JP3511839B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3511839B2
JP3511839B2 JP07242197A JP7242197A JP3511839B2 JP 3511839 B2 JP3511839 B2 JP 3511839B2 JP 07242197 A JP07242197 A JP 07242197A JP 7242197 A JP7242197 A JP 7242197A JP 3511839 B2 JP3511839 B2 JP 3511839B2
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佳博 前井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に係
り、具体的にはITU−T勧告V.8及びV.34に準
じた通信手順に基づいて通信を行う機能を有する通信端
末装置に関する。
【0002】なお、ITU−Tとは、International Te
lecommunications Union−Telecommunications Standar
dization Sector 、即ち国際電気通信連合の電気通信標
準化部門を意味する。ITU−T勧告V.8は一般交換
電話網におけるデータ伝送のセッション開始手順につい
て、ITU−T勧告V.34は一般交換電話網及び2線
式ポイントツウポイント電話形専用回線で使用する28
800bit/sまでのデータ信号速度で動作するモデ
ムに関する規格をそれぞれ、定めている。
【0003】また、当明細書では、以下の各種信号につ
いては、対応する略語にて表記する。
【0004】
【表1】
【0005】さらに、上記信号のうちITU−T勧告
V.8に定義された信号について説明する。
【0006】変形応答トーン(ANSam信号)は、振
幅変調を施した2100ヘルツの余弦信号である。より
詳しくは、2100±1ヘルツの余弦波形信号が450
±25ミリ秒間隔で位相が反転され、さらに15±0.
1ヘルツの余弦波形で振幅変調されたものである。変調
された波形の包絡線の振幅は、その長時間平均振幅が
(0.8±0.01)から(1.2±0.01)の範囲
でなければならない。
【0007】起呼メニュー信号(CM信号)は、発呼し
た側の通信端末装置(発呼局)から送信される信号で、
主に発呼局で利用可能な変調方式を表示するために使用
される。このCM信号は、勧告V.21で定義された低
域チャネルV.21(L)により変調された300bp
sの反復ビット列で構成される。より詳しく説明する
と、1つのCM信号は、10個の「1」とそれに続く1
0ビットの同期符号とで始まり、CM信号の中の最初の
情報カテゴリでは、要望されている起呼機能が所定の起
呼機能カテゴリに準拠して表示される。更に、CM信号
は、発呼局で使用可能な変調モードを示す1つ又はそれ
以上のオクテットを含んでいなければならない。
【0008】共通メニュー信号(JM信号)は、着呼し
た側の通信端末装置(応答局)から送信される信号で、
主に発呼局及び応答局で共通して利用可能な変調方式を
表示するために使用される。このJM信号は、勧告V.
21で定義された高域チャネルV.21(H)により変
調された300bpsの反復ビット列で構成される。よ
り詳しく説明すると、1つのJM信号は、10個の
「1」とそれに続く10ビットの同期符号とで始まり、
JM信号の中の最初の情報カテゴリでは、受信したCM
信号と同一の起呼機能が表示される。但し、その起呼機
能が応答局で使用不可である場合は、JM信号では異な
った起呼機能を表示しても良い。また、JM信号は、C
M信号で表示された変調モードであると同時に該CM信
号で表示された起呼機能に関連して使用する変調モード
の中で、応答局で使用可能な全ての変調モードを表示す
るオクテットを含んでいなければならない。
【0009】CM終端子(CJ信号)は、JM信号を検
出した確認及びCM信号の終了を示す信号である。この
CJ信号は、300bpsのV.21(L)で変調さ
れ、スタートビット及びストップビットを含んだ連続す
る3つの全て「0」のオクテットで構成される。
【0010】起呼表示信号(CI信号)は、発呼局から
一般通信機能を示すために送信される信号であり、発呼
局から規則的なオン/オフ間隔で送信される。オン期間
は、少なくとも3つ以上のCI信号を含み、かつ持続時
間は2.0秒以下でなくてはならない。オフ期間は、そ
の持続時間が0.4秒以上2.0秒以下でなくてはなら
ない。1つのCI信号は、10個の「1」とそれに続く
10ビットの同期符号と起呼機能オクテットとで構成さ
れる。なお、オン期間の信号は、勧告V.21で定義さ
れた低域チャネルV.21(L)により変調された30
0bpsの反復ビット列で構成される。
【0011】
【従来の技術】従来よりITU−Tにおいて、勧告V.
