JP2000142244A - センターコンソール構造 - Google Patents
センターコンソール構造Info
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- JP2000142244A JP2000142244A JP10319079A JP31907998A JP2000142244A JP 2000142244 A JP2000142244 A JP 2000142244A JP 10319079 A JP10319079 A JP 10319079A JP 31907998 A JP31907998 A JP 31907998A JP 2000142244 A JP2000142244 A JP 2000142244A
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Abstract
ルの機能の低下を抑えつつハーネス接続用電気部品が装
備できるセンターコンソール構造を提供する。 【解決手段】本発明のセンターコンソール構造は、分割
されたセンターコンソール本体2、コンソールボックス
3のうち、センターコンソール本体2側において、コン
ソールボックス3に形成してあるボックス部25の縦壁
25aの周囲で、かつ接続口部31がボックス部25へ
向くようにソケット用コネクタ30を固定し、このソケ
ット用コネクタ30の接続口部31を、ボックス部25
の縦壁25aに形成した切欠部37を通して、ボックス
部25内に臨ませたことにより、ハーネス36の余長を
必要とせずに、ハーネス接続用電気部品、すなわちソケ
ット用コネクタ30が組み付けられるようにしたことに
ある。
Description
に用いられるセンターコンソール構造に関する。
電源の供給が受けられるよう、ソケット用コネクタ(電
気部品に相当)を装備することが行なわれている。
車の車内で携帯電話、携帯型コンピュータ、テレビなど
といった電気機器が長時間、使用できる。
転席/助手席に着座している人が使用するケースが多
い。
度は少ないものの、使い勝手が求められるので、運転
席、助手席の近くで、しかも後席に着座している人にも
利用できる場所に据え付けるのが望ましい。
席にも近く、後席にも近い場所として、運転席と助手席
との間に据え付けられているセンターコンソールにソケ
ット用コネクタを取り付けることが考えられる。ソケッ
ト用コネクタは車体から延びるハーネスにつながる電気
部品である。
レバーやパーキングブレーキが組み込まれるだけでな
く、小物を収容するためのコンソールボックス、飲み物
が入ったカップなどを置く置台など使用頻度の高い部分
が形成してあるので、センタコンソールの上面部でソケ
ット用コネクタの取付スペースを確保するのは難しい。
しかも、センターコンソールの両側は運転席/助手席で
挟まれているので、両側面は取付部分として利用できな
い。そのうえ、センターコンソールの後席に向く後面
は、後席に着座している人の脚が当たりやすい部分なの
で、ソケット用コネクタの取付場所には不適である。
は、センターコンソールを避けた場所、例えば車室内の
リヤ側の壁面などに組み込むことが行なわれている。
地点は、運転席/助手席から遠いので使い勝手が悪く、
運転席/助手席、さらには後席からも利用できる電気部
品の設置が行える技術が望まれている。
で、その目的とするところは、センターコンソールに、
同コンソールの機能の低下を抑えつつ、ハーネス接続用
電気部品の装備ができるセンターコンソール構造を提供
することにある。
に請求項1に記載したセンターコンソール構造は、車体
に据え付けられ上面に開口部をもつセンターコンソール
本体と、開口部を塞ぎながらセンターコンソール本体の
内部に挿入されるボックス部を有しセンターコンソール
本体の上面に着脱可能に組み付くコンソールボックスと
で構成される分割式構造のセンタコンソールを用い、被
操作部を有し車体から延びるハーネスにつながるハーネ
ス接続用電気部品を、ボックス部の縦壁の周囲で、被操
作部がボックス部へ向くようセンターコンソール本体側
に固定し、このハーネス接続用電気部品の被操作部を、
ボックス部の縦壁に形成した開口を通してボックス部内
に配置させるようにした。
低下させるような変更をきたさず、また外部から無用な
干渉を受けずにすむよう、センターコンソールにハーネ
ス接続用電気部品が設置され、運転席からも助手席から
も、さらには後席からも使用できるハーネス接続用電気
部品の設置ができる。
ハーネス接続用電気部品との組み合せにより、コンソー
ルボックスの着脱の際、ハーネス接続用電気部品につな
がるハーネスはセンターコンソール本体内から引き出さ
れずにすむので、ハーネスの余長を必要とせずに、コン
ソールボックスの組み付けを行なうことができる。
示す一実施形態にもとづいて説明する。
ア中央に形成してあるバックボーンA(車体を構成する
部分)に据え付けたセンターコンソールの外観を示して
いる。
に示されるようにバックボーンAに固定されたセンター
コンソール本体2と、このセンターコンソール本体2か
ら分割されたコンソールボックス3とを組み合せた2分
割式構造が用いてある。
ターコンソール本体2は、車体前後方向に延びる箱形に
形成してあり、上面の前部分からは、同部分に形成して
ある通孔(図示しない)を通じて、変速機(図示しな
い)のシフトレバー10が突き出ている。またセンター
コンソール本体2の一側部には、パーキングブレーキレ
バー11が配設してある。なお、パーキングブレーキレ
バー11を回動自在に自在に支持するシャフト11aに
は、駐車ブレーキ装置(図示しない)からバックボーン
A、センターコンソール本体2内を挿通するパーキング
ブレーキケーブル12が接続してあり、パーキングブレ
ーキレバー11を反時計回りにレバー操作すると、駐車
