低
圧管路用出口2eは開いた状態となっている。したがっ
てピストン8の位置はそのままの状態を維持しつつ、流
体はフランジ部の外周部に形成された4か所の間隙部8
e(図2参照)によって作られた通路を通ってフランジ
部の反対側を経てさらに低圧管路用出口2eを通って低
圧管接続部6へ供給可能となっている。
【0043】次に、シリンダ室2に供給される流体の流
量がQ2に切り替えられて、シリンダ室内の圧力がP2
に上昇したとする。この時におけるピストン8に生じる
変位力Fは、上記と同様の方法で求めることができる。
この変位力Fがばね9の付勢力Fs よりも大きくなる
と、ピストン8はこの付勢力に抗して左方に変位し、図
1(b)に示すような状態となる。
【0044】このようにピストン8が左方に変位する
と、第2の弁機構B2は、第2の塞栓部8dが第2の弁
座8dから離れて、流体が高圧管路用出口4aを通過可
能となる。これと同時に第1の弁機構B1は、第1の塞
栓部8cが第1の弁座2cに密着係合し、低圧管路用出
口2eが閉塞される。この結果流量Q2の流体は、高圧
管路用出口4aを経て高圧管接続部7から高圧管路へ供
給可能となる。
【0045】ところで、流量Q1を低圧管路に供給して
いる状態から流量Q2に切り替えられると、シリンダ室
内の圧力はP1からP2に変わる。流量Q2の下では、
F>Fs となることからピストン8が左方に変位するの
であるが、流体によりピストンに働く変位力Fがばねの
付勢力Fs よりもそれ程大きくない場合には、ピストン
の変位に対する応答速度が遅いために、第1の塞栓部8
cが第1の弁座2cに密着するまでにある程度の時間を
要し、低圧管路用出口2eからも流体が流れ出す事態も
生じることがある。
【0046】これに対しては、Q1からQ2への流量切
り替え時の初めの所定時間については、供給する流体の
流量をQ2よりも大きくし、これに対応してシリンダ室
2a内の圧力を通常の圧力よりも大きくする。
【0047】このように、ピストンの変位力を大きくす
ることにより短時間でバルブの切り替えを行うようにす
れば、高圧用流体が低圧管路へ流れ込むことがなくな
る。したがってこれにより第1の塞栓部8cが第1の弁
座2cに密着係合した後に本来の高圧用の流量Q2に切
り替えれば圧力に応じたノズルから適切なスプレーパタ
ーンによる洗車が可能となる。
【0048】なお、流量の切り替えは、流体供給ポンプ
の回転数を変化させることにより行うようにすればよ
い。具体的には図示しないポンプ駆動用モータの回転数
をインバーターで切り替えるようにすればよい(図3,
4参照)。
【0049】また、上記のように流量の増加によってシ
リンダ室内圧力がP1からP2に上昇し、ピストンが左
方に変位しはじめると第2の弁機構が開放され、高圧管
路に流体が供給されるため、高圧管路内も圧力P2とな
る。
【0050】第2の弁機構B2が閉塞中のときは、高圧
管路用出口4aから大気圧下に開放されていたピストン
8の右端部も、弁機構の開放によってその表面に圧力P
2を受けることとなる。
【0051】ゆえにシリンダ室内圧力により発生するピ
ストンの変位力Fは右方向への作用力が消失し、大気圧
下にあるロッド部により発生する左方向への作用力のみ
となる。
【0052】このため、同一のシリンダ室内圧力P2の
下でも、第2の弁機構B2が閉塞中にあるときより開放
時の方が、ピストンに作用する左方向への変位力Fは増
大する。さらに、右側の第1の弁機構B1においては、
閉塞部断面積がピストンのロッド部8aの断面積より大
きくしてあるので、閉塞後に低圧管路が大気圧になるこ
とにより、ピストンの大気圧開放面積が、ロッド部の断
面積分から第1の弁機構の閉塞部の断面積分に増大す
る。
【0053】この結果、同一のシリンダ室内圧力P2の
下であっても、低圧管路供給時に比べ高圧管路供給時の
方が、ピストンに作用する変位力が2段階にわたって増
