JPH1161762A - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
- Publication number
- JPH1161762A JPH1161762A JP22173397A JP22173397A JPH1161762A JP H1161762 A JPH1161762 A JP H1161762A JP 22173397 A JP22173397 A JP 22173397A JP 22173397 A JP22173397 A JP 22173397A JP H1161762 A JPH1161762 A JP H1161762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auger
- snow
- power
- blower
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 13
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 210000004935 right thumb Anatomy 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 除雪機では、ブロワー軸からシャーボルトを
介してオーガに動力を伝える構成であり、オーガによっ
て雪を中央に集めて排雪をする際、該オーガには中央に
集める反力によって、外方向へ引っ張る力がかかり、シ
ャーボルトには引っ張り力と剪断力がかかり、折損しや
すかった。 【解決手段】 エンジンEからの動力をエンジンの出力
プーリ23aより除雪部の入力プーリ23bに伝え、該
入力プーリ23bからブロワー29及びオーガ26・2
6を駆動する除雪機において、入力プーリより左右方向
に配設したオーガ駆動軸26aに動力を伝え、該オーガ
駆動軸26aにオーガパイプ33を外嵌し、前記オーガ
駆動軸からオーガパイプにシャーボルト32を介して動
力を伝達し、該シャーボルト32をオーガの左右外側に
配設した。
介してオーガに動力を伝える構成であり、オーガによっ
て雪を中央に集めて排雪をする際、該オーガには中央に
集める反力によって、外方向へ引っ張る力がかかり、シ
ャーボルトには引っ張り力と剪断力がかかり、折損しや
すかった。 【解決手段】 エンジンEからの動力をエンジンの出力
プーリ23aより除雪部の入力プーリ23bに伝え、該
入力プーリ23bからブロワー29及びオーガ26・2
6を駆動する除雪機において、入力プーリより左右方向
に配設したオーガ駆動軸26aに動力を伝え、該オーガ
駆動軸26aにオーガパイプ33を外嵌し、前記オーガ
駆動軸からオーガパイプにシャーボルト32を介して動
力を伝達し、該シャーボルト32をオーガの左右外側に
配設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンからの動
力を本機の前方に配置した除雪部のオーガに伝え、該オ
ーガを駆動する除雪機において、前記オーガを駆動する
ための構成に関する。
力を本機の前方に配置した除雪部のオーガに伝え、該オ
ーガを駆動する除雪機において、前記オーガを駆動する
ための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンからの動力をエンジ
ンの出力プーリより除雪部の入力プーリに伝え、該入力
プーリからブロワー及びオーガを駆動する除雪機は公知
となっている。例えば、図6に示すように、エンジンE
の出力軸21上には走行出力プーリ23aと除雪出力プ
ーリ23bを設け、エンジンEからの動力を除雪出力プ
ーリ23bよりベルト22を介してブロワー軸27上の
除雪入力プーリ25に伝え、該ブロワー軸27上の中途
部にはブロワー29を配置し、ブロワー軸27の先端に
はギアボックス30を介して駆動軸26a・26aに動
力を伝えて、オーガ26・26を駆動させる。その際、
駆動軸26a・26aとオーガ26・26のオーガパイ
プ33・33との間に、シャーボルト32・32を配設
し、前記オーガ26・26を駆動していた。また、図7
に示すように、駆動軸26a・26aとオーガパイプに
それぞれ駆動フランジ33a・33a・34・34を設
けて、該駆動フランジ33a・33a・34・34をシ
