JP2000127012A - ワークのバリ取り方法およびその装置 - Google Patents

ワークのバリ取り方法およびその装置

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JP2000127012A
JP2000127012A JP10298756A JP29875698A JP2000127012A JP 2000127012 A JP2000127012 A JP 2000127012A JP 10298756 A JP10298756 A JP 10298756A JP 29875698 A JP29875698 A JP 29875698A JP 2000127012 A JP2000127012 A JP 2000127012A
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bundle
polishing brushes
brush
polishing
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Kikuo Ishihara
菊生 石原
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Amada Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの表面を削り取ることなくバリを除去
する。 【解決手段】 上下方向に延伸した研磨用ブラシ21の
束を束ねるブラシ装置25をアンクランプした状態で、
研磨用ブラシ21の束をワーク保持装置3に備えた吸着
装置で吸着・保持したワークWの表面に押圧することに
より、ワークW以外の範囲の研磨用ブラシ21の束は下
方のワーク保持装置3まで下降するので、研磨用ブラシ
21の束にはワークWの輪郭形状に沿って段付きが生じ
る。この段付きを生じた状態で研磨用ブラシ21の束が
ブラシ装置25によりクランプされ上昇されると、研磨
用ブラシ21の束の端がワークWの端縁から離反しない
範囲でワークWの表面から離反される。ワーク保持装置
3および/又はブラシ装置25がほぼ水平方向および/
又は上下方向に振動され、研磨用ブラシ21の束が振動
されてバリ取りが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークのバリ取り
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばシャーリングマシンやパン
チプレスやレーザ加工機等の板材加工機により加工され
た加工品(以下、「ワーク」という)には、ワークの輪
郭形状に沿ってバリが生じている。
【0003】このワークのバリを自動的に除去するバリ
取り方法としては、図9に示されているように回転自在
なブラシホイールや不織布ホイールからなるバリ取り機
101により、例えば垂直方向に回転するブラシホイー
ル103の下にベルトコンベア105等の搬送装置でワ
ークWを通過せしめて、ワークWの表面のバリを回転す
るブラシホイール103により除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のバリ
取り方法においては、ワークWのバリは自動的に確実に
除去されるのであるが、ワークWの表面のメッキ等の表
面処理層を削り取ってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ワークの表面の表面処理層を
除去することなくバリを除去し得るワークのバリ取り方
法およびその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のワークのバリ取り方法は、
上下方向に延伸した研磨用ブラシの束を束ねるブラシ装
置をクランプした状態で、ワーク保持装置に備えた吸着
装置で吸着して保持したワークに対して相対的に接近せ
しめ、前記研磨用ブラシの束がワークに当接した時点で
前記ブラシ装置をアンクランプ状態にし、次いで前記研
磨用ブラシの束の端を前記ワークの表面に押圧すること
により前記ワークの輪郭形状に沿って前記研磨用ブラシ
の束に段付きを生じせしめ、この段付きを生じた状態で
前記ブラシ装置により前記研磨用ブラシの束をクランプ
し、前記ワークの端縁から前記研磨用ブラシの束を離反
しない範囲でワークの表面と研磨用ブラシの束の端とを
