JP2000145174A - ３階建て集合住宅 - Google Patents
３階建て集合住宅Info
- Publication number
- JP2000145174A JP2000145174A JP10325362A JP32536298A JP2000145174A JP 2000145174 A JP2000145174 A JP 2000145174A JP 10325362 A JP10325362 A JP 10325362A JP 32536298 A JP32536298 A JP 32536298A JP 2000145174 A JP2000145174 A JP 2000145174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- stairs
- dwelling unit
- dwelling
- entrances
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各住戸の側を他の住戸の住人が通行すること
を防止し、各住戸のプライバシーを重視した３階建て集
合住宅を提供する。 【解決手段】 １階から３階までを複数の住戸とした３
階建ての建築物において、各住戸１〜６に至る入口たる
専用玄関１ａ〜６ａ及び通路たる専用階段３ａ〜６ｂを
別個独立に設けて共用部分をなくしたことを特徴とする
３階建て集合住宅。
を防止し、各住戸のプライバシーを重視した３階建て集
合住宅を提供する。 【解決手段】 １階から３階までを複数の住戸とした３
階建ての建築物において、各住戸１〜６に至る入口たる
専用玄関１ａ〜６ａ及び通路たる専用階段３ａ〜６ｂを
別個独立に設けて共用部分をなくしたことを特徴とする
３階建て集合住宅。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、３階建ての集合住
宅に関する。
宅に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の３階建て集合住宅は、図４に示す
ように、並列配置した複数の住戸の片側に共用の廊下、
階段等を配置した平面構成の片廊下式が一般的であっ
た。
ように、並列配置した複数の住戸の片側に共用の廊下、
階段等を配置した平面構成の片廊下式が一般的であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
片廊下式の３階建て集合住宅においては、共用廊下の奥
側の住戸の住人がそれより手前側の住戸の前を通行する
ことになるため、住戸間のプライバーを保つことが困難
であった。
片廊下式の３階建て集合住宅においては、共用廊下の奥
側の住戸の住人がそれより手前側の住戸の前を通行する
ことになるため、住戸間のプライバーを保つことが困難
であった。
【０００４】そこで、本発明は、上記問題に鑑み、各住
戸の側を他の住戸の住人が通行することを防止し、各住
戸のプライバシーを重視した３階建て集合住宅を提供す
ることを目的とする。
戸の側を他の住戸の住人が通行することを防止し、各住
戸のプライバシーを重視した３階建て集合住宅を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項１記載
の発明は、１階から３階までを複数の住戸とした３階建
ての建築物において、各住戸に至る入口及び通路を別個
独立に設けて共用部分をなくしたことを特徴とする３階
建て集合住宅である。
の発明は、１階から３階までを複数の住戸とした３階建
ての建築物において、各住戸に至る入口及び通路を別個
独立に設けて共用部分をなくしたことを特徴とする３階
建て集合住宅である。
【０００６】かかる構成の３階建て集合住宅において
は、各住戸に至る動線が分離されており相互に重複する
ことがないため、各住戸の側を他の住戸の住人が通行す
ることが防止され、各住戸のプライバシーを高めること
ができる。また、共用部分が一切なくなるため、共用部
分の管理の手間が不要となるのみならず、建築基準法に
照らした場合にも共同住宅としてではなく法規制の緩い
長屋として取り扱うことができ、敷地の有効活用やコス
トダウンを図ることができる。
は、各住戸に至る動線が分離されており相互に重複する
ことがないため、各住戸の側を他の住戸の住人が通行す
ることが防止され、各住戸のプライバシーを高めること
ができる。また、共用部分が一切なくなるため、共用部
分の管理の手間が不要となるのみならず、建築基準法に
照らした場合にも共同住宅としてではなく法規制の緩い
長屋として取り扱うことができ、敷地の有効活用やコス
トダウンを図ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、説明において、
同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略す
る。
の実施の形態を詳細に説明する。なお、説明において、
同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略す
る。
【０００８】図１は本発明に係る３階建て集合住宅の一
実施形態を表す配置図兼１階平面図であり、図２は同２
階平面図、図３は同３階平面図である。そして、符号１
〜６は住戸、符号１ａ〜６ａはそれぞれ住戸１〜６の専
用玄関、符号３ｂ〜６ｂはそれぞれ住戸３〜６の専用階
段である。なお、符号Ｒは隣地境界線、符号Ｄは道路境
界線、符号Ｋは近隣住宅を示している。
実施形態を表す配置図兼１階平面図であり、図２は同２
階平面図、図３は同３階平面図である。そして、符号１
〜６は住戸、符号１ａ〜６ａはそれぞれ住戸１〜６の専
用玄関、符号３ｂ〜６ｂはそれぞれ住戸３〜６の専用階