ブレーキ装置を作動させ、例えば後車輪に制動力を与え
るようにしてある。またセンターコンソール本体2の上
面には、パーキングブレーキケーブル端の固定部分の調
整が外部から行えるよう、例えばシフトレバー10の近
くから後端部までの部分を開口させてある。
コンソール本体2の上面の開口部22を覆う外形に形成
してあるプレート部23を有している。このプレート部
23の例えば外周各部には、開口部2の開口縁と係脱自
在な係止爪(図示しない)が形成してある。このプレー
ト部23の前部側には例えば飲み物が入ったカップを置
く置台24が形成してある。またプレート部23の後部
側には、プレート部23の下方へ凹陥するボックス部2
5が形成してある。
23の外周縁部と開口部22の外周縁とが重なるように
プレート部23の全体をセンターコンソール本体2の上
面に載せて係止爪(図示しない)で係合固定することに
より、センターコンソール本体2の上面に着脱可能に固
定してある。そして、この際、ボックス部25が開口部
22へ挿入され、センターコンソール本体2の上面にボ
ックス部25を組み付けている。このボックス部25に
よってセンターコンソール1の上面に小物を収容する部
分を構成している。
ボックス3の縦壁、詳しくはボックス部25の縦壁に、
本発明の要部となるACC(アクセサリー)のソケット
用コネクタ30(本願のハーネス接続用電気部品に相
当)が組み付けてある(図2〜図4に図示)。
いて説明すれば、図3中13はセンターコンソール本体
2内の底側に形成された支持部である。支持部13は、
例えば図2に示されるようにセンターコンソール本体2
内の底部側に幅方向間に渡る例えば断面L字形の横桟部
材14を形成してなる。なお、14aは横桟部材14の
端部を支持している支持片を示す。この横桟部材14
は、センターコンソール本体2内の装着されたボックス
部25の前部壁25a(車体前後方向の前側に配置され
る壁)の下部外周にならうようにして形成してある。な
お、横桟部材14の側面は、図2に示されるようにボッ
クス部25の前部壁25aに向いている。この横桟部材
14の例えば端寄りの地点に、電気部品、例えばソケッ
ト用コネクタ30が固定してある。詳しくは、ソケット
用コネクタ30は、先端に各種電気機器のソケットPが
接続可能な接続口部31をもつコネクタ本体32から構
成してあり、このコネクタ本体32の後端部が横桟部材
14の側壁に形成した通孔14bに差し込まれる。そし
て、コネクタ本体32の差込端を締結具33,34に締
結することにより、図2に示されるようにコネクタ本体
32、すなわちソケット用コネクタ30を横桟部材14
に固定してある。これにより、ソケット用コネクタ30
は、ボックス部25の周囲で、接続口部31が同ボック
ス部25に向くように、センターコンソール本体2に固
定される。ここで、ソケット用コネクタ30の接続口部
31は、外部からの接続操作で各種電気機器のソケット
Pが接続されるので、本願は、同部分を被操作部に相当
し、またソケットPをソケット用コネクタ30に嵌合
(接続)する作業を外部からの操作として含むものとし
て扱っている。なお、ソケット用コネクタ30は若干、
上向きになる姿勢で取り付けてあり、また接続口部31
の先端の接続口(図示しない)は、上側を回動支点とし
た上下回動式のカバー35で覆ってある。
子部には、車体(図示しない)から延びるハーネス、す
なわちセンターコンソール本体2内を通して車体に配線
してある給電装置(図示しない)からのハーネス36が
接続されている。
るボックス部25の前部壁25aの下段には、図3に示
されるように底壁から連続する切欠部37(本願の開口
に相当)が形成してある。この切欠部37は、横桟部材
14に取り付けたソケット用コネクタ30の先端部を逃
がすような形状ならびに大きさで形成してある。つま
り、ソケット用コネクタ30を取り付けてから、ボック
ス部25、すなわちコンソールボックス3をセンターコ
ンソール本体2に組み付けると、図2および図4に示さ
れるようにソケット用コネクタ30の接続口部31が、
前部壁25aの切欠部37を通して、ボックス部25内
に臨むようにしてある。これにより、ソケット用コネク
タ30の接続口部31は、ボックス部25の前部壁25
aに対して所定に配置される。つまり、ボックス部25
内、すなわちコンソールボックス3内で接続作業を行え
ば、図2中の二点鎖線の如く各種電気機器のソケットP
がソケット用コネクタ30の接続口部31に接続される
ようにしてある。
クス3)の縦壁25aにソケット用コネクタ30を組み
付ける構造だと、今まで活用されていなかった縦壁25
aがそのまま電気部品、すなわちソケット用コネクタ3
0を取り付けるスペースとして活用できるので、ソケッ
ト用コネクタ30の取り付けに際し、センターコンソー
ル1の各部分のレイアウトを変更させるようなことはな
くなる。つまり、センタコンソール1の機能の低下が抑
えられる。しかも、ボックス部25の周壁がソケット用
コネクタ30の周りを囲うので、外部から無用な干渉を
受けることはなく、良好な環境でのソケット用コネクタ
30の設置が実現される。
には後席からも使用できるようにソケット用コネクタ3
0が設置できる。しかも、コネクタ非使用時、ソケット
用コネクタ30を囲むボックス部25の周りの壁がソケ
ット用コネクタ30を隠すので、使用頻度の低い電気部
品が目立たなくなり、センターコンソール1の見栄えの
点でも優れる。
が容易に行えるよう、車体に固定されるセンターコンソ
ール本体2と同本体2に組み付くセンターコンソールボ
ックス3とに分割したセンターコンソール1は、ソケッ
ト用コネクタ30を、接続口部31(被操作部)がボッ
クス部25へ向くよう、センターコンソール本体2側に
固定してハーネス36に接続し、このソケット用コネク
タ30の接続口部31を、ボックス部25の縦壁25a
