JP2000141202A - バリ取り方法およびバリ取り機 - Google Patents

バリ取り方法およびバリ取り機

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JP2000141202A
JP2000141202A JP31811198A JP31811198A JP2000141202A JP 2000141202 A JP2000141202 A JP 2000141202A JP 31811198 A JP31811198 A JP 31811198A JP 31811198 A JP31811198 A JP 31811198A JP 2000141202 A JP2000141202 A JP 2000141202A
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Shigeru Ito
茂 伊藤
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Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に傷を付けずに全周の縁や中抜き部に発
生したバリを除去すると共に板厚部のエッジに丸みを付
けることができるようにしたバリ取り方法およびバリ取
り機を提供する。 【解決手段】 バリ取りを行う製品Pを製品置き台3の
上に載置して下方に空間を設け、バリ取り具27を上昇
可能な状態で吊り下げた基盤17を上下移動機構13に
より下降させて製品Pに設けられている穴39位置に対
応するバリ取り具27および製品Pの外側にあるバリ取
り具27を製品Pの下方まで下降させると共に製品Pの
穴39位置にないバリ取り具27を製品Pの上面で止め
てクランパ21によりクランプする。その後、基盤17
を上昇させ、製品Pの穴39位置や外側にないバリ取り
具27の先端が製品Pの表面に接触しない範囲で上下移
動機構13により基盤17を上下振動させ、バリ取り具
27により製品Pの穴39や外形のバリ取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばタレット
パンチプレスやレーザ加工機等の板材加工機で板材加工
された製品の周縁や中抜き部に発生したバリを除去せし
めるバリ取り方法およびバリ取り機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばタレットパンチプレス
やレーザ加工機等の板材加工機で板材加工された製品の
周縁や中抜き部にはバリが発生する。このバリを除去せ
しめるためにバリ取り機が用いられている。このバリ取
り機としては、製品の全面を研磨するものや、単機能が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、製品の全面バリをとるため
に、例えば塗装鋼板、SUSヘアーライン、SUS鏡面
板、ボンデ鋼板などの表面処理用鋼板に発生したバリを
除去するには不向きである。
【0004】また、全縁に発生したバリを除去するには
工数がかかると共に、中抜き部に発生したバリを除去せ
しめることができない。さらに、表面以外のバリ取りや
R付けができないという問題がある。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、表面に傷を付けずに
全周の縁や中抜き部に発生したバリを除去すると共に板
厚部のエッジに丸みを付けることができるようにしたバ
リ取り方法およびバリ取り機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のバリ取り方法は、バリ取り
を行う製品をその下方に空間を有する状態で製品置き台
に載置し、この製品置き台の上方に設けられて複数のバ
リ取り具を上昇可能に吊り下げている基盤を真っ直ぐに
下降させ、前記製品に設けられている穴位置に対応する
バリ取り具をこの穴から下方へ突出させた後に前記バリ
取り具を全てクランプし、前記基盤を上昇させて製品の
穴位置にないバリ取り具の先端が製品の上面に当接しな
い範囲で前記基盤を上下振動させること、を特徴とする
ものである。
【0007】従って、バリ取りを行う製品を製品置き台
の上に載置して下方に空間を設け、バリ取り具を吊り下
げた基盤を下降させて製品に設けられている穴位置に対
応するバリ取り具および製品の外側にあるバリ取り具を
製品の下方まで貫通させると共に製品の穴位置にないバ
