JP6998328B2 - 車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両 - Google Patents

車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両 Download PDF

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Description

本発明は、洗浄対象物を洗浄する車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両に関するものである。
近年、車両周囲の状況を撮影する車載カメラが搭載された車両が増えてきている。車載カメラは、撮像面であるレンズが雨や泥等で汚れてしまう場合がある。このため、従来、レンズ上に付着した水滴等の異物を除去するために、車載カメラのレンズに洗浄液や圧縮空気等を吹き付けて異物を除去する装置が知られている。
例えば、特許文献1には、車載カメラの近傍に圧縮空気発生ユニットを設置し、圧縮空気発生ユニットの圧縮空気をノズルから噴射して車載カメラの前面ガラスに高圧の空気を吹き付けるようにすることで前面ガラスに付着した水滴を取り除く構成が提案されている(特許文献1参照)。
また、車両のヘッドランプへ洗浄液を噴射してヘッドランプに付着した汚れや雪を落とすヘッドランプクリーナが知られている。
日本国特開2001-171491号公報
従来、車載カメラの異物除去装置と、ヘッドランプクリーナとは、それぞれ独立して制御される別個の装置として車両に搭載されているが、その構成には改良の余地がある。
本発明は、簡便な構成および制御により、複数種の洗浄対象物に付着した異物を除去することが可能な車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車両用クリーナシステムは、
洗浄液を収容するタンクと、
前記タンク内の洗浄液を圧送するポンプと、
第一の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第一のノズルと、
前記第一の洗浄対象物とは異なる種類の第二の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第二のノズルと、
前記ポンプと、前記第一のノズルおよび前記第二のノズルとを結ぶ洗浄液通路と、
前記洗浄液の噴射を制御する制御部と、
を備えている。
上記構成によれば、簡便な構成および制御により、異なる複数種類の洗浄対象物に付着した異物をそれぞれ除去することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記洗浄液通路は、前記洗浄液を前記ポンプから前記第一のノズルと前記第二のノズルへそれぞれ供給するための分岐部を有し、
前記分岐部の近傍に、前記制御部により開閉制御可能な電磁弁を設けていてもよい。
上記構成によれば、電磁弁を開閉制御することで、異なる種類の洗浄対象物の洗浄タイミングを適切に制御することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記電磁弁は、前記分岐部から前記第一のノズルへ向かう前記洗浄液通路の途中に配置されていてもよい。
上記構成によれば、電磁弁を開放することで第一のノズルおよび第二のノズルの両方から洗浄液を噴射できるとともに、電磁弁を閉鎖することで第二のノズルのみから洗浄液を噴射することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記第一の洗浄対象物は、車両用灯具であり、
前記第二の洗浄対象物は、車両に取り付けられる車載センサであってもよい。
上記構成によれば、例えば、従来からの車両用灯具のクリーナ構成を拡張して、車載センサまで洗浄することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記制御部は、前記車両のウインドウを洗浄するためのウインドウウォッシャの作動に同期して、あるいは前記車載センサの汚れ検知結果に基づいて、前記第二のノズルから前記洗浄液を噴射してもよい。
上記構成によれば、車両用灯具の洗浄タイミングを問わず、必要なときに車載センサの洗浄を適切に行うことができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記制御部は、前記車両用灯具が非点灯状態にある場合には前記電磁弁を閉状態としておき、前記車両用灯具が点灯された時に前記電磁弁を開状態としてもよい。
上記構成によれば、車両用灯具が非点灯時には車載センサのみを洗浄し、車両用灯具が点灯したときには車載センサに加えて車両用灯具を洗浄することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記第二のノズルは、逆止弁を有し、
