JP2000145126A - 塔体解体ユニットおよびそれを用いた塔体の解体工法 - Google Patents

塔体解体ユニットおよびそれを用いた塔体の解体工法

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JP2000145126A
JP2000145126A JP10319660A JP31966098A JP2000145126A JP 2000145126 A JP2000145126 A JP 2000145126A JP 10319660 A JP10319660 A JP 10319660A JP 31966098 A JP31966098 A JP 31966098A JP 2000145126 A JP2000145126 A JP 2000145126A
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tower
dismantling
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unit
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JP10319660A
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English (en)
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Yoji Moroi
陽児 諸井
Yoichi Seki
洋一 関
Masaaki Nakanishi
正明 中西
Masaharu Takemoto
正治 竹本
Ryuichi Yanagida
隆一 柳田
Kazuo Sakamoto
和夫 坂本
Hitoshi Kadowaki
均 門脇
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G3/00Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height
    • E04G3/24Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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    • E04G3/243Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons following the outside contour of a building

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塔体の外周側に多くの敷地を必要とすること
なく、塔体を効率良くかつ安全に解体することのできる
塔体解体ユニットおよびそれを用いた塔体の解体工法を
提供することを課題とする。 【解決手段】 塔体10に、固定ブラケット13と可動
ブラケット14とを有した塔体解体ユニット11を設置
し、塔体10を順次ブロック状に切り出して天井クレー
ン15で塔体10の内部を通して地上に下ろす工程と、
塔体解体フレーム12を可動ブラケット14と固定ブラ
ケット13とで交互に支持しつつ、可動ブラケット14
の操作によって、塔体解体フレーム12を順次塔体10
に沿ってリフトダウンさせていく工程とを繰り返してい
くことによって、塔体10を解体する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば煙突等の塔
体を解体するときに用いて好適な塔体解体ユニットおよ
びそれを用いた塔体の解体工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、煙突などの塔体を解体するに
は、塔体の外周側に枠組み足場を組み、塔体を所定長毎
に切断し、これを外部に設置したクレーン等で吊り上げ
て解体する方法がある。
【0003】また、この他に、塔体の基部付近において
塔体を発破し、これをワイヤー等で支えつつ横倒しにし
て解体する工法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の塔体の解体工法には、以下のような問題
が存在する。従来の塔体の解体工法では、いずれの工法
においても塔体の外周側に多くの敷地が必要であり、塔
体の近隣で工場等を操業している間には塔体を解体する
