JPH11252232A - 電話機ホルダー - Google Patents

電話機ホルダー

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Publication number
JPH11252232A
JPH11252232A JP10053694A JP5369498A JPH11252232A JP H11252232 A JPH11252232 A JP H11252232A JP 10053694 A JP10053694 A JP 10053694A JP 5369498 A JP5369498 A JP 5369498A JP H11252232 A JPH11252232 A JP H11252232A
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JP
Japan
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holder
telephone
fixed
main body
screw hole
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10053694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Yoshito Sakai
義人 酒井
Masashi Sugimoto
雅司 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness System Technologies Research Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内に不都合なく好適な姿勢で電話機ホル
ダーの取付ができるようにする。 【解決手段】 携帯電話機が挿入されるホルダー本体1
0と、このホルダー本体10に結合されるホルダー側部
材30及び車室内の適所に固定される固定側部材20を
有するホルダー取付部材とを備え、上記ホルダー側部材
30に結合されるホルダー本体10の位置と上記固定側
部材20との相対位置が可変となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内での携帯
電話機の使用および保管に供される電話機ホルダーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話機の普及に伴い、自動車
内での携帯電話機の使用および保管(例えばハンズフリ
ー)を行うための車載用電話機ホルダーの開発が進めら
れている。このような電話機ホルダーとしては、携帯電
話機が挿脱される中空状のホルダー本体に電話機接続用
のコネクタを設け、当該ホルダー本体内に挿入された携
帯電話機が上記コネクタを介して車両側回路に接続され
るように構成したもの等の開発が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現状の車両では、上記
電話機ホルダーを設置するための部位は特別に設けられ
ておらず、電話機ホルダーの取付は容易でない。しか
も、車室内の構造は車種などによって著しく異なってい
るため、仮に一つの車種で取付ができるように電話機ホ
ルダーを構成しても、当該電話機ホルダーが他の車種で
取付ができるとは限らず、これが汎用性向上の大きな妨
げとなっている。ましてや、電話機ホルダーの向きや位
置を好適な向きや位置(具体的には運転者が携帯電話機
を挿脱しやすい向きや位置)に合わせながらこれを取付
けるといったことはきわめて困難である。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、車室内にそ
の構造に適応して好適な姿勢で取付ができる電話機ホル
ダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車室内に設置され、携帯電話
機を着脱可能に保持する電話機ホルダーであって、携帯
電話機挿入空間をもつ中空状のホルダー本体と、このホ
ルダー本体に結合される結合部及び車室内の適所に固定
される固定部を有するホルダー取付部材とを備えるとと
もに、上記結合部に結合されるホルダー本体の位置と上
記固定部との相対位置が可変となるように上記ホルダー
取付部材を構成したものである。
【0006】この構成によれば、ホルダー取付部材の固
定部を車室内の適所に固定し、結合部にホルダー本体を
取付けることにより、ホルダー取付部材を介してホルダ
ー本体を車室内に据え付けることができる。しかも、上
