JP2000138977A - 給湯機のリモコン装置 - Google Patents

給湯機のリモコン装置

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JP2000138977A
JP2000138977A JP10309168A JP30916898A JP2000138977A JP 2000138977 A JP2000138977 A JP 2000138977A JP 10309168 A JP10309168 A JP 10309168A JP 30916898 A JP30916898 A JP 30916898A JP 2000138977 A JP2000138977 A JP 2000138977A
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Japan
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remote control
hot water
switch
priority
operation switch
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JP10309168A
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Toru Tsuruta
透 鶴田
Tetsuro Takada
哲朗 高田
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が初めてリモコン装置を使用する場合
でも、スイッチの操作方法が簡単に理解でき、また、音
声を非発声状態に設定した場合でも、危険がある場合な
どは音声などで注意喚起できる給湯機のリモコン装置を
提供することにある。 【解決手段】 ステップS1で浴室リモコン9の操作ス
イッチが操作されたかどうかを判断する。操作スイッチ
が操作された場合はステップS2に進み、浴室リモコン
の操作スイッチの受付け可否を判断する判断部が操作ス
イッチの受付可否を判断する。操作スイッチを受け付け
た場合はステップS3に進み、報知情報選択手段が報知
情報Aを報知する。操作スイッチを受け付けなかった場
合はステップS4に進み、報知情報選択手段が報知情報
A’を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯機のリモコン
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】第一の従来例として、浴槽に自動給湯を
行ったり、浴槽の湯を追焚する自動給湯機能付き給湯機
のリモコン装置がある。このものでは、リモコンの自動
スイッチをON状態にすると自動スイッチに設けられた
LEDを点灯させあらかじめ設定されている水位になる
まで浴槽へ自動給湯を行い、また、追焚スイッチをON
状態にすると追焚スイッチに設けられたLEDを点灯さ
せあらかじめ設定されている温度まで浴槽の湯を追焚す
るようになっている。また、自動スイッチがON状態で
浴槽へ自動給湯を行っている時に追焚スイッチを操作す
ると浴槽への自動給湯を優先して実行するようになって
おり、追焚スイッチを受け付けないようにプログラムさ
れている。その場合、追焚スイッチを受け付けなかった
ことを追焚スイッチに設けられたLEDを点滅させるな
どして追焚スイッチが受け付けられなかったことを報知
していた。
【0003】第二の従来例として、給湯温度設定スイッ
チを備えたリモコン装置が複数ある場合、複数のリモコ
ン装置の内の少なくとも一つに、前記給湯温度設定スイ
ッチにより設定された給湯温度の優先権を決めるための
優先スイッチが備えられているものがある。一般的に給
湯機の給湯口は一カ所のみであるため、給湯可能な温度
も一設定のみとなる。そこで、給湯温度の設定が可能な
リモコン装置が複数ある場合、その中の一つに優先権を
持たせるようにしている。複数のリモコンを浴室内に設
置する浴室リモコンと台所に設置する台所リモコンとし
たものを例にとると、優先権を決める優先スイッチは浴
室リモコンに設けられており、この浴室リモコンの優先
スイッチをON状態にしておけば、浴室リモコンでしか
給湯設定温度の変更ができなくなり、シャワーを浴びて