に形成した切欠部37(開口)を通じてボックス部25
内に配置させた構造の採用により、ハーネス36の余長
を必要とせずに、ソケット用コネクタ30の組み付ける
ことができる。
用コネクタが固定され、さらに同ソケット用コネクタに
ハーネスが接続されているとすると、パーキングブレー
キレバー11を調整すべく、コンソールボックスをセン
ターコンソール本体から取り外すと、ソケット用コネク
タに接続されているハーネスがセンターコンソール本体
から引き出される。この引き出されたハーネスは、調整
を終えてコンソールボックスをセンターコンソール本体
に組み付ける際、再びセンターコンソール本体内へ戻す
が、戻す際、この戻すハーネス部分、つまりハーネスの
余長が、センターコンソール本体を挿通しているパーキ
ングブレーキケーブルと絡みあうおそれがある。
ンターコンソール本体32側に固定し、同ソケット用コ
ネクタ30の接続口部31をボックス部25の切欠部3
7から内部に臨ませる構造だと、車体から延びているハ
ーネス36はセンターコンソール本体2に固定のソケッ
ト用コネクタ30に接続されるだけであるから、パーキ
ングブレーキレバー11を調整すべく、コンソールボッ
クス3をセンターコンソール本体2から取り外しても、
ハーネス36が引き出されない、すなわちトラブルをも
たらすハーネス36の余長は発生せずにすむ。
設置構造が実現できる。
源の供給をもたらすソケット用コネクタをハーネス接続
用電気部品として適用した例を挙げたが、これに限ら
ず、他の車体から延びるハーネスに接続されるハーネス
接続用電気部品、例えば使用頻度の低い電気スイッチな
どといった電気部品の設置に適用してもよい。
明によれば、活用されていなかったコンソールボックス
の縦壁がそのままハーネス接続用電気部品を取り付ける
スペースとして活用できるので、同電気部品の取り付け
に際し、センタコンソールの機能の低下をきたすような
センターコンソール構造の変更はない。しかも、コンソ
ールボックスの周りの縦壁がハーネス接続用電気部品の
周りを囲うので、外部から無用な干渉を受けずにすみ、
良好な環境での同電気部品の設置が実現でき、運転席か
らも助手席からもさらには後席からも使用できる同電気
部品の設置ができる。加えて、同電気部品の非使用時
は、該電気部品を囲む壁が同電気部品を隠すので、使用
頻度の低い電気部品の設置には好適である。
とハーネス接続用電気部品との組み合せにより、コンソ
ールボックスの着脱の際、ハーネス接続用電気部品につ
ながるハーネスはセンターコンソール本体内から引き出
されずにすむので、ハーネスの余長を必要とせずに、コ
ンソールボックスの組み付けを行なうことができる。
を説明するための斜視図。
りの構造を示す断面図。
めの分解斜視図。
に固定された状態を説明するための分解斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に据え付けられ上面に開口部が形成
されてなるセンターコンソール本体と、前記開口部を塞
ぎながら前記センターコンソール本体の内部に挿入され
るボックス部を有してなり前記センターコンソール本体
の上面に着脱可能に組み付くコンソールボックスとを有
する分割式構造のセンターコンソールと、 車体から延びるハーネスにつながり、かつ外部から操作
を受ける被操作部を有するハーネス接続用電気部品とを
有し、 前記ハーネス接続用電気部品が、前記ボックス部の縦壁
の周囲で、前記被操作部が前記コンソールボックスに向
くよう、前記センターコンソール本体に固定され、 このハーネス接続用電気部品の被操作部が、前記ボック
ス部の縦壁に形成した開口を通じて、前記ボックス部内
に配置されることを特徴とするセンターコンソール構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31907998A JP3475817B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | センターコンソール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31907998A JP3475817B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | センターコンソール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000142244A true JP2000142244A (ja) | 2000-05-23 |
JP3475817B2 JP3475817B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=18106274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31907998A Expired - Fee Related JP3475817B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | センターコンソール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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-
1998
- 1998-11-10 JP JP31907998A patent/JP3475817B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3475817B2 (ja) | 2003-12-10 |
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