JPH04104756U - 車両用ランプウオツシヤ装置 - Google Patents

車両用ランプウオツシヤ装置

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JPH04104756U
JPH04104756U JP1521891U JP1521891U JPH04104756U JP H04104756 U JPH04104756 U JP H04104756U JP 1521891 U JP1521891 U JP 1521891U JP 1521891 U JP1521891 U JP 1521891U JP H04104756 U JPH04104756 U JP H04104756U
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JP
Japan
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lamp
illuminance
lens surface
cleaning liquid
nozzle
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Withdrawn
Application number
JP1521891U
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Inventor
善治 滝川
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドライバの判断以外で自動的にランプのレンズ
表面に洗浄液を噴射させることにより、ランプの洗浄を
行い、一定以上のランプの照度を確保することができる
車両用ランプウオッシャ装置を提供することを目的とす
るものである。 【構成】車体外部に配設されるランプ2の点灯,消灯を
切り換えるスイッチがONの状態の場合に、照度感知器
9によりランプ2のレンズ表面3の照度を検出し、その
検出信号を制御回路が入力して、上記照度があるしきい
値以下の場合には駆動信号をポンプ11に出力すること
により、タンク12内の洗浄液が管10を通ってノズル
7に供給され、噴射される構成となっているので、ドラ
イバがレンズ表面の汚れに気が付かず、ランプの照度が
低下した状態のまま走行することにより、視認性の悪化
にドライバが気が付かないという問題を防止することが
できるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等に設けられるランプを洗浄するための車両用ランプウオッ シャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のランプウオッシャ装置として、例えば実開昭57ー109057号公報 にその一例が示されている。この例では、車両前部に設けられるバンパの上面に 洗浄液を噴射する噴射口を有するノズルが、車体に対して回転自在に取り付けら れる回転ブラケットに固着している。そして、回転ブラケットと車体との間に配 設されるタンク内の水圧の増減により回転ブラケットが回転自在となり、2灯式 ランプのようにランプ幅が広くなっても通常とおりノズルから洗浄液を噴射させ ることにより、ランプを洗浄することができるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなランプウオッシャ装置は、ドライバがランプをつけ たときに、ランプが汚れている等の理由によりランプの照度低下をドライバ自身 が感じた場合に、ドライバが自らスイッチを入れ、ノズルから洗浄液を噴射させ 、ランプを洗浄するものである。そのため、ドライバ自身がランプの照度低下に 気付かなかった場合には、ランプが汚れて照度が低下した状態のまま走行するこ とになり、視認性の悪化にドライバが気付かないという問題が生じる。
【0004】 本考案は、ドライバの判断以外で自動的にランプのレンズ表面に洗浄液を噴射 させることにより、ランプの洗浄を行い、一定以上のランプの照度を確保するこ とができる車両用ランプウオッシャ装置を提供することを目的とするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記課題を解決するために創案されたもので、車体外部に配設され るランプと、同ランプの点灯,消灯を切り換えるスイッチと、上記ランプのレン ズ表面に対向する位置に配設され同レンズ表面に対して洗浄液を噴射する噴射口 を有するノズルと、上記洗浄液を貯えるタンクと、同タンクの上記洗浄液を上記 ノズルに供給するポンプと、上記レンズ近傍に設けられ上記ランプの照度を検出 する照度感知手段と、同照度感知手段の検出信号が入力され上記スイッチが点灯 状態にある時に上記ランプの照度が一定値以下であることを検出すると上記ノズ ルから上記レンズ表面に洗浄液を噴射させるように上記ポンプに駆動信号を出力 する制御回路とから構成されたことを特徴とする車両用ランプウオッシャ装置で ある。