ことが困難である。また、枠組み足場を組む工法では、
足場の組立・解体に手間がかかるため、工期短縮化の妨
げとなるばかりか工費のかさむ原因にもなる。そして、
塔体の高さによっては枠組み足場を100メートル近い
高さに組み上げなければならず、特に強風時に問題が多
い。一方、発破による解体工法では、当然のことながら
安全の確保に細心の注意が必要であり、しかも、近隣に
対する騒音や振動の問題もある。本発明は、以上のよう
な点を考慮してなされたもので、特に塔体の外周側に多
くの敷地を必要とすることなく、塔体を効率良くかつ安
全に解体することのできる塔体解体ユニットおよびそれ
を用いた塔体の解体工法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
解体すべき塔体の外周側に配置される平面視環状のフレ
ームと、該フレームの上部に設けられて解体すべき塔体
に着脱自在に固定される複数の固定ブラケットと、前記
フレームに上下方向に移動可能に備えられ、かつ、前記
塔体に着脱自在に固定される複数の可動ブラケットと、
前記可動ブラケットを前記フレームに対して移動させる
駆動手段とが備えられていることを特徴としている。
【0006】フレームに固定ブラケットと上下動自在な
可動ブラケットとを備えたので、可動ブラケットのみで
塔体解体ユニットの荷重を塔体に預けた状態で、駆動手
段で可動ブラケットをフレームに対して相対的に上昇す
る方向に移動させると、フレームが下降することにな
る。したがって、固定ブラケットと可動ブラケットとで
交互に塔体解体ユニットの荷重を塔体に預けつつ、可動
ブラケットを駆動手段でフレームに対して相対的に上下
動させることによって、塔体解体ユニットを徐々にリフ
トダウンさせることができる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の塔
体解体ユニットであって、前記フレームの上部には、解
体した塔体を荷下ろしするための揚重手段が備えられて
いることを特徴としている。
【0008】揚重手段を備えることによって解体した塔
体を荷下ろしすることができ、外部にクレーンなどを設
置する必要がない。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の塔体解体ユニットであって、前記フレームには作
業足場が備えられ、かつ、該作業足場が前記フレームの
内外方向に移動可能とされていることを特徴としてい
る。
【0010】これにより、一般に先端部が細く、基端部
に向かうにつれて徐々に太くなる煙突等の塔体におい
て、作業足場が塔体から離れてしまったり、逆に塔体と
干渉してしまう等の自体を避けることができる。
【0011】請求項4に係る発明は、塔体を解体する工
法であって、平面視環状のフレームに、固定ブラケット
と上下動可能な可動ブラケットとを備えた構成の塔体解
体ユニットを、解体すべき前記塔体の外周側に前記フレ
ームが位置するよう、前記塔体解体ユニットの荷重を、
前記固定ブラケットと可動ブラケットのいずれか一方ま
たは双方を介して前記塔体に預けた状態で取り付け、前
記塔体をその上部から解体しつつ、解体した塔体を前記
塔体解体ユニットに備えた揚重手段で下降させる工程
と、前記固定ブラケットのみで前記塔体解体ユニットの
荷重を前記塔体に預けた状態で、前記塔体解体ユニット
に備えた駆動手段で前記可動ブラケットを下方に下げる
工程と、続いて、前記可動ブラケットで前記塔体解体ユ
ニットの荷重を前記塔体に預け、この状態で前記駆動手
段で前記フレームに対して前記可動ブラケットを相対的
に上昇させることによって前記フレームおよび固定ブラ
ケットを下降させる工程と、を順次繰り返すことによっ
て前記塔体を解体することを特徴としている。
【0012】このような方法により塔体の外周側に枠組
み足場を組み上げたりする必要がなく、塔体を効率良く
解体することができる。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項4記載の塔
体の解体工法であって、前記解体した塔体を前記揚重手
段で荷下ろしするときには、前記塔体の内部を通すこと
を特徴としている。
【0014】このように解体した塔体を塔体の内部を通
して下ろすことにより、当然のことながら塔体の外周側
に解体した塔体が落下するのを防止することができる。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項4または5
