JP2000161999A - ステッピングモータ式計器 - Google Patents
ステッピングモータ式計器Info
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- JP2000161999A JP2000161999A JP10338547A JP33854798A JP2000161999A JP 2000161999 A JP2000161999 A JP 2000161999A JP 10338547 A JP10338547 A JP 10338547A JP 33854798 A JP33854798 A JP 33854798A JP 2000161999 A JP2000161999 A JP 2000161999A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストダウンを図ることができるステッピン
グモータ式計器を提供すること。 【解決手段】 透光性の指針1と、この指針の指示対象
となる指標部21が形成された表示板2と、この表示板
2の背後に配置されるステッピングモータ3と、表示板
2の背後に配置され指針1を光輝させる光源5とからな
る。ステッピングモータ3は指針1を駆動する回転軸3
1aが設けられた回転子31と、この回転子31を囲む
環状の固定子34と、この固定子34を回転軸31aの
軸方向に沿って挟むように対向配置され回転子34を回
動自在に支持する第1,第2の支持部材32,33とで
なり、第1,第2の支持部材32,33のうち、指針1
側に位置する第1の支持部材32が光源5からの光を指
針1に導く導光材料により形成される。
グモータ式計器を提供すること。 【解決手段】 透光性の指針1と、この指針の指示対象
となる指標部21が形成された表示板2と、この表示板
2の背後に配置されるステッピングモータ3と、表示板
2の背後に配置され指針1を光輝させる光源5とからな
る。ステッピングモータ3は指針1を駆動する回転軸3
1aが設けられた回転子31と、この回転子31を囲む
環状の固定子34と、この固定子34を回転軸31aの
軸方向に沿って挟むように対向配置され回転子34を回
動自在に支持する第1,第2の支持部材32,33とで
なり、第1,第2の支持部材32,33のうち、指針1
側に位置する第1の支持部材32が光源5からの光を指
針1に導く導光材料により形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タにて指針を駆動するステッピングモータ式計器に関す
るものであり、特に、指針が光輝するタイプのステッピ
ングモータ式計器に関するものである。
タにて指針を駆動するステッピングモータ式計器に関す
るものであり、特に、指針が光輝するタイプのステッピ
ングモータ式計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータ式計器は、例
えば特開平9−271161号公報に開示されているよ
うに、指針と、この指針の背後に配置される表示板と、
この表示板の背後に配置され指針を回動駆動させるステ
ッピングモータとで構成されている。そして指針が光輝
するタイプのステッピングモータ式計器にあっては、図
3に示すように、指針Aを透光性材料から形成し、また
表示板Bの背後に光源Cを配置すると共に表示板Bの背
後に導光体Dを設け、この導光体Dにより光源Cからの
光を指針Aに導いて指針Aを光輝させていた。なお図
中、符号Eはステッピングモータ、また符号Fは指針A
を駆動する回転軸である。
えば特開平9−271161号公報に開示されているよ
うに、指針と、この指針の背後に配置される表示板と、
この表示板の背後に配置され指針を回動駆動させるステ
ッピングモータとで構成されている。そして指針が光輝
するタイプのステッピングモータ式計器にあっては、図
3に示すように、指針Aを透光性材料から形成し、また
表示板Bの背後に光源Cを配置すると共に表示板Bの背
後に導光体Dを設け、この導光体Dにより光源Cからの
光を指針Aに導いて指針Aを光輝させていた。なお図
中、符号Eはステッピングモータ、また符号Fは指針A
を駆動する回転軸である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ステッピングモータ式計器は、指針Aを効率よく光輝さ
せるべく導光体Dを必要とするため、その分、部品点数
が増加し、組み立ても煩雑になってコスト上昇を招くと
いうデメリットを有していた。また、このような導光体
Dは、計器の薄型化にとって不利となっていた。そこで
本発明は、部品点数を低減してコストダウンを図ること
