JP2000138355A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000138355A
JP2000138355A JP10308695A JP30869598A JP2000138355A JP 2000138355 A JP2000138355 A JP 2000138355A JP 10308695 A JP10308695 A JP 10308695A JP 30869598 A JP30869598 A JP 30869598A JP 2000138355 A JP2000138355 A JP 2000138355A
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JP
Japan
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circuit
bit line
memory cell
sense amplifier
cell block
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JP10308695A
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Hideaki Kondo
英明 近藤
Takashi Yokoyama
隆 横山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センスアンプブロック内の各機能回路を小さ
い面積内に効率よくレイアウトすることのできる半導体
記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセル側のビット線ペアが内側に向
かい合い、センスアンプ側のビット線ペアが外側に向く
ようにシェアドスイッチ回路4を配置し、その間にイコ
ライズ回路7のMOSトランジスタを配置することによ
り、LOCOS素子分離領域を隔てて分離された活性化
領域を共通の活性化領域で形成するとともに、シェアド
スイッチ回路4におけるMOSトランジスタのソースあ
るいはドレインと、メモリセル内のビット線をイコライ
ズするMOSトランジスタのソースあるいはドレインと
を、共通化する構成にすることによって、レイアウト面
積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(DRAM)等の半導体記憶装置に
関するもので、特に半導体記憶装置のセンスアンプブロ
ックのレイアウト構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMにおいては、チップ面積の増大
がチップコスト増大に大きく関わるため、いかにチップ
レイアウトを効率的に行いチップ面積縮小を図っていく
かということは、DRAM開発における最も重要な課題
の一つである。
【0003】特に、センスアンプブロック等のメモリコ
ア回路は、メモリセルと同様に同一回路を多数配列する
ため、回路のチップ面積に占める割合が高い。
【0004】ところが一方では、低消費電力化、高速動
作化のため、ビット線プリチャージイコライズ回路をシ
ェアドスイッチ回路の外側、すなわちメモリセル側にも
配置するなど、センスアンプブロックは複雑な回路構成
をとったり、シェアドスイッチ回路を構成するMOSト
ランジスタのトランジスタ幅をできるだけ大きくするた
め、MOSトランジスタの配置をセンスアンプブロック
の幅方向に2列にするなど、レイアウト面積は益々増大
する傾向にある。
【0005】図6は、上記従来の半導体装置のセンスア
ンプブロック内の回路図を示すものであり、メモリセル
側にもビット線イコライズ回路を配置した構成になって
いる。センスアンプブロックは多数個が列状に配置され
ているが、ここでは1つのみ示す。図6において、1は
センスアンプ側ビット線BIT,XBITに読み出され
たデータを増幅するセンスアンプ、2はセンスアンプ側
ビット線BIT,XBITとデータ線DQ,XDQとを
接続するコラムスイッチ回路、3,4はメモリセルブロ
ック(図示せず)内のメモリセル側ビット線BITR,
XBITRとセンスアンプ1内のセンスアンプ側ビット
線BIT,XBITとを接続するシェアドスイッチ回
路、6はセンスアンプ1内のセンスアンプ側ビット線B
IT,XBITのイコライズ・プリチャージを行うセン
スアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路であ
り、5,7はメモリセルブロック内のメモリセル側ビッ
ト線BITR,XBITRのイコライズを行うメモリセ
ルブロック内ビット線イコライズ回路である。EQはイ
コライズ信号、SHはシェアドスイッチ信号、SAPは
センスアンプP型トランジスタ駆動信号、SANはセン
スアンプN型トランジスタ駆動信号である。Vpreは
イコライズ電源、Yはコラム選択信号である。
【0006】図7は、図6と同様の半導体記憶装置のセ
ンスアンプブロック内の回路図を示すものであるが、メ
モリセル側にビット線プリチャージ回路も配置した構成
になっている。図7において、8,9はメモリセルブロ
ック内のビット線イコライズ・プリチャージを行うメモ
リセルブロック内ビット線イコライズ・プリチャージ回
路である。その他は図6と同じである。
【0007】図6のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下その動作を説明する。メモリセルからデー
タの読み出しを行う場合、まずメモリセルブロック内ビ
ット線イコライズ回路5,7およびセンスアンプ内ビッ
ト線イコライズ・プリチャージ回路6によって、メモリ
セルブロック内のメモリセル側ビット線BITR,XB
ITRとセンスアンプ1内のビット線BIT,XBIT
のイコライズとプリチャージが行われ、シェアドスイッ
チ回路4で選択されたメモリセルブロックのデータがセ
ンスアンプ1によって増幅される。
【0008】増幅されたデータは、コラムスイッチ回路
2によって、コラム選択信号Yをオン状態にすることに
より、センスアンプ側ビット線BIT,XBITとデー
タ線DQ,XDQとを接続してセンスアンプ側ビット線
BIT,XBITのデータをデータ線DQ,XDQに読
み出す。
【0009】図7のように構成された半導体記憶装置に
ついても、その動作は図6と同様であり、メモリセルか
らデータの読み出しを行う場合、まずメモリセルブロッ
ク内ビット線イコライズ・プリチャージ回路8,9およ
びセンスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回
路6によって、メモリセルブロック内のメモリセル側ビ
ット線BITR,XBITRとセンスアンプ1内のセン
スアンプ側ビット線BIT,XBITのイコライズとプ
リチャージが行われ、シェアドスイッチ回路4で選択さ
れたメモリセルブロックのデータがセンスアンプ1によ
って増幅される。
【0010】図8は、半導体記憶装置のMOSトランジ
スタのレイアウトの第1の例を示した模式図であり、図
6のセンスアンプブロック内の回路図のうち、シェアド
スイッチ回路4とメモリセルブロック内ビット線イコラ
イズ回路7(もしくは、シェアドスイッチ回路3とメモ
リセルブロック内ビット線イコライズ回路5)を一般的
なレイアウト図として表したものである。
【0011】図8において、10はMOSトランジスタ
の活性化領域、11はMOSトランジスタのゲート電
極、13はLOCOS素子分離領域を表す。他の符号は
前述の図6と同じである。各信号線は図中に示す通りで
ある。
【0012】図8に示すレイアウトでは、各機能を有す
る回路は別々の活性化領域10上に形成され、各MOS
トランジスタ素子の間の領域には、LOCOS素子分離
領域が形成される。したがって、センスアンプブロック
におけるシェアドスイッチ回路4とメモリセルブロック
内ビット線イコライズ回路7だけで、3個のMOSトラ
ンジスタがあるため、3個の活性化領域10をレイアウ
トしなければならない。
【0013】図9は、半導体記憶装置のMOSトランジ
スタのレイアウトの第2の例を示した模式図であり、図
6のセンスアンプブロック内の回路図のうち、シェアド
スイッチ回路4とメモリセルブロック内ビット線イコラ
イズ回路7をセンスアンプブロックの配列方向(矢印A
の方向)に並べたレイアウト図である。なお、このレイ
アウト構成は、本件発明者が実施の形態との比較のため
に記載したもので、公知であるということではない。以
下の、図10,図11,図12についても同様の趣旨で
図示をしている。
【0014】図9において、12はゲート電極11をア
ルミ等の配線に接続するためのゲート電極−配線接続領
域であり、12Aはアルミ配線へのコンタクトであり、
他の符号は前述の図8と同じである。また、各信号名は
図中に示す通りである。
【0015】図9に示すレイアウトでは、センスアンプ
ブロックの配列ピッチに合わせて活性化領域10とゲー
ト電極−配線接続領域12とがレイアウトされているた
め、センスアンプのピッチの中に活性化領域10とゲー
ト電極−配線接続領域12をとらなければならない。
【0016】図10は、半導体記憶装置のMOSトラン
ジスタのレイアウト第3の例を示した模式図であり、図
7のセンスアンプブロック内の回路図のうち、シェアド
スイッチ回路4とメモリセルブロック内ビット線イコラ
イズ・プリチャージ回路9(もしくは、シェアドスイッ
チ回路3とメモリセルブロック内ビット線イコライズ・
プリチャージ回路8)とメモリセルブロックの境界の一
部をレイアウト図として表したものである。図10にお
いて、14はアルミ等のプリチャージ電源配線、15は
メモリセルプレート電極であり、14Aはアルミ配線へ
のコンタクトであり、他の符号は前述の図8と同じであ
る。各信号名は図中に示す通りである。
【0017】図11は、図10における実線(a)−
(b)の断面構造を示したものである。図11におい
て、16はプリチャージ電源の活性化領域をアルミ等の
配線へ接続するコンタクト14Aと、メモリセルプレー
ト電極15との分離のためのプリチャージ電源コンタク
ト−メモリセルプレート電極分離領域である。他の符号
は前述の図10と同じである。
【0018】図10に示すレイアウト図では、センスア
ンプブロックの端部にアルミ配線に接続する必要のある
プリチャージ電源配線14が配置されるため、センスア
ンプブロックとメモリセルブロックとの分離領域が図8
の場合より余分に必要である。
【0019】図12は、半導体記憶装置のMOSトラン
ジスタのレイアウトの第4の例を示した模式図であり、
図6のセンスアンプブロック内の回路図のうちセンスア
ンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路6とシェ
アドスイッチ回路4の活性化領域を示すレイアウト図で
あり、21はアルミ配線へのコンタクトであり、22は
ビット線へのコンタクトであり、23はアルミ配線への
コンタクトであり、他の符号は前述の図8と同じであ
る。各信号名は図中に示す通りである。
【0020】図12に示すレイアウト図では、センスア
ンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路6の活性
化領域10のアルミ配線へのコンタクト21とシェアド
スイッチ回路4の活性化領域10のビット線へのコンタ
クト22とが向かい合っている。コンタクトをとる活性
化領域10は、ゲート電極11−コンタクト21または
22の分離、コンタクト21または22−活性化領域1
0のオーバラップマージン等をとる必要があり、大きな
活性化領域が必要である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小さい
面積でLOCOS素子分離領域を形成することは、半導
体プロセス上困難であるので、今後の大規模集積回路で
要求される小さい面積のセンスアンプブロック内に上記
従来の構成で各機能回路をレイアウトすることが困難で
あるという問題を有していた。
【0022】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、センスアンプブロック内の各機能回路を小さい面積
内に効率よくレイアウトすることができる半導体記憶装
置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の半導体記憶装置は、活性化領域を同一ビッ
ト線ペアにおけるセンスアンプで共通化するとともに、
異なるビット線のセンスアンプ同士でも共通化する構成
を有する。また、活性化領域の配置をビット線ピッチの
複数倍に合わせる構成を有する。
【0024】具体的には、請求項1記載の発明は、2列
に並んだシェアドスイッチのMOSトランジスタにおい
て、メモリセル内のビット線と接続されるソースあるい
はドレインを向かい合うように配置し、その間にメモリ
セル内のビット線のイコライズを行うMOSトランジス
タを配置することにより、従来LOCOS素子分離領域