いる時に、台所リモコンで給湯設定温度を高温に変えら
てやけどをしてしまうなどの危険がないようになってい
る。また、台所リモコンで給湯設定温度を変更する場合
は、浴室リモコンの優先スイッチをOFF状態にしてお
けばよい。
【0004】第三の従来例として、音声による報知手段
を備えたリモコン装置がある。このものでは、例えば、
スイッチが操作された時に運転内容を音声で報知した
り、給湯温度が高温に設定された場合や給湯機が故障し
た場合に注意を喚起するように音声で報知しているた
め、安全に使用することができるようになっている。さ
らに、この音声は、スイッチ操作を行う度に発声される
ため、使用者によってはわずらわしいと感じることもあ
り、使用者が非発声状態に設定することもできるように
なっている。同様の従来例として、特公平7−1950
に示されるように、リモコンの操作確認音の発生機能の
使用の有無を設定できるものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例では、使
用者が追焚スイッチを受け付けなかったことが容易に理
解できず、また、追焚スイッチを受け付けなかった理由
や追焚スイッチを受け付けるようにするための方法が判
らないという問題点があった。第二の従来例では、使用
者が初めてリモコン装置を使用する場合は、優先スイッ
チの操作方法が判らず、給湯設定温度を変更できないこ
とがあるという問題点があった。また、第三の従来例で
は、音声を非発声状態に設定した場合、全ての音声が発
声されず、給湯設定温度が高温に設定されたりして、や
けどの危険がある場合や給湯機が故障した場合などに注
意喚起できないという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の第1の目的は、使用者が初めてリ
モコン装置を使用する場合でも、スイッチの操作方法が
簡単に理解できる給湯機のリモコン装置を提供すること
にある。また、第2の目的は、音声を非発声状態に設定
した場合でも、危険がある場合などは音声などで注意喚
起できる給湯機のリモコン装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1は、操作スイッチと操作
スイッチの受付の可否を判断する判断部を具備した給湯
機のリモコン装置において、前記判断部の判断結果に基
づき報知情報を選択する報知情報選択手段を設けた。よ
って、操作スイッチを受けた場合と受け付けなかった場
合とで報知情報を変えることができ、操作スイッチを付
けたかどうかを使用者が明確に理解できる。
【0008】請求項2は、操作スイッチと操作スイッチ
の受付の可否を判断する判断部を具備した給湯機のリモ
コン装置において、前記判断部が操作スイッチの受付を
否と判断した時には、その理由または受付可とするため
の操作方法を報知する報知手段を設けた。よって、操作
スイッチが操作された時に操作スイッチが受け付けられ
ない場合、その操作スイッチを受け付けなかった理由や
受付可とするための操作方法が報知されるため、使用者
はその操作スイッチを有効とするための操作方法を取扱
い説明書を見ずに簡単に知ることができる。
【0009】請求項3は、運転スイッチと給湯温度設定
スイッチとを備えた複数のリモコン装置と、複数のリモ
コン装置の内の少なくとも一つに、前記給湯温度設定ス
イッチにより設定された給湯温度の優先権を決めるため
の優先スイッチとを備えた給湯機のリモコン装置におい
て、操作したリモコン装置に優先権がない場合に、操作
方法を報知する報知手段を設けた。よって、操作したリ
モコン装置に優先権がない場合に、優先権を得るための
操作方法が報知されるため、使用者は優先権を得るため
の操作方法を取扱い説明書を見ずに簡単に知ることがで
きる。
【0010】請求項4は、運転スイッチと給湯温度設定
スイッチとを備えた複数のリモコン装置と、複数のリモ
コン装置の内の少なくとも一つに、前記給湯温度設定ス
イッチにより設定された給湯温度の優先権を決めるため
の優先スイッチとを備えた給湯機のリモコン装置におい
て、運転スイッチをOFF状態からON状態にした時
に、運転スイッチを操作したリモコン装置に優先権がな
い場合に、操作方法を報知する報知手段を設けた。よっ
て、運転スイッチをON状態にした時に、優先権を得る
ための操作方法が報知されるため、使用者は優先権を得