大することになる。したがって、シリンダ室内圧力の上
昇により、一旦流路が高圧側に切り替わってしまえば、
シリンダ内圧力がバルブ作動時と同一程度の圧力まで下
降してきても弁機構は作動せず、閉塞時点よりも若干低
い圧力まで下降した段階で開放するというヒステリシス
動作をする。このため、切り替え圧力近傍において多少
の圧力変動があっても、安定的に圧力の切り替え状態を
保持することが可能である。
【0054】なお、この形態例においては、シリンダ室
を円筒状とし、ピストンのフランジ部がシリンダ室の内
周面を摺動する構成としてあるが、本発明はこのような
構成に限定される趣旨ではなく、シリンダ室やピストン
を実状に即した形状としてもよい。この場合には、第1
の弁機構B1と第2の弁機構B2とを備え、ロッド部8
aがシリンダ室から外部へ突出する構成は必須である。
【0055】次に本発明に係る切替バルブを備えた洗車
装置について説明する。
【0056】図3は、本発明の切替バルブを採用した門
型の自動洗車機の例の概略を示すものである。この自動
洗車装置は、洗剤等の供給装置Sと門型洗車機W1とに
よって構成されている。
【0057】供給装置Sは、箱体31内に給水タンク3
2、洗剤タンク33、ワックス剤タンク34及び供給ポ
ンプ35を備えている。供給装置Sにはこれらの他、各
種の機器を備えている(図示略)。なお、供給ポンプ3
5を駆動するモータ(図示略)にはインバータが付属し
ており、モータの回転数を制御可能としてある。各タン
クから供給される水量等の調整はバルブ36及び給水ポ
ンプ35の回転数の制御によって行われる。洗浄水やワ
ックス剤は給水ポンプ35から供給管路37を介して門
型洗車機W1へ供給可能である。
【0058】門型洗車機W1は、走行手段(図示略)を
備えた門型フレーム38の前側の天井部に上面処理装置
39が設けてあり、フレーム脚部38a,38aの各内
側部には側面処理装置40,40が設けてある。上面処
理装置には、左右方向に移動可能な高圧トップノズル4
1が設けてあり、側面処理装置には、上下方向に移動可
能な高圧サイドノズル42が設けてある。
【0059】また、門型フレーム38の後側には天井部
から脚部の各内側部にわたって低圧ノズルアーチ43が
設けてある.高圧トップノズル41および高圧サイドノ
ズル42への洗浄水の供給は、前述の切替バルブの高圧
管接続部に接続された高圧管路44を介して行われ、低
圧ノズルアーチへの洗剤やワックスの供給は、前述の切
替バルブの低圧管接続部に接続された低圧管路45を介
して行われる。なお、切替バルブVへの流体の供給は供
給管路37と供給接続部5(図1参照)を介して行われ
る。
【0060】この自動洗車装置における洗車工程を、例
えば洗剤の吹き付け、高圧すすぎ、ワックス塗りを順次
行うものとして説明する。洗剤、ワックスの工程は、洗
剤水またはワックス剤を車体全体にまんべんなく散布
し、かつ薬剤自体を付着しやすくするため、低圧リンス
アーチによる広域噴射とする。また、すすぎの工程は、
噴射の打撃力により汚れや洗剤分を強力に洗い流すた
め、高圧トップノズル41および高圧サイドノズル42
による各ノズルごとの集中噴射とする。
【0061】この洗車工程における往路は、低圧ノズル
アーチ43による低圧スプレーで車体の上面および側面
に洗剤を吹き付ける。この時には低圧スプレーなので、
ポンプ35の回転数を低速のN1とし、これに対応する
流量をQ1とする。この時切替バルブVは第2の弁機構
B2が閉塞し、第1の弁機構B1が開いた状態となって
おり(図1参照)、流体は低圧管路45を通って低圧ノ
ズルアーチ43に供給される。このように低圧用ノズル
から洗剤を広角のスプレーパターンで車体の広範囲に低
圧散布して、車体の表面に付着した汚れ等を浮き上らせ
て落ちやすい状態を作る。
【0062】続いて復路は、高圧トップノズル41及び
高圧サイドノズル42からの高圧スプレーによりすすぎ
