JP2016172486A - ヘッドランプ洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の洗浄対象をも良好に効率良く洗浄することができるヘッドランプ洗浄装置を提供すること。
【解決手段】ヘッドランプ洗浄装置6は、洗浄時にフロントバンパから突出してヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置に洗浄液を噴射するためのヘッドランプ用噴射口21を有するノズル部材5を備える。ノズル部材5は、ヘッドランプ光源と対応した位置とは異なる他の洗浄対象にヘッドランプ用噴射口21とは異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するための補助噴射口22を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドランプ洗浄装置に関するものである。
近年の車両には、洗浄時に車両ボディから突出してヘッドランプカバーに洗浄液を噴射するためのノズル部材を備えたヘッドランプ洗浄装置が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなヘッドランプ洗浄装置では、非洗浄時には車両ボディからの突出物をなくしつつ、洗浄時には洗浄に適した位置までノズル部材を突出させ、ヘッドランプカバーの汚れを洗浄液の勢いで除去し洗浄している。
特開2012−218706号公報
しかしながら、上記のようなヘッドランプ洗浄装置では、ノズル部材が2つの噴射口を有するものの、それらは同一形状であって同一の噴射パターンで洗浄液が噴射されるため、例えば、ヘッドランプ光源と対応した位置とは異なる他の洗浄対象に噴射させようとしても、良好に効率良く洗浄することができないといった虞があった。例えば、1つの噴射口をヘッドランプカバーにおける車幅灯光源と対応した位置に向けても、無駄に広範囲に洗浄液を噴射してしまうといった虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、他の洗浄対象をも良好に効率良く洗浄することができるヘッドランプ洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決するヘッドランプ洗浄装置は、洗浄時に車両ボディから突出して、ヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置に洗浄液を噴射するためのヘッドランプ用噴射口を有するノズル部材を備えたヘッドランプ洗浄装置であって、前記ノズル部材は、前記ヘッドランプ光源と対応した位置とは異なる他の洗浄対象に前記ヘッドランプ用噴射口とは異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するための補助噴射口を有する。
同構成によれば、ノズル部材は、ヘッドランプ光源と対応した位置とは異なる他の洗浄対象にヘッドランプ用噴射口とは異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するための補助噴射口を有するため、他の洗浄対象に対してその洗浄対象に適した噴射パターンで洗浄液を噴射することができる。よって、単一のノズル部材で、ヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置に加えて、他の洗浄対象をも良好に効率良く洗浄することができる。
上記ヘッドランプ洗浄装置において、前記ヘッドランプ用噴射口の直前の上流の流路には、洗浄液を左右に振動させて前記ヘッドランプ用噴射口から噴射すべく導入された洗浄液を発振させる発振室が設けられることが好ましい。
同構成によれば、ヘッドランプ用噴射口の直前の上流の流路には、洗浄液を左右に振動させてヘッドランプ用噴射口から噴射すべく導入された洗浄液を発振させる発振室が設けられるため、噴射された洗浄液が液粒として局所的に着水し、その液粒が連続的に左右に振動して順次吹き付けられるようになる。よって、洗浄範囲に厚い液膜ができずに汚れに直接的に洗浄液の噴射の勢いが作用し易くなり、少ない洗浄液で効率良くヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置を洗浄することができる。
上記ヘッドランプ洗浄装置において、前記ノズル部材は、前記ヘッドランプ用噴射口からの噴射パターンを決定するヘッドランプ用噴射素子が交換可能に設けられることが好ましい。
同構成によれば、ノズル部材は、ヘッドランプ用噴射口からの噴射パターンを決定するヘッドランプ用噴射素子が交換可能に設けられるため、例えば、車種等に応じてヘッドランプ用噴射素子を変更するだけで、車種等によって異なるヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
