JPH0420182Y2 - - Google Patents
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- JPH0420182Y2 JPH0420182Y2 JP12563784U JP12563784U JPH0420182Y2 JP H0420182 Y2 JPH0420182 Y2 JP H0420182Y2 JP 12563784 U JP12563784 U JP 12563784U JP 12563784 U JP12563784 U JP 12563784U JP H0420182 Y2 JPH0420182 Y2 JP H0420182Y2
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- Japan
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- grain culm
- speed
- detector
- traveling speed
- grain
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は穀稈を刈取ると共に、刈取つた穀稈を
脱穀処理する収穫機に関し、更に詳述すれば、脱
穀装置における脱穀負荷に基づいて車速を制御す
る収穫機の自動車速制御装置に関する。
脱穀処理する収穫機に関し、更に詳述すれば、脱
穀装置における脱穀負荷に基づいて車速を制御す
る収穫機の自動車速制御装置に関する。
収穫機においては、扱胴等の脱穀負荷を検出
し、その検出負荷に基づいて車速を制御すること
により刈取穀稈量を制御して脱穀負荷を適正状態
とする自動車速制御装置の開発が進んでいる。こ
のような自動車速制御装置においては、一行程の
作業を終了して、脱穀処理される穀稈が検出され
なくなつた場合には、その時の走行速度段を記憶
し、その後に脱穀処理される穀稈が検出された場
合に機体の走行速度段をその記憶値とするように
したものも開発されている(特願昭59−100875
号)。
し、その検出負荷に基づいて車速を制御すること
により刈取穀稈量を制御して脱穀負荷を適正状態
とする自動車速制御装置の開発が進んでいる。こ
のような自動車速制御装置においては、一行程の
作業を終了して、脱穀処理される穀稈が検出され
なくなつた場合には、その時の走行速度段を記憶
し、その後に脱穀処理される穀稈が検出された場
合に機体の走行速度段をその記憶値とするように
したものも開発されている(特願昭59−100875
号)。
このような収穫機においては脱穀処理されるべ
き穀稈が残つているにも拘わらず旋回のために減
速操作すると、減速操作された時点における走行
速度段を記憶してしまい、次行程における刈始め
時においても、早急には適正な走行速度段にはな
らず、旋回後における刈始時の作業能率の低下を
招来する虞があつた。
き穀稈が残つているにも拘わらず旋回のために減
速操作すると、減速操作された時点における走行
速度段を記憶してしまい、次行程における刈始め
時においても、早急には適正な走行速度段にはな
らず、旋回後における刈始時の作業能率の低下を
招来する虞があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
り、脱穀装置における負荷検出器と、機体の走行
速度段を変更する変速機と、走行速度段の検出器
と、脱穀処理される穀稈の有無を検出する穀稈検
出器と、前記負荷検出器の検出結果に基づいて走
行速度段を変更すべく前記変速機を自動制御する
手段と、該自動制御により走行速度段が変更され
た場合に、変更後に検出した走行段を記憶する手
段と、前記穀稈検出器によつて検出した穀稈の有
無に対応して前記自動制御の入切を行う手段と、
前記穀稈検出器により穀稈が検出されなくなつた
後の穀稈の再検出時に走行速度段がその記憶内容
となるように前記変速機を制御する手段とを具備
することを特徴とする。
り、脱穀装置における負荷検出器と、機体の走行
速度段を変更する変速機と、走行速度段の検出器
と、脱穀処理される穀稈の有無を検出する穀稈検
出器と、前記負荷検出器の検出結果に基づいて走
行速度段を変更すべく前記変速機を自動制御する
手段と、該自動制御により走行速度段が変更され
た場合に、変更後に検出した走行段を記憶する手
段と、前記穀稈検出器によつて検出した穀稈の有
無に対応して前記自動制御の入切を行う手段と、
前記穀稈検出器により穀稈が検出されなくなつた
後の穀稈の再検出時に走行速度段がその記憶内容