32(9600bps、までの2線式全二重モデムの規
格)の機能拡張として、14400bpsを超える28
800bpsまでの2線式全二重/半二重モデムの規格
が勧告V.34として定められている。その後、ITU
−T勧告V.34をファクシミリ装置の通信手順に応用
する規格として、ITU−T勧告T.30 ANNEXFが定
められた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ITU−T勧告T.3
0 ANNEXFで定められた通信手順のうち通信開始時には
相手局の通信機能等を認識するためのネットワークイン
ターラクション(フェーズ1)が行われる。ITU−T
勧告T.30 ANNEXFではネットワークインターラクシ
ョンにおいて、応答局でJM信号を送出中に発呼局から
送られるべきCJ信号を受信できない場合には発呼局と
応答局は次のように動作する。すなわち、図16に示す
ように回線接続後、発呼局は、応答局からANSam信
号を受信した後、CM信号を送出し、応答局からJM信
号を受信した後、CJ信号を所定回数、送出し、その後
に次の通信手順であるラインプロービングに移行する
が、応答局とのネゴシエーションが不成立となるため、
通信回線との接続を断とするように動作する。
【0013】他方、応答局は、ANSam信号を発呼局
に送信後、着呼した時点から時間T1が経過するまでJ
M信号を送出し、この間に発呼局からCJ信号を受信し
ない場合には時間T1がタイムアウトになった時点で通
信回線との接続を断とするように動作する。
【0014】このようにITU−T勧告T.30 ANNEX
Fで定められた通信手順に従って通信を行った場合に応
答局でJM信号を送出中に発呼局から送られるべきCJ
信号を受信できない場合には発呼局と応答局との間の通
信が中断してしまうという問題があった。
【0015】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、ITU−T勧告V.8及びV.34に準
じた通信手順に基づいて通信を行う機能を有する通信端
末装置において、JM信号を送出中に発呼局から送られ
るべきCJ信号を受信できない場合であっても通信を継
続することができる通信端末装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、ITU−T勧告V.8及び
V.34に準じた通信手順に基づいて通信を行う機能を
有する通信端末装置であって、発呼局との通信中にキャ
リアダウンを検出するキャリアダウン検出手段と、発呼
局に対し共通メニュー信号送出中に前記キャリアダウン
検出手段によりキャリアダウンが検出された場合に通信
手順をラインプロービングフェーズに移行させる制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0017】上記構成の通信端末装置では共通メニュー
信号を送出中に、共通メニュー信号を受信した確認及び
起呼メニュー信号の終了を示す信号であるCM終端子信
号の受信と共に、発呼局から送信されるキャリアのキャ
リアダウンを検出し、キャリアダウンが検出された場合
には通信手順をラインプロービングに移行させる。
【0018】請求項1に記載の発明によれは、発呼局か
ら送出されるキャリアがキャリアダウンした場合であっ
てもITU−T勧告T.30 ANNEXFに基づいて通信を
継続することができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】更に請求項に記載の発明は、ITU−T
勧告V.8及びV.34に準じた通信手順に基づいて通
信を行う機能を有する通信端末装置であって、ラインプ
ロービングフェーズの通信手順が開始される際に発呼局
から送出されるラインプロービング信号を検出するライ
ンプロービング信号検出手段と、発呼局に対し共通メニ
ュー信号送出中に前記ラインプロービング信号検出手段
によりラインプロービング信号が検出された場合に通信
