JPH10267705A - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JPH10267705A
JPH10267705A JP7625597A JP7625597A JPH10267705A JP H10267705 A JPH10267705 A JP H10267705A JP 7625597 A JP7625597 A JP 7625597A JP 7625597 A JP7625597 A JP 7625597A JP H10267705 A JPH10267705 A JP H10267705A
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JP
Japan
Prior art keywords
pointer
stepping motor
indicator
light source
pointer shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP7625597A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
Koichi Sato
浩一 佐藤
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減できる指示計器を提供する。 【解決手段】 指示計器は、指針軸2を回動させるステ
ッピングモータ18と、指示部6を有し指針軸2に固定さ
れる指針3と、指示部6に指示される指標部7aを有す
る表示板7と、指示部6に光を与え指示部6を光輝させ
る光源11と、を有する。ステッピングモータ18の軸受部
材28に、指針軸2を軸支する軸受部29と、光源11を配設
する配線部31と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指示計器に関する
ものであり、特に指針を回動させるステッピングモータ
を備えた指示計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、表示板を指示する指針の指示
部を光輝させる指示計器が提案され、例えば実用新案登
録第2524951号公報に開示されている。斯る指示
計器は、表示板の後方に光源を設け、この光源の光を指
針の指示部に導くことにより指示部を光輝させるもので
ある。以下、図3に基づいて従来の指示計器を説明す
る。1は交差コイル型の計器本体であり、この計器本体
1は内部に設けられた可動磁石の回動に従って指針軸2
を回動させる。3は指針であり、この指針3は指針軸2
の上端部に固定されている。指針3は受光面4から後述
する発光ダイオードの光を導入し反射面5により指示部
6方向に反射し指標部6を光輝させる。
【0003】7は表示板であり、この表示板7は指針3
の指示部6により指示される。表示板7には指針軸2が
貫通する貫通孔8が形成されている。9はプリント配線
板であり、このプリント配線板9は表示板7の後方に設
けられる。プリント配線板9には指針軸2が貫通する貫
通孔10が形成されており、貫通孔10の周囲には発光ダイ
オード11が配設されている。表示板7とプリント配線板
9との間にはスペーサ12が設けられ、表示板7及びプリ
ント配線板9はビス13により計器本体1に固定される。
14は回路基板であり、この回路基板14には計器本体1を
駆動する駆動回路が搭載されており、ビス15により計器
本体1に固定される。16はリードピンであり、このリー
ドピン16はプリント配線板9と回路基板14とを接続して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
指示計器は発光ダイオード11を配設するプリント配線板
9が必要なため部品点数が多く、組立てが煩雑になると
いう問題を有していた。また、計器本体1と表示板7と
の間にプリント配線板9が設けられるため、計器本体1
の軸受17から指針軸2の上端部までの長さを長くしなけ
ればならず、指針3が不安定となり回動時の振れが大き
くなる虞れがあった。ところで、液晶ポリマーからなる
メッキ適合樹脂に部分的にメッキを施すことにより配線
パターンを形成した樹脂成形品が提案されており、特開
昭58−120640号公報,特開昭63−4092号
公報等に開示されている。このような樹脂成形品はMI
D(Molded Interconnection Device) と呼ばれてい
る。本発明は、例えばメッキ適合樹脂を用いることによ
り、部品点数を低減できる指示計器を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、指針軸を回動させるステッピングモータ
と、指示部を有し前記指針軸に固定される指針と、前記
指示部に指示される指標部を有する表示板と、前記指示
部に光を与え前記指示部を光輝させる光源と、を有する
指示計器において、前記ステッピングモータは、前記指
針軸を軸支する軸受部と、前記光源を配設する配線部
と、を備える軸受部材を有するものである。
【0006】また、本発明は、指針軸を回動させるステ
ッピングモータと、指示部を有し前記指針軸に固定され
る指針と、前記指示部に指示される指標部を有する表示
板と、前記指示部に光を与え前記指示部を光輝させる光
源と、前記ステッピングモータを駆動する駆動回路を有