【0006】
【作用】
本考案によれば、車体外部に配設されるランプと、同ランプの点灯,消灯を切 り換えるスイッチと、ランプのレンズ表面に対向する位置に配設され同レンズ表 面に対して洗浄液を噴射する噴射口を有するノズルと、洗浄液を貯えるタンクと 、同タンクの洗浄液をノズルに供給するポンプと、レンズ近傍に設けられランプ の照度を検出する照度感知手段と、同照度感知手段の検出信号が入力されスイッ チが点灯状態にある時にランプの照度が一定値以下であることを検出するとノズ ルからレンズ表面に洗浄液を噴射させるようにポンプに駆動信号を出力する制御 回路とから構成されているため、照度感知手段によりランプの照度が一定値以下 の場合、照度感知手段の検出信号が制御回路に入力され、スイッチが点灯状態に ある時に、この制御回路からポンプに対して駆動信号が出力され、タンク内に貯 えてある洗浄液をポンプによりノズルに供給して、自動的にレンズ表面に向かっ て洗浄液が噴射されるものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 第1図は本考案に基づくランプウオッシャ装置を備えた車両前部の縦断面図で ある。第1図に示すように、車体1の前部にはレンズ表面3が外側を向くように ヘッドランプ2が配設されており、ヘッドランプ2は車両1の内部に配設される ランプスイッチ14のON,OFFにより点灯あるいは消灯するようになってい る。ヘッドランプ2の前方にはバンパ4が設けられており、このバンパ4の上面 にはランプウオッシャ装置5が設けられている。このランプウオッシャ装置5を 詳細に説明すると、ヘッドランプ2のレンズ表面3に対向するように位置すると 共に、洗浄水を噴射する噴射口8を有するノズル7がバンパ4の上面に取り付け られている。また、ノズル5は、車体内部に配設され洗浄液を貯えるタンク6に 設けられているポンプ11に管8を介して接続されている。そして、ポンプ11 には図示しないモータが配設されており、タンク6内の洗浄液を管8を通してノ ズル5に供給する役割をしている。更に、ヘッドランプ2の照度を感知する照度 感知器9がノズル7と平行にバンパ3の上面に配設されていると共に、照度感知 器9とノズル7との外側には外部からの衝撃等を保護するためのカバー6が取り 付けられている。また、車体内部には照度感知器9の検出信号の入力に応じてポ ンプ11に駆動信号を出力する制御回路13と、手動で洗浄液の噴射が可能なマ ニュアルスイッチ15及びヘッドランプ2のレンズ表面3の異常を知らせる警報 装置16が設けられている。
【0008】 次に、上記構成を有する本実施例の作動を以下に説明する。 第2図に示す如く概略的には、ランプスイッチ14と、マニュアルスイッチ1 5及び照度感知器9の各々の検出信号が制御回路13に入力され、この入力信号 に応じて制御回路13が状況にあった処理を行い、ポンプ11やランプ2等の各 部品に駆動信号を出力するものである。
【0009】 次いで、上記処理方法を第3図に示すフローチャートに基づいて説明する。 先ず、ステップA1では各センサの初期設定が行われる。そして、ステップA 2ではランプスイッチ14がONの状態であるか、OFFの状態であるかを判定 する。YESならばステップA3に進み、NOならばリターンされる。ステップ A3では、マニュアルスイッチ15がONの状態であるか、OFFの状態である かを判定する。YESならば、ステップA4に進み、ポンプ11を駆動させる。 NOならば、ステップA5に進む。ステップA5では、ランプ2のレンズ表面3 の照度がある一定のしきい値P1以上であるかを判定する。YESならば、ステ ップA6に進み、強制的にカウンタCNTをリセットする。NOならば、ステッ プA7に進む。ステップA7では、カウンタCNTに1を加える。そして、ステ ップA8に進み、ここではカウンタCNTが3より大きいかを判定する。つまり 、この処理が3回目以上かを判定する。YESならば、ステップA9に進み、警 報装置16を点灯させる。NOならば、ステップA10に進み、ポンプ11を3 秒間作動させる。その後、リターンされて、ステップA2に戻る。
【0010】 すなわち、ランプスイッチ14がONの状態であると共に、マニュアルスイッ チ15がONの状態である場合には、ステップA2でYESと判定され、しかも ステップA3でもYESと判定され、ステップA4でポンプ11を作動させてタ ンク12に貯えられている洗浄液を管10を通してノズル7に供給し、噴射口8 より洗浄液を噴射させ、レンズ表面3の汚れを洗浄する処理方法となっている。 すなわち、従来と同様に手動でレンズ表面3を洗浄することができるものである 。