離反せしめ、ワーク保持装置および/又はブラシ装置を
ほぼ水平方向および/又は上下方向に振動せしめること
を特徴とするものである。
【0007】したがって、研磨用ブラシの束はワークの
形状や大きさや数量にかかわらずワークの輪郭形状に沿
った形状で段付きが形成され、ブラシ装置でクランプさ
れる。研磨用ブラシの束の端がワークの表面から離れた
位置で研磨用ブラシの束が振動されてワークの端縁が研
磨用ブラシで擦られるので、ワークの表面が削り取られ
ることなくバリ取りが行われる。
【0008】なお、ワーク保持装置およびブラシ装置の
うちの少なくとも一方がほぼ水平方向かあるいは上下方
向に振動するだけでもバリ取りされるが、効率よくバリ
取りをするという点で水平方向と上下方向の両方の振動
が行われることが望ましい。
【0009】請求項2によるこの発明のワークのバリ取
り方法は、上下方向に延伸した研磨用ブラシの束を束ね
るブラシ装置をクランプした状態で、ワーク保持装置に
備えた吸着装置で吸着して保持したワークに対して相対
的に接近せしめ、前記研磨用ブラシの束がワークに当接
した後、前記ワークの輪郭形状に沿って前記研磨用ブラ
シの束に段付きを生じせしめ、この段付きを生じた状態
で前記ブラシ装置により前記研磨用ブラシの束をクラン
プし、前記ワークの端縁から前記研磨用ブラシの束を離
反しない範囲でワークの表面と研磨用ブラシの束の端と
を離反せしめ、ワーク保持装置および/又はブラシ装置
をほぼ水平方向および/又は上下方向に振動せしめるこ
とを特徴とするものである。
【0010】したがって、請求項1記載の作用とほぼ同
様であり、研磨用ブラシの束はワークの形状や大きさや
数量にかかわらずワークの輪郭形状に沿った形状で段付
きが形成され、ブラシ装置でクランプされる。研磨用ブ
ラシの束の端がワークの表面から離れた位置で研磨用ブ
ラシの束が振動されてワークの端縁が研磨用ブラシで擦
られるので、ワークの表面が削り取られることなくバリ
取りが行われる。
【0011】なお、ワーク保持装置およびブラシ装置の
うちの少なくとも一方がほぼ水平方向かあるいは上下方
向に振動するだけでもバリ取りされるが、効率よくバリ
取りをするという点で水平方向と上下方向の両方の振動
が行われることが望ましい。
【0012】請求項3によるこの発明のワークのバリ取
り装置は、上下方向に延伸した研磨用ブラシの束を束ね
たり緩めたりすべくクランプ・アンクランプするブラシ
装置を設け、このブラシ装置の前記研磨用ブラシの束の
上方又は下方に位置してワークを吸着して保持する吸着
装置を備えたワーク保持装置を設け、このワーク保持装
置の吸着装置で吸着して保持したワークと前記ブラシ装
置の研磨用ブラシの束とを互いに上下方向に接近・離反
せしめる昇降装置を設け、前記ワーク保持装置および/
又はブラシ装置をほぼ水平方向に振動せしめる水平振動
装置、前記ワーク保持装置および/又はブラシ装置を上
下方向に振動せしめる上下振動装置の少なくとも選択さ
れた1つを設けてなることを特徴とするものである。
【0013】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、研磨用ブラシの束はワークの形状や大きさや数量
にかかわらずワークの輪郭形状に沿った形状で段付きが
形成され、ブラシ装置でクランプされる。研磨用ブラシ
の束の端がワークの表面から離れた位置で研磨用ブラシ
の束が振動されてワークの端縁が研磨用ブラシで擦られ
るので、ワークの表面が削り取られることなくバリ取り
が行われる。
【0014】なお、ワーク保持装置およびブラシ装置の
うちの少なくとも一方がほぼ水平方向かあるいは上下方
向に振動するだけでもバリ取りされるが、効率よくバリ
取りをするという点で水平方向と上下方向の両方の振動
が行われることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のワークのバリ取り
方法およびその装置の実施の形態について、図面を参照
して説明する。
【0016】図1を参照するに、本実施の形態に係わる
バリ取り装置1は、ワーク保持装置3を構成するベース
プレート5が多数のフリーベア7上をほぼ水平方向に移
動自在に設けられており、このベースプレート5は水平
振動装置9によりほぼ水平方向に振動されるように構成
されている。水平振動装置9としては例えばベースプレ
ート5の一部の端縁付近が水平振動駆動手段としての例
