JP2000139162A - 収穫作業機等の走行制御装置 - Google Patents

収穫作業機等の走行制御装置

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JP2000139162A
JP2000139162A JP10317838A JP31783898A JP2000139162A JP 2000139162 A JP2000139162 A JP 2000139162A JP 10317838 A JP10317838 A JP 10317838A JP 31783898 A JP31783898 A JP 31783898A JP 2000139162 A JP2000139162 A JP 2000139162A
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valve
speed
traveling
ultra
low speed
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JP10317838A
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English (en)
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Kiyoaki Minazu
清明 水津
Hiromichi Kawaguchi
川口  弘道
Fumio Shigematsu
文雄 重松
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行装置の走行速度の変更、及びコーナ旋回、
又、方向修正等を行う超低速バルブの圧力を調節する圧
力調節手段の調節操作を容易にしようとするものであ
る。 【解決手段】油圧式無段変速装置を有する走行車両2の
側部にリンク装置36aで支持して、結球野菜(イ)を
移送する移送装置3を設けると共に、該油圧式無段変速
装置の高圧側よりバイパスによって超低速バルブ15で
走行装置8の走行速度を超低速度に変更、及び電気的に
切状態にするものにおいて、該超低速バルブ15の切換
弁29、及び減圧弁30の圧力を調節する圧力調節手段
36を該リンク装置36aの後部で側方外側より調節可
能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧式無段変速
装置を有する走行車両の側部にリンク装置で支持して、
結球野菜を移送する移送装置を設けると共に、該油圧式
無段変速装置の高圧側よりバイパスによって超低速バル
ブで走行装置の走行速度を超低速度に変更、及び電気的
に切状態にするものにおいて、該超低速バルブの切換
弁、及び減圧弁の圧力を調節する圧力調節手段を該リン
ク装置の後部で側方外側より調節可能に設けた技術であ
り、収穫作業機の走行制御装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】結球野菜が、例えば、キャベツであった
とすると、このキャベツを収穫するときは、収穫作業機
の走行車両を圃場の畦部へ進入させて条合わせを行った
後に走行させて、作業者がキャベツを収穫し、収穫した
このキャベツを移送装置の移送始端部へこの作業者が供
給すると、この移送装置で移送終端部まで移送する。
【0003】このキャベツを収穫作業のときは、圃場の
状態等により、走行速度の変更、及び次に収穫する畦へ
のコーナ旋回したり、又、走行中の方向修正したりする
設定した時間は、超低速バルブの圧力を調節する圧力調
節手段を操作して設定した圧力により、設定したこの時
間内でコーナ旋回、及び方向修正等が行われて収穫す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キャベツ収穫作業のと
きに、圃場の硬軟状態、及び圃場の傾斜状態により、走
行装置の走行速度の変更、及びコーナ旋回、又、方向修
正等を行う超低速バルブの圧力を調節する圧力調節手段
の装着位置が悪く、このために、調節が容易にできない
ことがあったが、この発明により、この問題点を解決し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、走行車両2の一方側の側部に結球野菜(イ)を移送
する移送装置3の前部を支持するリンク装置36aを設
けると共に、該走行車両2に設けた油圧式無段変速装置
16の高圧側よりバイパスによって超低速バルブ15で