を行う。このすすぎにより前工程で浮き上がった汚れ等
を洗い流す。この時の管路の切り替えは、ポンプ35の
回転数を高速のN2とし、切替パルプVに流量Q2を供
給する。これによりピストン8を左方に変位させようと
する力(変位力)Fがばねの付勢力Fs よりも大きくな
るので、ピストン8は左に移動し(図1(b)参照)、
第1の弁機構B1が閉じ、第2の弁機構B2が開く。こ
のため、高圧管接続部7、高圧管路44を介して各ノズ
ル41,42に流体が供給されて各高圧ノズルから、集
中したスプレーパターンにて高圧スプレーが行われる。
【0063】なお、切替バルブVで低圧時の流量Q1か
ら高圧時の流量Q2への切り替え時に、流量Q2による
ピストンの変位力Fがばね9の付勢力Fs よりも僅かし
か大きくないような場合には、第1の塞栓部8cが第1
の弁座2cに密着するまでの時間が長くなる。すなわ
ち、応答速度が遅くなる。このために、低圧管路用出口
2eからも高圧用の流体が流出することがある。これを
防止する手段として前述のように、切り替え時の初めの
所定時間を流量Q2よりも大きい流量となるようにポン
プ35の回転数を高くし、ピストンの変位力Fをばねの
付勢力Fs よりもかなり大きくすることにより、第1の
塞栓部8eが第1の弁座2cに短時間に密着して閉塞さ
せるようにするとよい。
【0064】2回目の往路及び復路は第1回目と同様に
低圧リンスアーチ43からワックスの塗布を行う。切替
バルブVにおける切り替え動作は、ポンプ35の回転数
をN2から低流量用のN1に切り替えれば、付勢力によ
りピストン8が初期位置に復帰し、第2の弁機構B2が
作動して高圧管路用出口4aを閉塞するとともに、第1
の弁機構B1が作動して開き、低圧管路45からワック
ス剤である流体が各ノズルへ供給される。
【0065】この自動洗車装置は、本発明に係る切替バ
ルブを採用することにより、ポンプを駆動するモータの
回転数を変化させるだけで、低圧スプレーと高圧スプレ
ーとの切り替えが可能となるため、高価な電磁弁を使わ
ずに済む上に、電磁弁を制御する回路も不要となる。ま
た、切替バルブは自動洗車機本体の噴射ノズルの近くに
設置可能であるので、ポンプから噴射ノズルの近くまで
の配管は、単一の管路を接続するだけでよい。
【0066】このように本発明に係わる切替バルブを備
えた自動洗車装置は、極めて簡単な構成により、各工程
に応じた適切なスプレーパターンにて効率的な洗車を行
うことが可能となる。
【0067】図4は、本発明に係る切替バルブVを手持
スプレー式の洗車装置に採用した例を示すものである。
なお、供給装置Sの構成は、図3と同様のものを採用し
てあるので、ここでは詳述しないこととする。
【0068】手持式スプレー装置W2は、高圧、低圧の
各ノズル及び切替バルブVを収納したガンハンドル形状
のケース51とこれに供給装置Sを接続した構成となっ
ている。このケース51には、供給装置Sに対する各洗
車工程の始動及び停止の操作をするための操作ボタンが
設けてある(図示略)。
【0069】ケース51内には切替バルブVが内蔵され
ており、ハンドル51aの先端部に供給管路37が接続
されている。供給管路37は、ケース51内で切替バル
ブVの供給管接続部5と接続されている。切替バルブV
の低圧管接続部6には、低圧管路52を介して後に詳述
する低圧ノズル53が取り付けてある。また高圧管接続
部7には高圧管路54を介して高圧ノズル55が設けて
ある。
【0070】この手持式スプレー装置W2は、低圧ノズ
ル53によって洗剤を車体表面に広角のスプレーパター
ンで噴射し、表面の汚れ等を落ちやすくした後に、高圧
ノズル55から集中させたスプレーパターンで高圧水を
噴射し、この打撃力をもって汚れや洗剤を洗い流す機能
を有するものである。
【0071】図5は、手持式スプレー装置W2の要部の
例を拡大して示したものである。このスプレー装置W2
