JP2000136345A - 複層塗膜形成方法 - Google Patents
複層塗膜形成方法Info
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Abstract
クリヤ塗膜からなる複層塗膜における該両クリヤ塗膜相
互の層間付着性を改良することに関する。 【構成】水酸基含有樹脂及びメラミン樹脂を含有する着
色ベ−ス塗料(A)、水酸基含有樹脂、メラミン樹脂及
びエポキシ基含有化合物を含有する第1クリヤ塗料
(B)、及びカルボキシル基含有樹脂とエポキシ基含有
化合物とを含有する第2クリヤ塗料(C)を塗装するこ
とを特徴とする複層塗膜形成方法。
Description
し、特に、着色塗膜、第1クリヤ塗膜及び第2クリヤ塗
膜からなる複層塗膜における該両クリヤ塗膜相互の層間
付着性を改良することに関する。
基含有樹脂及びメラミン樹脂を含有する着色ベ−ス塗料
と、水酸基含有樹脂及びメラミン樹脂を含有するクリヤ
塗料とを2コ−ト1ベイク方式(2C1B)で塗装する
ことは広く実施されている。さらに、仕上がり外観を一
層向上させるために、このクリヤ塗膜面に第2クリヤ塗
料を塗装して加熱硬化せしめる3コ−ト2ベイク方式
(3C2B)も提案されている。この3C2Bにおい
て、近年、酸性雨などによる塗膜のシミやエッチングを
防止するために、第2クリヤ塗料として、メラミン樹脂
を含まず、カルボキシル基含有樹脂及びエポキシ基含有
化合物を含有する、いわゆる酸・エポキシ系のクリヤ塗
料の使用が提案されている。
ヤ塗料の塗膜は、隣接する下層の水酸基含有樹脂とメラ
ミン樹脂とを含有するクリヤ塗膜との付着性が十分でな
いという欠陥を有していることが判明した。
含有樹脂及びメラミン樹脂を含有する着色ベ−ス塗料、
水酸基含有樹脂及びメラミン樹脂を含有する第1クリヤ
塗料、及び酸・エポキシ系の第2クリヤ塗料を塗装して
なる複層塗膜の耐酸性などを低下させることなく、第1
クリヤ塗膜と第2クリヤ塗膜との層間付着性を改良する
ことであり、鋭意研究の結果、第1クリヤ塗料にエポキ
シ基を存在させることによりその目的が達成できること
を見出し、本発明を完成した。
メラミン樹脂を含有する着色ベ−ス塗料(A)、水酸基
含有樹脂、メラミン樹脂及びエポキシ基含有化合物を含
有する第1クリヤ塗料(B)、及びカルボキシル基含有
樹脂とエポキシ基含有化合物とを含有する第2クリヤ塗
料(C)を塗装することを特徴とする複層塗膜形成方法
に関する。また、この第1クリヤ塗料(B)に代えて、
同一分子中に水酸基及びエポキシ基を含有する樹脂、及
びメラミン樹脂を含有する第1クリヤ塗料(D)を使用
することも本発明に包含される。
て詳細に説明する。
びメラミン樹脂を含有する着色塗料であり、第1クリヤ
塗料(B)に先立って被塗面に塗装する。
脂として一般に使用されている1分子中に2個以上の水
酸基を有するアクリル樹脂及びポリエステル樹脂などが
好適に使用でき、これらの水酸基価は30〜150mg
KOH/g、特に50〜120mgKOH/gの範囲内
にあることが好ましい。また、この樹脂中にカルボキシ
ル基などの官能基が併存しても差し支えない。また、メ
ラミン樹脂として、2,4,6−トリアミノトリアジン
のアミノ基の一部もしくはすべてにホルムアルデヒドを
反応せしめたメチロ−ル化物、さらにこのメチロ−ル基
の一部もしくはすべてに炭素数が1〜8のモノアルコ−
ルをエ−テル化反応させてなるアルキルエ−テル化メラ
ミン樹脂などがあげられ、これらの分子量は150〜1
0000、特に200〜3000の範囲内が適してい
る。水酸基含有樹脂とメラミン樹脂と比率は任意に選択
できるが、この両成分の合計固形分重量を基準に、前者
は50〜90%、特に65〜80%、後者は50〜10
%、特に35〜20%の範囲内が適している。
及びメラミン樹脂に加え、さらにソリッドカラ−顔料、
メタリック顔料及び光干渉顔料から選ばれた着色顔料を