記結合部に結合されるホルダー本体と固定側部材との相
対位置を適宜調節することにより、車室内の構造に適応
した取付ができ、また、ホルダー本体を良好な姿勢にす
ることができる。
【0007】上記相対位置調節を可能にするには、例え
ば、上記ホルダー取付部材として、上記ホルダー本体に
結合されるホルダー側部材と、車室内の適所に固定され
る固定側部材とを備え、これらホルダー側部材と固定側
部材とが相対位置調節可能に連結されるように構成すれ
ばよい。
【0008】この場合、上記固定側部材に上記ホルダー
側部材が高さ位置調節可能に連結されるようにしてもよ
いし、上記固定側部材に上記ホルダー側部材が角度位置
調節可能に連結されるようにしてもよい。また、上記ホ
ルダー側部材を予め設定された複数の位置のうちの任意
の位置で固定側部材に係止する係止手段を備えれば、当
該係止によって固定側部材とホルダー側部材との相対位
置関係を確実に固定できる。
【0009】また、上記相対位置調節を可能にするに
は、上記結合部に対するホルダー本体の結合位置が可変
となるようにこれら結合部及びホルダー本体を構成する
ようにしてもよい。
【0010】例えば、上記ホルダー本体に第1のねじ孔
と第2のねじ孔とを設け、上記結合部に上記第1のねじ
孔に螺合されるボルトが挿通される第1のボルト挿通孔
と上記第2のねじ孔に螺合されるボルトが挿通される第
2のボルト挿通孔とを設けるとともに、第2のボルト挿
通孔を第1のボルト挿通孔を中心とする円弧状の長孔と
すれば、当該円弧状の長孔の範囲内で結合部に対するホ
ルダー本体の角度位置の調節が可能となるし、上記ホル
ダー本体にねじ孔を設け、上記結合部に上記ねじ孔に螺
合されるボルトが挿通されるボルト挿通孔を設けるとと
もに、上記ねじ孔、ボルト挿通孔の少なくとも一方を高
さ方向に異なる複数の位置に設けるようにすれば、結合
部に対するホルダー本体の高さ位置の調節が可能とな
る。
【0011】また、上記ホルダー取付部材の結合部と固
定部との間の少なくとも一部を変形可能に構成するよう
にしても、当該変形によってホルダー本体と固定側部材
との相対位置関係を調節することが可能である。
【0012】本発明では、上記固定部に、当該固定部が
車室内の所定部位に固定された状態で当該所定部位の表
面と接触するクッション材を固定するようにすれば、車
両走行時の振動等に起因して異音が発生したり、ホルダ
ー取付部材が車両取付箇所の表面部分を傷つけたりする
のを未然に防止することができる。
【0013】また、上記ホルダー取付部材に着脱可能に
装着され、当該装着状態で当該ホルダー取付部材の少な
くとも一部を覆う保護部材を備えれば、ホルダー取付部
材の保護、及び、このホルダー取付部材との接触による
車両部分の損傷の回避ができるとともに、ホルダー取付
部材については共通化を図りながら、保護部材のみその
形状や色彩を変えることにより、ユーザーの好みに合っ
たデザインを提供できる等の利点が得られるようにな
る。
【0014】本発明において、固定部の具体的な構造や
固定箇所は適宜設定が可能である。
【0015】具体的に、上記固定部が、車室内の内装材
の端部を表裏両側から挟み込むことにより当該内装材に
固定されるようにすれば、車室内に特別なホルダー設置
個所を設けなくても、車室内に配された内装材(例えば
センターコンソールの側壁)を巧みに利用して電話機ホ
ルダーを不都合なく設置することができる。
【0016】この場合、上記固定部としては、内装材の
端部を表裏両側から囲む形状のベース部材と、このベー
ス部材に設けられたねじ孔を当該ねじ孔と螺合した状態
で貫通し、上記内装材の表側から回転操作を受けること
により内装材に圧接して上記ベース部材とで内装材を挟
み込む可動部材とを備えたものが、好適である。この構
造によれば、内装材の表側すなわち車室側から可動部材
を回転操作するだけで、固定部の固定が可能になる。
【0017】また、上記固定部が車両用シートの上部に
固定されるもようにし、当該車両用シートの背もたれ部
に沿う形状に変形可能となるように上記ホルダー取付部
材を構成すれば、種々の車両用シートの背もたれ部に電
話機ホルダーを取付けることが可能になる。
【0018】また、本発明において、上記ホルダー本体
と上記ホルダー取付部材の結合部とを着脱可能に構成す
れば、携帯により適した電話機ホルダーの提供が可能に
なる。
【0019】さらに、上記ホルダー本体に、上記結合部
と係合される複数の係合部を設ければ、これらの係合部
の選択によって、結合部に対するホルダー本体の結合位
置を調節することが可能になる。
【0020】また、共通のホルダー本体に複数種のホル
ダー取付部材の結合部が結合可能となるように当該ホル