前記第二のノズルの開弁圧は、前記第一のノズルの開弁圧よりも大きくなるように設定されていてもよい。
上記構成によれば、車両用灯具に比べて比較的洗浄対象エリアの小さい車載センサ側での洗浄液の消費を抑えることができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記ポンプは、当該ポンプの正転時に前記洗浄液が吐出される第一の吐出口と、当該ポンプの逆転時に前記洗浄液が吐出される第二の吐出口とを有し、
前記洗浄液通路は、前記第一の吐出口と前記第一のノズルとの間を接続する第一の通路と、前記第二の吐出口と前記第二のノズルとの間を接続する第二の通路とから構成されていてもよい。
上記構成によれば、ポンプの回転方向を制御することで、異なる種類の洗浄対象物を適切に洗浄することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記第一の吐出口からの前記洗浄液の吐出圧が、前記第二の吐出口からの前記洗浄液の吐出圧よりも大きくなるように設定されていてもよい。
上記構成によれば、車両用灯具に比べて比較的洗浄対象エリアの小さい車載センサ側での洗浄液の消費を抑えることができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記第一の洗浄対象物は、車両用灯具であり、
前記第二の洗浄対象物は、車両に取り付けられる車載センサであり、
前記制御部は、前記車両用灯具が点灯あるいは消灯されているかを判定し、点消灯の判定の結果と、前記車両用クリーナシステムの作動スイッチのオンオフ状態、前記車両のウインドウを洗浄するためのウインドウウォッシャの作動状態、および前記車載センサの汚れ検知結果のいずれかとに基づいて、前記ポンプの回転方向を制御してもよい。
上記構成によれば、このように各種の情報に応じて、ポンプの回転方向を制御することで、車両用灯具の洗浄と車載センサの洗浄とを適切に切り替えることができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記第一の洗浄対象物は、車両のウインドウであり、
前記第二の洗浄対象物は、車両用灯具または車載センサのうち少なくとも一つであってもよい。
上記構成によれば、従来からのウインドウウォッシャの構成を拡張して、車両用灯具や車載センサまで洗浄することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムは、
高圧空気を生成する高圧空気生成部と、
前記高圧空気を前記第二の洗浄対象物へ向けて噴射する第三のノズルと、
をさらに備え、
前記制御部は、前記第二のノズルからの前記洗浄液の噴射と、前記第三のノズルからの前記高圧空気の噴射と、を重複してあるいは切り替えて実行可能としてもよい。
上記構成によれば、第二の洗浄対象物へ付着した異物をより効果的に除去することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記制御部は、前記第二のノズルからの前記洗浄液の噴射を開始した後に、前記第三のノズルからの前記高圧空気の噴射を開始するように制御してもよい。
上記構成によれば、洗浄時に例えば車載センサに付着した水滴を除去することができる。
また、本発明の車両用クリーナシステムにおいて、
前記車載センサは、車載カメラ、ミリ波レーダ、およびLiDARのいずれかを少なくとも含んでもよい。
上記構成によれば、これらのセンサを車両用灯具あるいは車両用ウインドウと同一の車両用クリーナシステムで洗浄可能とすることが好適である。
また、本発明の車両用クリーナシステムを備える車両は、
上記いずれかの構成を有する車両用クリーナシステムを備えている。
上記構成によれば、簡便な構成で、洗浄対象物に付着した異物を効果的に除去することができる。
本発明の車両用クリーナシステムによれば、簡便な構成で、洗浄対象物に付着した異物を効果的に除去することができる。また、本発明の車両用クリーナシステムを備える車両によれば、簡便な構成で、洗浄対象物に付着した異物を効果的に除去することができる。
本発明の実施形態に係る車両用クリーナシステムを備える車両の前部の斜視図である。 車両用クリーナシステムの構成を示す図である。 図2に示す車両用クリーナシステムの洗浄液通路を示す図である。 車両用クリーナシステムの動作を説明するためのタイミングチャートである。 洗浄液通路における電磁弁の配置の変形例を示す図である。 車両用クリーナシステムの変形例を示す図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