記載の塔体の解体工法であって、前記塔体解体ユニット
を前記塔体の上部に設置するに際しては、地上で前記塔
体解体ユニットを組み上げた後、前記塔体解体ユニット
を、前記塔体の上部に備えた滑車と、一端を前記塔体解
体ユニットに固定して前記滑車に巻回させたケーブル
と、このケーブルの他端側を巻き取る巻取手段とによっ
て、地上部分から前記塔体に沿ってその上部まで上昇さ
せることを特徴としている。
【0016】このように地上で組み上げた塔体解体ユニ
ットをケーブルと巻取手段とで吊り上げることにより、
塔体解体ユニットの塔体上部への設置を効率良く行うこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る塔体解体ユニ
ットおよびそれを用いた塔体の解体工法の実施の形態の
一例を、図1ないし図9を参照して説明する。
【0018】図1ないし図9において、符号10で示す
ものは解体すべき煙突等の塔体、11は塔体解体ユニッ
トである。
【0019】図1に示すように、塔体解体ユニット11
は、塔体10の外周側に位置する平面視環状のフレーム
12と、このフレーム12に設けられた固定ブラケット
13と、可動ブラケット14と、天井クレーン(揚重手
段)15と、フレーム12に備えられて塔体10を解体
するための切断機(図示なし)とを備えて概略構成され
ている。
【0020】フレーム12は、例えば平面視略正八角形
状で所定の高さを有した筒状を成しており、いわゆる枠
組み足場用の足場材などを用いて組み上げられている。
フレーム12の内周側の寸法は、解体すべき塔体10の
最も太い部分、つまり、塔体10の基部よりも大きく設
定されている。
【0021】固定ブラケット13は、例えばフレーム1
2の周方向4カ所に備えられており、それぞれフレーム
12の上部に基端部が固定されて、先端部がフレーム1
2の内方に所定長延びている。この固定ブラケット13
は、必要に応じ、フレーム12の内周側に突出しないよ
う、折り畳みあるいは着脱可能とされている。そして、
固定ブラケット13の先端部には塔体10の上端部に係
止するための係止金具(図示なし)等が備えられてい
る。
【0022】可動ブラケット14は、フレーム12の周
方向4カ所に備えられている。図1(b)に示すよう
に、各可動ブラケット14は、フレーム12の内周側に
上下方向に延在するよう設けられた支柱16と、この支
柱16に沿って上下方向に移動可能に設けられ、フレー
ム12の内方に所定長突出したブラケット本体17と、
フレーム12の上部に固定されてその内方に突出するア
ーム18と、このアーム18およびブラケット本体17
の間に備えられたチェーンブロック(駆動手段)19と
から構成されている。
【0023】前記ブラケット本体17は、固定ブラケッ
ト13と同様、必要に応じ、フレーム12の内周側に突
出しないよう折り畳みあるいは着脱可能となっている。
そして、ブラケット本体17の先端部には、塔体10の
上端部に係止するための係止金具(図示なし)等が備え
られている。
【0024】このような可動ブラケット14では、チェ
ーンブロック19を操作することにより、アーム18に
対してブラケット本体17が上下方向に相対移動するよ
う駆動される。そして、ブラケット本体17は、必要に
応じて図示しないピン等を抜き差しすることによって、
支柱16に対し固定・解放できるようになっている。
【0025】天井クレーン15は、フレーム12の上部
に敷設された二本一対のガイドレール20と、このガイ
ドレール20に沿って移動自在に設けられた直交レール
21と、この直交レール21に沿って移動自在に設けら
れたクレーン本体22とから構成されている。
【0026】さらに、このようなフレーム12には作業
足場25が備えられ、外周側には外周養生(図示なし)
が備えられている。この作業足場25は、塔体10の太
さが上部と下部とで異なるため、これに対応するようフ
レーム12から内方への突出寸法が変更できるようにな
っている。このような構造としては、図2に示すよう
に、例えばフレーム12の支柱16に対し、足場部材2
5aを水平方向に移動可能としておき、図2(b)に示
すように、塔体10の下部において外径寸法が広がるに
従い、足場部材25aを徐々にフレーム12の外周側に
位置変更する構成のものがある。また、図3に示すよう
に、例えば足場部材25bをフレーム12の内周側に突
出した状態として、さらに支柱16に対して水平方向に
移動可能としておき、塔体10の外径寸法が広がるに従
い、足場部材25bを徐々にフレーム12の外周側に位