ダー本体を構成すれば、ホルダー本体には共通のものを
用いながら、その取付状態のバリエーションを広げるこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図15に基づいて説明する。この実施の形態では、図
1〜図12に示される第1の取付状態と、図13〜図1
5に示される第2の取付状態とが選択できる電話機ホル
ダーを示す。
【0022】第1の取付状態図1において、50は車室
前部中央に配置されたセンターコンソールであり、この
センターコンソール50の助手席側の側壁51に同図一
点鎖線に示すホルダー取付部材を介してホルダー本体1
0が取付けられている。
【0023】図2に示すように、ホルダー本体10は、
上から携帯電話機Tが挿入される携帯電話機挿入口11
を有し、底部には図略のホルダーコネクタが設けられて
おり、上記携帯電話機挿入口11からホルダー本体10
内に挿入された携帯電話機Tが上記ホルダーコネクタに
結合され、このホルダーコネクタを介して車両側の回路
に接続されるようになっている。このホルダー本体10
の背面下部には、図14に示すような上下一対のねじ孔
13,14が設けられ、背面上部には、左右被係止爪対
15A,15Bが上下2段に並べて形成されている。
【0024】ホルダー取付部材は、図3に示すような固
定側部材20、ホルダー側部材30、及び保護部材40
を備え、固定側部材20は、ベース部材21、スライド
保持壁22、押え板23、ゴムシート24、及び操作ね
じ25を備えている。
【0025】図5に示すように、ベース部材21は、前
記センターコンソール50の助手席側側壁51を下側及
び表裏両側(図5では左右両側)から覆う略コ字状の断
面形状を有している。このベース部材21の表側側壁中
央にはねじ孔21aが貫設され、その左右両側には.ね
じ孔21bが貫設されている。また、裏側側壁中央に
は、組立作業用の貫通孔21cが設けられている。
【0026】上記ねじ孔21aには、表側から操作ねじ
25が螺合、挿入可能となっており、この操作ねじ25
の先端部に押え板23及びゴムシート24が取付けられ
ている。詳しくは、操作ねじ25の先端部に圧入孔25
aが設けられる一方、押え板23及びゴムシート24の
中央に上記圧入孔25aよりも大径の貫通孔23a,2
4aがそれぞれ設けられており、これら貫通孔23a,
24aに大径頭部27aをもつピン27を裏側から挿通
して上記圧入孔25a内に圧入固定することにより、押
え板23及びゴムシート24が操作ねじ25の先端部に
止められている。そして、上記ゴムシート24とベース
部材21の裏側側壁との間にセンターコンソール側壁5
1を挟み込んだ状態で操作ねじ25を表側から回転操作
し、ゴムシート24を側壁51の表側面に押付ける(す
なわちゴムシート24とベース部材21の裏側側壁とで
側壁51の下部を挟み付ける)ことにより、当該側壁5
1の下部にベース部材21が固定されるようになってい
る。
【0027】スライド保持壁22は、左右一対の側壁2
2bと、これら側壁22bの上部同士をつなぐ背壁22
aとを一体に有し、両側壁22bの下部には、前記ベー
ス部材21の左右のねじ孔21bに対応する貫通孔をも
つ連結部22dが形成されている。そして、上記各貫通
孔に固定ねじ26を表側から挿通して上記各ねじ孔21
bのねじ孔に螺合挿入し、締め付けることにより、各連
結部22dがベース部材21の表側側壁の左右両側部に
連結、固定され、これによりスライド保持壁22が立直
状態で保持されるようになっている。さらに、このスラ
イド保持壁22の背壁22aの背面には、ゴムスポンジ
等からなるクッション材29が貼り付けられ、ベース部
材21がセンターコンソール50の側壁51に固定され
た状態で上記クッション材29が側壁51の表面に接触
するようになっている。そして、このスライド保持壁2
2の左右両側壁22bの間に、ホルダー側部材30が上
下方向にスライド可能に保持されるようになっている。
【0028】ホルダー側部材30は、基板31と、この
基板31の左右両縁部から後方に突出する形状の左右両
側壁32とを有している。基板31の下部中央には、上
記操作ねじ25との干渉を避けるための切欠31aが形
成され、片側の側壁32には、被係止部である複数の切
欠32aが上下に並べて形成されている。
【0029】一方、前記スライド保持壁22の左右両側
壁22bの内側面にはレール22cが形成され、両レー
ル22cに板状のホルダー側部材30の左右両側部が上
から差し込まれることにより、このホルダー側部材30
がスライド保持壁22に上下方向にスライド可能に保持
