JP2008001326A - 車両用前照灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用前照灯の光学系を洗浄する洗浄液の残量が少ない場合に洗浄液を節約することを目的とする。
【解決手段】前照灯内に設けたフォトセンサ32によってレンズによって反射される光を検出して、検出した光とレンズを洗浄するための閾値に基づいてクリーナーモータ38を作動させる。この時、洗浄液の残量が所定値以下となったことを検出するレベルスイッチ70のオンオフ状態に応じて、アナログスイッチ78、80をオンオフして、レンズを洗浄するための閾値(抵抗R4、R7)を変更する。また、レベルスイッチの状態に応じて単安定回路64内のタイマを変更してクリーナーモータ38の作動時間を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用前照灯装置にかかり、特に、車両用前照灯のレンズやカバー等の光学系の汚れを検出して洗浄する車両用前照灯装置に関する。
車両用前照灯は、前照灯のレンズやカバー等の光学系を洗浄する洗浄装置を設けたものが知られている(例えば、特許文献1や特許文献2等)。
特許文献1に記載の技術では、放電光源(HID)やハロゲンランプ等を光源とした前照灯のレンズ上の汚れの堆積を検出するセンサが堆積汚れの存在を検出した時に、前照灯のレンズに対して洗浄液を噴射するポンプを制御して、汚れがレンズから除去されるまで洗浄サイクルを繰り返すことが提案されている。
また、特許文献2に記載の技術においても、放電光源を光源とした前照灯のレンズの汚れを検出して、洗浄装置を駆動することが提案されている。
このように、レンズの汚れを検出して、レンズを洗浄するようにすることで、雪や泥などの汚れを取り除くことが可能となる。
特表2002−542094号公報 特開2003−25973号公報
ところで、レンズ等の光学系を洗浄するための洗浄液が充填されたタンクには限りがあるため、タンク内の洗浄液の残量が残り半分または僅かになった場合には、洗浄液を節約する必要がある。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載のでは、洗浄液の節約については考慮していないので、レンズの汚れが検出されると洗浄液が噴射されて洗浄液が直ぐになくなってしまうことが考えられる。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、車両用前照灯の光学系を洗浄する洗浄液の残量が少ない場合に洗浄液を節約することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両用前照灯の光学系の汚れを検出する汚れ検出手段と、前記汚れを洗浄するための洗浄液の残量を検出する残量検出手段と、前記洗浄液を前記光学系に向けて噴射する噴射手段と、前記汚れ検出手段によって検出された前記汚れの程度が予め定めた閾値以上の場合に、前記洗浄液を前記光学系に向けて所定時間噴射するように、前記噴射手段を制御する噴射制御手段と、前記残量検出手段によって前記洗浄液の残量が所定残量以下であることが検出された場合に、前記閾値を大きくする変更及び前記所定時間を短くする変更の少なくとも一方の変更を行う変更手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、汚れ検出手段では、車両用前照灯の光学系の汚れが検出される。例えば、汚れ検出手段は、車両用前照灯の光源から照射され、光を透過するレンズやカバー等の光学系で反射または光学系を透過した光を検出することによって光学系の汚れを検出することができる。
また、残量検出手段では、光学系の汚れを洗浄するための洗浄液の残量が検出され、噴射手段では、洗浄液が光学系に向けて噴射される。
そして、噴射制御手段では、汚れ検出手段によって検出された光学系の汚れの程度が予め定めた閾値以上の場合に、洗浄液を光学系に向けて所定時間噴射するように、噴射手段が制御される。すなわち、光学系の汚れが閾値以上になった場合には、洗浄液を光学系に所定時間噴射して光学系を洗浄液で洗浄することができる。
しかしながら、単に閾値に基づいて洗浄液を光学系に噴射したのでは、上述したように、洗浄液の残量が少ない場合には、直ぐに洗浄液がなくなってしまう。