るための操作方法を取扱い説明書を見ずに簡単に知るこ
とができる。
【0011】請求項5は、給湯温度設定スイッチを備え
た複数のリモコン装置と、複数のリモコン装置の内の少
なくとも一つに、前記給湯温度設定スイッチにより設定
された給湯温度の優先権を決めるための優先スイッチと
を備えた給湯機のリモコン装置において、優先権がない
リモコン装置で給湯温度設定スイッチが操作された場合
に、操作方法を報知する報知手段を設けた。よって、給
湯温度設定スイッチを操作したリモコン装置に優先権が
ない場合に、給湯温度設定スイッチを有効とするための
操作方法が報知されされるため、使用者は優先権を得る
ための操作方法を取扱い説明書を見ずに簡単に知ること
ができる。
【0012】請求項6は、請求項1,2,3,4,5に
おける前記報知手段は、音声または文字表示とした。よ
って、操作方法などが音声または文字表示で報知される
ため、使用者は、操作方法を簡単にかつ明確に理解でき
る。
【0013】請求項7は、音声による複数の報知情報を
有する報知手段を備えた給湯機のリモコン装置におい
て、複数の報知情報の内、特定の報知情報のみ報知可能
状態とすることを可能とした。よって、使用者が音声を
非発声状態に設定した時でも特定の情報は報知されるた
め、使用者に重要な注意喚起情報などの情報を必ず報知
することができる。
【0014】請求項8は、前記特定の報知情報とは、少
なくとも給湯温度情報と給湯機およびリモコンの異常情
報を含むことした。よって、使用者が音声を非発声状態
に設定した時でも給湯温度が高温に設定された場合や給
湯機およびリモコンに異常があった時は、注意喚起情報
などの情報は報知されるため、安全に使用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は本発明に係る給湯シス
テム全体の構成図である。給湯機1は、上流の給水管2
および下流の給湯管3と繋がっている。また、ふろ往き
管4とふろ戻り管5を通じて浴槽6と繋がっている。給
湯機1で加熱された湯は給湯管3を通じて、台所水栓7
および浴室のシャワー水栓8から出湯される。また、浴
室には浴室リモコン9が、台所には台所リモコン10が
設置されている。浴室リモコン9、台所リモコン10は
通信線11を通じて、給湯機1のコントローラーと双方
向で通信している。また、給湯機1からふろ往き管4と
ふろ戻り管5を通じて浴槽6へお湯はりを行ったり、追
焚を行ったりできるようになっている。
【0016】図2は本発明に係る浴室リモコン9の外観
図である。浴室リモコン9には、給湯設定温度やふろ設
定温度などを表示する表示部21と、表示部21内に文
字情報をドットマトリックス表示で表示する文字情報表
示部22と、給湯機を運転可能状態にするための運転ス
イッチ23と、運転スイッチ23がON状態の時に点灯
する点灯部23Aと、浴槽にふろ往き管4とふろ戻り管
5を通じて湯を給湯するための湯はりスイッチ24と、
湯はりスイッチ24がON状態の時に点灯する点灯部2
4Aと、浴槽の湯を追焚するための追焚スイッチ25
と、追焚スイッチ25がON状態の時に点灯する点灯部
25Aと、給湯設定温度の優先権を得るための優先スイ
ッチ26と、優先スイッチ26がON状態の時に点灯す
る点灯部26Aと、音声を発生させたりブザー音を鳴動
させるためのスピーカー27と、給湯設定温度を設定す
るための給湯温度設定スイッチ28A,28Bが備えら
れている。優先スイッチ26がON状態の時は、浴室リ
モコン9のみにて給湯設定温度が変更でき、優先スイッ
チ26がOFF状態の時は、台所リモコン10のみにて
給湯設定温度が変更できる。
【0017】図3は本発明に係る台所リモコン10の外
観図である。台所リモコン10には、給湯設定温度など
を表示する表示部31と、運転スイッチ33と、運転ス
イッチ33がON状態の時に点灯する点灯部33Aと、
湯はりスイッチ34と、湯はりスイッチ34がON状態
の時に点灯する点灯部34Aと、追焚スイッチ35と、
追焚スイッチ35がON状態の時に点灯する点灯部35
Aと、音声を発生させたりブザー音を鳴動させるための
スピーカー37と、給湯設定温度を設定するための給湯
温度設定スイッチ38A,38Bが備えられている。
【0018】図4は本発明の第一の実施の形態を示す制
御フローである。浴室リモコン9を例にすると、制御フ
ローがスタートしステップS1で浴室リモコン9の操作
