JP2000136951A - ステッピングモータ式計器 - Google Patents
ステッピングモータ式計器Info
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- JP2000136951A JP2000136951A JP10310873A JP31087398A JP2000136951A JP 2000136951 A JP2000136951 A JP 2000136951A JP 10310873 A JP10310873 A JP 10310873A JP 31087398 A JP31087398 A JP 31087398A JP 2000136951 A JP2000136951 A JP 2000136951A
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- Japan
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- stepping motor
- drive shaft
- pointer
- support plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照明に対する悪影響を防ぎながら、高さ寸法
の増加を抑えることが可能なステッピングモータ式計器
を提供する。 【解決手段】 指針1と、この指針1の背後に配置され
る表示板3と、この表示板3を背後から支持する導光体
(照明部材)からなる支持板4と、この支持板4の背後
に配置され前方に突出する駆動軸10にて指針1を表示
板4上で回動駆動するステッピングモータ2とでステッ
ピングモータ式計器を構成する。ステッピングモータ2
にはステータコアAを超えて側周方向に延びる延長部1
22を有し、この延長部122には嵌合部123が形成
される。支持板4はステッピングモータ2の延長部12
2に対応した位置に嵌合部123に嵌合してステッピン
グモータ2を位置決めする突出部41が形成される。
の増加を抑えることが可能なステッピングモータ式計器
を提供する。 【解決手段】 指針1と、この指針1の背後に配置され
る表示板3と、この表示板3を背後から支持する導光体
(照明部材)からなる支持板4と、この支持板4の背後
に配置され前方に突出する駆動軸10にて指針1を表示
板4上で回動駆動するステッピングモータ2とでステッ
ピングモータ式計器を構成する。ステッピングモータ2
にはステータコアAを超えて側周方向に延びる延長部1
22を有し、この延長部122には嵌合部123が形成
される。支持板4はステッピングモータ2の延長部12
2に対応した位置に嵌合部123に嵌合してステッピン
グモータ2を位置決めする突出部41が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車に搭載
され、走行速度やエンジン回転数を表示するステッピン
グモータ式計器に関し、特にステッピングモータの位置
決め構造に係わるものである。
され、走行速度やエンジン回転数を表示するステッピン
グモータ式計器に関し、特にステッピングモータの位置
決め構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータを車載用計器
の駆動源として用いたものに、例えば特開平8−182
301号公報や特開平9−42996号公報開示のもの
があり、これら公報開示の車載用計器によれば、ステッ
ピングモータの駆動軸の先端に指針を固定すると共に指
針の背後に所定の表示意匠部が施された表示板を配置
し、ステッピングモータを所定の計測量に応じて駆動す
ることで指針による表示意匠部の回動指示を行うように
している。
の駆動源として用いたものに、例えば特開平8−182
301号公報や特開平9−42996号公報開示のもの
があり、これら公報開示の車載用計器によれば、ステッ
ピングモータの駆動軸の先端に指針を固定すると共に指
針の背後に所定の表示意匠部が施された表示板を配置
し、ステッピングモータを所定の計測量に応じて駆動す
ることで指針による表示意匠部の回動指示を行うように
している。
【0003】ところで、ステッピングモータに表示板を
取り付ける場合、表示板の表示意匠部の配列中心となる
軸孔中心とステッピングモータの駆動軸の軸心とを対応
させる必要があり、表示板は周知のごとく樹脂製の可撓
性薄板からなり剛性がないため、表示板とステッピング
モータとは、一般に指針や表示板に照明光を導く導光体
や拡散板等の照明部材からなる支持板を通じて例えばネ
ジにより直接固定されている。
取り付ける場合、表示板の表示意匠部の配列中心となる
軸孔中心とステッピングモータの駆動軸の軸心とを対応
させる必要があり、表示板は周知のごとく樹脂製の可撓
性薄板からなり剛性がないため、表示板とステッピング
モータとは、一般に指針や表示板に照明光を導く導光体
や拡散板等の照明部材からなる支持板を通じて例えばネ
ジにより直接固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにステッピングモータと表示板とをネジ締め固定する
構造では照明用部品からなる支持板を遮光性のビスが貫
通することになるため、照明に対する悪影響が懸念さ
れ、またこの点を考慮してネジを廃止したとしても、前
述のごとく表示板の軸孔中心とステッピングモータの駆
動軸の軸心とを対応させるべく、支持板とステッピング
モータとの対向面に凹凸嵌合による位置決め機構を付加
することが考えられるが、照明への影響を考慮すると支
持板側を「凸」、ステッピングモータ側を「凹」とせざ
るを得ず、ステッピングモータ側に支持板側の「凸」を
挿入するための挿入しろを確保する都合から、ステッピ
ングモータに支持板側の「凸」に対応する挿入孔付きの
ボスを突設しなくてはならず、この結果、ステッピング
モータ式計器の高さ寸法が大きくなるという問題があっ
た。
うにステッピングモータと表示板とをネジ締め固定する