そこで、請求項1に記載の発明では、残量検出手段によって洗浄液の残量が所定残量以下であることが検出された場合に、閾値を大きくする変更及び洗浄液を噴射する所定時間を短くする変更の少なくとも一方の変更を変更手段によって行うことで、洗浄液を節約することができる。すなわち、閾値を大きくする変更を行うことによって、洗浄液の噴射が厳しい閾値で判定されるので洗浄液が噴射される頻度を少なくすることができるので、結果として洗浄液を節約することができ、所定時間を短くする変更を行うことによって、洗浄液が噴射される噴射量を少なくすることができるので、洗浄液を節約することができる。
なお、請求項2に記載の発明のように、噴射制御手段によって、噴射手段から洗浄液を光学系に向けて噴射するように制御された後に、閾値以上の領域に閾値に対するヒステリシスを設けるヒステリシス手段を更に備えるようにしてもよい。このようにヒステリシス手段を更に設けることによって、洗浄液が一度噴射された後に直ぐに洗浄液が再び噴射されるのを防止することができるため、洗浄液を節約することができる。
以上説明したように本発明によれば、洗浄液の残量が所定残量以下であることが検出された場合に、洗浄液によって光学英を洗浄するための閾値を大きくする変更及び洗浄液を光学系に向けて噴射する所定時間を短くする変更の少なくとも一方の変更を行うことによって、洗浄液が光学系に向けて噴射される頻度及び噴射量の少なくとも一方を少なくすることができるので、洗浄液の残量が少ない場合に洗浄液を節約することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置の概略構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置10は、図1に示すように、車両前方に光を照射する前照灯12と、前照灯12の光源を駆動する駆動回路14と、前照灯12のレンズ12Bを洗浄する洗浄装置16と、を備えている。なお、本実施の形態では、本発明の光学系としてレンズ12Bを適用する場合を例に説明するが、これに限るものではなく、前照灯の光源に対する雨などの侵入を防止して光源からの光を透過するカバー等を本発明の光学系として適用するようにしてもよい。
前照灯12は、筐体12A内に光源として複数のLED光源18を備えており、複数のLED光源18を駆動することによって、複数のLED光源18から発光された光がレンズ12Bを介して車両前方に照射される。
各LED光源18は、基板20に設けられている。また、基板20は、光を反射するリフレクタ22内に配置されており、リフレクタ22によって反射された光は、各LED光源18毎に対応して設けられた個別レンズ24を透過すると共に、筐体12Aのレンズ12Bを介して車両前方に照射されるようになっている。
LED光源18は、駆動回路14によって駆動され、該駆動回路14は、DC−DCコンバータ回路26、定電流回路28、及びチョッパ回路30によって構成されている。
DC−DCコンバータ回路26は、例えば、12Vのバッテリ電圧を20V等の電圧に変換して定電流回路28に出力し、定電流回路28は、DC−DCコンバータ回路26の出力を一定電流にしてチョッパ回路30に出力する。そして、チョッパ回路30は、断続的に複数のLED光源18に電流を印加することによって各LED光源18を駆動する。チョッパ回路30は、例えば、200Hz等でオンオフすることによってLED光源18を駆動する。
洗浄装置16は、フォトセンサ32、クリーナー駆動回路34、ウォッシャータンク36、クリーナーモータ38、及びノズルユニット40によって構成されている。洗浄装置16は、フォトセンサ32の検出結果に基づいて、クリーナー駆動回路34がクリーナーモータ38の作動を制御して、ウォッシャータンク36に充填された水や洗浄剤入りの液体等の洗浄液をノズルユニット40から前照灯12のレンズに向けて噴射することによって前照灯12のレンズを洗浄するようになっている。
詳細には、フォトセンサ32は、前照灯12の筐体12A内に設けられており、各LED光源18から発光されて、レンズ12Bによって反射された光を検出して、検出結果をクリーナー駆動回路34に出力する。これによってクリーナー駆動回路34は、フォトセンサ32の検出結果からレンズ12Bの汚れを検出する。すなわち、レンズ12Bに汚れが付着すると、レンズ12Bによって反射される光を増え、フォトセンサ32の出力値が増加するので、フォトセンサ32の出力値からレンズ12Bが汚れているか否かを検出することができる。なお、本実施の形態では、フォトセンサ32は、前照灯12の筐体12Aに内に設けて、各LED光源18から発光されて、レンズ12Bによって反射された光を検出するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、前照灯12の筐体の外側に設けて、各LED光源18から発光されてレンズ12Bを透過した光を検出するようにしてもよい。