走行装置8の走行速度を超低速度及び電気的に切状態に
する収穫作業機において、該超低速バルブ15の切換弁
29及び減圧弁30の圧力を調節する圧力調節手段36
を該リンク装置36aの後部で側方外側より調節可能に
設けたことを特徴とする収穫作業機の走行制御装置の構
成とする。
【0006】
【発明の作用】キャベツ(イ)を収穫するときは、収穫
作業機の走行車両2の走行装置8を圃場の畦部へ進入さ
せて条合わせを行った後に走行させ、作業者がキャベツ
(イ)を収穫し、収穫したこのキャベツを移送装置3の
移送始端部へこの作業者が供給すると、この移送装置3
で移送終端部まで移送する。
【0007】このキャベツ(イ)を収穫作業のときは、
圃場の状態により、走行速度の変更、及び次に収穫する
畦へのコーナ旋回したり、又は走行中の方向修正したり
する設定した時間内に、超低速バルブ15の切換弁2
9、及び減圧弁30の圧力を調節する圧力調節手段36
の操作で行われる。この圧力調節手段36は該移送装置
3の前部を支持するリンク装置36aの後部で側方外側
より、容易に調節可能な位置に設けた該圧力調節手段3
6を操作して設定した圧力により、この設定した時間内
でコーナ旋回、及び方向修正等が行われて収穫する。
【0008】
【発明の効果】圃場の状態等により、走行車両2の走行
装置8の走行速度、及びコーナ旋回、又は走行中の方向
修正したりする設定した時間内には、超低速バルブ15
の切換弁29、及び減圧弁30の圧力を調節する圧力調
節手段36の操作で行われ、この圧力調節手段36は移
送装置3の前部を支持するリンク装置36aの後部で側
方外側より調節可能な位置に設けたことにより、カバー
等を外すことなく容易に調節が可能であり、圃場の状態
に応じた圧力に即変更ができる。又、油圧式無段変速装
置16に該超低速バルブ15を設けたことにより、特別
な別部品を設けることなく容易に装着できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図例は、結球野菜(イ)が、例え
ば、キャベツ(イ)であったとすると、このキャベツ
(イ)は圃場から収穫され、この収穫したキャベツ
(イ)を移送、及び貯留等を行う収穫作業機1を図示し
て説明すると共に、走行制御装置を図示して説明する。
【0010】前記収穫作業機1は、走行車両2の一方側
の側部に装着した移送装置3、この移送装置3の移送始
端部の左右両側に作業者Aが座ってキャベツ(イ)を収
穫したり、又、収穫作業時に収穫操作装置4を走行操作
等を行う収穫用座席装置5、該走行車両2の後部にキャ
ベツ(イ)を収納した収納箱6を載置する載置装置7、
及び空の該収納箱6を貯留する開閉自在な屋根付貯留装
置9等を設けてなる構成である。
【0011】前記走行車両2の走行装置8は、車台10
の下側に設け、この走行装置8の左右両側には、走行ク
ローラ11を張設し、該車台10の上側の一方側には、
路上走行時に走行操作等を行う操作装置12、及び路上
走行操作等を行う作業者Bが座る操縦席13を設け、こ
の操縦席13の下部には、エンジン14を載置し、この
エンジン14の近傍で後述するリンク装置36aの後側
には、超低速装置の超低速バルブ15を載置すると共
に、該走行車両2には、油圧式無段変速装置16を設け
た構成である。収穫用座席装置5に作業者Aが座って収
穫作業を行うときの走行操作は、収穫操作装置4を操作
してコーナでの旋回、走行方向の修正、走行速度の変更
等を行う構成である。この収穫操作装置4を操作のとき
のみ該超低速バルブ15は作動する構成である。該操作
装置12を操作して路上走行のときは、該超低速バルブ
15は作動しない構成である。
【0012】前記収穫操作装置4は、図1で示す如く移
送装置3の移送始端部の前部で、収穫用座席装置5近傍
に設けている。該収穫操作装置4は、図6で示す如く箱
形状に形成し、この箱体の表面部には、押ボタン方式で
ON−OFFスイッチ方式の走行車両2の走行を始動、
及び一時停止操作する始動手段4a、押ボタン方式でO
N−OFFスイッチ方式の緊急停止手段4b、及び左右
に倒し操作すると、倒し量に応じて走行車両2の方向訂
正とコーナ旋回とができる左右に倒し操作方式でON−
OFFスイッチ方式の方向制御手段17を設けた構成で
ある。又、側面部には、該方向制御手段17の操作で走
行装置8の走行ギヤーケース8aに内装するサイドクラ
ッチ18が一定のT時間切状態に操作される。この設定
されたT時間の設定時間を任意の時間に変更操作するボ
リューム方式でON−OFFスイッチ方式の時間設定手
段19を設けた構成である。