本発明の車両用クリーナシステムは、車両に搭載される車両用灯具、車載センサ、あるいは車両のウインドウ等(洗浄対象物の一例)に付着する水滴や泥や塵埃等の異物を洗浄液や高圧空気を用いて除去するシステムとして適用される。ここで、車両のウインドウとは、ウインドシールド、リアガラス、フロントサイドガラス、リアサイドガラス、サンルーフなどを含む概念であるが、本実施形態では特にウインドシールドを例示して説明する。
図1に示すように、車両用クリーナシステム1は、例えば車両Vの前部に搭載されるヘッドランプ100(車両用灯具の一例)、フロントカメラ200A(車載センサの一例)、ミリ波レーダ200B(車載センサの一例)、およびLiDAR200C(車載センサの一例)に付着する異物を除去するために使用されうる。
フロントカメラ200Aは、車両前方の状況(映像)を撮影する車載カメラである。ミリ波レーダ200Bは、車両前方の対象物を検知する衝突防止レーダである。LiDAR(Light Detection and Ranging,Laser Imaging Detection and Ranging)200Cは、出射光と戻り光とに基づいて、物体までの距離、物体の形状、物体の材質、物体の色などの情報を取得できるセンサである。フロントカメラ200A、ミリ波レーダ200B、およびLiDAR200Cのことを、以下、総称する場合は車載センサ200と称する。車載センサ200は、例えば自動運転のために用いることが可能である。なお、車載センサには、この他、例えば後方を確認するためにフェンダに取り付けられるサイドカメラ201なども含まれる。なお、これらの車載カメラ200の配置は、図1に図示されているものに限定されない。
車両用クリーナシステム1は、洗浄液を収容するタンク2と、タンク2内の洗浄液を圧送するモータポンプ3(ポンプの一例)とを備えている。なお、タンク2およびモータポンプ3は、例えばウインドシールド300を洗浄するために設けられているウインドウウォッシャ装置のタンクおよびモータポンプを兼用するようにしてもよい。
また、車両用クリーナシステム1は、ヘッドランプ100(第一の洗浄対象物の一例)に向けて洗浄液を噴射する灯具用ノズル4(第一のノズルの一例)と、車載センサ200(第二の洗浄対象物の一例)に向けて洗浄液を噴射するセンサ用ノズル5(第二のノズルの一例)とを備えている。
また、車両用クリーナシステム1は、高圧空気を生成するための高圧空気生成部6と、生成された高圧空気を車載センサ200に向けて噴射する高圧空気ノズル7(第三のノズルの一例)とを備えている。
また、車両用クリーナシステム1は、各部の動作を制御する制御部8を備えている。制御部8は、車両V側の車両ECU80(Electronic Control Unit)と連携しながら車両用クリーナシステム1の動作を制御する。なお、本例では制御部8を独立したものとして設けているが、制御部8の処理を車両ECU80で行うことにより、制御部を統合する構成としてもよい。
図2に示すように、モータポンプ3は、洗浄液を吐出するための単一の洗浄液吐出口31を有している。洗浄液吐出口31には、吐出された洗浄液が通過する洗浄液通路9が連結されている。モータポンプ3は、洗浄液通路9を介して、灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5に接続されている。モータポンプ3は、タンク2から供給される洗浄液を、洗浄液通路9を通じて灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5に送出する。
洗浄液通路9は、灯具用ノズル4へ向かう洗浄液通路9Aと、センサ用ノズル5へ向かう洗浄液通路9Bとに分岐されている。洗浄液通路9Aの途中には、洗浄液通路9Aを開閉することにより、灯具用ノズル4へ向けて流れる洗浄液の流量を制御可能な電磁弁11が設けられている。
灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5には、各ノズルを流れる洗浄液の流量を制御可能な逆止弁41および逆止弁51がそれぞれ取り付けられている。センサ用ノズル5に取り付けられている逆止弁51の開弁圧は、灯具用ノズル4に取り付けられている逆止弁41の開弁圧よりも大きくなるように設定されている。したがって、例えばモータポンプ3から圧送された洗浄液は、開弁圧が小さい灯具用ノズル4よりも開弁圧が大きいセンサ用ノズル5の方から少ない流量の洗浄液が噴射される。なお、灯具用ノズル4には逆止弁41を取り付けずに、例えば洗浄液通路9Aの途中に設けられている電磁弁11の開閉具合を制御することで灯具用ノズル4から噴射される洗浄液の流量を調節するようにしてもよい。
高圧空気生成部6は、高圧空気を吐出するための単一の高圧空気吐出口61を有している。高圧空気吐出口61には吐出された高圧空気が通過する高圧空気通路10が連結されている。高圧空気生成部6は、高圧空気通路10を介して、高圧空気ノズル7に接続されている。高圧空気生成部6は、生成された高圧空気を、高圧空気通路10を通じて高圧空気ノズル7に送出する。