含有している。これらの着色顔料は塗料に通常使用され
ているものが適用できる。着色ベ−ス塗料(A)は、上
記の水酸基含有樹脂、メラミン樹脂、着色顔料を含有し
ており、これらを有機溶剤及び(又は)水に溶解もしく
は分散せしめてなる液状塗料であって、さらに必要に応
じて、沈降防止剤、硬化触媒、塗面調整剤などを配合す
ることができ、単独で、ソリッドカラ−塗膜、メタリッ
ク塗膜または光干渉塗膜を形成することができる。
(B)に先立って、金属製もしくはプラスチック製の自
動車外板部などの被塗物に直接、もしくはカチオン電着
塗装などの下塗り塗装、もしくはさらに中塗り塗装を行
ってなる被塗面に塗装することができる。着色ベ−ス塗
料(A)の粘度を10〜40秒/フォ−ドカップ#4/
20℃に調整し、エアスプレ−、エアレススプレ−、静
電塗装などにより、硬化塗膜で10〜50μmになるよ
うに塗装する。この塗膜を100〜180℃で10〜4
0分加熱することにより硬化するが、本発明では、この
ように硬化させた後、または加熱硬化させずに未硬化の
状態で、この塗面に、第1クリヤ塗料(B)を塗装す
る。
メラミン樹脂及びエポキシ基含有化合物を含有する塗料
で、無色もしくは有色の透明塗膜を形成する熱硬化性塗
料である。これは着色ベ−ス塗料(A)の硬化もしくは
未硬化の塗面に塗装する。第1クリヤ塗料(B)におけ
る水酸基含有樹脂及びメラミン樹脂としては、上記の着
色ベ−ス塗料(A)で説明した水酸基含有樹脂及びメラ
ミン樹脂を使用することができる。
以上のエポキシ基を有する化合物であり、具体的には、
アクリル系単量体及びエポキシ基含有単量体を含有する
単量体成分を共重合せしめてなるアクリル樹脂(b−
1)があげられる。
酸またはメタクリル酸と炭素数1〜20のモノアルコ−
ルとのモノエステル化物が使用でき、該単量体にはエポ
キシ基、水酸基およびカルボキシル基などの官能基は有
していない。エポキシ基含有単量体は1分子中に重合性
二重結合およびエポキシ基を各々1ずつ有する化合物
で、例えばグリシジルアクリレ−ト、グリシジルメタク
リレ−ト、メチルグリシジルアクリレ−トおよびメチル
グリシジルメタクリレ−トなどがあげられる。さらに、
アクリル樹脂(b−1)は、これらのアクリル系単量体
およびエポキシ基含有単量体にスチレン、ビニルトルエ
ンアクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、塩化ビニルなどのその他の単量体を併用した共重合
体も包含され、その他の単量体の使用量はアクリル系単
量体の同量以下が好ましい。
単量体の構成比率は、エポキシ当量で20〜2800、
特に30〜700の範囲に包含されることがよく、具体
的には樹脂(b−1)を構成する単量体の合計重量を基
準に5〜60%、特に20〜50%含有していることが
好ましく、樹脂(b−1)成分の数平均分子量は約30
00〜100000、特に4000〜50000が適し
ている。
のエポキシ基を有しているが、さらに必要に応じて水酸
基やシラノ−ル基またはアルコキシシラン基などの加水
分解性シリル基を併存させたものも包含され、かかる官
能基を併存することによって、硬化塗膜の機械的強度が
増し、耐チッピング性およびリコ−ト付着性などが一層
向上するので好ましい。
どと共に水酸基含有単量体を共重合させることによって
行える。水酸基含有単量体としては、例えば、ヒドロキ
シエチルアクリレ−ト、ヒドロキシエチルメタクリレ−
ト、ヒドロキシプロピルアクリレ−トおよびヒドロキシ
プロピルメタクリレ−トなどのような、アクリル酸やメ
タクリル酸と炭素数2〜10個のグリコ−ル類とのモノ
エステル化物があげられる。これらの水酸基含有単量体
とε−カプロラクトンとの開環エステル化物も適用でき
る。水酸基含有単量体の構成比率は、該樹脂(b−1)
を構成する単量体の合計重量を基準に2〜60%、特に
