JP2000141362A - ワイヤソーの加工液交換制御装置 - Google Patents
ワイヤソーの加工液交換制御装置Info
- Publication number
- JP2000141362A JP2000141362A JP10320988A JP32098898A JP2000141362A JP 2000141362 A JP2000141362 A JP 2000141362A JP 10320988 A JP10320988 A JP 10320988A JP 32098898 A JP32098898 A JP 32098898A JP 2000141362 A JP2000141362 A JP 2000141362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working fluid
- fluid
- cutting
- working
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/025—Use, recovery or regeneration of abrasive mediums
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断される被加工物切断面の切断精度の悪化
を防止することができる。 【解決手段】 切断加工中に使用中の加工液54の比重
値と粘度値等の物性値との少なくとも何れか1つの値を
測定する測定手段と、判定基準となる閾値を備え、前記
検出した加工液の物性値が前記閾値を越えたときに加工
液が使用限界に達したことを判定する判定手段と、前記
加工液が使用限界に達したと判断された場合には加工液
新液を補給する加工液補給手段とを備えたので、加工液
中に切断粉末量増大による切断加工の不具合を無くすこ
とができ、切断加工の精度を良好な状態に維持しながら
加工液を無駄なく有効に使用することができる。
を防止することができる。 【解決手段】 切断加工中に使用中の加工液54の比重
値と粘度値等の物性値との少なくとも何れか1つの値を
測定する測定手段と、判定基準となる閾値を備え、前記
検出した加工液の物性値が前記閾値を越えたときに加工
液が使用限界に達したことを判定する判定手段と、前記
加工液が使用限界に達したと判断された場合には加工液
新液を補給する加工液補給手段とを備えたので、加工液
中に切断粉末量増大による切断加工の不具合を無くすこ
とができ、切断加工の精度を良好な状態に維持しながら
加工液を無駄なく有効に使用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断加工中に加工
液を交換するワイヤソーの加工液交換制御装置に係り、
特にワイヤソーに用いられる砥粒を含む加工液の物性値
を測定し、その測定した加工液の物性値が許容値を超え
ないように加工液の交換を制御するワイヤソーの加工液
交換制御装置に関する。
液を交換するワイヤソーの加工液交換制御装置に係り、
特にワイヤソーに用いられる砥粒を含む加工液の物性値
を測定し、その測定した加工液の物性値が許容値を超え
ないように加工液の交換を制御するワイヤソーの加工液
交換制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体インゴットや、セラミック等の被
加工物を多数の薄板状に切断する切断装置の一つである
ワイヤソーは、走行するワイヤに被加工物を押し付け、
そのワイヤと被加工物との接触部に砥粒を含む加工液を
供給することにより、加工液に含まれる砥粒によるラッ
ピング作用で被加工物を切断する装置である。このワイ
ヤソーにおいて切断に使用する加工液(スラリ)には、
オイルに砥粒を混合した油性スラリや、水溶性の液体に
砥粒を混合した水性スラリなどが知られており、これら
加工液の種類によって比重や粘度等の物性値は異なって
いる。これらの加工液は繰り返し切断に使用することに
よって加工液中に含まれる被加工物の切断粉が増加して
切断性能が悪化する。従来から切断加工に加工液を繰り
返し使用し続けるに伴い切断性能が低下することが知ら
れており、この加工液の管理は該加工液の使用回数や、
直前に切断した被加工物のサイズに基づいて加工液新液
との交換量を経験的に求めて設定し、切断加工前に該設
定値に基づいて加工液を交換するか、切断回数によって
加工液を定量交換するかまたは総量交換していた。
加工物を多数の薄板状に切断する切断装置の一つである
ワイヤソーは、走行するワイヤに被加工物を押し付け、
そのワイヤと被加工物との接触部に砥粒を含む加工液を
供給することにより、加工液に含まれる砥粒によるラッ
ピング作用で被加工物を切断する装置である。このワイ
ヤソーにおいて切断に使用する加工液(スラリ)には、
オイルに砥粒を混合した油性スラリや、水溶性の液体に
砥粒を混合した水性スラリなどが知られており、これら
加工液の種類によって比重や粘度等の物性値は異なって
いる。これらの加工液は繰り返し切断に使用することに
よって加工液中に含まれる被加工物の切断粉が増加して
切断性能が悪化する。従来から切断加工に加工液を繰り
返し使用し続けるに伴い切断性能が低下することが知ら
れており、この加工液の管理は該加工液の使用回数や、
直前に切断した被加工物のサイズに基づいて加工液新液
との交換量を経験的に求めて設定し、切断加工前に該設
定値に基づいて加工液を交換するか、切断回数によって
加工液を定量交換するかまたは総量交換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
加工液の使用限度に対する判断はあいまいであって、特
に大径のウェーハの場合において切断中に加工液に含ま
れる被加工物の切断粉が増加して加工液の使用限度を超
えてしまい、切断の途中からウェーハ表面の反りや表面
のうねりや表面粗さ等の切断精度が悪化するという不具
合が発生していた。また、ウェーハの表面の反りや表面
のうねりや表面粗さを悪化させないために加工液の交換
量を多く設定するとウェーハの製造コストが上昇し不経
済であった。
加工液の使用限度に対する判断はあいまいであって、特
に大径のウェーハの場合において切断中に加工液に含ま
れる被加工物の切断粉が増加して加工液の使用限度を超
えてしまい、切断の途中からウェーハ表面の反りや表面
のうねりや表面粗さ等の切断精度が悪化するという不具
合が発生していた。また、ウェーハの表面の反りや表面
のうねりや表面粗さを悪化させないために加工液の交換
量を多く設定するとウェーハの製造コストが上昇し不経
済であった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、加工液に含まれる被加工物切断粉末の混入量に
依存して該加工液の比重や粘度等の物性値が変化するこ
とから、切断中に加工液の物性値を測定し、その測定し