なお、本例では高圧空気生成部6に単一の高圧空気吐出口が設けられ、一本の同じ高圧空気通路10を介してフロントカメラ200A、ミリ波レーダ200B、およびLiDAR200Cに同じタイミングで高圧空気が噴射されている構成としているが、これに限定されない。例えば、複数の高圧空気吐出口とそれらの高圧空気吐出口にそれぞれ連結される高圧空気通路を設けて、各々の車載センサ200毎に高圧空気が噴射されるように構成してもよい。
車載センサ200に向けて洗浄液を噴射するセンサ用ノズル5と高圧空気を噴射する高圧空気ノズル7とは、一つの筐体内に二つのノズルが併存される構成であってもよいし、各々が独立した別個のノズルとして構成されていてもよい。本例では、センサ用ノズル5と高圧空気ノズル7とが一つの筐体で形成されているものが示されている。ノズルの位置は図示のものに限定されないが、車両走行時の走行風等を考慮すると、車載センサ200の上側か下側のいずれか一方に配置されることが望ましい。また、センサ用ノズル5と高圧空気ノズル7とが独立した別個のノズルとして構成される場合には、センサ用ノズル5が車載センサ200の左右いずれか一方に配置され、高圧空気ノズル7が車載センサ200の上下いずれか一方に配置されることが、走行風や洗浄効率の観点から望ましい。
制御部8は、モータポンプ3および高圧空気生成部6に接続されている。例えば制御部8は、モータポンプ3を制御することにより、灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5から洗浄液を噴射させることが可能である。また、制御部8は、高圧空気生成部6を制御することにより、高圧空気ノズル7から高圧空気を噴射させることが可能である。また、制御部8は、モータポンプ3および高圧空気生成部6を制御することにより、センサ用ノズル5からの洗浄液の噴射と、高圧空気ノズル7からの高圧空気の噴射とを重複してあるいは切り替えて実行することが可能である。具体的には、車載センサ200を洗浄する場合、センサ用ノズル5からの洗浄液の噴射を開始した後に、高圧空気ノズル7からの高圧空気の噴射を開始してもよい。さらに、センサ用ノズル5からの洗浄液の噴射が完了した後に、高圧空気ノズル7からの高圧空気の噴射を行ってもよい。
また、制御部8は、電磁弁11に接続されている。例えば制御部8は、ヘッドランプ100の点灯と非点灯とに応じて電磁弁11の開閉制御が可能である。具体的には、ヘッドランプ100が点灯状態にある場合には電磁弁11を開状態にし、ヘッドランプ100が非点灯状態にある場合には電磁弁11を閉状態にする。
さらに、制御部8は、車両ECU80に接続されている。例えば制御部8は、車両ECU80から送られてくる車両Vの操作情報等に基づいて各部の動作を制御する。車両Vには、運転者による操作が可能な、例えばヘッドランプをオンオフさせるためのランプスイッチと、ヘッドランプを洗浄させるためのランプ洗浄スイッチが設けられている。また、車両Vには、例えば車載センサ200を洗浄させるためのセンサ洗浄スイッチが設けられている。また、車両Vには、例えばウインドシールド300を洗浄させるためのウインドシールド洗浄スイッチが設けられている。
洗浄液通路9が分岐される分岐部12には、図3に示すように、洗浄液通路9を洗浄液通路9Aと洗浄液通路9Bとの二通路に分岐するための分岐部材13が取り付けられている。洗浄液通路9Aの流れを制御可能な電磁弁11は、分岐部12の近傍に設けられている。本例における分岐部材13は、T字形状に形成されているものが使用されている。
次に、図4および図2を参照しつつ車両用クリーナシステム1の動作を説明する。
例えばランプスイッチがオン操作されてヘッドランプ100が点灯されると、ランプ点灯信号が車両ECU80から制御部8に送信される。ランプ点灯信号を受信した制御部8は、洗浄液通路9Aに設けられている電磁弁11を開状態にする。
ヘッドランプ100が点灯している状態において、例えば車載センサ200が汚れていると認識されると、汚れ検知信号が車両ECU80から制御部8に送信される。センサの汚れの有無は、例えばフロントカメラ200Aで撮影された画像データを分析することによって認識される。
汚れ検知信号を受信した制御部8は、モータポンプ3を制御し、タンク2の洗浄液を、洗浄液通路9を通じて灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5に送出させる。洗浄液は灯具用ノズル4からヘッドランプ100に向けて噴射され、ヘッドランプ100が洗浄液により洗浄される。また、洗浄液はセンサ用ノズル5から車載センサ200に向けて噴射され、車載センサ200が洗浄液により洗浄される。