5〜50%が適しており、水酸基価で10〜200mg
KOH/g、特に20〜120mgKOH/gが適して
いる。加水分解性シリル基の導入は、上記アクリル系単
量体などと共に加水分解性シリル基含有単量体を共重合
させることによって行える。加水分解性シリル基含有単
量体としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシ
エトキシ)シラン、γ−アクリロイルオキシプロピルト
リメトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビ
ニルトリクロルシラン、β−アクリロイルオキシエチル
トリメトキシシラン、β−メタクリロイルオキシエチル
トリメトキシシラン、γ−アクリロイルオキシプロピル
トリエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−アクリロイルオキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−アクリロイルオ
キシプロピルトリイソプロペニルオキシシラン、γ−メ
タクリロイルオキシプロピルトリイソプロペニルオキシ
シラン、ビニル(トリ−β−メトキシエトキシ)シラン
などがあげられる。加水分解性シリル基含有単量体の比
率は該樹脂(b−1)を構成する単量体の合計重量を基
準に2〜30%、特に5〜20%が適している。
中にエポキシ基を含有し、必要に応じて水酸基および
(または)加水分解性シリル基を併存させることができ
るが、これ以外の官能基(例えばカルボキシル基)は有
していない。
クリル樹脂(b−1)以外に、7−オキサビシクロ
(4,1,0)ヘプト−3−イルメチルエステルのよう
な脂環式エポキシ化合物(b−2)、水添ビスフェノ−
ル類のグリシジルエ−テル(b−3)および1分子中に
2個以上の水酸基を有する脂肪族多価アルコ−ルのグリ
シジルエ−テル(b−4)、ビスフェノ−ル類のグリシ
ジルエ−テル(b−5)などの1分子中に2個以上のエ
ポキシ基を含有する化合物も使用できる。
樹脂、メラミン樹脂及びエポキシ基含有化合物の構成比
率は、これらの3成分の合計固形分重量を基準に、水酸
基含有樹脂は30〜84%、特に45〜70%、メラミ
ン樹脂は15〜45%、特に20〜40%、エポキシ基
含有化合物は1〜30%、特に5〜20%の範囲内が適
している。
−顔料、メタリック顔料及び光干渉顔料から選ばれた着
色顔料を適宜に配合して、ソリッドカラ−塗膜、メタリ
ック塗膜又は光干渉塗膜とすることができ、これらの配
合量は、該塗膜の透明感が阻害されず、該塗膜を透して
隣接する下層の着色ベ−ス塗料(A)の塗膜の色調を目
視で認められる程度以上の透明感を有する範囲内であ
る。該塗料(B)には、さらに、沈降防止剤、硬化触
媒、塗面調整剤などを配合することもできる。
有樹脂、メラミン樹脂、エポキシ基含有化合物を含有し
ており、さらに必要に応じて、着色顔料、沈降防止剤、
硬化触媒、塗面調整剤などを適宜に併用し、これらを有
機溶剤及び(又は)水に溶解もしくは分散せしめてなる
液状塗料である。
(B)に代えて、同一分子中に水酸基及びエポキシ基を
含有する樹脂、及びメラミン樹脂を含有する第1クリヤ
塗料(D)を使用することができる。
基及びエポキシ基を含有する樹脂、及びメラミン樹脂を
含有する塗料で、無色もしくは有色の透明塗膜を形成す
る熱硬化性塗料である。これは、着色ベ−ス塗料(A)
の未硬化もしくは硬化した塗面に塗装する。
する樹脂として、例えば、アクリル系単量体、エポキシ
基含有単量体及び水酸基含有単量体を含有する単量体成
分を共重合せしめてなるアクリル樹脂(d−1)があげ
られる。これらの単量体としては、上記のアクリル樹脂
(b−1)で例示したものが好適に使用できる。該樹脂
(d−1)には、樹脂(b−1)と同様に、その他の単
量体、シラノ−ル基含有単量体、アルコキシシラン基な