【0011】 また、ステップA3でマニュアルスイッチ15がOFFの状態であると判定さ れた場合には、ステップA5に進み、照度感知器9によりレンズ表面3の照度を 検出する。この時、レンズ表面3の照度がある一定のしきい値P1以上ならば、 レンズ表面3は汚れていない(YES)と判定され、ステップA6で強制的にカ ウンタCNTをリセットされる。逆に、ある一定のしきい値P1以下ならば、レ ンズ表面3は汚れている(NO)と判定され、ステップA7に進む。ステップA 7では、カウンタCNTに1を加えることにより、このステップの通過回数をカ ウントしている。そして、ステップA8ではこのステップの通過回数が3回以上 であるかを判定し、3回以内ならばNOと判定されて、ステップA10に進み、 ポンプ11を3秒間作動させる。つまり、照度感知器9によりレンズ表面3が汚 れていると判定された場合には、自動的にポンプ11を3秒間作動させ、タンク 12に貯えられている洗浄液をノズル7に供給して、噴射口8から噴射させ、レ ンズ表面3の汚れを洗浄する処理方法となっている。そして、ポンプ11を3秒 間作動させた後は、再度ステップA2にリターンして上述した処理を繰り返す。
【0012】 したがって、上述したような処理を行うことにより、ドライバ自身が判断しな くとも自動的にヘッドランプ2の照度低下を感知して、ランプ2のレンズ表面3 の汚れを自動的に洗浄することができるので、ドライバがレンズ表面3の汚れに 気が付かず、ランプ2の照度が低下した状態のまま走行することになり、視認性 の悪化にドライバが気が付かないという問題を防止することができるものである 。
【0013】 更に、この処理を繰り返す際に、ステップA8で通過回数が3回以上である場 合、すなわちYESと判定された場合には、洗浄液を噴出したにもかかわらずラ ンプの照度低下を解消できないと判定され、ステップA9で警報装置16を点灯 させるようになっている。
【0014】 そのため、無意味な洗浄を行うことを防止することができると共に、ドライバ に素早く異常を知らせることができるので、ドライバがランプあるいはウオッシ ャ装置の異常に気が付かないまま走行するという問題を防止することができるも のである。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に何ら限定されるものではなく、例えば洗浄水の噴 出回数を制御する手段を設けても良いし、車体後部に設けられるテールランプに 採用しても良い。いずれにせよ、この他、本考案を逸脱しない範囲で種々の変形 が可能であることは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかな如く本考案によれば、ドライバの判断以外でヘッド ランプの汚れを検出してノズルから洗浄水を噴射させ、自動的にヘッドランプの 汚れを洗浄することにより、ドライバがレンズ表面の汚れに気が付かず、ランプ の照度が低下した状態のまま走行することにより、視認性の悪化にドライバが気 が付かないという問題を防止することができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【1図】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【2図】本考案の一実施例を示すブロック線図である。
【3図】制御回路のフローチャートである。
【符号の説明】
2 ヘッドランプ 3 レンズ表面 5 ランプウオッシャ装置 7 ノズル 9 照度感知器 11 ポンプ 12 タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体外部に配設されるランプと、同ラン
    プの点灯,消灯を切り換えるスイッチと、上記ランプの
    レンズ表面に対向する位置に配設され同レンズ表面に対
    して洗浄液を噴射する噴射口を有するノズルと、上記洗
    浄液を貯えるタンクと、同タンクの上記洗浄液を上記ノ
    ズルに供給するポンプと、上記レンズ近傍に設けられ上
    記ランプの照度を検出する照度感知手段と、同照度感知
    手段の検出信号が入力され上記スイッチが点灯状態にあ
    る時に上記ランプの照度が一定値以下であることを検出
    すると上記ノズルから上記レンズ表面に洗浄液を噴射さ
    せるように上記ポンプに駆動信号を出力する制御回路と
    から構成されたことを特徴とする車両用ランプウオッシ
    ャ装置。
JP1521891U 1991-02-22 1991-02-22 車両用ランプウオツシヤ装置 Withdrawn JPH04104756U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017116346A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 京セラ株式会社 検知システム、検知方法、および車両
WO2018135469A1 (ja) * 2017-01-23 2018-07-26 株式会社小糸製作所 車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両

Cited By (3)

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