JP2007117163A - 浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法 - Google Patents

浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法 Download PDF

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貴夫 森垣
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Abstract

【課題】 充分な洗浄効果を得ることができ、かつ洗浄時に使用する洗剤の量を削減することのできる浴槽洗浄装置を提供すること。
【解決手段】 浴槽洗浄装置1は、浴槽11に設けた洗浄ノズル12に湯水供給配管13が接続されている。湯水供給配管13には、洗剤タンク19内の洗剤を吸引して湯水供給配管13に供給するためのベンチュリ部14が設けられている。洗剤タンク19内の洗剤を一定量ベンチュリ部14から吸引して湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14の間に一時的に溜めた後、湯水供給配管13内に一気に水圧を掛けて湯水供給配管13内の洗浄液を洗浄ノズル12からミスト状にして瞬間噴霧させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴槽の洗浄を自動で行なうことのできる浴槽洗浄装置における浴槽洗浄方法に関する。
特許文献1(特開平11−299671号公報)には、浴槽に洗浄ノズルを設け、湯水供給配管を洗浄ノズルに接続すると共に湯水供給配管にベンチュリ部を設け、洗剤タンクの洗剤をベンチュリ部で湯水供給配管内を流れる湯水に混合して洗浄ノズルから洗剤と湯水の混合液(洗浄液)を浴槽の壁面に噴霧して洗浄することのできる洗浄装置が開示されている。
このような構造の浴槽洗浄装置では、ベンチュリ部を用いて洗剤タンク内の洗剤を湯水供給配管内に吸引させて洗剤を湯水に混合させているので、洗剤タンク内の洗剤を湯水供給配管内に供給するためのポンプなどが必要ない。そのため、浴槽洗浄装置の構成が簡単になってコストを抑えることができ、またポンプ運転音のような騒音が発生しにくいという長所がある。
しかしながら、特許文献1に記載のような浴槽洗浄装置では、ベンチュリ部に湯水供給配管の湯水を通過させることによって洗剤タンク内の洗剤を吸引させているので、湯水供給配管に湯水が流れている間中ずっと洗剤が吸引されており、必要以上に洗剤を消費していた。従って、浴槽洗浄装置の使用者からは、洗浄能力を低下させることなく洗剤の使用量をできるだけ少なくすることが望まれている。
特許文献2(特開平11−285450号公報)には、浴槽洗浄装置における洗剤の使用量を削減する方法が開示されている。特許文献2に記載の発明では、湯水供給配管の洗浄ノズル付近に弁を設け、湯水供給配管にポンプを設けている。そして、ポンプで湯水供給配管内の湯水に予圧を加えておき、配管内圧力が十分に高くなったときに弁を開き、洗浄ノズルから洗浄液を強く噴射させることで洗剤の無駄が少なくなるようにしている。
従って、特許文献1のようなベンチュリ部を用いた浴槽洗浄装置においても、ベンチュリ部を洗浄ノズルの近傍に設け、洗浄ノズルから勢いよく洗浄液を噴霧させるようにすれば、洗剤の使用量を少なくできると考えられる。
しかしながら、試験結果によれば、ベンチュリ部を用いた浴槽洗浄装置では、洗浄ノズルから洗浄液を勢いよく瞬間噴霧させた場合には、ベンチュリ部から洗剤を十分に吸引できず、洗浄力が劣化するという問題が発生した。
特開平11−299671号公報 特開平11−285450号公報
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベンチュリ部から洗剤を吸引させるようした浴槽洗浄装置において、充分な洗浄効果を得ることができ、かつ洗浄時に使用する洗剤の量を削減することができる浴槽洗浄方法を提供することにある。
本発明の請求項1の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法は、洗剤或いは湯水を浴槽に向けて吐出する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに湯水を供給するための湯水供給配管と、前記湯水供給配管に設けられた開閉弁と、前記湯水供給配管に設けられ、湯水供給配管内の湯水の流れによって洗剤を吸引して湯水供給配管内の湯水に洗剤を混合させるベンチュリ部と、前記ベンチュリ部に洗剤を供給するための洗剤供給部とを備えた浴槽洗浄装置において、前記洗剤供給部から供給された洗剤を、前記湯水供給配管の前記洗浄ノズルと前記ベンチュリ部との間に一時的に蓄えた後、前記洗剤供給部からの洗剤供給を停止させる洗剤供給工程と、前記洗剤供給工程の後、前記開閉弁を全閉状態から開成することによって前記湯水供給配管に水圧を加え、前記湯水供給配管の前記洗浄ノズルと前記ベンチュリ部との間に蓄えられた洗剤を前記洗浄ノズルから浴槽に向けて瞬間的に噴霧させて浴槽の洗浄を行なう洗浄工程とを有することを特徴としている。
請求項1の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法によれば、湯水供給配管の洗浄ノズルとベンチュリ部との間に蓄えられた洗剤を洗浄ノズルから浴槽に向けて瞬間的に噴霧させているので、洗剤を含んだ洗浄液を洗浄ノズルから勢いよく噴霧させて浴槽に満遍なくミスト状の洗浄液を散布することができ、浴槽の洗浄効果を高めることができる。よって、洗剤の使用量を大幅に減らすことができる。
また、湯水供給配管の洗浄ノズルとベンチュリ部との間に蓄えた洗浄液を洗浄ノズルから瞬間的に噴霧させているので、洗浄ノズルとベンチュリ部との間に溜めた所定量の洗剤を使い切ることができ、洗剤の無駄をなくすことができる。
さらに、請求項1の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法では、予め洗浄ノズルとベンチュリ部の間に溜めた洗浄液を洗浄ノズルから瞬間噴霧するようにしており、洗浄ノズルから瞬間噴霧する際に同時にベンチュリ部から洗剤を吸引するようにはなっていないので、ベンチュリ部からの洗剤の吸引不足などが問題になることがない。
請求項2に記載の本発明実施態様は、前記湯水供給配管の前記洗浄ノズルと前記ベンチュリ部との間の容積が、所定容量となるように定められていることを特徴としている。よって、当該実施態様によれば、一定量の洗浄液を確実に瞬間噴霧させることができる。
