JP2000143667A - テトラアザポルフィリン誘導体、2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体、及びその製造方法 - Google Patents
テトラアザポルフィリン誘導体、2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体、及びその製造方法Info
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Abstract
有用な性能を有し、また太陽電池、光ディスク等の電子
デバイスとしても有効に利用できるテトラアザポルフィ
リン誘導体及びその製造方法並びにその合成中間体であ
る2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体を
提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)で表されるテトラアザ
ポルフィリン誘導体。 【化1】
Description
体に用いられる、光を照射したとき電荷担体を発生する
物質(以下「電荷発生物質」という)として有用な、新
規テトラアザポルフィリン誘導体、及びその合成中間体
である新規2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン
誘導体、並びに該テトラアザポルフィリン誘導体の製造
方法に関する。
感光体の光導電性素材として用いられているものにセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機物質がある、
ここにいう「電子写真方式」とは一般に、光導電性の感
光体をまず暗所で、例えぼコロナ放電によって帯電せし
め、次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択的に逸散
せしめて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔料などの
着色剤と高分子物質とから構成される検電微粒子(トナ
ー)で現像し可視化して画像を形成するようにした画像
形成法の一つである。このような電子写真法において感
光体に要求される基本的な特性としては、(1)暗所で
適当な電位に帯電できること、(2)暗所において電荷
の逸散が少ないこと、(3)光照射によって速やかに電
荷を散逸せしめうることなどがあげられる。
くの長所を持っていることと同時に、様々な欠点を持っ
ているのが現状である。例えば、セレン感光体は製造す
る条件が難しく、製造コストが高かったり、可撓性がな
いためにベルト状に加工することが難しく、熱や機械的
な衝撃に鋭敏なため取リ扱いに注意を要するなどの欠点
もある。硫化カドミウムや酸化亜鉛は、結合剤としての
樹脂に分散されて感光体として用いられているが、平滑
性、硬度、引っ張り強度、耐摩擦性などの機械的な欠点
があるためにそのままでは反復して使用することが出来
ない。
めにいろいろな有機物質を用いた電子写真感光体が提案
され、実用に供されているものもある。例えば、ポリ−
N−ビニルカルバゾールと2,4,7−トリニトロフル
オレン−9−オンとからなる感光体(米国特許第348
4237号明細書に記載)、ポリ−N−ビニルカルバゾ
ールをピリリウム塩系色素で増感してなる感光体(特公
昭48−25658号公報に記載)、有機顔料を主成分
とする感光体(特開昭47−37543号に記載)、染
料と樹脂とからなる共晶錯体を主成分とする感光体(特
開昭47−10735号公報に記載)などの増感方法か
ら分類されるその代表的なものである。
に形成し(電荷発生層)、この上に電荷輪送物質を主体
とする層(電荷輸送層)を形成した積層型の感光体が従
来の有機系の感光体に比べ高い感度を示すこと、及びそ
の材料のバリェーションの豊富さとから活発に研究がな
されている。
編集機能及び複合処理機能が要請されるようになってい
る。これに伴ってノンインパクトプリンター技術が展開
し、レーザープリンター、レーザーファクシミリ、デジ
タル複写機等に見られるデジタル方式に記録装置が広く
普及しつつある。前記デジタル方式の記録装置に用いら
れる光源としては、小型、安価、簡便さ等の点から、多
くは半導体レーザーが用いられているが、現在用いられ
ている半導体の発振波長は、600nm以上の波長領域
に限定されている。従って、これらの装置に用いられる
電子写真感光体としては、少なくとも600〜850n
mの波長領域に光感度を有することが要求される。
は、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、シアニン顔料、ア
ズレン顔料、スクアリウム顔料などが知られている。特
に、フタロシアニン顔料は、比較的長波長領域まで分光
吸収を持つと共に光感度を有し、また中心金属や結晶形
の種類によって様々なバリェーションが得られることか
ら、半導体レーザー用の電子写真感光体として盛んに研
究が行われている。これまでに知られているフタロシア
ニン顔料としては、ε型銅フタロシァニン、X型無金属
フタロシアニン、τ型無金属フタロシアニン、バナジル
フタロシアニン、チタニルオキシフタロシアニン(特開
平8−231869号公報、特開平5−66595号公
報、特公平8−13942号公報)、テトラアザポルフ
イリン誘導体(特開平2−29660号公報、登録特許
第2637487号)等が挙げられるが、未だ、感度、
帯電能、繰り返し耐久性等の点で充分満足するものが得
られていないのが実状である。