手順をラインプロービングフェーズに移行させる制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0023】上記構成の通信端末装置では、共通メニュ
ー信号を送出中に、共通メニュー信号を受信した確認及
び起呼メニュー信号の終了を示す信号であるCM終端子
信号の受信と共に、発呼局がネットワークインタラクシ
ョンから次の通信手順であるラインプロービングに移行
した際に最初に発呼局より送出されるラインプロービン
グ信号の検出動作を行い、ラインプロービング信号が検
出された場合には通信手順をラインプロービングに移行
させる。
【0024】請求項に記載の発明によれば、発呼局か
ら送出されるべきCM終端子信号が受信できない場合で
あってもITU−T勧告T.30 ANNEXFに基づいて通
信を継続することができる。
【0025】また請求項に記載の発明は、ITU−T
勧告V.8及びV.34に準じた通信手順に基づいて通
信を行う機能を有する通信端末装置であって、発呼局よ
り起呼メニュー信号を受信した時点で起動され設定時間
のタイムアウトにより共通メニュー信号の送出時間を規
定する共通メニュー信号送出タイマと、発呼局に対し共
通メニュー信号送出中に前記共通メニュー信号送出タイ
マがタイムアウトした場合に通信手順をラインプロービ
ングフェーズに移行させる制御手段と、を有することを
特徴とする。
【0026】上記構成の通信端末装置では、発呼局から
送出される起呼メニュー信号を検出した時点で共通メニ
ュー信号の送出時間を規定する共通メニュー信号送出タ
イマを起動し、発呼局に対し共通メニュー信号送出中に
共通メニュー信号を受信した確認及び起呼メニュー信号
の終了を示す信号であるCM終端子信号を受信すると共
に共通メニュー信号送出タイマのタイムアウトの監視を
行い、共通メニュー信号送出タイマがタイムアウトした
場合に通信手順をラインプロービングに移行させる。
【0027】請求項に記載の発明によれば、発呼局か
ら送出されるべきCM終端子信号が受信できない場合で
あってもITU−T勧告T.30 ANNEXFに基づいて通
信を継続することができる。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0032】[ファクシミリ装置の全体構成]図1に
は、本発明の実施の形態に係る通信端末装置の一例とし
て、ファクシミリ装置10の全体構成が示されている。
このファクシミリ装置10は、ファクシミリ装置10全
体の制御処理を行うCPU12、制御プログラム実行時
に使用するワークエリアとしてのRAM14、ファクシ
ミリ装置10を操作するための表示部及び操作スイッチ
等が設けられた操作表示装置16、送信原稿を読取る読
取装置18、受信画情報等を印刷して出力する印字装置
20、符号化・復号化・拡大・縮小等の画像処理を行う
画像処理装置22、送信または受信する画情報やファイ
ルを格納する蓄積装置24、ファクシミリ装置10全体
を制御するプログラムを記憶したROMで構成されたシ
ステム制御プログラム記憶部28、アナログ網(例え
ば、G3)に適した通信を制御するためのプログラムを
記憶したROMから構成された通信制御プログラム記憶
部30、ITU−T勧告V.8,V.34,V.17,
V.29,V.21に準じた通信手順に基づいて通信を
行う機能を有するモデム(変復調装置)32、ファクシ
ミリ装置10をアナログ網へ接続するための網制御装置
34を備えている。
【0033】CPU12、RAM14、操作表示装置1
6、読取装置18、印字装置20、画像処理装置22、
蓄積装置24、システム制御プログラム記憶部28及び
通信制御プログラム記憶部30はシステムバス26によ
り相互に接続されている。
【0034】また、通信制御プログラム記憶部30は、
モデム(変復調装置)32を介して網制御装置34と相
互に接続されている。
【0035】本発明の各実施の形態では、応答局として
のファクシミリ装置10が相手局とITU−T勧告V.