た加工液の物性値が、予め入力されている許容値を超え
ないように加工液の交換を制御することで、加工液中の
切断粉末量増大による切断加工の不具合を無くすことが
でき、切断加工の精度を良好な状態に維持しながら加工
液を無駄なく有効に使用することを目的とする。
もので、加工液に含まれる被加工物切断粉末の混入量に
依存して該加工液の比重や粘度等の物性値が変化するこ
とから、切断中に加工液の物性値を測定し、その測定し
た加工液の物性値が、予め入力されている許容値を超え
ないように加工液の交換を制御することで、加工液中の
切断粉末量増大による切断加工の不具合を無くすことが
でき、切断加工の精度を良好な状態に維持しながら加工
液を無駄なく有効に使用することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ワイヤを複数個のグルーブローラに巻き掛
けてワイヤ列を形成し、前記ワイヤ列に加工液を供給し
ながら被加工物を相対的に押し付けることにより、多数
のウェーハに切断する往復走行ワイヤソーの加工液交換
装置において、切断加工中に使用中の前記加工液の比重
値と粘度値等の物性値の少なくとも何れか1つの値を測
定する測定手段と、判定基準となる閾値を備え、前記測
定した加工液の物性値が前記閾値を越えたときに加工液
が使用限界に達したことを判定する判定手段と、前記加
工液が使用限界に達したと判断された場合には加工液新
液を補給する加工液補給手段とを備えたことを特徴とし
ている。
するために、ワイヤを複数個のグルーブローラに巻き掛
けてワイヤ列を形成し、前記ワイヤ列に加工液を供給し
ながら被加工物を相対的に押し付けることにより、多数
のウェーハに切断する往復走行ワイヤソーの加工液交換
装置において、切断加工中に使用中の前記加工液の比重
値と粘度値等の物性値の少なくとも何れか1つの値を測
定する測定手段と、判定基準となる閾値を備え、前記測
定した加工液の物性値が前記閾値を越えたときに加工液
が使用限界に達したことを判定する判定手段と、前記加
工液が使用限界に達したと判断された場合には加工液新
液を補給する加工液補給手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0006】本発明によれば、測定した加工液の物性値
が前記閾値を越えたときに加工液が使用限界に達したと
判断し、加工液新液を補給するようにしたので、加工液
中に切断粉末量増大により発生する切断加工の不具合を
無くすことができ、切断加工の精度を良好な状態に維持
しながら加工液を無駄なく有効に使用することができ
る。
が前記閾値を越えたときに加工液が使用限界に達したと
判断し、加工液新液を補給するようにしたので、加工液
中に切断粉末量増大により発生する切断加工の不具合を
無くすことができ、切断加工の精度を良好な状態に維持
しながら加工液を無駄なく有効に使用することができ
る。
【0007】また前記目的を達成するために請求項2に
記載の発明は、前記加工液の物性測定手段を、加工液貯
留タンクから切断加工部に至る経路の途中に設けたこと
を特徴としている。請求項2に記載の発明によれば、前
記加工液の物性測定手段を、加工液貯留タンクから切断
加工部に至る経路の途中に設けたので、簡単な構成で精
度良く且つ切断に寄与する加工液の物性値を直接測定す
ることができる。
記載の発明は、前記加工液の物性測定手段を、加工液貯
留タンクから切断加工部に至る経路の途中に設けたこと
を特徴としている。請求項2に記載の発明によれば、前
記加工液の物性測定手段を、加工液貯留タンクから切断
加工部に至る経路の途中に設けたので、簡単な構成で精
度良く且つ切断に寄与する加工液の物性値を直接測定す
ることができる。
【0008】また前記目的を達成するために請求項3に
記載の発明は、前記加工液が使用限界に達したと判断さ
れた場合には前記加工液を廃棄し、前記廃棄する加工液
を、切断加工部から加工液貯留タンクに至る経路の途中
から廃棄することを特徴としている。請求項3に記載の
発明によれば、前記加工液が使用限界に達したと判断さ
れた場合には前記加工液を廃棄し、前記廃棄する加工液
を、切断加工部から加工液貯留タンクに至る経路の途中
から廃棄するようにしたので、切断粉末の混入量が多い
加工液を廃棄でき、切断粉末の廃棄の効率が良い。
記載の発明は、前記加工液が使用限界に達したと判断さ
れた場合には前記加工液を廃棄し、前記廃棄する加工液
を、切断加工部から加工液貯留タンクに至る経路の途中
から廃棄することを特徴としている。請求項3に記載の
発明によれば、前記加工液が使用限界に達したと判断さ
れた場合には前記加工液を廃棄し、前記廃棄する加工液
を、切断加工部から加工液貯留タンクに至る経路の途中
から廃棄するようにしたので、切断粉末の混入量が多い
加工液を廃棄でき、切断粉末の廃棄の効率が良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る加工液交換制御装置の好ましい実施の形態について詳
説する。先ず、本発明に係る加工液交換制御装置が適用
されるワイヤソーについて説明する。図1はワイヤソー
10の全体の構成図である。同図に示すように、図上左
側のワイヤリール12に巻回されたワイヤ14は、トラ
バース装置16、複数の固定ガイドローラ18、18
…、及びダンサローラ20を経由してグルーブローラ2
2A、22B、22Cに順次巻き掛けられている。そし
て、グルーブローラ22Bと22Cの間にワイヤ列24
を形成した後、同ワイヤ14は図上右側の複数の固定ガ
イドローラ18、18…、ダンサローラ20、及びトラ
バース装置16を経て他方のワイヤリール26に巻き取
られる。
る加工液交換制御装置の好ましい実施の形態について詳
説する。先ず、本発明に係る加工液交換制御装置が適用
されるワイヤソーについて説明する。図1はワイヤソー
10の全体の構成図である。同図に示すように、図上左
側のワイヤリール12に巻回されたワイヤ14は、トラ
バース装置16、複数の固定ガイドローラ18、18
…、及びダンサローラ20を経由してグルーブローラ2
2A、22B、22Cに順次巻き掛けられている。そし
て、グルーブローラ22Bと22Cの間にワイヤ列24
を形成した後、同ワイヤ14は図上右側の複数の固定ガ
イドローラ18、18…、ダンサローラ20、及びトラ
バース装置16を経て他方のワイヤリール26に巻き取
られる。
【0010】前記ワイヤリール12、26には、それぞ
れ正逆回転可能な駆動モータ28、30が連結され、前
記グルーブローラ22Aにも正逆回転可能な駆動モータ
32が連結されており、この駆動モータ32に同期させ
て駆動モータ28、30を駆動することにより、前記ワ
イヤ14が一方のワイヤリール12と他方のワイヤリー
ル26の間を往復走行する。
れ正逆回転可能な駆動モータ28、30が連結され、前