上記ヘッドランプ洗浄装置において、前記ノズル部材は、前記補助噴射口からの噴射パターンを決定する補助噴射素子が交換可能に設けられることが好ましい。
同構成によれば、ノズル部材は、補助噴射口からの噴射パターンを決定する補助噴射素子が交換可能に設けられるため、例えば、車種等に応じて補助噴射素子を変更するだけで、車種等によって異なる洗浄対象を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
本発明のヘッドランプ洗浄装置では、他の洗浄対象をも良好に効率良く洗浄することができる。
一実施形態における車両の一部拡大斜視図。 (a)は一実施形態におけるヘッドランプ洗浄装置の正面図。(b)は同じくヘッドランプ洗浄装置の一部断面図。 一実施形態におけるヘッドランプ洗浄装置の一部拡大断面図。 図2(a)のA−A線に沿った断面図。 一実施形態におけるヘッドランプ洗浄装置の一部分解斜視図。 (a)及び(b)は、一実施形態におけるヘッドランプ洗浄装置の作用を説明するための一部断面図。 一実施形態におけるヘッドランプ洗浄装置の作用を説明するための一部拡大断面図。 一実施形態における発振室の作用を説明するための模式図。
以下、ヘッドランプ洗浄装置の一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、車両Cには、ヘッドランプ光源1と、車幅灯光源2と、それらヘッドランプ光源1及び車幅灯光源2を覆うヘッドランプカバー3とが設けられている。そして、車両ボディとしてのフロントバンパ4の内部(裏側)には、洗浄時にフロントバンパ4から外部に突出してヘッドランプカバー3に洗浄液を噴射するためのノズル部材5を備えたヘッドランプ洗浄装置6が設けられている。尚、ノズル部材5の先端部には、非洗浄時の突出していない状態で前記フロントバンパ4の外表面と面一の外表面を有するノズルカバー部材7が固定されている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、ヘッドランプ洗浄装置6は、前記ノズル部材5の他に、フロントバンパ4の内部(裏側)に固定される筒状のシリンダ部材11と、該シリンダ部材11の基端部に嵌着された蓋部材12とを備える。蓋部材12には、シリンダ部材11の内部と連通する筒状の洗浄液導入部12aが突出形成され、該洗浄液導入部12aには図示しない電動ポンプがホースを介して接続されることになる。
前記ノズル部材5は、シリンダ部材11の先端の開口に対して出没可能に設けられる筒状のピストン部材13と、ピストン部材13の先端に嵌着されたノズル支持部材14と、ノズル支持部材14に支持された2つのノズルボディ15と、各ノズルボディ15に嵌着されたヘッドランプ用噴射素子16及び補助噴射素子17とを有する。
詳しくは、図3に示すように、ピストン部材13の先端部(図中、上端部)には、その外径が小さくされた内嵌部13aが形成されている。又、図2(b)に示すように、ピストン部材13の基端部には、外径が大きくされた一対の外延部13bが形成されることでそれらの間に環状凹部13cが形成され、該環状凹部13cには環状のシール部材Sが外嵌されて収容されている。このシール部材Sは、シリンダ部材11の内周面と摺接可能且つ液密に密着している。
図3に示すように、ノズル支持部材14は、前記内嵌部13aに外嵌される外嵌筒部14aと、該外嵌筒部14aと略同径のまま延びてその内部が弁収容室18とされる弁収容筒部14bと、弁収容筒部14bよりも内径が小さくされて延びる流路筒部14cとを有する。又、図3及び図4に示すように、ノズル支持部材14は、流路筒部14cの周方向の一部であって180°離間した位置で流路筒部14cの内部と連通した渦発生室19を内部に有する2つの渦発生部14dと、各渦発生部14dから延びて前記ノズルボディ15を支持するノズル支持部14e(図4参照)とを有する。図4に示すように、本実施形態の渦発生室19は、略円錐形状に形成され、流路筒部14c内から流入する洗浄液に渦を発生させて、ノズル支持部14e側(ノズルボディ15側)に洗浄液を流すようになっている。言い換えれば、渦発生室19は、ノズルボディ15直前の上流側に設けられて洗浄液に渦を発生させている。又、図4に示すように、ノズル支持部14eは、その内面が球体を転動可能に保持可能な球面凹部14fとされている。又、図3に示すように、前記流路筒部14cの内側(軸中心)には、2つの渦発生部14dの上部を連結する上壁から前記ピストン部材13側に延びる支持柱14gが形成されている。これにより、2つの渦発生部14dは、流路筒部14cが略円錐形状の各渦発生室19の円周部位に接続されて連通し、流路筒部14cからの洗浄液が渦発生室19の周方向に沿って流入される。