【0013】前記収穫操作装置4に設けた方向制御手段
17のON操作により、図5で示す回路図の如く走行装
置8に設けた油圧式無段変速装置16の高圧側よりバイ
パスによって超低速バルブ15で該走行装置8の走行速
度を超低速度に変更すると共に、該超低速バルブ15を
電気的に切状態にし、この切状態に連動して該走行装置
8の走行ギヤーケース8aに内装したサイドクラッチ1
8は、時間設定手段19の操作で設定した一定のT時間
切状態にする構成である。
【0014】前記操作装置12部には、図8で示す如く
路上走行のときに操作する左右両側へ倒し操作方式で倒
し量に応じて、走行車両2の方向訂正と旋回とを行う方
向制御手段20a、エンジンの回転数を増減操作するア
クセル手段20b、走行方向を前後に切換操作する主変
速手段20c、走行速度を操作位置により変更する副変
速手段20d、キースイッチ20e、及びタイマ20f
等を設けた構成である。
【0015】前記収穫作業機1の走行装置8の油圧式無
段変速装置16、及び超低速バルブ15等の走行速度を
超低速度に切換制御、及び走行を停止する停止制御の回
路は、図5で示す如く構成され、オイルタンク21から
ポンプ22、分流弁23c、及び切換弁23a,23b
を経て移送される送油によって、各サイドクラッチ用プ
ッシュシリンダ24aの各ピストンアーム24bを始動
制御させる構成である。又、該油圧式無段変速装置1
6、該超低速バルブ15、及び該切換弁23a,23b
を経て移送される送油によって、該各サイドクラッチ用
プッシュシリンダ24aの該各ピストンアーム24bを
始動制御させる構成である。
【0016】前記油圧式無段変速装置16は、図5で示
す如く可変ポンプ25、モータ26、変速回路27、及
びチャージポンプ28等よりなる構成である。超低速バ
ルブ15は、図5で示す如く切換弁29、減圧弁30、
及び絞り弁30a等よりなる構成である。該チャージポ
ンプ28は、該油圧式無段変速装置16の回路が閉回路
であり、油がリークしたときの補充用として使用する構
成である。17は方向制御手段である。
【0017】前記超低速バルブ15は、図1,図2、及
び図4で示す如く移送装置3の前部を支持するリンク装
置36aの後側に設けている。該超低速バルブ15の減
圧弁30のスプリング30bを外部より調節して、この
超低速バルブ15の切換弁29、及び減圧弁30の圧力
を調節するボルト方式の圧力調節手段36を該超低速バ
ルブ15の側部に設け、この圧力調節手段36は側方側
より操作可能に設け、この圧力調節手段36の調節操作
により、該減圧弁30の下手側の圧力を調節する構成で
ある。
【0018】前記超低速バルブ15の圧力調節手段36
の調節操作により、収穫操作装置4の時間設定手段19
の操作で設定した一定のT時間内に、次に収穫する畦へ
のコーナ旋回したり、又は走行中の方向修正したりする
制御を、一定のT時間内で行うべく、該超低速バルブ1
5の切換弁29、及び減圧弁30の圧力を調節する圧力
調節手段36の操作で行われる。この操作で設定した圧
力により、この設定したこの一定のT時間内でコーナ旋
回、及び方向修正等が行われる構成である。
【0019】前記方向制御手段17の操作、及び超低速
バルブ15により、走行装置8の走行ギヤケース8a内
のサイドクラッチ8は、一定のT時間切状態になってコ
ーナ旋回、又、倒し量で走行方向修正、及び走行速度を
超低速度に変更する構成において、走行車両2に傾斜セ
ンサ31を設け、この傾斜センサ31が検出する圃場の
傾斜角度(勾配)に応じて、図5で示す切換弁29で分
流する分流量を制御する構成としている。
【0020】これにより、前記傾斜センサ31が検出す
る傾斜角度により、分流量を自動的に制御することによ
り傾斜角度により、作業者Aがその都度調整する必要が
なくなり、作業が容易であり、又、作業能率が向上す
る。前記走行装置8の走行ギヤーケース8aの各サイド
クラッチ18の作動は、図7で示す如くエンジン14か
ら可変ポンプ25、モータ26を経て各サイドクラッチ
アーム18aが作動され、この各サイドクラッチアーム
18aで入・切する構成である。
【0021】前記油圧式無段変速装置16の高圧側より
バイパスによって超低速バルブ15を、図5で示す如く
設けた構成において、可変ポンプ25のチャージ側に油
を分流する事により、モータ26側に流れる流量が下が
り、該油圧式無段変速装置16のトラニオン軸(図示せ
ず)の開度が同じであっても、該モータ26の回転数が
下がり、同じ該油圧式無段変速装置16にて超低速が可
能になる構成である。通常速度を1とすると超低速度は