ャーボルト32・32で連結して駆動するようにしてい
た。
ンの出力プーリより除雪部の入力プーリに伝え、該入力
プーリからブロワー及びオーガを駆動する除雪機は公知
となっている。例えば、図6に示すように、エンジンE
の出力軸21上には走行出力プーリ23aと除雪出力プ
ーリ23bを設け、エンジンEからの動力を除雪出力プ
ーリ23bよりベルト22を介してブロワー軸27上の
除雪入力プーリ25に伝え、該ブロワー軸27上の中途
部にはブロワー29を配置し、ブロワー軸27の先端に
はギアボックス30を介して駆動軸26a・26aに動
力を伝えて、オーガ26・26を駆動させる。その際、
駆動軸26a・26aとオーガ26・26のオーガパイ
プ33・33との間に、シャーボルト32・32を配設
し、前記オーガ26・26を駆動していた。また、図7
に示すように、駆動軸26a・26aとオーガパイプに
それぞれ駆動フランジ33a・33a・34・34を設
けて、該駆動フランジ33a・33a・34・34をシ
ャーボルト32・32で連結して駆動するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述のような除
雪機では、駆動軸26a・26aからシャーボルト32
・32を介してオーガ26・26に動力を伝える構成で
あり、オーガ26・26の回転によって雪を中央に集め
て後方のブロアへ送り排雪するので、該オーガ26・2
6には、雪を中央に集める反力によって左右外方向へ力
がかかり、オーガ駆動フランジ34・34とオーガパイ
プの駆動フランジ33a・33aの取付面との間が開
き、シャーボルト32・32には剪断力だけでなく引っ
張り応力も掛かり、疲労で切れるという不具合があった
のである。
雪機では、駆動軸26a・26aからシャーボルト32
・32を介してオーガ26・26に動力を伝える構成で
あり、オーガ26・26の回転によって雪を中央に集め
て後方のブロアへ送り排雪するので、該オーガ26・2
6には、雪を中央に集める反力によって左右外方向へ力
がかかり、オーガ駆動フランジ34・34とオーガパイ
プの駆動フランジ33a・33aの取付面との間が開
き、シャーボルト32・32には剪断力だけでなく引っ
張り応力も掛かり、疲労で切れるという不具合があった
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、エンジンEからの動力をエンジ
ンの出力プーリ23aより除雪部の入力プーリ23bに
伝え、該入力プーリ23bからブロワー29及びオーガ
26・26を駆動する除雪機において、前記入力プーリ
よりオーガハウジング内に左右方向に配設したオーガ駆
動軸に動力を伝え、該オーガ駆動軸にオーガパイプを外
嵌し、前記オーガ駆動軸からオーガパイプにシャーボル
ト32を介して動力を伝達し、該シャーボルト32をオ
ーガ26の左右外側に配設したものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、エンジンEからの動力をエンジ
ンの出力プーリ23aより除雪部の入力プーリ23bに
伝え、該入力プーリ23bからブロワー29及びオーガ
26・26を駆動する除雪機において、前記入力プーリ
よりオーガハウジング内に左右方向に配設したオーガ駆
動軸に動力を伝え、該オーガ駆動軸にオーガパイプを外
嵌し、前記オーガ駆動軸からオーガパイプにシャーボル
ト32を介して動力を伝達し、該シャーボルト32をオ
ーガ26の左右外側に配設したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
図1は除雪機の全体側面図、図2は変速レバーの後面
図、図3は同じく左側面図、図4は本発明の除雪部の動
力伝達機構を示す平面図、図5は本発明のシャーボルト
の配設位置を示す部分正面図、図6は従来の除雪部の動
力伝達機構を示す平面図、図7は従来のシャーボルトの
配設位置を示す分解斜視図である。
図1は除雪機の全体側面図、図2は変速レバーの後面
図、図3は同じく左側面図、図4は本発明の除雪部の動
力伝達機構を示す平面図、図5は本発明のシャーボルト
の配設位置を示す部分正面図、図6は従来の除雪部の動
力伝達機構を示す平面図、図7は従来のシャーボルトの
配設位置を示す分解斜視図である。
【0006】まず、除雪機について図1により、全体構
