JPH09302919A - 柱状体用移動足場 - Google Patents
柱状体用移動足場Info
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- JPH09302919A JPH09302919A JP8117339A JP11733996A JPH09302919A JP H09302919 A JPH09302919 A JP H09302919A JP 8117339 A JP8117339 A JP 8117339A JP 11733996 A JP11733996 A JP 11733996A JP H09302919 A JPH09302919 A JP H09302919A
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- JP
- Japan
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- columnar body
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- suspension
- scaffolding
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G3/00—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height
- E04G3/24—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G3/00—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height
- E04G3/24—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons
- E04G3/243—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons following the outside contour of a building
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工現場で組み立て作業や解体撤去作業が簡
易に行なえて、また柱状体外周の地上における設置スペ
ースを必要とせず、さらに、橋脚高所へと資材を上げる
作業が容易にできて、更にまた、足場を柱状体に沿い安
定して釣支することができる柱状体用移動足場を提供す
ること。 【解決手段】 既存の柱状体30に改修又は補強等の施
工を行なうための移動足場10であって、柱状体の上端
部に固定された上部吊り具11a,11bと、上部吊り
具から釣支され、柱状体の外周を囲むように形成された
下部吊り具13と、柱状体の表面に対向して上下動可能
に形成された足場15と、下部吊り具から足場を釣支す
ると共に柱状体に沿って足場を昇降制御する昇降手段1
4,15aとを備える。なお、下部吊り具は、柱状体の
外周を囲む円環状に形成しても良い。
易に行なえて、また柱状体外周の地上における設置スペ
ースを必要とせず、さらに、橋脚高所へと資材を上げる
作業が容易にできて、更にまた、足場を柱状体に沿い安
定して釣支することができる柱状体用移動足場を提供す
ること。 【解決手段】 既存の柱状体30に改修又は補強等の施
工を行なうための移動足場10であって、柱状体の上端
部に固定された上部吊り具11a,11bと、上部吊り
具から釣支され、柱状体の外周を囲むように形成された
下部吊り具13と、柱状体の表面に対向して上下動可能
に形成された足場15と、下部吊り具から足場を釣支す
ると共に柱状体に沿って足場を昇降制御する昇降手段1
4,15aとを備える。なお、下部吊り具は、柱状体の
外周を囲む円環状に形成しても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱状体用移動足場
に関し、更に詳細には、橋脚等の既存の柱状体に改修又
は補強等の施工を行なうための移動足場に関する。
に関し、更に詳細には、橋脚等の既存の柱状体に改修又
は補強等の施工を行なうための移動足場に関する。
【0002】
【従来の技術】既存橋脚等の柱状体を改修・補強する場
合には、従来、施工に先立って橋脚の外周にビティ足場
を組み立てる。そして、トラッククレーンを橋脚周辺の
地上に配置し、これにより必要な資材を高所へと吊り上
げて、ビティ足場で施工を行なっている。
合には、従来、施工に先立って橋脚の外周にビティ足場
を組み立てる。そして、トラッククレーンを橋脚周辺の
地上に配置し、これにより必要な資材を高所へと吊り上
げて、ビティ足場で施工を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、橋脚の外周にビティ足場を組み立てたり、
または解体撤去したりするのに膨大な時間と労力を要す