ができるステッピングモータ式計器を提供することを主
な目的としている。
ステッピングモータ式計器は、指針Aを効率よく光輝さ
せるべく導光体Dを必要とするため、その分、部品点数
が増加し、組み立ても煩雑になってコスト上昇を招くと
いうデメリットを有していた。また、このような導光体
Dは、計器の薄型化にとって不利となっていた。そこで
本発明は、部品点数を低減してコストダウンを図ること
ができるステッピングモータ式計器を提供することを主
な目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、透光性材料からなる指針と、この指針の指
示対象となる指標部を有する表示板と、この表示板の背
後に配置され前記指針を駆動する回転軸が設けられた回
転子と、この回転子を囲む環状の固定子と、この固定子
を前記回転軸の軸方向に沿って挟むように対向配置され
前記回転子を回動自在に支持する第1,第2の支持部材
とを有するステッピングモータと、前記表示板の背後に
配置され前記指針を光輝させる光源とを備え、前記ステ
ッピングモータの前記指針側に位置する第1の支持部材
が前記光源からの光を前記指針に導く導光材料により形
成されるものである。
決するため、透光性材料からなる指針と、この指針の指
示対象となる指標部を有する表示板と、この表示板の背
後に配置され前記指針を駆動する回転軸が設けられた回
転子と、この回転子を囲む環状の固定子と、この固定子
を前記回転軸の軸方向に沿って挟むように対向配置され
前記回転子を回動自在に支持する第1,第2の支持部材
とを有するステッピングモータと、前記表示板の背後に
配置され前記指針を光輝させる光源とを備え、前記ステ
ッピングモータの前記指針側に位置する第1の支持部材
が前記光源からの光を前記指針に導く導光材料により形
成されるものである。
【0005】また、本発明は前記指針がその回動中心に
光導入部を備え、この光導入部に対応する前記第1の支
持部材位置に、前記光源からの照明光を前記光導入部に
反射する反射部を設けたものである。
光導入部を備え、この光導入部に対応する前記第1の支
持部材位置に、前記光源からの照明光を前記光導入部に
反射する反射部を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるステッピングモータ
式計器は、透光性の指針と、この指針の指示対象となる
指標部が形成された表示板と、この表示板の背後に配置
されるステッピングモータと、表示板の背後に配置され
指針を光輝させる光源とからなる。ステッピングモータ
は指針を駆動する回転軸が設けられた回転子と、この回
転子を囲む環状の固定子と、この固定子を回転軸の軸方
向に沿って挟むように対向配置され回転子を回動自在に
支持する第1,第2の支持部材とでなり、第1,第2の
支持部材のうち、指針側に位置する第1の支持部材が光
源からの光を指針に導く導光材料により形成される。従
って、従来のように別途専用の導光体を設ける必要がな
くなり、部品点数を低減でき、また導光体の省略により
薄型化も達成し得るものである。
式計器は、透光性の指針と、この指針の指示対象となる
指標部が形成された表示板と、この表示板の背後に配置
されるステッピングモータと、表示板の背後に配置され
指針を光輝させる光源とからなる。ステッピングモータ
は指針を駆動する回転軸が設けられた回転子と、この回
転子を囲む環状の固定子と、この固定子を回転軸の軸方
向に沿って挟むように対向配置され回転子を回動自在に
支持する第1,第2の支持部材とでなり、第1,第2の
支持部材のうち、指針側に位置する第1の支持部材が光
源からの光を指針に導く導光材料により形成される。従
って、従来のように別途専用の導光体を設ける必要がな
くなり、部品点数を低減でき、また導光体の省略により
薄型化も達成し得るものである。
【0007】第1の支持部材を導光材料にて形成する場
合は、透明もしくは半透明で且つ回転子の支持にも好適
なアクリル,ポリカーボネート等からなる合成樹脂を用
いることができる。
合は、透明もしくは半透明で且つ回転子の支持にも好適
なアクリル,ポリカーボネート等からなる合成樹脂を用
いることができる。
【0008】また第1の支持部材にて指針照明を行う場
合は、表示板の指標部も併せて照明することもできる。
合は、表示板の指標部も併せて照明することもできる。
【0009】また指針がその回動中心に光導入部を備え
るタイプの場合、この光導入部に対応する第1の支持部
材位置に反射部を設け、光源からの照明光を前記光導入
部に向けて反射させることで照明効率向上を狙った構成
となすこともできる。
るタイプの場合、この光導入部に対応する第1の支持部
材位置に反射部を設け、光源からの照明光を前記光導入