請求項3に記載の本発明実施態様は、前記湯水供給配管が、通過流量を検出するための水量センサを備え、前記洗剤供給部が、前記ベンチュリ部につながっていて前記ベンチュリ部に洗剤を供給するための洗剤供給配管と、洗剤をベンチュリ部に供給させ、あるいは供給を停止させるための洗剤供給弁とを備え、前記洗剤供給工程においては、前記湯水供給配管を流れる水の流量が所定流量となったときに前記洗剤供給弁を一定時間だけ開くことにより、前記洗剤供給配管から前記湯水供給配管に洗剤を供給させることを特徴としている。よって、当該実施態様によれば、洗剤供給部から湯水供給配管に供給される洗剤量を簡単かつ正確に計量することができる。
請求項4に記載の本発明実施態様は、前記洗浄ノズルから水を噴出させて浴槽の予備すすぎを行なう予備すすぎ工程を、前記洗剤供給工程の前に行なうようにした本発明の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法において、前記予備すすぎ工程が終了してから前記洗浄運転が開始するまでの間に、浴槽に付着している予備すすぎの水を水切りさせるための待機時間を設けたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、予備すすぎの水が水切りされて浴槽がほぼ乾いた状態で洗浄工程を行なうことができる。よって、洗浄工程においては、浴槽に残っている予備すすぎの水によって洗浄液が薄まることがなく、洗浄工程における洗浄力の低下を防ぐことができる。
請求項5に記載の本発明実施態様は、前記洗浄工程の後、前記洗剤供給部からの洗剤供給を停止させた状態で、前記湯水供給配管内に残留した洗剤と共に水を前記洗浄ノズルから吐出させる洗剤追い出し工程を、さらに有することを特徴としている。かかる実施態様によれば、洗浄工程で洗浄液を瞬間的に噴霧させた後、湯水供給配管内に残留している洗剤を洗い流すことができるので、すすぎ工程において洗剤の混じった水を吐出させることがなく、すすぎのバラツキを小さくでき、またすすぎ工程所要時間を短くすることができる。
請求項6に記載の本発明実施態様は、請求項5の洗剤追い出し工程において、前記開閉弁を全閉状態から開成することによって前記湯水供給配管に水圧を加え、前記湯水供給配管内に残留した洗剤を前記洗浄ノズルから浴槽に向けて瞬間的に噴霧させることを特徴としている。かかる実施態様によれば、湯水供給配管内に残留している洗浄液を再度勢いよく瞬間噴霧させることができるので、洗浄液を無駄なく使用することができ、より洗浄効果が向上する。
請求項7に記載の本発明実施態様は、前記洗浄ノズルから水を噴出させて浴槽の予備すすぎを行なう予備すすぎ工程を、前記洗剤供給工程の前に行なうようにした本発明にかかる浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法において、前記予備すすぎ工程の後で、かつ、前記洗浄工程の前に、洗剤を含んだ比較的薄い洗浄液を浴槽に散布することを特徴としている。かかる実施態様によれば、予備すすぎの後、比較的薄い洗浄液を浴槽に散布することにより、浴槽に付着している予備すすぎの水の排水を促進でき、洗浄工程の前に速やかに浴槽を乾燥させることができる。
請求項8に記載の本発明実施態様は、前記ベンチュリ部と前記洗剤供給部との間における前記ベンチュリ部の負圧が加わる部分に、ベンチュリ部を通過する湯水の流量の変動による前記洗剤供給部から前記ベンチュリ部に吸引される洗剤量の変動を小さくするための定流量制御弁を設けたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、湯水供給配管を通過する湯水の流量が変動してもほぼ一定量の洗剤を洗剤供給部から湯水供給配管へ吸引させることができ、洗浄工程で使用される洗浄液の洗剤濃度をほぼ均一にすることができる。
請求項9に記載の本発明実施態様は、前記ベンチュリ部と並列となるようにして前記湯水供給配管にバイパス管路をつなぎ、前記湯水供給配管内を流れる湯水を前記ベンチュリ部側に通過させるか、あるいは前記バイパス管路側に通過させるかを切替えるための流路切替弁を設けたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、ベンチュリ部と並列にバイパス管路を設けているので、洗剤を吸引する必要のないすすぎ工程や予備すすぎ工程においては、バイパス側に湯水を流すことで大きな湯水流量を得ることができ、すすぎ能力を向上させることができる。
請求項10に記載の本発明実施態様は、前記洗浄ノズルから水を噴出させて浴槽のすすぎを行なうすすぎ工程を有し、前記洗浄工程においては前記湯水供給配管に湯を供給して洗剤と湯からなる洗浄液を前記洗浄ノズルから吐出させて浴槽の洗浄を行ない、前記すすぎ工程においては前記湯水供給配管に水を供給して前記洗浄ノズルから水を吐出させてすすぎを行なうようにした、本発明にかかる浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法において、前記湯水供給配管に、通過する湯水の温度によって弁開度が変化する可変バルブを設けたことを特徴としている。かかる実施態様によれば、すすぎ工程において水を供給する場合と、洗浄工程において湯を供給する場合とで可変バルブの弁開度が自然に変化するので、電気的にバルブを駆動させる必要が無く、浴槽洗浄装置の構成や制御を簡略にすることができる。
請求項11に記載の本発明実施態様は、請求項10の実施態様において、前記可変バルブが、形状記憶合金からなる感温部材を変形させることによって弁体を移動させ弁開度を変化させるものであることを特徴としている。かかる実施態様によれば、形状記憶合金からなる感温部材を変形させることによって弁体を移動させて弁開度を変化させているので、形状記憶合金の特性や感温部材の形状などを調整することにより容易に温度特性や弁開度の変化量などを調整することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。ただし、以下の説明中で示した数値は例示であって、下記の数値に限定されるものではない。
図1は、浴槽洗浄装置1の概略断面図である。浴槽洗浄装置1は、洗剤タンク19内に貯めた洗剤(風呂用洗剤)を洗剤供給配管18を通して湯水供給配管13に設けたベンチュリ部14に供給し、洗剤を湯水供給配管13に流れる水と混合(以下、水と洗剤の混合液を洗浄液という。)して浴槽11の底面に設けた洗浄ノズル12から浴槽11の壁面に噴霧し、浴槽11の洗浄処理を自動でできるように構成されている。