段である。なお、符号Ｒは隣地境界線、符号Ｄは道路境
界線、符号Ｋは近隣住宅を示している。
【０００９】これらの図に表したように、１階には住戸
１，２が、２階には住戸３，４が、３階には住戸５，６
がそれぞれ左右対称に配置されている。そして、各住戸
１〜６は、１階に専用玄関１ａ〜６ａを有しており、２
階及び３階の住戸３〜６はそれぞれ専用階段３ｂ〜６ｂ
を有している。
１，２が、２階には住戸３，４が、３階には住戸５，６
がそれぞれ左右対称に配置されている。そして、各住戸
１〜６は、１階に専用玄関１ａ〜６ａを有しており、２
階及び３階の住戸３〜６はそれぞれ専用階段３ｂ〜６ｂ
を有している。
【００１０】専用玄関１ａ〜６ａは全て前面道路に面し
ており、１階において左右対称に配置されている。ま
た、専用階段３ｂ〜６ｂはそれぞれ専用玄関３ａ〜６ａ
と連通しており、同様に各階において左右対称に配置さ
れている。また、専用階段３ｂ〜６ｂと各住戸１〜６と
の間は壁で仕切られており、相互に行き来できない構造
となっている。したがって、住戸１〜６の住人は前面道
路から直接専用玄関１ａ〜６ａにアプローチし、２階及
び３階の住戸３〜６には専用階段３ｂ〜６ｂを使用して
行き来することになるので、従来の片廊下式のように各
住戸に至る際に他の住戸の側を通行することはなく、各
住戸のプライバシーが保護される。
ており、１階において左右対称に配置されている。ま
た、専用階段３ｂ〜６ｂはそれぞれ専用玄関３ａ〜６ａ
と連通しており、同様に各階において左右対称に配置さ
れている。また、専用階段３ｂ〜６ｂと各住戸１〜６と
の間は壁で仕切られており、相互に行き来できない構造
となっている。したがって、住戸１〜６の住人は前面道
路から直接専用玄関１ａ〜６ａにアプローチし、２階及
び３階の住戸３〜６には専用階段３ｂ〜６ｂを使用して
行き来することになるので、従来の片廊下式のように各
住戸に至る際に他の住戸の側を通行することはなく、各
住戸のプライバシーが保護される。
【００１１】また、廊下や階段等の共用部分を一切なく
したことにより、共用部分の点検・清掃等の管理が不要
となり、その手間や費用を削減することができるという
経済的な効果も生じる。
したことにより、共用部分の点検・清掃等の管理が不要
となり、その手間や費用を削減することができるという
経済的な効果も生じる。
【００１２】さらに、廊下や階段等の共用部分を一切な
くしたことにより、建築基準法上の共同住宅ではなく長
屋として取り扱うことができるので、避難規定や防火規
定等における規制が緩くなり、敷地の有効活用やコスト
ダウンが可能となる。
くしたことにより、建築基準法上の共同住宅ではなく長
屋として取り扱うことができるので、避難規定や防火規
定等における規制が緩くなり、敷地の有効活用やコスト
ダウンが可能となる。
【００１３】そして、この３階建て集合住宅においては
全ての専用階段３ｂ〜６ｂを内階段としたので、一戸建
ての住宅のような外観を呈し、美観の面で街並みに寄与
するのみならず、各住戸１〜６に出入りする住人が近隣
住戸を見下ろすこともなく、近隣住戸のプライバシーを
も保護する構造となっている。
全ての専用階段３ｂ〜６ｂを内階段としたので、一戸建
ての住宅のような外観を呈し、美観の面で街並みに寄与
するのみならず、各住戸１〜６に出入りする住人が近隣
住戸を見下ろすこともなく、近隣住戸のプライバシーを
も保護する構造となっている。
【００１４】なお、本発明に係る３階建て集合住宅は、
木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造等の構造形式を問わ
ず、また、各住戸を賃貸としてもよいし、分譲としても
よい。また、例えば各住戸の専用玄関を１階に集約する
ことなく、各階において左右対称に配置する必要もない
し、必要に応じて２階や３階に専用のホームエレベータ
を設置してもよい。このように本発明は、住戸・専用玄
関・専用階段等の配置や敷地の形状、前面道路との関係
等についても本実施形態に限定されるものではなく、適
宜の設計変更を加えて実施すべきものである。
木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造等の構造形式を問わ
ず、また、各住戸を賃貸としてもよいし、分譲としても
よい。また、例えば各住戸の専用玄関を１階に集約する
ことなく、各階において左右対称に配置する必要もない
し、必要に応じて２階や３階に専用のホームエレベータ
を設置してもよい。このように本発明は、住戸・専用玄
関・専用階段等の配置や敷地の形状、前面道路との関係
等についても本実施形態に限定されるものではなく、適
宜の設計変更を加えて実施すべきものである。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各住戸に至る動線が分離されており相互に重複すること
がないため、各住戸の側を他の住戸の住人が通行するこ
とが防止され、各住戸のプライバシーを高めることがで
きる。また、共用部分が一切なくなるため、共用部分の
管理の手間が不要となるのみならず、建築基準法に照ら
した場合にも共同住宅としてではなく法規制の緩い長屋
として取り扱うことができ、敷地の有効活用やコストダ
ウンを図ることができる。
各住戸に至る動線が分離されており相互に重複すること
がないため、各住戸の側を他の住戸の住人が通行するこ
とが防止され、各住戸のプライバシーを高めることがで
きる。また、共用部分が一切なくなるため、共用部分の
管理の手間が不要となるのみならず、建築基準法に照ら
した場合にも共同住宅としてではなく法規制の緩い長屋
として取り扱うことができ、敷地の有効活用やコストダ
ウンを図ることができる。
【図１】本発明に係る３階建て集合住宅の一実施形態を