えば水平振動用モータ11の駆動軸13に設けられた回
転板15の偏心軸17によりほぼ水平方向に回転されて
ほぼ水平方向に振動自在に設けられている。
【0017】上記のベースプレート5の上面にはシャー
リングマシンやパンチプレスやレーザ加工機等の板材加
工機により加工されたワークWを吸着して保持する吸着
装置としての例えば複数の吸着パッド19が、ベースプ
レート5の上面より上方に離れた位置でワークWの下面
を吸着するように設けられている。
【0018】なお、上記の複数の吸着パッド19は図1
に示されているようにベースプレート5の上面に例えば
碁盤目状に設けると共に独立して昇降自在に設け、ワー
クWの形状や大きさや数量に応じて昇降してワークWの
下面を吸着し保持するように構成しても構わない。
【0019】なお、吸着装置としては鉄材等の磁性材料
からなるワークWを磁力で吸着する電磁石を設けても構
わない。
【0020】ベースプレート5の上方には、上下方向に
延伸された状態の研磨材や砥粒入りのブラシからなる研
磨用ブラシ21の束をほぼ水平方向からクランプ・アン
クランプするブラシクランプ装置23を備えたブラシ装
置25が設けられている。
【0021】より詳しくは、ブラシ装置25は例えば水
平面でL字形状をなすブラシ用クランプ固定部27が上
方の図示せざるフレームに設けた昇降シリンダ29のピ
ストンロッド31により昇降自在に設けられている。本
実施の形態では2つの昇降シリンダ29が設けられてお
り、この2つの昇降シリンダ29はベースプレート5と
ブラシ装置25の研磨用ブラシ21の束とを互いに上下
方向に接近・離反せしめるためにブラシ装置25を昇降
する昇降装置33と、ブラシ装置25を上下方向に小刻
みに往復動して研磨用ブラシ21の束に上下方向に振動
を与えるための上下振動装置35とを兼用して構成して
いる。
【0022】また、上記のブラシ用クランプ固定部27
のL字形の各片の先端側にはそれぞれ挿孔37が設けら
れており、各挿孔37にはブラシ用クランプ固定部27
のL字形とは逆L字形状をなすブラシ用クランプ可動部
39の各片の先端側が挿通されており、図2に示されて
いるようにブラシ用クランプ固定部27とブラシ用クラ
ンプ可動部39により平面では矩形状をなすように組み
合わされてブラシクランプ装置23を構成している。
【0023】上記のブラシ用クランプ固定部27とブラ
シ用クランプ可動部39で形成される矩形内に研磨用ブ
ラシ21の束が上下に延伸された状態で挿入されてい
る。
【0024】ブラシ用クランプ可動部39の各片の先端
部はブラシ用クランプ固定部27に設けられたクランプ
用シリンダ41のピストンロッド43により上記の矩形
を狭めたり広げたりするように移動自在に、換言すれば
研磨用ブラシ21の束をクランプ・アンクランプ自在に
設けられている。
【0025】なお、ブラシ用クランプ可動部39の各片
の先端部は図3に示されているようにほぼ水平方向に長
穴45が設けられており、この長穴45にクランプ用シ
リンダ41のピストンロッド43の先端が長穴45に沿
って摺動可能に連結されている。
【0026】上記構成により、昇降シリンダ29の作動
によりブラシ装置25が下降され、上下方向に延伸した
研磨用ブラシ21の束の端がワークWに接近した位置で
ブラシ装置25によりアンクランプされると、研磨用ブ
ラシ21の束は図4に示されているようにワークWの表
面に当接した研磨用ブラシ21の束と、ベースプレート
5の上面に当接した研磨用ブラシ21の束とによりワー
クWの輪郭形状に沿って段付きの状態が生じる。
【0027】この段付きが生じた状態でブラシ装置25
のクランプ用シリンダ41の作動によりブラシ用クラン
プ可動部39がブラシ用クランプ固定部27との矩形を
狭める方向に移動されて研磨用ブラシ21の束がクラン
プされる。
【0028】次いで、ブラシ装置25は昇降シリンダ2
9の作動により研磨用ブラシ21の束がワークWの端縁
から離反しない範囲で持ち上げられ、図5に示されてい
るように研磨用ブラシ21の束の端がワークWの表面か
ら離反される。
【0029】水平振動装置9の水平振動用モータ11に
よりベースプレート5が多数のフリーベア7上をほぼ水
平方向に振動されると共に、上下振動装置35としての
2つの昇降シリンダ29の同期した小刻みな上下の往復
動運動によりブラシ装置25が上下方向に振動される。
したがって、研磨用ブラシ21の束の端がワークWの表