また、汚れ検知信号を受信した制御部8は、高圧空気生成部6を制御し、高圧空気を、高圧空気通路10を通じて高圧空気ノズル7に送出させる。高圧空気は高圧空気ノズル7から車載センサ200に向けて噴射され、車載センサ200が高圧空気により洗浄される。
洗浄液および高圧空気による車載センサ200の洗浄は、例えばセンサ用ノズル5による洗浄液の洗浄が完了した後に、高圧空気ノズル7による高圧空気の洗浄が行われる。
また、ヘッドランプ100が点灯している状態において、例えばセンサ洗浄スイッチがオン操作されると、センサ洗浄信号が車両ECU80から制御部8に送信される。センサ洗浄信号を受信した制御部8による制御内容は、上記制御部8が汚れ検知信号を受信した場合と同様であり、洗浄液の噴射によりヘッドランプ100が洗浄され、洗浄液および高圧空気の噴射により車載センサ200が洗浄される。
また、例えばランプスイッチがオフ操作されてヘッドランプ100が非点灯にされると、ランプ非点灯信号が車両ECU80から制御部8に送信される。ランプ非点灯信号を受信した制御部8は、洗浄液通路9Aに設けられている電磁弁11を閉状態にする。
ヘッドランプ100が非点灯の状態において、例えば車載センサ200が汚れていると認識されると、汚れ検知信号が車両ECU80から制御部8に送信される。
汚れ検知信号を受信した制御部8は、モータポンプ3を制御し、タンク2の洗浄液を洗浄液通路9へ送出させる。この場合、洗浄液通路9Aに設けられている電磁弁11が閉じられているため、洗浄液通路9へ送出された洗浄液は、洗浄液通路9Aには流れず、洗浄液通路9Bのみに流れる。洗浄液は、洗浄液通路9Bを通じてセンサ用ノズル5に送出され、センサ用ノズル5から車載センサ200に向けて噴射される。これにより、車載センサ200が洗浄液により洗浄される。
汚れ検知信号を受信した制御部8が高圧空気生成部6に対して行う制御内容は、上記制御部8が汚れ検知信号を受信した場合と同様であり、高圧空気の噴射により車載センサ200が洗浄される。
また、例えばヘッドランプ100が点灯している状態において、ランプ洗浄スイッチがオン操作されると、ランプ洗浄信号が車両ECU80から制御部8に送信される。ランプ洗浄信号を受信した制御部8による制御内容は、上記車載センサ200の汚れが検知されて制御部8が汚れ検知信号を受信した場合と同様であり、洗浄液の噴射によりヘッドランプ100が洗浄され、洗浄液および高圧空気の噴射により車載センサ200が洗浄される。
また、例えばヘッドランプ100が非点灯の状態において、ランプ洗浄スイッチがオン操作されると、ランプ洗浄信号が車両ECU80から制御部8に送信される。
この場合、ヘッドランプ100が点灯していないため、制御部8は、モータポンプ3および高圧空気生成部6に対する制御は行わない。したがって、ヘッドランプ100および車載センサ200に対しての洗浄は行われない。
また、例えばヘッドランプ100が点灯している状態において、ウインドシールド洗浄スイッチがオン操作されると、ウインドシールド洗浄信号が車両ECU80から制御部8に送信される。ウインドシールド洗浄信号を受信した制御部8による制御内容は、上記車載センサ200の汚れが検知されて制御部8が汚れ検知信号を受信した場合と同様であり、洗浄液の噴射によりヘッドランプ100が洗浄され、洗浄液および高圧空気の噴射により車載センサ200が洗浄される。制御部8は、例えばウインドシールド300を洗浄するウインドウウォッシャの作動に同期(連動)して、灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5から洗浄液を噴射させる。
なお、ウインドシールド洗浄スイッチのオン操作(ウインドシールド300の洗浄)に連動するヘッドランプ100および車載センサ200の洗浄は、必ずしも毎回実行されなくてもよい。例えば数回のウインドシールド洗浄毎に一度、ヘッドランプ100および車載センサ200の洗浄が行われるようにしてもよい。
また、例えばヘッドランプ100が非点灯の状態において、ウインドシールド洗浄スイッチがオン操作されると、ウインドシールド洗浄信号が車両ECU80から制御部8に送信される。
ウインドシールド洗浄信号を受信した制御部8による制御内容は、上記車載センサ200の汚れが検知されて制御部8が汚れ検知信号を受信した場合と同様であり、ヘッドランプ100に対する洗浄は行われず、車載センサ200に対して洗浄液および高圧空気の噴射による洗浄が行われる。制御部8は、例えば、ウインドシールド300を洗浄するウインドウウォッシャの作動に同期(連動)して、センサ用ノズル5から洗浄液を噴射させる。
以上のような構成の車両用クリーナシステム1によれば、洗浄液を収容するタンク2と、タンク2内の洗浄液を圧送するモータポンプ3と、ヘッドランプ100に向けて洗浄液を噴射する灯具用ノズル4と、車載センサ200に向けて洗浄液を噴射するセンサ用ノズル5と、ポンプ3と、灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5とを結ぶ洗浄液通路9と、洗浄液の噴射を制御する制御部8と、を備えている。これにより、ヘッドランプ100と車載センサ200とに付着した異物を簡便な構成でそれぞれ除去することができる。