置変更し、最終的にフレーム12内に収納する構成のも
のもある。
【0027】次に、このような構成の塔体解体ユニット
11を用いて、塔体10を解体する方法について説明す
る。
【0028】図4に示すように、まず、地上で塔体解体
ユニット11を組み立てる。このとき、フレーム12は
塔体10の外周側で組み上げ、さらに、図1に示した天
井クレーン15の直交レール21等は塔体10と干渉し
ないようガイドレール20の端部に位置させた状態とす
る。また、荷重支持用の固定ブラケット13、可動ブラ
ケット14も折り畳んでおき、塔体10と干渉しないよ
うにしておく。
【0029】図4に示したように、この状態で塔体10
の最上部の複数箇所に滑車27をセットし、各滑車27
にケーブル28を掛け、ケーブル28の一端を塔体解体
ユニット11のフレーム12に固定し、他端をウインチ
(巻取手段)29で巻き取ることによって、塔体解体ユ
ニット11を塔体10に沿ってリフトアップする。な
お、ケーブル28を巻取る巻取手段としては、ウインチ
29に代えて、油圧駆動の巻取装置等を用いることも可
能である。
【0030】そして、図5に示すように、塔体解体ユニ
ット11が塔体10の最上部にリフトアップされた後、
各固定ブラケット13を延ばし、塔体10の最上部にセ
ットする。この状態で、塔体解体ユニット11は、固定
ブラケット13のみによってその荷重が塔体10に預け
られている。
【0031】次いで、塔体10の解体を開始する。ここ
では例えば塔体10を周方向に8分割し、固定ブラケッ
ト13を介して塔体解体ユニット11の荷重が掛かって
いない部分(図5中符号(イ)で示す)において、塔体
10をフレーム12に備えた切断機(図示なし)でブロ
ック状に切り出す。切り出した塔体10の切断片は、天
井クレーン15で吊り上げ、塔体10の内部空間を通し
て地上に降ろす。
【0032】図6に示すように、塔体10がブロック状
に切り出されて解体された部分(図6中符号(イ’)で
示す)において、チェーンブロック19で可動ブラケッ
ト14のブラケット本体17を支柱16に沿って下ろ
し、解体した部分の下方位置で塔体10にセットし、ピ
ン(図示なし)等でブラケット本体17を支柱16の下
部に連結・固定する。
【0033】このようにして、図7に示すように、塔体
10がブロック状に切り出されて解体された部分(図7
中符号(イ’)で示す)において可動ブラケット14を
順次下方に盛り替えていき、全ての可動ブラケット14
が塔体10にセットされた時点で、各可動ブラケット1
4においてチェーンブロック19を操作し、可動ブラケ
ット14を下方に若干移動させる。すると、図8に示す
ように、各可動ブラケット14は塔体10上にセットさ
れているため、フレーム12が若干上昇し、固定ブラケ
ット13による荷重の支持が解除される。そして、固定
ブラケット13がセットされていた部分(図8中符号
(ロ)で示す)の塔体10をブロック状に切り出し、こ
れを天井クレーン15で塔体10の内部を通して地上に
降ろす。
【0034】このようにして、図9に示すように、塔体
10の全周が一層分、解体された時点で、支柱16と可
動ブラケット14との連結を解除(ピン等を抜く)し、
この状態でチェーンブロック19で可動ブラケット14
を上方に移動させる。すると各可動ブラケット14は塔
体10上にセットされているため、フレーム12が支柱
16と一体に下降し、つまり塔体解体ユニット11がリ
フトダウンすることとなる。これにともなって固定ブラ
ケット13も下降するので、下降した固定ブラケット1
3が一層分下方に位置する塔体10の上部にセットされ
た時点で、リフトダウンを停止させる。この状態で、可
動ブラケット14による塔体解体ユニット11の荷重の
支持を解除し、固定ブラケット13のみで塔体解体ユニ
ット11の荷重を支持するようにする。
【0035】この後は、塔体10を順次ブロック状に切
り出して天井クレーン15で塔体10の内部を通して地
上に下ろす工程と、塔体解体フレーム12を可動ブラケ
ット14と固定ブラケット13とで交互に支持しつつ、
可動ブラケット14の操作によって、塔体解体フレーム
12を順次塔体10に沿ってリフトダウンさせていく工
程とを繰り返していく。
【0036】このような工程を順次繰り返すことによっ
て、塔体10が塔体解体ユニット11によって上方から
下方に向けて解体されることとなる。
【0037】上述したような塔体解体ユニット11によ
れば、塔体10に固定ブラケット13と可動ブラケット