そして、図4及び図5に示すように、前記球面凹部14fには、ノズルボディ15の球面部15aが転動可能に保持されている。ノズルボディ15は、外形が球面状の前記球面部15aと、該球面部15aを貫通して外部に開口する略直方体形状の空間を有するチップ収容部15bとを有する。そして、一方のノズルボディ15のチップ収容部15bにヘッドランプ用噴射素子16が収容保持され、他方のノズルボディ15のチップ収容部15bに補助噴射素子17が収容保持されている。ヘッドランプ用噴射素子16及び補助噴射素子17は、略直方体形状の輪郭を有して形成され、チップ収容部15bの外部開口部から圧入されて該チップ収容部15bに交換可能(着脱可能)に収容保持される。
ヘッドランプ用噴射素子16には、チップ収容部15bの内面(上面)とともに発振室20を構成する発振室構成溝16a(図5参照)が形成されている。発振室20は、導入された洗浄液をヘッドランプ用噴射口21の直前の上流側で一部を下流側へとフィードバックさせるフィードバック流路を左右に一対備えるタイプの形状(パターン)に形成されており、洗浄液を左右(車両の幅方向)に振動(発振)させる。これにより、図8に模式的に示すように、ヘッドランプ用噴射口21から噴射される洗浄液が左右に振動されて広がりをもった拡散噴射とされる。
又、補助噴射素子17には、導入された洗浄液を直線的に案内してその補助噴射口22から噴射するジェットノズル孔17aが形成されている。ジェットノズル孔17aは、その導入口から補助噴射口22まで内径が一定に形成されている。これにより、補助噴射口22から噴射される洗浄液は直線的なジェット噴射とされる。
尚、前記ヘッドランプ用噴射口21及び補助噴射口22の角度、即ち噴射される洗浄液の角度は、ノズルボディ15が組み付けられた状態において前記球面部15aを球面凹部14f内で転動させることで調整可能とされている。そして、ヘッドランプ用噴射口21は、ヘッドランプカバー3における前記ヘッドランプ光源1と対応した位置に角度が設定され、補助噴射口22は、ヘッドランプ光源1と対応した位置とは異なる他の洗浄対象であって、本実施形態ではヘッドランプカバー3における前記車幅灯光源2と対応した位置に角度が設定されている(図1参照)。
又、図2(b)に示すように、ヘッドランプ洗浄装置6は、一端がシリンダ部材11の先端の開口周りに支持され、他端がピストン部材13の前記外延部13bを付勢することで、ピストン部材13をシリンダ部材11内に没入させる方向に付勢する圧縮コイルばね23を備えている。
又、図3に示すように、前記弁収容室18には、ピストン部材13の内部流路13d内の圧力が予め設定した値以上(ピストン部材13をシリンダ部材11内から伸長させるのに必要な内部流路13d内の圧力よりも大きな圧力)となると内部流路13dを前記流路筒部14c内に連通するための弁体24が設けられている。詳しくは、弁体24は、前記支持柱14gに外嵌されつつ支持された圧縮コイルばね25の他端によって内部流路13dの開口13e側に付勢され、内部流路13d内の圧力が予め設定した値未満の状態では前記開口13eを閉塞する。そして、弁体24は、内部流路13d内の圧力が予め設定した値以上となると、圧縮コイルばね25の付勢力に抗して移動され(図6(b)及び図7参照)、前記開口13eが開放されて内部流路13dがヘッドランプ用噴射口21及び補助噴射口22に連通される。
次に、上記のように構成されたヘッドランプ洗浄装置6の作用について説明する。
例えば、運転席に設けられたウォッシャスイッチが操作される等、ヘッドランプカバー3を洗浄させるための操作が行われると、電動ポンプが駆動され、ホース及び洗浄液導入部12aを介して洗浄液がピストン部材13の内部流路13dに給送される。
すると、まず図6(a)に示すように、弁体24が開口13eを閉塞しているため洗浄液の圧力によってピストン部材13が圧縮コイルばね23の付勢力に抗してシリンダ部材11の先端から突出し、前記ヘッドランプ用噴射口21及び補助噴射口22がフロントバンパ4から突出してヘッドランプカバー3に向いた伸長状態(図1参照)となる。
そして、次に図6(b)及び図7に示すように、それ以上の伸長が出来ず内部流路13d内の圧力が高まると(予め設定した値以上となると)、弁体24は圧縮コイルばね25の付勢力に抗して移動され、開口13eが開放されてヘッドランプ用噴射口21及び補助噴射口22からヘッドランプカバー3に洗浄液が噴射される。