どの加水分解性シリル基含有単量体を併用した重合体も
適用できる。アクリル樹脂(d−1)の水酸基価は10
〜200mgKOH/g、特に20〜120mgKOH
/g、エポキシ当量は20〜2800、特に30〜70
0、数平均分子量は約3000〜100000、特に4
000〜50000が適している。メラミン樹脂として
は、第1クリヤ塗料(B)で例示したものが好適に使用
できる。アクリル樹脂(d−1)とメラミン樹脂との比
率は、これらの両成分の合計固形分重量を基準に、前者
は55〜85%、特に60〜80%、後者は15〜45
%、特に20〜40%の範囲内が適している。
−顔料、メタリック顔料及び光干渉顔料から選ばれた着
色顔料を適宜に配合して、ソリッドカラ−塗膜、メタリ
ック塗膜又は光干渉塗膜とすることができ、これらの配
合量は、該塗膜の透明感が阻害されず、該塗膜を透して
隣接する下層の着色ベ−ス塗料(A)の塗膜の色調を目
視で認められる程度以上の透明感を有する範囲内であ
る。
びエポキシ基含有樹脂、メラミン樹脂を含有しており、
さらに必要に応じて、着色顔料、沈降防止剤、硬化触
媒、塗面調整剤などを適宜に併用し、これらを有機溶剤
及び(又は)水に溶解もしくは分散せしめてなる液状塗
料である。
(D)は、すでに塗装してある着色ベ−ス塗料(A)の
未硬化又は硬化した塗面に塗装する。第1クリヤ塗料
(B)又は第1クリヤ塗料(D)の粘度を10〜40秒
/フォ−ドカップ#4/20℃に調整し、エアスプレ
−、エアレススプレ−、静電塗装などにより、硬化塗膜
で15〜80μmになるように塗装する。この塗膜を1
00〜180℃で10〜40分加熱することにより硬化
するが、本発明では、このように硬化させた後、または
加熱硬化させずに未硬化の状態で、この塗面に、第2ク
リヤ塗料(C)を塗装する。
有樹脂とエポキシ基含有化合物とを含有する透明塗膜を
形成する塗料であって、第1クリヤ塗料(B)の硬化も
しくは未硬化の塗面に塗装する塗料である。
シル基含有樹脂は、1分子中に2個以上のカルボキシル
基を有する樹脂であり、下記の群から選ばれた1種もし
くは2種以上が使用できる。
にハ−フエステル化反応により多塩基酸無水物を開環付
加してカルボキシル基を2個以上導入したもの。
示したアクリル系単量体および水酸基含有単量体を含有
する単量体成分を共重合して得られる水酸基含有アクリ
ル樹脂の水酸基の一部もしくは全部に多塩基酸無水物を
ハ−フエステル化反応により付加し、該無水環を開環し
て遊離のカルボキシル基を導入することにより(c−
1)成分が得られる。
リル樹脂は、1分子中に2個以上の水酸基を有してお
り、これは水酸基当量で10〜200mgKOH/g、
特に20〜120mgKOH/gが適している。また数
平均分子量は約3000〜100000、特に約400
0〜50000が適している。
水物としては、たとえば無水フタル酸、無水マレイン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、無水ヘット酸、無水トリメリット酸、無水ピロメ
リット酸、無水コハク酸などがあげられる。
え、この反応によって、無水環が開き、一方のカルボキ
シル基はアクリル樹脂中の水酸基とエステル反応し、残
りのカルボキシル基は遊離の状態でアクリル樹脂に結合
している。
らかじめハ−フエステル化反応させてから、これをアク
リル系単量体、さらに必要に応じて水酸基含有単量体と
共重合せしめることによっても(c−1)成分が得られ
る。
のカルボキシル基を有し、さらに水酸基も併存すること
もある。その酸価は10〜200mgKOH/g、特に
20〜120mgKOH/gが、水酸基価は190mg
KOH/g以下、好ましくは5〜120mgKOH/
g、特に好ましくは10〜100mgKOH/gが適し
ている。
酸基を有する多価アルコ−ルの水酸基に多塩基酸無水物
をハ−フエステル化反応せしめ、その開環によりカルボ
キシル基を2個以上導入したもの。
