JP2000144666A - 作業機の操作部 - Google Patents

作業機の操作部

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JP2000144666A
JP2000144666A JP10317186A JP31718698A JP2000144666A JP 2000144666 A JP2000144666 A JP 2000144666A JP 10317186 A JP10317186 A JP 10317186A JP 31718698 A JP31718698 A JP 31718698A JP 2000144666 A JP2000144666 A JP 2000144666A
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JP
Japan
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machine
lever
frame
supporting
support shaft
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Withdrawn
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JP10317186A
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English (en)
Inventor
Isao Akazawa
勲 赤澤
Kazumi Miyake
一三 三宅
Toshihiko Yamane
敏彦 山根
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行装置に機体フレームを昇降回動可能に支
持し、該機体フレームと走行装置との間に昇降用のアク
チュエータを介装し、作業高さを調節可能とした作業機
の操作部周辺の構成が複雑となっていた。 【解決手段】 前記機体フレーム50a側に昇降用のア
クチュエータ(42)を支持するアーム41を左右一対
設け、該アームにレバー55を支持するための支軸44
を横架した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンや走行装
置などを設けた本機の前方に作業部を配し、本機の後部
に配置した操作部に複数のレバーを配置する構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンや走行装置などを設
けた本機の前方に除雪部やモア等を配置し、該本機後部
に運転操作や作業操作を行う操作部を配設した歩行型の
作業機は公知となっている。このような作業機において
は、操作部のハンドルにデッドマンクラッチレバーを配
置し、その間の操作パネル上にアクセルレバーや変速レ
バー、サイドクラッチレバー等が配されていた。
【0003】また、本機に配したミッションケースより
走行装置に動力を伝達する出力軸が左右側方に突設さ
れ、チェーンケースを介して走行装置に動力が伝達され
ていた。更に、前記出力軸には本機側のフレーム下部が
回動自在が枢支され、該本機側のフレーム上部にアーム
を固設し、該アームとチェーンケース後部との間に昇降
用の油圧シリンダー等からなるアクチュエータが介装さ
れ、該アクチュエータを伸縮させることで本機及び作業
機を回動させて、対地高さを調節する技術は公知となっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
操作部に複数のレバーを配した構成においては、各レバ
ーを支持するために、本機側のフレーム等よりステーや
シャフトを固定して、回動操作可能に支持する必要があ
り、さらに、この操作部下方にはアクチュエータ等が配
置されているので、干渉を避ける必要があり構成が複雑
となるとともに、部品数が増え工場での組み立て工数が
増し、コストを高くするものとなっていた。また、操作
部の構成が複雑でレバーの支持部材の剛性が不十分とな
ると、レバー操作が不安定となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、走行装置に機体フレームを昇
降回動可能に支持し、該機体フレームと走行装置との間
に昇降用のアクチュエータを介装した作業機において、
前記機体フレーム側に設けた昇降用のアクチュエータを
支持するアームに、操作部に配置するレバー基部を支持
したものである。また、前記アームを左右一対設け、該
アームにレバーを支持するための支軸を横架したもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は除雪機の全体側面図、図2は走行用のサイ
ドクラッチレバーの支持構成を示す後面図、図3は同じ
く側面図である。
【0007】まず、歩行型の作業機の一例として除雪機