を隔てて分離されていた活性化領域を共通の単一の活性
化領域で形成するとともに、シェアドスイッチ回路にお
けるMOSトランジスタのソースあるいはドレインと、
メモリセルブロック内ビット線イコライズ回路のMOS
トランジスタのソースあるいはドレインとを、共通化す
る構成を有している。
【0025】つまり、請求項1記載の半導体記憶装置
は、センスアンプとメモリセルブロックとの間にセンス
アンプ側ビット線にメモリセルブロック側ビット線を選
択的に接続するためのシェアドスイッチ回路を設け、セ
ンスアンプとシェアドスイッチ回路との間にセンスアン
プ内ビット線イコライズ回路を設けるとともに、メモリ
セルブロックとシェアドスイッチ回路との間にメモリセ
ルブロック内ビット線イコライズ回路を設けた半導体記
憶装置であって、シェアドスイッチ回路を構成する第1
および第2のMOSトランジスタとメモリセルブロック
内ビット線イコライズ回路を構成する第3のMOSトラ
ンジスタを共通の単一の第1の活性化領域に設け、第
1,第2および第3のMOSトランジスタを第3のMO
Sトランジスタが中央位置に配置された状態で一列に並
べ、かつ第1,第2および第3のMOSトランジスタの
各ソース・ドレイン領域の並び方向を第1,第2および
第3のMOSトランジスタの並び方向と一致させ、第
1,第2および第3のMOSトランジスタの各ソース・
ドレイン領域のうちの互いに隣接した2つのソース・ド
レイン領域を共通化したことを特徴とする。
【0026】請求項1の発明の構成によれば、メモリセ
ル内のビット線のイコライズを行う機能を有する第1お
よび第2のMOSトランジスタと、メモリセルのブロッ
ク選択を行う機能を有する第3のMOSトランジスタの
うちの、いずれか一方がオン状態の時はもう他方はオフ
状態になるので、2つの機能を有するMOSトランジス
タのソース・ドレイン領域を共通化して1個の活性化領
域上に複数(この例では、第1,第2および第3の3
個)のMOSトランジスタを形成することが可能であ
り、これによってMOSトランジスタの活性化領域を減
らし、センスアンプブロックのレイアウト面積の効率化
を図ることができる。
【0027】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、シェアドスイッチ回路とメモリセルブロッ
ク内ビット線イコライズ回路とを共通化した活性化領域
の配置ピッチが、センスアンプブロックの配置ピッチと
異なり、ゲート電極のアルミ配線へのコンタクトを複数
のセンスアンプブロック毎にとる構成を付加している。
【0028】つまり、請求項2記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置において、センスア
ンプとメモリセルブロックとシェアドスイッチ回路とセ
ンスアンプ内ビット線イコライズ回路とメモリセルブロ
ック内ビット線イコライズ回路とからなる回路群が回路
群の並び方向と直交する方向に多数配列され、第1,第
2および第3のMOSトランジスタの各ゲート電極を配
線に接続するためのゲート電極−配線接続領域を、複数
列の回路群におけるシェアドスイッチ回路およびメモリ
セルブロック内ビット線イコライズ回路毎に1箇所ず
つ、隣接した2つの列のシェアドスイッチ回路およびメ
モリセルブロック内ビット線イコライズ回路の各々の第
1,第2および第3のMOSトランジスタが形成される
2つの第1の活性化領域の間に形成したことを特徴とす
る。
【0029】請求項2の発明の構成によれば、ゲート電
極−配線接続のためのコンタクト領域を複数の活性化領
域毎にとればよく、一つ一つの活性化領域をセンスアン
プ回路のピッチ方向に最大限大きくとることができるた
め、シェアドスイッチ回路およびメモリセルブロック内
ビット線イコライズ回路の各MOSトランジスタ(第
1,第2および第3のMOSトランジスタ)のトランジ
スタ幅を最大限大きくすることができ、センスアンプ動
作の高速化、安定化が図れる。
【0030】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、メモリセルブロック内ビット線プリチャー
ジ回路の活性化領域を、センスアンプブロックの配列方
向に隣接する他のビット線プリチャージ回路の活性化領
域を連結して共通化し、トランジスタのソース・ドレイ
ン領域からのプリチャージ電源配線へのコンタクトの位
置をセンスアンプブロック端から内側にずらす構成を付
加している。
【0031】つまり、請求項3記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置において、メモリセ
ルブロックとシェアドスイッチ回路との間にメモリセル
側ビット線をプリチャージするメモリセルブロック内ビ
ット線プリチャージ回路を有し、センスアンプとメモリ
セルブロックとシェアドスイッチ回路とセンスアンプ内
ビット線イコライズ回路とメモリセルブロック内ビット
線イコライズ回路とメモリセルブロック内ビット線プリ
チャージ回路とからなる回路群が回路群の並び方向と直
交する方向に多数配列され、メモリセルブロック内ビッ
ト線プリチャージ回路が形成される第2および第3の活
性化領域を、第2の活性化領域がメモリセルブロックか
ら遠く第3の活性化領域がメモリセルブロックから近い
状態に回路群の並び方向に並べて配置し、メモリセルブ
ロック内ビット線プリチャージ回路の第2の活性化領域
と一側に隣接した他のメモリセルブロック内ビット線プ
リチャージ回路の第3の活性化領域とを連結して共通化
し、メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路の
第3の活性化領域と他側に隣接した他のメモリセルブロ
ック内ビット線プリチャージ回路の第2の活性化領域と
を連結して共通化し、メモリセルブロック内ビット線プ
リチャージ回路の第2の活性化領域にプリチャージ電源
配線に対するコンタクトを設けたことを特徴とする。
【0032】請求項3の発明の構成によれば、プリチャ
ージ電源配線のコンタクト位置をセンスアンプブロック
の端部から内側方向に移動させることができるので、セ
ンスアンプブロックの端部とメモリセルプレート電極と
を近づけることができ、センスアンプとメモリセルブロ
ックのレイアウト面積の効率化を図ることができる。
【0033】請求項4の発明は、請求項1記載の発明の
構成に、シェアドスイッチ回路とメモリセルブロックの
ビット線イコライズ回路を共通化した活性化領域と、セ
ンスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路の