構造では照明用部品からなる支持板を遮光性のビスが貫
通することになるため、照明に対する悪影響が懸念さ
れ、またこの点を考慮してネジを廃止したとしても、前
述のごとく表示板の軸孔中心とステッピングモータの駆
動軸の軸心とを対応させるべく、支持板とステッピング
モータとの対向面に凹凸嵌合による位置決め機構を付加
することが考えられるが、照明への影響を考慮すると支
持板側を「凸」、ステッピングモータ側を「凹」とせざ
るを得ず、ステッピングモータ側に支持板側の「凸」を
挿入するための挿入しろを確保する都合から、ステッピ
ングモータに支持板側の「凸」に対応する挿入孔付きの
ボスを突設しなくてはならず、この結果、ステッピング
モータ式計器の高さ寸法が大きくなるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、照明に対する悪影響を防ぎなが
ら、高さ寸法の増加を抑えることが可能なステッピング
モータ式計器を提供せんとするものである。
で、その主な目的は、照明に対する悪影響を防ぎなが
ら、高さ寸法の増加を抑えることが可能なステッピング
モータ式計器を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、指針と、この指針の背後に配置される表示
板と、この表示板を背後から支持する照明部材からなる
支持板と、この支持板の背後に配置され前方に突出する
駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回動駆動するステ
ッピングモータとを備え、前記ステッピングモータは前
記駆動軸を有するロータとこのロータに回転力を与える
ステータコアとこのステータコアを前記駆動軸の軸方向
に沿って挟むように固定され前記駆動軸を軸支する一対
の支持部材とを有し、且つこれら支持部材のうち前方側
に位置する支持部材には前記ステータコアを超えて側周
方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は前記ステ
ッピングモータの前記延長部に対応した位置に前記延長
部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決めする突
出部が形成されることを特徴とする。
成するため、指針と、この指針の背後に配置される表示
板と、この表示板を背後から支持する照明部材からなる
支持板と、この支持板の背後に配置され前方に突出する
駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回動駆動するステ
ッピングモータとを備え、前記ステッピングモータは前
記駆動軸を有するロータとこのロータに回転力を与える
ステータコアとこのステータコアを前記駆動軸の軸方向
に沿って挟むように固定され前記駆動軸を軸支する一対
の支持部材とを有し、且つこれら支持部材のうち前方側
に位置する支持部材には前記ステータコアを超えて側周
方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は前記ステ
ッピングモータの前記延長部に対応した位置に前記延長
部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決めする突
出部が形成されることを特徴とする。
【0007】また本発明は、指針と、この指針の背後に
配置される表示板と、この表示板を背後から支持する照
明部材からなる支持板と、この支持板の背後に配置され
前方に突出する駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回
動駆動するステッピングモータとを備え、前記ステッピ
ングモータは前記駆動軸を有するロータとこのロータに
回転力を与えるステータコアとこのステータコアを前記
駆動軸の軸方向に沿って挟むように固定され前記駆動軸
を軸支する一対の支持部材と、これら支持部材のうち前
方側に位置する支持部材の前方側に装着される取付部材
とを有し、且つ前記取付部材には前記ステータコアを超
えて側周方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は
前記ステッピングモータの前記延長部に対応した位置に
前記延長部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決
めする突出部が形成されることを特徴とする。
配置される表示板と、この表示板を背後から支持する照
明部材からなる支持板と、この支持板の背後に配置され
前方に突出する駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回
動駆動するステッピングモータとを備え、前記ステッピ
ングモータは前記駆動軸を有するロータとこのロータに
回転力を与えるステータコアとこのステータコアを前記
駆動軸の軸方向に沿って挟むように固定され前記駆動軸
を軸支する一対の支持部材と、これら支持部材のうち前
方側に位置する支持部材の前方側に装着される取付部材
とを有し、且つ前記取付部材には前記ステータコアを超
えて側周方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は
前記ステッピングモータの前記延長部に対応した位置に
前記延長部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決
めする突出部が形成されることを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記支持板に対して前記表
示板が位置決めされることを特徴とする。
示板が位置決めされることを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記突出部の挿入側に傾斜
部を形成したことを特徴とする。
部を形成したことを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記嵌合部の挿入側に傾斜