また、クリーナー駆動回路34は、フォトセンサ32及びチョッパ回路30出力に接続されており、チョッパ回路30の出力に同期してフォトセンサ32によるレンズ12Bの汚れの検出を行うようになっている。
ノズルユニット40は、車両のバンパカバー42内に設けられ、本体40A及びノズルロッド40Bで構成されている。ノズルロッド40Bには、洗浄液をレンズ12Bに向けて噴射するノズル40Cが設けられ、該ノズル40Cには、所定の圧力で開放する図示しない開放弁が設けられている。
ノズルユニット40のノズルロッド40Bは、クリーナーモータ38によってウォッシャータンク36に充填された洗浄液が本体40Aに供給される圧力で、本体40Aすなわちバンパカバー42表面より突出するようになっている。そして、ノズルユニット40内が所定の圧力になったところでノズル40Cの開放弁が開放されてノズル40Cからウォッシャータンク36に充填された洗浄液がレンズ12Bに向かって噴射されるようになっている。
図2は、本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置10の駆動回路14の詳細な構成を示す図である。
駆動回路14は、図2に示すように、バッテリ電圧のプラス端子に、DC−DCコンバータ回路26、定電流回路28、及びチョッパ回路30の順に接続されており、それぞれボディーアースされている。
チョッパ回路30の出力は、LED光源18が点灯しなくなったことを検出する断線回路44に接続されており、断線回路44を介して複数のLED光源18が駆動される。
なお、LED光源18は、図2では、3つのLED光源18及び抵抗Raが直列に接続されたものが4つ並列に接続されているものを示すがこれに限るものではなく、LED光源18の数等は適宜設定可能である。
図3は、本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置10のクリーナー駆動回路34の詳細な構成を示す図である。
クリーナー駆動回路34は、上述したフォトセンサ32を備えている。なお、フォトセンサ32のコレクタ端子はアナログスイッチ48及び抵抗R1に接続されており、エミッタ端子は、ボディーアースされている。
アナログスイッチ48は、駆動回路14のチョッパ回路30の出力に反転回路46を介して接続されており、チョッパ回路30の出力に同期してオンオフが行われるようになっている。本実施の形態では、チョッパ回路30がオンした時にアナログスイッチ48がオンとなりフォトセンサ32の出力が後段の回路に出力されるようになっている。
また、アナログスイッチ48の後段には2つのフィルタ回路50、52が接続されており、フィルタ回路52の出力がコンパレータ54のプラス側の入力端子に接続されている。例えば、フィルタ回路52は、図2に示すように、直列に接続された2つの抵抗R2、R3間をコンデンサC1でボディーアースしたものを適用することができる。なお、2つのフィルタ回路50、52は、チョッパ回路30のオンオフ周波数(例えば、200Hz)以外を通過するように各抵抗やコンデンサ等の値を設定して、直流成分のみを検出するようになっている。
また、コンパレータ54のマイナス側の入力端子には、ボディーアースされた抵抗R4、R7がそれぞれアナログスイッチ78、80を介して接続されている。この抵抗R4、R7は、フォトセンサ32の検出結果からレンズ12Bの汚れを洗浄するか否かを判定するための抵抗であり、アナログスイッチ78、80のオンオフでレンズ12Bを洗浄するための閾値(抵抗R4、R7)が切り換えられるようになっている。なお、抵抗R4は抵抗R7より小さい抵抗値とされ、例えば、本実施の形態では、抵抗R4は、レンズ12Bの反射率が40%になった時のフォトセンサ32出力に対応する抵抗値とされ、抵抗R7は、レンズ12Bの反射率が60%になった時のフォトセンサ32出力に対応する抵抗値とされている。すなわち、コンパレータ54では、どちらかの閾値を用いてレンズ12Bの汚れを判定するようになっている。
コンパレータ54の出力端子は、抵抗R5及び反転回路56を介してセットーリセットフリップフロップ62のセット端子に接続されている。そして、コンパレータ54出力とマイナス端子間には、コンパレータ54の判定のチャタリングを防止するためのヒステリシス回路として、ダイオードDh及び抵抗Rhが接続されている。