されるようになっている。さらに、片側側壁22bの上
部には、これを水平方向に貫通するねじ孔22eが設け
られ、このねじ孔22eに係止ねじ28を螺合、挿通し
て任意の切欠32aに嵌入することにより、その高さ位
置でホルダー側部材30をスライド保持壁22側に係止
できるようになっている。すなわち、固定側部材20に
対するホルダー側部材30の相対的な高さ位置を自由に
調節できるようになっている。
【0030】ホルダー側部材30における基板31の上
部には、上下に並ぶ2つのボルト挿通長孔33A,33
Bが設けられ、これらの下方には、同じく上下に並ぶ2
つのボルト挿通孔34A,34Bが設けられており、各
ボルト挿通長孔33A,33Bはそれぞれボルト挿通孔
34A,34Bを中心とする円弧状に形成されている。
そして、ボルト挿通長孔33A及びボルト挿通孔34
A、もしくは、ボルト挿通長孔33B及びボルト挿通孔
34Bに上下一対のボルト35,36を通してホルダー
本体10の裏側のねじ孔13,14に螺合、挿入して締
め付けることにより、ホルダー側部材30の表面にホル
ダー本体10を固定できるようになっている。
【0031】従って、この構造では、ボルト挿通長孔3
3A及びボルト挿通孔34Aの組み合わせを選ぶか、も
しくはボルト挿通長孔33A及びボルト挿通孔34Bの
組み合わせを選ぶかによって、ホルダー本体10の取付
高さ位置を2種類の高さ位置の中から選ぶことが可能と
なっており、しかも、ボルト35をボルト挿通長孔33
Aもしくは34Aのいずれの位置に挿通させるかによっ
て、ホルダー側部材30に対するホルダー本体10の傾
斜角度も任意に調節できるようになっている。
【0032】保護部材40は、図9にも示すように、左
右一対の側壁41と、これら側壁41の上部同士をつな
ぐ連結部42とを一体に有し、図10に示すように前記
固定側部材20におけるベース部材21の表側側壁及び
スライド保持壁22の左右両側壁22bを左右両側から
覆う全体形状を有している。両側壁41の下端部は、図
11に示すようにベース部材21の表側側壁(同図では
左側側壁)を表裏両側(同図では左右両側)から挟み込
む二股部43とされ、この二股部43の内側面には、表
側側壁の表面と圧接するゴム等の弾性シート44が貼り
付けられている。
【0033】この取付状態を選択した場合には、車両に
配されているセンターコンソール側壁51の下端部を有
効に利用して不都合なくホルダー本体10の取付ができ
る。しかも、固定側部材20に対するホルダー側部材3
0の相対的な高さ位置や、ホルダー側部材30に対する
ホルダー本体10の結合位置の高さ及び傾斜角度を自由
に調節できるため、車室内におけるホルダー本体10の
高さや向きを好適な向き(例えば運転者や搭乗者がホル
ダー本体10に対して携帯電話機Tを挿脱しやすい向
き)にすることが可能となっている(例えば図2と図1
2とを比較参照)。
【0034】さらに、スライド保持壁22の背面には、
側壁51の表面と接触するクッション材29が貼り付け
られているので、車両走行時の振動等に起因して異音が
発生したり、ホルダー取付部材が側壁51の表面を傷つ
けたりするのを未然に防止することが可能となってい
る。
【0035】また、保護部材40の装着により、固定側
部材20を保護し、また固定側部材20のコーナー部分
が他の部品等を傷つけるのを防止できるとともに、固定
側部材20やホルダー側部材30には共通のものを用い
ながら、保護部材40の形状や色彩等を適宜変えること
により、ユーザーの好みに合ったホルダー取付部材を提
供することも可能である。
【0036】第2の取付状態この取付状態は、図13に
示すように車両用シート60の背もたれ部の背面にホル
ダー本体10を取付けるものである。この取付状態で
は、前記固定側部材20及びホルダー側部材30からな
るホルダー取付部材に代え、図14及び図15に示すよ
うなホルダー部材70が用いられる。このホルダー部材
70は、長尺薄板状の金属板71を有し、この金属板7
1の中間部が合成樹脂からなる保護部材72で覆われて
おり、当該中間部分が任意の形状に曲げ変形可能とされ
ている(図15の二点鎖線参照)。
【0037】金属板71の下端部には、左右一対の係合
爪71aが形成され、これら係合爪71aがホルダー本
体10の前記被係止爪対15Aもしくは15Bに係合さ
れることにより、このホルダー本体10とホルダー取付
部材70とが結合されるようになっている。
【0038】一方、金属板71の上端部には貫通孔71
bが設けられ、この上端部を覆うように筒状の保護部材
73が装着されている。そして、図13に示すように、
保護部材73及び貫通孔71bにヘッドレスト61の支