部を形成したことを特徴とする。
部を形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による計器装置は、指針
と、この指針の背後に配置される表示板と、この表示板
を背後から支持すると共に光源からの照明光を表示板も
しくは指針のうちの少なくとも一方に導く照明部材(導
光体)からなる支持板と、この支持板の背後に配置され
前方に突出する駆動軸にて指針を表示板上で回動駆動す
るステッピングモータとからなる。ステッピングモータ
は駆動軸を有するロータとこのロータに回転力を与える
ステータコアとこのステータコアを駆動軸の軸方向に沿
って挟むように固定され駆動軸を軸支する一対の支持部
材とで構成され、且つこれら支持部材のうち前方側に位
置する支持部材にはステータコアを超えて側周方向に延
びる延長部が形成され、支持板はステッピングモータの
延長部に対応した位置に延長部に嵌合してステッピング
モータを位置決めする突出部が形成されることにより、
ステッピングモータを支持板に位置決めするにあたっ
て、支持板側を突出部となすことで従来のごとく支持板
に例えば孔や窪みといった光導もしくは照明機能に悪影
響を与える箇所が無くなり、しかもこの突出部がステッ
ピングモータのステータコアを超えて側周方向に延びる
延長部に嵌合することで従来のごとく両者の位置決め箇
所が高さ寸法に影響せず、従って、照明に対する悪影響
を防ぎながら、高さ寸法の増加を抑えることが可能とな
る。なお、支持板は導光板に限らず、照明部材であれば
すべてのものが含まれ、例えば表示板に照明光を拡散供
給する拡散板であってもよい。
と、この指針の背後に配置される表示板と、この表示板
を背後から支持すると共に光源からの照明光を表示板も
しくは指針のうちの少なくとも一方に導く照明部材(導
光体)からなる支持板と、この支持板の背後に配置され
前方に突出する駆動軸にて指針を表示板上で回動駆動す
るステッピングモータとからなる。ステッピングモータ
は駆動軸を有するロータとこのロータに回転力を与える
ステータコアとこのステータコアを駆動軸の軸方向に沿
って挟むように固定され駆動軸を軸支する一対の支持部
材とで構成され、且つこれら支持部材のうち前方側に位
置する支持部材にはステータコアを超えて側周方向に延
びる延長部が形成され、支持板はステッピングモータの
延長部に対応した位置に延長部に嵌合してステッピング
モータを位置決めする突出部が形成されることにより、
ステッピングモータを支持板に位置決めするにあたっ
て、支持板側を突出部となすことで従来のごとく支持板
に例えば孔や窪みといった光導もしくは照明機能に悪影
響を与える箇所が無くなり、しかもこの突出部がステッ
ピングモータのステータコアを超えて側周方向に延びる
延長部に嵌合することで従来のごとく両者の位置決め箇
所が高さ寸法に影響せず、従って、照明に対する悪影響
を防ぎながら、高さ寸法の増加を抑えることが可能とな
る。なお、支持板は導光板に限らず、照明部材であれば
すべてのものが含まれ、例えば表示板に照明光を拡散供
給する拡散板であってもよい。
【0012】また本発明による計器装置は、指針と、こ
の指針の背後に配置される表示板と、この表示板を背後
から支持すると共に光源からの照明光を表示板もしくは
指針のうちの少なくとも一方に導く照明部材(導光体)
からなる支持板と、この支持板の背後に配置され前方に
突出する駆動軸にて指針を表示板上で回動駆動するステ
ッピングモータとからなる。ステッピングモータは駆動
軸を有するロータとこのロータに回転力を与えるステー
タコアとこのステータコアを駆動軸の軸方向に沿って挟
むように固定され駆動軸を軸支する一対の支持部材と、
これら支持部材のうち前方側に位置する支持部材の前方
側に装着される取付部材とで構成され、且つ取付部材に
はステータコアを超えて側周方向に延びる延長部が形成
され、支持板はステッピングモータの延長部に対応した
位置に延長部に嵌合してステッピングモータを位置決め
する突出部が形成されることにより、ステッピングモー
タを支持板に位置決めするにあたって、支持板側を突出
部となすことで従来のごとく支持板に例えば孔や窪みと
いった光導もしくは照明機能に悪影響を与える箇所が無
くなり、しかもこの突出部がステッピングモータのステ
ータコアを超えて側周方向に延びる延長部に嵌合するこ
とで従来のごとく両者の位置決め箇所が高さ寸法に影響
せず、従って、照明に対する悪影響を防ぎながら、高さ
寸法の増加を抑えることが可能となる。なお、支持板は
導光板に限らず、照明部材であればすべてのものが含ま
れ、例えば表示板に照明光を拡散供給する拡散板であっ
てもよい。
の指針の背後に配置される表示板と、この表示板を背後
から支持すると共に光源からの照明光を表示板もしくは
指針のうちの少なくとも一方に導く照明部材(導光体)
からなる支持板と、この支持板の背後に配置され前方に
突出する駆動軸にて指針を表示板上で回動駆動するステ
ッピングモータとからなる。ステッピングモータは駆動
軸を有するロータとこのロータに回転力を与えるステー
タコアとこのステータコアを駆動軸の軸方向に沿って挟
むように固定され駆動軸を軸支する一対の支持部材と、
これら支持部材のうち前方側に位置する支持部材の前方
側に装着される取付部材とで構成され、且つ取付部材に
はステータコアを超えて側周方向に延びる延長部が形成
され、支持板はステッピングモータの延長部に対応した
位置に延長部に嵌合してステッピングモータを位置決め
する突出部が形成されることにより、ステッピングモー
タを支持板に位置決めするにあたって、支持板側を突出
部となすことで従来のごとく支持板に例えば孔や窪みと
いった光導もしくは照明機能に悪影響を与える箇所が無
くなり、しかもこの突出部がステッピングモータのステ
ータコアを超えて側周方向に延びる延長部に嵌合するこ
とで従来のごとく両者の位置決め箇所が高さ寸法に影響
せず、従って、照明に対する悪影響を防ぎながら、高さ