また、セットーリセットフリップフロップ62のセット端子には、クリーナーモータ38を強制的に動作させるためのスイッチ60が更に接続されている。なお、スイッチ60は、一端がボディーアースされ、他端が抵抗R10を介してバッテリに接続されており、オフの場合にセットーリセットフリップフロップ62にハイ信号を出力し、オンの場合にロー信号を出力する。また、セットーリセットフリップフロップ62は、信号の立ち下がりによってセットされるようになっている。
更に、セットーリセットフリップフロップ62のセット端子とリセット端子間には、単安定回路64に接続され、セットーリセットフリップフロップ62のセット端子に入力される信号がハイからローに変化したところで単安定回路が作動される。
単安定回路64は、所定時間をカウントするタイマとして機能して、セットーリセットフリップフロップ62のセット端子に入力される信号がハイからローに変化したところで、タイマをスタートさせ、所定時間後に、セットーリセットフリップフロップ62をリセットするようになっている。なお、単安定回路64は、本実施の形態では、2つのタイマを備えており、タイマをスタートさせる場合には、後述するレベルスイッチ70がオフの場合に、第1所定時間のタイマをスタートさせ、後述するレベルスイッチ70がオンの場合には、第1所定時間よりも短い時間とされた第2所定時間のタイマをスタートさせるようになっている。
セットーリセットフリップフロップ62の出力端子は、抵抗R6を介してトランジスタスイッチTRのベース端子に接続されている。トランジスタスイッチTRのエミッタ端子はボディーアースされ、トランジスタスイッチTRのコレクタ端子はバッテリに接続されたクリーナーモータ38及び整流ダイオードDに接続されている。すなわち、セットーリセットフリップフロップ62から信号が出力されることによってトランジスタスイッチTRがオンとなり、クリーナーモータ38が作動され、ノズル40Cから洗浄液が噴射されてレンズ12Bが洗浄される。そして、所定時間経過後にセットーリセットフリップフロップ62がリセットされることにより、トランジスタスイッチTRがオフして、ノズル40Cからの洗浄液の噴射が停止する。
一方、ウォッシャータンク36内には、ウォッシャータンク36内の洗浄剤の残量が所定値(例えば、全容量の20%)以下となったことを検出するレベルスイッチ70が設けられている。レベルスイッチ70の一端は抵抗R8を介してバッテリに接続されて、他端がボディーアースされている。また、レベルスイッチ70の抵抗R8が接続された端子には、抵抗R9を介して反転回路74が接続されている。
反転回路74には、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値以下であることを報知するためのウォーニングランプ76の一端が接続され、ウォーニングランプ76の他端がボディーアースされている。
また、反転回路74には、アナログスイッチ78及び単安定回路64が接続されていると共に、反転回路72を介してアナログスイッチ80が接続されている。
すなわち、アナログスイッチ78及びアナログスイッチ80は、レベルスイッチ70のオンオフの状態に応じてアナログスイッチ78またはアナログスイッチ80が排他的にオンされるようになっている。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置10の作用について説明する。
図示しない前照灯12の点灯を指示するスイッチがオンされると、DC−DCコンバータ回路26によって、バッテリ電圧が所定の電圧に変換され、定電流回路28によって一定の所定電流値にされてチョッパ回路30に出力される。そして、チョッパ回路30では、例えば、200Hz等で断続的に各LED光源18が駆動され、これによってLED光源18が発光して、レンズ12Bを介して車両前方に光を照射する。
また、チョッパ回路30の出力は反転回路46によって反転されてアナログスイッチ48に出力され、チョッパ回路30のオンに同期してアナログスイッチ48がオンされる。
アナログスイッチ48がオンされるとフォトセンサ32の出力が2つのフィルタ回路50、52によってノイズが除去されてコンパレータ54のプラス側の入力端子にフォトセンサ32の検出信号が入力される。
ここで、ウォッシャータンク36内の洗浄液の量が所定値より多い場合には、抵抗R8及び抵抗R9を介してバッテリ電圧が反転回路74に入力されるため、反転回路74の出力がローとなり、ウォーニングランプ76は消灯したままとなり、アナログスイッチ78がオフとなり、アナログスイッチ80は、反転回路72を介してハイ信号が入力されるのでオンとなる。従って、コンパレータ54のマイナス側の入力端子には、バッテリが接続された抵抗R4が接続されることになり、抵抗R4をレンズ12Bを洗浄するための閾値として使用することになる。