るといった欠点がある。また従来例では、ビティ足場が
橋脚を包囲するように地上から立設されるため地上部に
設置スペースを必要とするが、橋脚の下に車道が設けら
れているような場所では、この設置スペースの確保が困
難であるという欠点がある。さらに、クレーンによって
橋脚高所へと資材を吊上げる際には、ビティ足場が邪魔
になって施工を妨げるという問題がある。
来技術では、橋脚の外周にビティ足場を組み立てたり、
または解体撤去したりするのに膨大な時間と労力を要す
るといった欠点がある。また従来例では、ビティ足場が
橋脚を包囲するように地上から立設されるため地上部に
設置スペースを必要とするが、橋脚の下に車道が設けら
れているような場所では、この設置スペースの確保が困
難であるという欠点がある。さらに、クレーンによって
橋脚高所へと資材を吊上げる際には、ビティ足場が邪魔
になって施工を妨げるという問題がある。
【0004】本発明は上記従来技術の欠点に着目し、こ
れを解決せんとしたものであり、その目的は、施工現場
で組み立て作業や解体撤去作業が簡易に行なえて、また
柱状体外周の地上における設置スペースを必要とせず、
さらに、橋脚高所へと資材を上げる作業が容易にできる
柱状体用移動足場を提供することにある。
れを解決せんとしたものであり、その目的は、施工現場
で組み立て作業や解体撤去作業が簡易に行なえて、また
柱状体外周の地上における設置スペースを必要とせず、
さらに、橋脚高所へと資材を上げる作業が容易にできる
柱状体用移動足場を提供することにある。
【0005】また本発明の他の目的は、足場を柱状体に
沿い安定して釣支することができる柱状体用移動足場を
提供することにある。
沿い安定して釣支することができる柱状体用移動足場を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨とするところは、既
存の柱状体に改修又は補強等の施工を行なうための移動
足場であって、柱状体の上端部に固定された上部吊り具
と、該上部吊り具から釣支され、前記柱状体の外周を囲
むように形成された下部吊り具と、前記柱状体の表面に
対向して配置された足場と、前記下部吊り具から前記足
場を釣支すると共に前記柱状体に沿って前記足場を昇降
制御する昇降手段とを備えた柱状体用移動足場にある。
みてなされたものであり、その要旨とするところは、既
存の柱状体に改修又は補強等の施工を行なうための移動
足場であって、柱状体の上端部に固定された上部吊り具
と、該上部吊り具から釣支され、前記柱状体の外周を囲
むように形成された下部吊り具と、前記柱状体の表面に
対向して配置された足場と、前記下部吊り具から前記足
場を釣支すると共に前記柱状体に沿って前記足場を昇降
制御する昇降手段とを備えた柱状体用移動足場にある。
【0007】本発明の柱状体用移動足場においては、前
記下部吊り具を前記柱状体の外周を囲む円環状に形成し
ても良い。かように下部吊り具を円環状に形成すると、
下部吊り具の所定区間を各足場の垂直上方に位置させ易
くなり、例えば、足場を索条体で柱状体に沿って釣支す
る場合、円環状の下部吊り具の適所に索条体を固定すれ
ば、索条体を垂直に吊下することが可能となり、足場を
安定して釣支することができる。
記下部吊り具を前記柱状体の外周を囲む円環状に形成し
ても良い。かように下部吊り具を円環状に形成すると、
下部吊り具の所定区間を各足場の垂直上方に位置させ易
くなり、例えば、足場を索条体で柱状体に沿って釣支す
る場合、円環状の下部吊り具の適所に索条体を固定すれ
ば、索条体を垂直に吊下することが可能となり、足場を
安定して釣支することができる。
【0008】本発明の柱状体用移動足場において、柱状
体の表面に対向して上下動可能に形成された足場は、作
業員が作業する際に足場として使用するため略水平に配
置された板体と、この板体を取り囲むように立設された
手摺とを備えるように形成する。そして、足場の形状
は、柱状体の断面形状にしたがって柱状体を取り囲むよ
うに適宜定めることができ、柱状体の全周を連続して囲
むように一体に形成しても良く、あるいは適宜分割して
柱状体の全周を断続的に囲むように形成しても良い。し
たがって、前記板体の形状も、足場全体の形状にしたが
って適宜定めることができる。例えば、柱状体が円柱で
ある場合にはリング状の板体に形成するか、あるいは複
数の円弧状の板体に形成し、また柱状体断面が小判状と
なっている場合には、板体を直線状部及び円弧状部に分
割するか、あるいは板体を小判形の環状に一体に形成す
ることができる。
体の表面に対向して上下動可能に形成された足場は、作
業員が作業する際に足場として使用するため略水平に配
置された板体と、この板体を取り囲むように立設された
手摺とを備えるように形成する。そして、足場の形状
は、柱状体の断面形状にしたがって柱状体を取り囲むよ
うに適宜定めることができ、柱状体の全周を連続して囲
むように一体に形成しても良く、あるいは適宜分割して