となるように前記変速機を制御する手段とを具備
することを特徴とする。
以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て詳述する。第1図は本考案に係る自動車速制御
装置(以下本案装置という)を装備した収穫機の
一部破断左側面図である。この収穫機は、油圧を
用いたパワーシフト変速装置を主変速装置とし、
またギヤ噛合式の副変速装置も併設されている。
図において1は走行クローラであり、その上側に
は脱穀装置3が搭載されている。脱穀装置の前側
には運転席2及び刈取部7が設けられている。刈
取部7は分草板4,刈刃5,引起し装置6,縦搬
送装置8等で構成されており、分草板4にて分草
され、引起し装置6にて抱き起こされた穀稈が刈
刃5にて刈取られ、図示しない上部及び下部搬送
装置、縦搬送装置8にて脱穀装置3へ送給されて
脱穀装置3の扱胴31にて脱穀処理される。脱穀
装置3の前面又は搬送経路の途中には脱穀装置3
へ給送される穀稈に当接することによりその搬送
を検出する穀稈センサ14が設けられている。
て詳述する。第1図は本考案に係る自動車速制御
装置(以下本案装置という)を装備した収穫機の
一部破断左側面図である。この収穫機は、油圧を
用いたパワーシフト変速装置を主変速装置とし、
またギヤ噛合式の副変速装置も併設されている。
図において1は走行クローラであり、その上側に
は脱穀装置3が搭載されている。脱穀装置の前側
には運転席2及び刈取部7が設けられている。刈
取部7は分草板4,刈刃5,引起し装置6,縦搬
送装置8等で構成されており、分草板4にて分草
され、引起し装置6にて抱き起こされた穀稈が刈
刃5にて刈取られ、図示しない上部及び下部搬送
装置、縦搬送装置8にて脱穀装置3へ送給されて
脱穀装置3の扱胴31にて脱穀処理される。脱穀
装置3の前面又は搬送経路の途中には脱穀装置3
へ給送される穀稈に当接することによりその搬送
を検出する穀稈センサ14が設けられている。
脱穀装置3における扱胴31には、該扱胴31
の回転数を検出する扱胴センサ32が設けられて
おり、該扱胴センサ32の検出結果に基づいて車
速を変更して扱胴回転数が一定となるように車速
制御される。
の回転数を検出する扱胴センサ32が設けられて
おり、該扱胴センサ32の検出結果に基づいて車
速を変更して扱胴回転数が一定となるように車速
制御される。
運転席2側方のサイドコラム9には、主変速装
置における走行速度段を変更する主変速レバ10
が配設されている。該主変速レバ10は後述のシ
フトモータ17により、又は手動操作により回動
されて、前進1速段「F1」〜4速段「F4」、中立
段「N」、後進段「R」とされる。主変速レバ1
0の基端部には、主変速レバ10の回動位置を検
出する主変速センサ12が設けられており、該主
変速センサ12の検出結果に基づいて、主変速装
置がいずれの走行段になつているかを検出するよ
うになつている。
置における走行速度段を変更する主変速レバ10
が配設されている。該主変速レバ10は後述のシ
フトモータ17により、又は手動操作により回動
されて、前進1速段「F1」〜4速段「F4」、中立
段「N」、後進段「R」とされる。主変速レバ1
0の基端部には、主変速レバ10の回動位置を検
出する主変速センサ12が設けられており、該主
変速センサ12の検出結果に基づいて、主変速装
置がいずれの走行段になつているかを検出するよ
うになつている。
第2図は、本案装置の要部の制御ブロツク図で
ある。図において20は制御部であり、その入力
ポートa1には前述の扱胴31の回転数を検出する
扱胴センサ32の出力が与えられており、入力ポ
ートa2には主変速レバ10の設定速度段を検出す
る主変速センサ12の出力が与えられている。
ある。図において20は制御部であり、その入力
ポートa1には前述の扱胴31の回転数を検出する
扱胴センサ32の出力が与えられており、入力ポ
ートa2には主変速レバ10の設定速度段を検出す
る主変速センサ12の出力が与えられている。
入力ポートa3には、脱穀装置3へ給送される穀
稈の存否を検出する穀稈センサ14の出力が与え
られており、該穀稈センサ14が穀稈の搬送を検
出するとオンとなる。
稈の存否を検出する穀稈センサ14の出力が与え
られており、該穀稈センサ14が穀稈の搬送を検
出するとオンとなる。
入力ポートa4には、扱胴負荷に基づく車速制御
を行わせるための自動スイツチ15の出力が与え
られており、また入力ポートa5には、脱穀クラツ
チを係合状態とした場合にオンする脱穀スイツチ