一方、ウォッシャータンク36内の洗浄液の量が所定値以下の場合には、レベルスイッチ70がオンされることによって、反転回路74の出力がハイとなって、ウォーニングランプ76が点灯され、アナログスイッチ78がオンされて、アナログスイッチ80が反転回路72を介してロー信号が入力されるのでオフとなる。従って、コンパレータ54のマイナス側の入力端子には、バッテリが接続された抵抗R7が接続されることになり、抵抗R7をレンズ12Bを洗浄するための閾値として使用することになる。
すなわち、コンパレータ54では、レンズ12Bを洗浄するための閾値に対応する抵抗R4または抵抗R7の値と、フォトセンサ32の出力とが比較されて、比較結果が出力される。例えば、フォトセンサ32出力が表すレンズ12Bの汚れが、抵抗R4または抵抗R7が表すレンズ12Bの汚れまで達していない場合には、コンパレータ54からロー信号が出力され、反転回路56で反転されてセットーリセットフリップフロップ62のセット端子にハイ信号が入力されるので、セットーリセットフリップフロップ62はセットされず、クリーナーモータ38は駆動されない。一方、フォトセンサ32出力が表すレンズ12Bの汚れが、抵抗R4または抵抗R7が表すレンズ12Bの汚れを越えたところで、コンパレータ54からハイ信号が出力され、反転回路56で反転されてセットーリセットフリップフロップ62にロー信号が入力されるので、セットーリセットフリップフロップ62では、信号の立ち下がりを検出してセットされる。そして、単安定回路64も、コンパレータ54出力がハイからローとなるとタイマが作動開始される。
これによってセットーリセットフリップフロップ62からハイ信号が出力されて、トランジスタスイッチTRがオンされ、クリーナーモータ38が作動開始する。なお、単安定回路64では、レベルスイッチ70がオフの場合、すなわちウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値より多い場合には、第1所定時間のタイマが作動開始され、レベルスイッチ70がオンの場合、すなわちウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値以上の場合には、第2所定時間のタイマが作動開始される。
そして、単安定回路64のタイマがタイムアップしたところでセットーリセットフリップフロップ62がリセットされて、セットーリセットフリップフロップ62からロー信号が出力されて、トランジスタスイッチTRがオフされ、クリーナーモータ38の作動が停止される。
このように、本実施の形態では、チョッパ回路30の出力に同期してフォトセンサ32の検出が行われ、LED光源18が駆動されている時にフォトセンサ32による検出が行われる。すなわち、チョッパ回路30による断続的なLED光源18の駆動において、LED光源18がオフされる瞬間は、フォトセンサ32による検出が行われない。換言すれば、LED光源18の光量が低下している時に、フォトセンサ32による検出を行うと、周囲から前照灯に入射される光などの外乱を含んでレンズ12Bの汚れ検出を行ってしまうので、汚れ検出の精度が低下していまうが、本実施の形態では、LED光源18がオンしている瞬間のみフォトセンサ32による検出を行うので、このような外乱を抑制することができ、レンズ12B汚れの検出精度を向上することができる。
また、本実施の形態では、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値になるまでは、抵抗R4が表すレンズ12Bを洗浄するための閾値(例えば、レンズ12Bの反射率40%となるフォトセンサ出力に対応する値等)を用いて、レンズ12Bの洗浄を行い、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値以下になったところで、抵抗R7が表すレンズ1Bを洗浄するための閾値(例えば、レンズ12Bの反射率60%となるフォトセンサ32出力に対応する値等)を用いて、レンズ12Bを洗浄するので、ウォッシャータンク36内の洗浄液の量が少なくなった場合には、レンズ12Bの洗浄を行うか否かの判定閾値を厳しくすることになり、レンズ12Bを洗浄液で洗浄する頻度を少なくすることができ、洗浄液を節約することができる。