柱状体の全周を断続的に囲むように形成しても良い。し
たがって、前記板体の形状も、足場全体の形状にしたが
って適宜定めることができる。例えば、柱状体が円柱で
ある場合にはリング状の板体に形成するか、あるいは複
数の円弧状の板体に形成し、また柱状体断面が小判状と
なっている場合には、板体を直線状部及び円弧状部に分
割するか、あるいは板体を小判形の環状に一体に形成す
ることができる。
【0009】また昇降手段としては、柱状体に沿って吊
下した索条体と、該索条体を巻き出したり、巻き取った
りする駆動装置とからなる構成としても良く、該駆動装
置は足場に設置するか、または下部吊り具に設置するこ
とができる。
下した索条体と、該索条体を巻き出したり、巻き取った
りする駆動装置とからなる構成としても良く、該駆動装
置は足場に設置するか、または下部吊り具に設置するこ
とができる。
【0010】更に、前記足場には、一以上のクレーンを
必要に応じて着脱自在に取り付けても良く、かようにク
レーンを配置すれば柱状体の高所に資材を移動させるこ
とができる。クレーンとしては、電動ウインチや、電動
チェーンブロック等の適当なものを採用することができ
る。
必要に応じて着脱自在に取り付けても良く、かようにク
レーンを配置すれば柱状体の高所に資材を移動させるこ
とができる。クレーンとしては、電動ウインチや、電動
チェーンブロック等の適当なものを採用することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を橋脚に適用した図面に基づい
て実施例を説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。図1は本発明の柱状体用移動足場を示す斜視
図であり、図2は本発明の柱状体用移動足場の側面図で
あり、図3は図2におけるB−B線に沿った断面図であ
り、図4は図2におけるC−C線に沿った断面図であ
る。
て実施例を説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。図1は本発明の柱状体用移動足場を示す斜視
図であり、図2は本発明の柱状体用移動足場の側面図で
あり、図3は図2におけるB−B線に沿った断面図であ
り、図4は図2におけるC−C線に沿った断面図であ
る。
【0012】図1乃至図4において、本発明の移動足場
10は、上部吊り具としての吊り桁11a及び固定桁1
1bと、下部吊り具としての吊りリング13と、足場と
してのゴンドラ15と、昇降手段としての吊りワイヤ1
4及び電動ウインチ15aとを主要部として備える。
10は、上部吊り具としての吊り桁11a及び固定桁1
1bと、下部吊り具としての吊りリング13と、足場と
してのゴンドラ15と、昇降手段としての吊りワイヤ1
4及び電動ウインチ15aとを主要部として備える。
【0013】図1及び図2に示したように、橋脚30で
は、梁部32の上に形成された沓座31の上に橋桁35
が載置されるため、梁部32の上面と橋桁35との間に
隙間が生じ、前記吊り桁11a,11aは、この隙間を
通して梁部32の軸方向に直交するように配置する。ま
た前記固定桁11b,11bは、梁部32の軸方向に平
行に梁部32を挟んで配置し、吊り桁11a,11bの
下に固定される。これにより吊り桁11a,11aは、
梁部32の上面と橋桁35との隙間から抜け落ちること
が無いように固定される。
は、梁部32の上に形成された沓座31の上に橋桁35
が載置されるため、梁部32の上面と橋桁35との間に
隙間が生じ、前記吊り桁11a,11aは、この隙間を
通して梁部32の軸方向に直交するように配置する。ま
た前記固定桁11b,11bは、梁部32の軸方向に平
行に梁部32を挟んで配置し、吊り桁11a,11bの
下に固定される。これにより吊り桁11a,11aは、
梁部32の上面と橋桁35との隙間から抜け落ちること
が無いように固定される。
【0014】前記吊りリング13は、橋脚30の柱部3
3の外周を囲む円環状に形成され、固定桁11bに固定
して釣支された連結部材12によって柱部33の上端を
囲むように釣支される。また吊りリング13は、図4に
示したように、柱部33と中心がほぼ一致するように配
置し、柱部33の外周に配置されたゴンドラ15の垂直
上方に、吊りリング13の所定区間(吊りワイヤ14を
固定する二点を含む区間)が位置するような直径に形成
する。例えば、柱部33の断面形状が2000×2000mmの正
方形である場合には、吊りリング13の直径を3700〜38
00mm程度に形成すれば、吊りワイヤ14を固定する区間
をゴンドラ15の垂直上方に位置させることができ、し
たがって、吊りワイヤ14でゴンドラ15を垂直に懸吊
することが可能となる。
3の外周を囲む円環状に形成され、固定桁11bに固定
して釣支された連結部材12によって柱部33の上端を
囲むように釣支される。また吊りリング13は、図4に
示したように、柱部33と中心がほぼ一致するように配
置し、柱部33の外周に配置されたゴンドラ15の垂直