14とが備えられているので、塔体10に沿って順次リ
フトダウンさせることができ、枠組み足場などを組む必
要がないので作業を効率良く、かつ安全に行うことがで
き、工期短縮化および工費削減を図ることができる。さ
らに天井クレーン15が備えられているので周囲にクレ
ーンなどを設置する必要がなく、外周に多くの敷地を必
要とすることもなく、近隣で工場等を操業している間に
も解体作業を行うことができる。また、発破等を用いる
わけではないので、当然、騒音や振動などの問題も生じ
ず作業を安全に行うことができる。
【0038】また、このような塔体10の解体工法によ
れば、各種作業をフレーム12に設けた作業足場25で
行うことができ、飛来や落下の危険がなく、作業安全性
を向上させることができる。そして、フレーム12は最
低限の高さ有していれば良く、したがって、塔体10に
与える風荷重や地震時の荷重を少なくすることができ、
この点においても安全性を高めることができる。また、
フレーム12に各種解体作業用の機械設備を装着するこ
とも可能であり、作業能率がよく、また、これら機械設
備は塔体解体ユニット11と一体に盛り替えられるの
で、設備類の盛替が不要となる。
【0039】さらに、塔体解体ユニット11を地組し、
これを吊り上げて塔体10の最上部にセットする構成と
したので、塔体解体ユニット11の設置に伴う高所作業
を最小限とすることができる。しかも、塔体10を横断
する部材がないため塔体10の最上部へのリフトアップ
が容易にできる。
【0040】そして、ブロック状に解体した塔体10
は、塔体10の内部を通して地上に降ろすので、解体し
た塔体10の飛来や落下の危険もなく、作業安全性を非
常に高いものとすることができる。
【0041】さらに、足場部材25aがフレーム12の
内外方向に移動可能となっているので上部と下部とで太
さが異なる塔体10の解体に際し、作業足場25が塔体
10に離れてしまったり、逆に塔体10と干渉したりす
ることもなく作業を円滑に行うことができる。
【0042】これ以外にも、塔体解体ユニット11は、
フレーム12側から内周側に延ばした固定ブラケット1
3,可動ブラケット14で塔体10上に設置する構成と
なっている。このため、塔体10には塔体解体ユニット
11を設置することによる曲げモーメントが作用するこ
ともなく、したがって支持荷重を増加できる。また、固
定ブラケット13,可動ブラケット14とフレーム1
2,支柱16との接合部の反力が鉛直力のみになるた
め、盛替作業が簡単になるとともに、アンカーボルト等
の金物も不要となる。
【0043】なお、上記実施の形態において、塔体解体
ユニット11のフレーム12を平面視略正八角形状とし
たが、解体すべき塔体10の外周側に位置するのであれ
ば、その形状を問うものではなく、例えば平面視矩形を
はじめとする各種多角形状、円形等であっても良い。解
体すべき塔体10も平面視円形に限らず、矩形状、多角
形状等であってもよい。
【0044】また、塔体解体ユニット11をリフトダウ
ンさせる構造として、固定ブラケット13と可動ブラケ
ット14とを備える構成としたが、例えば固定ブラケッ
ト13や可動ブラケット14を塔体10に固定するため
の構造や、可動ブラケット14を駆動するための構造等
については、所要の機能を発揮できるのであれば適宜他
の構造を採用可能である。そして、塔体解体ユニット1
1の荷重を塔体10に預けるときには、固定ブラケット
13と可動ブラケット14とで交互に荷重を支持する構
成としたが、もちろん、双方で同時に荷重を支持するよ
うな手順で作業を行っても良い。
【0045】さらに、解体した塔体10を荷下ろしする
ために天井クレーン15を備える構成としたが、同様の
機能を有するのであれば例えばブーム型のクレーン等で
あっても良いし、さらに他の揚重装置であっても良い。
【0046】加えて、塔体解体ユニット11には、上記
にあげた以外にも、塔体10の解体に用いる各種装置類
を装備することが可能であるのは言うまでもない。
【0047】これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また
上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものと
しても良いのは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る塔
体解体ユニットによれば、フレームに固定ブラケットと
上下動自在な可動ブラケットとを備えたので、固定ブラ