寸法の増加を抑えることが可能となる。なお、支持板は
導光板に限らず、照明部材であればすべてのものが含ま
れ、例えば表示板に照明光を拡散供給する拡散板であっ
てもよい。
【0013】また支持板に対して表示板を位置決めする
構成となせば、ステッピングモータの駆動軸に対する表
示板の位置精度を高めることが可能となる。
構成となせば、ステッピングモータの駆動軸に対する表
示板の位置精度を高めることが可能となる。
【0014】また突出部の挿入側に傾斜部を形成すれ
ば、突出部と嵌合部との挿入が容易となり、組み付け作
業性に優れる。
ば、突出部と嵌合部との挿入が容易となり、組み付け作
業性に優れる。
【0015】また嵌合部の挿入側に傾斜部を形成すれ
ば、突出部と嵌合部との挿入が容易となり、組み付け作
業性に優れる。
ば、突出部と嵌合部との挿入が容易となり、組み付け作
業性に優れる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明するが、いずれの実施例も本発明によるステッピン
グモータ式計器を車載用計器として用いる場合を示し、
図1は第1実施例によるステッピングモータ式計器の断
面図、図2は同実施例におけるステッピングモータの上
面図、図3は同実施例におけるステッピングモータの斜
視図である。
説明するが、いずれの実施例も本発明によるステッピン
グモータ式計器を車載用計器として用いる場合を示し、
図1は第1実施例によるステッピングモータ式計器の断
面図、図2は同実施例におけるステッピングモータの上
面図、図3は同実施例におけるステッピングモータの斜
視図である。
【0017】図1において、ステッピングモータ式計器
は車両速度を指示する速度計からなり、図示しない速度
センサからの信号に応じて指針1を駆動するステッピン
グモータ2と、目盛や文字等の図示しない複数の表示意
匠部が指針1の回動中心を基準に配列され、この表示意
匠部上を指針1が回動移動することにより対比判読を可
能とする表示板3と、指針1や表示意匠部などを光源L
Sからの光を導いて照明する導光体からなる支持板4
と、ステッピングモータ2の背後に位置してこれと電気
接続される硬質のプリント基板5とから構成され、光源
LSはプリント基板5の図示しない所定部位で支持板4
に対向するように配置されている。
は車両速度を指示する速度計からなり、図示しない速度
センサからの信号に応じて指針1を駆動するステッピン
グモータ2と、目盛や文字等の図示しない複数の表示意
匠部が指針1の回動中心を基準に配列され、この表示意
匠部上を指針1が回動移動することにより対比判読を可
能とする表示板3と、指針1や表示意匠部などを光源L
Sからの光を導いて照明する導光体からなる支持板4
と、ステッピングモータ2の背後に位置してこれと電気
接続される硬質のプリント基板5とから構成され、光源
LSはプリント基板5の図示しない所定部位で支持板4
に対向するように配置されている。
【0018】ステッピングモータ2は、概ねコイル6が
巻装された樹脂製の環状ボビン7をSEC,SPC,パ
ーマロイ等の鉄系金属材料からなる外内ヨーク8,9内
部に収納してなるふたつのステータコアAを、同軸上に
配設してある。外内ヨーク8,9には、複数の極歯8
a,9aが円筒状に配設されており、この極歯8a,9
の中央に駆動軸10を中心に備えると共に一定ピッチで
複数の磁極が着磁された永久磁石からなるロータ11を
有し、このロータ11は駆動軸10を支持する一対の支
持部材12,13を通じて回転自在に保持されている。
巻装された樹脂製の環状ボビン7をSEC,SPC,パ
ーマロイ等の鉄系金属材料からなる外内ヨーク8,9内
部に収納してなるふたつのステータコアAを、同軸上に
配設してある。外内ヨーク8,9には、複数の極歯8
a,9aが円筒状に配設されており、この極歯8a,9
の中央に駆動軸10を中心に備えると共に一定ピッチで
複数の磁極が着磁された永久磁石からなるロータ11を
有し、このロータ11は駆動軸10を支持する一対の支
持部材12,13を通じて回転自在に保持されている。
【0019】環状ボビン7は、円筒状の巻線部7aとそ
の両端に位置する円盤状の一対の巻線ガイド7bとから
なる。そして、この巻線ガイド7bの一部を外側に延出
形成した端子固定部7cを形成し、この端子固定部7c
に電気接続部材である金属製の端子14を固定してあ
る。この端子14はコイル6の端部と図示しない半田に
よって接続固定されると共に駆動軸10と平行に伸びて
プリント基板5と直接電気接続される通電部14aを備
えている。
の両端に位置する円盤状の一対の巻線ガイド7bとから
なる。そして、この巻線ガイド7bの一部を外側に延出
形成した端子固定部7cを形成し、この端子固定部7c
に電気接続部材である金属製の端子14を固定してあ
る。この端子14はコイル6の端部と図示しない半田に
よって接続固定されると共に駆動軸10と平行に伸びて
プリント基板5と直接電気接続される通電部14aを備
えている。
【0020】外,内ヨーク8,9は、略カップ状に形成
された外ヨーク8と、この外ヨーク8の開口側内径より
もわずかに小さい外径を有する略平板状の内ヨーク9と
からなり、これら外,内ヨーク8,9は、外ヨーク8内
に環状ボビン7を収納し、且つ外ヨーク8と内ヨーク9
との間に環状ボビン7を挟装した状態で配置される。こ
のため、外ヨーク8には、端子固定部7cと端子14と
を外ヨーク8の外部に露出するために切り欠き部8bを
備えている。
された外ヨーク8と、この外ヨーク8の開口側内径より
もわずかに小さい外径を有する略平板状の内ヨーク9と
からなり、これら外,内ヨーク8,9は、外ヨーク8内
に環状ボビン7を収納し、且つ外ヨーク8と内ヨーク9
との間に環状ボビン7を挟装した状態で配置される。こ
のため、外ヨーク8には、端子固定部7cと端子14と
を外ヨーク8の外部に露出するために切り欠き部8bを
備えている。
【0021】このように構成される一対のステータコア
Aは、互いに同心的に積層固定されて中心に中空部S
(図1参照)を有する積層体を形成し、この中空部S内