また、本実施の形態では、コンパレータ54の出力端子とコンパレータ54のマイナス側の入力端子にヒステリシスを設けるための抵抗Rh及びダイオードDhが接続されており、一度コンパレータ54からロー信号、すなわち、レンズ12Bの洗浄を行うか否かの判定閾値を越えた場合には、該抵抗Rh及びダイオードDhによって判定閾値が上げられることになるので、一度洗浄液が噴射されて直ぐにまた洗浄液が噴射されることがなくなり、頻繁に洗浄液を噴射するのを防止することができる。従って、このようにヒステリシスを設けることでも洗浄液を節約することができる。
さらに、本実施の形態では、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値以下になった場合には、洗浄液を噴射する時間が第1所定時間より短い第2所定時間とされるので、洗浄液の噴射量を少なくすることができ、これによっても洗浄液を節約することができる。
なお、上記の実施の形態では、洗浄液を節約するために、レンズ12Bを洗浄するための閾値を2つ設けて使い分ける方法、コンパレータ54の判定のチャタリングを防止するためにヒステリシスを設ける方法、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値以下の場合に、洗浄液を吐出する時間を短くする方法を組み合わせた例を説明したが、3つの方法のうち何れか1つを行うようにしてもよいし、適宜組合わせるようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、レンズ12Bを洗浄するための閾値を2つ備えて、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量が所定値以下か否かによって閾値を変更するようにした例を説明したが、これに限るものではなく、例えば、レンズ12Bの汚れを判定するための閾値を3つ以上設けて、ウォッシャータンク36内の洗浄液の残量に応じて閾値を段階的に変更するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置の駆動回路の詳細な構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用前照灯装置のクリーナー駆動回路の詳細な構成を示す図である。
符号の説明
10 車両用前照灯装置
12 前照灯
12B レンズ
32 フォトセンサ
34 クリーナー駆動回路
38 クリーナーモータ
54 コンパレータ
56、72、74 反転回路
62 セットーリセットフリップフロップ
64 単安定回路
70 レベルスイッチ
78、80 アナログスイッチ
R4、R7 抵抗
Rh 抵抗
Dh ダイオード

Claims (2)

  1. 車両用前照灯の光学系の汚れを検出する汚れ検出手段と、
    前記汚れを洗浄するための洗浄液の残量を検出する残量検出手段と、
    前記洗浄液を前記光学系に向けて噴射する噴射手段と、
    前記汚れ検出手段によって検出された前記汚れの程度が予め定めた閾値以上の場合に、前記洗浄液を前記光学系に向けて所定時間噴射するように、前記噴射手段を制御する噴射制御手段と、
    前記残量検出手段によって前記洗浄液の残量が所定残量以下であることが検出された場合に、前記閾値を大きくする変更及び前記所定時間を短くする変更の少なくとも一方の変更を行う変更手段と、
    を備えた車両用前照灯装置。
  2. 前記噴射制御手段によって、前記噴射手段から前記洗浄液を前記光学系に向けて噴射するように制御された後に、前記閾値以上の領域に前記閾値に対するヒステリシスを設けるヒステリシス手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010095128A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Koito Mfg Co Ltd ランプクリーナ
JP2019514780A (ja) * 2016-04-21 2019-06-06 ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage 自動車両用の光学検出システムのセンサを洗浄するための装置
CN111051155A (zh) * 2017-09-11 2020-04-21 本田技研工业株式会社 车辆

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