スイッチが操作されたかどうかを判断する。操作スイッ
チが操作された場合はステップS2に進み、浴室リモコ
ンの操作スイッチの受付け可否を判断する判断部が操作
スイッチの受付可否を判断する。操作スイッチを受け付
けた場合はステップS3に進み、報知情報選択手段が報
知情報Aを選択して報知する。操作スイッチを受け付け
なかった場合はステップS4に進み、報知情報選択手段
が報知情報A’を選択して報知する。
【0019】図5は第一の実施の形態における報知情報
A、A’の内容を示す表である。先ず、先行動作として
運転スイッチのみがON状態にある時に追焚スイッチが
ONされると、スイッチ操作は受け付けられ給湯機は追
焚動作に移行し、追焚スイッチが操作されたリモコンが
報知情報Aを報知する。つまり、「おふろを沸かしま
す。ふろ設定温度は40℃です。」と音声にて報知す
る。操作されたリモコンが浴室リモコン9である場合
は、さらに文字情報表示部22に報知情報Aをスクロー
ル表示させる。よって、使用者は追焚スイッチが受け付
けられたことと、これからの運転内容を知ることができ
る。次に先行動作として運転スイッチと湯はりスイッチ
がON状態で浴槽6へ自動湯はりを行っている時に追焚
スイッチがONされると、追焚スイッチは受け付けずに
追焚スイッチが操作されたリモコンが報知情報A’を報
知する。つまり、「お湯はり中のため受付ません。お湯
はりが終了してから再度操作して下さい。」と音声にて
報知する。操作されたリモコンが浴室リモコン9である
場合は、さらに文字情報表示部22に報知情報A’をス
クロール表示させる。よって、使用者は追焚スイッチが
受け付けられなかったことと、その理由と受付可とする
ための方法を簡単に知ることができる。
【0020】図6は、発明の第二の実施の形態を示す制
御フローである。浴室リモコン9を例にすると、制御フ
ローがスタートするとステップS11で運転スイッチ2
3が操作されON状態にされたかどうかを判断する。運
転スイッチ23がON状態にされた場合はステップS1
2に進み、運転スイッチ23がONされたリモコン、す
なわち浴室リモコン9に給湯設定温度の優先権があるか
どうかを判断する。浴室リモコン9に優先権がある場合
はステップS13に進み、報知情報選択手段が報知情報
Bを選択して報知する。浴室リモコン9に優先権がない
場合は、ステップS14に進み、報知情報選択手段が報
知情報B’を選択して報知する。次にステップS15で
給湯温度設定スイッチ28A、28Bが操作されたかど
うかを判断する。給湯温度設定スイッチ28A、28B
が操作された場合はステップS16に進み、浴室リモコ
ン9に給湯設定温度の優先権があるかどうかを判断す
る。浴室リモコン9に優先権がある場合はステップS1
7に進み、報知情報選択手段が報知情報Cを選択して報
知する。浴室リモコン9に優先権がない場合は、ステッ
プS18に進み、報知情報選択手段が報知情報C’を選
択して報知する。
【0021】図7は第二の実施の形態における報知情報
B、B’の内容を示す表である。浴室リモコン9に給湯
設定温度の優先権がある場合に、浴室リモコン9の運転
スイッチがONされた場合は、浴室リモコン9が報知情
報Bを報知する。つまり、「給湯温度の変更ができま
す。」と音声にて報知し、さらに文字情報表示部22に
報知情報Bをスクロール表示させる。浴室リモコン9に
給湯設定温度の優先権がない場合に、浴室リモコン9の
運転スイッチがONされた場合は、浴室リモコン9が報
知情報B’を報知する。つまり、「給湯温度を変更する
時は、浴室リモコンの優先スイッチを入れて下さい。」
と音声にて報知し、さらに文字情報表示部22に報知情
報B’をスクロール表示させる。台所リモコン10に給
湯設定温度の優先権がある場合に、台所リモコン10の
運転スイッチがONされた場合は、台所リモコン10が
報知情報Bを報知する。つまり、「給湯温度の変更がで
きます。」と音声にて報知する。台所リモコン10に給
湯設定温度の優先権がない場合に、台所リモコン10の
運転スイッチがONされた場合は、台所リモコン10が
報知情報B’を報知する。つまり、「給湯温度を変更す
る時は、浴室リモコンの優先スイッチを切って下さ
い。」と音声にて報知する。ここで、浴室リモコン9と
台所リモコン10で報知される報知情報B’は、浴室リ
モコン10の方に優先スイッチ26が備えられているこ