リ取り具を製品の上面に接触せしめ、この状態ですべて
のバリ取り具をクランプする。その後、基盤を上昇さ
せ、製品の穴位置および外側にないバリ取り具の先端が
製品の表面に接触しない範囲で基盤を上下振動させ、バ
リ取り具を穴位置および外形位置において上下振動させ
て穴および外形のバリ取りを行う。
【0008】請求項2による発明のバリ取り方法は、請
求項1記載のバリ取り方法において、前記バリ取り具の
クランプを、このバリ取り具が貫通する貫通穴を同じ配
置で有する2枚または3枚のプレートを相対的に移動さ
せてバリ取り具を挟むこと、を特徴とするものである。
【0009】従って、バリ取り具を吊るすために同じ配
置の貫通穴を有する2枚または3枚のプレートを相対的
にずらすことによりバリ取り具を挟んでクランプする。
【0010】請求項3による発明のバリ取り方法は、請
求項1または2記載のバリ取り方法において、前記バリ
取り具として、砥粒を含んだブラシを用いること、を特
徴とするものである。
【0011】従って、砥粒を含んだブラシを製品の穴に
通して、あるいは製品の外形に接触させて上下振動させ
ることにより、穴および外形のバリ取りを行う。
【0012】請求項4による発明のバリ取り方法は、請
求項1または2記載のバリ取り方法において、前記バリ
取り具として、前記製品の穴の内径よりも小さな外径を
有する砥石を用いること、を特徴とするものである。
【0013】従って、製品の穴の内径よりも小さな外径
を有する砥石を製品の穴に通して、あるいは製品の外形
に接触させて上下振動させることにより穴や外形のバリ
取りを行う。
【0014】請求項5による発明のバリ取り方法は、請
求項1から4のいずれかに記載のバリ取り方法におい
て、前記バリ取り具を上下振動させてバリ取りを行う際
に、前記基盤を水平面内において旋回させてバリ取り具
の位置を変え、製品の穴や外形における異なる位置のバ
リ取りを行うこと、を特徴とするものである。
【0015】従って、基盤を旋回させることにより、製
品の穴や外形に対するバリ取り具の位置を変更してバリ
取りを行う。
【0016】請求項6による発明のバリ取り機は、バリ
取りを行う製品をその下方に空間を有する状態で支持す
る製品置き台と、この製品置き台の上方にあって複数の
バリ取り具を上昇可能に支持すべく複数の貫通穴を有す
る基盤と、この基盤を上下移動および上下振動せしめる
上下移動機構と、前記バリ取り具をクランプすべく前記
基盤に設けられているクランパと、を備えてなることを
特徴とするものである。
【0017】従って、バリ取りを行う製品を製品置き台
の上に載置して下方に空間を設け、バリ取り具を上昇可
能な状態で吊り下げた基盤を上下移動機構により下降さ
せて製品に設けられている穴位置に対応するバリ取り具
および製品の外側に位置するバリ取り具を製品の下方ま
で下降させると共に製品の穴位置および外側にないバリ
取り具を製品の上面で止め、この状態ですべてのバリ取
り具をクランパによりクランプする。その後、基盤を上
昇させ、製品の穴位置および外側にないバリ取り具の先
端が製品の表面に接触しない範囲で上下移動機構により
基盤を上下振動させ、製品の穴を貫通しているバリ取り
具や製品の外形に接するバリ取り具によりバリ取りを行
う。
【0018】請求項7による発明のバリ取り機は、請求
項6記載のバリ取り機において、前記バリ取り具をクラ
ンプするクランパが、前記基盤の貫通穴と同じ配置で貫
通穴を有するクランププレートと、このクランププレー
トを前記基盤に対してスライドせしめる移動機構と、を
備えてなることを特徴とするものである。
【0019】従って、バリ取り具を吊り下げている基盤
と同じ配置で貫通穴が設けられたクランププレートを、
移動機構により基盤に対してスライドさせて、貫通穴に
よりバリ取り具を挟んでクランプする。
【0020】請求項8による発明のバリ取り機は、請求
項6または7記載のバリ取り機において、前記バリ取り
具が、砥粒を含んだブラシであること、を特徴とするも
のである。
【0021】従って、砥粒を含んだブラシを製品の穴に
通して、あるいは製品の外形に接触させて上下振動さ
せ、バリ取りを行う。
【0022】請求項9による発明のバリ取り機は、請求
項6または7記載のバリ取り機において、前記バリ取り
具が、前記製品の穴の内径よりも小さな外径を有する砥
石であること、を特徴とするものである。
【0023】従って、製品の穴の内径よりも小さな外径
を有する砥石を製品の穴に通して、あるいは製品の外形