記グルーブローラ22Aにも正逆回転可能な駆動モータ
32が連結されており、この駆動モータ32に同期させ
て駆動モータ28、30を駆動することにより、前記ワ
イヤ14が一方のワイヤリール12と他方のワイヤリー
ル26の間を往復走行する。
【0011】尚、前記ダンサローラ20には所定重量の
錘34が吊設され、走行するワイヤ14に常に所要の張
力を付与している。また、前記ワイヤ列24の下方に
は、ワーク送りテーブル36が設けられ、このワーク送
りテーブル36は、モータ38で回動するネジ桿40に
より切断送り方向(図中Y−Y方向)に移動可能に設け
られるとともに、ワーク送りテーブル36のワイヤ列2
4側には、被加工物であるシリコン等の半導体インゴッ
ト42がワークブロック44とスライスベース48を介
して支持されている。
錘34が吊設され、走行するワイヤ14に常に所要の張
力を付与している。また、前記ワイヤ列24の下方に
は、ワーク送りテーブル36が設けられ、このワーク送
りテーブル36は、モータ38で回動するネジ桿40に
より切断送り方向(図中Y−Y方向)に移動可能に設け
られるとともに、ワーク送りテーブル36のワイヤ列2
4側には、被加工物であるシリコン等の半導体インゴッ
ト42がワークブロック44とスライスベース48を介
して支持されている。
【0012】前記ワイヤ列24両端には加工液供給ノズ
ル50、50が配設されており、加工液貯留タンク52
に貯留された砥粒を含む加工液(スラリ)54がポンプ
56で圧送され、質量流量計71で加工液の比重を測定
した後、エアオペレートボールバルブ等の砥粒を含む加
工液を切り換えるのに適したバルブ57で流路を切り換
えた後に加工液は適当な配管系58を介して前記加工液
供給ノズル50、50から前記ワイヤ列24に供給され
る。尚、前記砥粒は、例えば、GC#600以上の細か
い粒径のものが使用される。
ル50、50が配設されており、加工液貯留タンク52
に貯留された砥粒を含む加工液(スラリ)54がポンプ
56で圧送され、質量流量計71で加工液の比重を測定
した後、エアオペレートボールバルブ等の砥粒を含む加
工液を切り換えるのに適したバルブ57で流路を切り換
えた後に加工液は適当な配管系58を介して前記加工液
供給ノズル50、50から前記ワイヤ列24に供給され
る。尚、前記砥粒は、例えば、GC#600以上の細か
い粒径のものが使用される。
【0013】そして、ワーク送りテーブル36を切断送
り方向(ワイヤ列24側)に移動させると、半導体イン
ゴット42は高速走行するワイヤ列24に押し当てら
れ、このワイヤ列24に押しつけられた半導体インゴッ
ト42は、前記加工液54によるラッピング作用によっ
て多数の薄板状のウェーハに切断される。また前記ワイ
ヤ走行路の途中にはワイヤ洗浄装置60、60が設けら
れ、このワイヤ洗浄装置60、60によって前記ワイヤ
14に付着した加工液54を除去している。
り方向(ワイヤ列24側)に移動させると、半導体イン
ゴット42は高速走行するワイヤ列24に押し当てら
れ、このワイヤ列24に押しつけられた半導体インゴッ
ト42は、前記加工液54によるラッピング作用によっ
て多数の薄板状のウェーハに切断される。また前記ワイ
ヤ走行路の途中にはワイヤ洗浄装置60、60が設けら
れ、このワイヤ洗浄装置60、60によって前記ワイヤ
14に付着した加工液54を除去している。
【0014】次に図2において加工液の循環経路と、加
工液の交換時の経路について説明する。図2に示すよう
に、切断加工中において加工液54はポンプ56により
圧送され、加工液貯留タンク52から質量流量計71と
エアオペレートボールバルブ等の砥粒を含む加工液を切
り換えるのに適したバルブ57と適当な配管系58を通
ってノズル50に供給される。この供給される加工液の
比重は前記したように質量流量計71で測定されてお
り、この比重の測定結果は演算装置72に送られ、表示
部74に表示されているので、作業者は容易に加工液5
4の比重を観測することができる。前記質量流量計71
は流れている流体の質量を測定するとともに、流れてい
る流体の比重を測定する機能を合わせ持っている。前記
ワイヤ列24に供給された加工液54は、切断加工に伴
い発生する切断粉とともにワイヤ列24の下方に設置さ
れた加工液回収皿51で回収されて加工液回収タンク9
5に入る。加工液回収タンク95には液面計96が設置
されており加工液54の液面高さを測定しながらポンプ
97の吐出量を制御して、加工液54の液面が所定の高
さになるようにしている。もし加工液回収タンク95内
の液面が規定値よりも低い場合にはポンプ97の吐出量
を少なくして加工液54の液面高さが規定値になるよう
にする。逆に加工液回収タンク95内の液面が規定値よ
りも高い場合にはポンプ97の吐出量を多くして加工液
54の液面高さが規定値になるようにする。通常の使用
状態ではポンプ97で圧送された加工液54はバルブ5
7を通って再び加工液貯留タンク52に戻される。切断
粉を含んだ加工液を廃棄すべく演算装置72が判断した
場合には、切断加工で使用した加工液回収タンク95内
の加工液54をポンプ97で圧送し、加工液回収タンク
95から分岐されている配管経路にあるバルブ57と質
量流量計71を通って廃液貯留タンク79に送られる。
加工液54を廃棄する場合には演算装置72が質量流量
計71の示す廃棄量を監視しており、廃液の質量が演算
により求めた規定量に達した場合には演算装置72から
の指令でバルブ57を切り替えて加工液54の廃棄を中
止し、加工液54を加工液貯留タンク52へ戻す流路に
する。次に加工液新液75を供給する場合には、使用状
態に温度調節された加工液新液75を新液貯留タンク7
6から新液ポンプ62により圧送し、バルブ57と適当
な配管系を通って加工液貯留タンク52に送られる。こ
の供給される新液の質量は質量流量計71で測定されて
おり、測定結果は演算装置72に送られている。供給す
る新液75が演算により求めた規定量に達した場合には
演算装置72からの指令でポンプ62を停止する。この
切断粉を含んだ加工液54の廃棄と新液75の補給を同
時併行して行うため、加工液貯留タンク52内の加工液
54の液面変動を抑制できる。
工液の交換時の経路について説明する。図2に示すよう
に、切断加工中において加工液54はポンプ56により
圧送され、加工液貯留タンク52から質量流量計71と
エアオペレートボールバルブ等の砥粒を含む加工液を切
り換えるのに適したバルブ57と適当な配管系58を通
ってノズル50に供給される。この供給される加工液の
比重は前記したように質量流量計71で測定されてお
り、この比重の測定結果は演算装置72に送られ、表示
部74に表示されているので、作業者は容易に加工液5
4の比重を観測することができる。前記質量流量計71
は流れている流体の質量を測定するとともに、流れてい
る流体の比重を測定する機能を合わせ持っている。前記