洗剤タンク19は、浴槽11内の洗浄に用いる為の洗剤を貯めておくタンクである。また、洗剤タンク19は浴槽11のフランジの下に設置されており、幕板(図示せず)によって隠されている。洗剤タンク19の上部は浴室内に露出して、洗剤を補給できるように洗剤補給口28が設けられており、洗剤補給口28はそれぞれ洗剤タンク蓋(図示せず)によって閉じられている。
湯水供給配管13の一方端は浴槽11に設けた洗浄ノズル12に接続され、他方端は上水道や給湯装置等に接続されて洗浄ノズル12に水を供給するように構成されている。湯水供給配管13には、洗浄ノズル12側から順にベンチュリ部14、水量調整弁17、水量センサ16、湯水供給弁15(開閉弁)が設けられている。湯水供給弁15を開閉することにより、湯水供給配管13に水を供給し、或いは水の供給を停止している。また、湯水供給配管13内を流れる水の量を水量センサ16で検出しながら、水量調整弁17は開口度を調節して湯水供給配管13内を流れる水の流量を調節している。
洗剤供給部は、洗剤タンク19、洗剤供給配管18及び洗剤供給弁20によって構成されている。洗剤タンク19は、洗剤供給配管18を介してベンチュリ部14に接続されている。洗剤供給弁20は洗剤供給配管18に設けられており、ベンチュリ部14への洗剤の供給の有無を制御している。
図2にベンチュリ部14の概略断面図を示す。ベンチュリ部14の両端には湯水供給配管13がつながっており、ベンチュリ部14の流路が狭くなった部分の側面には洗剤供給配管18が接続されており、湯水供給配管13を流れる水がベンチュリ部14を通過することによって洗剤供給配管18内が負圧となって洗剤が吸引され、ベンチュリ部14を流れる水に洗剤が混合される。
洗浄ノズル12は図1では1つだけ示しているが、複数設けられていてもよい。洗浄ノズル12は、例えばその吐出口の開口を小さく絞った状態と、比較的大きく開いた状態とに切替えることにより、湯水供給配管13から供給された洗浄液を細かなミスト状にして勢いよく四方に噴霧させたり、湯水供給配管13から供給された水をシャワー又は水流として四方に吐出させたりすることができる。ミスト状に噴霧する状態では、細かなミスト(マイクロミスト)ほど、また勢いが強いほど洗浄効果が向上する。
しかして、この浴槽洗浄装置1においては、主として浴槽11の洗浄液による洗浄と水によるすすぎとを行なうことができる。すすぎ(予備すすぎ)を行なう場合には、洗剤供給弁20は閉じておき、浴槽11のすすぎを行なうのに適した流量となるように水量調整弁17を調整し、洗浄ノズル12から一定量の水を(あるいは、一定流量の水を一定時間のあいだ)シャワー又は水流として吐出させる。なお、洗浄ノズル12として噴霧専用のものを用い、すすぎを行なう場合にも、洗剤を含まない水を噴霧させるようにしてもよい。
また、瞬間噴霧による洗浄を行なう場合には、湯水供給弁15が開いていて湯水供給配管13に水が流れているときに洗剤供給弁20を開いて湯水供給配管13内に洗剤タンク19内の洗剤を吸引させ、洗剤が洗浄ノズル12から吐出されないうちに湯水供給弁15及び洗剤供給弁20を閉じる。湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間の容積は、洗浄時に使用する洗浄液の液量と等しくなるように決められている。従って、湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間には、ほぼ一定量の洗剤(例えば、5ml)が供給されて洗浄に必要な一定量(例えば、100ml)の洗浄液が溜められる。
この後、水量調整弁17を大きな開度(例えば、全開)となるように調整して湯水供給弁15を一気に開くと、湯水供給配管13内の洗浄液に大きな水圧が加わり、湯水供給配管13内の洗浄液がミスト状となって洗浄ノズル12から浴槽11に向けて瞬間的に勢いよく噴出される(本明細書では、これを瞬間噴霧ということがある。)。なお、ここでいう瞬間噴霧とは、湯水供給配管13内の洗浄水を数秒以下、好ましくは1秒以下で噴霧させることである。
従って、この浴槽洗浄装置1によれば、湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間に蓄えられた洗剤を洗浄ノズル12から浴槽11に向けて瞬間的に噴霧させているので、洗剤を含んだ洗浄液を洗浄ノズル12から勢いよく噴霧させて浴槽11に満遍なくミスト状の洗浄液を散布することができ、浴槽11の洗浄効果を高めることができる。よって、洗剤の使用量を大幅に減らすことができる。
また、湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間に蓄えた洗浄液を洗浄ノズル12から瞬間的に噴霧させているので、洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間に溜めた所定量の洗剤を使い切ることができ、洗剤の無駄をなくすことができる。
さらに、本発明の浴槽洗浄装置1では、予め洗浄ノズル12とベンチュリ部14の間に溜めた洗浄液を洗浄ノズル12から瞬間噴霧するようにしており、洗浄ノズル12から瞬間噴霧する際に同時にベンチュリ部14から洗剤を吸引するようにはなっていないので、ベンチュリ部14からの洗剤の吸引不足などが問題になることがない。
なお、前記特許文献2に開示された浴槽洗浄装置では、配管内に洗剤を充填しておいて配管内の洗剤をポンプで一気に吐出させるようにしているが、その構造上から配管内の洗剤だけでなく、洗剤タンク内の洗剤も吐出されるので、洗剤タンク内の洗剤水位などによっても洗剤量がばらつき、必ずしも一定量の洗剤を吐出させられるようにはなっていない。また、特許文献2の浴槽洗浄装置では、洗浄を行なうたびに洗浄タンクを通過して洗剤を循環させているので、配管内に残っている水のため洗浄を行なうたびに洗浄タンク内の洗剤が薄くなり、洗浄を繰り返しているうちに洗浄力が低下する不具合がある。これに対し、本発明の浴槽洗浄装置1では、このような不具合は生じない。
なお、ベンチュリ部14による圧力損失のために洗浄時に勢いよく洗浄液を噴霧させることができない恐れがある場合には、ベンチュリ部14と平行にバイパス管を設けベンチュリ部14側とバイパス管側とを切替可能にしておき、瞬間的に噴霧する場合には、ベンチュリ部14を迂回してバイパス管側から水圧を掛けるようにしてもよい。
また、浴槽11の底面には、排水管21が接続されており、排水管21に設けた浴水排水弁22の開閉を制御することにより浴槽11内の湯を排水溝29から下水などに排水するようになっている。また、特に図示しないが排水管21には、浴槽11内の水の排水が終了したか否かを検知する為の排水検知センサが設けられている。
浴槽洗浄装置1は、内蔵のコントローラ31(制御手段)によって運転制御される。リモコン32は、遠隔から浴槽洗浄装置1を操作するものであり、洗浄運転スイッチ34を備えている。リモコン32とコントローラ31は、信号線35を通じて接続されている。