に接触させて上下振動させてバリ取りを行う。
【0024】請求項10による発明のバリ取り機は、請
求項6から9のいずれかに記載のバリ取り機において、
前記バリ取り具の位置を変えて製品の穴や外形における
異なる位置のバリ取りを行うべく前記基盤を水平面内に
おいて旋回させる旋回機構を、備えてなることを特徴と
するものである。
【0025】従って、旋回機構により基盤を旋回させて
バリ取り具の位置を変更し、製品の穴や外形における異
なる位置のバリ取りを行う。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0027】図1を参照するに、この発明に係るバリ取
り機1は、バリ取りを行う製品Pを持ち上げて下方に空
間を有する状態で支持する製品置き台3の上方に設けら
れている。
【0028】前記バリ取り機1では、旋回機構としての
駆動モータ5により偏心ピン7を介して回転駆動される
円盤9がフレーム11に回転自在に吊り下げられてい
る。この円盤9の中心には例えばシリンダのような上下
移動機構13が取り付けられており、この上下移動機構
13から下方に伸びる支持部材15が設けられている。
【0029】支持部材15の下端部には、基盤としての
平板状のホルダープレート17が取り付けられており、
多数の貫通穴19が設けられている。またホルダープレ
ート17の上面には、クランプ用プレートとしてのクラ
ンププレート21が移動機構の一例であるアクチュエー
タ23によりホルダープレート17に対してスライド自
在に設けられている。このクランププレート21にもホ
ルダープレート17と同じ配置で貫通穴25が設けられ
ている。
【0030】前記ホルダープレート17の貫通穴19お
よびクランププレート21の貫通穴25を上下方向に貫
通してバリ取り具の一例として例えば砥粒ブラシ27が
多数設けられている。図2を参照するに、この砥粒ブラ
シ27は、上端に前述の貫通穴19、25よりも直径が
大きなフランジを有する下限ストッパー29を備えると
共に、この下限ストッパー29の下側には剛性の高いシ
ャンク31が設けられている。
【0031】このシャンク31の下側には、スプリング
33を介して鉄心35の周囲に砥粒を含んだブラシの一
例としてナイロンブラシ37が取り付けられており、前
記鉄心35の先端は製品Pの表面を傷つけないように丸
くなっている。あるいは、鉄心35の先端に製品Pの表
面を保護するためのカバーのようなものを装着しても良
い。なお、ホルダープレート17の貫通穴19およびク
ランププレート21の貫通穴25は、いずれも砥粒ブラ
シ27のシャンク31の外径よりも大きなものとなって
いる。
【0032】上記構成により、製品Pのバリ取りを行う
際には、まず、アクチュエータ23によりホルダープレ
ート17の貫通穴19とクランププレート21の貫通穴
25を合わせた状態(図3参照)としておいて、上下移
動機構13によりボルダープレート17を上方へ移動さ
せて吊るし、全ての砥粒ブラシ27を下限ストッパー2
9により吊り下げて上昇可能にしておく。
【0033】次いで、バリ取りを行う製品Pを製品置き
台3の上に載置し、バリ取り機1を製品Pの上に真っ直
ぐに下降させる。これにより製品Pの穴39の位置に合
った砥粒ブラシ27および製品Pの外形の外側にある砥
粒ブラシ27は穴39を貫通してあるいはそのまま下降
するが、穴39のない位置にある砥粒ブラシ27は製品
Pの上面に当たって途中高さ位置に停止する。
【0034】この状態でアクチュエータ23によりクラ
ンププレート21をホルダープレート17に対して相対
的に移動させて、砥粒ブラシ27のシャンク31をクラ
ンプする(図4参照)。ホルダープレート17を上下移
動機構13により上昇させ、製品Pの穴39の位置や製
品Pの外側にない砥粒ブラシ27の下端が製品Pの上面
に達しない範囲で、上下移動機構13によりホルダープ
レート17を上下振動させる。
【0035】これにより、砥粒ブラシ27の先端のナイ
ロンブラシ37が製品Pの穴39の内面および外形に接
しながら上下移動して、バリ取りを行う。さらに、この
状態で駆動モータ5によりホルダープレート17等を回
転させ、ナイロンブラシ37が製品Pの穴39や外形の
他の部分に接触するようにする。
【0036】以上の結果から、表面処理鋼板である製品
Pの表面に傷を付けることなく外形の縁や穴39に発生
したバリを除去することができる。また、板厚部のエッ
ジに丸みを付けることができる。
