JP2000139290A - 魚釣用リ―ルのロ―タ機構 - Google Patents

魚釣用リ―ルのロ―タ機構

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JP2000139290A
JP2000139290A JP11308938A JP30893899A JP2000139290A JP 2000139290 A JP2000139290 A JP 2000139290A JP 11308938 A JP11308938 A JP 11308938A JP 30893899 A JP30893899 A JP 30893899A JP 2000139290 A JP2000139290 A JP 2000139290A
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rotor
axis
trigger
bail
fishing reel
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JP11308938A
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English (en)
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E Styner Roy
イー スタイナー ロイ
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Brunswick Corp
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Publication date
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
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    • A01K89/01081Guiding members on rotor axially rearward of spool
    • A01K89/01082Guiding members shiftable on rotor
    • A01K89/01083Guiding members shiftable on rotor to wind position by rotor drive
    • A01K89/01084Guiding members shifted to unwind position by discrete manual operators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line

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  • Environmental Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータとベール部とトリガーとを有する魚釣
用リールのロータ機構において、トリガーの操作性を向
上させる。 【解決手段】 魚釣用リールのロータ機構12であっ
て、ロータ16とベール部14とトリガー78とを有す
る。ロータ16は、回転の軸線として第一軸線18を有
し、かつ、当該軸線方向に離隔した前端と後端を備え
る。ベール部14は、ロータ16に対して糸投げ位置と
巻戻し位置の間で相対位置変更可能であり、かつ、ベー
ル部14は、糸投げ位置と巻戻し位置の間で移動する際
に第二軸線回りに枢動可能である第一ベールアーム42
を有する。トリガー78は通常位置と作動位置との間で
第三軸線84回りにロータ16に対し相対移動可能であ
って、第三軸線84は第二軸線58の前方に位置してい
る。トリガー78が通常位置から作動位置へ移動するこ
とによりベール部14が巻戻し位置から糸投げ位置へ移
動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用リールに関
し、詳しくは、トリガーの操作によって巻戻し位置(re
trieve position)から糸投げ位置(cast position)へ
選択的に移動可能なベール部(bail assembly)を有す
る魚釣用リールに関し、さらに詳しくは、そのような魚
釣用リールに用いるロータ機構に係る。
【0002】
【従来の技術】よく知られた魚釣用リールの構成は、ベ
ール部を備えたロータを利用している。ベール部は糸投
げ位置と巻戻し位置の間で位置変更可能である。ベール
部の巻戻し位置においてロータの回転によりベール部は
釣糸巻回スプールの回りに釣糸を巻き取る。ベール部を
巻戻し位置から糸投げ位置に位置変更することにより、
釣糸はスプールから自由に繰り出され得る。
【0003】この型のリールには数種の変形が存在し、
それらは異なった方法によってベール部の位置変更を可
能とする。このようなシステムの最も簡単な形態におい
て、使用者(釣り人)は手でベール部を把持し、ベール
部を枢動させて巻戻し位置から糸投げ位置へ動かす必要
があった。
【0004】他の種類のリールにおいては、直接にベー
ル部に手を触れる必要をなくすために、トリガー(引き
金状の操作部材)がこれらのリールのどこかに組み込ま
れてきた。或る形態では、トリガーはロータに取り付け
られてその動きに従う。このタイプのトリガーでは、使
用者が釣竿を把持してトリガーを位置変更することが片
手でできるようにトリガーを釣竿直下に位置させるべく
ロータは適切な位置にセットされる。トリガーがその通
常位置から作動位置(actuated position) に変位したと
き、トリガーを作動する指は釣糸を釣糸ローラから離し
て引くので、釣糸は指によって保持され、それゆえに投
擲動作が開始されたときには繰り出しが阻止される。使
用者は次に所望の方向に釣り竿を振り出し、同時に釣糸
を解放して糸の投擲を行う。
【0005】他の形態では、トリガーはリールフレーム
に取り付けられ、ロータはトリガーに対して相対的に回
転する。ここで出願人は、この型のリールの系列とし
て、ハイパーキャスト(HYPERCAST)という商標で表さ
れるタイプの魚釣用リールを提供している。ハイパーキ
ャスト(商標)タイプの魚釣用リールは、ロータの回転
位置に拘わらずトリガーによってベール部を位置変更で