ケットと可動ブラケットとで交互に塔体解体ユニットの
荷重を塔体に預けつつ、可動ブラケットをフレームに対
して相対的に上下動させることによって、塔体解体ユニ
ットを徐々にリフトダウンさせつつ塔体を解体すること
ができる。これにより、枠組み足場などを組む必要がな
いので、塔体の解体作業を効率良く、かつ安全に行うこ
とができ、工期短縮化および工費削減を図ることができ
る。また、発破等を用いるわけではないので、当然、騒
音や振動などの問題も生じず作業を安全に行うことがで
きる。
【0049】請求項2に係る塔体解体ユニットによれ
ば、揚重手段を備えることによって解体した塔体を荷下
ろしすることができ、外部にクレーンなどを設置する必
要がないので、外周に多くの敷地を必要とすることもな
く、近隣で工場等を操業している間にも解体作業を行う
ことができる。
【0050】請求項3に係る塔体解体ユニットによれ
ば、作業足場がフレームの内外方向に移動可能に備えら
れた構成となっている。これにより、一般に先端部が細
く、基端部に向かうにつれて徐々に太くなる煙突等の塔
体において、作業足場が塔体から離れてしまったり、逆
に塔体と干渉してしまう等の自体を避けることができ、
作業を円滑に行うことができる。
【0051】請求項4に係る塔体の解体工法によれば、
塔体解体ユニットを徐々にリフトダウンさせつつ塔体を
解体することができる。これにより、枠組み足場などを
組む必要がないので、塔体の解体作業を効率良く、かつ
安全に行うことができる。また、発破等を用いるわけで
はないので、当然、騒音や振動などの問題も生じず作業
を安全に行うことができる。
【0052】請求項5に係る塔体の解体工法によれば、
解体した塔体を塔体の内部を通して下ろすことにより、
当然のことながら塔体の外周側に解体した塔体が落下す
ることがなく、作業安全性を非常に高いものとすること
ができる。
【0053】請求項6に係る塔体の解体工法によれば、
地上で組み上げた塔体解体ユニットをケーブルと巻取手
段とで吊り上げることにより、塔体解体ユニットの設置
に伴う高所作業を最小限とすることができ、また設置作
業を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る塔体解体ユニットの一例を示す
図であって、前記ユニットを塔体にセットした状態を示
す平面図および立断面図である。
【図2】 前記塔体解体ユニットに備えた作業足場の一
例を示す図であって、(a)塔体の上部での状態、
(b)塔体の下部での状態、をそれぞれ示す立断面図で
ある。
【図3】 前記塔体解体ユニットに備えた作業足場の他
の一例を示す図であって、(a)塔体の上部での状態、
(b)塔体の下部での状態、をそれぞれ示す立断面図で
ある。
【図4】 本発明に係る塔体の解体工法を示す図であっ
て、前記塔体解体ユニットを塔体に設置するため、塔体
解体ユニットを吊り上げる状態を示す図である。
【図5】 同、塔体解体ユニットの荷重を固定ブラケッ
トのみで塔体に預けている状態を示し、(a)は塔体を
周方向に切り開いた状態の展開図、(b)は平面図であ
る。
【図6】 同、塔体をブロック状に切り出している状態
を示し、(a)は塔体を周方向に切り開いた状態の展開
図、(b)は平面図である。
【図7】 同、図6に続く状態を示し、(a)は塔体を
周方向に切り開いた状態の展開図、(b)は平面図であ
る。
【図8】 同、塔体解体ユニットの荷重を可動ブラケッ
トに預ける状態を示し、(a)は塔体を周方向に切り開
いた状態の展開図、(b)は平面図である。
【図9】 同、塔体を一層分解体した後、塔体解体ユニ
ットをリフトダウンさせる状態を示し、(a)は塔体を
周方向に切り開いた状態の展開図、(b)は平面図であ
る。
【符号の説明】
10 塔体 11 塔体解体ユニット 12 フレーム 13 固定ブラケット 14 可動ブラケット 15 天井クレーン(揚重手段) 19 チェーンブロック(駆動手段) 25 作業足場 27 滑車 28 ケーブル 29 ウインチ(巻取手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 正明 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 竹本 正治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 柳田 隆一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 坂本 和夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 門脇 均 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2E003 DA06 2E176 AA13 DD61