【0037】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、シャンク31を剛性の
高いものとしたが、弾性体としても良いし、柔軟性のあ
るものとしても良い。
【0038】また、図5に示されているように、前述の
発明の実施の形態における砥粒ブラシ27の代わりに、
バリ取りを行う穴39よりも小さな外形を有する円柱形
状の砥石41を交換自在に吊るした砥粒ブラシ43を用
いるようにしても良い。
【0039】また、バリ取り時には、前述の実施の形態
におけるホルダープレート17およびクランププレート
21を、製品Pの穴39位置に合った貫通穴19、25
を有するものに交換してバリ取りを行うようにしても良
い。
【0040】さらに、前述の実施の形態においてホルダ
ープレート17とクランププレート21により砥粒ブラ
シ27をクランプするようにしたが、図6に示されてい
るように、上下のプレート45U、45Lの間にウレタ
ンプレート47等をシリンダ49により移動自在に設け
ておき、このウレタンプレート47と上下のプレート4
5U、45Lとにより砥粒ブラシ27をクランプするよ
うにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるバリ取り方法では、バリ取りを行う製品を製品置き
台の上に載置して下方に空間を設け、バリ取り具を吊り
下げた基盤を下降させて製品に設けられている穴位置に
対応するバリ取り具および製品の外側にあるバリ取り具
を製品の下方まで貫通させると共に製品の穴位置にない
バリ取り具を製品の上面に接触せしめ、この状態ですべ
てのバリ取り具をクランプし、その後、基盤を上昇さ
せ、製品の穴位置および外側にないバリ取り具の先端が
製品の表面に接触しない範囲で基盤を上下振動させ、バ
リ取り具を穴位置および外形位置において上下振動させ
て穴および外形のバリ取りを行うので、表面処理鋼板で
ある製品の表面に傷を付けることなく外形や穴に発生し
たバリを除去することができる。また、板厚部のエッジ
に丸みを付けることができる。
【0042】請求項2の発明によるバリ取り方法では、
バリ取り具を吊るすために同じ配置の貫通穴を有する2
枚または3枚のプレートを相対的にずらすことにより、
各バリ取り具を任意の高さで挟んでクランプすることが
できる。
【0043】請求項3の発明によるバリ取り方法では、
砥粒を含んだブラシを製品の穴に通して、あるいは製品
の外形に接触させて上下振動させることによりバリ取り
を行うことができる。
【0044】請求項4の発明によるバリ取り方法では、
製品の穴の内径よりも小さな外径を有する砥石を製品の
穴に通して、あるいは製品の外形に接触させて上下振動
させることによりバリ取りを行うことができる。
【0045】請求項5の発明によるバリ取り方法では、
基盤を旋回させることにより製品の穴や外形に対するバ
リ取り具の位置を変更するので、製品の穴の内面や製品
の外形をまんべんなくバリ取りすることができる。
【0046】請求項6の発明によるバリ取り機では、バ
リ取りを行う製品を製品置き台の上に載置して下方に空
間を設け、バリ取り具を上昇可能な状態で吊り下げた基
盤を上下移動機構により下降させて製品に設けられてい
る穴位置に対応するバリ取り具および製品の外側に位置
するバリ取り具を製品の下方まで下降させると共に製品
の穴位置および外側にないバリ取り具を製品の上面で止
め、この状態ですべてのバリ取り具をクランパによりク
ランプし、その後、基盤を上昇させ、製品の穴位置およ
び外側にないバリ取り具の先端が製品の表面に接触しな
い範囲で上下移動機構により基盤を上下振動させ、製品
の穴を貫通しているバリ取り具や製品の外形に接するバ
リ取り具によりバリ取りを行うので、表面処理鋼板であ
る製品の表面に傷を付けることなく外形や穴に発生した
バリを除去することができる。また、板厚部のエッジに
丸みを付けることができる。
【0047】請求項7の発明によるバリ取り機では、バ
リ取り具を吊り下げている基盤と同じ配置で貫通穴が設
けられたクランププレートを、移動機構により基盤に対
してスライドさせて、貫通穴によりバリ取り具を挟んで
クランプするので、各バリ取り具を任意の高さでクラン
プすることができる。
【0048】請求項8の発明によるバリ取り機では、砥
粒を含んだブラシを製品の穴に通して、あるいは製品の
外形に接触させて上下振動させるので、容易にバリ取り
を行うことができる。
【0049】請求項9の発明によるバリ取り機では、製
品の穴の内径よりも小さな外形を有する砥石を製品の穴