表す配置図兼１階平面図である。
表す配置図兼１階平面図である。
【図２】同２階平面図である。
【図３】同３階平面図である。
【図４】片廊下形式の３階建て集合住宅の基準階平面図
である。
である。
１〜６ … 住戸 １ａ〜６ａ … （各住戸の）専用玄関 ３ｂ〜６ｂ … （各住戸の）専用階段 Ｄ … 道路境界線 Ｒ … 隣地境界線 Ｋ … 近隣住宅
Claims (1)
- 【請求項１】 １階から３階までを複数の住戸とした３
階建ての建築物において、各住戸に至る入口及び通路を
別個独立に設けて共用部分をなくしたことを特徴とする
３階建て集合住宅。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325362A JP2000145174A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ３階建て集合住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325362A JP2000145174A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ３階建て集合住宅 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000145174A true JP2000145174A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18175988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10325362A Pending JP2000145174A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ３階建て集合住宅 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000145174A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003041786A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-13 | Misawa Homes Co Ltd | 集合住宅 |
| JP2005097849A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Asahi Kasei Homes Kk | 集合住宅 |
| JP2008075361A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Asahi Kasei Homes Kk | 集合住戸ブロック及び集合住宅 |
| JP2009084784A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Daiwa House Ind Co Ltd | セレクトアプローチホール付賃貸併用住宅 |
| JP2012021363A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Shinoken Produce Co Ltd | 長屋住宅 |
| JP2017106230A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 株式会社レオパレス２１ | 多層長屋 |
| JP2017210764A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | 株式会社レオパレス２１ | 多層長屋 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10325362A patent/JP2000145174A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003041786A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-13 | Misawa Homes Co Ltd | 集合住宅 |
| JP2005097849A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Asahi Kasei Homes Kk | 集合住宅 |
| JP2008075361A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Asahi Kasei Homes Kk | 集合住戸ブロック及び集合住宅 |
| JP2009084784A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Daiwa House Ind Co Ltd | セレクトアプローチホール付賃貸併用住宅 |
| JP2012021363A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Shinoken Produce Co Ltd | 長屋住宅 |
| JP2017106230A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 株式会社レオパレス２１ | 多層長屋 |
| JP2017210764A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | 株式会社レオパレス２１ | 多層長屋 |
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