16の出力が与えられている。
を行わせるための自動スイツチ15の出力が与え
られており、また入力ポートa5には、脱穀クラツ
チを係合状態とした場合にオンする脱穀スイツチ
16の出力が与えられている。
制御部20の出力ポートb1及びb2には、主変速
レバ10の基端部近傍に設けられ、その正逆回転
により主変速レバ10が回動されて主変速装置の
走行速度段が変更されるモータ17の各端子が接
続されており、出力ポートb1のハイレベル出力に
よりモータ17は正転されて、主変速レバ10は
増速側(「F4」側)に回動(いわゆるシフトアツ
プ)され、出力ポートb2のハイレベル出力により
モータ17が逆転されて主変速レバ10は減速側
(「F1」側)に回動(いわゆるシフトダウン)さ
れる。
レバ10の基端部近傍に設けられ、その正逆回転
により主変速レバ10が回動されて主変速装置の
走行速度段が変更されるモータ17の各端子が接
続されており、出力ポートb1のハイレベル出力に
よりモータ17は正転されて、主変速レバ10は
増速側(「F4」側)に回動(いわゆるシフトアツ
プ)され、出力ポートb2のハイレベル出力により
モータ17が逆転されて主変速レバ10は減速側
(「F1」側)に回動(いわゆるシフトダウン)さ
れる。
出力ポートb3,b4には、主変速装置が最高速走
行段「F4」,又は最低速走行段「F1」になつてい
る場合に、扱胴回転数が適正範囲外であつてさら
に増速,又は減速する必要があるときに、副変速
装置の増速又は減速操作を促すべく点灯される増
速指示ランプ21,減速指示ランプ22が夫々接
続されている。
行段「F4」,又は最低速走行段「F1」になつてい
る場合に、扱胴回転数が適正範囲外であつてさら
に増速,又は減速する必要があるときに、副変速
装置の増速又は減速操作を促すべく点灯される増
速指示ランプ21,減速指示ランプ22が夫々接
続されている。
出力ポートb5には、扱胴負荷に基づく自動車速
制御が行われている場合に点灯する自動ランプ2
3が接続されている。
制御が行われている場合に点灯する自動ランプ2
3が接続されている。
叙上の如く構成された収穫機の自動車速制御に
ついて、第3図のフローチヤートに基づいて説明
する。キースイツチをオンすると、制御部20は
機体が旋回したことを示す旋回フラグKをリセツ
ト状態(K=0)とする。さらに自動車速制御を
行うべく自動スイツチ15をオンし、作業を開始
すべく脱穀クラツチをオンして脱穀スイツチ16
をオン状態とし、斯かる状態にて作業を開始する
と、刈取部7にて刈取られた穀稈は、脱穀装置3
へ送給され、穀稈センサ14がオン状態となり、
自動ランプ23が点灯されて、所定の自動車速制
御が行われる。
ついて、第3図のフローチヤートに基づいて説明
する。キースイツチをオンすると、制御部20は
機体が旋回したことを示す旋回フラグKをリセツ
ト状態(K=0)とする。さらに自動車速制御を
行うべく自動スイツチ15をオンし、作業を開始
すべく脱穀クラツチをオンして脱穀スイツチ16
をオン状態とし、斯かる状態にて作業を開始する
と、刈取部7にて刈取られた穀稈は、脱穀装置3
へ送給され、穀稈センサ14がオン状態となり、
自動ランプ23が点灯されて、所定の自動車速制
御が行われる。
即ち、制御部20は扱胴センサ32の検出結果
から扱胴負荷を判断し、扱胴回転数が適正範囲以
上(又は以下)に上昇(又は下降)した軽負荷
(又は重負荷)状態である場合には、主変速セン
サ12の検出結果から主変速装置の走行速度段が
いずれにあるかを判断し、主変速装置が最高速段
「F4」(又は最低速段「F1」)になつていないとき
には、シフトモータ17を正転(又は逆転)駆動
して1速段シフトアツプ(又はシフトダウン)さ
れる。そしてシフトモータ17の駆動によりシフ
トアツプ(又はシフトダウン)されると、制御部
20はシフトアツプ(又はシフトダウン)された
走行速度段をPmとして記憶する。このシフトア
ツプ(又はシフトダウン)後においても扱胴負荷
が適正状態にならない場合には、さらにシフトア
ツプ(又はシフトダウン)され、結局最高速段
「F4」(又は最低速段「F1」)迄シフトアツプされ
る。そしてシフトアツプ(又はシフトダウン)さ
れる都度、そのシフトアツプ(又はシフトダウ
ン)された走行速度段を更新記憶する。
から扱胴負荷を判断し、扱胴回転数が適正範囲以
上(又は以下)に上昇(又は下降)した軽負荷
(又は重負荷)状態である場合には、主変速セン
サ12の検出結果から主変速装置の走行速度段が
いずれにあるかを判断し、主変速装置が最高速段