上方に、吊りリング13の所定区間(吊りワイヤ14を
固定する二点を含む区間)が位置するような直径に形成
する。例えば、柱部33の断面形状が2000×2000mmの正
方形である場合には、吊りリング13の直径を3700〜38
00mm程度に形成すれば、吊りワイヤ14を固定する区間
をゴンドラ15の垂直上方に位置させることができ、し
たがって、吊りワイヤ14でゴンドラ15を垂直に懸吊
することが可能となる。
【0015】前記ゴンドラ15は、矩形断面の柱部33
の各面に対向するように、柱部の各面から所定長離隔し
て各一台ずつ合計四台を配置し、図3及び図4に示した
ように、対向する各2台を同じ大きさに形成する。この
ゴンドラ15は、作業員が作業する際に足場として使用
する板体15cを略水平に配置し、この板体15cを取
り囲むように手摺15bを立設して形成する。
の各面に対向するように、柱部の各面から所定長離隔し
て各一台ずつ合計四台を配置し、図3及び図4に示した
ように、対向する各2台を同じ大きさに形成する。この
ゴンドラ15は、作業員が作業する際に足場として使用
する板体15cを略水平に配置し、この板体15cを取
り囲むように手摺15bを立設して形成する。
【0016】また各ゴンドラ15には、ワイヤーロープ
を巻き出したり、巻き取ることが可能に形成された前記
電動ウインチ15aが各二台ずつ固定されており、一
方、前記吊りワイヤ14は、吊りリング13において電
動ウインチ15aに対向する各垂直位置に固定されて吊
下しており、各吊りワイヤ14の下端が電動ウインチ1
5aに捲回されている。したがって、各ゴンドラ15
は、吊りリング13から吊下して電動ウインチ15aに
捲回された吊りワイヤ14によって釣支され、電動ウイ
ンチ15aにより吊りワイヤ14を巻き取れば、ゴンド
ラ15を上昇させることができ、逆に、電動ウインチ1
5aから吊りワイヤ14を巻き出せば、ゴンドラ15を
下降させることができる。
を巻き出したり、巻き取ることが可能に形成された前記
電動ウインチ15aが各二台ずつ固定されており、一
方、前記吊りワイヤ14は、吊りリング13において電
動ウインチ15aに対向する各垂直位置に固定されて吊
下しており、各吊りワイヤ14の下端が電動ウインチ1
5aに捲回されている。したがって、各ゴンドラ15
は、吊りリング13から吊下して電動ウインチ15aに
捲回された吊りワイヤ14によって釣支され、電動ウイ
ンチ15aにより吊りワイヤ14を巻き取れば、ゴンド
ラ15を上昇させることができ、逆に、電動ウインチ1
5aから吊りワイヤ14を巻き出せば、ゴンドラ15を
下降させることができる。
【0017】さらに各ゴンドラ15は、少なくとも各一
本以上の揺動防止ワイヤ16によって、風等による揺動
が抑制されるように形成されている。すなわち、各揺動
防止ワイヤ16は、その上端を吊り桁11a又は固定桁
11bの何れに固定して吊下し、その下端を橋脚30の
フーチング34にアンカー17で固定する。各ゴンドラ
15には、いずれかの箇所に揺動防止ワイヤ16が貫通
するガイド部(例えば貫通孔。図示せず。)を設け、こ
のガイド部に揺動防止ワイヤ16を挿通する。したがっ
て、各ゴンドラ15は揺動防止ワイヤ16に係止した状
態で、昇降したり又停止するため、風等による揺動を抑
制することができる。
本以上の揺動防止ワイヤ16によって、風等による揺動
が抑制されるように形成されている。すなわち、各揺動
防止ワイヤ16は、その上端を吊り桁11a又は固定桁
11bの何れに固定して吊下し、その下端を橋脚30の
フーチング34にアンカー17で固定する。各ゴンドラ
15には、いずれかの箇所に揺動防止ワイヤ16が貫通
するガイド部(例えば貫通孔。図示せず。)を設け、こ
のガイド部に揺動防止ワイヤ16を挿通する。したがっ
て、各ゴンドラ15は揺動防止ワイヤ16に係止した状
態で、昇降したり又停止するため、風等による揺動を抑
制することができる。
【0018】なお、図示はしていないが、各ゴンドラ1
5にはクレーンを設けても良い。このクレーンは、例え
ば、板体15cに設けたクレーン取付用ポストと、この
クレーン取付用ポストに着脱可能に固定するクレーンポ
ストと、ワイヤロープを繰り出し及び巻き取り可能に捲
回収納する電動ウインチと、クレーンポストの上端に設
けたプーリーとを備える構成としても良い。
5にはクレーンを設けても良い。このクレーンは、例え
ば、板体15cに設けたクレーン取付用ポストと、この
クレーン取付用ポストに着脱可能に固定するクレーンポ
ストと、ワイヤロープを繰り出し及び巻き取り可能に捲
回収納する電動ウインチと、クレーンポストの上端に設
けたプーリーとを備える構成としても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明の移動足場では、柱状体の上端部
に上部吊り具が固定され、この上部吊り具から下部吊り
具が釣支されて柱状体の外周を囲むように形成され、さ
らに、下部吊り具からは昇降手段を備える足場が釣支さ