柱62を通すことにより、このホルダー取付部材70の
上端部を車両用シート60の上端部に固定することが可
能となっている。
【0039】この取付状態では、金属板71の係合爪7
1aをホルダー本体10の被係止爪対15Aに係合する
か被係止爪対15Bに係合するかによって、2種類の取
付高さ位置を選択することができる。また、ホルダー取
付部材70の中間部を適宜変形させることにより、車両
用シート60の形状にかかわらず、この背面に沿うよう
にホルダー取付部材70の形状を合わせることが可能で
あり、常に安定した状態で車両用シート60に取付が可
能な、汎用性に優れたものとなっている。
【0040】さらに、この第1の実施の形態では、共通
のホルダー本体10に前記ホルダー側部材30、ホルダ
ー取付部材70のいずれも結合することが可能となって
おり、ホルダー本体10の共通化を図りながら、その取
付箇所をユーザーの希望等に応じて2種類の箇所(セン
ターコンソール側壁51と車両用シート60)から選択
することが可能となっている。また、ホルダー本体10
に対してホルダー取付部材が着脱可能であることから、
携帯にも有利な構造となっている。
【0041】なお、本発明では、取付箇所が1種類のも
のであってもよい。また、前記第2の取付状態で用いら
れている構造(すなわちホルダー取付部材70の変形に
よってホルダー本体10の位置を変える構造)を第1の
取付状態で用いるホルダー取付部材に適用しても良い
し、逆に第1の取付状態で用いられている構造を第2の
取付状態で用いるホルダー取付部材に適用するようにし
てもよい。
【0042】次に、第2の実施の形態を図16〜図18
に基づいて説明する。
【0043】この実施の形態は、前記第1の実施の形態
の第1の取付状態と同様、ホルダー本体10をセンター
コンソール側壁51に取付けるものである。ここに示す
ホルダー取付部材は、前記第1の実施の形態で示したベ
ース部材21と同様に略コ字状断面をもつベース部材8
1と、ホルダー側部材であるアーム82とを備えてい
る。
【0044】上記ベース部材81の表側側壁の上部中央
には、ねじ孔81aが貫設され、このねじ孔81aの左
右両側方及び下方にもねじ孔81bが貫設されている。
これに対し、アーム82の基端部表側面には、中央凹部
82aと、この中央凹部82aを中心とする円周上に並
ぶ多数の円周凹部82bとが形成され、裏側面(すなわ
ち側壁51と対向する面)には、ゴム等からなるクッシ
ョン材83が貼り付けられている。そして、上記ねじ孔
81aにボルト25Aを螺合、挿通して上記中央凹部8
2aに圧入することにより、アーム82の基端部中央を
クッション材83を介して側壁52に押付けるととも
に、このボルト25Aを中心とする任意の回動位置にア
ーム82を合わせた状態で、各ねじ孔81bにボルト2
5Bを螺合、挿通して適当な円周凹部82bに圧入する
ことにより、当該回動位置でアーム82を側壁51に固
定することが可能となっている。
【0045】この実施の形態においても、側壁51及び
ベース部材81に対するアーム82の角度位置を自由に
設定できるため(図16,17を比較参照)、これによ
りホルダー本体10の高さ位置及び傾斜角度を好適な位
置及び角度にしながらホルダー本体10の取付を行うこ
とが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明は、携帯電話機が挿
入されるホルダー本体と、このホルダー本体に結合され
る結合部及び車室内の適所に固定される固定部を有する
ホルダー取付部材とを備え、上記結合部に結合されるホ
ルダー本体の位置と上記固定部との相対位置が可変とな
るように上記ホルダー取付部材を構成したものであるの
で、車室内に不都合なく好適な姿勢で電話機ホルダーの
取付ができ、当該電話機ホルダーによって車室内での携
帯電話機の使用及び保管を良好に行うことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる第1の取付
状態を示す斜視図である。
【図2】上記第1の取付状態の詳細を示す斜視図であ
る。
【図3】上記電話機ホルダーの分解斜視図である。
【図4】上記電話機ホルダーのホルダー取付部材を示す
斜視図である。
【図5】上記第1の取付状態を示す断面側面図である。
【図6】上記ホルダー取付部材の断面平面図である。
【図7】上記電話機ホルダーを背面側から見た斜視図で
ある。
【図8】上記電話機ホルダーを背面側から見た斜視図で
ある。
【図9】上記電話機ホルダーの保護部材を示す斜視図で
ある。
【図10】上記保護部材を上記ホルダー取付部材に装着
した状態を示す斜視図である。