図3は浴槽洗浄装置1における、コントローラ31を中心とする電気的な構成を示す機能ブロック図である。コントローラ31は、ROM、EEPROM等のメモリに格納されている運転処理のプログラムに従って浴槽洗浄装置1をマイコン制御するものである。すなわち、図3に示すように、コントローラ31は、洗浄運転スイッチ34及び水量センサ16からの信号を受け取り、それに応じて所定の手順で湯水供給弁15、水量調整弁17、洗剤供給弁20及び浴水排水弁22を制御することにより浴槽11内に水及び洗浄液を噴霧させ、浴槽11の洗浄とすすぎを行なう。
図4は浴槽洗浄装置1による洗浄運転の動作を表わしたフロー図である。以下、図4に従って浴槽洗浄装置1の洗浄運転開始から終了までを説明する。浴槽洗浄装置1の運転停止中においては、洗剤供給弁20、湯水供給弁15及び浴水排水弁23は閉止しているものとする。
リモコン32の洗浄運転スイッチ34が押されてオンになる(ステップS111)と、浴槽洗浄装置1は、図4のフロー図に従って洗浄運転を開始する。浴槽洗浄装置1の運転が開始すると、まず浴水排水弁22を開成して浴槽11内の湯の排水を開始する(ステップS112)。
浴槽11内の湯の排水が終了したことを前記排水検知センサによって検知したら(ステップS113でYesの場合)、湯水供給弁15を開成(ステップS114)するとともに、水量調整弁17を所定の開口度に調節(ステップS115)して、洗浄ノズル12から浴槽の壁面に適度の勢いで水を噴出させて予備すすぎを行なう。このとき、水量センサ16で湯水供給配管13内を流れる水の量を検出しており、検出した水の流量が予め設定された流量と異なる場合(ステップS116でNoの場合)は、水量調整弁17の開口度を再調節して適切な流量になるようにし(ステップS115)、予備すすぎを行なう。
予め設定された予備すすぎ時間が経過して予備すすぎが終了する(ステップS117でYesの場合)と、水量センサ16で湯水供給配管13内の流量を監視し、水量センサ16で検知している流量が所定流量になったら洗剤供給弁20を開いてベンチュリ部14から湯水供給配管13内に洗剤の供給を開始し(ステップS118)、一定時間(極く短時間)経過したら(ステップS119でYesの場合)、洗剤供給弁20及び湯水供給弁15を閉止する(ステップS120、S121)。こうして所定流量に達したときに一定時間だけ洗剤供給弁20を開くことにより、一定量だけ洗剤を供給することができる。この洗剤供給のための一定時間は、洗浄に必要な量の洗剤が洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間において湯水供給配管13内に供給される時間となるように設定されている。ただし、湯水供給弁15は、洗剤が洗浄ノズル12から吐出される前に閉止され、洗浄ノズル12から漏れないようにしている。従って、この洗剤供給動作の結果、湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間には、洗剤が一時的に貯留される。
洗剤供給弁20及び湯水供給弁15を閉止した後、予備すすぎで噴出させた水が浴槽11から流れ落ちてほぼ水切りされるまでの時間(水切り時間)が経過すると(ステップS122でYesの場合)、湯水供給配管13内に貯留されている洗浄液をミスト状にして洗浄ノズル12から瞬間噴霧させる。すなわち、水量調整弁17を最大開口度、あるいは予め設定された大きな開度に調節し(ステップS123)、湯水供給弁15を短時間だけ(例えば、1秒弱)開成し、洗浄ノズル12からベンチュリ部14の間に充填された洗浄液に急激に水道圧を加え、洗浄ノズル12から細かなミスト状となった洗浄液を勢いよく浴槽11内全面に噴霧する(ステップS124)。本実施例においては、洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間における湯水供給配管13内の容積を100mlとしておき、1回の洗剤供給で5ml程度の洗剤を供給するようにしているので、洗浄ノズル12からは5%程度の濃度の洗浄液が噴霧される。
なお、本実施例においては、洗浄ノズル12とベンチュリ部14の間に溜められた洗浄液を一度の瞬間噴霧により出し切ることを想定しているが、数回の瞬間噴霧に分けて出し切るようにしてもよい。例えば、湯水供給配管13内の洗浄ノズル12とベンチュリ部14の間に溜められた洗浄液を1/3ずつ3回に分けて瞬間噴霧させるようにしても差し支えない。
瞬間噴霧を行なった後は、洗浄液が浴槽11の汚れを分解して浴槽11から流れ落ち、排水管21から排水されるまで所定時間(洗浄液排水時間)待つ(ステップS125)。
洗浄液排水時間が経過すると、水量調整弁17の開口度を浴槽11のすすぎ運転用の設定に調節し(ステップS126)、湯水供給弁15を開成して(ステップS127)洗浄ノズル12から適度の勢いで水を噴出させることにより、浴槽11内の壁面のすすぎ運転を行なう。すすぎ運転は、浴槽11に付着している洗浄液を充分に洗い流し終わる時間(すすぎ運転時間)に設定してある。すすぎ運転時間が経過する(ステップS128でYesの場合)と、湯水供給弁15を閉止(ステップS129)して浴槽洗浄装置1の洗浄運転を終了する(ステップS130)。
実施例1に示した浴槽洗浄装置1において、洗浄液の噴霧は、1回の瞬間噴霧だけである。したがって、洗浄液の瞬間噴霧後も湯水供給配管13内に洗浄液が残っており、すすぎ運転開始直後に洗浄ノズル12から洗浄液が噴霧される。そのため、すすぎ時間が長くなる恐れがある。実施例2は、このような問題に対して提案されたものであり、具体的には洗浄液の瞬間噴霧とすすぎ運転の間に湯水供給配管13内に残った洗浄液の追い出し運転を行なうようにしたものである。
図5に実施例2における洗浄運転の動作を表わしたフロー図を示す。以下、図5に従って洗浄運転の開始から終了までを説明する。なお、図4に示した実施例1の洗浄運転と同じ動作については説明を省略し、実施例1と異なる動作を中心に説明する。
リモコン32の洗浄運転スイッチ34が押されてオンになる(ステップS111)と、実施例1と同様にステップS112〜S124までの動作を行ない、浴槽11内の水の排水、予備すすぎ、洗剤供給、水切り及び洗剤の瞬間噴霧を順次行なう。湯水供給配管13内の洗浄ノズル12とベンチュリ部14の間に充填された洗剤を瞬間噴霧して洗浄を行なった(ステップS124)後、所定の待機時間(S212)をあけながら、湯水供給配管13に洗剤を供給することなくさらに水の瞬間噴霧(S124)をN回行なって湯水供給配管13内に残留している洗剤を排出する(以下、洗剤追い出し運転という。)。なお、洗剤追い出し運転時の瞬間噴霧の回数(N回)は、湯水供給配管13内に充填された洗剤が充分に追い出される回数或いは濃度が充分に薄くなる回数に設定されている。洗剤追い出し運転が終了する(ステップS211でYesの場合)と、実施例1の洗浄運転(図4参照)と同様にステップS125〜S130を行なうことにより、浴槽11内のすすぎ運転を行なって洗浄運転を終了する。