きるように設計されている。ハイパーキャスト(商標)
タイプの魚釣用リールの一形態の構造が米国特許第5620
149号明細書に開示されている。
【0006】出願人はまた他の利点を加えたリールを提
供している。その利点とは、使用者が投擲の挙動を通じ
て釣糸に触れる必要がないことである。出願人は、この
ようなリールを、スナップショット(SNAPSHOT)という
商標で表されるタイプの釣糸保持機構を有するリールと
して提供している。この特徴を有するリールは、アーム
枢支位置から離れた自由端にピンを有する枢動可能なア
ーム(ピンアーム)を備える。トリガーを操作すると、
ベール部を位置変更する機能とピンアームを位置変更す
る機能との両機能を行うことになる。トリガーが作動さ
れると、ベール部は巻戻し位置から糸投げ位置に移動す
る。トリガーが十分に作動されると、ピンアームは移動
させられ、ピン自由端は、釣糸を保持してその繰り出し
を妨げるために、ベール部に設けられたワイヤに隣接し
て位置する。ピンアームはバネにより付勢されており、
トリガーから手を離すと、ピンアームはその位置を変更
してピンをベールワイヤから離し、釣糸は繰り出される
にまかされる。その間、ベール部は糸投げ位置に留まっ
ている。この特徴は米国特許第4921188号明細書及び同
第5154369号明細書に開示されている。これらの明細書
に記載されたリールではトリガーはロータに取り付けら
れており、その回転に従う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スナップショット(商
標)タイプの釣糸保持機構におけるトリガー作動型ベー
ル部は出願人によって長年成功のうちに供給されてき
た。しかし、改良すべき点がなかったわけではない。ロ
ータに取り付けられたトリガーを有する或る種のリール
において、トリガーは、ベール部の枢動軸線と交差する
軸線回りに枢動するように取り付けられている。トリガ
ーはピンアームにカム作用を加え、ピンアームはベール
アッセンブリにカム作用を加えて巻戻し位置から糸投げ
位置へ位置変更させる。トリガーとピンアームにおいて
協働する両カム表面が近接していることにより、トリガ
ーの作動部(actuating portion)は、不快なほどに大
きい力をトリガーに印可しないでもベールアッセンブリ
を作動できるように、比較的長い寸法にされてきた。同
時に、目的上必要な距離の移動をベール部に行わせるた
めに、トリガーは比較的大きな距離を移動することが必
要であった。
【0008】トリガーが、ベール部に設けられたベール
アームから半径方向外側に設けられると、使用者が指先
を入れるトリガーと釣竿との間の隙間は望ましくないほ
どに狭くなる。また、トリガーの位置がロータの回転軸
線から離れているほど、ロータ回転操作中のトリガーの
回転の角速度が大きくなり、その回転による遠心力がト
リガーを作動位置へ回動させがちになる。通常状態にお
いてトリガーを通常位置へ戻す向きに付勢するためにバ
ネ機構がリールに組み込まれているが、バネ力は時間の
経過とともに変動することがあり、そのためにトリガー
が作動位置へ枢動してしまうことがある。これは釣り竿
を把持している使用者の指がリールの一部であるトリガ
ーに当たることを引き起こすことになる。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、トリガーの
操作によって巻戻し位置から糸投げ位置へ選択的に移動
可能なベール部を有する魚釣用リールについて、トリガ
ーの操作性を向上させたロータ機構を供給することを、
解決すべき課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載のロータ機構は、魚釣用リールのロータ
機構であって、ロータとベール部とトリガーとを有し、
前記ロータは回転の軸線として第一軸線を有し、かつ、
前記ロータは当該軸線方向に離隔した前端と後端を備
え、前記ベール部は、前記ロータに対して相対的に糸投
げ位置と巻戻し位置の間で位置変更可能であり、かつ、
前記ベール部は、糸投げ位置と巻戻し位置の間で移動す
る際に第二軸線回りに枢動可能である第一ベールアーム
を有し、前記トリガーは通常位置と作動位置との間で第
三軸線回りに前記ロータに対し相対的に移動可能であっ
て、第三軸線は第二軸線の前方に位置し、前記トリガー
が通常位置から作動位置へ移動することにより前記ベー
ル部は巻戻し位置から糸投げ位置へ移動できることを特
徴とする魚釣用リールのロータ機構である。
【0011】上記課題を解決するための請求項2記載の
ロータ機構は、前記ロータは第一軸線に関して半径方向
外側に面する実質的に平坦な第一表面を有し、第一ベー
ルアームは第一表面と直接対向する第二表面を有し、第
三軸線は第一軸線を基準として第一表面よりも半径方向
内側に位置していることを特徴とする請求項1記載の魚
釣用リールのロータ機構である。
【0012】本請求項記載のロータ機構は、トリガーの
突出長さが比較的小さいので、比較的かさばらない。
【0013】なお、本出願の請求項において、「実質的
に平坦」、「実質的に平行」、「実質的に半径方向」
「実質的に周方向」等というのは、厳密なものではな
く、発明の目的を達成できる範囲で平坦、平行等からず
れている場合も含むものである。
【0014】上記課題を解決するための請求項3記載の
ロータ機構は、第三軸線は第二軸線と実質的に直交する
ことを特徴とする請求項1記載の魚釣用リールのロータ
機構である。
【0015】本請求項記載のロータ機構において、トリ
ガーとベール部との干渉が生じがたく、トリガーの操作
が容易である。
【0016】上記課題を解決するための請求項4記載の
ロータ機構は、当該ロータ機構は、さらに第一位置と第
二位置の間で移動可能な中間アームを有し、該中間アー
ムは、第一位置から第二位置への移動につれてベール部
を巻戻し位置から糸投げ位置へ移動させ、前記トリガー
は、通常位置から作動位置への移動につれて前記中間ア
ームを第一位置から第二位置へ移動させることを特徴と
する請求項1記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0017】上記課題を解決するための請求項5記載の
ロータ機構は、前記中間アームは第四軸線回りに第一位
置と第二位置の間を枢動可能であることを特徴とする請
求項4記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0018】上記課題を解決するための請求項6記載の