ワイヤ列24に供給された加工液54は、切断加工に伴
い発生する切断粉とともにワイヤ列24の下方に設置さ
れた加工液回収皿51で回収されて加工液回収タンク9
5に入る。加工液回収タンク95には液面計96が設置
されており加工液54の液面高さを測定しながらポンプ
97の吐出量を制御して、加工液54の液面が所定の高
さになるようにしている。もし加工液回収タンク95内
の液面が規定値よりも低い場合にはポンプ97の吐出量
を少なくして加工液54の液面高さが規定値になるよう
にする。逆に加工液回収タンク95内の液面が規定値よ
りも高い場合にはポンプ97の吐出量を多くして加工液
54の液面高さが規定値になるようにする。通常の使用
状態ではポンプ97で圧送された加工液54はバルブ5
7を通って再び加工液貯留タンク52に戻される。切断
粉を含んだ加工液を廃棄すべく演算装置72が判断した
場合には、切断加工で使用した加工液回収タンク95内
の加工液54をポンプ97で圧送し、加工液回収タンク
95から分岐されている配管経路にあるバルブ57と質
量流量計71を通って廃液貯留タンク79に送られる。
加工液54を廃棄する場合には演算装置72が質量流量
計71の示す廃棄量を監視しており、廃液の質量が演算
により求めた規定量に達した場合には演算装置72から
の指令でバルブ57を切り替えて加工液54の廃棄を中
止し、加工液54を加工液貯留タンク52へ戻す流路に
する。次に加工液新液75を供給する場合には、使用状
態に温度調節された加工液新液75を新液貯留タンク7
6から新液ポンプ62により圧送し、バルブ57と適当
な配管系を通って加工液貯留タンク52に送られる。こ
の供給される新液の質量は質量流量計71で測定されて
おり、測定結果は演算装置72に送られている。供給す
る新液75が演算により求めた規定量に達した場合には
演算装置72からの指令でポンプ62を停止する。この
切断粉を含んだ加工液54の廃棄と新液75の補給を同
時併行して行うため、加工液貯留タンク52内の加工液
54の液面変動を抑制できる。
【0015】上記の各々のエアオペレートバルブ57、
57…は、バルブユニット84からの圧縮空気で制御さ
れている。バルブユニット84には圧縮空気源86と、
圧縮空気を排気する際の消音器88が接続されている。
バルブユニット84は演算装置72により制御されてお
り、入力装置73から作業者が入力した循環、廃棄、供
給のパターンに沿って加工液の廃棄、供給の指示をす
る。表示部74ではワイヤソー10の運転状況や設定値
の表示等を行う。更に、測定した加工液の比重や粘度等
の物性値や加工液交換量の演算結果の表示を行ってもよ
い。また、本発明によれば、加工液の比重値や粘度値等
の物性値を単に表示部74に表示するにとどまらず、こ
の値をワイヤソー10の演算装置72にて演算し、加工
液比重値や粘度値等の物性値が加工液物性許容値に近づ
いた場合には被加工物の切断粉を含む一定量の加工液5
4を廃液として廃棄し被加工物の切断粉を含まない新液
75を供給して加工液54の比重や粘度等の物性値を良
好な値に戻す。
57…は、バルブユニット84からの圧縮空気で制御さ
れている。バルブユニット84には圧縮空気源86と、
圧縮空気を排気する際の消音器88が接続されている。
バルブユニット84は演算装置72により制御されてお
り、入力装置73から作業者が入力した循環、廃棄、供
給のパターンに沿って加工液の廃棄、供給の指示をす
る。表示部74ではワイヤソー10の運転状況や設定値
の表示等を行う。更に、測定した加工液の比重や粘度等
の物性値や加工液交換量の演算結果の表示を行ってもよ
い。また、本発明によれば、加工液の比重値や粘度値等
の物性値を単に表示部74に表示するにとどまらず、こ
の値をワイヤソー10の演算装置72にて演算し、加工
液比重値や粘度値等の物性値が加工液物性許容値に近づ
いた場合には被加工物の切断粉を含む一定量の加工液5
4を廃液として廃棄し被加工物の切断粉を含まない新液
75を供給して加工液54の比重や粘度等の物性値を良
好な値に戻す。
【0016】加工液54は砥粒を含む溶液であるため、
常に攪拌して沈殿が起こらないようにしている。攪拌装
置は、加工液貯留タンク52と新液貯留タンク76に設
置されており、加工液と加工液中に含まれる砥粒等の比
重が異なる成分を均一に分散するように攪拌している。
加工液回収タンク95では容量が少ないので、攪拌装置
の代わりに遠心式のポンプ97を常に回転させておくこ
とによって極端な沈殿を防いでいる。攪拌モータ66
は、上蓋53に配設されるとともに、軸67を介して攪
拌羽根68と連結されており、該攪拌モータ66を駆動
することにより攪拌羽根68を軸67を中心に回転させ
て、加工液54を万遍なく攪拌することができる。
常に攪拌して沈殿が起こらないようにしている。攪拌装
置は、加工液貯留タンク52と新液貯留タンク76に設
置されており、加工液と加工液中に含まれる砥粒等の比
重が異なる成分を均一に分散するように攪拌している。
加工液回収タンク95では容量が少ないので、攪拌装置
の代わりに遠心式のポンプ97を常に回転させておくこ
とによって極端な沈殿を防いでいる。攪拌モータ66
は、上蓋53に配設されるとともに、軸67を介して攪
拌羽根68と連結されており、該攪拌モータ66を駆動
することにより攪拌羽根68を軸67を中心に回転させ
て、加工液54を万遍なく攪拌することができる。
【0017】廃液貯留タンク79は、切断加工中に削ら
れた被加工物である半導体インゴットの切断粉を多く含
み、加工液比重や粘度等の物性値が加工液比重や粘度等
の物性値許容値に近くなった廃液を貯留するタンクであ
る。図2には図示していないが、廃液貯留タンク79内
の廃液が増加して液面が高くなりすぎる不具合が発生す
る場合には、例えば図示しない超音波センサなどの液面
検出器を備え、信号を演算装置72に送り、表示部74
に表示するといった警告処理を行ってもよい。新液貯留
タンク76は、加工液貯留タンク52からの廃液の廃
棄、または加工中の加工液飛散等による加工液54の減
少に応じて、新たに加工液を供給するための、加工液新
液75を貯留しておくタンクである。加工液新液75は
前述のとおり加工液貯留タンク52に送られるとすぐに
切断加工に使用されるので、攪拌機である攪拌モータ6
6、軸67、攪拌羽根68等を備えて攪拌し、更に加工
液貯留タンク52内の加工液54の温度と、新液75の
温度を一致させるためのヒータ81が備えられており、
加工液54の温度調節を行っている。前記廃液貯留タン
ク79と新液貯留タンク76は、ワイヤソー1台につき
各タンクを各1台のみ設置してもよいし、複数台のワイ
ヤソーに対して廃液貯留タンク79と新液貯留タンク7
6を1台ずつ設置して複数のワイヤソーの加工液を一括
して管理してもよい。
れた被加工物である半導体インゴットの切断粉を多く含