れ、この昇降手段によって足場は柱状体の表面に対向し
て上下動可能に制御される。すなわち、本発明の移動足
場では、柱状体の上端部に固定された上部吊り具から足
場が昇降可能に釣支されているため、従来のビティ足場
のように柱状体周りの地上部に設置スペースを必要とせ
ず、また資材を足場に積載するか、あるいは足場にクレ
ーンを設ければ柱状体の高所へと容易に資材を上げるこ
とができる。さらに本発明の移動足場では、下部吊り具
から釣支した足場を昇降可能に形成しているため、従来
のビティ足場のように、柱状体全長にその全周を囲むよ
うに設ける必要が無く、したがって、施工現場での組み
立て作業や解体撤去作業が簡易に行なえる。
に上部吊り具が固定され、この上部吊り具から下部吊り
具が釣支されて柱状体の外周を囲むように形成され、さ
らに、下部吊り具からは昇降手段を備える足場が釣支さ
れ、この昇降手段によって足場は柱状体の表面に対向し
て上下動可能に制御される。すなわち、本発明の移動足
場では、柱状体の上端部に固定された上部吊り具から足
場が昇降可能に釣支されているため、従来のビティ足場
のように柱状体周りの地上部に設置スペースを必要とせ
ず、また資材を足場に積載するか、あるいは足場にクレ
ーンを設ければ柱状体の高所へと容易に資材を上げるこ
とができる。さらに本発明の移動足場では、下部吊り具
から釣支した足場を昇降可能に形成しているため、従来
のビティ足場のように、柱状体全長にその全周を囲むよ
うに設ける必要が無く、したがって、施工現場での組み
立て作業や解体撤去作業が簡易に行なえる。
【0020】また、本発明の移動足場では、下部吊り具
が柱状体の外周を囲む円環状に形成されているため、下
部吊り具の所定区間を足場の垂直上方に位置させること
ができ、この下部吊り具の所定区間から足場を垂直に懸
吊することが可能となり、足場を柱状体に沿い安定して
釣支することができる。
が柱状体の外周を囲む円環状に形成されているため、下
部吊り具の所定区間を足場の垂直上方に位置させること
ができ、この下部吊り具の所定区間から足場を垂直に懸
吊することが可能となり、足場を柱状体に沿い安定して
釣支することができる。
【図1】本発明の柱状体用移動足場を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の柱状体用移動足場の側面図である。
【図3】図2におけるB−B線に沿った断面図である。
【図4】図2におけるC−C線に沿った断面図である。
10 柱状体用移動足場 11a 吊り桁(上部吊り具) 11b 固定桁(上部吊り具) 13 吊りリング(下部吊り具) 14 吊りワイヤ(昇降手段) 15 ゴンドラ(足場) 15a 電動ウインチ(昇降手段) 30 橋脚(既存の柱状体)
Claims (2)
- 【請求項1】 既存の柱状体に改修又は補強等の施工を
行なうための移動足場であって、 柱状体の上端部に固定された上部吊り具と、該上部吊り
具から釣支され、前記柱状体の外周を囲むように形成さ
れた下部吊り具と、前記柱状体の表面に対向して配置さ
れた足場と、前記下部吊り具から前記足場を釣支すると
共に前記柱状体に沿って前記足場を昇降制御する昇降手
段とを備えた柱状体用移動足場。 - 【請求項2】 前記下部吊り具を前記柱状体の外周を囲
む円環状に形成した請求項1に記載の柱状体用移動足
場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117339A JPH09302919A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 柱状体用移動足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117339A JPH09302919A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 柱状体用移動足場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09302919A true JPH09302919A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14709271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8117339A Pending JPH09302919A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 柱状体用移動足場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09302919A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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