成から説明する。本機Aは本機カバー1によって覆わ
れ、該本機カバー1内にエンジンEを内蔵して、上部に
はボンネット2を配設し、該ボンネット2の前部から排
気マフラー3を突出している。前記エンジンEの後方に
はバッテリーBを設置している。また、本機Aの前部に
は除雪部Dが連設され、該除雪部Dは最前部に雪掻き用
のオーガ26を覆うオーガハウジング8を配し、該オー
ガハウジング8の後部にはブロアを内設するブロアカバ
ー6を連設して該ブロアカバー6の上部より上方に投雪
シュート7を突設している。ブロアカバー6の下端には
除雪高さ調整板10を配設している。
成から説明する。本機Aは本機カバー1によって覆わ
れ、該本機カバー1内にエンジンEを内蔵して、上部に
はボンネット2を配設し、該ボンネット2の前部から排
気マフラー3を突出している。前記エンジンEの後方に
はバッテリーBを設置している。また、本機Aの前部に
は除雪部Dが連設され、該除雪部Dは最前部に雪掻き用
のオーガ26を覆うオーガハウジング8を配し、該オー
ガハウジング8の後部にはブロアを内設するブロアカバ
ー6を連設して該ブロアカバー6の上部より上方に投雪
シュート7を突設している。ブロアカバー6の下端には
除雪高さ調整板10を配設している。
【0007】該投雪シュート7の基部はブロアカバー6
に対して回動可能に設けられ、本機Aの後部に配設した
操作部Cでハンドルによる手動操作または、スイッチ操
作でモーターを駆動して回転できるようにしている。該
投雪シュート7の上端には上下に回動して投雪角度を調
節するシュートキャップ7aを設け、操作部Cで角度調
節できるようにしている。該操作部Cには操作パネル5
やハンドル4等を配置している。操作パネル5上にはア
クセルレバー45、走行変速レバー46、サイドクラッ
チレバー47、シュート旋回スイッチ49等を配置して
いる。前記ハンドル4の一側には除雪クラッチレバー、
他側に走行クラッチレバーを配置している。36はデッ
ドマンスイッチであり、オペレーターが走行クラッチレ
バーから手を放すとONしてエンジンを停止させるもの
である。
に対して回動可能に設けられ、本機Aの後部に配設した
操作部Cでハンドルによる手動操作または、スイッチ操
作でモーターを駆動して回転できるようにしている。該
投雪シュート7の上端には上下に回動して投雪角度を調
節するシュートキャップ7aを設け、操作部Cで角度調
節できるようにしている。該操作部Cには操作パネル5
やハンドル4等を配置している。操作パネル5上にはア
クセルレバー45、走行変速レバー46、サイドクラッ
チレバー47、シュート旋回スイッチ49等を配置して
いる。前記ハンドル4の一側には除雪クラッチレバー、
他側に走行クラッチレバーを配置している。36はデッ
ドマンスイッチであり、オペレーターが走行クラッチレ
バーから手を放すとONしてエンジンを停止させるもの
である。
【0008】前記走行変速レバー46には、図2、図3
に示すように、オーガ昇降レバー46aを設けており、
該走行変速レバー46を操作して除雪機の変速を行いな
がら、オーガ昇降レバー46aを上下方向へ回動して、
オーガ26の高さを調整する操作を片手で行うことがで
きる。このオーガ昇降レバー46aの配置構成は、例え
ば、走行変速レバー46が右側に配置されていれば、走
行変速レバー46の左側面に配置して、右手の親指で昇
降操作ができ、左側に配置されていれば走行変速レバー
46の右側面に配置して、左手の親指で昇降操作ができ
る。また、走行変速レバー46の上面にオーガ昇降レバ
ー46aを配置することもできる。よって、走行変速レ
バー46で変速操作しながらオーガ昇降レバー46aを
操作することができて、除雪作業を効率良く行えるので
ある。
に示すように、オーガ昇降レバー46aを設けており、
該走行変速レバー46を操作して除雪機の変速を行いな
がら、オーガ昇降レバー46aを上下方向へ回動して、
オーガ26の高さを調整する操作を片手で行うことがで
きる。このオーガ昇降レバー46aの配置構成は、例え
ば、走行変速レバー46が右側に配置されていれば、走
行変速レバー46の左側面に配置して、右手の親指で昇
降操作ができ、左側に配置されていれば走行変速レバー
46の右側面に配置して、左手の親指で昇降操作ができ
る。また、走行変速レバー46の上面にオーガ昇降レバ