このとき、洗浄液は、渦発生室19を通過する際に、渦が発生され、その遠心力によって外側(流れる方向の軸線に対して離れる方向側)に力が加わりつつ発振室20及びジェットノズル孔17aに流れ、ヘッドランプ用噴射口21及び補助噴射口22から噴射される。これによって、洗浄液は、各方向に広がりつつ噴射されてヘッドランプカバー3におけるヘッドランプ光源1と対応した位置とヘッドランプカバー3における車幅灯光源2と対応した位置とにそれぞれ噴射される。又、ヘッドランプ用噴射口21から噴射される洗浄液は、渦発生室19の後に発振室20を通過する際に、大きく左右に発振されて噴射される。これによって、ヘッドランプカバー3におけるヘッドランプ光源1と対応した位置は、車両の左右方向に広範囲で上下方向にも多少広範囲な所望の洗浄範囲Z1(図1中、一点鎖線参照)を含むような洗浄範囲Z2(図1中、二点鎖線参照)が洗浄される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)ノズル部材5は、ヘッドランプ光源1と対応した位置とは異なる他の洗浄対象(車幅灯光源2と対応した位置)にヘッドランプ用噴射口21とは異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するための補助噴射口22を有する。よって、他の洗浄対象(本実施形態では車幅灯光源2と対応した位置)に対してその洗浄対象に適した噴射パターン(本実施形態ではジェット噴射)で洗浄液を噴射することができる。よって、単一のノズル部材5で、ヘッドランプカバー3におけるヘッドランプ光源1と対応した位置に加えて、他の洗浄対象(車幅灯光源2と対応した位置)をも良好に効率良く洗浄することができる。
(2)ヘッドランプ用噴射口21の直前の上流の流路には、洗浄液を左右に振動させてヘッドランプ用噴射口21から噴射すべく導入された洗浄液を発振させる発振室20が設けられるため、噴射された洗浄液が液粒として局所的に着水し、その液粒が連続的に左右に振動して順次吹き付けられるようになる。よって、洗浄範囲Z2に厚い液膜ができずに汚れに直接的に洗浄液の噴射の勢いが作用し易くなり、少ない洗浄液で効率良くヘッドランプカバー3におけるヘッドランプ光源1と対応した位置(洗浄範囲Z1)を洗浄することができる。
(3)ノズル部材5は、ヘッドランプ用噴射口21からの噴射パターン(本実施形態では拡散噴射)を決定するヘッドランプ用噴射素子16が交換可能に設けられる。よって、例えば、車種等に応じてヘッドランプ用噴射素子を変更するだけで、車種等によって異なるヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
(4)ノズル部材5は、補助噴射口22からの噴射パターン(本実施形態ではジェット噴射)を決定する補助噴射素子17が交換可能に設けられるため、例えば、車種等に応じて補助噴射素子を変更するだけで、車種等によって異なる洗浄対象を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
(5)ノズル部材5は、ヘッドランプ用噴射口21の角度が調整可能とされるため、例えば、車両Cに搭載した後であってもヘッドランプ用噴射口21の角度を調整することで、容易にヘッドランプカバー3におけるヘッドランプ光源1と対応した位置を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
(6)ノズル部材5は、補助噴射口22の角度が調整可能とされるため、例えば、車両Cに搭載した後であっても補助噴射口22の角度を調整することで、容易に洗浄対象を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ヘッドランプ用噴射口21の直前の上流の流路には、洗浄液を左右に振動させてヘッドランプ用噴射口21から噴射すべく導入された洗浄液を発振させる発振室20が設けられ、噴射パターンが拡散噴射とされるとしたが、これに限定されず、異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するヘッドランプ用噴射口としてもよい。例えば、ヘッドランプ用噴射口の噴射パターンが、洗浄範囲に洗浄液を同時に(ほぼ均等に)吹き付けるスプレー噴射とされたものとしてもよい。
・上記実施形態では、補助噴射口22は、ジェット噴射で洗浄液を噴射するものとしたが、補助噴射口22は、ヘッドランプ用噴射口21とは異なる噴射パターン(洗浄対象に適した噴射パターン)で洗浄液を噴射すればよく、他の噴射パターンで洗浄液を噴射するものに変更してもよい。