部に向けて反射させることで照明効率向上を狙った構成
となすこともできる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を説明する。図1は、本発明に
よるステッピングモータ式計器の断面図で、指針1、表
示板2、スッテピングモータ3、プリント基板4、光源
5とを備えた例えば車両用の速度計からなる。
よるステッピングモータ式計器の断面図で、指針1、表
示板2、スッテピングモータ3、プリント基板4、光源
5とを備えた例えば車両用の速度計からなる。
【0011】指針1は、表示板2の板面に沿うように線
状に延びる透光性の合成樹脂からなり、その回動中心と
なる基部11が遮光キャップ12により覆われてなる。
状に延びる透光性の合成樹脂からなり、その回動中心と
なる基部11が遮光キャップ12により覆われてなる。
【0012】基部11には、指針1内に照明光を採り入
れる光導入部13と、この光導入部13から採り入れた
照明光を先端側に反射する指針反射面14とが形成さ
れ、光導入部13より採り入れた照明光を指針反射面1
4で反射させることにより指針1が線状に光輝するよう
になっている。また指針基部11には、後述する回転軸
に向けて延びる取付ボス15が形成され、この取付ボス
15を前記回転軸に連結固定することにより指針1が前
記回転軸に応動し、表示板2上を軸回り回動するように
なっている。
れる光導入部13と、この光導入部13から採り入れた
照明光を先端側に反射する指針反射面14とが形成さ
れ、光導入部13より採り入れた照明光を指針反射面1
4で反射させることにより指針1が線状に光輝するよう
になっている。また指針基部11には、後述する回転軸
に向けて延びる取付ボス15が形成され、この取付ボス
15を前記回転軸に連結固定することにより指針1が前
記回転軸に応動し、表示板2上を軸回り回動するように
なっている。
【0013】表示板2は、指針1の回動角に対応し、か
つ指針1の指示対象となる目盛,文字,数字,マークな
どの指標部21を有し、この指標部21と指針1の回動
位置との対比により観測者にその時の速度等を認識させ
るものである。またこの場合、指標部21は、例えば透
光性インクにて光透過性を有するように印刷形成され、
一方、指標部21以外の地となる部分は遮光性インクに
て光不透過性を有するように印刷形成されている。
つ指針1の指示対象となる目盛,文字,数字,マークな
どの指標部21を有し、この指標部21と指針1の回動
位置との対比により観測者にその時の速度等を認識させ
るものである。またこの場合、指標部21は、例えば透
光性インクにて光透過性を有するように印刷形成され、
一方、指標部21以外の地となる部分は遮光性インクに
て光不透過性を有するように印刷形成されている。
【0014】スッテピングモータ3は、永久磁石型のモ
ータからなり、指針1と連結される回転軸31aを有し
た回転子31と、この回転子31の周囲を囲むように回
転軸31aの軸方向に開口する中空部を有する環状の固
定子34と、この固定子を回転軸31aの軸方向に沿っ
て挟むように対向配置され回転軸31aを軸受保持する
ことで回転子31を回動自在に支持する第1,第2の支
持部材32,33とから構成されている。
ータからなり、指針1と連結される回転軸31aを有し
た回転子31と、この回転子31の周囲を囲むように回
転軸31aの軸方向に開口する中空部を有する環状の固
定子34と、この固定子を回転軸31aの軸方向に沿っ
て挟むように対向配置され回転軸31aを軸受保持する
ことで回転子31を回動自在に支持する第1,第2の支
持部材32,33とから構成されている。
【0015】回転子31は、回転軸31aとローター3
1bとから構成され、ローター31bは、周面にN,S
極が交互に多極着磁された永久磁石からなり、その中心
に回転軸31aが貫通状態で固定されている。
1bとから構成され、ローター31bは、周面にN,S
極が交互に多極着磁された永久磁石からなり、その中心
に回転軸31aが貫通状態で固定されている。
【0016】固定子34は、環状のコイルボビン34a
に巻回された一対のコイル34bと、各コイルボビン3
4aを回転軸31aの軸方向に沿って挟むように配置さ
れる各々が環状の二組みのヨーク34cとを組み合わせ
ることにより、中空部を有する環状積層体に形成されて
いる。
に巻回された一対のコイル34bと、各コイルボビン3
4aを回転軸31aの軸方向に沿って挟むように配置さ
れる各々が環状の二組みのヨーク34cとを組み合わせ
ることにより、中空部を有する環状積層体に形成されて
いる。
【0017】ヨーク34cはそれぞれがローター31b
の周面に対向する複数の極歯34dを連続して有し、こ