ー46aを配置することもできる。よって、走行変速レ
バー46で変速操作しながらオーガ昇降レバー46aを
操作することができて、除雪作業を効率良く行えるので
ある。
【0009】また、走行クラッチレバーをデッドマン方
式とした場合には、作業時及び走行時は常に、一方の手
で走行クラッチレバーを握っている必要があるので、他
方の片手だけで微妙な変速操作とオーガ26・26の高
さ調整ができ、作業能率を向上することができる。
式とした場合には、作業時及び走行時は常に、一方の手
で走行クラッチレバーを握っている必要があるので、他
方の片手だけで微妙な変速操作とオーガ26・26の高
さ調整ができ、作業能率を向上することができる。
【0010】前記エンジンEの下方にはHST式変速装
置H及びミッションケースTとが配設されて、該ミッシ
ョンケースTの左右両側にファイナルケース19・19
を設けて、該ファイナルケース19・19より側方に駆
動スプロケット軸11・11を突出し、該駆動スプロケ
ット軸11・11上に駆動スプロケット13・13を固
設している。
置H及びミッションケースTとが配設されて、該ミッシ
ョンケースTの左右両側にファイナルケース19・19
を設けて、該ファイナルケース19・19より側方に駆
動スプロケット軸11・11を突出し、該駆動スプロケ
ット軸11・11上に駆動スプロケット13・13を固
設している。
【0011】前記駆動スプロケット軸11・11はクロ
ーラフレーム12の前部に支持され、該クローラフレー
ム12の後部にはアイドラ15・15が回転自在に支持
され、駆動スプロケット13とアイドラ15とをクロー
ラ16で巻回し、クローラ式走行装置を形成している。
ーラフレーム12の前部に支持され、該クローラフレー
ム12の後部にはアイドラ15・15が回転自在に支持
され、駆動スプロケット13とアイドラ15とをクロー
ラ16で巻回し、クローラ式走行装置を形成している。
【0012】前記本機カバー1内に配設されたエンジン
Eから前方に突出した出力軸21に出力プーリ23を固
設し、該出力プーリ23は二連プーリーに構成されて、
後部を走行出力プーリ23aに、前部を除雪出力プーリ
23bとしている。前記エンジンEの下方に配設したH
ST式変速装置Hの入力軸上にはHST入力プーリ24
が固設され、該HST入力プーリ24と前記走行出力プ
ーリ23aとの間にはベルトが巻回されて、駆動力を該
HST入力プーリ24を介してHST式変速装置Hに伝
えている。このHST式変速装置Hに伝えられた駆動力
は、HST式変速装置Hの後方に突出した出力軸から後
方に配設したミッションケースTに伝達され、前記ファ
イナルケース19を介して駆動スプロケット13を駆動
している。
Eから前方に突出した出力軸21に出力プーリ23を固
設し、該出力プーリ23は二連プーリーに構成されて、
後部を走行出力プーリ23aに、前部を除雪出力プーリ
23bとしている。前記エンジンEの下方に配設したH
ST式変速装置Hの入力軸上にはHST入力プーリ24
が固設され、該HST入力プーリ24と前記走行出力プ
ーリ23aとの間にはベルトが巻回されて、駆動力を該
HST入力プーリ24を介してHST式変速装置Hに伝
えている。このHST式変速装置Hに伝えられた駆動力
は、HST式変速装置Hの後方に突出した出力軸から後
方に配設したミッションケースTに伝達され、前記ファ
イナルケース19を介して駆動スプロケット13を駆動
している。
【0013】そして、前記ブロアカバー6とオーガハウ
ジング8の左右中央部には、前後方向に除雪部の入力軸
(ブロワー軸)27が回転自在に支持され、該ブロワー
軸27の後端はオーガハウジング8より後方に突出し
て、軸端上に除雪入力プーリ25が配置され、ブロワー
軸27と連結されている。前記除雪入力プーリ25と前
記除雪出力プーリ23bとの間にベルトが巻回されて、
エンジンEからの動力を除雪部Dに伝えられるようにし
ている。該ブロワー軸27の中途部上にはブロワー29
が固設され、該ブロワー29上方に前記投雪シュート7
が配置され、ブロワー軸27前端はギアボックス30に
挿入され、該ギアボックス30内のベベルギアを介して
オーガ26の駆動軸26aに動力を伝える構成としてい
る。
ジング8の左右中央部には、前後方向に除雪部の入力軸
(ブロワー軸)27が回転自在に支持され、該ブロワー