み、加工液比重や粘度等の物性値が加工液比重や粘度等
の物性値許容値に近くなった廃液を貯留するタンクであ
る。図2には図示していないが、廃液貯留タンク79内
の廃液が増加して液面が高くなりすぎる不具合が発生す
る場合には、例えば図示しない超音波センサなどの液面
検出器を備え、信号を演算装置72に送り、表示部74
に表示するといった警告処理を行ってもよい。新液貯留
タンク76は、加工液貯留タンク52からの廃液の廃
棄、または加工中の加工液飛散等による加工液54の減
少に応じて、新たに加工液を供給するための、加工液新
液75を貯留しておくタンクである。加工液新液75は
前述のとおり加工液貯留タンク52に送られるとすぐに
切断加工に使用されるので、攪拌機である攪拌モータ6
6、軸67、攪拌羽根68等を備えて攪拌し、更に加工
液貯留タンク52内の加工液54の温度と、新液75の
温度を一致させるためのヒータ81が備えられており、
加工液54の温度調節を行っている。前記廃液貯留タン
ク79と新液貯留タンク76は、ワイヤソー1台につき
各タンクを各1台のみ設置してもよいし、複数台のワイ
ヤソーに対して廃液貯留タンク79と新液貯留タンク7
6を1台ずつ設置して複数のワイヤソーの加工液を一括
して管理してもよい。
【0018】図3に示すように複数のワイヤソーの加工
液を一括して管理する場合には、各々のワイヤソーの演
算装置72、72…と、加工液集中制御装置83とを接
点信号や通信等による信号ラインで接続して、廃棄や供
給動作のインターロックをとってもよい。例えば、図3
においてワイヤソー1が加工液を廃棄する場合にはワイ
ヤソー1の演算装置72が先ず加工液集中制御装置83
の廃棄不可のフラグを見る。前記廃棄不可のフラグが立
っている場合(廃棄不可の状態)には、ワイヤソー1の
演算装置72は加工液を廃棄せずに前記廃棄不可のフラ
グが落ちるのを待つ。それと同時にワイヤソー1の演算
装置72は表示部74へ、加工液集中制御装置83から
の廃棄不可のフラグにより廃棄動作を待っている状態で
あることを表示する。廃棄不可フラグが落ちたら(加工
液集中制御装置83が廃棄可の状態になったら)、ワイ
ヤソーの演算装置72は、廃棄の流路になるようにバル
ブユニット84へバルブ57、57を切り換える指令を
出し、ポンプ97を動作させて加工液を廃棄するととも
に、表示部74へ加工液廃棄中の表示を行う指示を出力
する。廃棄する加工液54の質量は質量流量計71で監
視されており、使用済み加工液を演算で求めた規定の質
量を廃棄したらポンプ97を停止しバルブ57、57を
切り換える指令を出す。
液を一括して管理する場合には、各々のワイヤソーの演
算装置72、72…と、加工液集中制御装置83とを接
点信号や通信等による信号ラインで接続して、廃棄や供
給動作のインターロックをとってもよい。例えば、図3
においてワイヤソー1が加工液を廃棄する場合にはワイ
ヤソー1の演算装置72が先ず加工液集中制御装置83
の廃棄不可のフラグを見る。前記廃棄不可のフラグが立
っている場合(廃棄不可の状態)には、ワイヤソー1の
演算装置72は加工液を廃棄せずに前記廃棄不可のフラ
グが落ちるのを待つ。それと同時にワイヤソー1の演算
装置72は表示部74へ、加工液集中制御装置83から
の廃棄不可のフラグにより廃棄動作を待っている状態で
あることを表示する。廃棄不可フラグが落ちたら(加工
液集中制御装置83が廃棄可の状態になったら)、ワイ
ヤソーの演算装置72は、廃棄の流路になるようにバル
ブユニット84へバルブ57、57を切り換える指令を
出し、ポンプ97を動作させて加工液を廃棄するととも
に、表示部74へ加工液廃棄中の表示を行う指示を出力
する。廃棄する加工液54の質量は質量流量計71で監
視されており、使用済み加工液を演算で求めた規定の質
量を廃棄したらポンプ97を停止しバルブ57、57を
切り換える指令を出す。
【0019】ワイヤソー1が加工液の供給を受けたい場
合には、ワイヤソー1の演算装置72が先ず加工液集中
制御装置83の供給不可のフラグを見る。前記供給不可
のフラグが立っている場合(供給不可の状態)には、ワ
イヤソー1の演算装置72は加工液の供給を受けずに前
記供給不可のフラグが落ちるのを待つ。それと同時にワ
イヤソー1の演算装置72は表示部74へ、加工液集中
制御装置83からの供給不可のフラグにより供給動作を
待っている状態であることを表示する。供給不可フラグ
が落ちたら(加工液集中制御装置83が加工液新液を供
給可の状態になったら)、ワイヤソーの演算装置72
は、供給の流路になるようにバルブユニット84へバル
ブ57、57を切り換える指令を出し、加工液供給集中
制御装置83へ供給要求を出力する。すると加工液供給
装置83では新液ポンプ62を起動してワイヤソー1へ
新液75を供給する。また、表示部74へ新液供給中の
表示を行う指示を出力する。供給する新液75の質量は
質量流量計71で監視されており、演算で求めた規定の
質量を廃棄したらワイヤソー1の演算装置72は供給要
求信号を落とすとともに、バルブ57、57を切り換え
る指令をバルブユニット84へ出力する。
合には、ワイヤソー1の演算装置72が先ず加工液集中
制御装置83の供給不可のフラグを見る。前記供給不可
のフラグが立っている場合(供給不可の状態)には、ワ
イヤソー1の演算装置72は加工液の供給を受けずに前
記供給不可のフラグが落ちるのを待つ。それと同時にワ
イヤソー1の演算装置72は表示部74へ、加工液集中
制御装置83からの供給不可のフラグにより供給動作を
待っている状態であることを表示する。供給不可フラグ
が落ちたら(加工液集中制御装置83が加工液新液を供
給可の状態になったら)、ワイヤソーの演算装置72
は、供給の流路になるようにバルブユニット84へバル
ブ57、57を切り換える指令を出し、加工液供給集中
制御装置83へ供給要求を出力する。すると加工液供給
装置83では新液ポンプ62を起動してワイヤソー1へ
新液75を供給する。また、表示部74へ新液供給中の
表示を行う指示を出力する。供給する新液75の質量は
質量流量計71で監視されており、演算で求めた規定の
質量を廃棄したらワイヤソー1の演算装置72は供給要
求信号を落とすとともに、バルブ57、57を切り換え
る指令をバルブユニット84へ出力する。
【0020】なお、図2では使用済みの加工液54の廃
棄と新液75の供給を同時に行え、該加工液の廃棄によ
り加工液貯留タンク52内の加工液54の液面55が下
がり過ぎることのないように制御することが可能な配管
系の構成となっているとともに、加工液供給ノズル5
0、50に供給される加工液54の状態が使用済み加工
液54から新液75へ急激に変化して切断加工面に懸念
されるウェーハ表面の面粗さやうねりに及ぼす悪影響を
防止している。
棄と新液75の供給を同時に行え、該加工液の廃棄によ
り加工液貯留タンク52内の加工液54の液面55が下