以上説明したように、実施例2では、洗浄液の瞬間噴霧後に洗剤追い出し運転を行なって湯水供給配管13内の洗剤を完全に使い切ると共に、湯水供給配管13内の洗剤を追い出すことにより、きれいな水ですすぎ運転を行なうことができ、すすぎ運転時間の短縮及び水の使用量を減らすことができる。
実施例3は、洗浄液の瞬間噴霧後の湯水供給配管13内に残留している洗浄液の排水を実施例2とは別な方法で行なうようにしたものである。図6に実施例3における洗浄運転の動作を表わしたフロー図を示す。以下、図6に従って洗浄運転の開始から終了までを説明する。なお、図4に示した実施例1の洗浄運転と同じ動作については説明を省略し、実施例1と異なる動作を中心に説明する。
リモコン32の洗浄運転スイッチ34が押されてオンになる(ステップS111)と、実施例1と同様にステップS112〜S124までの動作を行ない、浴槽11内の水の排水、予備すすぎ、洗剤供給、水切り及び洗剤の瞬間噴霧を順次行なう。洗剤の瞬間噴霧が終了した後、水量調整弁17を再び調節する(ステップS311)とともに湯水供給弁15を開成(ステップS312)して所定の洗剤追い出し時間のあいだ洗浄ノズル12から水を噴霧して、湯水供給配管13内に残留している洗剤を洗い流す。洗剤追い出し時間が経過する(ステップS313でYesの場合)と、湯水供給弁15を閉止し(ステップS314)、浴槽11に散布された洗浄液が浴槽11から流れ落ち、排水管21から排水されるまで所定時間(洗浄液排水時間)待つ(ステップS125)。なお、洗浄液排水時間経過後は、実施例1に示した洗浄運転(図4参照)と同様にステップS126〜S130を行ない、浴槽11内のすすぎ運転を行なって洗浄運転を終了する。
以上説明したように、実施例3では、洗浄液の瞬間噴霧後に洗剤追い出し運転を行なって、湯水供給配管13内の洗剤を完全に使い切るとともに、湯水供給配管13内に残留した洗剤を追い出すことによって、きれいな水ですすぎ運転を行なうことができ、すすぎ運転時間の短縮及び水の使用量を削減することができる。
実施例1に示した浴槽洗浄装置1においては、予備すすぎ後の水切りが不十分であると、予備すすぎにより浴槽11の壁面に付着した水滴の影響により洗剤が薄められることにより、洗浄力が弱くなる恐れがある。本実施例4は、このような予備すすぎにより浴槽11の壁面に付着した水滴を効率よく水切りさせ、予備すすぎ後の水切り時間を短縮できるようにしたものである。具体的には、予備すすぎ直後に洗剤を混合した洗浄液を少し噴霧することにより、浴槽11の壁面との親水性を高めて水の表面張力を小さくし、浴槽11の壁面に付着している水を流れ落ち易くする。
図7に実施例4における洗浄運転の動作を表わしたフロー図を示す。以下、図7に従って洗浄運転の開始から終了までを説明する。なお、図4に示した実施例1の洗浄運転と同じ動作については説明を省略し、実施例1と異なる動作を中心に説明する。
リモコン32の洗浄運転スイッチ34が押されてオンになる(ステップS111)と、実施例1と同様にステップS112〜S117までの動作を行ない、浴槽11内の水の排水と予備すすぎを順次行なう。予備すすぎを終了すると、洗剤供給弁20を開成して湯水供給配管13内に洗剤の供給を開始する(ステップS118)。洗剤供給時間が経過して(ステップS119でYesの場合)所定量の洗剤が湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14の間に充填され終わると洗剤供給弁20を閉じて洗剤の供給を停止する(ステップS120)。このとき、湯水供給弁15を閉じるタイミングを洗剤供給弁20よりも少し遅らせることにより湯水供給配管13内の洗浄液の一部を浴槽11内に噴霧させる(以下、予備洗剤噴霧という)(ステップS411、S121)。
こうして予備すすぎの直後に噴霧する洗浄液は、水の混じりが多くて瞬間噴霧に用いる洗浄液よりも洗剤濃度の低い部分(例えば、洗剤濃度1%程度の部分)だけを用いるのが望ましい。予備すすぎ後の水で濡れた浴槽11に若干の洗剤を含んだ洗浄液を噴霧すると、浴槽11に付着している水の表面張力が小さくなるので、水が浴槽11の表面から流れ落ち易くなる。そのため、水切りがスムーズになり、ステップS122の水切り時間を実施例1の場合よりも短く設定することが可能になる。
実施例1に示すようなベンチュリ部14では、ベンチュリ部14自身のばらつきやベンチュリ部14からの吸引力のばらつきにより、湯水供給配管13内に吸引される洗剤の量がばらつく恐れがある。本実施例5は、このような点を考慮したものであり、ベンチュリ部23と洗剤供給配管18の接続部に定流量ガバナなどの定流量制御弁24を設け、湯水供給配管13を流れる水の流量や流速によらず一定流量の洗剤がベンチュリ部23から湯水供給配管13に吸引されるようにしたものである。図8に実施例5の浴槽洗浄装置2に用いられているベンチュリ部23及び定流量制御弁24の概略断面図を示す。また、図9(a)、(b)にそれぞれ定流量制御弁24の閉止時及び開成時の断面図を示す。図10(a)、(b)に弁部42の下面図及び断面図を示す。
図8に示すようにベンチュリ部23と洗剤供給配管18の接続部に定流量制御弁24が設置されている。定流量制御弁24は、図9(a)、(b)に示すように、ベンチュリ部23側及び洗剤供給配管18側と対向する面の各々に開口部47、46を有する外装部材41、と外装部材41の内部に設けられた弁部42と、Oリング45で構成されている。弁部42は、図9(a)、(b)或いは図10(a)、(b)に示すように、円盤部43と円盤部43の下面に突出した突起部44で構成されている。円盤部43の下面及び突起部44には、それぞれ溝部48、切欠部49が形成されており、Oリング45と弁部42が接触してもの溝部48及び切欠部49によって空間が形成され、その空間を洗剤が通過できるように構成されている。また、弁部42は、円盤部43がOリング45と外装部材41の洗剤供給配管18側の内側の面の間で移動することができるようになっている。つまり、湯水供給配管13を流れる水の圧力の方が洗剤供給配管18内の洗剤の静水圧よりも低い場合は、図9(b)に示すように弁部42が下側に移動する。この状態においては、開口部46を通過した洗剤が、弁部42の上面と外装部材41の間の空間→Oリングと溝部48或いは切欠部49の間の隙間→開口部47という経路を通ってベンチュリ部23内に吸引される。一方、湯水供給配管13を流れる水の圧力の方が洗剤供給配管18内の洗剤の静水圧よりも高い場合は、図9(a)に示すように開口部46と円盤部43が圧接するように弁部42が上側に移動し、弁部42によって開口部46が塞がれ定流量制御弁24が閉止する。この状態では、洗剤はベンチュリ部23内及び湯水供給配管13内に吸引されない。