軸27の後端はオーガハウジング8より後方に突出し
て、軸端上に除雪入力プーリ25が配置され、ブロワー
軸27と連結されている。前記除雪入力プーリ25と前
記除雪出力プーリ23bとの間にベルトが巻回されて、
エンジンEからの動力を除雪部Dに伝えられるようにし
ている。該ブロワー軸27の中途部上にはブロワー29
が固設され、該ブロワー29上方に前記投雪シュート7
が配置され、ブロワー軸27前端はギアボックス30に
挿入され、該ギアボックス30内のベベルギアを介して
オーガ26の駆動軸26aに動力を伝える構成としてい
る。
【0014】次に本発明のシャーボルトの配設構成につ
いて、図4、図5により説明する。エンジンEの出力軸
21上には走行出力プーリ23aと除雪出力プーリ23
bを設け、エンジンEからの動力を除雪出力プーリ23
bよりベルト22を介してブロワー軸27上の除雪入力
プーリ25に伝え、該ブロワー軸27上の中途部にはブ
ロワー29を配置し、ブロワー軸27の先端にはギアボ
ックス30を介してオーガ26・26に動力を伝えるよ
うにしており、オーガ26・26の左右外側にシャーボ
ルト32・32を配設し、該シャーボルト32・32を
介してーガ26・26を駆動できるよう構成している。
いて、図4、図5により説明する。エンジンEの出力軸
21上には走行出力プーリ23aと除雪出力プーリ23
bを設け、エンジンEからの動力を除雪出力プーリ23
bよりベルト22を介してブロワー軸27上の除雪入力
プーリ25に伝え、該ブロワー軸27上の中途部にはブ
ロワー29を配置し、ブロワー軸27の先端にはギアボ
ックス30を介してオーガ26・26に動力を伝えるよ
うにしており、オーガ26・26の左右外側にシャーボ
ルト32・32を配設し、該シャーボルト32・32を
介してーガ26・26を駆動できるよう構成している。
【0015】即ち、前記オーガ26の駆動軸26a・2
6aは左右中央のギアボックス30より左右外側へ延設
されて、該駆動軸26a・26aの外側端の外周上にキ
ー溝26b・26bを形成している。その外周にオーガ
駆動フランジ34・34を外嵌し、キーを介して動力を
伝えるとともに、オーガ駆動フランジ34・34は若干
軸方向に摺動可能としている。前記駆動軸26a・26
aには、オーガパイプ33・33が外嵌されて、該オー
ガパイプ33・33の外端に駆動フランジ33a・33
aが形成されている。そして、該駆動フランジ33a・
33aと前記オーガ駆動フランジ34・34がシャーボ
ルト32・32・・・によって連結され、動力を伝える
構成としている。なお、前記オーガパイプ33・33の
外周に螺旋状のオーガ26・26が配設されている。
6aは左右中央のギアボックス30より左右外側へ延設
されて、該駆動軸26a・26aの外側端の外周上にキ
ー溝26b・26bを形成している。その外周にオーガ
駆動フランジ34・34を外嵌し、キーを介して動力を
伝えるとともに、オーガ駆動フランジ34・34は若干
軸方向に摺動可能としている。前記駆動軸26a・26
aには、オーガパイプ33・33が外嵌されて、該オー
ガパイプ33・33の外端に駆動フランジ33a・33
aが形成されている。そして、該駆動フランジ33a・
33aと前記オーガ駆動フランジ34・34がシャーボ
ルト32・32・・・によって連結され、動力を伝える
構成としている。なお、前記オーガパイプ33・33の
外周に螺旋状のオーガ26・26が配設されている。
【0016】このように構成することによって、駆動軸
26a・26aの外側よりシャーボルト32・32・・
・を介してオーガ26・26を駆動し、除雪時にはオー
ガ26の回転で雪を中央に集め、その反力によって、オ
ーガ26は外方向へ摺動しようとするが、シャーボルト
32・32を配置したフランジ34・33aは共に外側
へ移動しようとし、オーガハウジング8によって受け止
められて、引っ張り応力はかからず、シャーボルト32
・32には剪断力のみかかる。そして、駆動軸26a・
26aは長く構成されることによって、トーションバー
の役目を果たして、オーガ26に衝撃がかかってもその
負荷を緩和するようになり、剪断力も抑えられて、折損
事故を少なくでき、交換回数も減少できるのである。
26a・26aの外側よりシャーボルト32・32・・
・を介してオーガ26・26を駆動し、除雪時にはオー