ロータ機構は、第四軸線は実質的に第二軸線と平行であ
ることを特徴とする請求項5記載の魚釣用リールのロー
タ機構である。
【0019】本請求項記載のロータ機構において、中間
アームと第一ベールアームの位置関係が簡単であるため
製作が容易である。
【0020】上記課題を解決するための請求項7記載の
ロータ機構は、第四軸線は第二軸線より後方に位置する
ことを特徴とする請求項6記載の魚釣用リールのロータ
機構である。
【0021】上記課題を解決するための請求項8記載の
ロータ機構は、前記トリガーは、第一軸線に関して実質
的に半径方向に突出する第一脚部と、前記ロータに関し
て実質的に周方向に突出する第二脚部と、第一軸線に実
質的に平行に突出する第三脚部とを有することを特徴と
する請求項1記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0022】本請求項記載のロータ機構において、トリ
ガーと他部材との干渉を防止でき、トリガーが比較的か
さばらず、しかも効率良くベール部に位置変更のための
トルクを与えることができ、操作性が向上する。
【0023】上記課題を解決するための請求項9記載の
ロータ機構は、一体の部材が第一脚部、第二脚部、及び
第三脚部を形成していることを特徴とする請求項8記載
の魚釣用リールのロータ機構である。
【0024】本請求項記載のロータ機構において、トリ
ガーは一体構造なので、各脚部間のがたつきによる変形
がなく、かつ破壊強度も大きい。
【0025】上記課題を解決するための請求項10記載
のロータ機構は、前記ロータは、直径方向に対向する第
一及び第二の耳状部を有し、これら耳状部は第一軸線に
関して半径方向に突出し、第三軸線は第一耳状部の前端
に近接していることを特徴とする請求項1記載の魚釣用
リールのロータ機構である。
【0026】上記課題を解決するための請求項11記載
のロータ機構は、前記前端は前記ロータの最前端をなす
ことを特徴とする請求項10記載の魚釣用リールのロー
タ機構である。
【0027】上記課題を解決するための請求項12記載
のロータ機構は、前記トリガーは、前記ロータに関して
実質的に周方向に突出する脚部を有し、該脚部は、前記
トリガーが通常位置から作動位置へ移動する際に前記ベ
ール部と係合して前記ベール部にカム作用を加え、前記
ベール部を巻き戻し位置から糸投げ位置へ移動させるこ
とを特徴とする請求項1記載の魚釣用リールのロータ機
構である。
【0028】ここで、「ベール部と係合して」とは、当
該脚部がピンアーム(中間アーム)等の部材を介して間
接的にベール部と係合することも含む。
【0029】本請求項記載のロータ機構において、トリ
ガーは、他部材との干渉を避けながら有効にベール部に
カム作用を加えることができ、操作性が向上する。
【0030】上記課題を解決するための請求項13記載
のロータ機構は、前記脚部の長さ方向は実質的に第三軸
線と平行であることを特徴とする請求項12記載の魚釣
用リールのロータ機構である。
【0031】本請求項記載のロータ機構において、トリ
ガーと他部材との干渉を避けながらしかもトリガーの突
出長さを小さくすることができる。
【0032】上記課題を解決するための請求項14記載
のロータ機構は、前記ベール部はベールワイヤを有し、
前記中間アームは片持ち状のピンを有するピンアームで
あって当該ピンは当該ピンアームと一体となって移動す
ることができ、前記ピンアームが第一位置にあり前記ベ
ール部が糸投げ位置にあるとき、前記ピンは、前記ベー
ルワイヤに対して第一の位置関係をとり、釣糸がスプー
ルから第一軸線回りにほどける動作により繰り出される
ことを許容し、前記ピンアームが第二位置にあり前記ベ
ール部が糸投げ位置にあるとき、前記ピンは、前記ベー
ルワイヤに対して第二の位置関係をとり、釣糸がスプー
ルから第一軸線回りにほどける動作により繰り出される
ことを妨げることを特徴とする請求項4記載の魚釣用リ
ールのロータ機構である。
【0033】上記課題を解決するための請求項15記載
のロータ機構は、前記トリガーは前方に突出する脚部を
有し、当該脚部の手触りを良くするために当該脚部に取
り付けられる把持部が存在することを特徴とする請求項
1記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0034】上記課題を解決するための請求項16記載
のロータ機構は、前記脚部は第一の材料により製作さ
れ、前記把持部は第一の材料と異なる第二の材料により
製作されていることを特徴とする請求項15記載の魚釣
用リールのロータ機構である。
【0035】上記課題を解決するための請求項17記載
のロータ機構は、第二の材料は第一の材料より柔らかい
ことを特徴とする請求項16記載の魚釣用リールのロー
タ機構である。
【0036】上記課題を解決するための請求項18記載
のロータ機構は、第二の材料はショアーAコード60〜
75の硬さを有するポリマーであることを特徴とする請
求項17記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0037】上記課題を解決するための請求項19記載
のロータ機構は、前記脚部は自由端を有し、前記把持部
は当該自由端を取り囲んでいることを特徴とする請求項
17記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0038】上記課題を解決するための請求項20記載
のロータ機構は、前記脚部と前記把持部とを固定するた
めに前記脚部と前記把持部のうち一方は突出部を備え、
他方は当該突出部と相補的な形状を有して当該突出部を
収容し得る凹部を備えていることを特徴とする請求項1
7記載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0039】上記課題を解決するための請求項21記載
のロータ機構は、前記凹部は前記脚部に設けられたスリ
ットであることを特徴とする請求項20記載の魚釣用リ
ールのロータ機構である。
【0040】ここでスリットは単数でも複数でも良く、
脚部の一部に設けても全体に設けても良い。
【0041】上記課題を解決するための請求項22記載
のロータ機構は、前記脚部には前記凹部として多数のス
リットが設けられていることを特徴とする請求項20記
載の魚釣用リールのロータ機構である。
【0042】上記課題を解決するための請求項23記載