にロータ11を回転自在に収納され、ロータ11は駆動
軸10を通じて一対の支持部材12,13に軸支され
る。
Aは、互いに同心的に積層固定されて中心に中空部S
(図1参照)を有する積層体を形成し、この中空部S内
にロータ11を回転自在に収納され、ロータ11は駆動
軸10を通じて一対の支持部材12,13に軸支され
る。
【0022】そして、ステータコアAの中空部Sに配置
されたロータ11は、ロータ11の磁極と、前記速度セ
ンサからの信号に応じて各極歯8a,9aに導かれる各
コイル6の励磁極との磁気的な吸引,反発作用により所
定ピッチずつ回転し、駆動軸10を駆動する。
されたロータ11は、ロータ11の磁極と、前記速度セ
ンサからの信号に応じて各極歯8a,9aに導かれる各
コイル6の励磁極との磁気的な吸引,反発作用により所
定ピッチずつ回転し、駆動軸10を駆動する。
【0023】一対の支持部材12,13のうち、前方側
に位置する支持部材12は、合成樹脂材料からなり、そ
の略中央には駆動軸10を軸支する軸受部121が形成
され、また、その両端にはステータコアAの幅を超えて
側周方向(駆動軸10とは直交する方向)に伸長する一
対の延長部122が形成され、また一方の下方の支持プ
レート13は、金属製の材料からなり、その略中央には
駆動軸10の軸方向に部分的に突出し駆動軸10を軸支
する筒状のメタル軸受部13aを備えている。
に位置する支持部材12は、合成樹脂材料からなり、そ
の略中央には駆動軸10を軸支する軸受部121が形成
され、また、その両端にはステータコアAの幅を超えて
側周方向(駆動軸10とは直交する方向)に伸長する一
対の延長部122が形成され、また一方の下方の支持プ
レート13は、金属製の材料からなり、その略中央には
駆動軸10の軸方向に部分的に突出し駆動軸10を軸支
する筒状のメタル軸受部13aを備えている。
【0024】支持部材12に形成された各延長部122
は、この場合、図2,3に示すように、ステータコアA
の側周部に向かって伸長し外ヨーク8から突出した端子
14を覆う保護ハウジング形状に形成されており、支持
板4に対向する前面側には後延する突出部が挿入嵌合さ
れる有底孔形状の嵌合部123が形成され、また嵌合部
123は後述する突出部41の挿入側にこの突出部を誘
い込み案内する傾斜部124が形成されている。
は、この場合、図2,3に示すように、ステータコアA
の側周部に向かって伸長し外ヨーク8から突出した端子
14を覆う保護ハウジング形状に形成されており、支持
板4に対向する前面側には後延する突出部が挿入嵌合さ
れる有底孔形状の嵌合部123が形成され、また嵌合部
123は後述する突出部41の挿入側にこの突出部を誘
い込み案内する傾斜部124が形成されている。
【0025】一方、各延長部122に対応する支持板4
位置には、図1に示すように、駆動軸10の軸方向に沿
って各延長部122側に伸長し、嵌合部123に嵌合す
る一対の突出部41が形成され、これら突出部41は嵌
合部123への挿入側となる先端に嵌合部123への挿
入を容易とする傾斜部42を有する棒状に形成され、突
出部41がステッピングモータ2側の嵌合部123に挿
入嵌合することにより、支持板4とステッピングモータ
2との位置決めがなされるようになっている。
位置には、図1に示すように、駆動軸10の軸方向に沿
って各延長部122側に伸長し、嵌合部123に嵌合す
る一対の突出部41が形成され、これら突出部41は嵌
合部123への挿入側となる先端に嵌合部123への挿
入を容易とする傾斜部42を有する棒状に形成され、突
出部41がステッピングモータ2側の嵌合部123に挿
入嵌合することにより、支持板4とステッピングモータ
2との位置決めがなされるようになっている。
【0026】またこの場合、支持板4と表示板3とは、
図1に示すように、表示板3側に形成した孔部31に支
持板4側向に形成した突起43を嵌入することにより、
互いに位置決めされている。なお支持板4と表示板3と
の位置決めは、本実施例のごとく支持板4側に形成した
突起43を表示板3の孔部31に挿入する構造の他、適
宜構造を採用することができ、例えば図1中、一点鎖線
にて示した見返し板Mから表示板3と支持板4の双方を
位置決めする位置決め部(図示しない)を形成したり、
図示しないケースから同様な位置決め部を形成したり、
さらには照明への影響が及ばない箇所で表示板3と支持
板4とをネジ締め固定してもよい。
図1に示すように、表示板3側に形成した孔部31に支
持板4側向に形成した突起43を嵌入することにより、
互いに位置決めされている。なお支持板4と表示板3と
の位置決めは、本実施例のごとく支持板4側に形成した
突起43を表示板3の孔部31に挿入する構造の他、適
宜構造を採用することができ、例えば図1中、一点鎖線
にて示した見返し板Mから表示板3と支持板4の双方を
位置決めする位置決め部(図示しない)を形成したり、
図示しないケースから同様な位置決め部を形成したり、
さらには照明への影響が及ばない箇所で表示板3と支持
板4とをネジ締め固定してもよい。
【0027】以上、本実施例によれば、指針1と、この
指針1の背後に配置される表示板3と、この表示板3を
背後から支持する導光体(照明部材)からなる支持板4
と、この支持板4の背後に配置され前方に突出する駆動
軸10にて指針1を表示板4上で回動駆動するステッピ
ングモータ2とを備え、ステッピングモータ2は駆動軸
10を有するロータ11とこのロータ11に回転力を与
えるステータコアAとこのステータコアAを駆動軸10
の軸方向に沿って挟むように固定され駆動軸10を軸支
する一対の支持部材12,13とを有し、且つこれら支
持部材12,13のうち前方側に位置する支持部材12
にはステータコアAを超えて側周方向に延びる延長部1
22が形成され、支持板4はステッピングモータ2の延
長部122に対応した位置に延長部122に嵌合してス
テッピングモータ2を位置決めする突出部41が形成さ
れることにより、ステッピングモータ2を支持板4に位