ガ26の回転で雪を中央に集め、その反力によって、オ
ーガ26は外方向へ摺動しようとするが、シャーボルト
32・32を配置したフランジ34・33aは共に外側
へ移動しようとし、オーガハウジング8によって受け止
められて、引っ張り応力はかからず、シャーボルト32
・32には剪断力のみかかる。そして、駆動軸26a・
26aは長く構成されることによって、トーションバー
の役目を果たして、オーガ26に衝撃がかかってもその
負荷を緩和するようになり、剪断力も抑えられて、折損
事故を少なくでき、交換回数も減少できるのである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果が得られる。即ち、入力プーリより左右方
向に配設したオーガ駆動軸に動力を伝え、該オーガ駆動
軸にオーガパイプを外嵌し、前記オーガ駆動軸からオー
ガパイプにシャーボルトを介して動力を伝達し、該シャ
ーボルトをオーガの左右外側に配設したので、オーガの
回転によって雪を中央方向へ集め、その反力によってオ
ーガは外方向へ移動する力がかかるが、シャーボルトは
オーガの左右外側に配設されいるので、引っ張り応力は
かからず、負荷が軽減でき、また、オーガ駆動軸は長く
構成されてトーションバーの役目を果たして、衝撃を吸
収し、シャーボルトに掛かる衝撃を軽減して、シャーボ
ルトの寿命を長くして、折損の発生回数を減少でき、メ
ンテナンスも軽減することができたのである。また、オ
ーガ駆動軸よりキーを介してオーガパイプに動力を伝え
る場合にも、キーがオーガの外側位置に配置されて、キ
ーに掛かる力が減少され、キーやキー溝の折損事故も減
少することができるのである。
のような効果が得られる。即ち、入力プーリより左右方
向に配設したオーガ駆動軸に動力を伝え、該オーガ駆動
軸にオーガパイプを外嵌し、前記オーガ駆動軸からオー
ガパイプにシャーボルトを介して動力を伝達し、該シャ
ーボルトをオーガの左右外側に配設したので、オーガの
回転によって雪を中央方向へ集め、その反力によってオ
ーガは外方向へ移動する力がかかるが、シャーボルトは
オーガの左右外側に配設されいるので、引っ張り応力は
かからず、負荷が軽減でき、また、オーガ駆動軸は長く
構成されてトーションバーの役目を果たして、衝撃を吸
収し、シャーボルトに掛かる衝撃を軽減して、シャーボ
ルトの寿命を長くして、折損の発生回数を減少でき、メ
ンテナンスも軽減することができたのである。また、オ
ーガ駆動軸よりキーを介してオーガパイプに動力を伝え
る場合にも、キーがオーガの外側位置に配置されて、キ
ーに掛かる力が減少され、キーやキー溝の折損事故も減
少することができるのである。
【図1】除雪機の全体側面図である。
【図2】変速レバーの後面図である。
【図3】同じく左側面図である。
【図4】本発明の除雪部の動力伝達機構を示す平面図で
ある。
ある。
【図5】本発明のシャーボルトの配設位置を示す部分正
面図である。
面図である。
【図6】従来の除雪部の動力伝達機構を示す平面図であ
る。
る。
【図7】従来のシャーボルトの配設位置を示す分解斜視
図である。
図である。
D 除雪部 E エンジン 23a 出力プーリ 23b 入力プーリ 26・26 オーガ 29 ブロワー 32・32 シャーボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンからの動力をエンジンの出力プ
ーリより除雪部の入力プーリに伝え、該入力プーリから
ブロワー及びオーガを駆動する除雪機において、前記入
力プーリよりオーガハウジング内に左右方向に配設した
オーガ駆動軸に動力を伝え、該オーガ駆動軸にオーガパ
イプを外嵌し、前記オーガ駆動軸からオーガパイプにシ
ャーボルトを介して動力を伝達するとともに、該シャー
ボルトをオーガの左右外側に配設したことを特徴とする