がり過ぎることのないように制御することが可能な配管
系の構成となっているとともに、加工液供給ノズル5
0、50に供給される加工液54の状態が使用済み加工
液54から新液75へ急激に変化して切断加工面に懸念
されるウェーハ表面の面粗さやうねりに及ぼす悪影響を
防止している。
【0021】また図4に示す本発明に係る他の実施の形
態の配管系では、図2に示した配管系から新液供給経路
と加工液廃棄の経路に設けられていた質量流量計71、
71を省いた構成となっている。この構成でも加工液交
換中に以下に示すような方法を採ることによって本発明
の目的を達成することが可能である。加工液を交換中に
加工液供給ノズル50、50に供給される加工液54の
比重が予め設定された値以下に戻ったときに廃棄用のバ
ルブ57、57を切り替えることで廃棄動作を停止さ
せ、加工液貯留タンク52と加工液回収タンク95の液
面計64と96の測定値が所定の値になると、新液供給
用バルブ57、57を切り替えて新液75の供給を停止
させることで加工に寄与する加工液54の量を管理可能
であるとともに、高価な質量流量計の数を減らすことが
できる。
態の配管系では、図2に示した配管系から新液供給経路
と加工液廃棄の経路に設けられていた質量流量計71、
71を省いた構成となっている。この構成でも加工液交
換中に以下に示すような方法を採ることによって本発明
の目的を達成することが可能である。加工液を交換中に
加工液供給ノズル50、50に供給される加工液54の
比重が予め設定された値以下に戻ったときに廃棄用のバ
ルブ57、57を切り替えることで廃棄動作を停止さ
せ、加工液貯留タンク52と加工液回収タンク95の液
面計64と96の測定値が所定の値になると、新液供給
用バルブ57、57を切り替えて新液75の供給を停止
させることで加工に寄与する加工液54の量を管理可能
であるとともに、高価な質量流量計の数を減らすことが
できる。
【0022】次に前記加工液比重の変化と切断後のウェ
ーハの反りの精度との関係について説明する。図5は加
工液中に含まれるシリコン粉末濃度と加工によるウェー
ハの反りとの関係を示す図である。図5ではシリコン粉
末濃度が増加するに伴い、ウェーハの反りが悪化する様
子が見られる。特にシリコン粉末濃度が、シリコン粉末
濃度許容値を越えるとウェーハの反りが急激に悪化す
る。要求されるウェーハの反りの精度を所定の許容値以
下に抑えるためには加工液中に含まれるシリコン粉末濃
度を所定の許容値以下に制御すればよい。
ーハの反りの精度との関係について説明する。図5は加
工液中に含まれるシリコン粉末濃度と加工によるウェー
ハの反りとの関係を示す図である。図5ではシリコン粉
末濃度が増加するに伴い、ウェーハの反りが悪化する様
子が見られる。特にシリコン粉末濃度が、シリコン粉末
濃度許容値を越えるとウェーハの反りが急激に悪化す
る。要求されるウェーハの反りの精度を所定の許容値以
下に抑えるためには加工液中に含まれるシリコン粉末濃
度を所定の許容値以下に制御すればよい。
【0023】図6は、前記加工液比重と加工液中のシリ
コン粉末濃度との関係を示す図である。図6に示される
とおり、加工液比重は、加工液中に含まれるシリコン粉
末濃度と比例関係にある。すなわち、切断加工すること
により加工液中に含まれる砥粒が被加工物である半導体
インゴットを削り、削られた半導体インゴットの切断粉
末が加工液中に混入する。したがって切断の進行に伴っ
て、削られた半導体インゴットの切断粉末混入量が加工
液中において増加するため、加工液中のシリコン粉末濃
度が高くなり加工液比重が増加する。また、ワイヤ14
の摩耗粉も混入することから、このワイヤ14の摩耗粉
によっても加工液比重は増加する。
コン粉末濃度との関係を示す図である。図6に示される
とおり、加工液比重は、加工液中に含まれるシリコン粉
末濃度と比例関係にある。すなわち、切断加工すること
により加工液中に含まれる砥粒が被加工物である半導体
インゴットを削り、削られた半導体インゴットの切断粉
末が加工液中に混入する。したがって切断の進行に伴っ
て、削られた半導体インゴットの切断粉末混入量が加工
液中において増加するため、加工液中のシリコン粉末濃
度が高くなり加工液比重が増加する。また、ワイヤ14
の摩耗粉も混入することから、このワイヤ14の摩耗粉
によっても加工液比重は増加する。
【0024】上記に示したようにウェーハの反り精度を
所定の許容値以下にするためには加工液中のシリコン粉
濃度が許容値を越えないように加工液比重を監視して制
御すればよい。図7に加工液比重を制御する方法を例示
する。図7の例では切断加工中の時間経過とともに加工
液中に混入する被加工物の切断粉末の量が増加するため
に加工液比重が増大する様子を示している。加工時間に
伴って該切断粉末の濃度が上昇するが、比重計測装置に
よって測定された加工液比重値が、切断加工精度の許容
値を満足させることのできない予め入力され記憶されて
いる加工液比重許容値の閾値に近づくと、切断加工に使
用中の被加工物切断粉末濃度の高い加工液を廃液として
廃棄するとともに、加工液新液を補給することで加工液
中の被加工物切断粉末濃度が下がり、加工液比重値を下
げる制御を行う。加工液中の被加工物切断粉末濃度が低
下すると加工液の切断能力も回復するので加工時間が経
過しても加工液の切断能力は許容限界を超えることはな
く、切断後のウェーハの表面うねりなどの加工精度は許
容値以内に抑えられ、良好な状態に維持することができ
る。
所定の許容値以下にするためには加工液中のシリコン粉
濃度が許容値を越えないように加工液比重を監視して制
御すればよい。図7に加工液比重を制御する方法を例示
する。図7の例では切断加工中の時間経過とともに加工
液中に混入する被加工物の切断粉末の量が増加するため
に加工液比重が増大する様子を示している。加工時間に
伴って該切断粉末の濃度が上昇するが、比重計測装置に
よって測定された加工液比重値が、切断加工精度の許容
値を満足させることのできない予め入力され記憶されて
いる加工液比重許容値の閾値に近づくと、切断加工に使
用中の被加工物切断粉末濃度の高い加工液を廃液として
廃棄するとともに、加工液新液を補給することで加工液
中の被加工物切断粉末濃度が下がり、加工液比重値を下
げる制御を行う。加工液中の被加工物切断粉末濃度が低
下すると加工液の切断能力も回復するので加工時間が経
過しても加工液の切断能力は許容限界を超えることはな
く、切断後のウェーハの表面うねりなどの加工精度は許
容値以内に抑えられ、良好な状態に維持することができ
る。
【0025】また切断加工時に演算装置72は、加工液
貯留タンク52の加工液54の液面55の高さを上蓋5
3に設けられている超音波センサ64等の液面計によっ
て常時監視しており、該液面が所定の高さ以上になると
加工液54の廃棄動作を実行し、逆に該液面の高さが所
定の高さ以下になると加工液54の廃棄動作を停止する
