JP2000134444A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000134444A
JP2000134444A JP10307019A JP30701998A JP2000134444A JP 2000134444 A JP2000134444 A JP 2000134444A JP 10307019 A JP10307019 A JP 10307019A JP 30701998 A JP30701998 A JP 30701998A JP 2000134444 A JP2000134444 A JP 2000134444A
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JP10307019A
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English (en)
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Minoru Nagata
稔 永田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送帯域幅が狭い場合にも正常通信可能なフ
ァクシミリ装置を得る。 【解決手段】 回線インタフェース部1は制御部3の制
御によりダイヤル信号の送出、及び交換機から電話回線
を介してのリンギング信号の検出を行う。モデム部2は
制御部3の制御により指示された変/復調方式にて、回
線インタフェース部1を通してデータの送受信を行う。
また、モデム部2は、勧告V.8とそれに続く勧告V.
34のプロトコルを自動的に実行する機能を持ち、その
実行ステータスを制御部3に通知する機能を有する。さ
らに、モデム部2は、回線特性を調査するラインプロー
ビングの結果を制御部3に通知する機能と、受信機側か
ら送信機側に対して勧告V.34にての通信ができない
ことを通知する機能と、受信機側から通知されたライン
プロービングの結果を制御部3に通知する機能とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
関し、特にファクシミリ通信方式の切り替え機能を有す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新しいファクシミリ通信方式であるIT
U−T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)勧告
(実質的には国際標準規格)(以下、ITU−Tを省略
して単に勧告と記す)V.34の変/復調方式を有する
ファクシミリ装置は、まず勧告V.8の手順にて送受信
(機)側相互の変/復調機能を確認し、勧告V.34の
変/復調方式の変復調機能が双方にある場合には、勧告
V.34にての通信が優先的に実行される。
【0003】勧告V.34の伝送速度は、2400bp
s〜28800bps(オプションで33600bp
s)まで2400bps刻みで定義されており、ライン
プロービングシーケンスにて回線特性を調査後、それに
続く高速モデムトレーニングシーケンス後のモデムパラ
メータ交換によって、最終的に速度が決定されて通信が
行われる。
【0004】ところが、勧告V.34にて通信を行う場
合、従来からファクシミリ装置にて使用されてきた変/
復調方式である勧告V.17、勧告V.29、勧告V.
27terにての通信とは異なり、その速度や変/復調
方式は勧告T.30に示される通信プロトコルの管理外
となる。このため、勧告V.34にての通信が開始され
るとその変/復調方式は勧告V.34に固定され、勧告
V.34にて可能な伝送速度でもって、最も回線特性に
適正であると判断された速度が選択されて通信が行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、勧告V.34
の最低の伝送速度である2400bpsにて通信する場
合であっても、そのシンボル速度は2400ボーであ
り、伝送帯域幅として400〜3000Hzを必要とす
る問題がある。すなわち、伝送帯域幅が狭く、勧告V.
27ter(必要伝送帯域幅900〜2700Hz)に
てのみ通信できるような回線を使用して通信する場合
に、正常な通信ができなくなるからである。
【0006】また、一度勧告V.34にての通信が開始
されると、他の変/復調方式に変更する手段が用意され
ていない問題がある。すなわち、伝送帯域幅が狭く、勧
告V.27terにてのみ通信できる回線を使用して通
信する場合であっても、一度勧告V.34にて通信が開
始されるとそのまま通信を続行する以外に手段がなく、
その結果正常な通信ができなくなるからである。
【0007】本発明の目的は、伝送帯域幅が狭い場合に
も正常な通信ができるファクシミリ装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるファクシミ
リ装置は、伝送回線の伝送帯域を検知する帯域検知手段
と、前記伝送帯域が第一の通信方式の伝送帯域を越えて
いる場合はこの第一の通信方式を採用し、前記伝送帯域
が前記第一の通信方式の伝送帯域に満たない場合は、前
記第一の通信方式よりも伝送帯域が狭い第二の通信方式
を採用する通信手段とを含むことを特徴とする。
【0009】また、前記帯域検知手段は、送信機側から
プロービング信号を送信し、受信機側にて前記伝送回線
の伝送帯域を検知して送信機側に検知結果を通知するこ
とを特徴とする。さらに、前記プロービング信号が、I
TU−T勧告V.34にて規定された信号であることを
特徴とする。さらにまた、前記第一の通信方式が、IT
U−T勧告V.34にて規定された通信方式であること
を特徴とする。さらに、前記第二の通信方式が、ITU
−T勧告V.27terにて規定された通信方式である
ことを特徴とする。
【0010】本発明の作用は次の通りである。勧告V.