のロータ機構は、前記脚部全体に前記スリットが設けら
れていることを特徴とする請求項21記載の魚釣用リー
ルのロータ機構である。
【0043】上記課題を解決するための請求項24記載
のロータ機構は、前記トリガーが通常位置から作動位置
へ移動する際に前記トリガーは前記中間アームに後ろ向
きの力を加えることを特徴とする請求項4記載の魚釣用
リールのロータ機構である。
【0044】上記課題を解決するための請求項25記載
のロータ機構は、魚釣用リールのロータ機構であって、
ロータとベール部とトリガーとを有し、前記ロータは回
転の軸線として第一軸線を有し、かつ、前記ロータは当
該軸線方向に離隔した前端と後端を備え、前記ベール部
は、前記ロータに対して相対的に糸投げ位置と巻戻し位
置の間で位置変更可能であり、かつ、前記ベール部は、
糸投げ位置と巻戻し位置の間で移動する際に第二軸線回
りに枢動可能である第一ベールアームを有し、前記トリ
ガーは通常位置と作動位置との間で第三軸線回りに前記
ロータに対し相対的に移動可能であって、前記トリガー
が通常位置から作動位置へ移動することにより前記ベー
ル部は巻戻し位置から糸投げ位置へ移動でき、前記ロー
タは第一軸線に関して半径方向外側に面する実質的に平
坦な第一表面を有し、第一ベールアームは第一表面に直
接対向する第二表面を有し、第三軸線は第一軸線を基準
として第一表面よりも半径方向内側にあることを特徴と
する魚釣用リールのロータ機構である。
【0045】本請求項記載のロータ機構は、トリガーの
突出長さが比較的小さいので、比較的かさばらない。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。まず、図1には、本発明の一実施形態であるロータ
機構12を組み込んだ魚釣用リールが符号10で示され
ている。
【0047】まず、本発明は主としてベール部14の作
動に関するものであることを理解すべきである。このベ
ール部14は、糸投げ位置(図3及び図5参照)と巻戻
し位置(図2及び図4参照)との間で枢動可能に、ロー
タ16に取り付けられている。ロータ16は、リール1
0に対して前後方向にのびる中心軸線18回りに回転駆
動される。このように前後方向の軸線回りにロータを駆
動する機構としては、現在、多数の異なった機構が使用
されている。一例として米国特許第5004182号明細書に
開示されているものを挙げておく。この機構は本発明に
とっては周辺技術にすぎないので、ここで概説するにと
どめる。
【0048】図1において、フレーム20が操作機構2
2の支持を行う。ロータ16は操作機構22の一部をな
す。ロータ16が軸支されているシャフト26へ、クラ
ンクハンドル24を介して回転が伝えられる。ベール部
14が巻戻し位置にあるとき、回転によって釣糸は釣糸
巻回スプール28に巻き取られる。
【0049】釣糸巻回スプール28はシャフト30上に
軸支され、シャフト30は、ロータ16とピニオンギア
(図示せず)を貫通し、部分的に図示されている前方へ
の延長部26を有し、操作機構22の一部である往復動
機構(図示せず)に達している。この往復動機構によっ
て、シャフト30とそれに軸支された釣糸巻回スプール
28は中心軸線(第一軸線)18に沿って往復運動させ
られるので、釣糸はスプール28上に均等に巻き取られ
る。
【0050】以下、ロータ機構12の詳細を述べる。ロ
ータ16は円筒部34を有し、当該円筒部34は後方で
壁状部36と一体になっている。第一と第二のベール取
付け用の耳状部(bail ear)38,40が直径方向に対
向して、壁状部36から前方に軸線18にほぼ平行に突
出し、耳状部38,40と円筒部34との間にはわずか
な隙間が維持される。ロータ16は回転の軸線として第
一軸線18を有し、当該軸線方向に離隔した前端と後端
を備えている。
【0051】ベール部14は、第一と第二のベールアー
ム42,44と、それらの間を接続するベールワイヤ4
6からなる。ベールワイヤ46の一端48に、ラインロ
ーラ機構50が、ベールワイヤ46とベールアーム42
との接続点に設けられ、従来技術と同様に機能する。
【0052】ベールアーム44は取付け用柱状部(ピ
ン)52を有し、この取付け用柱状部52は耳状部40
を貫通する孔54を通じて半径方向内側へ突出する。ベ
ールアーム42は、第一軸線18に関して半径方向内側
に面する実質的に平坦な表面55(第二表面)を有し、
他の耳状部38にピン56によって取り付けられてい
る。このことにより取付け用柱状部52とピン56は、
ベール部14が一体としてロータ20に対して相対的に
第二の軸線58回りに枢動することを誘導する。耳状部
38は第一軸線18に関して半径方向外側に面する実質
的に平坦な表面59(第一表面)を有し、この表面59
はベールアームの表面55(第二表面)に対向して直接
接触する。ベール部14が位置変更されるとき、両表面
55,59は第二軸線58回りに互いにガイドされる。
取付け用柱状部52とピン56は、それぞれ従来技術に
よるクリップ(リング)60,62によって所定の位置
に保持されている。
【0053】オーバーセンター付勢機構(overcenter b
ias mechanism)64により、ベール部14は糸投げ位
置と巻戻し位置の何れかに枢動するべく駆動される。こ
こで、オーバーセンター付勢機構とは、糸投げ位置と巻
戻し位置との間に設けられた思案点(中立点)を境にし
て糸投げ位置又は巻戻し位置に向けてベール部を付勢す
るものである。即ち、ベール部は、思案点より糸投げ位
置側では糸投げ位置に向けて、思案点より巻戻し位置側
では巻戻し位置に向けて、それぞれ付勢される。オーバ
ーセンター付勢機構64は従来通りの構造を有する。簡
単にいえば、オーバーセンター付勢機構64はシャフト
部材66と、シャフト受け部材68と、コイルバネ70
とからなる。シャフト部材66は柱状部72を有し、こ
の柱状部72はベールアーム42上の第二軸線58から
離れた位置に枢動可能に取り付けられている。シャフト
部材66は、シャフト受け部材68に開けられた穴74
とバネ70に貫装されている。シャフト受け部材68は
柱状部76を有し、この柱状部76は、柱状部72の回
動軸線と平行でかつ離れた軸線回りに回動可能に耳状部
38内を向いて突出している。
【0054】柱状部72,76は、ベール部14が巻戻
し位置に移動するとき、バネ70がシャフト部材66と
シャフト受け部材68との間で作用することによりトル