体における電荷発生物質の持つ欠点を除去した、特に電
子写真感光体用電荷発生物質として有用な新規なテトラ
アザポルフィリン誘導体、2,3−ジシアノベンゾ
[1,4]ジチイン誘導体、及び該テトラアザポルフィ
リン誘導体の型造方法を提供することを目的とする。
題を解決すべく鋭意検討した結果、特定のテトラアザポ
ルフィリン誘導体が、感度、帯電能、繰り返し耐久性等
の点で優れていることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
(I)
共有結合もしくは配位結合し得る原子または化合物を表
し、R1〜R4は同一または異なって、水素原子、低級ア
ルキル基、またはハロゲン原子を表す。)で表されるテ
トラアザポルフィリン誘導体が提供される。また、本発
明によれば、下記一般式(II)
級アルキル基、またはハロゲン原子を表す。)で表され
る2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体が
提供される。更に、本発明によれば、上記一般式(II)
で表される2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン
誘導体と、金属または金属含有化合物とを、アルコール
系溶媒中で反応させることを特徴とする、上記一般式
(I)で表されるテトラアザポルフィリン誘導体の製造
方法が提供される。
る。本発明の下記一般式(I)で表されるテトラアザポ
ルフィリン誘導体は、新規化合物であって、感度、帯電
能、繰り返し耐久性等に優れ、特に電子写真感光体用電
荷発生物質として有用である。
共有結合もしくは配位結合し得る原子または化合物を表
し、R1〜R4は同一または異なって、水素原子、低級ア
ルキル基、またはハロゲン原子を表す。)
ラアザポルフィリン誘導体において、該一般式(I)
中、Mは水素原子またはテトラアザポルフィリン誘導体
と共有結合もしくは配位結合し得る原子または化合物を
表し、例えば、水素原子、Ti、Co、Ni、Cu、A
l、V、In、Cr、Ga、Ge、Mg等の金属原子ま
たは、これらの酸化物もしくはフッ化物、塩化物、臭化
物、ヨウ化物などのハロゲン化物、水酸化物等を表す。
具体的には、水素原子、Ti=O、Co、Cu、AlC
l、V=O、InCl、Cr、GaCl、GaOH、な
どを挙げることができる。また、R1、R2、R3、R
4は、同一または異なっていてもよく、水素原子、低級
アルキル基またはハロゲン原子を表し、具体的には、水
素原子、また低扱アルキル基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、などの直鎖状ないし分岐
状のアルキル基を表し、更にまた、ハロゲン原子として
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子を表す。
テトラアザポルフィリン誘導体の具体例をM、R1〜R4
を示すことによって表1〜表2に示すが、これらに限定
されるものではない。
ラアザポルフィリン誘導体の合成中間体は、下記一般式
(II)で表される2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジ
チイン誘導体であり、該2,3−ジシアノベンゾ[1,
4]ジチイン誘導体も新規化合物である。
級アルキル基、またはハロゲン原子を表す。)
3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体におい
て、該一般式(II)中、R1、R2、R3、R4は、同一ま
たは異なっていてもよく、水素原子、低級アルキル基ま
たはハロゲン原子を表し、その具体例は前記一般式
(I)において例示したものと同様である。
ラアザポルフィリン誘導体は、例えば前記一般式(II)
で表される2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン
誘導体と金属または金属含有化合物とを、無溶媒、或い
は溶媒中で反応させることによって製造することができ
る。該金属としては、Ti、Co、Ni、Cu、Al、
V、In、Cr、Ga、Ge、Mg等が使用できる。ま
た、金属含有化合物としては、金属塩化物、アルコキシ
金属等が使用できる。これら金属及び金属含有化合物の
具体例としては、Ti(OC4H9)4、TiCl4、CuC
l2、AlCl3、VOCl3、GaCl3等が挙げられ
る。
しては、α−クロロナフタレン、ジクロロベンゼン、ト
リクロロベンゼン等のハロゲン系溶剤、ペンタノール、
オクタノール等のアルコール系溶剤、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミン系溶
剤、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼン等の芳香族系
溶媒等を使用することができる。これらの内、反応溶剤
としては、ペンタノール、オクタノール等のアルコール
系溶剤が、反応収率及び純度の点から好適に使用するこ
とができる。
ホルムアミド等のアミンの存在下、合成することも可能
である。反応温度は通常室温〜300℃で行い、特に1
00℃〜200℃で行うことが、反応収率及び純度の点
から好ましい。
るテトラアザポルフィリン誘導体は前記一般式(II)で
表される2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘
導体の代わりに、相当する酸無水物と金属塩化物、及
び、触媒として、尿素、ホルムアミド、モリブデン酸ア