除雪機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22173397A JPH1161762A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 除雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22173397A JPH1161762A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 除雪機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1161762A true JPH1161762A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16771405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22173397A Pending JPH1161762A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 除雪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1161762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2832927A1 (en) * | 2013-08-02 | 2015-02-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Auger snow blower |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22173397A patent/JPH1161762A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2832927A1 (en) * | 2013-08-02 | 2015-02-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Auger snow blower |
US9359735B2 (en) | 2013-08-02 | 2016-06-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Auger snow blower |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001279629A (ja) | 除雪機 | |
US7159343B2 (en) | Working machine | |
EP0798196B1 (en) | Working vehicle | |
JPH1161762A (ja) | 除雪機 | |
US2168866A (en) | Snow-removing device | |
JP4418389B2 (ja) | 除雪機 | |
JP2004360379A (ja) | 除雪機 | |
JP6128582B2 (ja) | 歩行型ブレード除雪機 | |
JP4247054B2 (ja) | 除雪機 | |
JPH10298939A (ja) | 除雪機の動力伝達機構 | |
JP3868393B2 (ja) | 除雪機の走行装置 | |
WO2023032213A1 (ja) | 除雪機のオーガ装置 | |
JP4317140B2 (ja) | 除雪機 | |
JP4172605B2 (ja) | 移動農機の駆動装置 | |
JP2004154048A (ja) | 草刈装置 | |
JP4494675B2 (ja) | 除雪機 | |
JP4303185B2 (ja) | 除雪機 | |
JP3771474B2 (ja) | 除雪機 | |
JP3817181B2 (ja) | 走行型芝刈機 | |
JP4261460B2 (ja) | 歩行型除雪機 | |
JP5544031B2 (ja) | 除雪機 | |
JP4433491B2 (ja) | 草刈機の伝動装置 | |
JP2000054335A (ja) | 除雪機 | |
JPH11200332A (ja) | 除雪機用スクレーパ | |
JP2022102620A (ja) | 作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040527 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060502 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060912 |