は、低圧ノズル53の上流側にオリフィス56が取り付
けてあり、さらに低圧ノズルの内部にはメッシュ53a
を内蔵している。低圧管路52内を流下して来た洗剤は
オリフィス56で絞られて高速化することにより減圧さ
れるが、オリフィスの絞り部56aの直下では大気圧以
下になるようにしてある。この絞り部56aの直下には
図面に表れていない通気孔が設けてある。したがって低
圧管路52中を流下する洗剤は、この通気孔から空気を
洗剤中に吸入して洗剤に気泡を発生可能としてある。
【0072】こうして、気泡を含んだ洗剤は、低圧ノズ
ル53内のメッシュ53aを通過することにより、さら
に細かく分断かつ撹拌され、最終的にはノズル口53b
から発泡状態で噴出可能となる。このように発泡状態の
洗剤を車体の表面にスプレーすると、車体表面に対する
付着力が高くなるため、車体全域にこれをスプレーすれ
ば、車体全体を洩れなく泡で含むことができる。このた
め、車体の表面全体の汚れを浮き上らせて落ちやすく
し、次の洗浄水の高圧スプレーに備えることができる。
【0073】なお上記した洗車装置の構成はいずれも例
示であり、洗車の種類に対応して種々の構成の採用が可
能である。
【0074】また本発明の適用対象は洗車目的に限られ
るものではなく一般の各種洗浄装置においても採用が可
能である。
【0075】
【発明の効果】本発明に係る洗浄機用切替バルブは、洗
浄用流体の流量変化に対応して低圧管路と高圧管路とを
切り替え可能としてあるので、ポンプから1本の供給管
路により流体を供給するだけで、所望の圧力に応じたノ
ズルへの供給切り替えが可能となる。
【0076】また、切替バルブによる低圧から高圧への
切り替えの際には、はじめの所定時間だけ高圧スプレー
時よりもさらに高い圧力で切り替えするように設定して
応答速度を速くすれば、低圧管路から高圧用流体が漏れ
るような不都合を避けることができる。
【0077】さらに、弁機構とピストンの断面積との関
係を工夫し、バルブの切り替え動作にヒステリシスを持
たせることによって、切り替え圧付近の圧力変動におけ
る誤動作を防止し、高い信頼性を発揮することができ
る。
【0078】この切替バルブを洗車装置に備え付けれ
ば、洗剤等の供給装置と洗車機との間を単一の供給管路
で接続するだけで、各流体の種類ごとに高圧または低圧
にて適切なスプレーパターンによる効率的な洗車が可能
になる。
【0079】また、洗車機に供給する洗浄水等の流量を
変化させるだけで、高圧と低圧の切り替えが可能となる
ので、高価かつ電気的制御系を必要とする電磁弁が不要
となり、洗車装置の製造コストを低減できる。
【0080】また、本発明に係わる洗浄機用切替バルブ
は小型化が可能かつ単一の供給管路で流体を供給するも
のであるため、軽量化により手持ち式のスプレー装置に
も組み込み可能であり、また洗車以外の目的の各種洗浄
装置にも採用可能となるので広範囲の用途に供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る切替バルブの要部の構
成を示すものであり、(a)は小流量が供給されている
時の状態を示す断面図、(b)は大流量が供給されてい
る時の状態を示す断面図である。
【図2】ピストンのフランジ部の形状及び間隙部を例示
するものであり、図1A−A線断面図である。
【図3】本発明に係る切替バルブを採用した門型の自動
洗車装置の正面図である。
【図4】本発明に係る切替バルブを採用した手持スプレ
ー式の洗車装置の正面図である。
【図5】手持式スプレー装置の内部構成を示す一部切欠
断面図である。
【符号の説明】