ンモニウム等のアミンの存在下合成することも可能であ
る。反応は通常無溶媒か、α−クロロナフタレン、ジク
ロロベンゼン、トリクロロベンゼン等のハロゲン系溶
剤、ペンタノール、オクタノール等のアルコール溶剤、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン
等のアミン系溶剤、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼ
ン等の芳香族系溶媒の存在下で加熱することにより得る
ことができる。また、反応温度は通常室温〜300℃、
特に100〜250℃で行なうことが反応収率及び純度
の点から好ましい。
3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体は、例え
ば、下記反応式に従い、相当する1,2−ジハロベンゼ
ン化合物(III)と、ジメルカプトマロノニトリルジソ
ディウム塩(IV)とを、無溶媒か、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリドン等のアミン系溶剤、ジメチルスルホキシ
ド、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼン等の芳香族系
溶媒、或いは2−ブタノン、4−メチル−2−ペンタノ
ンなどのケトン系溶媒の存在下で得ることができる。
(ただし、1,2−ジハロベンゼン化合物(III)中、
Xは、臭素原子、あるいはヨウ素原子を表す。) また、必要に応じて、触媒として、鉄粉、銅粉、塩化
銅、酸化銅などの存在下合成することも可能である。反
応温度は通常室温〜150℃で行い、特に50℃〜12
0℃で行うことが、反応収率及び純度の点から好まし
い。
ラアザポルフィリン誘導体は、電子写真感光体用電荷発
生物質として有用であるばかりでなく、太陽電池、光デ
ィスク等の電子デバイスとしてエレクトロニクス分野で
好適に使用することが可能である。
れにより本発明の実施例の態様が限定されるものではな
い。
4]ジチインの合成) 1,2−ジヨードベンゼン24.7g(75mmo
l)、ジメルカプトマロノニトリルジソディウム塩9.
31g(50mmol)、銅粉0.5gをN,N−ジメ
チルホルムアミド100ml中、窒素気流下、70℃で
15時間、撹拌反応させた。反応終了後、反応混合物を
ろ過により不溶部を除去した濾液を、1000mlの水
に注ぎ、1,2−ジクロロエタンで抽出し、1,2−ジ
クロロエタン溶液を無水硫酸マグネシウムを加え、脱水
した。次に、ろ過により硫酸マグネシウムを除去し、
1,2−ジクロロエタンを留去した残査をトルエンを溶
媒としたシリカゲルカラムクロマトクラフィ処理をし粗
製の目的生成物7.96gを得た。この粗製の目的生成
物を1−ブタノールにより再結晶し、目的生成物7.2
0g(収率66.6%)を得た。図1にIRスペクトル
を示す。得られた目的生成物の化合物は、下記元素分
析、及びIRの結果から目的の2,3−ジシアノベンゾ
[1,4]ジチインであることが確認された。 融点:176.0〜176.5℃ C(%) H(%) N(%) 計算値(C10H14N2S2) 55.53 1.86 12.95 分析値 55.68 1.81 12.95
ウ素を1−ペンタノール80mlに加え、還流温度に加
熱、窒素気流下、2時間撹拌混合し、その後放冷した。
室温において実施例1により得られた2,3−ジシアノ
ベンゾ[1,4]ジチイン4.33g(20mmol)
を加え、還流下で5時間撹拌、反応させた。反応終了
後、熱時ろ過を行い、エタノール、イオン交換水によっ
て十分に洗浄を行い、乾燥し4.33g(収率97.5
%)のMgテトラアザポルフィリン誘導体を得た。得ら
れた該誘導体は下記元素分析の結果から、前記一般式
(I)において、R1〜R4;H、M;MgのMgテトラ
アザポルフィリン誘導体であることが確認された。 C(%) H(%) N(%) 計算値(C40H16S8Mg) 54.02 1.81 12.60 分析値 53.82 1.77 12.55
4.33gを少量ずつ、氷浴下5℃以下に保った硫酸5
00mlに加え、4時間撹拌混合した。混合溶液を氷浴
下5℃以下に保ったイオン交換水5000mlに注ぎ、
2時間撹拌し、一夜放置する。その後、ろ過を行い、エ
タノール、イオン交換水によって十分に洗浄を行い、乾
燥し3.47g(収率80%)の無金属テトラアザポル
フィリン誘導体を得た。図2にIRスペクトルを示す。
得られた該誘導体は下記元素分析、及びIRの結果から
前記一般式(I)において、R1〜R4;H、M;H2の
無金属テトラアザポルフィリン誘導体であることが確認
された。 C(%) H(%) N(%) 計算値(C40H18N8S8) 55.40 2.08 12.04 分析値 54.84 2.09 11.92
4]ジチイン誘導体4.33g(10mmol)、チタ
ニウムテトラ−n−ブトキシド3.40g(10mmo
l)、尿素0.6g(10mmol)を1−オクタノー
ル80mlに加え、窒素気流下、150℃で5時間撹
拌、反応させた。反応終了後、熱時ろ過を行い、エタノ
ール、水によって十分に洗浄を行い、乾燥し1.74g
(収率75%)の粗製チタニウムオキシテトラアザポル
フィリン顔料を得た。得られた粗製のチタニウムオキシ
テトラアザポルフィリン誘導体1.74gを、少量ず
つ、氷浴下5℃以下に保ったトリフルオロ酢酸52ml
に加え、4時間撹拌混合した。混合溶液を、氷浴下5℃
以下に保ったイオン交換水1040mlに注ぎ、2時間
撹拌し、一夜放置した。その後、ろ過を行い、エタノー