活性化領域において、活性化領域の形状を、単純な長方
形の形状から複雑な多角形の形状にし、お互いに配線へ
のコンタクト領域を互い違いに配置する構成を有してい
る。
【0034】つまり、請求項4記載の半導体記憶装置
は、請求項1記載の半導体記憶装置において、センスア
ンプとシェアドスイッチ回路との間に、センスアンプ内
ビット線イコライズ回路に代えてセンスアンプ内ビット
線イコライズ・プリチャージ回路を有し、センスアンプ
とメモリセルブロックとシェアドスイッチ回路とセンス
アンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路とメモ
リセルブロック内ビット線イコライズ回路とからなる回
路群が回路群の並び方向と直交する方向に多数配列さ
れ、隣接した複数列の回路群における複数個のセンスア
ンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路が形成さ
れる第4の活性化領域をシェアドスイッチ回路に近接し
た箇所で連結して共通化し、複数個のセンスアンプ内ビ
ット線イコライズ・プリチャージ回路が形成される第4
の活性化領域どうしの連結領域にプリチャージ電源に接
続するプリチャージ電源用コンタクト領域を形成し、隣
接した複数列の回路群における複数個のシェアドスイッ
チ回路の活性化領域のセンスアンプ内ビット線イコライ
ズ・プリチャージ回路に近接した箇所にセンスアンプ側
ビット線に接続するビット線用コンタクト領域を形成
し、センスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ
回路の活性化領域のプリチャージ電源用コンタクト領域
以外の部分をシェアドスイッチ回路の活性化領域から後
退させるとともに、シェアドスイッチ回路の活性化領域
のビット線用コンタクト領域以外の部分をセンスアンプ
内ビット線イコライズ・プリチャージ回路の活性化領域
から後退させて、プリチャージ電源用コンタクト領域と
ビット線用コンタクト領域とを互い違いに配置したこと
を特徴とする。
【0035】請求項4の発明の構成によれば、シェアド
スイッチ回路およびメモリセルブロック内ビット線イコ
ライズ回路とセンスアンプ内ビット線イコライズ・プリ
チャージ回路とを互いに近づけることができ、シェアド
スイッチ回路およびメモリセルブロック内ビット線イコ
ライズ回路とセンスアンプ内ビット線イコライズ・プリ
チャージ回路のレイアウト面積の効率化を図ることがで
きる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る半導体
記憶装置について、図面を参照しながら説明する。
【0037】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態に係る半導体記憶装置は、メモリセル内のビット
線のイコライズを行う機能を有するMOSトランジスタ
とメモリセルのブロック選択を行う機能を有するMOS
トランジスタの活性化領域を共通化して活性化領域を減
らし、センスアンプブロックのレイアウト面積の効率化
を図るものである。
【0038】図1は第1の実施の形態に係る半導体記憶
装置のレイアウトを示す模式図である。図1において、
10はMOSトランジスタの活性化領域、11はMOS
トランジスタのゲート電極、4はシェアドスイッチ回
路、7はメモリセルブロック内ビット線イコライズ回路
である。各信号線名は図中に示す通りである。
【0039】図1において、例えば図の右側にメモリセ
ルブロックが、図の左側にセンスアンプがレイアウトさ
れる場合では、メモリセル側のビット線ペアBITR,
XBITRが内側に向かい合い、センスアンプ側のビッ
ト線ペアBIT,XBITが外側に向くようにシェアド
スイッチ回路4を構成する第1および第2のMOSトラ
ンジスタを配置し、その間にメモリセルブロック内ビッ
ト線イコライズ回路7を構成する第3のMOSトランジ
スタを配置することにより、シェアドスイッチ回路4の
活性化領域と、メモリセルブロック内ビット線イコライ
ズ回路7の活性化領域は共通化され、1個の活性化領域
上に形成される。
【0040】つまり、この半導体記憶装置は、センスア
ンプとメモリセルブロックとの間にセンスアンプ側ビッ
ト線にメモリセルブロック側ビット線を選択的に接続す
るためのシェアドスイッチ回路を設け、センスアンプと
シェアドスイッチ回路との間にセンスアンプ内ビット線
イコライズ回路を設けるとともに、メモリセルブロック
とシェアドスイッチ回路との間にメモリセルブロック内
ビット線イコライズ回路を設けてある(図6,図7参
照)。
【0041】そして、図1のように、シェアドスイッチ
回路4を構成する第1および第2のMOSトランジスタ
とメモリセルブロック内ビット線イコライズ回路7を構
成する第3のMOSトランジスタを共通の単一の第1の
活性化領域10に設ける。この場合、シェアドスイッチ
回路4を構成する第1および第2のMOSトランジスタ
とメモリセルブロック内ビット線イコライズ回路7を構
成する第3のMOSトランジスタを、上記第3のMOS
トランジスタが中央位置に配置された状態で一列に並
べ、かつ第1,第2および第3のMOSトランジスタの
各ソース・ドレイン領域の並び方向を第1,第2および
第3のMOSトランジスタの並び方向と一致させ、第
1,第2および第3のMOSトランジスタの各ソース・
ドレイン領域のうちの互いに隣接した2つのソース・ド
レイン領域を共通化している。
【0042】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下その動作を説明する。まずビット線のイコ
ライズの時はメモリセルブロック内ビット線イコライズ
回路7を構成する第3のMOSトランジスタがオン状態
でシェアドスイッチ回路4を構成する第1および第2の
MOSトランジスタはオフ状態になっている。したがっ
て、メモリセルブロックとセンスアンプはシェアドスイ
ッチ回路4を構成する第1および第2のMOSトランジ
スタのゲートで分離されている。
【0043】つぎに、メモリセルブロック内のビット線
のイコライズの終了後、メモリセルブロックをシェアド
スイッチ回路4で選択し、メモリセルブロック内のメモ
リセル側ビット線BITR,XBITRとセンスアンプ
内のセンスアンプ側ビット線BIT,XBITを接続す
る場合、メモリセルブロック内ビット線イコライズ回路
7を構成する第3のMOSトランジスタはオフ状態で、