状、側鎖状、脂環式)多価アルコ−ルまたはアルキレン
エ−テル多価アルコ−ルであり、1分子中に2個以上の
水酸基を有する。例えばエチレングリコ−ル、プロピレ
ングリコ−ル、トリメチレングリコ−ル、テトラエチレ
ングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、ブタンジオ−
ル、ペンタンジオ−ル、2,3−ジメチルトリメチレン
グリコ−ル、ヘキサンジオ−ル、シクロヘキサンジメタ
ノ−ルなどの2価アルコ−ル;グリセリン、トリメチロ
−ルプロパン、トリメチロ−ルエタン、ジグリセリン、
ヘキサントリオ−ル、ペンタエリスリト−ル、ジペンタ
エリスリト−ル、ソルビト−ルマンニットなどの3価以
上の多価アルコ−ル;およびこれらの2価アルコ−ルお
よび/または3価以上の多価アルコ−ルをエ−テル化し
てなるアルキレンエ−テルポリオ−ルなどがあげられ
る。
もしくは全部に前記多塩基酸無水物をハ−フエステル化
反応により付加してカルボキシル基を2個以上導入す
る。このハ−フエステル化反応は既知の方法で行うこと
ができ、この反応は該多価アルコ−ルに前記多塩基酸無
水物が単に付加したものであって、ポリエステル化反応
は進行しない。
よるカルボキシル基を2個以上の有し、さらに水酸基も
併存することもある。その酸価は50〜500mgKO
H/g、特に80〜300mgKOH/gが、水酸基価
は150mgKOH/g以下、好ましくは0〜120m
gKOH/g、特に好ましくは0〜50mgKOH/g
が、適している。
ている水酸基に、多価カルボン酸無水物をハ−フエステ
ル化反応により付加せしめ、その開環によりカルボキシ
ル基を2個以上導入したもの。
の水酸基を有する多価アルコ−ルと1分子中に2個以上
のカルボキシル基を有する多塩基酸とを、多価アルコ−
ルを過剰にしてエステル反応せしめることによって得ら
れ、その1分子中に2個以上の水酸基を有している。該
ポリエステル樹脂の水酸基価は50〜300mgKOH
/g、特に80〜150mgKOH/g、数平均分子量
は約500〜5000、特に約500〜2000が適し
ている。
アルコ−ルとしては上記(c−2)で例示したものが適
しており、多塩基酸としては例えばテレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフェ
ニルジカルボン酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒド
ロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、アジピン
酸、セバシン酸、スベリン酸、コハク酸、マレイン酸、
フマル酸、アゼライン酸、イタコン酸、ダイマ−酸など
の二塩基酸やトリメット酸、ピロメリット酸などの三価
以上の多塩基酸があげられる。
の多価カルボン酸無水物のハ−フエステル化反応は既知
の方法で行え、その開環によりカルボキシル基を1分子
あたり2個以上導入する。
1分子中にハ−フエステル化によるカルボキシル基を2
個以上有し、さらに水酸基が併存することもある。その
酸価は30〜300mgKOH/g、特に80〜150
mgKOH/g、水酸基価は0〜150mgKOH/
g、特に0〜100mgKOH/gが適している。
示した多価アルコ−ルと多塩基酸とを、該多塩基酸を過
剰にしてエステル反応して、その1分子中に2個以上の
遊離カルボキシル基を有せしめたものであり、数平均分
子量は約500〜5000、特に約500〜2000が
適している。また、その酸価は30〜200mgKOH
/g、特に30〜100mgKOH/gが、水酸基価は
50mgKOH/g以下、好ましくは0〜30mgKO
H/g、特に好ましくは0〜10mgKOH/gが、適
している。
単量体とアクリル系単量体とを必須成分として共重合し
てなるアクリル樹脂。
に1個の重合性不飽和結合と1個以上の遊離カルボキシ