図11は、ベンチュリ部23による吸引力と洗剤吸引量の関係を表した図である。図11に示すように、ベンチュリ部23による吸引力がゼロから次第に大きくなる(湯水供給配管13を流れる水の流速が次第に速くなる)と、当初は開口部46と弁部42との間の空間が次第に広くなるので、洗剤吸引量もそれにつれて次第に増加する。しかし、ベンチュリ部23による吸引力が大きくなって弁部42がOリング45に接触すると、ベンチュリ部23の吸引力がそれ以上大きくなっても弁部42はそれ以上移動することができない。よって、ベンチュリ部23の吸引力が所定値以上では、定流量制御弁24を通過する洗剤量が一定量に保たれる。
よって、図11に示すように定流量制御弁24を用いて洗剤吸引量が一定となる領域で洗浄運転を行なう(洗剤の供給を行なう)ことにより、ベンチュリ部23からの吸引力が多少ばらついたとしても洗剤の供給量にばらつきが発生せず、常に一定量の洗剤を供給することができ、浴槽洗浄装置の洗浄力を常にほぼ一定に保つことができる。また、定流量制御弁24は、湯水供給配管13内を流れる水の流速によって自然に開閉するので、定流量制御弁24を制御するための回路などが必要ない。
本実施例1に示した浴槽洗浄装置1においては、予備すすぎ、洗剤瞬間噴霧及びすすぎ運転のいずれのプロセスにおいても水は、湯水供給配管13を通って洗浄ノズル12から浴槽11内に噴霧している。しかしながら、ベンチュリ部14においては圧力損失が大きく、すすぎ運転時に充分な流量を確保できず、すすぎが不十分になったり、すすぎ運転に時間が掛かったりする恐れがあった。さらに、プロセス毎に湯水供給配管13に流す湯水の流量を制御するためには、水量調整弁17の開口度を制御する必要があり、水量調整弁17を電気的に制御していた。そのため、水量調整弁17自体の構造が複雑なだけでなく、漏電防止対策、制御基板の設置及び電装などが必要となり、コストの増大の要因となる。
本実施例6は、このような点を改善するために成されたものである。具体的には、湯水供給配管13にベンチュリ部14をバイパスするようにしてバイパス管路25を設け、かつ水量調整弁17を、湯水供給配管13を流れる湯水の温度によって開口度が変化する可変水ガバナ27に置き換えることによって、すすぎ運転時の流量を充分確保できるようにすると共に、水量調整弁17の開口度の調節を容易にしたものである。
図12は、実施例6にかかる浴槽洗浄装置2の概略断面図である。浴槽洗浄装置2は、実施例1に示した浴槽洗浄装置1に対して、湯水供給配管13のベンチュリ部14の上流側と下流側にバイパス管路25を接続し、ベンチュリ部14の上流側の湯水供給配管13とバイパス管路25の接続部分に流路切替弁26を設けてベンチュリ部14側とバイパス管路25側のどちら側に湯水を流すかを切り替え可能にしたものである。なお、バイパス管路25は、ベンチュリ部14よりも大量の湯水を流すことができるように構成されている。
また、水量調整弁17の代わりに用いた可変水ガバナ27は、湯水供給配管13を流れる湯水の温度で開口度が変化するようになっている。さらに、湯水供給配管13の湯水流入側は、特に図示しないが給湯器などに接続されており、湯水供給配管13に湯と水を選択的に供給できる。また、本実施例6においては、予備すすぎ及び洗浄運転時に温水を用い、浴槽11には浴槽蓋30を取り付けて温水の熱を有効に利用できるようにしている。
図13(a)(b)は可変水ガバナ27の構造を示す断面図である。可変水ガバナ27は湯水供給配管13内に設置されている。可変水ガバナ27は、弁体53、受圧板54、ガバナバネ55及びこれらを収容する円筒状のハウジング56等からなる。ハウジング56は上流側に弁体53を収容する弁室57を、下流側に受圧板54を摺動自在に内挿せる2次圧室58をそれぞれ形成し、両室57、58を弁孔59を介して連通させている。ハウジング56においては、弁室57の外周部に数個の入水孔60を等間隔に設けてあり、該入水孔60を挟んで弁孔59を形成する主弁座61と弁室57内に環状に突出する副弁座62とを設けてある。弁室57は、副弁座62により入水孔60を含む側の主弁室63と副弁室64とに区画されている。弁体53には、主弁室63内に位置し主弁座61に臨む主弁部65と、副弁室64内に位置し副弁座62に臨む副弁部66とが形成されている。主弁部65及び副弁部66は共に円錐状に形成されており、且つ両弁部65、66が対応する各々の弁座61、62に同時に接離するようになっている。67は弁体53の先端が受圧板54に常時嵌合当接するよう弁体53を押圧付勢する押圧バネ、68は主弁部65に設けた連通孔で、弁体53の中心を経て副弁室64と2次圧室58とを連通させている。69はハウジング56に固定したバネ受板であり、該バネ受板69と受圧板54との間に両者を互いに反発付勢する前記ガバナバネ55を介在させている。70は受圧板54に形成した通水孔であり、弁体53先端との嵌合部分周りから当該受圧板54の中心に向けて斜めに穿設した数個の孔70aと、これらの孔70aに連続する受圧板54の中心に穿設した出口側の孔70bとから成る。71は受圧板54の周面に嵌着した断面U字状の弾性リング71であり、2次圧室58の内面に弾接している。また該受圧板54には弁体53の先端が嵌合するテーパー状の嵌合孔72を設け、円錐状主弁部65を嵌合孔72に嵌合させて弁体53を保持してある。73はハウジング56を湯水供給配管13内に固定するナットである。
かかる可変水ガバナ27においては、入水孔60から弁室57に流入した水は弁孔59を通り、受圧板54の通水孔70を通って可変水ガバナ27から流出していく。このとき、受圧板54の通水孔70を通過する際の抵抗により、2次圧室58における受圧板54の上流側の圧力と下流側の圧力とに圧力差が生じ、この圧力差と受圧板54の有効受圧面積との積に対応する力で受圧板54が下流側に押され、また、ガバナバネ55のバネ圧と押圧バネ67のバネ圧との差に対応する力で受圧板54は上流側に押される。受圧板54はこの両者の力がバランスする位置に移動し、受圧板54に当接するように付勢されている弁体53が受圧板54に追従して動くことにより主弁部65が弁孔59に進退し、弁孔59の開度が調整される。すなわち、流量が大きくなって圧力差が大になると受圧板54及び弁体53は下流側に動いて弁体53の主弁部65が弁孔59の開度を減少させ、逆に流量が小さくなって圧力差が小になると受圧板54及び弁体53は上流側に動いて弁孔59の開度を増加させる。しかして、流水圧が変動しても流量を一定に保つように作用する。