34に示されるラインプロービングの結果、通信に使用
する回線の特性が勧告V.34の必要とする伝送帯域幅
を確保できない場合に、勧告V.34による通信を中断
し、変/復調方式を勧告V.27terに切り替えて通
信を成立させる。より具体的には、ファクシミリ通信に
必要なすべての変/復調方式と回線の特性をチェックし
てその結果を通知する手段と、通信のプロトコル及び装
置全体を制御する手段を有する。その結果、勧告V.3
4の変/復調方式のモデムを搭載したファクシミリ装置
において、伝送帯域幅が充分でない回線であっても、変
/復調方式を変更することにより通信を正常に完了する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるファクシ
ミリ装置の実施例の構成を示すブロック図である。図1
において、本発明によるファクシミリ装置は、一般の
(公衆)電話回線網(伝送回線)に接続する回線インタ
フェース部1、勧告V.34を含みファクシミリ通信に
必要なすべての変/復調方式を有するモデム部2、マイ
クロプロセッサを中心にデータの送受信、装置全体の制
御を行う制御部3により構成される。
【0012】特に、モデム部2においては、勧告V.3
4の手順を中断して勧告V.27terにての通信に移
行する手段として、ラインプロービングの結果を制御部
3に通知する機能と、勧告V.34に必要な帯域幅が確
保できないことを送信機(側)に通知する機能と、その
通知された結果を制御部3に通知する機能とが付加され
るものとする。
【0013】本発明の実施例の動作を図1,2により説
明する。図1において、回線インタフェース部1は制御
部3の制御によりダイヤル信号の送出及び交換機から電
話(伝送)回線を介してのリンギング信号の検出を行
う。モデム部2は制御部3の制御により指示された変/
復調方式にて、回線インタフェース部1を通してデータ
の送受信を行う。
【0014】また、モデム部2は、勧告V.8とそれに
続く勧告V.34のプロトコルを自動的に実行する機能
を持ち、その実行ステータスを制御部3に通知する機能
を有する。さらに、モデム部2は回線特性(伝送帯域)
を調査するラインプロービングの結果を制御部3に通知
する機能と、受信機側から送信機側に対して勧告V.3
4にての通信ができないことを通知する機能と、受信機
側から通知されたラインプロービングの結果を制御部3
に通知する機能とを有する。
【0015】制御部3は回線インタフェース部1とモデ
ム部3とを制御し、ファクシミリ通信のプロトコルを実
行する。勧告V.34通信時は、モデム部2のステータ
スを監視しながらデータの送受信制御を行う。送信機側
の制御部3は、回線インタフェース部1を制御してダイ
ヤル信号を電話(伝送)回線に送出し、モデム部2を勧
告V.8の動作モードに設定して受信機側からの応答を
待つ。
【0016】一方、受信機側においては、電話回線の交
換機からの呼び出し信号(リンギング信号)を回線イン
タフェース部1にて検出すると、その情報が制御部3に
通知され、回線インタフェース部1を制御して送信機側
との接続を行う。接続完了後、図2に示すように、受信
機側の制御部3はモデム部2を制御して勧告V.8の動
作モードに設定し、勧告V.8に規定されるANS(ア
ンサ;応答)am信号(トーン信号であって、2100
Hzの正弦波を16Hzの正弦波にて振幅変調した信
号;シーケンス27)の送信を指示する。送信機側のモ
デム部2はANSam信号の検出により、CM信号を送
出(シーケンス21)し、勧告V.8の手順が実行され
る(シーケンス21,22,28)。
【0017】この手順により、双方の装置が有している
変/復調方式のネゴシエーションを行い、双方に勧告
V.34の変/復調能力がある場合には、モデム部2は
送信側、受信側ともに自動的に勧告V.34のラインプ
ロービング手順に突入する。ラインプロービング手順に
おいては、最初に行うINFO0c(シーケンス23)
とINFO0a(シーケンス29)とにより双方の勧告
V.34能力のパラメータを通知後、トーン信号を送受
信(シーケンス24,30)し、プロービング信号の送
受信(シーケンス25)へと移行する。
【0018】プロービング信号は、150〜3750H
zの周波数を150Hz毎に分割したトーン信号群を合
成した信号であり、送信機側のモデム部2から回線イン
タフェース1を介して送信し、受信機側においては回線
インタフェース部1から入力されたプロービング信号を
モデム部2にてチェックし、その伝送経路の回線特性を
判断してINFOh(シーケンス31)として送信機側
に通知するものである。この結果によりシンボル速度が