とともに、加工液54の供給動作を実行することで加工
液貯留タンク52の液面55の高さの制御を担ってもよ
い。
貯留タンク52の加工液54の液面55の高さを上蓋5
3に設けられている超音波センサ64等の液面計によっ
て常時監視しており、該液面が所定の高さ以上になると
加工液54の廃棄動作を実行し、逆に該液面の高さが所
定の高さ以下になると加工液54の廃棄動作を停止する
とともに、加工液54の供給動作を実行することで加工
液貯留タンク52の液面55の高さの制御を担ってもよ
い。
【0026】上記の例では加工液比重を制御するにあた
って、測定した加工液比重値を用いて加工液の入れ替え
をON−OFFによる方法で制御したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、測定した加工液の物性値に
応じて加工液の入れ替えを比例制御しても良いし、比例
積分その他の制御手法を用いて制御してもよい。また、
本発明に係るワイヤソーの加工液交換装置は上記で説明
した図1及び図2に記載の装置に限定されるものではな
い。
って、測定した加工液比重値を用いて加工液の入れ替え
をON−OFFによる方法で制御したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、測定した加工液の物性値に
応じて加工液の入れ替えを比例制御しても良いし、比例
積分その他の制御手法を用いて制御してもよい。また、
本発明に係るワイヤソーの加工液交換装置は上記で説明
した図1及び図2に記載の装置に限定されるものではな
い。
【0027】図8に本発明の加工液交換制御装置を使用
する方法の流れ図を示す。図8に示すようにステップ1
04で加工液比重許容値等の閾値や定数を予め入力装置
73に入力しておく。ステップ118で切断加工を開始
した後にステップ124において加工液54の物性値を
測定して、ステップ128にて加工液54の交換を要す
る状態かどうかを加工液比重許容値と測定した加工液の
比重とを比較判断し、ステップ130からステップ13
4において切断加工中に加工液54の交換を行う。ま
た、前記加工液54の交換量や、加工液54を交換中で
あることを表示部74に表示して作業者に知らせる。
する方法の流れ図を示す。図8に示すようにステップ1
04で加工液比重許容値等の閾値や定数を予め入力装置
73に入力しておく。ステップ118で切断加工を開始
した後にステップ124において加工液54の物性値を
測定して、ステップ128にて加工液54の交換を要す
る状態かどうかを加工液比重許容値と測定した加工液の
比重とを比較判断し、ステップ130からステップ13
4において切断加工中に加工液54の交換を行う。ま
た、前記加工液54の交換量や、加工液54を交換中で
あることを表示部74に表示して作業者に知らせる。
【0028】前記加工液54の交換量を表示する表示装
置の実施の形態は図2に示すように、ワイヤソーの演算
装置72と、表示部74とから構成される。表示を見た
作業者はワイヤソーの入力装置73に加工液54の交換
を指示するかまたは、ワイヤソーの演算装置72が自動
で加工液54の交換を行う。上記の例では加工液54中
に含まれる被加工物の切断粉の量を判断するのに加工液
54の比重を測定して、この測定した比重値と予め入力
されている加工液比重許容値とを比較判断しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、加工液54の
粘度等の物性値を測定して、この測定した物性値と予め
入力されている加工液物性許容値とを比較判断して加工
液の交換を判断しても、本発明の目的は達成される。
置の実施の形態は図2に示すように、ワイヤソーの演算
装置72と、表示部74とから構成される。表示を見た
作業者はワイヤソーの入力装置73に加工液54の交換
を指示するかまたは、ワイヤソーの演算装置72が自動
で加工液54の交換を行う。上記の例では加工液54中
に含まれる被加工物の切断粉の量を判断するのに加工液
54の比重を測定して、この測定した比重値と予め入力
されている加工液比重許容値とを比較判断しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、加工液54の
粘度等の物性値を測定して、この測定した物性値と予め
入力されている加工液物性許容値とを比較判断して加工
液の交換を判断しても、本発明の目的は達成される。
【0029】また、前述の説明では図8の流れ図に沿っ
た説明をしたが、本発明は図8の流れに限定されるもの
ではなく、順番を入れ換えたり、工程を省いても目的は
達成される。
た説明をしたが、本発明は図8の流れに限定されるもの
ではなく、順番を入れ換えたり、工程を省いても目的は
達成される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、測定した加工液の
物性値が前記閾値を越えたときに加工液が使用限界に達
したと判断し、加工液新液を補給するようにしたので、
加工液中に切断粉末量増大により発生する切断加工の不
具合を無くすことができ、切断加工の精度を良好な状態
に維持しながら加工液を無駄なく有効に使用することが
できる。
物性値が前記閾値を越えたときに加工液が使用限界に達
したと判断し、加工液新液を補給するようにしたので、
加工液中に切断粉末量増大により発生する切断加工の不
具合を無くすことができ、切断加工の精度を良好な状態
に維持しながら加工液を無駄なく有効に使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加工液交換制御装置が適用される
ワイヤソーの全体構成図
ワイヤソーの全体構成図
【図2】本発明に係る加工液の循環系及び加工液の交換
系の実施の形態を示す図
系の実施の形態を示す図
【図3】加工液の集中廃棄供給装置の構成を示す図
【図4】本発明に係る加工液の循環系及び加工液の交換
系の他の実施の形態を示す図
系の他の実施の形態を示す図
【図5】加工液中のシリコン粉末濃度と切断後のウェー
ハ表面の反りとの関係を示す図
ハ表面の反りとの関係を示す図
【図6】加工液比重と加工液中のシリコン粉末濃度との
関係を示す図
関係を示す図
【図7】本発明に係る加工時間経過と加工液比重の制御
の様子を示す図
の様子を示す図
【図8】本発明の加工液交換制御装置を使用する方法の
流れ図
流れ図
10…ワイヤソー 14…ワイヤ 22A,22B,22C…グルーブローラ 24…ワイヤ列 42…半導体インゴット 52…加工液貯留タンク 54…加工液(スラリ) 71…質量流量計 72…演算装置 74…表示部 75…加工液新液 76…新液貯留タンク 78…廃液 79…廃液貯留タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月26日(1998.11.