ル、イオン交換水によって十分に洗浄を行い、乾燥し
1.27g(収率55.5%)のチタニウムオキシテト
ラアザポルフィリン誘導体を得た。図3にIRスペクト
ルを示す。得られた該誘導体は下記元素分析、及びIR
の結果から前記一般式(I)において、R1〜R4;H、
M;TiOのチタニウムオキシテトラアザポルフィリン
誘導体であることが確認された。 C(%) H(%) N(%) 計算値(C40H16N18S8OTi) 51.72 1.74 12.06 分析値 51.40 1.69 11.97
を1重量部、ポリビニルブチラール樹脂(エスレックス
BLS:積水化学製)の2重量%酢酸ブチル溶液を50
部、酢酸n−ブチル49部を、2mmφのガラスビーズ
を用いたサンドミルにて2時間分散を行って、電荷発生
層塗布液を調整した。このように調整した塗布液を75
μmのアルミ蒸着PETベース上に塗布し、80℃、5
分間乾燥した膜厚0.2μmの電荷輸送層を形成した。
次に、下記構造式で表される電荷輸送物質60部、ポリ
カーボネート樹脂(ユーピロンZ200:三菱ガス化学
社製)60部、シリコンオイル(KF50、信越化学社
製)0.001部をジクロロメタン680部に溶解し、
電荷輸送層用塗工液を調製した。これを前記電荷発生層
上に塗布し、80℃で85分、110℃で10分間乾燥
して膜厚が20μmの電荷輸送層を形成し、応用例の電
子写真感光体を得た。
製の静電特性測定装置EPAS−8200を用い、−6
kVでコロナ放電を20秒行って帯電せしめ、続いて2
0秒暗減衰させた後の表面電位V0(V)、20ルック
スの光照射後、V0が1/2になるのに必要な露光量E
1/2(lux・sec)を測定した。その結果、V0=−
603V、E1/2=61.8lux・secであった。
トラアザポルフィリン誘導体は、前記のように簡単な操
作で、容易に製造することができ、電子写真感光体の電
荷発生物質としても極めて優れた性能を示すものであ
る。また、該誘導体は太陽電池、光ディスク等の電子デ
バイスとしても有効に利用することができる。更に、本
発明の前記一般式(II)で表される2,3−ジシアノベ
ンゾ[1,4]ジチイン誘導体は、上記テトラアザポル
フィリン誘導体を工業的に有利に製造するための有用な
中間体である。
トル図。
トル図。
トル図。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、Mは水素原子またはテトラアザポルフィリンと
共有結合もしくは配位結合し得る原子または化合物を表
し、R1〜R4は同一または異なって、水素原子、低級ア
ルキル基、またはハロゲン原子を表す。)で表されるテ
トラアザポルフィリン誘導体。 - 【請求項2】 下記一般式(II) 【化2】 (式中、R1〜R4は同一または異なって、水素原子、低
級アルキル基、またはハロゲン原子を表す。)で表され
る2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体。 - 【請求項3】請求項2記載の一般式(II)で表される
2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体と、
金属または金属含有化合物とを、アルコール系溶媒中で
反応させることを特徴とする、請求項1記載の一般式
(I)で表されるテトラアザポルフィリン誘導体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312312A JP2000143667A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | テトラアザポルフィリン誘導体、2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体、及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312312A JP2000143667A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | テトラアザポルフィリン誘導体、2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体、及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000143667A true JP2000143667A (ja) | 2000-05-26 |
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ID=18027740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10312312A Pending JP2000143667A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | テトラアザポルフィリン誘導体、2,3−ジシアノベンゾ[1,4]ジチイン誘導体、及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000143667A (ja) |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP10312312A patent/JP2000143667A/ja active Pending
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