決定され、勧告V.34に規定される高速等化器トレー
ニングシーケンスヘと移行する(従来は、帯域幅が不足
する場合でも最低のシンボル速度である2400sp
s;毎秒シンボル数が選択されて動作する)。
【0019】プロービング信号のチェック結果が不的確
であると判断(3000Hz以上の信号が検出できなか
った、あるいは600Hz以下の信号が検出できなかっ
た等)された場合、受信機側のモデム部2はその旨を制
御部3に通知する。また、INFOhによって、送信機
に通知(INFOhにてのビットアサインはシンボル速
度を通知するシーケンス27〜29の未定義の値をアサ
インする)する。
【0020】結果を通知された制御部3はモデム部2の
変/復調方式を勧告V.21に設定し、一定時間の遅延
後、勧告T.30に示されるディジタル識別信号(DI
S)の送信をモデム部2を制御して行う(シーケンス3
2)。このときのDISは変/復調方式の宣言(DIS
のbitll〜14)を勧告V.27terとなるよう
構成する。
【0021】一方、送信機側においては、受信機側から
のINFOhによって勧告V.34に不適切な回線であ
ることを通知された場合、モデム部2はその旨を制御部
3に通知する。制御部3はその結果を受けて、モデム部
2を勧告V.21の変/復調方式に設定し、受信機側か
らのDISが受信されるのを待つ。そして、回線インタ
フェース部1を介してモデム部2が変調して制御部3に
渡されたデータがDISであれば、制御部3はその内容
を解析し、受信機能力に合わせたディジタル送信コマン
ド(DCS)をモデム部2を制御して送信する(シーケ
ンス33)。
【0022】以降は勧告T.30に示される手順にてフ
ァクシミリのメッセージ送信動作を行うように制御す
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、勧告V.
34の通信に必要な帯域(幅)を確保できない回線(伝
送経路)においても、通信を正常に完了させることがで
きる効果がある。すなわち、モデム部にラインプロービ
ングの結果を制御部に通知する機能、送信機に対しIN
FOhにて勧告V.34の通信が不可能であることを通
知する機能、INFOhにて勧告V.34の通信が不可
能であることを通知された場合にその旨を制御部に通知
する機能を付加し、制御部によって勧告V.34から勧
告T.30に記載される従来のファクシミリの手順に遷
移するように制御可能としたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のシーケンス図である。
【符号の説明】
1 回線インタフェース部 2 モデム 3 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送回線の伝送帯域を検知する帯域検知
    手段と、前記伝送帯域が第一の通信方式の伝送帯域を越
    えている場合はこの第一の通信方式を採用し、前記伝送
    帯域が前記第一の通信方式の伝送帯域に満たない場合
    は、前記第一の通信方式よりも伝送帯域が狭い第二の通
    信方式を採用する通信手段とを含むことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記帯域検知手段は、送信機側からプロ
    ービング信号を送信し、受信機側にて前記伝送回線の伝
    送帯域を検知して送信機側に検知結果を通知することを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記プロービング信号が、ITU−T勧
    告V.34にて規定された信号であることを特徴とする
    請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記第一の通信方式が、ITU−T勧告
    V.34にて規定された通信方式であることを特徴とす
    る請求項1,2あるいは3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記第二の通信方式が、ITU−T勧告
    V.27terにて規定された通信方式であることを特
    徴とする請求項1,2,3あるいは4記載のファクシミ
    リ装置。
JP10307019A 1998-10-28 1998-10-28 ファクシミリ装置 Withdrawn JP2000134444A (ja)

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Effective date: 20060110