また、洗浄液通路9の分岐部12の近傍に、分岐通路への洗浄液の流れを制御可能な電磁弁11が設けられている。このため、電磁弁11を開閉制御することで、分岐通路への洗浄液の供給を制御することが可能である。したがって、電磁弁11を開閉制御することで、異なる種類の洗浄対象物であるヘッドランプ100と車載センサ200との洗浄タイミングを適切に制御することができる。
また、電磁弁11は、分岐部12から灯具用ノズル4へ向かう洗浄液通路9Aの途中に設けられている。このため、電磁弁11を開放することで灯具用ノズル4およびセンサ用ノズル5の両方から洗浄液を噴射でき、電磁弁11を閉鎖することでセンサ用ノズル5のみから洗浄液を噴射することができる。例えばヘッドランプ100が非点灯状態にある場合には電磁弁11を閉状態としておき、ヘッドランプ100が点灯された時に電磁弁11を開状態とすることが可能である。したがって、ヘッドランプ100が非点灯時には車載センサ200のみを洗浄し、ヘッドランプ100が点灯したときには車載センサ200に加えてヘッドランプ100を洗浄することができる。
また、ウインドシールド300の洗浄に連動して車載センサ200を洗浄することが可能であるほか、車載センサ200が汚れていると検知された場合にも車載センサ200を洗浄することが可能である。したがって、ヘッドランプ100の洗浄タイミングを問わず、必要なときに車載センサ200の洗浄を適切に行うことができる。
また、センサ用ノズル5の逆止弁51の開弁圧は、灯具用ノズル4の逆止弁41の開弁圧よりも大きくなるように設定されている。このため、ヘッドランプ100に比べて比較的洗浄対象エリアの小さい車載センサ200側での洗浄液の噴射量を少なくすることができ消費を抑えることができる。
このように、車両用クリーナシステム1によれば、簡便な構成および制御により、異なる複数種類の洗浄対象物に付着した異物をそれぞれ効果的に除去することができる。
また、車両用クリーナシステム1によれば、例えば従来からの車両用灯具のクリーナ構成を拡張して、ヘッドランプ100と共に車載センサ200まで洗浄することができる。
また、車載センサ200に対して高圧空気を噴射することが可能な高圧空気ノズル7が備えられ、センサ用ノズル5からの洗浄液の噴射と、高圧空気ノズル7からの高圧空気の噴射とを重複してあるいは切り替えて実行することが可能である。したがって、車載センサ200に付着した異物をより効果的に除去することができる。例えばセンサ用ノズル5からの洗浄液の噴射を開始した後に、高圧空気ノズル7からの高圧空気の噴射を開始することで、洗浄時に車載センサ200に付着した洗浄液を高圧空気の噴射で除去することができる。
<変形例>
次に、洗浄液通路9における電磁弁11の配置の変形例について図5を参照して説明する。なお、上記形態と同一番号を付した部分については、同じ機能であるため、繰り返しとなる説明は省略する。
上記形態の洗浄液通路9では、電磁弁11が洗浄液通路9Aの途中に配置されている(図2参照)。これに対して、図5に示すように、変形例では電磁弁11Aが洗浄液通路9の分岐部12に配置されている。
この場合、電磁弁11Aを開閉制御することにより、モータポンプ3から洗浄液通路9に送出された洗浄液を洗浄液通路9Aのみに流すようにして、ヘッドランプ100のみを洗浄することが可能である。また、洗浄液を洗浄液通路9Bのみに流すようにして、車載センサ200のみを洗浄することも可能である。さらに、洗浄液通路9Aと洗浄液通路9Bの両方に流すようにして、ヘッドランプ100と車載センサ200の両方を洗浄することも可能である。また、洗浄液通路9Aおよび洗浄液通路9Bのいずれにも洗浄液を流さないように制御することも可能である。
この構成によれば、電磁弁11Aを開閉制御することで、異なる種類の洗浄対象物をさらに適切な洗浄タイミングで洗浄することができる。
次に、車両用クリーナシステム1の変形例について図6を参照して説明する。なお、上記形態と同一番号を付した部分については、同じ機能であるため、繰り返しとなる説明は省略する。
上記形態の車両用クリーナシステム1では、単一の洗浄液吐出口31を有するモータポンプ3を備えている(図2参照)。これに対して、変形例に係る車両用クリーナシステム1Aは、図6に示すように、複数(本例では、二個)の洗浄液吐出口31A,31Bを有するモータポンプ30を備えている。