の極歯34dはコイル34bに電流を供給することによ
り発生する磁界をローター31bの周面に導くもので、
極歯34dに導かれた磁界とローター31bの磁極との
磁気作用により回転子31に回転力が与えられる。
の周面に対向する複数の極歯34dを連続して有し、こ
の極歯34dはコイル34bに電流を供給することによ
り発生する磁界をローター31bの周面に導くもので、
極歯34dに導かれた磁界とローター31bの磁極との
磁気作用により回転子31に回転力が与えられる。
【0018】そしてコイル34bに供給する電流を図示
しない速度センサからの信号に応じて制御することによ
り、回転子31を速度に応じて回動させ、回転子31に
連結され且つ表示板2上に位置する指針1を角度運動さ
せるように構成されている。
しない速度センサからの信号に応じて制御することによ
り、回転子31を速度に応じて回動させ、回転子31に
連結され且つ表示板2上に位置する指針1を角度運動さ
せるように構成されている。
【0019】第1,第2の支持部材32,33は、固定
子34の開口を塞ぐように適宜手段により固定子34に
取付固定されており、これら第1,第2の支持部材3
2,33のうち、指針1側に位置する第1の支持部材3
2は、透明または半透明の合成樹脂からなる導光材料に
より形成され、光源5に向けて伸長し且つ光源5からの
光を受光する受光部32aと、表示板2の裏側に沿った
平板部32bと、回転軸31aを軸受けする貫通孔状の
軸受部32cと、この軸受部32cから連続して背後に
傾斜して延びる反射部32dとを備えており、受光部3
2aを通じて光源5からの光を採り入れて表示板2の指
標部21及び指針1に導き、これらを背後から照明可能
に形成されている。
子34の開口を塞ぐように適宜手段により固定子34に
取付固定されており、これら第1,第2の支持部材3
2,33のうち、指針1側に位置する第1の支持部材3
2は、透明または半透明の合成樹脂からなる導光材料に
より形成され、光源5に向けて伸長し且つ光源5からの
光を受光する受光部32aと、表示板2の裏側に沿った
平板部32bと、回転軸31aを軸受けする貫通孔状の
軸受部32cと、この軸受部32cから連続して背後に
傾斜して延びる反射部32dとを備えており、受光部3
2aを通じて光源5からの光を採り入れて表示板2の指
標部21及び指針1に導き、これらを背後から照明可能
に形成されている。
【0020】また、反射部32dは指針1の光導入部1
3に対応する位置で、第1の支持部材32内に導かれた
光を指針1の光導入部13に向けて反射し得るよう、略
45度の傾斜角を有して形成され、このように反射部3
2dを通じて指針1に照明光を供給することにより、光
源5からの照明光を効率的に光導入部13へ導いて指針
1を明るく光輝できるようになっている。なお、第2の
支持部材33は本実施例の場合、金属板から構成される
が、第2の支持部材33も合成樹脂にて形成することが
できる。
3に対応する位置で、第1の支持部材32内に導かれた
光を指針1の光導入部13に向けて反射し得るよう、略
45度の傾斜角を有して形成され、このように反射部3
2dを通じて指針1に照明光を供給することにより、光
源5からの照明光を効率的に光導入部13へ導いて指針
1を明るく光輝できるようになっている。なお、第2の
支持部材33は本実施例の場合、金属板から構成される
が、第2の支持部材33も合成樹脂にて形成することが
できる。
【0021】このように構成されたステッピングモータ
3は、光源5と共にプリント基板4上に配置され、この
プリント基板4を通じてコイル34bへの電源供給が行
われる。
3は、光源5と共にプリント基板4上に配置され、この
プリント基板4を通じてコイル34bへの電源供給が行
われる。
【0022】以上のように、本実施例によれば、透光性
材料からなる指針1と、この指針の指示対象となる指標
部21を有する表示板2と、この表示板2の背後に配置
され指針1を駆動する回転軸31aが設けられた回転子
31とこの回転子31を囲む環状の固定子34とこの固
定子34を回転軸31aの軸方向に沿って挟むように対
向配置され回転子31を回動自在に支持する第1,第2
の支持部材32,33とを有するステッピングモータ3
と、表示板2の背後に配置され指針1を光輝させる光源
5とを備え、ステッピングモータ3の指針1側に位置す
る第1の支持部材32が光源5からの光を指針1に導く
導光材料により形成されることにより、従来のごとく指
針照明のための導光体を別途設ける必要がなくなり、部
品点数を削減してコストダウンを図ることができ、また
従来のごとき導光体を省略することで、ステッピングモ
ータ式計器全体の高さ寸法を減少させることができ、薄