・上記実施形態では、ノズル部材5は、ヘッドランプ用噴射口21からの噴射パターンを決定するヘッドランプ用噴射素子16が交換可能に設けられるとしたが、これに限定されず、例えば、噴射パターンを決定するための素子を備えていない(素子がノズルボディ15やノズル支持部材14等と一体成形されるような)構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、ノズル部材5は、補助噴射口22からの噴射パターンを決定する補助噴射素子17が交換可能に設けられるとしたが、これに限定されず、例えば、噴射パターンを決定するための素子を備えていない(素子がノズルボディ15やノズル支持部材14等と一体成形されるような)構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、ノズル部材5は、ヘッドランプ用噴射口21の角度が調整可能とされるとしたが、これに限定されず、組み付けた後にヘッドランプ用噴射口21の角度が調整不能となる構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、ノズル部材5は、補助噴射口22の角度が調整可能とされるとしたが、これに限定されず、組み付けた後に補助噴射口22の角度が調整不能となる構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、ノズル部材5は、洗浄液に渦を発生させる渦発生室19を有する構成としたが、これに限定されず、渦発生室19を有していない構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、補助噴射口22を1つのみ備えたノズル部材5としたが、これに限定されず、補助噴射口を2つ以上備えたノズル部材に変更してもよい。尚、この場合、補助噴射口は、少なくとも1つがヘッドランプ光源1と対応した位置とは異なる他の洗浄対象にヘッドランプ用噴射口21とは異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するものであればよい。
・上記実施形態では、ヘッドランプカバー3におけるヘッドランプ光源1と対応した位置とは異なる他の洗浄対象は、ヘッドランプカバー3における車幅灯光源2と対応した位置であるとしたが、これに限定されず、他の洗浄対象は変更してもよい。例えば、補助噴射口は、他の洗浄対象としてのミリ波レーダーやコーナーセンサ等の送受信面に洗浄液を噴射するためのものとしてもよい。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1乃至4のいずれか1項に記載のヘッドランプ洗浄装置において、前記ノズル部材は、前記ヘッドランプ用噴射口の角度が調整可能とされたことを特徴とするヘッドランプ洗浄装置。
同構成によれば、ノズル部材は、ヘッドランプ用噴射口の角度が調整可能とされるため、例えば、車両に搭載した後であってもヘッドランプ用噴射口の角度を調整することで、容易にヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
(ロ)請求項1乃至4及び上記(イ)のいずれか1つに記載のヘッドランプ洗浄装置において、前記ノズル部材は、前記補助噴射口の角度が調整可能とされたことを特徴とするヘッドランプ洗浄装置。
同構成によれば、ノズル部材は、補助噴射口の角度が調整可能とされるため、例えば、車両に搭載した後であっても補助噴射口の角度を調整することで、容易に洗浄対象を良好に効率良く洗浄することが可能となる。
1…ヘッドランプ光源、3…ヘッドランプカバー、4…フロントバンパ(車両ボディ)、5…ノズル部材、16…ヘッドランプ用噴射素子、17…補助噴射素子、20…発振室、21…ヘッドランプ用噴射口、22…補助噴射口。

Claims (4)

  1. 洗浄時に車両ボディから突出して、ヘッドランプカバーにおけるヘッドランプ光源と対応した位置に洗浄液を噴射するためのヘッドランプ用噴射口を有するノズル部材を備えたヘッドランプ洗浄装置であって、
    前記ノズル部材は、前記ヘッドランプ光源と対応した位置とは異なる他の洗浄対象に前記ヘッドランプ用噴射口とは異なる噴射パターンで洗浄液を噴射するための補助噴射口を有することを特徴とするヘッドランプ洗浄装置。
  2. 請求項1に記載のヘッドランプ洗浄装置において、
    前記ヘッドランプ用噴射口の直前の上流の流路には、洗浄液を左右に振動させて前記ヘッドランプ用噴射口から噴射すべく導入された洗浄液を発振させる発振室が設けられたことを特徴とするヘッドランプ洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載のヘッドランプ洗浄装置において、
    前記ノズル部材は、前記ヘッドランプ用噴射口からの噴射パターンを決定するヘッドランプ用噴射素子が交換可能に設けられたことを特徴とするヘッドランプ洗浄装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヘッドランプ洗浄装置において、
    前記ノズル部材は、前記補助噴射口からの噴射パターンを決定する補助噴射素子が交換可能に設けられたことを特徴とするヘッドランプ洗浄装置。
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