置決めするにあたって、支持板4側を突出部41となす
ことで支持板4に従来のごとく例えば孔や窪みといった
光導もしくは照明機能に悪影響を与える箇所が無くな
り、しかもこの突出部41がステッピングモータ2のス
テータコアAを超えて側周方向に延びる延長部122に
嵌合することで従来のごとく両者の位置決め箇所が高さ
寸法に影響せず、従って、照明に対する悪影響を防ぎな
がら、高さ寸法の増加を抑えることができる。なお、支
持板4は本実施例のごとき導光板に限らず、照明部材で
あって表示板3をするものであればすべてのものが含ま
れ、例えば表示板3に照明光を拡散供給する拡散板であ
ってもよい。
指針1の背後に配置される表示板3と、この表示板3を
背後から支持する導光体(照明部材)からなる支持板4
と、この支持板4の背後に配置され前方に突出する駆動
軸10にて指針1を表示板4上で回動駆動するステッピ
ングモータ2とを備え、ステッピングモータ2は駆動軸
10を有するロータ11とこのロータ11に回転力を与
えるステータコアAとこのステータコアAを駆動軸10
の軸方向に沿って挟むように固定され駆動軸10を軸支
する一対の支持部材12,13とを有し、且つこれら支
持部材12,13のうち前方側に位置する支持部材12
にはステータコアAを超えて側周方向に延びる延長部1
22が形成され、支持板4はステッピングモータ2の延
長部122に対応した位置に延長部122に嵌合してス
テッピングモータ2を位置決めする突出部41が形成さ
れることにより、ステッピングモータ2を支持板4に位
置決めするにあたって、支持板4側を突出部41となす
ことで支持板4に従来のごとく例えば孔や窪みといった
光導もしくは照明機能に悪影響を与える箇所が無くな
り、しかもこの突出部41がステッピングモータ2のス
テータコアAを超えて側周方向に延びる延長部122に
嵌合することで従来のごとく両者の位置決め箇所が高さ
寸法に影響せず、従って、照明に対する悪影響を防ぎな
がら、高さ寸法の増加を抑えることができる。なお、支
持板4は本実施例のごとき導光板に限らず、照明部材で
あって表示板3をするものであればすべてのものが含ま
れ、例えば表示板3に照明光を拡散供給する拡散板であ
ってもよい。
【0028】また本実施例では、支持板4に対して表示
板3を位置決めしたことにより、支持板4を通じてのス
テッピングモータ2の中心(駆動軸10)と表示板3の
中心(前記意匠部の配列中心)との位置精度を高めるこ
とができる。
板3を位置決めしたことにより、支持板4を通じてのス
テッピングモータ2の中心(駆動軸10)と表示板3の
中心(前記意匠部の配列中心)との位置精度を高めるこ
とができる。
【0029】また本実実施例では、突出部41の挿入側
に傾斜部42を形成したことにより、突出部41と嵌合
部123との挿入作業性が高まり、組み付け作業性を高
めることができる。
に傾斜部42を形成したことにより、突出部41と嵌合
部123との挿入作業性が高まり、組み付け作業性を高
めることができる。
【0030】また本実施例では、嵌合部123の挿入側
に傾斜部124を形成したことにより、突出部41と嵌
合部123との挿入作業性が高まり、組み付け作業性を
高めることができる。なお共に挿入作業性を高める目的
から形成した各傾斜部42,124は、両方とも設けて
もよいし、いずれか一方のみを設けてもよく、両方設け
た場合は、より組み付け作業性が高まることはいうまで
もない。。
に傾斜部124を形成したことにより、突出部41と嵌
合部123との挿入作業性が高まり、組み付け作業性を
高めることができる。なお共に挿入作業性を高める目的
から形成した各傾斜部42,124は、両方とも設けて
もよいし、いずれか一方のみを設けてもよく、両方設け
た場合は、より組み付け作業性が高まることはいうまで
もない。。
【0031】図4は本発明の第2実施例を示し、本実施
例では、突出部41を内部が肉抜きされた筒状体にして
挿入側に傾斜部42を有するよう形成し、また嵌合部1
23を前述第1実施例の突出部41同様の棒状体にして
挿入側に傾斜部124を有するように形成し、これら突
出部41と嵌合部123との挿入嵌合により、ステッピ
ングモータ2の位置決めを行っており、本実施例によっ
ても前述第1実施例と同様な効果を期待できる。
例では、突出部41を内部が肉抜きされた筒状体にして
挿入側に傾斜部42を有するよう形成し、また嵌合部1
23を前述第1実施例の突出部41同様の棒状体にして
挿入側に傾斜部124を有するように形成し、これら突
出部41と嵌合部123との挿入嵌合により、ステッピ
ングモータ2の位置決めを行っており、本実施例によっ
ても前述第1実施例と同様な効果を期待できる。
【0032】図5は本発明の第3実施例を示しており、
本実施例では、突出部41を傾斜部42付きの棒状に形
成する点では前述第1実施例と同様であるが、延長部1
23が支持部材12の板面に対して平行に且つステータ
コアAの幅を超えて側方に伸長すると共に嵌合部123
が傾斜部124付きの貫通孔状に形成される場合を示し
ており、本実施例によっても前述各実施例と同様の効果
を期待できる。
本実施例では、突出部41を傾斜部42付きの棒状に形
成する点では前述第1実施例と同様であるが、延長部1
23が支持部材12の板面に対して平行に且つステータ
コアAの幅を超えて側方に伸長すると共に嵌合部123
が傾斜部124付きの貫通孔状に形成される場合を示し
ており、本実施例によっても前述各実施例と同様の効果
を期待できる。
【0033】図6は本発明の第4実施例を示しており、
本実施例におけるステッピングモータ2は、駆動軸10
を有するロータ11とこのロータ11に回転力を与える
ステータコアAとこのステータコアAを駆動軸0の軸方
向に沿って挟むように固定され駆動軸10を軸支する一
対の支持部材12,13と、これら支持部材12,13
のうち前方側に位置する支持部材12の前方側に装着さ
れる例えば合成樹脂からなる取付部材20とで構成され
ている。
本実施例におけるステッピングモータ2は、駆動軸10
を有するロータ11とこのロータ11に回転力を与える