「F4」(又は最低速段「F1」)になつていないとき
には、シフトモータ17を正転(又は逆転)駆動
して1速段シフトアツプ(又はシフトダウン)さ
れる。そしてシフトモータ17の駆動によりシフ
トアツプ(又はシフトダウン)されると、制御部
20はシフトアツプ(又はシフトダウン)された
走行速度段をPmとして記憶する。このシフトア
ツプ(又はシフトダウン)後においても扱胴負荷
が適正状態にならない場合には、さらにシフトア
ツプ(又はシフトダウン)され、結局最高速段
「F4」(又は最低速段「F1」)迄シフトアツプされ
る。そしてシフトアツプ(又はシフトダウン)さ
れる都度、そのシフトアツプ(又はシフトダウ
ン)された走行速度段を更新記憶する。
一方、主変速装置における走行速度段が最高速
段「F4」(又は最低速段「F1」)であるにも拘わ
らず、扱胴が軽負荷(又は重負荷)状態である場
合にはその走行速度段「F4」(又は「F1」)を更
新記憶すると共に、副変速装置を高速(又は低
速)側に操作すべきことを促す増速(又は減速)
指示ランプ21(又は22)を点灯する。
段「F4」(又は最低速段「F1」)であるにも拘わ
らず、扱胴が軽負荷(又は重負荷)状態である場
合にはその走行速度段「F4」(又は「F1」)を更
新記憶すると共に、副変速装置を高速(又は低
速)側に操作すべきことを促す増速(又は減速)
指示ランプ21(又は22)を点灯する。
而して、一行程の刈取作業を終了すると、穀稈
センサ14は穀稈を検出せずにオフ状態となり、
制御部20は自動車速制御を禁じ、自動ランプ2
3を点滅させると共に、旋回フラグKをセツト状
態(K=1)とする。一行程の作業が終了間近に
なると、作業者は機体の走行速度を減速させて所
定の旋回動作を行わせる。そして次行程における
刈取対象穀稈に機体を倣わせて作業を再開し、刈
取部7にて刈取られた穀稈が脱穀装置3に達する
と穀稈センサ14はオンし、制御部20は自動車
速制御を開始すべく自動ランプ23を点灯する。
斯かる状態において制御部20は、まず主変速装
置の走行速度段が前行程において自動車速制御に
より変更された走行速度段、即ち自動車速制御に
よるシフトアツプ又はシフトダウン毎に更新記憶
された走行速度段、換言すれば前行程における旋
回のための減速操作直前の走行速度段となるよう
にシフトモータ17を駆動する。これにより主変
速装置は速やかに前行程において得られた最適走
行速度段とされ、機体はその走行速度段にて得ら
れる速度にて作業が行われ、爾後は前述した如く
扱胴負荷に基づいて車速制御が行われることにな
る。
センサ14は穀稈を検出せずにオフ状態となり、
制御部20は自動車速制御を禁じ、自動ランプ2
3を点滅させると共に、旋回フラグKをセツト状
態(K=1)とする。一行程の作業が終了間近に
なると、作業者は機体の走行速度を減速させて所
定の旋回動作を行わせる。そして次行程における
刈取対象穀稈に機体を倣わせて作業を再開し、刈
取部7にて刈取られた穀稈が脱穀装置3に達する
と穀稈センサ14はオンし、制御部20は自動車
速制御を開始すべく自動ランプ23を点灯する。
斯かる状態において制御部20は、まず主変速装
置の走行速度段が前行程において自動車速制御に
より変更された走行速度段、即ち自動車速制御に
よるシフトアツプ又はシフトダウン毎に更新記憶
された走行速度段、換言すれば前行程における旋
回のための減速操作直前の走行速度段となるよう
にシフトモータ17を駆動する。これにより主変
速装置は速やかに前行程において得られた最適走
行速度段とされ、機体はその走行速度段にて得ら
れる速度にて作業が行われ、爾後は前述した如く
扱胴負荷に基づいて車速制御が行われることにな
る。
本考案によれば、一行程の作業終了前における
最適機体速度を記憶しておき、次行程における作
業開始時には、速やかにその最適速度となるよう
に制御されるため、旋回後の作業開始時にも作業
効率を低下させることなく作業が行え、また運転
者は旋回後の作業再開時毎に走行速度を設定操作
する必要がない。特に本考案においては一行程の
作業終了時における減速操作のタイミングが早
く、穀稈センサがオフしていない脱穀作業時に旋
回のための減速操作が行われても、その減速操作
にて設定された走行速度段は記憶されず、自動制
御において変更された速度段を更新記憶するよう
になつており、次行程における作業再開時、或い
は刈残し穀稈を刈取るべく穀稈条を外れた後に、
再び穀稈条に倣わせて作業を再開する場合等にお
いても、常に最適走行速度が速やかに得られるこ
とになる。
最適機体速度を記憶しておき、次行程における作