【図11】上記保護部材の装着状態を示す側面図であ
る。
【図12】図2の取付位置よりも高い位置にホルダー本
体を取付けた状態を示す斜視図である。
【図13】上記第1の実施の形態にかかる第2の取付状
態を示す斜視図である。
【図14】上記第2の取付状態における電話機ホルダー
の斜視図である。
【図15】上記第2の取付状態における電話機ホルダー
の断面側面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態にかかる電話機ホ
ルダーの取付状態を示す斜視図である。
【図17】図16の取付位置よりもアームを上方に向け
た状態を示す斜視図である。
【図18】図16に示す取付状態を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
10 ホルダー本体 13,14 ホルダー本体のねじ孔 15A,15B 被係止爪対 20 固定側部材 21 ベース部材 22 スライド保持壁 23 押え板(可動部材) 24 ゴムシート(可動部材) 25 操作ねじ(可動部材) 30 ホルダー側部材 33A,33B ボルト挿通長孔(第2のボルト挿通
孔) 34A,34B ボルト挿通孔(第1のボルト挿通孔) 35,36 ボルト 40 保護部材 50 センターコンソール 51 センターコンソールの側壁 60 車両用シート 70 ホルダー取付部材 T 携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 雅司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設置され、携帯電話機を着脱可
    能に保持する電話機ホルダーであって、携帯電話機挿入
    空間をもつ中空状のホルダー本体と、このホルダー本体
    に結合される結合部及び車室内の適所に固定される固定
    部を有するホルダー取付部材とを備えるとともに、上記
    結合部に結合されるホルダー本体の位置と上記固定部と
    の相対位置が可変となるように上記ホルダー取付部材を
    構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記ホルダー取付部材として、上記ホルダー本体に
    結合されるホルダー側部材と、車室内の適所に固定され
    る固定側部材とを備え、これらホルダー側部材と固定側
    部材とを両部材が相対位置調節可能に連結されるように
    構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記固定側部材に上記ホルダー側部材が高さ位置調
    節可能に連結されるように構成したことを特徴とする電
    話機ホルダー。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の電話機ホルダー
    において、上記固定側部材に上記ホルダー側部材が角度
    位置調節可能に連結されるように構成したことを特徴と
    する電話機ホルダー。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記ホルダー側部材を予め設定され
    た複数の位置のうちの任意の位置で固定側部材に係止す
    る係止手段を備えたことを特徴とする電話機ホルダー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記結合部に対するホルダー本体の
    結合位置が可変となるようにこれら結合部及びホルダー
    本体を構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電話機ホルダーにおい
    て、上記ホルダー本体に第1のねじ孔と第2のねじ孔と
    を設け、上記結合部に上記第1のねじ孔に螺合されるボ
    ルトが挿通される第1のボルト挿通孔と上記第2のねじ
    孔に螺合されるボルトが挿通される第2のボルト挿通孔
    とを設けるとともに、第2のボルト挿通孔を第1のボル
    ト挿通孔を中心とする円弧状の長孔としたことを特徴と
    する電話機ホルダー。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の電話機ホルダー
    において、上記ホルダー本体にねじ孔を設け、上記結合
    部に上記ねじ孔に螺合されるボルトが挿通されるボルト
    挿通孔を設けるとともに、上記ねじ孔、ボルト挿通孔の
    少なくとも一方を高さ方向に異なる複数の位置に設けた