クをベール部14に及ぼしてベール部14を完全に巻戻
し位置に移動させるように相対位置が定められている。
ベール部14が一旦巻戻し位置から糸投げ位置側へ移動
して思案点(overcenter position)を越えれば、バネ
70はシャフト部材66とシャフト受け部材68との間
で作用してベール部14を完全に糸投げ位置に移動させ
る。
【0055】ベール部14は、トリガー78、ピンアー
ム80(中間アーム)、及びベールアーム42の協働的
配置によって巻戻し位置から糸投げ位置に位置変更可能
である。トリガー78は、耳状部38に設けられた柱状
部82に取り付けられ、図2,4,6に示す通常位置と
図3,5に示す作動位置との間で第三軸線84回りに枢
動可能である。トリガー78が協働するピンアーム80
は、ロータ20に対して第四軸線88回りに回動可能に
ピン86によって耳状部38に取り付けられている。
【0056】ベール部14が巻戻し位置にあるとき、ト
リガー78を通常位置から作動位置へ枢動させればトリ
ガー78はピンアーム80に接触しピンアーム80を軸
線88回りに矢印90の方向に枢動させる。そうするこ
とにより、ピンアーム80に設けられた縁92が、ベー
ルアーム42に設けられた柱状部94に押しつけられ
る。柱状部94は軸線58から偏位しているので縁92
が柱状部94に及ぼす作用はアーム42を軸線58回り
に矢印96の方向に枢動させる。このことによりベール
部14は巻戻し位置から思案点(巻戻し位置と糸投げ位
置の間にある)を越えて移動し、オーバーセンター付勢
機構64がベール部14を駆動して完全に糸投げ位置に
移動させる。
【0057】トリガー78及びピンアーム80の構造、
並びにそれら相互及びそれらとベール部14との協働
は、図2〜図7に、より明確に示されている。トリガー
78は、第一軸線18に関してほぼ半径方向に突出する
第一脚部98を有する。トリガー78は第二脚部100
を有する。この脚部100は、ロータに対してほぼ周方
向に、すなわち、第一軸線18の周方向で第三軸線84
にほぼ平行な方向に突出する。トリガー78は第一軸線
18にほぼ平行に前方へ突出する第三脚部102を有す
る。ここに示した実施形態では、一体の部材が第一、第
二、第三脚部98,100,102を形成している。
【0058】トリガー78の第一脚部98は、耳状部3
8に設けられた柱状部82にネジ104により取り付け
られている。柱状部82は耳状部38の前端105に近
接した部位に所在する。この前端105はロータ20の
最前端をなす。第二脚部100は、第三軸線84にほぼ
平行な線に沿って延びるほぼ直線状の縁106を有す
る。
【0059】ピンアーム80は僅かに湾曲した形状であ
り、ピン86が貫通する厚肉の取付け部108を有す
る。ピンアーム80は傾斜部110を有し、この傾斜部
110は、取り付け部108から前へ行くほど第一軸線
18に関して半径方向の突出量を増す。ピンアーム80
の傾斜部110は丸みをおびた前端112で終わってい
る。この前端112はトリガー78の直線状の縁106
に当接するように位置している。トリガー78が軸線8
4回りに通常位置から作動位置へ、すなわち矢印114
(図1)の方向へ、枢動されると、トリガー78の直線
状の縁106は後ろ向きに動いてピンアーム80の傾斜
部110の前端112を圧迫する。さらにトリガー78
を枢動すると、直線状の縁106はピンアーム80に次
第にカム作用を及ぼし、ピンアーム80を矢印90の方
向に動かして、図4に示した第一位置から図3に示した
第二位置に変える。
【0060】ピンアーム80は、ベールアーム42に設
けられた柱状部94と係合する作動縁(actuating edg
e)118を形成する切込み(undercut)を有する。柱
状部94は軸線58に対して偏位しているのでピンアー
ム80の第一位置から第二位置への枢動は柱状部94を
介してベールアーム42を巻戻し位置から糸投げ位置へ
駆動する。ベールアーム42がベール部14の思案点を
越えるとオーバーセンター付勢機構64がベール部14
を駆動して完全に糸投げ位置に移動させる。
【0061】トリガー78を耳状部38上で枢動させる
こととトリガー78を図示のような形状にしたことによ
り、トリガー78はベールアーム42上に第一軸線18
に関して半径方向外側に重なる必要がない。第三軸線8
4は、第一軸線18を基準として表面59よりも半径方
向内側にあることが好ましい。これによって比較的かさ
ばらないトリガー78が得られる。
【0062】軸線18,58,84,88の位置関係は
トリガー78の操作によるベール部の作動を円滑にす
る。トリガー78の第三軸線84は、ベールアーム42
の第二軸線58及びピンアーム80の第四軸線88より
も前方(糸の放出方向)に位置している。使用者が極端
に大きい力をトリガー78に加えたり、トリガー78を
許容できないほど大きい範囲で回動したりしなくても、
トリガー78を介してベール部14に確実なトルクが生
み出される。
【0063】ピンアーム80には、当該ピンアーム80
の自由端122から片持ち状に突出するピン120が嵌
め込まれている。ピン120はピンアーム80と一体と
なって移動する。ベール部14が糸投げ位置にありピン
アーム80が第一位置にあるとき、ピン120は、それ
に近接するベールワイヤ46に対して第一の位置関係を
とる(図3の破線参照)。この第一の位置関係において
釣糸巻回スプール28に巻かれた釣糸は軸線18回りに
ほどける動作により自由に繰り出され得る。ベール部1
4を糸投げ位置のままにしてピンアーム80を第二位置
に位置変更すれば(図3の実線参照)、ピン120はベ
ールワイヤ46に対して第二の位置関係をとる。この位
置関係において、釣糸巻回スプール28から繰り出され
る釣糸はピン120に引っかかるので、軸線18回りに
ほどける動作によりスプール28から繰り出されること
が阻止される。
【0064】ベール部14が巻戻し位置にあるとき、ピ
ンアーム80はねじりばね124によって付勢されて第
一位置をとる。バネ124は環状で、偏心した両端部1
26,128を有し、これら両端部126,128は、
それぞれピンアーム80と耳状部38に向かって突出し
ている。バネ124は、ピンアーム80が通常は第一位
置へ付勢されるように負荷がかけられている。ピンアー
ム80への付勢は、ピンアーム80の湾曲した前端11
2をトリガー78と係合させ、トリガー78を通常位置
へ回動させる。
【0065】トリガー78、ピンアーム80、及びベー