面から離れた位置で研磨用ブラシ21の束が振動され、
ワークWの端縁が上下方向に振動する多数の研磨用ブラ
シ21により上下方向並びに水平方向に擦られるので、
ワークWの表面が削り取られることなくバリ取りが行わ
れる。
【0030】なお、研磨用ブラシ21の束はワークWの
形状や大きさや数量にかかわらずワークWの輪郭形状に
沿った形状で段付きが形成されるので適用範囲が広く、
また効率よくバリ取りされる。
【0031】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。
【0032】本実施の形態ではワークWがブラシ装置2
5における多数の研磨用ブラシ21の下方に位置してい
る例をとって説明したが、図6に示されているようにワ
ークWが多数の研磨用ブラシ21の上方に位置して設け
たものであっても構わない。
【0033】例えば、ブラシ装置25の下方には研磨用
ブラシ21の束の下端を弾力性を備えたスポンジのよう
なクッション材47で受けることができる。このクッシ
ョン材47を支持するブラシ支持部材49がブラシ装置
25に一体的に設けられる。研磨用ブラシ21の束の上
方には昇降自在なワーク保持装置3を構成するワーク保
持プレート51の下面に吸着装置が設けられている。
【0034】ワーク保持プレート51の吸着装置の吸着
パッド19にワークWが吸着された状態で、ワーク保持
プレート51が下降すると、図7に示されているように
研磨用ブラシ21の上端がワークWによって押圧され
る。ワークWで押圧された範囲の研磨用ブラシ21の束
だけがクッション材47を押し下げて下降するので、研
磨用ブラシ21の束に段付きの状態が生じる。
【0035】次いで、ブラシクランプ装置23により研
磨用ブラシ21の束をクランプすると図8に示されてい
るように上記の段付き状態が保持され、ワーク保持プレ
ート51がワークWの端縁を研磨用ブラシ21の束から
離反しない範囲で持ち上げられ、しかもワークWの下面
が研磨用ブラシ21の束の端から離反される。
【0036】この状態で、例えばワーク保持プレート5
1が水平振動装置9により水平方向に振動されると共に
上下振動装置35により上下方向に振動され、ワークW
の表面が傷つけられることなくワークWのバリ取りが行
われる。
【0037】なお、水平振動装置9としてはワーク保持
装置3および/又はブラシ装置25をほぼ水平方向に振
動せしめるものであってもよく、また、上下振動装置3
5としてはワーク保持装置3および/又はブラシ装置2
5を上下方向に振動せしめるものであっても構わない。
また、上記の水平振動装置9と上下振動装置35とを両
方設けても、あるいは一方だけを設けても構わない。つ
まり、ワーク保持装置3およびブラシ装置25のうちの
少なくとも一方がほぼ水平方向かあるいは上下方向に振
動するだけでもバリ取りされるが、効率よくバリ取りを
するという点で水平方向と上下方向の両方の振動が行わ
れることが望ましい。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、ワーク
の形状や大きさや数量にかかわらずワークの輪郭形状に
沿った形状で研磨用ブラシの束に段付きを形成すること
ができ、この段付き状態でブラシ装置によりクランプで
きる。したがって、研磨用ブラシの束の端をワークの表
面から離れた位置で研磨用ブラシの束あるいはワークを
振動することができるので、ワークの表面を削り取るこ
となくワークの端縁が研磨用ブラシの束により擦られて
バリ取りを行うことができる。
【0039】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ワークの形状や大きさや数量にかか
わらずワークの輪郭形状に沿った形状で研磨用ブラシの
束に段付きを形成することができ、この段付き状態でブ
ラシ装置によりクランプできる。したがって、研磨用ブ
ラシの束の端をワークの表面から離れた位置で研磨用ブ
ラシの束あるいはワークを振動することができるので、
ワークの表面を削り取ることなくワークの端縁が研磨用
ブラシの束により擦られてバリ取りを行うことができ
る。
【0040】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ワークの形状や大きさや数量にかか
わらずワークの輪郭形状に沿った形状で研磨用ブラシの
束に段付きを形成することができ、この段付き状態でブ