に通して、あるいは製品の外形に接触させて上下振動さ
せるので、容易にバリ取りを行うことができる。
【0050】請求項10の発明によるバリ取り機では、
基盤を旋回させることによりバリ取り具の位置を変更す
るので、製品の穴や外形をまんべんなくバリ取りするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るバリ取り機を示す断面図であ
る。
【図2】砥粒ブラシの拡大図である。
【図3】アンクランプ状態を示す平面図である。
【図4】クランプ状態を示す平面図である。
【図5】砥粒ブラシの別の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図6】クランパの別の実施の形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 バリ取り機 3 製品置き台 5 駆動モータ(旋回機構) 13 上下移動機構 17 ホルダープレート(基盤、プレート) 19、25 貫通穴 21 クランププレート(プレート) 23 アクチュエータ(移動機構) 27 砥粒ブラシ(バリ取り具) 37 ナイロンブラシ(ブラシ) 39 穴 41 砥石 P 製品

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリ取りを行う製品をその下方に空間を
    有する状態で製品置き台に載置し、この製品置き台の上
    方に設けられて複数のバリ取り具を上昇可能に吊り下げ
    ている基盤を真っ直ぐに下降させ、前記製品に設けられ
    ている穴位置に対応するバリ取り具をこの穴から下方へ
    突出させた後に前記バリ取り具を全てクランプし、前記
    基盤を上昇させて製品の穴位置にないバリ取り具の先端
    が製品の上面に当接しない範囲で前記基盤を上下振動さ
    せること、を特徴とするバリ取り方法。
  2. 【請求項2】 前記バリ取り具のクランプを、このバリ
    取り具が貫通する貫通穴を同じ配置で有する2枚または
    3枚のプレートを相対的に移動させてバリ取り具を挟む
    こと、を特徴とする請求項1記載のバリ取り方法。
  3. 【請求項3】 前記バリ取り具として、砥粒を含んだブ
    ラシを用いること、を特徴とする請求項1または2記載
    のバリ取り方法。
  4. 【請求項4】 前記バリ取り具として、前記製品の穴の
    内径よりも小さな外径を有する砥石を用いること、を特
    徴とする請求項1または2記載のバリ取り方法。
  5. 【請求項5】 前記バリ取り具を上下振動させてバリ取
    りを行う際に、前記基盤を水平面内において旋回させて
    バリ取り具の位置を変え、製品の穴や外形における異な
    る位置のバリ取りを行うこと、を特徴とする請求項1か
    ら4のいずれかに記載のバリ取り方法。
  6. 【請求項6】 バリ取りを行う製品をその下方に空間を
    有する状態で支持する製品置き台と、この製品置き台の
    上方にあって複数のバリ取り具を上昇可能に支持すべく
    複数の貫通穴を有する基盤と、この基盤を上下移動およ
    び上下振動せしめる上下移動機構と、前記バリ取り具を
    クランプすべく前記基盤に設けられているクランパと、
    を備えてなることを特徴とするバリ取り機。
  7. 【請求項7】 前記バリ取り具をクランプするクランパ
    が、前記基盤の貫通穴と同じ配置で貫通穴を有するクラ
    ンププレートと、このクランププレートを前記基盤に対
    してスライドせしめる移動機構と、を備えてなることを
    特徴とする請求項6記載のバリ取り機。
  8. 【請求項8】 前記バリ取り具が、砥粒を含んだブラシ
    であること、を特徴とする請求項6または7記載のバリ
    取り機。
  9. 【請求項9】 前記バリ取り具が、前記製品の穴の内径
    よりも小さな外径を有する砥石であること、を特徴とす
    る請求項6または7記載のバリ取り機。
  10. 【請求項10】 前記バリ取り具の位置を変えて製品の
    穴や外形における異なる位置のバリ取りを行うべく前記
    基盤を水平面内において旋回させる旋回機構を、備えて
    なること、を特徴とする請求項6から9のいずれかに記
    載のバリ取り機。
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