ステータコアAとこのステータコアAを駆動軸0の軸方
向に沿って挟むように固定され駆動軸10を軸支する一
対の支持部材12,13と、これら支持部材12,13
のうち前方側に位置する支持部材12の前方側に装着さ
れる例えば合成樹脂からなる取付部材20とで構成され
ている。
【0034】そして取付部材20には、前述第1実施例
同様、ステータコアAの幅を超えて側周方向に延びる延
長部222が形成され、この延長部222には傾斜部2
24付きの嵌合部223が形成され、また支持板4はス
テッピングモータ2の延長部222に対応した位置に嵌
合部223に嵌合してステッピングモータ2を位置決め
する傾斜部42付きの突出部41が形成されており、こ
れによっても前述各実施例と同様な効果を期待できる。
同様、ステータコアAの幅を超えて側周方向に延びる延
長部222が形成され、この延長部222には傾斜部2
24付きの嵌合部223が形成され、また支持板4はス
テッピングモータ2の延長部222に対応した位置に嵌
合部223に嵌合してステッピングモータ2を位置決め
する傾斜部42付きの突出部41が形成されており、こ
れによっても前述各実施例と同様な効果を期待できる。
【0035】なお前述各実施例では、突出部41と延長
部122,222の嵌合部123,223のうち、いず
れか一方側が他方側に挿入嵌合する例を示したが、突出
部41を棒状に形成する場合は、延長部122,222
(嵌合部123,223)側を貫通孔状ではなく、側周
方向にも開放する溝状であってもよい。
部122,222の嵌合部123,223のうち、いず
れか一方側が他方側に挿入嵌合する例を示したが、突出
部41を棒状に形成する場合は、延長部122,222
(嵌合部123,223)側を貫通孔状ではなく、側周
方向にも開放する溝状であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、指針
と、この指針の背後に配置される表示板と、この表示板
を背後から支持する照明部材からなる支持板と、この支
持板の背後に配置され前方に突出する駆動軸にて前記指
針を前記表示板上で回動駆動するステッピングモータと
を備え、前記ステッピングモータは前記駆動軸を有する
ロータとこのロータに回転力を与えるステータコアとこ
のステータコアを前記駆動軸の軸方向に沿って挟むよう
に固定され前記駆動軸を軸支する一対の支持部材とを有
し、且つこれら支持部材のうち前方側に位置する支持部
材には前記ステータコアを超えて側周方向に延びる延長
部が形成され、前記支持板は前記ステッピングモータの
前記延長部に対応した位置に前記延長部に嵌合して前記
ステッピングモータを位置決めする突出部が形成される
ことにより、照明に対する悪影響を防ぎながら、高さ寸
法の増加を抑えることが可能なステッピングモータ式計
器を提供できる。
と、この指針の背後に配置される表示板と、この表示板
を背後から支持する照明部材からなる支持板と、この支
持板の背後に配置され前方に突出する駆動軸にて前記指
針を前記表示板上で回動駆動するステッピングモータと
を備え、前記ステッピングモータは前記駆動軸を有する
ロータとこのロータに回転力を与えるステータコアとこ
のステータコアを前記駆動軸の軸方向に沿って挟むよう
に固定され前記駆動軸を軸支する一対の支持部材とを有
し、且つこれら支持部材のうち前方側に位置する支持部
材には前記ステータコアを超えて側周方向に延びる延長
部が形成され、前記支持板は前記ステッピングモータの
前記延長部に対応した位置に前記延長部に嵌合して前記
ステッピングモータを位置決めする突出部が形成される
ことにより、照明に対する悪影響を防ぎながら、高さ寸
法の増加を抑えることが可能なステッピングモータ式計
器を提供できる。
【0037】また本発明は、指針と、この指針の背後に
配置される表示板と、この表示板を背後から支持する照
明部材からなる支持板と、この支持板の背後に配置され
前方に突出する駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回
動駆動するステッピングモータとを備え、前記ステッピ
ングモータは前記駆動軸を有するロータとこのロータに
回転力を与えるステータコアとこのステータコアを前記
駆動軸の軸方向に沿って挟むように固定され前記駆動軸
を軸支する一対の支持部材と、これら支持部材のうち前
方側に位置する支持部材の前方側に装着される取付部材
とを有し、且つ前記取付部材には前記ステータコアを超
えて側周方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は
前記ステッピングモータの前記延長部に対応した位置に
前記延長部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決
めする突出部が形成されることにより、照明に対する悪
影響を防ぎながら、高さ寸法の増加を抑えることが可能
なステッピングモータ式計器を提供できる。
配置される表示板と、この表示板を背後から支持する照
明部材からなる支持板と、この支持板の背後に配置され
前方に突出する駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回
動駆動するステッピングモータとを備え、前記ステッピ
ングモータは前記駆動軸を有するロータとこのロータに
回転力を与えるステータコアとこのステータコアを前記
駆動軸の軸方向に沿って挟むように固定され前記駆動軸
を軸支する一対の支持部材と、これら支持部材のうち前
方側に位置する支持部材の前方側に装着される取付部材
とを有し、且つ前記取付部材には前記ステータコアを超
えて側周方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は
前記ステッピングモータの前記延長部に対応した位置に
前記延長部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決