ラシ装置によりクランプできる。したがって、研磨用ブ
ラシの束の端をワークの表面から離れた位置で研磨用ブ
ラシの束あるいはワークを振動することができるので、
ワークの表面を削り取ることなくワークの端縁が研磨用
ブラシの束により擦られてバリ取りを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、バリ取り装
置の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、バリ取り装
置におけるブラシ装置の平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った拡大図であ
る。
【図4】バリ取り装置の動作を示す動作説明図である。
【図5】バリ取り装置の動作を示す動作説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すもので、バリ取
り装置の正面図である。
【図7】図6のバリ取り装置の動作を説明する動作説明
図である。
【図8】図6のバリ取り装置の動作を説明する動作説明
図である。
【図9】従来のバリ取り装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 バリ取り装置 3 ワーク保持装置 5 ベースプレート 9 水平振動装置 11 水平振動用モータ 17 偏心軸 19 吸着パッド 21 研磨用ブラシ 23 ブラシクランプ装置 25 ブラシ装置 29 昇降シリンダ(昇降装置、兼上下振動装置) 33 昇降装置 35 上下振動装置 41 クランプ用シリンダ 51 ワーク保持プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延伸した研磨用ブラシの束を
    束ねるブラシ装置をクランプした状態で、ワーク保持装
    置に備えた吸着装置で吸着して保持したワークに対して
    相対的に接近せしめ、前記研磨用ブラシの束がワークに
    当接した時点で前記ブラシ装置をアンクランプ状態に
    し、次いで前記研磨用ブラシの束の端を前記ワークの表
    面に押圧することにより前記ワークの輪郭形状に沿って
    前記研磨用ブラシの束に段付きを生じせしめ、 この段付きを生じた状態で前記ブラシ装置により前記研
    磨用ブラシの束をクランプし、 前記ワークの端縁から前記研磨用ブラシの束を離反しな
    い範囲でワークの表面と研磨用ブラシの束の端とを離反
    せしめ、 ワーク保持装置および/又はブラシ装置をほぼ水平方向
    および/又は上下方向に振動せしめることを特徴とする
    ワークのバリ取り方法。
  2. 【請求項2】 上下方向に延伸した研磨用ブラシの束を
    束ねるブラシ装置をアンクランプした状態で、ワーク保
    持装置に備えた吸着装置で吸着して保持したワークに対
    して相対的に接近せしめ、前記研磨用ブラシの束がワー
    クに当接した後、前記ワークの輪郭形状に沿って前記研
    磨用ブラシの束に段付きを生じせしめ、 この段付きを生じた状態で前記ブラシ装置により前記研
    磨用ブラシの束をクランプし、 前記ワークの端縁から前記研磨用ブラシの束を離反しな
    い範囲でワークの表面と研磨用ブラシの束の端とを離反
    せしめ、 ワーク保持装置および/又はブラシ装置をほぼ水平方向
    および/又は上下方向に振動せしめることを特徴とする
    ワークのバリ取り方法。
  3. 【請求項3】 上下方向に延伸した研磨用ブラシの束を
    束ねたり緩めたりすべくクランプ・アンクランプするブ
    ラシ装置を設け、 このブラシ装置の前記研磨用ブラシの束の上方又は下方
    に位置してワークを吸着して保持する吸着装置を備えた
    ワーク保持装置を設け、 このワーク保持装置の吸着装置で吸着して保持したワー
    クと前記ブラシ装置の研磨用ブラシの束とを互いに上下
    方向に接近・離反せしめる昇降装置を設け、 前記ワーク保持装置および/又はブラシ装置をほぼ水平
    方向に振動せしめる水平振動装置、前記ワーク保持装置
    および/又はブラシ装置を上下方向に振動せしめる上下
    振動装置の少なくとも選択された1つを設けてなること
    を特徴とするワークのバリ取り装置。
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