洗浄液吐出口31A(第一の吐出口の一例)には、吐出された洗浄液が通過する洗浄液通路9A(第一の通路の一例)が連結されている。洗浄液吐出口31Aは、洗浄液通路9Aを介して灯具用ノズル4に接続されている。洗浄液吐出口31B(第二の吐出口の一例)には、吐出された洗浄液が通過する洗浄液通路9B(第二の通路の一例)が連結されている。洗浄液吐出口31Bは、洗浄液通路9Bを介してセンサ用ノズル5に接続されている。
洗浄液吐出口31Aは、モータポンプ30の正転時に洗浄液が吐出される。洗浄液吐出口31Bは、モータポンプ30の逆転時に洗浄液が吐出される。したがって、モータポンプ30の正転時には灯具用ノズル4から洗浄液が噴射されてヘッドランプ100が洗浄される。モータポンプ30の逆転時にはセンサ用ノズル5から洗浄液が噴射されて車載センサ200が洗浄される。
洗浄液吐出口31Aから吐出される洗浄液の吐出圧は、洗浄液吐出口31Bから吐出される洗浄液の吐出圧よりも大きくなるように設定されている。したがって、例えばモータポンプ30の逆転時に洗浄液吐出口31Bから吐出される洗浄液の流量は、モータポンプ30の正転時に洗浄液吐出口31Aから吐出される洗浄液の流量より少ない。
車両用クリーナシステム1Aの動作は以下のようになる。
上記車両用クリーナシステム1と同様に、例えばランプスイッチ、センサ洗浄スイッチ、ランプ洗浄スイッチ、およびウインドシールド洗浄スイッチが操作されると、あるいは車載センサ200の汚れが検知されると車両ECU80から制御部8に向けて各信号が送信される。制御部8は、ヘッドランプ100の点灯または非点灯の状態と、センサ洗浄スイッチ(作動スイッチの一例)、ランプ洗浄スイッチ(作動スイッチの一例)、およびウインドシールド洗浄スイッチいずれかのオン操作とに基づいて、モータポンプ30の回転方向を決定する。また、制御部8は、ヘッドランプ100の点灯または非点灯の状態と、車載センサ200の汚れ検知とに基づいて、モータポンプ30の回転方向を決定する。
この構成によれば、モータポンプ30の回転方向を制御することで、異なる種類の洗浄対象物であるヘッドランプ100と車載センサ200とを適切に洗浄することができる。また、洗浄液吐出口31Aからの洗浄液の吐出圧は、洗浄液吐出口31Bからの洗浄液の吐出圧よりも大きくなるように設定されているので、ヘッドランプ100に比べて比較的洗浄対象エリアの小さい車載センサ200側での洗浄液の消費を抑えることができる。また、各種スイッチの操作情報等に応じて、モータポンプ30の回転方向を制御することで、ヘッドランプ100の洗浄と車載センサ200の洗浄とを適切に切り替えることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記形態では車両用灯具(例えばヘッドランプ100)の洗浄と共に車載センサを洗浄する構成としているがこれに限定されない。例えば、ウインドシールドの洗浄と共に車両用灯具または車載センサのうち少なくとも一つを洗浄する構成としてもよい。この構成によれば、従来からのウインドウウォッシャの構成を拡張して、ウインドシールド等の車両ウインドウと共に車両用灯具や車載センサまで洗浄することができる。
本出願は、2017年1月23日出願の日本特許出願2017-9254号に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

Claims (10)

  1. 洗浄液を収容するタンクと、
    前記タンク内の洗浄液を圧送するポンプと、
    第一の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第一のノズルと、
    前記第一の洗浄対象物とは異なる種類の第二の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第二のノズルと、
    前記ポンプと、前記第一のノズルおよび前記第二のノズルとを結ぶ洗浄液通路と、
    前記洗浄液の噴射を制御する制御部と、
    を備え
    前記第一の洗浄対象物は、車両用灯具であり、
    前記第二の洗浄対象物は、車両に取り付けられる車載センサであり、
    前記第一のノズルは第一の逆止弁を有するとともに、前記第二のノズルは第二の逆止弁を有し、
    前記第二の逆止弁の開弁圧は、前記第一の逆止弁の開弁圧よりも大きくなるように設定されている、車両用クリーナシステム。
  2. 前記洗浄液通路は、前記洗浄液を前記ポンプから前記第一のノズルと前記第二のノズルへそれぞれ供給するための分岐部を有し、
    前記分岐部の近傍に、前記制御部により開閉制御可能な電磁弁を設けている、請求項1に記載の車両用クリーナシステム。
  3. 前記電磁弁は、前記分岐部から前記第一のノズルへ向かう前記洗浄液通路の途中に配置されている、請求項2に記載の車両用クリーナシステム。