する回路基板と、前記回路基板に設けられた通電ピン
と、を有する指示計器において、前記ステッピングモー
タは、前記指針軸を軸支する軸受部と、前記通電ピンが
挿入される孔部と、前記光源を配設し前記通電ピンと前
記光源とを接続する配線部と、を備える軸受部材を有す
るものである。
【0007】また、本発明は、前記軸受部材はメッキ適
合樹脂を有し、前記配線部は前記メッキ適合樹脂に形成
されたメッキ層であるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】指示計器は、指針軸2を回動させ
るステッピングモータ18と、指示部6を有し指針軸2に
固定される指針3と、指示部6に指示される指標部7a
を有する表示板7と、指示部6に光を与え指示部6を光
輝させる光源11と、を有する。ステッピングモータ18の
軸受部材28に、指針軸2を軸支する軸受部29と、光源11
を配設する配線部31と、を設けることにより、ステッピ
ングモータ18に光源11を搭載することができ、光源11を
搭載するプリント配線板が不要になり、部品点数を低減
することができる。
【0009】また、軸受部材28に通電ピン37が挿入され
る孔部30を設け、回路基板14に設けられた通電ピン37と
光源11とを接続するように構成すれば、ステッピングモ
ータ18を回路基板14に組付けると同時に通電ピン37と光
源11とを接続でき、容易に指示計器を組立てることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図1は
指示計器の要部断面図であり、図2はステッピングモー
タの断面図である。なお、従来例と同一の個所には同一
の符号を付して説明する。
【0011】18はステッピングモータであり、内部に設
けられたロータ19の回動に従って指針軸2が回動する。
20,21はステータであり、これらのステータ20,21は軸
方向に2個配設されている。ステータ20,21は夫々内ヨ
ーク22,23と外ヨーク24,25との間に夫々励磁コイル2
6,27を装着したものである。内ヨーク22,23及び外ヨ
ーク24,25は夫々周方向に交互に配設された複数の極歯
を有している。ロータ19はプラスチックマグネットを成
形したものであり、指針軸2と一体に設けられている。
ロータ19はその周面に着磁された磁極と励磁コイル26,
27に供給されるパルス信号に応じてステータ20,21に生
成される磁路との磁気作用により指針軸2を回動させ
る。
【0012】28は軸受部材であり、この軸受部材28はメ
ッキ適合樹脂(例えば商品名「ベクトラC180」,ポ
リプラスチック製)とメッキ不適合樹脂(例えば商品名
「ベクトラC130」,ポリプラスチック製)とを二重
成形したものである。即ち、軸受部材28は、後述するメ
ッキ層を形成する個所をメッキ適合樹脂により一次成形
した後、メッキ不適合樹脂により所望の形状に二次成形
することによって成形したものである。軸受部材28は軸
受部29を有しており、この軸受部29は指針軸2を軸支す
る。軸受部材28は外ヨーク24に設けられたかしめ部(図
示しない)によりステータ20に固定される。
【0013】軸受部材28には孔部30が設けられており、
この孔部30に後述する通電ピンが挿入される。31はメッ
キ層(配線部)であり、このメッキ層31は前記メッキ適
合樹脂に形成された金メッキからなるものである。メッ
キ層31は孔部30及び上面32に形成される。33はフランジ
であり、このフランジ33は金属板をプレス加工したもの
である。フランジ33の中央には凹部34が設けられてお
り、この凹部34には軸受35が配設され指針軸2の下端部
2aを軸支している。フランジ32は外ヨーク25に設けら
れたかしめ部(図示しない)によりステータ21に固定さ
れる。また、フランジ33はかしめ部36を有しており、こ
のかしめ部36によりステッピングモータ18を後述する回
路基板に固定する。
【0014】11は発光ダイオード(光源)であり、この
発光ダイオード11は軸受部材28の上面32のメッキ層31に
配設される。3は指針であり、この指針3は指針軸2の
上端部2bに固定される。指針3は発光ダイオード11の
光を受光面4から導入し反射面5により指標部6方向に
反射し指標部6を光輝させる。7は表示板であり、この
表示板7には指針3の指示部6により指示される指標部
7a(目盛,数字)が印刷形成されている。表示板7と
軸受部材28との間にはスペーサ12が設けられ、表示板7
はスペーサ12を貫通するビス13によりステッピングモー
タ18に固定される。
【0015】14は回路基板であり、この回路基板14には
所定の配線パターンが施されており、ステッピングモー
タ18を駆動する駆動回路(図示しない)が搭載されてい
る。37は通電ピンであり、この通電ピン37の下端部は回
路基板14の配線パターンと導通されている。また、通電
ピン37の上端部は軸受部材28の孔部30に挿入され発光ダ
イオード11と導電ピン35とが接続される。回路基板14は
電源と接続されており、発光ダイオード11は回路基板14
から電力を供給される。
【0016】本実施例によれば、ステッピングモータ18
の一部品である軸受部材28に配線部31を設けたことによ
り、ステッピングモータ18に発光ダイオード11を搭載す
ることができ、従来例で説明したプリント配線板9が不