シェアドスイッチ回路4を構成する第1および第2のM
OSトランジスタはオン状態となっている。したがっ
て、ビット線BIT,XBIT,BITR,XBITR
間は、メモリセルブロック内ビット線イコライズ回路7
を構成する第3のMOSトランジスタのゲートで分離さ
れている。
【0044】このように、メモリセル側ビット線ペアB
ITR,XBITRが内側に向かい合い、センスアンプ
側ビット線ペアBIT,XBITが外側に向くようにシ
ェアドスイッチ回路4を配置し、その間にメモリセルブ
ロック内ビット線イコライズ回路7を構成する第3のM
OSトランジスタを配置することにより、シェアドスイ
ッチ回路4の活性化領域とメモリセル内ビット線イコラ
イズ回路7の活性化領域は共通化され、1個の活性化領
域上に形成することができ、LOCOS素子分離領域を
形成することなく回路を形成することができる。
【0045】第1の実施の形態に係る半導体記憶装置に
よれば、MOSトランジスタの活性化領域を3個から1
個に、LOCOS素子分離領域を2箇所から無しにする
ことにより、シェアドスイッチ回路とイコライズ回路の
レイアウト面積を40パーセント程度縮小することがで
き、センスアンプブロック全体に対しても約10パーセ
ント程度縮小することができる。また逆に言えば、ビッ
ト線イコライズ回路をシェアドスイッチ回路4の外側す
なわちメモリセルブロック側にも配置するという回路構
成の増加をしても、レイアウト面積の増加のない効率的
なレイアウトを実現することができる。
【0046】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態に係る半導体記憶装置のレイアウトを示す
模式図である。図2において、12はゲート電極とアル
ミなどの配線にコンタクトをとるためのゲート電極−配
線接続領域(コンタクト領域)、12Aはアルミ配線へ
のコンタクト、13はLOCOS素子分離領域、他は図
1と同じであり各信号線名は図中に示すとおりである。
【0047】第1の実施の形態がシェアドスイッチ回路
4とメモリセル内ビット線イコライズ回路7のレイアウ
トに対して、センスアンプの幅方向にレイアウト面積効
率向上を図るものであるのに対して、第2の実施の形態
は、センスアンプブロックの配列ピッチ方向にレイアウ
ト面積効率向上を図るものである。センスアンプブロッ
クのピッチは、メモリセルのビット線ピッチにより決定
されており、したがってシェアドスイッチ回路4とメモ
リセル内ビット線イコライズ回路7のトランジスタ幅
は、センスアンプのピッチからゲート電極をアルミなど
の配線と接続するゲート電極−配線接続領域12を減じ
た大きさしかとることができない。
【0048】図2では、シェアドスイッチ回路4とメモ
リセル内ビット線イコライズ回路7の活性化領域のレイ
アウトを、センスアンプブロックのピッチの例えば2倍
を単位としてレイアウトし、活性化領域10が2個に対
して、ゲート電極−配線接続領域12を1個設ける構成
を成している。
【0049】つまり、この半導体記憶装置では、センス
アンプとメモリセルブロックとシェアドスイッチ回路と
センスアンプ内ビット線イコライズ回路とメモリセルブ
ロック内ビット線イコライズ回路とからなる回路群が回
路群の並び方向と直交する方向(交差する方向)に多数
配列されている(図6,図7参照)。
【0050】そして、図2に示すように、シェアドスイ
ッチ回路4およびメモリセルブロック内ビット線イコラ
イズ回路7を構成する第1,第2および第3のMOSト
ランジスタの各ゲート電極を配線に接続するためのゲー
ト電極−配線接続領域12を、複数列の回路群における
シェアドスイッチ回路4およびメモリセルブロック内ビ
ット線イコライズ回路7毎に1箇所ずつ、隣接した2つ
の列のシェアドスイッチ回路4およびメモリセルブロッ
ク内ビット線イコライズ回路7の各々の第1,第2およ
び第3のMOSトランジスタが形成される2つの第1の
活性化領域10の間に形成している。
【0051】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下その動作を説明する。回路の動作は第1の
実施の形態と全く同じである。図2の構成によれば、セ
ンスアンプのピッチ内にゲート電極−配線接続領域12
の半分とLOCOS素子分離領域13の半分をとればよ
く、残りの領域は活性化領域10としてレイアウトでき
る。一般的プロセスでは、ゲート電極−配線接続領域1
2はLOCOS素子分離領域13よりかなり大きいた
め、従来例と比べるとシェアドスイッチ回路4とメモリ
セル内ビット線イコライズ回路7のトランジスタ幅が大
きくレイアウトでき、回路動作の高速化、安定化を向上
させることができる。
【0052】第2の実施の形態に係る半導体記憶装置に
よれば、シェアドスイッチ回路4とメモリセル内ビット
線イコライズ回路7の活性化領域のレイアウトを、セン
スアンプピッチの2倍でレイアウトし、活性化領域10
が2個に対してゲート電極−配線接続領域12が1個と
いう構成を成すことにより、トランジスタ幅を大きくレ
イアウトでき、回路動作の高速化、安定化を向上させる
ことができる。
【0053】また、上記活性化領域をセンスアンプピッ
チの4倍、8倍・・・でレイアウトすれば、トランジス
タ幅をさらに大きくできることが簡単に考えられるが、
ゲート抵抗もそれだけ増大する。
【0054】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態に係る半導体記憶装置は、センスアンプブロック
端とメモリセルプレート電極を近づけることにより、セ
ンスアンプとメモリセルブロックのレイアウト面積の効
率化を図るものである。
【0055】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
半導体記憶装置のレイアウトを示す模式図である。17
はメモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路であ
る。14はアルミ等のプリチャージ電源配線、14Aは
アルミ配線(プリチャージ電源配線14)へのコンタク
ト、15はメモリセルプレート電極であり、他の番号は
図1、図2と同じである。各信号線名は図中に示すとお
りである。
【0056】図3において、メモリセルブロック内ビッ
ト線プリチャージ回路17の活性化領域を図に示すよう
な形状にして隣のビット線ペア間で共通化し、MOSト
ランジスタのソースあるいはドレインからアルミなどの
プリチャージ電源配線14へのコンタクト位置がセンス