また、この可変水ガバナ27においては、ガバナバネ55及び押圧バネ67は、形状記憶合金製バネを用いられており、感温部材となっている。ガバナバネ55に用いられている形状記憶合金は、水温(常温)と湯温(40℃程度)の中間の温度に変態点を有しており、変態点よりも低い水の温度ではガバナバネ55は伸び、変態点よりも高い湯の温度ではガバナバネ55は縮む。また、押圧バネ67に用いられている形状記憶合金は、水温(常温)と湯温(40℃程度)の中間の温度に変態点を有しており、変態点よりも低い水の温度では押圧バネ67は縮み、変態点よりも高い湯の温度では押圧バネ67は伸びる。
従って、湯水供給配管13内を水が流れている場合には、可変水ガバナ27は図13(a)に示すようにガバナバネ55が伸びて押圧バネ67が縮んでおり、弁体53及び受圧板54が上流側に移動して弁孔59が拡がり、比較的多くの水を通過させられるようになる。この実施例では、例えば10リットル/min程度の水を通過させるようにガバナバネ55と押圧バネ67が調整されている。これに対し、、湯水供給配管13内を湯が流れている場合には、可変水ガバナ27は図13(b)に示すようにガバナバネ55が縮んで押圧バネ67が伸びており、弁体53及び受圧板54が下流側に移動して弁孔59が狭くなり、比較的少量の水を通過させるようになる。この実施例では、例えば5リットル/min程度の湯を通過させるようにガバナバネ55と押圧バネ67が調整されている。
図14に実施例6における洗浄運転の動作を表わしたフロー図を示す。以下、図14に従って浴槽洗浄装置2の洗浄運転開始から終了までを説明する。なお、実施例6では洗浄運転開始前に、使用者により浴槽11の上面が浴槽蓋30で覆われる。なお、図4に示した実施例1の洗浄運転と同じ動作については説明を省略し、実施例1と異なる動作を中心に説明する。
リモコン32の洗浄運転スイッチ34が押されてオンになる(ステップS111)と、浴槽洗浄装置2は、図14のフロー図に従って洗浄運転を開始する。浴槽洗浄装置2の運転が開始すると、ステップS112〜S113によって浴槽11内の湯を排水する。
排水が終了すると、流路切替弁26をバイパス管路25側に切替えて水がバイパス管路25を通過するようにする(ステップS611)。ついで、湯水供給弁15を開成して湯水供給配管13に水を供給すると(ステップS114´)、常温の水が通過することによって可変水ガバナ27の流量が調整され、すすぎに必要な流量(例えば、10リットル/min程度)の水がバイパス管路25を通過して洗浄ノズル12から吐出され、浴槽11の予備すすぎが行なわれる。
つぎに、予備すすぎ時間が経過する(ステップS117でYesの場合)と、流路切替弁26がベンチュリ部14側に切り替えられ(ステップS612)、水に代えて湯水供給配管13に所定温度(例えば、40℃程度)の湯が供給される(ステップS613)。湯水供給配管13に湯が流れると、湯が通過することによって可変水ガバナ27の流量が変化し、洗浄に必要な流量(例えば、5リットル/min程度)の湯がベンチュリ部14を通過して洗浄ノズル12から吐出される。
このとき、洗剤供給弁20を開くと(ステップS119)、ベンチュリ部14から湯水供給配管13内に洗剤が吸引される。洗剤供給時間が経過して(ステップS119でYesの場合)湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間に所定量の洗剤が充填されると、洗剤供給弁20と湯水供給弁15を閉じる(ステップS120、S121)。
洗剤供給弁20と湯水供給弁15を閉じた状態で水切り時間が経過するまで待ち、水切り時間が経過して(ステップS122でYesの場合)予備すすぎの水が水切りされたら、湯水供給弁15を極く短時間だけ開いて瞬間噴霧を行なう(ステップS124)。この瞬間噴霧により、湯水供給配管13の洗浄ノズル12とベンチュリ部14との間に溜められていた洗浄液(温水)は洗浄ノズル12からミスト状に勢いよく噴霧される。
浴槽11の上面は浴槽蓋30で塞がれているので、温水の洗浄液が浴槽11内に散布されると、浴槽11内が洗浄液で洗浄されると同時に浴槽11内に蒸気が籠もって浴槽11の内部が蒸らされる。浴槽11の内部が蒸気で蒸らされることによって浴槽11にこびりついた汚れも落ち易くなり、洗浄効果が高められる。
こうして浴槽11内部を蒸らし、かつ浴槽11に付着した洗浄液が流れ落ちて排水されるまでの時間が経過すると(ステップS125´)、流路切替弁26を再びバイパス管路25側に切替え(ステップS614)、湯水供給弁15を開いて湯水供給配管13に水を供給する(ステップS127´)。湯水供給配管13に水が供給されると、可変水ガバナ27の流量が再び調整されてすすぎ用の流量(例えば、10リットル/min程度)となり、バイパス管路25を通過した水が洗浄ノズル12から吐出されて浴槽11のすすぎが行なわれる。
すすぎ運転時間が経過する(ステップS128でYesの場合)と、湯水供給弁15を閉止して(ステップS129)洗浄運転を終了する(ステップS130)。
このように、可変水ガバナ27の開口度は湯水供給配管13を通過する湯又は水の温度により自動的に調節されるので、水量調整弁17のように電気的に制御する必要が無く、制御プログラムや構成を簡略化できる。また、すすぎ運転時はバイパス管路25に水を流すことにより、大量に水を流してすすぎ運転を効率よく行なうことができ、すすぎ運転時間を短縮することができる。また、洗浄液の瞬間噴霧時に温水を用いているので、浴槽11内部を蒸気で蒸らして洗浄効果を高くできる。
図1は、実施例1にかかる浴槽洗浄装置の概略を示す断面図である。 図2は、図1の浴槽洗浄装置に用いられているベンチュリ部の概略を示す断面図である。 図3は、図1の浴槽洗浄装置のコントローラの働きを説明するための機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施例1の浴槽洗浄装置の洗浄運転のプロセスを説明するフロー図である。 図5は、本発明の実施例2の浴槽洗浄装置の洗浄運転のプロセスを説明するフロー図である。 図6は、本発明の実施例3の浴槽洗浄装置の洗浄運転のプロセスを説明するフロー図である。 図7は、本発明の実施例4の浴槽洗浄装置の洗浄運転のプロセスを説明するフロー図である。 図8は、本発明の実施例5の浴槽洗浄装置に用いられているベンチュリ部及び定流量制御弁の概略を示す断面図である。 図9(a)、(b)は、本発明の実施例5の浴槽洗浄装置に用いられている定流量制御弁の概略を示す断面図である。 図10(a)、(b)は、それぞれ図8に示した定流量制御弁に用いられている弁部の下面図及び断面図である。 図11は、実施例5にかかる浴槽洗浄装置において、ベンチュリ部の吸引力と洗剤吸引量の関係を示す図である。 図12は、実施例6の浴槽洗浄装置にかかる概略を示す断面図である。 図13(a)、(b)は、実施例6の浴槽洗浄装置に用いられている定流量水ガバナの断面図である。 図14は、本発明の実施例6の浴槽洗浄装置の洗浄運転のプロセスを説明するフロー図である。