型化を達成できる。
材料からなる指針1と、この指針の指示対象となる指標
部21を有する表示板2と、この表示板2の背後に配置
され指針1を駆動する回転軸31aが設けられた回転子
31とこの回転子31を囲む環状の固定子34とこの固
定子34を回転軸31aの軸方向に沿って挟むように対
向配置され回転子31を回動自在に支持する第1,第2
の支持部材32,33とを有するステッピングモータ3
と、表示板2の背後に配置され指針1を光輝させる光源
5とを備え、ステッピングモータ3の指針1側に位置す
る第1の支持部材32が光源5からの光を指針1に導く
導光材料により形成されることにより、従来のごとく指
針照明のための導光体を別途設ける必要がなくなり、部
品点数を削減してコストダウンを図ることができ、また
従来のごとき導光体を省略することで、ステッピングモ
ータ式計器全体の高さ寸法を減少させることができ、薄
型化を達成できる。
【0023】また、本実施例では、指針1がその回動中
心に光導入部13を備えており、この光導入部13に対
応する第1の支持部材32位置に、光源5からの照明光
を光導入部13に反射する反射部32dを設けたことに
より、支持部材内に導入した光を効率的に指針1の光導
入部13に導いて指針1を明るく光輝させることができ
る。
心に光導入部13を備えており、この光導入部13に対
応する第1の支持部材32位置に、光源5からの照明光
を光導入部13に反射する反射部32dを設けたことに
より、支持部材内に導入した光を効率的に指針1の光導
入部13に導いて指針1を明るく光輝させることができ
る。
【0024】なお本実施例では、導光材料からなる第1
の支持部材32を通じて指針1と、表示板2との双方を
照明する場合を示したが、第1の支持部材32は少なく
とも指針1を照明できればよく、表示板2は別の照明装
置にて照明するようにしてもよい。
の支持部材32を通じて指針1と、表示板2との双方を
照明する場合を示したが、第1の支持部材32は少なく
とも指針1を照明できればよく、表示板2は別の照明装
置にて照明するようにしてもよい。
【0025】なお本実施例では、平板部32bでロータ
ー31bのスラスト規制を行うようにしているが、変形
例として図2に示すように、第1の支持部材32が軸受
部32cから連続して回転軸31aの軸方向に延びる突
出部32eを形成し、この突出部32eの先端がロータ
ー31bの端面に当接する事により回転子31のスラス
ト規制を行うようにしてもよい。
ー31bのスラスト規制を行うようにしているが、変形
例として図2に示すように、第1の支持部材32が軸受
部32cから連続して回転軸31aの軸方向に延びる突
出部32eを形成し、この突出部32eの先端がロータ
ー31bの端面に当接する事により回転子31のスラス
ト規制を行うようにしてもよい。
【0026】また本実施例では、第1の支持部材32に
軸受部32cを設け、第1の支持部材32自体により回
転軸31aを軸受け支持する例を示したが、例えば回転
軸31aに対応する第1の支持部材32箇所に別部材か
らなる図示しない軸受け部品を固定し、この軸受け部品
により回転軸31aを軸受け支持してもよい。またこの
際、このような軸受け部品に回転子31のスラスト方向
規制する機能を持たせてもよい。
軸受部32cを設け、第1の支持部材32自体により回
転軸31aを軸受け支持する例を示したが、例えば回転
軸31aに対応する第1の支持部材32箇所に別部材か
らなる図示しない軸受け部品を固定し、この軸受け部品
により回転軸31aを軸受け支持してもよい。またこの
際、このような軸受け部品に回転子31のスラスト方向
規制する機能を持たせてもよい。
【0027】また本実施例では、第1の支持部材32の
すべてが導光材料にて形成される場合を示したが、例え
ば指針1に光を導くために必要な箇所のみを導光材料に
て形成することもできる。
すべてが導光材料にて形成される場合を示したが、例え
ば指針1に光を導くために必要な箇所のみを導光材料に
て形成することもできる。
【0028】なお、固定子の周面にコイル34bとプリ
ント基板4とを接続する図示しない端子が設けられてい
る場合、第1支持部材32から一体に前記端子を保護す
るカバー部分を連続形成してもよい。
ント基板4とを接続する図示しない端子が設けられてい
る場合、第1支持部材32から一体に前記端子を保護す
るカバー部分を連続形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明は、透光性材料か
らなる指針と、この指針の指示対象となる指標部を有す
る表示板と、この表示板の背後に配置され前記指針を駆
動する回転軸が設けられた回転子と、この回転子を囲む