アンプブロック端では必要のない構成を有している。
【0057】つまり、この半導体記憶装置は、メモリセ
ルブロックとシェアドスイッチ回路との間にメモリセル
側ビット線をプリチャージするメモリセルブロック内ビ
ット線プリチャージ回路を有し、センスアンプとメモリ
セルブロックとシェアドスイッチ回路とセンスアンプ内
ビット線イコライズ回路とメモリセルブロック内ビット
線イコライズ回路とメモリセルブロック内ビット線プリ
チャージ回路とからなる回路群が回路群の並び方向と直
交する方向に多数配列されている(図6,図7参照)。
【0058】そして、図3に示すように、メモリセルブ
ロック内ビット線プリチャージ回路17が形成される第
2および第3の活性化領域10A,10Bを、第2の活
性化領域10Aがメモリセルブロックから遠く第3の活
性化領域10Bがメモリセルブロックから近い状態に回
路群の並び方向に並べて配置し、メモリセルブロック内
ビット線プリチャージ回路17の第2の活性化領域10
Aと一側に隣接した他のメモリセルブロック内ビット線
プリチャージ回路17の第3の活性化領域10Bとを連
結して共通化し、メモリセルブロック内ビット線プリチ
ャージ回路17の第3の活性化領域10Bと他側に隣接
した他のメモリセルブロック内ビット線プリチャージ回
路17の第2の活性化領域10Aとを連結して共通化
し、メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路1
7の第2の活性化領域10Aにプリチャージ電源配線1
4に対するコンタクト14Aを設けている。
【0059】図4は、図3における実線(a)−(b)
の断面構造を示している。図4において、16は、プリ
チャージ電源の活性化領域をアルミ等の配線へ接続する
コンタクト14Aとメモリセルプレート電極15の分離
領域である。他の符号は図1〜図3と同じである。
【0060】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下その動作を説明する。回路の動作は第1の
実施の形態と全く同じである。
【0061】図3および図4の構成によれば、メモリセ
ルプレート電極15の端をメモリセルブロック内ビット
線プリチャージ回路17の活性化領域10B上まで近づ
けることができる。一般的なプロセスではメモリセルに
対してある程度のメモリセルプレート電極15のオーバ
ラップマージンがある。メモリセルプレート電極5の端
をセンスアンプブロック内の活性化領域(10B)上ま
で近づけることができるということは、メモリセルブロ
ックとセンスアンプブロックを効率的に配置できるとい
うことである。
【0062】第3の実施の形態に係る半導体記憶装置に
よれば、メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回
路17の活性化領域10A,10Bを隣のビット線ペア
間で共通化し、MOSトランジスタのソースあるいはド
レインからアルミなどのプリチャージ電源配線14への
コンタクト位置がセンスアンプブロック端では必要のな
い構成を成すことにより、メモリセルブロックとセンス
アンプブロックの境界を効率的にレイアウトできる。
【0063】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態に係る半導体記憶装置は、センスアンプ内ビット
線イコライズ・プリチャージ回路の活性化領域とシェア
ドスイッチ回路の活性化領域において、コンタクトをと
る位置を互い違いに配置することで、レイアウト面積の
効率化を図るものである。
【0064】図5は、本発明の第4の実施の形態に係る
半導体記憶装置のレイアウトを示す模式図であり、23
はアルミ配線へのコンタクト、24はビット線へのコン
タクト、31はセンスアンプ内ビット線イコライズ・プ
リチャージ回路6の活性化領域10Cにおけるコンタク
ト領域、32はシェアドスイッチ回路4のコンタクト領
域である。その他の符号は図1〜図4と同じである。各
信号線名は図中に示すとおりである。
【0065】図5において、センスアンプ内ビット線イ
コライズ・プリチャージ回路6の活性化領域10Cにお
けるプリチャージ電源用コンタクト領域31を隣のビッ
ト線ペアの活性化領域10Cと共通化し、シェアドスイ
ッチ回路4のビット線用コンタクト領域32と互い違い
に配置するとともに、活性化領域10Cの形状が従来例
が単純な長方形であるのに対して複雑な多角形である構
成を有している。
【0066】つまり、この半導体記憶装置では、センス
アンプとシェアドスイッチ回路との間にセンスアンプ内
ビット線イコライズ・プリチャージ回路を有し、センス
アンプとメモリセルブロックとシェアドスイッチ回路と
センスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路
とメモリセルブロック内ビット線イコライズ回路とから
なる回路群が回路群の並び方向と直交する方向に多数配
列されている(図6,図7参照)。
【0067】そして、図4に示すように、隣接した複数
列(この例では、2列)の回路群における複数個のセン
スアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路6が
形成される第4の活性化領域10Cをシェアドスイッチ
回路4に近接した箇所で連結して共通化し、複数個のセ
ンスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路6
が形成される第4の活性化領域10Cどうしの連結領域
にプリチャージ電源に接続するプリチャージ電源用コン
タクト領域31を形成し、隣接した複数列の回路群にお
ける複数個のシェアドスイッチ回路4の活性化領域10
Dのセンスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ
回路6に近接した箇所にセンスアンプ側ビット線BI
T,XBITに接続するビット線用コンタクト領域32
を形成し、センスアンプ内ビット線イコライズ・プリチ
ャージ回路6の活性化領域10Cのプリチャージ電源用
コンタクト領域31以外の部分をシェアドスイッチ回路
4の活性化領域から後退させるとともに、シェアドスイ
ッチ回路4の活性化領域10Cのビット線用コンタクト
領域32以外の部分をセンスアンプ内ビット線イコライ
ズ・プリチャージ回路6の活性化領域10Cから後退さ
せて、プリチャージ電源用コンタクト領域31とビット
線用コンタクト領域32とを互い違いに配置したことを
特徴とする。