ル基を有する化合物であり、例えばアクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコ
ン酸などがあげられる。アクリル系単量体としては上記
アクリル樹脂(b−1)で例示したものがあげられる。
また、該(c−5)成分には、水酸基含有単量体および
その他の単量体をさらに共重合してなるものも包含され
る。
カルボキシル基を有し、さらに水酸基を併存することも
ある。酸価は10〜200mgKOH/g、特に30〜
150mgKOH/g、水酸基価は180mgKOH/
g以下、好ましくは0〜150mgKOH/g、特に好
ましくは0〜100mgKOH/gが適している。(c
−6)成分:酸無水基含有単量体とアクリル系単量体と
を必須成分として共重合してなるアクリル樹脂の該酸無
水基を、ハ−フエステル化剤により開環して遊離カルボ
キシル基を生じさせる。
合性不飽和結合と1個以上の酸無水基を有する化合物で
あり、例えば無水マレイン酸、無水イタコン酸などがあ
げられる。アクリル系単量体としては上記アクリル樹脂
(b−1)で例示したものがあげられる。また、(c−
6)成分には、その他の単量体を共重合してなるものも
包含される。これらの酸無水基含有単量体、アクリル系
単量体およびその他の単量体による共重合反応は既知の
方法によって行うことができ、これらの構成比率は、単
量体の合計重量に基いて、酸無水基含有単量体は5〜5
0%、特に10〜30%、アクリル系単量体は95〜5
0%、特に90〜70%、その他の単量体は50%以
下、特に0〜30%が適している。
としては、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−ル、メ
チルセロソルブ、エチルセロソルブ、ジメチルエタノ−
ルアミン、ジエチルアミノエタノ−ルなどの活性水素含
有化合物が使用できる。
酸価は30〜280mgKOH/g、特に80〜180
mgKOH/gが適している。
ち、特に(c−1)、(c−2)、(c−5)、(c−
6)は低粘度で、高固形分化しやすいので好ましい。
含有化合物は、1分子中に2個以上のエポキシ基を含有
する化合物であり、具体的には、第1クリヤ塗料(B)
で説明したエポキシ基含有化合物、すなわち、エポキシ
基含有アクリル樹脂(b−1)、7−オキサビシクロ
(4,1,0)ヘプト−3−イルメチルエステルのよう
な脂環式エポキシ化合物(b−2)、水添ビスフェノ−
ル類のグリシジルエ−テル(b−3)及び1分子中に2
個以上の水酸基を有する脂肪族多価アルコ−ルのグリシ
ジルエ−テル(b−4)などを使用することができる。
シル基含有樹脂とエポキシ基含有化合物との比率は、該
両成分の合計固形分重量を基準に、前者は80〜20
%、特に60〜40%、後者は20〜80%、特に40
〜60%が適している。
−顔料、メタリック顔料及び光干渉顔料から選ばれた着
色顔料を適宜に配合して、ソリッドカラ−塗膜、メタリ
ック塗膜又は光干渉塗膜とすることができ、これらの配
合量は、該塗膜の透明感が阻害されず、該塗膜及び隣接
する下層の第1クリヤ塗料(B)の塗膜を透して着色ベ
−ス塗料(A)の塗膜の色調を目視で認められる程度以
上の透明感を有する範囲内である。該塗料(C)には、
さらに必要に応じて、沈降防止剤、硬化触媒、塗面調整
剤などを配合することができる。
有樹脂、メラミン樹脂、エポキシ基含有化合物を含有し
ており、さらに必要に応じて、着色顔料、沈降防止剤、
硬化触媒、塗面調整剤などを適宜に併用し、これらを有
機溶剤及び(又は)水に溶解もしくは分散せしめてなる
液状塗料である。
ある第1クリヤ塗料(B)の未硬化又は硬化せしめた塗
面に塗装することができる。具体的には、第2クリヤ塗
料(C)の粘度を10〜40秒/フォ−ドカップ#4/
20℃に調整し、エアスプレ−、エアレススプレ−、静
電塗装などにより、硬化塗膜で15〜80μmになるよ