を用いて説明する。該除雪機の全体構成は図1に示すよ
うに、本機Aの前部には除雪部Dが連設され、該除雪部
Dは最前部に雪掻き用のオーガ26を覆うオーガハウジ
ング8を配し、該オーガハウジング8の後部にはブロア
を内設するブロアカバー6を連設して該ブロアカバー6
の上部より上方に、モータMによって水平方向に旋回可
能とした排雪シュート7を突設している。本機Aは本機
カバー1によって覆われ、該本機カバー1内にエンジン
Eを内蔵して、上部にはボンネット2を配設し、該ボン
ネット2の上部から作業灯3を突出している。また、前
記エンジンEの後方にはバッテリーBを配設し、その後
方に操作部Cが形成されている。
【0008】前記エンジンEの下方にはHST式変速装
置H及びミッションケースTとが配設されており、該ミ
ッションケースTから回動支点軸である出力軸17・1
7が左右に突出されてチェーンケース18内に挿入し、
該チェーンケース18内の図示せぬスプロケット、チェ
ーンより成る動力伝達構成を介してチェーンケース18
後部に軸支した駆動軸11に駆動力を伝達して駆動スプ
ロケット13を駆動できるようにしている。
【0009】また、クローラ式走行装置のトラックフレ
ームの前部には走行従動軸となる支持軸14・14に回
転自在に支持された従動アイドラ15・15を配設し、
該従動アイドラ15と前記駆動軸11に固設した駆動ス
プロケット13・13の間をクローラ16で巻回し、ク
ローラ式走行装置を形成している。
【0010】前記エンジンEの出力軸には駆動プーリ2
3を固設し、該駆動プーリ23は二連プーリーとして、
後部の走行駆動プーリ23aと前記HST式変速装置H
のHST入力プーリ24との間にベルトを巻回して、駆
動力を該HST式変速装置Hに伝えている。また、前記
駆動プーリ23の前部を除雪駆動プーリ23bとして、
該除雪駆動プーリ23bとブロアカバー6から後方に突
出したオーガ入力軸25aに環設したオーガプーリー2
5との間にベルトを巻回して、オーガ26やブロアを駆
動している。
【0011】また、図1、図3に示すように、前記エン
ジンEやミッションケースTを支持する機体フレーム5
0後部の左右側部(駆動スプロケット13位置)より後
上方に向けて左右一対の側部フレーム50a・50aが
突設され、該側部フレーム50a・50a上部に各々ハ
ンドルフレーム4が固設され、本機A後方に操作部Cが
形成されている。
【0012】更に、前記機体フレーム50は左右のクロ
ーラ式走行装置の間に配置され、回動支点軸である出力
軸17を中心に前後昇降回動可能に支持されている。そ
して、前記側部フレーム50a・50a上部間の左右略
中央部に連結フレーム40を介して固設した連結アーム
41・41後部と、左右のチェーンケース18・18後
部間に昇降用のアクチュエータとなる油圧シリンダー4
2を介装している。該油圧シリンダー42を伸縮駆動す
ることで、機体フレーム50が回動され、つまり、クロ
ーラ式走行装置を除く除雪部DやエンジンEやミッショ
ンケースTや操作部Cが上下回動され、除雪部Dのオー
ガ26の地上高さを調節できるようにしている。
【0013】なお、前記除雪部DやエンジンEやミッシ
ョンケースTや操作部Cの重心は、回動中心である出力
軸17に近づけたレイアウトとなっており、機体フレー
ム50側を上下に回動するときに軽い力で回動できるよ
うにしている。更に、前記側部フレーム50aとトラッ
クフレーム側との間には図示せぬガススプリングが介装
され、機体フレーム50前部を上方に持ち上げるように
補助している。
【0014】また、前記操作部Cには操作パネル5やハ
ンドルフレーム4等を配置している。前記操作パネル5
には、図1、図3に示すようにエンジンEの出力を調節
するアクセルレバー53、走行変速レバー54、左右各
々のサイドクラッチレバー55・55が操作自在にガイ
ドされ、さらにその右側に図示せぬ投雪方向調節レバー
やオーガハウジング回動調節レバーが配設されている。
更に、左右各々のハンドルフレーム4・4後部のハンド
ル部には上方に回動可能にデッドマンクラッチレバー5
8・59が配置され、除雪部Dへ駆動を伝達の断接、走
行駆動の伝達の断接を行なっている。
【0015】そして、前記サイドクラッチレバー55・
55は、図2に示すように、各々サイドクラッチ操作リ
ンク60・60を介してミッションケースT後部に設け
たサイドクラッチアーム61 ・61 に連動連係され、操
作した側のクローラ式走行装置への駆動伝達を断ち、操
作した方へ旋回できるようにしている。
【0016】前記サイドクラッチレバー55・55は操
作パネル5の略左右中央部に配置され、前記油圧シリン
ダー42の近傍となっていた。そこで、図2、図3で示
すように、前記サイドクラッチレバー55・55下部の
回動基部を、前記連結アーム41・41の前後途中部に
横架した支軸44の左右端部に各々枢支している。従っ
て、前記サイドクラッチレバー55・55を支持するた