【0068】以上のように構成された半導体記憶装置に
ついて、以下その動作を説明する。回路の動作は第1の
実施の形態と全く同じである。図5の構成によれば、セ
ンスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路6
の活性化領域10Cにおけるプリチャージ用コンタクト
領域31の位置とシェアドスイッチ回路4のビット線用
コンタクト領域32の位置が互い違いになっており、ま
たコンタクトをとるのに必要なオーバラップ部分以外は
必要最小限の形状になっているため、センスアンプ内ビ
ット線イコライズ・プリチャージ回路6とシェアドスイ
ッチ回路4を従来例に比べ数パーセント近づけることが
できる。
【0069】第4の実施の形態に係る半導体記憶装置に
よれば、センスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャ
ージ回路6の活性化領域10Cにおけるプリチャージ用
コンタクト領域31を隣のビット線ペアの活性化領域1
0Cと共通化し、シェアドスイッチ回路4のビット線用
コンタクト領域32と互い違いに配置することで、セン
スアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路6と
シェアドスイッチ回路4を効率的にレイアウトできる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の半導体記憶装置によれ
ば、MOSトランジスタの活性化領域を3個から1個
に、LOCOS素子分離領域を2箇所から無しにするこ
とにより、シェアドスイッチ回路とイコライズ回路のレ
イアウト面積を40パーセント程度縮小することがで
き、センスアンプを含む回路群全体に対しても約10パ
ーセント程度縮小することができる。
【0071】請求項2記載の半導体記憶装置によれば、
シェアドスイッチ回路とメモリセル内ビット線イコライ
ズ回路の活性化領域のレイアウトを、センスアンプのピ
ッチの数倍でレイアウトし、活性化領域が複数個に対し
てゲート電極のコンタクト領域をとる構成を成すことに
より、トランジスタ幅を大きくレイアウトすることがで
き、回路動作の高速化、安定化を向上させることができ
る。
【0072】請求項3記載の半導体記憶装置によれば、
メモリセルブロック内のビット線プリチャージ回路の活
性化領域を隣のビット線ペア間で共通化し、MOSトラ
ンジスタのソースあるいはドレインからアルミなどのプ
リチャージ電源配線へのコンタクト位置がセンスアンプ
ブロック端では必要のない構成を成すことによりメモリ
セルブロックとセンスアンプブロックの境界を効率的に
レイアウトできる。
【0073】請求項4記載の半導体記憶装置によれば、
センスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路
の活性化領域におけるプリチャージ電源用コンタクト領
域を隣のビット線ペアの活性化領域と共通化し、シェア
ドスイッチ回路のビット線用コンタクト領域と互い違い
に配置することで、センスアンプ内ビット線イコライズ
・プリチャージ回路とシェアドスイッチ回路を効率的に
レイアウトできる。
【0074】以上のように、レイアウト面積を大きく効
率化することができる半導体記憶装置を実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体記憶
装置のレイアウトを示す模式図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における半導体記憶
装置のレイアウトを示す模式図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における半導体記憶
装置のレイアウトを示す模式図である。
【図4】図3の半導体記憶装置の実線(a)−(b)の
断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態における半導体記憶
装置のレイアウトを示す模式図である
【図6】半導体メモリのセンスアンプブロックにおいて
ビット線イコライズ回路をシェアドスイッチ回路の外側
にも配置した時の各機能回路図である。
【図7】半導体メモリのセンスアンプブロックにおいて
ビット線イコライズ・プリチャージ回路をシェアドスイ
ッチ回路の外側にも配置した時の各機能回路図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における従来の半導
体記憶装置のレイアウトを示す模式図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における従来の半導
体記憶装置のレイアウトを示す模式図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における従来の半
導体記憶装置のレイアウトを示す模式図である。
【図11】図10の半導体記憶装置の実線(a)−
(b)の断面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態における従来の半
導体記憶装置のレイアウトを示す模式図である。
【符号の説明】
1 センスアンプ 2 コラムスイッチ回路 3,4 シェアドスイッチ回路 5,7 メモリセルブロック内ビット線イコライズ回路 6 センスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャ
ージ回路 8,9 メモリセル内ビット線イコライズ・プリチャー
ジ回路 10,10A,10B,10C,10D 活性化領域 11 ゲート電極 12 ゲート電極−配線接続領域 13 LOCOS素子分離領域 14 プリチャージ電源配線 15 メモリセルプレート電極 16 プリチャージ電源コンタクト−メモリセルプレ
ート電極分離領域 17 メモリセル内ビット線プリチャージ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センスアンプとメモリセルブロックとの
    間にセンスアンプ側ビット線にメモリセルブロック側ビ
    ット線を選択的に接続するためのシェアドスイッチ回路
    を設け、前記センスアンプと前記シェアドスイッチ回路
    との間にセンスアンプ内ビット線イコライズ回路を設け
    るとともに、前記メモリセルブロックと前記シェアドス
    イッチ回路との間にメモリセルブロック内ビット線イコ
    ライズ回路を設けた半導体記憶装置であって、 前記シェアドスイッチ回路を構成する第1および第2の