うに塗装する。ついで、100〜180℃で10〜40
分加熱することによって、第2クリヤ塗料(C)の塗膜
のみ、または第1クリヤ塗料(B)の塗膜、さらには着
色ベ−ス塗料(A)の塗膜などを同時に硬化させること
により、本発明の方法が達成される。
第1クリヤ塗膜及び第2クリヤ塗膜からなる複層塗膜に
おける第1クリヤ塗膜と第2クリヤ塗膜との層間付着性
を顕著に改良することができた。
明する。部および%はいずれも重量に基く。膜厚は硬化
塗膜による。
名、水酸基含有アクリル樹脂とブチルエ−テル化メラミ
ン樹脂を含有する有機溶剤系シルバ−メタリック塗
料)。粘度25秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整
した。
数平均分子量15000)55部(固形分)、ブチルエ
−テル化メラミン樹脂30部(固形分)、エポキシ基含
有化合物(注1)15部(固形分)、フタロシアニンブ
ル−2部を、スワゾ−ル1500/スワゾ−ル1000
/キシレン/ブチルセロソルブ=10/40/20/3
0からなる有機溶剤に混合し、粘度25秒/フォ−ドカ
ップ#4/20℃に調整した。スワゾ−ル1500及び
スワゾ−ル1000はいずれもコスモ石油社製、商品名
である。
ルメタクリレ−ト(45%)、グリシジルメタクリレ−
ト(35%)およびヒドロキシエチルアクリレ−ト(2
0%)を重合してなるアクリル樹脂。エポキシ当量4
0.6、数平均分子量5000、水酸基価109mgK
OH/g。
5、酸価0、数平均分子量20000)70部(固形
分)、ブチルエ−テル化メラミン樹脂30部(固形
分)、フタロシアニンブル−2部を、スワゾ−ル150
0/スワゾ−ル1000/キシレン/ブチルセロソルブ
=10/40/20/30からなる有機溶剤に混合し、
粘度25秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整した。
スワゾ−ル1500及びスワゾ−ル1000はいずれも
コスモ石油社製、商品名である。
分)、エポキシ基含有化合物(注1)50部(固形分)
を、スワゾ−ル1500/スワゾ−ル1000/キシレ
ン/ブチルセロソルブ=10/40/20/30からな
る有機溶剤に混合し、粘度25秒/フォ−ドカップ#4
/20℃に調整した。
ン(20%)、n−ブチルメタクリレ−ト(47.5
%)およびヒドロキシエチルメタクリレ−ト(32.5
%)からなるアクリル樹脂(数平均分子量15000)
に、ヘキサヒドロ無水フタル酸(23.1%)をハ−フ
エステル化付加せしめたカルボキシル基含有化合物。酸
価68、水酸基価46mgKOH/g、数平均分子量7
000。
部(固形分)、エポキシ基含有化合物(注1)65部
を、スワゾ−ル1500/スワゾ−ル1000/キシレ
ン/ブチルセロソルブ=10/40/20/30からな
る有機溶剤に混合し、粘度25秒/フォ−ドカップ#4
/20℃に調整した。
チロ−ルプロパン1モルにヘキサヒドロ無水フタル酸2
モルをハ−フエステル化反応せしめたカルボキシル基含
有化合物。酸価252、水酸基価126mgKOH/
g、分子量446。
0」、関西ペイント社製、商品名、エポキシ樹脂系)を
膜厚20μmになるように塗装し、170℃で30分間
加熱して硬化し、ついで中塗り塗料(「ル−ガベ−クK
PX−60N−2」、関西ペイント社製、商品名、ポリ
エステル樹脂・メラミン樹脂系)を膜厚30μmになる
ように塗装し、140℃で30分間加熱して硬化したも
のを被塗物とした。
た工程に従って塗装して複層塗膜を形成した。得られた
塗膜の性能試験結果も併せて同表に示した。
ように複層塗膜に切り込み線を入れ、大きさが1mm×
1mmのゴバン目を100個作成し、その塗面に粘着セ
ロハンテ−プを貼着し、20℃においてそれを急激に剥
離した後のゴバン目を観察した。初期付着性は塗板を作
成してから2時間経過したもの、耐水付着性はこの塗板