1/3〜1/4程度の速度に構成している。
【0022】これにより、超低速度用の減速機構がなく
ても、切換弁29とソレノイド32cにて超低速度が可
能となり、コスト低減、及び構成を簡単にすることがで
きる。前記油圧式無段変速装置16の高圧側よりバイパ
スによって超低速バルブ15を、図10で示す如く設け
た構成において、該油圧式無段変速装置16の開回路内
の出力側には、図10で示す如く減圧弁30と絞り弁3
0aとを設け、余剰流量を吸い込み側へ戻す事により、
主変速手段20cの傾角に対して超低速になるように構
成した油圧構成であり、又、該減圧弁30の前に切換弁
29を設けることにより、必要に応じて超低速作業が可
能に構成している。
【0023】これにより、ワンタッチで超低速度が可能
になった。図11で示す如く調整式の絞り弁30cを設
け、この絞り弁30cの調節により、無段変速可能な構
成である。これにより、ワンタッチで超低速度が可能に
なり、又、コスト低減になる。図12で示す如く減圧弁
30dと固定の絞り弁30aとを設けて、超低速度を可
能な構成である。
【0024】これにより、ワンタッチで超低速度が可能
になった。図5〜図8で示す如く構成の走行装置8にお
いて、収穫作業中に収穫作業者Aが、該走行装置8を始
動、及び一時停止操作する収穫操作装置4の始動手段4
aを押しOFF操作により、この走行装置8の走行ギヤ
ケース8a内の両側のサイドクラッチ18が切り状態に
作動すると共に、ブレーキ(図示せず)も作動して停止
する。この停止状態のときに該始動手段4aを再度押し
(ON)操作により、該両側のサイドクラッチ18が入
り状態に作動すると共に、ブレーキが解除され、超低速
度で走行が再開始される構成である。
【0025】これにより、収穫作業中に作業者Aの収穫
作業が間に合わなくなったときであっても、エンジン1
4を停止させる必要がなくなる。又、方向制御手段20
a、主変速手段20c等の操作が不要となり、キースイ
ッチ20eの確認をしなくても、作業速の停止解除が容
易に行える。図5の回路図で示す如く超低速度に変速可
能な構成において、副変速手段20dを最低速(一速)
位置へ操作し、主変速手段20cをニュートラル位置か
ら前進方向側の操作で、走行を開始するが、この操作位
置が前進方向側の開度1/3〜1/2位置までへの開操
作により、走行車両2は超低速度で走行が開始する構成
としている。超低速度は前述の如く通常の速度の1/3
〜1/4の速度に構成している。
【0026】これにより、超低速度の範囲を設定するこ
とにより、作業者Aが必要以上の速度を作業中に設定す
ることなく作業ができる。又、収穫作業時以外は、通常
走行を行い効率的に圃場内を走行させることができる。
図5の回路図で示す如く超低速度に変速可能な構成にお
いて、副変速手段20dを最低速(一速)位置へ操作
し、主変速手段20cをニュートラル位置から前進方向
側の開度1/3〜1/2位置までへの開操作位置のとき
には、収穫操作装置4の始動手段4aの一時停止の操作
が有効であり、又、上記以外への操作位置のときは、該
始動手段4aの一時停止の操作が無効となる構成であ
る。
【0027】これにより、一時停止した後に収穫作業範
囲以外になった場合には、一時停止が解除できないため
に、うっかり等の危険を回避することができる。制御装
置33の入力回路33aを経てCPU33bには、始動
手段4a、緊急停止手段4b、方向制御手段15、時間
設定手段19、及びキースイッチ20e等の操作入力
と、傾斜センサ31の検出値とが入力され、又、このC
PU33bから出力回路33cを経て各サイドクラッチ
用プッシュシリンダ24a、後述する油圧シリンダ3
4、左・右ソレノイド32a,32b、ソレノイド32
c、及びタイマ20f等を始動、停止制御する構成であ
る。
【0028】前記走行車両2の操縦席13の反対側で車
台10の側部外側には、前方下部から後方上部へ向けて
傾斜させて移送装置3を設け、この移送装置3の移送始
端部の下側に設けた連結具35と、該車台10の前側と
の間には、井桁形状のリンク装置36aを設けて連接さ
せている。又、移送終端部に設けた支持板37の下端部
は、載置装置7に上方へ向けて突出させて設けた受杆3
8で支持させた構成である。
【0029】前記連結具35の左右両側には、収穫用座
席装置5を設け、この収穫用座席装置5は該連結具35
に左右方向へ移動自在に設けた受具39に座席40を設
け、この座席40に作業者Aが座り、キャベツ(イ)を
包丁、又は鎌等で切断して収穫する構成である。前記移
送装置3は、前後両側に回転自在に軸支したプーリに移