めに、本機A側にサイドクラッチレバー55・55を支
持するための特別な支持部材を設けることのないように
連結アーム41・41で兼用している。その為に、部品
数が減らされてシンプル化が図られ、工場における組立
性を向上し、コストが削減される。また、前記サイドク
ラッチレバー55・55の支持位置は、連結アーム41
・41より左右側方に突設した支軸44端部となってお
り、側方よりサイドクラッチレバー55基部を組み付け
ることができ、さらにリンク機構の連結もスムースに行
なえるようにしている。
【0017】更に、この支軸44を設けることで連結ア
ーム41・41の剛性が高められることとなり、除雪部
Dを昇降させるリンク機構の剛性が高くなり耐久性が向
上され、何よりもサイドクラッチレバー55・55の支
持剛性が高められ、安定した操作が行なわれるのであ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、走行装置に機体フレームを昇降回動可能に支持し、
該機体フレームと走行装置との間に昇降用のアクチュエ
ータを介装した作業機において、前記機体フレーム側に
設けた昇降用のアクチュエータを支持するアームに、操
作部に配置するレバー基部を支持したので、アクチュエ
ータの支持部材にレバーを支持する働きを兼用させるこ
とができ、レバーを支持するために本機側より特別な支
持部材を設ける必要がなくなり部品数を減らすことがで
き、操作部の構成のシンプル化を図ることができ、工場
における組立性を向上してコストが削減されるのであ
る。
【0019】また、請求項2記載のように、前記アーム
を左右一対設け、該アームにレバーを支持するための支
軸を横架したので、連結アームの剛性が高められること
となり、除雪部を昇降させるリンク機構の剛性が高くな
り耐久性を向上することができ、さらに何よりもレバー
の支持剛性が高められ、安定した操作が行なえるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】除雪機の全体側面図である。
【図2】走行用のサイドクラッチレバーの支持構成を示
す後面図である。
【図3】同じく側面図である。
【符号の説明】
A 本機 C 操作部 D 除雪部 E エンジン 18 チェーンケース 41 連結アーム 42 油圧シリンダー 44 支軸 50 機体フレーム 50a 側部フレーム 55 サイドクラッチレバー
フロントページの続き (72)発明者 山根 敏彦 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 2B083 BA03 BA15 DA02 GA06 HA06 HA22 HA25 HA32 HA57 2D026 CB03 3J070 AA03 BA71 BA74 BA81 CB02 CC07 CE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置に機体フレームを昇降回動可能
    に支持し、該機体フレームと走行装置との間に昇降用の
    アクチュエータを介装した作業機において、前記機体フ
    レーム側に設けた昇降用のアクチュエータを支持するア
    ームに、操作部に配置するレバー基部を支持したことを
    特徴とする作業機の操作部。
  2. 【請求項2】 前記アームを左右一対設け、該アームに
    レバーを支持するための支軸を横架したことを特徴とす
    る請求項1記載の作業機の操作部。
JP10317186A 1998-11-09 1998-11-09 作業機の操作部 Withdrawn JP2000144666A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327799B1 (en) * 1999-07-08 2001-12-11 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Snow-removing machine
US6499236B2 (en) * 2000-07-12 2002-12-31 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Snow removing machine
JP2014042504A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Atex Co Ltd 草刈機
EP3433431A4 (en) * 2016-03-21 2020-01-22 Ariens Company CHAIN DRIVE FOR SNOW MILLING

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Effective date: 20050825

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060912