ル部14の一連の動作を、ロータ機構12が図4の状
態、すなわち、ベール部14が巻戻し位置でトリガー7
8が通常位置にある状態から説明する。トリガー78を
矢印114(図1)の向きに動かすと、トリガー78の
縁106はピンアーム80にカム作用を加え、ピンアー
ム80の湾曲した前端112に後ろ向きの力を作用さ
せ、ピンアーム80を第二位置へ移動させる。これによ
り、ピンアーム80の縁118はベールアーム42に設
けられた柱状部94を駆動してベール部14を思案点を
越えて移動させ、そこでオーバーセンター付勢機構64
がベール部14を駆動して糸投げ位置に移動させる。ト
リガー78が作動位置に維持されているとき(図3)、
ピンアーム80は第二位置に保持されピン120はベー
ルワイヤ46に対し上述の第二の位置関係に維持され
る。釣糸が釣糸巻回スプール28から繰り出されること
はこうして阻止される。使用者は、この状態を維持し
て、リールと釣り竿を所望の方向に振り出し、同時にト
リガー78を解除する。ベール部14を糸投げ位置とし
たままトリガー78から手を離すと、ばね124はピン
アーム80を駆動して第一位置に戻す。これにより、ピ
ンアーム80の前端112はトリガーの縁106を押圧
してトリガー78を通常位置に戻す。ベール部14はオ
ーバーセンター付勢機構64により糸投げ位置に維持さ
れている。この状態で釣糸はスプール28から自由に繰
り出され得る。
【0066】次いで、クランクハンドル24を介してロ
ーラ20を回転させることにより、ベール部14は自動
的に巻戻し位置に復帰する。この復帰は、図1に図示さ
れたトリップリンク(trip link)130によって実現
される。このトリップリンク130は、ベール部14が
巻戻し位置から糸投げ位置へ移動する際に、ベールアー
ム44に設けられた柱状部132によって引込み位置か
ら後方へ駆動される。ここで「引込み位置」とは、トリ
ップリンクが前方(図1における左方)にシフトした位
置をいう。一方、トリップリンクが後方(図1における
右方)にシフトした位置を「突き出し位置」という。こ
の位置においてトリップリンク130の後端が後方へ突
き出すからである。トリップリンク130はコイルバネ
134の力に抗して突き出し位置まで動かされる。ベー
ル部14が糸投げ位置にあるときにロータ16が回転す
ると、突き出し位置にあるトリップリンク130はフレ
ーム20の一部に押しつけられて前向きのカム作用を受
ける。そのため、トリップリンク130の前端136は
ベールアーム44の柱状部132を押圧し、ベール部1
4を糸投げ位置から巻戻し位置へ動かす。
【0067】トリップリンク130を拘束状態で適当な
位置に保持し、かつメンテナンスの際のトリップリンク
130への接近を許容するために、取外し可能なカバー
138が耳状部40に取り付けられている。オーバーセ
ンター付勢機構64を拘束状態に保持するために、同様
の取外し可能なカバー140が耳状部38に取り付けら
れている。
【0068】トリガー78の第三脚部102には、当該
トリガーの操作を容易にするために、把持部142が取
り付けられている。把持部142は、第三脚部102を
形成する材料とは異なった材料により形成されているこ
とが好ましい。第三脚部102の材料は、加えられる操
作力に耐えられる材料であり、例えば、金属、プラスチ
ック、複合材料といったものである。把持部142の材
料は、手触りの良い材料であることが好ましい。好適に
は、把持部142の材料は、第三脚部102の材料より
も柔らかいものである。ショアーAコード60〜75の
硬さを有するポリマーがこの目的にふさわしい。ポリマ
ーとして予め成形されたものを用意し、第三脚部102
の自由端144に押しつけて当該自由端144にかぶせ
ても良い。又は、把持部142は第三脚部102を取り
巻いて現場で(その位置で)成形しても良い。
【0069】図示の実施形態において、第三脚部102
は、その長さ方向に直交する断面の面積が減少する箇所
を有し、そこに前向きの環状の肩部145が第三脚部1
02を取りまいて形成されている。寸法が減少した部分
146が把持部142を支持することになる。当該部分
146は互いに反対側を向いた実質的に平坦な面14
7,148を有し、これらの面にポリマーが直接貼付さ
れる。面147,148の間の当該部分146には凹部
であるスリット149の列が部分的に、より好ましくは
全面的に、形成されている。ポリマーを当該部分146
上で成形するとポリマーはスリット149に流入してス
リット149への突出部を形成し、この突出部が把持部
142をその場所に固定する。把持部142が後方へ移
動することは、肩部145によっても阻止される。な
お、凹部の形状は、円状、正方形状等であっても構わな
いが、図示したような細長いスリット状が好適である。
第三脚部102に細長いスリットを多数設けると把持部
142が当該脚部に強固に固定されるのでより望まし
い。また、凹部は、貫通孔であっても、底のある穴であ
っても構わない。
【0070】或いは、スリット149の代わりに、又は
スリット149と併用して、図7に破線で示したような
1個又は複数の突起(突出部)150を用いることもで
きる。ポリマーは突起150の周囲を流れるので、一旦
ポリマーが硬化して突起150と相補的な形状の凹所が
ポリマーに形成されれば、嵌め合いによる固定が生じ
る。
【0071】上記の配置は良好な機械的利点を生じる。
同時に、この配置により、リールが取り付けられる釣り
竿とトリガー78との間に指用のスペースを確保し、し
かも比較的かさばらないトリガーの構成が可能となる。
さらに、比較的かさばらないトリガー78を用いるの
で、釣り合いをとることが必要な遠心力は低減される。
【0072】図8及び図9において、本発明によるロー
タ機構の変形形態を151で示す。ロータ機構151が
ロータ機構12と異なる点は、トリガー78に対応する
トリガー152が、ロータに設けられた耳状部155の
円周方向に面した端面154に取り付けられ、この端面
154は、耳状部38の対応する端面156(図1)の
反対側であるという点である。トリガー152は、リー
ル10について説明したのと同様に、ピンアーム80及
びベール部14にそれぞれ相当するピンアーム158及
びベール部160と協働して作用する。
【0073】上述の特定の実施形態の開示は本発明によ
って把握される広範な技術思想を例示したものであり、