V 切替バルブ B1,B2 弁機構 1(3,4) バルブ本体 2 シリンダ室 2a,2b チャンバー 2d 供給管路用入口 2e 低圧管路用出口 4a 高圧管路用出口 8 ピストン 9 付勢手段(ばね) 37 供給管路 41,42,51 高圧スプレー用ノズル 53 低圧スプレー用ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白崎 勝也 北海道札幌市白石区中央1条5丁目3番6 号 アベセイコー株式会社内 (72)発明者 岩瀬 旦欣 静岡県清水市吉川813番地 日本ケミカル 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D026 AA03 AA18 AA23 AA25 AA26 3H052 AA01 BA35 CA12 CD09 DA06 EA02 EA16 3H067 AA02 AA33 BB02 BB12 CC10 CC47 CC60 DD05 DD12 DD33 FF18 FF22 GG21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体内に高圧管路用出口と洗剤等
    の流体を供給する供給管路用入口とを備えた第1のチャ
    ンバーと、上記流体の低圧管路用出口を有する第2のチ
    ャンバーとが隣接するように設けてあり、 上記バルブ本体内には一端部が上記第1のチャンバーの
    端部に設けられた上記高圧管路用出口に対して進退し、
    他端部が上記第2のチャンバーの端部を貫通して外部に
    突出するロッド部を備えたピストンが進退可能に設けて
    あり、上記ロッド部は、上記高圧管路出口面積より小さ
    い断面積とし、 上記ピストンは、付勢手段により上記一端部が上記高圧
    管路用出口に接近する方向に付勢力が与えられており、 上記高圧管路用出口及び上記両チャンバー間の境界に
    は、上記ピストンの進退動作により開閉する弁機構がそ
    れぞれ設けてあり、 上記弁機構は、上記供給用入口から上記チャンバー内に
    供給された上記流体が所定の圧力になったときに発生す
    る上記ピストンの変位力が上記付勢力よりも小さい時に
    は、上記高圧管路用出口を塞ぐとともに上記低圧管路用
    出口を開き、上記変位力が上記ばねの付勢力よりも大き
    い時にはその逆になるように切り替えられることを特徴
    とする洗浄機用切替バルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記弁機構は、上記
    低圧管路用出口が開いている状態から上記高圧管路用出
    口が開く状態に切り替わる際に、上記流体を所定時間だ
    け高圧スプレー時における通常の供給圧力よりも高い圧
    力で供給することにより短時間に切り替えを行い、上記
    切り替え後に上記通常の供給圧力に戻すように設定して
    あることを特徴とする洗浄機用切替バルブ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記両チャンバー間
    を開閉する弁機構の閉塞部断面積は、上記第2チャンバ
    ー端部を貫通するロッド部断面積より大きくしたことを
    特徴とする洗浄機用切替バルブ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の切替バ
    ルブにより高圧スプレー用ノズルまたは低圧スプレー用
    ノズルに選択的に上記流体を供給可能としてある洗車装
    置であり、 上記切替バルブは、供給される上記流体の圧力が予め設
    定してある設定値よりも低い時には上記高圧管路用出口
    を閉塞するとともに低圧管路用出口を開いて上記低圧ス
    プレー用ノズルによるスプレーを行い、 上記流体の圧力が上記設定値よりも高い時には上記低圧
    管路用出口を閉塞するとともに上記高圧管路用出口を開
    いて上記高圧スプレー用ノズルによるスプレーを行うこ
    とを特徴とする洗車装置。
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