26)
26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C047 FF06 GG13 GG15 3C069 AA01 BA06 BB04 BC01 CA04 DA03 DA06 EA02 EA03 EA04 EA05
Claims (3)
- 【請求項1】 ワイヤを複数個のグルーブローラに巻き
掛けてワイヤ列を形成し、前記ワイヤ列に加工液を供給
しながら被加工物を相対的に押し付けることにより、多
数のウェーハに切断する往復走行ワイヤソーの加工液交
換装置において、 切断加工中に使用中の前記加工液の比重値と粘度値等の
物性値との少なくとも何れか1つの値を測定する測定手
段と、 判定基準となる閾値を備え、前記測定した加工液の物性
値が前記閾値を越えた時に加工液が使用限界に達したこ
とを判定する判定手段と、 前記加工液が使用限界に達したと判断された場合には加
工液新液を補給する加工液補給手段と、 を備えたことを特徴とするワイヤソーの加工液交換制御
装置。 - 【請求項2】 前記加工液の物性測定手段を、加工液貯
留タンクから切断加工部に至る経路の途中に設けたこと
を特徴とする請求項1のワイヤソーの加工液交換制御装
置。 - 【請求項3】 前記加工液が使用限界に達したと判断さ
れた場合には前記加工液を廃棄し、 前記廃棄する加工液を、切断加工部から加工液貯留タン
クに至る経路の途中から廃棄することを特徴とする請求
項1のワイヤソーの加工液交換制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10320988A JP2000141362A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | ワイヤソーの加工液交換制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10320988A JP2000141362A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | ワイヤソーの加工液交換制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141362A true JP2000141362A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18127537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10320988A Pending JP2000141362A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | ワイヤソーの加工液交換制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141362A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006044366A1 (de) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Siltronic Ag | Verfahren zum Abtrennen einer Vielzahl von Scheiben von einem zylindrischen Werkstück |
JP2010029998A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Japan Fine Steel Co Ltd | 固定砥粒ワイヤソーに使用したクーラントの処理方法及びその処理装置 |
CN102189611A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-09-21 | 浙江德圣龙新材料科技有限公司 | 用于太阳能硅片线切割的等密度砂浆切割方法及装置 |
CN102241083A (zh) * | 2011-07-12 | 2011-11-16 | 浙江德圣龙新材料科技有限公司 | 用于太阳能硅片线切割的等粘度砂浆切割方法及装置 |
US20110303210A1 (en) * | 2008-12-20 | 2011-12-15 | Steven Grumbine | Wiresaw cutting method |
WO2012081239A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | 株式会社Ihi回転機械 | ワイヤソーのスラリ管理装置 |
CN102689371A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-09-26 | 天威新能源控股有限公司 | 砂浆流量异常报警的破锭机及其安装和报警方法 |
KR101336904B1 (ko) * | 2011-07-29 | 2013-12-04 | 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 | 와이어 소 |
JP2017087185A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
CN107553763A (zh) * | 2016-06-30 | 2018-01-09 | 广东先导先进材料股份有限公司 | 一种多线切割晶片的方法以及切割装置 |
CN111457091A (zh) * | 2020-04-14 | 2020-07-28 | 诺兰特新材料(北京)有限公司 | 具有稳固结构的密封组件 |
-
1998
- 1998-11-11 JP JP10320988A patent/JP2000141362A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006044366B4 (de) * | 2006-09-20 | 2008-12-18 | Siltronic Ag | Verfahren zum Abtrennen einer Vielzahl von Scheiben von einem zylindrischen Werkstück |
DE102006044366A1 (de) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Siltronic Ag | Verfahren zum Abtrennen einer Vielzahl von Scheiben von einem zylindrischen Werkstück |
JP2010029998A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Japan Fine Steel Co Ltd | 固定砥粒ワイヤソーに使用したクーラントの処理方法及びその処理装置 |
US20110303210A1 (en) * | 2008-12-20 | 2011-12-15 | Steven Grumbine | Wiresaw cutting method |
US8960177B2 (en) * | 2008-12-20 | 2015-02-24 | Cabot Microelectronics Corporation | Wiresaw cutting method |
KR101860296B1 (ko) * | 2010-12-16 | 2018-05-23 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 로테이팅 머시너리 엔지니어링 | 와이어 소의 슬러리 관리 장치 |
WO2012081239A1 (ja) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | 株式会社Ihi回転機械 | ワイヤソーのスラリ管理装置 |
JP2012125891A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Ihi Compressor & Machinery Co Ltd | ワイヤソーのスラリ管理装置 |
CN102189611A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-09-21 | 浙江德圣龙新材料科技有限公司 | 用于太阳能硅片线切割的等密度砂浆切割方法及装置 |
CN102241083A (zh) * | 2011-07-12 | 2011-11-16 | 浙江德圣龙新材料科技有限公司 | 用于太阳能硅片线切割的等粘度砂浆切割方法及装置 |
KR101336904B1 (ko) * | 2011-07-29 | 2013-12-04 | 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 | 와이어 소 |
CN102689371A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-09-26 | 天威新能源控股有限公司 | 砂浆流量异常报警的破锭机及其安装和报警方法 |
JP2017087185A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
CN107553763A (zh) * | 2016-06-30 | 2018-01-09 | 广东先导先进材料股份有限公司 | 一种多线切割晶片的方法以及切割装置 |
CN111457091A (zh) * | 2020-04-14 | 2020-07-28 | 诺兰特新材料(北京)有限公司 | 具有稳固结构的密封组件 |
CN111457091B (zh) * | 2020-04-14 | 2022-03-01 | 诺兰特新材料(北京)有限公司 | 具有稳固结构的密封组件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000141362A (ja) | ワイヤソーの加工液交換制御装置 | |
JP2516717B2 (ja) | ワイヤソ―及びその切断方法 | |
US20200316817A1 (en) | Method and apparatus for resuming the wire sawing process of a workpiece after an unplanned interruption | |
JPH1052816A (ja) | ワイヤ式切断方法 | |
TWI549175B (zh) | 使用鋸切線從工件切分出晶圓的方法 | |
JP2007273711A (ja) | ワイヤソー | |
JP3197053U (ja) | 液補充装置及びこれを備えたクーラント再生装置 | |
JP3389141B2 (ja) | スライシング用スラリーの評価方法及びスラリー | |
JP2000288902A (ja) | 固定砥粒付ワイヤ及び固定砥粒ワイヤソー | |
JP3071108B2 (ja) | ワイヤソー装置 | |
JP2006224266A (ja) | ワイヤソーを用いたインゴット切断方法 | |
JP2000015622A (ja) | 外周刃切断加工法および加工装置 | |
JP2000127019A (ja) | ワイヤソーの加工液交換制御方法及びその装置 | |
JP3411849B2 (ja) | ワイヤソーの加工液供給装置 | |
JP2571488B2 (ja) | ワイヤーソーによるワークの切断方法及び切断装置 | |
JP2010134776A (ja) | 工作機械 | |
JP2000094296A (ja) | ワイヤソーの熱交換装置 | |
JPH1110511A (ja) | スラリ循環装置、ワイヤソー及び記録媒体 | |
JP3700342B2 (ja) | ワイヤソーおよびこれを用いたワーク切断方法 | |
JP3075393B2 (ja) | ワイヤソーの熱交換機監視方法 | |
JP2000218540A (ja) | ワイヤソーの加工液供給装置 | |
JP2000218537A (ja) | ワイヤソーの加工液供給装置 | |
JP2000218541A (ja) | 加工液の液面計 | |
JP2000218542A (ja) | ワイヤソーの加工液供給方法及び装置 | |
JP2000218543A (ja) | ワイヤソーの加工液供給装置 |