めする突出部が形成されることにより、照明に対する悪
影響を防ぎながら、高さ寸法の増加を抑えることが可能
なステッピングモータ式計器を提供できる。
【0038】また本発明は、前記支持板に対して前記表
示板が位置決めされることにより、ステッピングモータ
の駆動軸に対する表示板の位置精度を高めることができ
る。
示板が位置決めされることにより、ステッピングモータ
の駆動軸に対する表示板の位置精度を高めることができ
る。
【0039】また本発明は、前記突出部の挿入側に傾斜
部を形成したことにより、組み付け作業性を高めること
できる。
部を形成したことにより、組み付け作業性を高めること
できる。
【0040】また本発明は、前記嵌合部の挿入側に傾斜
部を形成したことにより、組み付け作業性を高めること
ができる。
部を形成したことにより、組み付け作業性を高めること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例のステッピングモータ式計
器の断面図である。
器の断面図である。
【図2】同実施例のステッピングモータの上面図であ
る。
る。
【図3】同実施例のステッピングモータの斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す要部断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すステッピングモータ
式計器の断面図である。
式計器の断面図である。
1 指針 2 ステッピングモータ 3 表示板 4 支持板(照明部材) 10 駆動軸 20 取付部材 41 突出部 122,222 延長部 A ステータコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 37/14 535 H02K 37/14 535X
Claims (5)
- 【請求項1】 指針と、この指針の背後に配置される表
示板と、この表示板を背後から支持する照明部材からな
る支持板と、この支持板の背後に配置され前方に突出す
る駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回動駆動するス
テッピングモータとを備え、前記ステッピングモータは
前記駆動軸を有するロータとこのロータに回転力を与え
るステータコアとこのステータコアを前記駆動軸の軸方
向に沿って挟むように固定され前記駆動軸を軸支する一
対の支持部材とを有し、且つこれら支持部材のうち前方
側に位置する支持部材には前記ステータコアを超えて側
周方向に延びる延長部が形成され、前記支持板は前記ス
テッピングモータの前記延長部に対応した位置に前記延
長部に嵌合して前記ステッピングモータを位置決めする
突出部が形成されることを特徴とするステッピングモー
タ式計器。 - 【請求項2】 指針と、この指針の背後に配置される表
示板と、この表示板を背後から支持する照明部材からな
る支持板と、この支持板の背後に配置され前方に突出す
る駆動軸にて前記指針を前記表示板上で回動駆動するス
テッピングモータとを備え、前記ステッピングモータは
前記駆動軸を有するロータとこのロータに回転力を与え
るステータコアとこのステータコアを前記駆動軸の軸方
向に沿って挟むように固定され前記駆動軸を軸支する一
対の支持部材と、これら支持部材のうち前方側に位置す
る支持部材の前方側に装着される取付部材とを有し、且
つ前記取付部材には前記ステータコアを超えて側周方向
に延びる延長部が形成され、前記支持板は前記ステッピ
ングモータの前記延長部に対応した位置に前記延長部に
嵌合して前記ステッピングモータを位置決めする突出部
が形成されることを特徴とするステッピングモータ式計
器。 - 【請求項3】 前記支持板に対して前記表示板が位置決
めされることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記
載のステッピングモータ式計器。 - 【請求項4】 前記突出部の挿入側に傾斜部を形成した
ことを特徴とする請求項1から請求項3記載のステッピ
ングモータ式計器。 - 【請求項5】 前記嵌合部の挿入側に傾斜部を形成した
ことを特徴とする請求項1から請求項4記載のステッピ
ングモータ式計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310873A JP2000136951A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ステッピングモータ式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10310873A JP2000136951A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ステッピングモータ式計器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000136951A true JP2000136951A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18010422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10310873A Pending JP2000136951A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ステッピングモータ式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000136951A (ja) |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10310873A patent/JP2000136951A/ja active Pending
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