符号の説明
1、2 浴槽洗浄装置
11 浴槽
12 洗浄ノズル
13 湯水供給配管
14、23 ベンチュリ部
15 湯水供給弁
16 水量センサ
17 水量調整弁
18 洗剤供給配管
19 洗剤タンク
20 洗剤供給弁
21 排水管
22 浴水排水弁
24 定流量制御弁
25 バイパス管路
26 流路切替弁
27 可変水ガバナ
28 洗剤補給口
29 排水溝
30 浴槽蓋

Claims (11)

  1. 洗剤或いは湯水を浴槽に向けて吐出する洗浄ノズルと、
    前記洗浄ノズルに湯水を供給するための湯水供給配管と、
    前記湯水供給配管に設けられた開閉弁と、
    前記湯水供給配管に設けられ、湯水供給配管内の湯水の流れによって洗剤を吸引して湯水供給配管内の湯水に洗剤を混合させるベンチュリ部と、
    前記ベンチュリ部に洗剤を供給するための洗剤供給部と、
    を備えた浴槽洗浄装置において、
    前記洗剤供給部から供給された洗剤を、前記湯水供給配管の前記洗浄ノズルと前記ベンチュリ部との間に一時的に蓄えた後、前記洗剤供給部からの洗剤供給を停止させる洗剤供給工程と、
    前記洗剤供給工程の後、前記開閉弁を全閉状態から開成することによって前記湯水供給配管に水圧を加え、前記湯水供給配管の前記洗浄ノズルと前記ベンチュリ部との間に蓄えられた洗剤を前記洗浄ノズルから浴槽に向けて瞬間的に噴霧させて浴槽の洗浄を行なう洗浄工程と、
    を有することを特徴とする浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  2. 前記湯水供給配管の前記洗浄ノズルと前記ベンチュリ部との間の容積が、所定容量となるように定められていることを特徴とする、請求項1に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  3. 前記湯水供給配管は、通過流量を検出するための水量センサを備え、
    前記洗剤供給部は、前記ベンチュリ部につながっていて前記ベンチュリ部に洗剤を供給するための洗剤供給配管と、洗剤をベンチュリ部に供給させ、あるいは供給を停止させるための洗剤供給弁とを備え、
    前記洗剤供給工程においては、前記湯水供給配管を流れる水の流量が所定流量となったときに前記洗剤供給弁を一定時間だけ開くことにより、前記洗剤供給配管から前記湯水供給配管に洗剤を供給させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  4. 前記洗浄ノズルから水を噴出させて浴槽の予備すすぎを行なう予備すすぎ工程を、前記洗剤供給工程の前に行なうようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法において、
    前記予備すすぎ工程が終了してから前記洗浄運転が開始するまでの間に、浴槽に付着している予備すすぎの水を水切りさせるための待機時間を設けたことを特徴とする浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  5. 前記洗浄工程の後、前記洗剤供給部からの洗剤供給を停止させた状態で、前記湯水供給配管内に残留した洗剤と共に水を前記洗浄ノズルから吐出させる洗剤追い出し工程を、さらに有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  6. 前記洗剤追い出し工程においては、前記開閉弁を全閉状態から開成することによって前記湯水供給配管に水圧を加え、前記湯水供給配管内に残留した洗剤を前記洗浄ノズルから浴槽に向けて瞬間的に噴霧させることを特徴とする、請求項5に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  7. 前記洗浄ノズルから水を噴出させて浴槽の予備すすぎを行なう予備すすぎ工程を、前記洗剤供給工程の前に行なうようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法において、
    前記予備すすぎ工程の後で、かつ、前記洗浄工程の前に、洗剤を含んだ比較的薄い洗浄液を浴槽に散布することを特徴とする浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  8. 前記ベンチュリ部と前記洗剤供給部との間における前記ベンチュリ部の負圧が加わる部分に、ベンチュリ部を通過する湯水の流量の変動による前記洗剤供給部から前記ベンチュリ部に吸引される洗剤量の変動を小さくするための定流量制御弁を設けたことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  9. 前記ベンチュリ部と並列となるようにして前記湯水供給配管にバイパス管路をつなぎ、前記湯水供給配管内を流れる湯水を前記ベンチュリ部側に通過させるか、あるいは前記バイパス管路側に通過させるかを切替えるための流路切替弁を設けたことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  10. 前記洗浄ノズルから水を噴出させて浴槽のすすぎを行なうすすぎ工程を有し、
    前記洗浄工程においては前記湯水供給配管に湯を供給して洗剤と湯からなる洗浄液を前記洗浄ノズルから吐出させて浴槽の洗浄を行ない、
    前記すすぎ工程においては前記湯水供給配管に水を供給して前記洗浄ノズルから水を吐出させてすすぎを行なうようにした、請求項1〜9のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法において、
    前記湯水供給配管に、通過する湯水の温度によって弁開度が変化する可変バルブを設けたことを特徴とする浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
  11. 前記可変バルブは、形状記憶合金からなる感温部材を変形させることによって弁体を移動させ弁開度を変化させるものであることを特徴とする、請求項10に記載の浴槽洗浄装置による浴槽洗浄方法。
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