送ベルト41aを張設している。この移送ベルト41a
には、所定間隔で移送ラグ41bを装着した構成であ
る。圃場で両作業者Aが収穫したキャベツ(イ)はこの
移送ベルト41a上の移送始端部へ供給されると、これ
ら移送ベルト41aと移送ラグ41bとにより、移送終
端部へ向けて移送する構成である。
【0030】前記移送装置3と収穫用座席装置5との両
者は、油圧シリンダ34の作動により、リンク装置36
aを介して圃場面に対して、該移送装置3の後部の支持
軸41cを回動中心として上下回動自在な構成である。
又、該移送装置3の移送終端部の下側には一部のキャベ
ツ(イ)を一時貯留する貯留シュータ42を設け、該移
送装置3と同時に上下回動自在な構成である。
【0031】前記載置装置7の前端部には、作業台43
を設け、この作業台43は上部へ突出する支柱44aの
上端部に、回動自在に設けて所定角度位置で固定する収
納箱受板44b等よりなる構成である。前記収納箱受板
44bの上側には、車台10の後部に開閉自在に設けた
屋根付貯留装置9内へ収納して貯留した空の収納箱6を
取り出して、この収納箱受板44b上へ載置し、載置装
置7上に搭乗した作業者Bが、移送装置3で移送中のキ
ャベツ(イ)を移送途中の移送終端部の近傍で取り出
し、この空の収納箱6内へ収納する構成である。この収
納箱6内がキャベツ(イ)で満量になると、この載置装
置7の所定位置へ移動させて一時貯留する構成である。
【0032】又、キャベツ(イ)を移送途中で取り出し
損じたとき、及び前記収納箱6を移動中のときは、移送
装置3の移送終端部から貯留シュータ42内へ供給され
て一時貯留するか、又はキャベツ(イ)を収穫する作業
者A,Aが該移送装置3へキャベツ(イ)の供給を一時
中止する構成である。前記屋根付貯留装置9は図3で示
す如く枠部材9aの外側に屋根部材9bを貼付した構成
であり、収納した空の収納箱6が雨でぬれるのを防止す
る構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】収穫作業機の全体側面図
【図2】収穫作業機の全体平面図
【図3】収穫作業機の全体背面図
【図4】超低速バルブの一部断面せる拡大正面図
【図5】拡大回路図
【図6】収穫操作装置の拡大正面斜視図
【図7】走行装置部の拡大正断面図
【図8】操作装置部の拡大平面図
【図9】ブロック図
【図10】他の実施例を示す図で、拡大回路図
【図11】他の実施例を示す図で、拡大回路図
【図12】他の実施例を示す図で、拡大回路図
【符号の説明】
2 走行車両 3 移送装置 8 走行装置 15 超低速バルブ 16 油圧式無段変速装置 29 切換弁 30 減圧弁 36 圧力調節手段 36a リンク装置 (イ) 結球野菜(キャベツ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B075 AA10 GA01 GA06 2B076 AA07 BA07 DA15 DC03 3J067 AA03 AA16 AB11 AB21 AC51 BA54 BB03 CA29 DB13 FB61 GA14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両2の一方側の側部に結球野菜
    (イ)を移送する移送装置3の前部を支持するリンク装
    置36aを設けると共に、該走行車両2に設けた油圧式
    無段変速装置16の高圧側よりバイパスによって超低速
    バルブ15で走行装置8の走行速度を超低速度及び電気
    的に切状態にする収穫作業機において、該超低速バルブ
    15の切換弁29及び減圧弁30の圧力を調節する圧力
    調節手段36を該リンク装置36aの後部で側方外側よ
    り調節可能に設けたことを特徴とする収穫作業機の走行
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105248040A (zh) * 2015-11-20 2016-01-20 吕庆东 一种白菜自动收割机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105248040A (zh) * 2015-11-20 2016-01-20 吕庆东 一种白菜自动收割机
CN105248040B (zh) * 2015-11-20 2017-03-22 启东市机关液化气有限责任公司 一种白菜自动收割机

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