    MOSトランジスタと前記メモリセルブロック内ビット
    線イコライズ回路を構成する第3のMOSトランジスタ
    を共通の単一の第1の活性化領域に設け、 前記第1,第2および第3のMOSトランジスタを前記
    第3のMOSトランジスタが中央位置に配置された状態
    で一列に並べ、かつ前記第1,第2および第3のMOS
    トランジスタの各ソース・ドレイン領域の並び方向を前
    記第1,第2および第3のMOSトランジスタの並び方
    向と一致させ、 前記第1,第2および第3のMOSトランジスタの各ソ
    ース・ドレイン領域のうちの互いに隣接した2つのソー
    ス・ドレイン領域を共通化したことを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 センスアンプとメモリセルブロックとシ
    ェアドスイッチ回路とセンスアンプ内ビット線イコライ
    ズ回路とメモリセルブロック内ビット線イコライズ回路
    とからなる回路群が前記回路群の並び方向と直交する方
    向に多数配列され、 前記第1,第2および第3のMOSトランジスタの各ゲ
    ート電極を配線に接続するためのゲート電極−配線接続
    領域を、複数列の回路群における前記シェアドスイッチ
    回路および前記メモリセルブロック内ビット線イコライ
    ズ回路毎に1箇所ずつ、隣接した2つの列の前記シェア
    ドスイッチ回路および前記メモリセルブロック内ビット
    線イコライズ回路の各々の前記第1,第2および第3の
    MOSトランジスタが形成される2つの第1の活性化領
    域の間に形成したことを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 メモリセルブロックとシェアドスイッチ
    回路との間にメモリセル側ビット線をプリチャージする
    メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路を有
    し、センスアンプと前記メモリセルブロックと前記シェ
    アドスイッチ回路とセンスアンプ内ビット線イコライズ
    回路とメモリセルブロック内ビット線イコライズ回路と
    前記メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路と
    からなる回路群が前記回路群の並び方向と直交する方向
    に多数配列され、 前記メモリセルブロック内ビット線プリチャージ回路が
    形成される第2および第3の活性化領域を、前記第2の
    活性化領域が前記メモリセルブロックから遠く前記第3
    の活性化領域が前記メモリセルブロックから近い状態に
    前記回路群の並び方向に並べて配置し、前記メモリセル
    ブロック内ビット線プリチャージ回路の第2の活性化領
    域と一側に隣接した他のメモリセルブロック内ビット線
    プリチャージ回路の第3の活性化領域とを連結して共通
    化し、前記メモリセルブロック内ビット線プリチャージ
    回路の第3の活性化領域と他側に隣接した他のメモリセ
    ルブロック内ビット線プリチャージ回路の第2の活性化
    領域とを連結して共通化し、前記メモリセルブロック内
    ビット線プリチャージ回路の第2の活性化領域にプリチ
    ャージ電源配線に対するコンタクトを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 センスアンプとシェアドスイッチ回路と
    の間に、センスアンプ内ビット線イコライズ回路に代え
    てセンスアンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回
    路を有し、センスアンプと前記メモリセルブロックと前
    記シェアドスイッチ回路とセンスアンプ内ビット線イコ
    ライズ・プリチャージ回路とメモリセルブロック内ビッ
    ト線イコライズ回路とからなる回路群が前記回路群の並
    び方向と直交する方向に多数配列され、 隣接した複数列の回路群における複数個の前記センスア
    ンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路が形成さ
    れる第4の活性化領域を前記シェアドスイッチ回路に近
    接した箇所で連結して共通化し、前記複数個のセンスア
    ンプ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路が形成さ
    れる第4の活性化領域どうしの連結領域にプリチャージ
    電源に接続するプリチャージ電源用コンタクト領域を形
    成し、前記隣接した複数列の回路群における複数個の前
    記シェアドスイッチ回路の活性化領域の前記センスアン
    プ内ビット線イコライズ・プリチャージ回路に近接した
    箇所にセンスアンプ側ビット線に接続するビット線用コ
    ンタクト領域を形成し、前記センスアンプ内ビット線イ
    コライズ・プリチャージ回路の活性化領域の前記プリチ
    ャージ電源用コンタクト領域以外の部分をシェアドスイ
    ッチ回路の活性化領域から後退させるとともに、前記シ
    ェアドスイッチ回路の活性化領域の前記ビット線用コン
    タクト領域以外の部分を前記センスアンプ内ビット線イ
    コライズ・プリチャージ回路の活性化領域から後退させ
    て、前記プリチャージ電源用コンタクト領域と前記ビッ
    ト線用コンタクト領域とを互い違いに配置したことを特
    徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7474549B2 (en) 2006-08-08 2009-01-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Bit-line equalizer, semiconductor memory device including the same, and method for manufacturing bit-line equalizer
CN104299643A (zh) * 2013-07-18 2015-01-21 瑞萨电子株式会社 半导体存储器

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