業開始時には、速やかにその最適速度となるよう
に制御されるため、旋回後の作業開始時にも作業
効率を低下させることなく作業が行え、また運転
者は旋回後の作業再開時毎に走行速度を設定操作
する必要がない。特に本考案においては一行程の
作業終了時における減速操作のタイミングが早
く、穀稈センサがオフしていない脱穀作業時に旋
回のための減速操作が行われても、その減速操作
にて設定された走行速度段は記憶されず、自動制
御において変更された速度段を更新記憶するよう
になつており、次行程における作業再開時、或い
は刈残し穀稈を刈取るべく穀稈条を外れた後に、
再び穀稈条に倣わせて作業を再開する場合等にお
いても、常に最適走行速度が速やかに得られるこ
とになる。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は本案装置を搭載した収穫機の一部破断左側面
図、第2図は本案装置の制御ブロツク図、第3図
は本案装置の動作説明のためのフローチヤートで
ある。 3……脱穀装置、7……刈取部、10……主変
速レバ、12……主変速センサ、14……穀稈セ
ンサ、17……シフトモータ、20……制御部、
31……扱胴、32……扱胴センサ。
図は本案装置を搭載した収穫機の一部破断左側面
図、第2図は本案装置の制御ブロツク図、第3図
は本案装置の動作説明のためのフローチヤートで
ある。 3……脱穀装置、7……刈取部、10……主変
速レバ、12……主変速センサ、14……穀稈セ
ンサ、17……シフトモータ、20……制御部、
31……扱胴、32……扱胴センサ。
Claims (1)
- 脱穀装置における負荷検出器と、機体の走行速
度段を変更する変速機と、走行速度段の検出器
と、脱穀処理される穀稈の有無を検出する穀稈検
出器と、前記負荷検出器の検出結果に基づいて走
行速度段を変更すべく前記変速機を自動制御する
手段と、該自動制御により走行速度段が変更され
た場合に、変更後に検出した走行段を記憶する手
段と、前記穀稈検出器によつて検出した穀稈の有
無に対応して前記自動制御の入切を行う手段と、
前記穀稈検出器により穀稈が検出されなくなつた
後の穀稈の再検出時に走行速度段がその記憶内容
となるように前記変速機を制御する手段とを具備
することを特徴とする収穫機の自動車速制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12563784U JPS6140841U (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | 収穫機の自動車速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12563784U JPS6140841U (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | 収穫機の自動車速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140841U JPS6140841U (ja) | 1986-03-15 |
JPH0420182Y2 true JPH0420182Y2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=30684333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12563784U Granted JPS6140841U (ja) | 1984-08-18 | 1984-08-18 | 収穫機の自動車速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140841U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810253Y2 (ja) * | 1989-06-30 | 1996-03-29 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの刈取装置 |
-
1984
- 1984-08-18 JP JP12563784U patent/JPS6140841U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6140841U (ja) | 1986-03-15 |
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