環状の固定子と、この固定子を前記回転軸の軸方向に沿
って挟むように対向配置され前記回転子を回動自在に支
持する第1,第2の支持部材とを有するステッピングモ
ータと、前記表示板の背後に配置され前記指針を光輝さ
せる光源とを備え、前記ステッピングモータの前記指針
側に位置する第1の支持部材が前記光源からの光を前記
指針に導く導光材料により形成されることより、コスト
ダウンを図ることが可能なステッピングモータ式計器を
提供できる。
らなる指針と、この指針の指示対象となる指標部を有す
る表示板と、この表示板の背後に配置され前記指針を駆
動する回転軸が設けられた回転子と、この回転子を囲む
環状の固定子と、この固定子を前記回転軸の軸方向に沿
って挟むように対向配置され前記回転子を回動自在に支
持する第1,第2の支持部材とを有するステッピングモ
ータと、前記表示板の背後に配置され前記指針を光輝さ
せる光源とを備え、前記ステッピングモータの前記指針
側に位置する第1の支持部材が前記光源からの光を前記
指針に導く導光材料により形成されることより、コスト
ダウンを図ることが可能なステッピングモータ式計器を
提供できる。
【0030】また、本発明は、前記指針がその回動中心
に光導入部を備え、この光導入部に対応する前記第1の
支持部材位置に、前記光源からの照明光を前記光導入部
に反射する反射部を設けたことにより、指針の照明効率
を高めることができる。
に光導入部を備え、この光導入部に対応する前記第1の
支持部材位置に、前記光源からの照明光を前記光導入部
に反射する反射部を設けたことにより、指針の照明効率
を高めることができる。
【図1】本発明の第1実施例によるステッピングモータ
式計器の断面図。
式計器の断面図。
【図2】変形例の主要部断面を示す斜視図。
【図3】従来例を示す断面図。
1 指針 13 光導入部 2 表示板 21 指標部 3 ステッピングモータ 31 回転子 31a 回転軸 32、 33 第1、第2支持部材 32c 反射部 34 固定子 5 光源
Claims (2)
- 【請求項1】 透光性材料からなる指針と、この指針
の指示対象となる指標部を有する表示板と、この表示板
の背後に配置され前記指針を駆動する回転軸が設けられ
た回転子と、この回転子を囲む環状の固定子と、この固
定子を前記回転軸の軸方向に沿って挟むように対向配置
され前記回転子を回動自在に支持する第1,第2の支持
部材とを有するステッピングモータと、前記表示板の背
後に配置され前記指針を光輝させる光源とを備え、前記
ステッピングモータの前記指針側に位置する第1の支持
部材が前記光源からの光を前記指針に導く導光材料によ
り形成されることを特徴とする指示計器。 - 【請求項2】 前記指針がその回動中心に光導入部を備
え、この光導入部に対応する前記第1の支持部材位置
に、前記光源からの照明光を前記光導入部に反射する反
射部を設けたことを特徴とする請求項1記載の指示計
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338547A JP2000161999A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ステッピングモータ式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338547A JP2000161999A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ステッピングモータ式計器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000161999A true JP2000161999A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18319204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10338547A Pending JP2000161999A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ステッピングモータ式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000161999A (ja) |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10338547A patent/JP2000161999A/ja active Pending
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