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解体すべき塔体の外周側に配置される平
    面視環状のフレームと、該フレームの上部に設けられて
    解体すべき塔体に着脱自在に固定される複数の固定ブラ
    ケットと、前記フレームに上下方向に移動可能に備えら
    れ、かつ、前記塔体に着脱自在に固定される複数の可動
    ブラケットと、前記可動ブラケットを前記フレームに対
    して移動させる駆動手段とが備えられていることを特徴
    とする塔体解体ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塔体解体ユニットであっ
    て、前記フレームの上部には、解体した塔体を荷下ろし
    するための揚重手段が備えられていることを特徴とする
    塔体解体ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の塔体解体ユニッ
    トであって、前記フレームには作業足場が備えられ、か
    つ、該作業足場が前記フレームの内外方向に移動可能と
    されていることを特徴とする塔体解体ユニット。
  4. 【請求項4】 塔体を解体する工法であって、平面視環
    状のフレームに、固定ブラケットと上下動可能な可動ブ
    ラケットとを備えた構成の塔体解体ユニットを、解体す
    べき前記塔体の外周側に前記フレームが位置するよう、
    前記塔体解体ユニットの荷重を、前記固定ブラケットと
    可動ブラケットのいずれか一方または双方を介して前記
    塔体に預けた状態で取り付け、前記塔体をその上部から
    解体しつつ、解体した塔体を前記塔体解体ユニットに備
    えた揚重手段で下降させる工程と、前記固定ブラケット
    のみで前記塔体解体ユニットの荷重を前記塔体に預けた
    状態で、前記塔体解体ユニットに備えた駆動手段で前記
    可動ブラケットを下方に下げる工程と、 続いて、前記可動ブラケットで前記塔体解体ユニットの
    荷重を前記塔体に預け、この状態で前記駆動手段で前記
    フレームに対して前記可動ブラケットを相対的に上昇さ
    せることによって前記フレームおよび固定ブラケットを
    下降させる工程と、を順次繰り返すことによって前記塔
    体を解体することを特徴とする塔体の解体工法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の塔体の解体工法であっ
    て、前記解体した塔体を前記揚重手段で荷下ろしすると
    きには、前記塔体の内部を通すことを特徴とする塔体の
    解体工法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の塔体の解体工法
    であって、前記塔体解体ユニットを前記塔体の上部に設
    置するに際しては、地上で前記塔体解体ユニットを組み
    上げた後、 前記塔体解体ユニットを、前記塔体の上部に備えた滑車
    と、一端を前記塔体解体ユニットに固定して前記滑車に
    巻回させたケーブルと、このケーブルの他端側を巻き取
    る巻取手段とによって、地上部分から前記塔体に沿って
    その上部まで上昇させることを特徴とする塔体の解体工
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097202A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Total Kankyo:Kk 塔状構造物の解体工法
JP2019206817A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 松島工業株式会社 鉄塔支持型煙突の解体方法および鉄塔支持型煙突の解体装置
CN112727230A (zh) * 2020-12-25 2021-04-30 上海二十冶建设有限公司 一种高耸砖烟囱墙面的修复方法

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