を40℃の温水に10日間浸漬し、乾燥した後の塗膜に
ついて試験した。○はゴバン目の剥がれなし、△はゴバ
ン目1〜5個剥がれた、×はゴバン目6個以上剥がれた
ことを示す。
平滑性少し劣る、×は平滑性非常に劣ることを示す。
浸漬した後の塗面を目視観察した結果である。○は異常
なし、△は少し白化、×は著しく白化を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】水酸基含有樹脂及びメラミン樹脂を含有す
る着色ベ−ス塗料(A)、水酸基含有樹脂、メラミン樹
脂及びエポキシ基含有化合物を含有する第1クリヤ塗料
(B)、及びカルボキシル基含有樹脂とエポキシ基含有
化合物とを含有する第2クリヤ塗料(C)を塗装するこ
とを特徴とする複層塗膜形成方法。 - 【請求項2】水酸基含有樹脂及びメラミン樹脂を含有す
る着色ベ−ス塗料(A)、同一分子中に水酸基及びエポ
キシ基を含有する樹脂、及びメラミン樹脂を含有する第
1クリヤ塗料(D)及びカルボキシル基含有樹脂とエポ
キシ基含有化合物とを含有する第2クリヤ塗料(C)を
塗装することを特徴とする複層塗膜形成方法。
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---|---|---|---|
JP31215798A JP4213796B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 複層塗膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31215798A JP4213796B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 複層塗膜形成方法 |
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JP4213796B2 JP4213796B2 (ja) | 2009-01-21 |
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ID=18025935
Family Applications (1)
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JP31215798A Expired - Lifetime JP4213796B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 複層塗膜形成方法 |
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JP (1) | JP4213796B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016165A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Mitsui Chemicals Inc | 繊維強化ポリアミド用塗工材 |
JP2010504401A (ja) * | 2006-09-22 | 2010-02-12 | ビー・エイ・エス・エフ、コーポレーション | 被覆組成物およびそれからの被膜系 |
JP2016137693A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | マツダ株式会社 | 加飾積層体 |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP31215798A patent/JP4213796B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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