  4. 前記制御部は、前記車両のウインドウを洗浄するためのウインドウウォッシャの作動に同期して、あるいは前記車載センサの汚れ検知結果に基づいて、前記第二のノズルから前記洗浄液を噴射する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用クリーナシステム。
  5. 前記制御部は、前記車両用灯具が非点灯状態にある場合には前記電磁弁を閉状態としておき、前記車両用灯具が点灯された時に前記電磁弁を開状態とする、請求項2または請求項3に記載の車両用クリーナシステム。
  6. 洗浄液を収容するタンクと、
    前記タンク内の洗浄液を圧送するポンプと、
    第一の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第一のノズルと、
    前記第一の洗浄対象物とは異なる種類の第二の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第二のノズルと、
    前記ポンプと、前記第一のノズルおよび前記第二のノズルとを結ぶ洗浄液通路と、
    前記洗浄液の噴射を制御する制御部と、
    を備え、
    前記ポンプは、当該ポンプの正転時に前記洗浄液が吐出される第一の吐出口と、当該ポンプの逆転時に前記洗浄液が吐出される第二の吐出口とを有し、
    前記洗浄液通路は、前記第一の吐出口と前記第一のノズルとの間を接続する第一の通路と、前記第二の吐出口と前記第二のノズルとの間を接続する第二の通路とから構成され
    前記第一の洗浄対象物は、車両用灯具であり、
    前記第二の洗浄対象物は、車両に取り付けられる車載センサであり、
    前記第一の吐出口からの前記洗浄液の吐出圧が、前記第二の吐出口からの前記洗浄液の吐出圧よりも大きくなるように設定されている、車両用クリーナシステム。
  7. 洗浄液を収容するタンクと、
    前記タンク内の洗浄液を圧送するポンプと、
    第一の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第一のノズルと、
    前記第一の洗浄対象物とは異なる種類の第二の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第二のノズルと、
    前記ポンプと、前記第一のノズルおよび前記第二のノズルとを結ぶ洗浄液通路と、
    前記洗浄液の噴射を制御する制御部と、
    を備えた車両用クリーナシステムであって、
    前記ポンプは、当該ポンプの正転時に前記洗浄液が吐出される第一の吐出口と、当該ポンプの逆転時に前記洗浄液が吐出される第二の吐出口とを有し、
    前記洗浄液通路は、前記第一の吐出口と前記第一のノズルとの間を接続する第一の通路と、前記第二の吐出口と前記第二のノズルとの間を接続する第二の通路とから構成され、
    前記第一の洗浄対象物は、車両用灯具であり、
    前記第二の洗浄対象物は、車両に取り付けられる車載センサであり、
    前記制御部は、前記車両用灯具が点灯あるいは消灯されているかを判定し、点消灯の判定の結果と、前記車両用クリーナシステムの作動スイッチのオンオフ状態、前記車両のウインドウを洗浄するためのウインドウウォッシャの作動状態、および前記車載センサの汚れ検知結果のいずれかとに基づいて、前記ポンプの回転方向を制御する、車両用クリーナシステム。
  8. 洗浄液を収容するタンクと、
    前記タンク内の洗浄液を圧送するポンプと、
    第一の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第一のノズルと、
    前記第一の洗浄対象物とは異なる種類の第二の洗浄対象物に向けて前記洗浄液を噴射する第二のノズルと、
    前記ポンプと、前記第一のノズルおよび前記第二のノズルとを結ぶ洗浄液通路と、
    前記洗浄液の噴射を制御する制御部と、
    高圧空気を生成する高圧空気生成部と、
    前記高圧空気を前記第二の洗浄対象物へ向けて噴射する第三のノズルと、
    を備え、
    前記第一の洗浄対象物は、車両用灯具であり、
    前記第二の洗浄対象物は、車両に取り付けられる車載センサであり、
    前記制御部は、前記第二のノズルからの前記洗浄液の噴射が完了した後に、前記第三のノズルからの前記高圧空気の噴射を開始するように制御する、車両用クリーナシステム。
  9. 前記車載センサは、車載カメラ、ミリ波レーダ、およびLiDARのいずれかを少なくとも含む、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の車両用クリーナシステム。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の車両用クリーナシステムを備えている、車両。
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