とから、優先スイッチ26の入切に関する内容が異なっ
ている。以上のように運転スイッチをON状態にしたリ
モコン装置に優先権がない場合に、優先権を得るための
操作方法が報知されるため、使用者は優先権を得るため
の操作方法を取扱い説明書を見ずに簡単に知ることがで
きる。
【0022】図8は第二の実施の形態における報知情報
C、C’の内容を示す表である。浴室リモコン9に給湯
設定温度の優先権がある場合に、浴室リモコン9で給湯
設定温度が変更された場合は、浴室リモコン9が報知情
報Cを報知する。つまり、「給湯温度が変更されまし
た。」と音声にて報知し、さらに文字情報表示部22に
報知情報Cをスクロール表示させる。この時、「給湯温
度は60℃に設定されました。」というように、設定さ
れた温度を合わせて報知してもよい。浴室リモコン9に
給湯設定温度の優先権がない場合に、浴室リモコン9で
給湯設定温度が変更された場合は、浴室リモコン9が報
知情報C’を報知する。つまり、「変更できません。給
湯温度を変更する時は、浴室リモコンの優先スイッチを
入れて下さい。」と音声にて報知し、さらに文字情報表
示部22に報知情報C’をスクロール表示させる。台所
リモコン10に給湯設定温度の優先権がある場合に、台
所リモコン10で給湯設定温度が変更された場合は、台
所リモコン10が報知情報Cを報知する。つまり、「給
湯温度が変更されました。」と音声にて報知する。この
時、「給湯温度は60℃に設定されました。」というよ
うに、設定された温度を合わせて報知してもよい。台所
リモコン10に給湯設定温度の優先権がない場合に、台
所リモコン10で給湯設定温度が変更された場合は、台
所リモコン10が報知情報C’を報知する。つまり、
「給湯温度を変更する時は、浴室リモコンの優先スイッ
チを切って下さい。」と音声にて報知する。ここで、浴
室リモコン9と台所リモコン10で報知される報知情報
C’は、浴室リモコン10の方に優先スイッチ26が備
えられていることから、優先スイッチ26の入切に関す
る内容が異なっている。以上のように給湯設定温度の優
先権がないリモコンで給湯温度設定スイッチが操作され
た場合に優先権を得るための操作方法が報知されるた
め、使用者は優先権を得るための操作方法を取扱い説明
書を見ずに簡単に知ることができる。
【0023】図9は、本発明の第三の実施の形態を示す
制御フローである。ステップS21で報知情報が非発声
状態(以下、制限モードと記す。)になっているかどうか
を判断する。運転スイッチがOFFの状態の時に、湯は
りスイッチを5秒間連続で押し続けると制限モードが設
定される。再度、湯はりスイッチを5秒間連続で押し続
けると制限モードが解除される。ステップS21で報知
情報が制限モードになっている場合は、ステップS23
でリモコンのスイッチが操作された時などに報知情報
を報知する。報知情報が制限モードになっていない場合
は、ステップS22でリモコンのスイッチが操作された
時などに報知情報を報知する。ここでは、報知情報の
制限は、報知情報と報知情報の2段階に設定した
が、さらに3段階、4段階に設定してもよい。
【0024】図10は第三の実施の形態における報知情
報の内容を示す表である。制限モードの時の報知情
報である報知情報は、給湯設定温度が高温に設定され
た時とエラーが発生した時以外は、図10中のNO.1
〜11の報知情報に示すように「ピィ」など受付音の
みである。給湯設定温度が高温に設定された時とエラー
が発生した時は、図10中のNO.12〜14の報知情
報に示すように受付音に加えて、報知情報が報知され
る。制限モードが解除されている時の報知情報である報
知情報は、図10中のNO.1〜14の報知情報に
示すように全ての状態に対して受付音に加えて、報知情
報が報知される。よって、使用者が音声を非発声状態に
設定した時でも給湯温度が高温に設定された場合や給湯
機およびリモコンに異常があった時は、注意喚起情報な
どの情報は報知されるため、安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯システム全体の構成図。
【図2】本発明に係る浴室リモコンの外観図。
【図3】本発明に係る台所リモコンの外観図。
【図4】本発明の第一の実施の形態を示す制御フロー。
【図5】第一の実施の形態における報知情報A、A’の
内容を示す表。
【図6】本発明の第二の実施の形態を示す制御フロー。