要になり、部品点数を低減することができる。また、表
示板7とステッピングモータ18との間に配設されたプリ
ント配線板9が不要になり、軸受部29から指針軸2の上
端部2bまでの長さを比較的短くすることができ、回動
時に指針3の振れが大きくなる虞れがない。
【0017】なお、例えば可撓性配線板を用いて軸受部
材28の配線部31と回路基板14とを接続するように構成し
ても良いが、本実施例のように、軸受部材28に通電ピン
37が挿入される孔部30を設け、軸受部材28の配線部31と
通電ピン37とを接続するように構成すれば、ステッピン
グモータ18を回路基板14に組付けると同時に通電ピン37
と光源11とを接続でき、容易に指示計器を組立てること
ができる。また、金属端子(電極部)をインサート成形
することにより軸受部材28を形成しても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明は、指針軸を回動させるステッピ
ングモータと、指示部を有し前記指針軸に固定される指
針と、前記指示部に指示される指標部を有する表示板
と、前記指示部に光を与え前記指示部を光輝させる光源
と、を有する指示計器において、前記ステッピングモー
タは、前記指針軸を軸支する軸受部と、前記光源を配設
する配線部と、を備える軸受部材を有するものであり、
指示計器の部品点数を低減することができる。
【0019】また、本発明は、指針軸を回動させるステ
ッピングモータと、指示部を有し前記指針軸に固定され
る指針と、前記指示部に指示される指標部を有する表示
板と、前記指示部に光を与え前記指示部を光輝させる光
源と、前記ステッピングモータを駆動する駆動回路を有
する回路基板と、前記回路基板に設けられた通電ピン
と、を有する指示計器において、前記ステッピングモー
タは、前記指針軸を軸支する軸受部と、前記通電ピンが
挿入される孔部と、前記光源を配設し前記通電ピンと前
記光源とを接続する配線部と、を備える軸受部材を有す
るものであり、ステッピングモータを回路基板に組付け
ると同時に通電ピンと光源とを接続でき、容易に指示計
器を組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す部分断面図。
【図2】 同上実施例を示すステッピングモータの断面
図。
【図3】 従来例を示す部分断面図。
【符号の説明】
2 指針軸 3 指針 6 指示部 7 表示板 7a 指標部 11 発光ダイオード(光源) 14 回路基板 18 ステッピングモータ 28 軸受部材 29 軸受部 30 孔部 31 メッキ層(配線部) 37 通電ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針軸を回動させるステッピングモータ
    と、指示部を有し前記指針軸に固定される指針と、前記
    指示部に指示される指標部を有する表示板と、前記指示
    部に光を与え前記指示部を光輝させる光源と、を有する
    指示計器において、前記ステッピングモータは、前記指
    針軸を軸支する軸受部と、前記光源を配設する配線部
    と、を備える軸受部材を有することを特徴とする指示計
    器。
  2. 【請求項2】 指針軸を回動させるステッピングモータ
    と、指示部を有し前記指針軸に固定される指針と、前記
    指示部に指示される指標部を有する表示板と、前記指示
    部に光を与え前記指示部を光輝させる光源と、前記ステ
    ッピングモータを駆動する駆動回路を有する回路基板
    と、前記回路基板に設けられた通電ピンと、を有する指
    示計器において、前記ステッピングモータは、前記指針
    軸を軸支する軸受部と、前記通電ピンが挿入される孔部
    と、前記光源を配設し前記通電ピンと前記光源とを接続
    する配線部と、を備える軸受部材を有することを特徴と
    する指示計器。
  3. 【請求項3】 前記軸受部材はメッキ適合樹脂を有し、
    前記配線部は前記メッキ適合樹脂に形成されたメッキ層
    であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の指示計器。
JP7625597A 1997-03-27 1997-03-27 指示計器 Pending JPH10267705A (ja)

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JP7625597A JPH10267705A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 指示計器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102472645A (zh) * 2009-07-16 2012-05-23 日本精机株式会社 指示仪表

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102472645A (zh) * 2009-07-16 2012-05-23 日本精机株式会社 指示仪表
CN102472645B (zh) * 2009-07-16 2015-06-10 日本精机株式会社 指示仪表

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