本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるべきも
のではない。
【0074】
【発明の効果】本発明の魚釣用リールのロータ機構にお
いては、各回転・枢動部の軸線の配置を改善したことに
より、トリガー操作によるベール部の作動が円滑であ
る。すなわち、ベール部を位置変更する際に、使用者が
極端に大きい力をトリガーに加えたり、トリガーを許容
できないほど大きい範囲で回動したりしなくても、トリ
ガーを介してベール部に確実なトルクが生み出されるの
で、操作が容易である。また、トリガーが比較的かさば
らないので、釣り竿とトリガーとの間に指用のスペース
が確保されることからも、操作性が向上する。しかも、
トリガーに加わる遠心力が低減されるので、釣合いをと
るために必要なバネの力も低減されるとともに、トリガ
ーが不時に作動位置へ枢動することによって誤動作が生
じたりトリガーが指に当たったりするおそれも小さくな
る。
【0075】なお、トリガーが第一軸線に関して実質的
に半径方向に突出する第一脚部と、ロータに関して実質
的に周方向に突出する第二脚部と、第一軸線に実質的に
平行に突出する第三脚部とを有する実施形態において
は、トリガーが比較的かさばらず、トリガーとベール部
等との干渉を防止しながら、効率良くベール部に位置変
更のためのトルクを与えることができ、操作性がさらに
向上する。
【0076】また、トリガーの脚部に、当該脚部とは別
の柔らかい材料で製作された把持部を取り付けた実施形
態においては、当該脚部の手触りが良くなり、操作性が
さらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータ機構を組み込んだ魚釣用リ
ールの部分的に概略的な分解斜視図である。
【図2】図1に示したロータ機構の正面図であり、ロー
タ機構に取り付けられたトリガーは通常位置にあり、ベ
ール部は巻戻し位置にある。
【図3】図1及び図2に示したロータ機構の平面図であ
り、トリガーは図2の通常位置から作動位置へ動かさ
れ、ベール部は図2の巻戻し位置から糸投げ位置へ動か
されている。
【図4】トリガーが通常位置にあり、ベール部が巻戻し
位置にある上記ロータ機構を図3と同方向から見た図で
ある。
【図5】図3の状態にあるロータ機構をその中心軸線回
りに90°回転した方向から見た図である。
【図6】図4の状態にある上記ロータ機構を図5と同方
向から見た図である。
【図7】把持部を除去した上記トリガーの拡大斜視図で
ある。
【図8】ロータ機構に設けられたトリガーが作動位置に
あり、ベール部が糸投げ位置にある、変形形態のロータ
機構の斜視図である。
【図9】トリガーを通常位置とし、ベール部を巻戻し位
置とした、図8に示したロータ機構の斜視図である。
【符号の説明】
10 魚釣用リール 12 ロータ機構 14 ベール部 16 ロータ 18 第一軸線 28 釣糸巻回スプール 30 シャフト 34 円筒部 36 壁状部 38,40 耳状部 42 第一ベールアーム 44 第二ベールアーム 46 ベールワイヤ 55 表面 58 第二軸線 59 表面 78 トリガー 80 ピンアーム(中間アーム) 84 第三軸線 98 第一脚部 100 第二脚部 102 第三脚部 105 前端 120 ピン 142 把持部 144 自由端 149 スリット(凹部) 150 突起(突出部) 151 ロータ機構 152 トリガー 154 端面 155 耳状部 158 ピンアーム(中間アーム) 160 ベール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598066499 6101 East Apache Stre et Tulsa, Oklahoma 74115 United States o f America

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚釣用リールのロータ機構であって、ロ
    ータとベール部とトリガーとを有し、 前記ロータは回転の軸線として第一軸線を有し、かつ、
    前記ロータは当該軸線方向に離隔した前端と後端を備
    え、 前記ベール部は、前記ロータに対して相対的に糸投げ位
    置と巻戻し位置の間で位置変更可能であり、かつ、前記
    ベール部は、糸投げ位置と巻戻し位置の間で移動する際
    に第二軸線回りに枢動可能である第一ベールアームを有
    し、 前記トリガーは通常位置と作動位置との間で第三軸線回
    りに前記ロータに対し相対的に移動可能であって、第三
    軸線は第二軸線の前方に位置し、前記トリガーが通常位
    置から作動位置へ移動することにより前記ベール部は巻
    戻し位置から糸投げ位置へ移動できることを特徴とする
    魚釣用リールのロータ機構。
  2. 【請求項2】 前記ロータは第一軸線に関して半径方向
    外側に面する実質的に平坦な第一表面を有し、第一ベー
    ルアームは第一表面と直接対向する第二表面を有し、第
    三軸線は第一軸線を基準として第一表面よりも半径方向
    内側に位置していることを特徴とする請求項1記載の魚
    釣用リールのロータ機構。
  3. 【請求項3】 第三軸線は第二軸線と実質的に直交する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の魚釣用リールの
    ロータ機構。
  4. 【請求項4】 当該ロータ機構は、さらに第一位置と第
    二位置の間で移動可能な中間アームを有し、該中間アー
    ムは、第一位置から第二位置への移動につれてベール部
    を巻戻し位置から糸投げ位置へ移動させ、前記トリガー
    は、通常位置から作動位置への移動につれて前記中間ア
    ームを第一位置から第二位置へ移動させることを特徴と
    する請求項1〜3のうち何れかに記載の魚釣用リールの
    ロータ機構。
  5. 【請求項5】 前記中間アームは第四軸線回りに第一位
    置と第二位置の間を枢動可能であることを特徴とする請
    求項4記載の魚釣用リールのロータ機構。
  6. 【請求項6】 第四軸線は実質的に第二軸線と平行であ
    ることを特徴とする請求項5記載の魚釣用リールのロー
    タ機構。
  7. 【請求項7】 第四軸線は第二軸線より後方に位置する
    ことを特徴とする請求項6記載の魚釣用リールのロータ
    機構。
  8. 【請求項8】 前記トリガーは、第一軸線に関して実質