【図7】第二の実施の形態における報知情報B、B’の
内容を示す表。
【図8】第二の実施の形態における報知情報C、C’の
内容を示す表。
【図9】本発明の第三の実施の形態を示す制御フロー。
【図10】第三の実施の形態における報知情報の内
容を示す表。
【符号の説明】
1 … 給湯機 9 … 浴室リモコン 10 … 台所リモコン 21 … 表示部 22 … 文字情報表示部 23 … 浴室リモコンの運転スイッチ 24 … 浴室リモコンの湯はりスイッチ 25 … 浴室リモコンの追焚スイッチ 26 … 浴室リモコンの優先スイッチ 27 … 浴室リモコンのスピーカー 28A,28B … 浴室リモコンの設定スイッチ 33 … 台所リモコンの運転スイッチ 34 … 台所リモコンの湯はりスイッチ 35 … 台所リモコンの追焚スイッチ 37 … 台所リモコンのスピーカー 38A,38B … 台所リモコンの設定スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA04 AA15 BA14 CA05 DA02 DC04 EB02 EB06 EB07 FB10 FB11 FB15 HA04 HA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作スイッチと操作スイッチの受付の可
    否を判断する判断部を具備した給湯機のリモコン装置に
    おいて、前記判断部の判断結果に基づき報知情報を選択
    する報知情報選択手段を設けたことを特徴とした給湯機
    のリモコン装置。
  2. 【請求項2】 操作スイッチと操作スイッチの受付の可
    否を判断する判断部を具備した給湯機のリモコン装置に
    おいて、前記判断部が操作スイッチの受付を否と判断し
    た時には、その理由または受付可とするための操作方法
    を報知する報知手段を設けたことを特徴とした給湯機の
    リモコン装置。
  3. 【請求項3】 運転スイッチと給湯温度設定スイッチと
    を備えた複数のリモコン装置と、複数のリモコン装置の
    内の少なくとも一つに、前記給湯温度設定スイッチによ
    り設定された給湯温度の優先権を決めるための優先スイ
    ッチとを備えた給湯機のリモコン装置において、操作し
    たリモコン装置に優先権がない場合に、操作方法を報知
    する報知手段を設けたことを特徴とした給湯機のリモコ
    ン装置。
  4. 【請求項4】 運転スイッチと給湯温度設定スイッチと
    を備えた複数のリモコン装置と、複数のリモコン装置の
    内の少なくとも一つに、前記給湯温度設定スイッチによ
    り設定された給湯温度の優先権を決めるための優先スイ
    ッチとを備えた給湯機のリモコン装置において、運転ス
    イッチをOFF状態からON状態にした時に運転スイッ
    チを操作したリモコン装置に優先権がない場合に、操作
    方法を報知する報知手段を設けたことことを特徴とした
    給湯機のリモコン装置。
  5. 【請求項5】 給湯温度設定スイッチを備えた複数のリ
    モコン装置と、複数のリモコン装置の内の少なくとも一
    つに、前記給湯温度設定スイッチにより設定された給湯
    温度の優先権を決めるための優先スイッチとを備えた給
    湯機のリモコン装置において、優先権がないリモコン装
    置で給湯温度設定スイッチが操作された場合に、操作方
    法を報知する報知手段を設けたことを特徴とした給湯機
    のリモコン装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は、音声または文字表示で
    あることを特徴とした請求項1,2,3,4,5に記載
    の給湯機のリモコン装置。
  7. 【請求項7】 音声による複数の報知情報を有する報知
    手段を備えた給湯機のリモコン装置において、複数の報
    知情報の内、特定の報知情報のみ報知可能状態とするこ
    とを可能とした給湯機のリモコン装置。
  8. 【請求項8】 前記特定の報知情報とは、少なくとも給
    湯温度情報または給湯機の異常情報を含むことを特徴と
    した請求項7に記載の給湯機のリモコン装置。
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