    ことを特徴とする電話機ホルダー。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、上記固定部に、当該固定部が車室内
    の所定部位に固定された状態で当該所定部位の表面と接
    触するクッション材を固定したことを特徴とする電話機
    ホルダー。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の電話
    機ホルダーにおいて、上記ホルダー取付部材に着脱可能
    に装着され、当該装着状態で当該ホルダー取付部材の少
    なくとも一部を覆う保護部材を備えたことを特徴とする
    電話機ホルダー。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の電
    話機ホルダーにおいて、上記ホルダー取付部材の結合部
    と固定部との間の少なくとも一部を変形可能に構成した
    ことを特徴とする電話機ホルダー。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の電
    話機ホルダーにおいて、上記固定部は、車室内の内装材
    の端部を表裏両側から挟み込むことにより当該内装材に
    固定されるものであることを特徴とする電話機ホルダ
    ー。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の電話機ホルダーにお
    いて、上記固定部は、内装材の端部を表裏両側から囲む
    形状のベース部材と、このベース部材に設けられたねじ
    孔を当該ねじ孔と螺合した状態で貫通し、上記内装材の
    表側から回転操作を受けることにより内装材に圧接して
    上記ベース部材とで内装材を挟み込む可動部材とを備え
    ていることを特徴とする電話機ホルダー。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載の電話機ホ
    ルダーにおいて、上記内装材がセンターコンソールの側
    壁であることを特徴とする電話機ホルダー。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14記載の電話機ホルダー
    において、上記固定部は車両用シートの上部に固定され
    るものであり、当該車両用シートの背もたれ部に沿う形
    状に変形可能となるように上記ホルダー取付部材を構成
    したことを特徴とする電話機ホルダー。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかに記載の電
    話機ホルダーにおいて、上記ホルダー本体と上記ホルダ
    ー取付部材の結合部とを着脱可能に構成したことを特徴
    とする電話機ホルダー。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の電話機ホルダーにお
    いて、上記ホルダー本体に、上記結合部と係合される複
    数の係合部を設けたことを特徴とする電話機ホルダー。
  18. 【請求項18】 請求項16または17記載の電話機ホ
    ルダーにおいて、共通のホルダー本体に複数種のホルダ
    ー取付部材の結合部が結合可能となるように当該ホルダ
    ー本体を構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059920A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Fujitsu Component Ltd 固定構造、固定構造を含む携帯型プリンタ
JP2015189390A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 豊田合成株式会社 ステアリングホイール
US10717390B2 (en) 2016-05-18 2020-07-21 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd. Console assembly for vehicle interior
US11572723B2 (en) 2019-02-27 2023-02-07 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Triim Systems Co. Ltd. Vehicle interior component

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