    的に半径方向に突出する第一脚部と、前記ロータに関し
    て実質的に周方向に突出する第二脚部と、第一軸線に実
    質的に平行に突出する第三脚部とを有することを特徴と
    する請求項1〜7のうち何れかに記載の魚釣用リールの
    ロータ機構。
  9. 【請求項9】 一体の部材が第一脚部、第二脚部、及び
    第三脚部を形成していることを特徴とする請求項8記載
    の魚釣用リールのロータ機構。
  10. 【請求項10】 前記ロータは、直径方向に対向する第
    一及び第二の耳状部を有し、これら耳状部は第一軸線に
    関して半径方向に突出し、第三軸線は第一耳状部の該前
    端に近接していることを特徴とする請求項1〜9のうち
    何れかに記載の魚釣用リールのロータ機構。
  11. 【請求項11】 前記前端は前記ロータの最前端をなす
    ことを特徴とする請求項10記載の魚釣用リールのロー
    タ機構。
  12. 【請求項12】 前記トリガーは、前記ロータに関して
    実質的に周方向に突出する脚部を有し、該脚部は、前記
    トリガーが通常位置から作動位置へ移動する際に前記ベ
    ール部と係合して前記ベール部にカム作用を加え、前記
    ベール部を巻き戻し位置から糸投げ位置へ移動させるこ
    とを特徴とする請求項1〜11のうち何れかに記載の魚
    釣用リールのロータ機構。
  13. 【請求項13】 前記脚部の長さ方向は実質的に第三軸
    線と平行であることを特徴とする請求項12記載の魚釣
    用リールのロータ機構。
  14. 【請求項14】 前記ベール部はベールワイヤを有し、
    前記中間アームは片持ち状のピンを有するピンアームで
    あって当該ピンは当該ピンアームと一体となって移動す
    ることができ、前記ピンアームが第一位置にあり前記ベ
    ール部が糸投げ位置にあるとき、前記ピンは、前記ベー
    ルワイヤに対して第一の位置関係をとり、釣糸がスプー
    ルから第一軸線回りにほどける動作により繰り出される
    ことを許容し、前記ピンアームが第二位置にあり前記ベ
    ール部が糸投げ位置にあるとき、前記ピンは、前記ベー
    ルワイヤに対して第二の位置関係をとり、釣糸がスプー
    ルから第一軸線回りにほどける動作により繰り出される
    ことを妨げることを特徴とする請求項4〜7のうち何れ
    か記載の魚釣用リールのロータ機構。
  15. 【請求項15】 前記トリガーは前方に突出する脚部を
    有し、当該脚部の手触りを良くするために当該脚部に取
    り付けられる把持部が存在することを特徴とする請求項
    1〜14のうち何れかに記載の魚釣用リールのロータ機
    構。
  16. 【請求項16】 前記脚部は第一の材料により製作さ
    れ、前記把持部は第一の材料と異なる第二の材料により
    製作されていることを特徴とする請求項15記載の魚釣
    用リールのロータ機構。
  17. 【請求項17】 第二の材料は第一の材料より柔らかい
    ことを特徴とする請求項16記載の魚釣用リールのロー
    タ機構。
  18. 【請求項18】 第二の材料はショアーAコード60〜
    75の硬さを有するポリマーであることを特徴とする請
    求項17記載の魚釣用リールのロータ機構。
  19. 【請求項19】 前記脚部は自由端を有し、前記把持部
    は当該自由端を取り囲んでいることを特徴とする請求項
    16〜18のうち何れかに記載の魚釣用リールのロータ
    機構。
  20. 【請求項20】 前記脚部と前記把持部とを固定するた
    めに前記脚部と前記把持部のうち一方は突出部を備え、
    他方は当該突出部と相補的な形状を有して当該突出部を
    収容し得る凹部を備えていることを特徴とする請求項1
    6〜19のうち何れかに記載の魚釣用リールのロータ機
    構。
  21. 【請求項21】 前記凹部は前記脚部に設けられたスリ
    ットであることを特徴とする請求項16〜20のうち何
    れかに記載の魚釣用リールのロータ機構。
  22. 【請求項22】 前記脚部には前記凹部として多数のス
    リットが設けられていることを特徴とする請求項16〜
    20のうち何れかに記載の魚釣用リールのロータ機構。
  23. 【請求項23】 前記脚部全体に前記スリットが設けら
    れていることを特徴とする請求項16〜22のうち何れ
    かに記載の魚釣用リールのロータ機構。
  24. 【請求項24】 前記トリガーが通常位置から作動位置
    へ移動する際に前記トリガーは前記中間アームに後ろ向
    きの力を加えることを特徴とする請求項4〜7又は14
    のうち何れかに記載の魚釣用リールのロータ機構。
  25. 【請求項25】 魚釣用リールのロータ機構であって、
    ロータとベール部とトリガーとを有し、 前記ロータは回転の軸線として第一軸線を有し、かつ、
    前記ロータは当該軸線方向に離隔した前端と後端を備
    え、 前記ベール部は、前記ロータに対して相対的に糸投げ位
    置と巻戻し位置の間で位置変更可能であり、かつ、前記
    ベール部は、糸投げ位置と巻戻し位置の間で移動する際
    に第二軸線回りに枢動可能である第一ベールアームを有
    し、 前記トリガーは通常位置と作動位置との間で第三軸線回
    りに前記ロータに対し相対的に移動可能であって、前記
    トリガーが通常位置から作動位置へ移動することにより
    前記ベール部は巻戻し位置から糸投げ位置へ移動でき、 前記ロータは第一軸線に関して半径方向外側に面する実
    質的に平坦な第一表面を有し、第一ベールアームは第一
    表面に直接対向する第二表面を有し、第三軸線は第一軸
    線を基準として第一表面よりも半径方向内側にあること
    を特徴とする魚釣用リールのロータ機構。
JP11308938A 1998-11-10 1999-10-29 魚釣用リ―ルのロ―タ機構 Pending JP2000139290A (ja)

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US09/189684 1998-11-10
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