8及びV.34に準じた通信手順に基づいて通信を行う
際に、着呼した時点から時間T1が経過するまでの時間
を計測するT1タイマ及び発呼局からCM信号を受信し
た時点からJM信号の送出を終了するまでの時間T(時
間Tは時間T1より短い時間、例えば、15秒に設定さ
れる。)を計測するJM信号送出タイマのタイマ機能
を、本発明の各実施の形態では通信制御プログラム記憶
部30に記憶されたプログラムによりソフトタイマとし
て実現しているが、これに限らず、ハードウェアで実現
するようにしてもよい。
【0036】更に本発明の各実施の形態では応答局とし
てのファクシミリ装置10が発呼局からのキャリアダウ
ンを検出するキャリアダウン検出手段及びラインプロー
ビング信号を検出するラインプロービング信号検出手段
の各機能を、モデム32の機能を利用して通信制御プロ
グラム記憶部30に記憶されたプログラムの実行により
実現しているが、ハードウェアで実現するようにしても
よい。
【0037】[ITU−T勧告T.30 ANNEXFの基本
的な通信手順の概要]次に、ITU−T勧告T.30 A
NNEXFの基本的な通信手順の概要を説明する。図2に
は、T.30 ANNEXFの基本的な通信手順が示されてお
り、中心線の左側には発呼局から応答局へ送出される信
号が、中心線の右側には応答局から発呼局へ送出される
信号が、それぞれ時系列に沿って上から順に示されてい
る。
【0038】この図2には、通信開始時の手順、画情報
の伝送時の手順、及び通信終了時の手順が網羅されてい
る。このうち通信開始時の手順は、相手側端末の機能等
を認識するためのネットワークインタラクション(フェ
ーズ1)、発呼局と応答局との間に設定された通信回線
の状態を把握するためのラインプロービング(フェーズ
2)、モデムに内蔵された等化器のトレーニングを行う
プライマリーチャネル等化器トレーニング(フェーズ
3)、モデムの性能情報等を交換しデータ信号速度の設
定等を行うモデムパラメータ交換(フェーズ4)、画情
報の伝送に先立ち制御チャネルデータの交換等を行う
T.30ファクシミリハンドシェーク(フェーズ5)、
画情報の伝送に先立ちプライマリーチャネルを再度同期
させるプライマリーチャネルの再同期(フェーズ6)の
各フェーズにより構成される。
【0039】ラインプロービング(フェーズ2)では、
最初にモデム能力等を示す信号INFO0a,INFO
0cがそれぞれ、応答局、発呼局より送出されることに
より開始する。
【0040】なお、このうちネットワークインタラクシ
ョンでは、V.8に準じた動作が行われ、次のラインプ
ロービング以降ではV.34の半2重動作モードに基づ
く動作が行われる。
【0041】ここで、図3、図4を用いて、本発明に関
連するネットワークインタラクション(フェーズ1)の
基本的な通信手順を詳細に説明する。
【0042】発呼局は、ダイヤルした(図3のステップ
102)後、応答局からの信号を待つ(ステップ10
4)。ここで受信した信号がANSam信号である場合
(ステップ106で肯定された場合)、予め規定された
Te秒間(0.5秒以上)の無音期間(ステップ108)
に続いて、発呼局の通信能力情報(例えば、V.34手
順の実行能力を有するか否か等)を含むCM信号を応答
局へ送出する(ステップ110)。このCM信号は、予
め規定されたT1時間を上限として、後述するCJ信号
の送出時まで複数回送出される。
【0043】このCM信号の送出開始後、発呼局は応答
局からANSam信号に続いてJM信号を受信する。こ
のJM信号は、上記CM信号で表された通信能力のうち
応答局でも実行可能な通信能力の情報を含んでおり、応
答局から複数回送出されてくる。発呼局は、このJM信
号を受信することで、発呼局と応答局とで共通の通信能
力を認識することができる。
【0044】発呼局は、同一のJM信号を2回以上受信
すると(ステップ112で肯定されると)、CM信号の
終了を示すCJ信号を応答局へ送出する(ステップ11
4)。ここで、発呼局では、CJ信号を3オクテット送
出した(ステップ116で肯定された)後、75±5ミ
リ秒の無音期間(ステップ118)に続いて、V.34
手順の実行フェーズ(ラインプロービング(フェーズ
2)以降のフェーズ)に移行する(ステップ120)。
【0045】なお、ステップ104で受信された信号が
ANSam信号以外の信号(例えば、CED信号やプリ
アンブル)である場合(即ち、ステップ106で否定さ
れた場合)は、その後送出されてくる低速(例えば30
0bps)のNSF/DIS信号を受信して解析する
(ステップ122)。ここで、DIS信号におけるV.
8能力有無を示す所定のビットに基づいて、応答局が
V.8能力を有しているか否かを判定する(ステップ1
24)。
【0046】ここで、応答局がV.8能力を有していな
い場合はT.30バイナリ手順へ移行する(ステップ1
30)。一方、応答局がV.8能力を有している場合は
応答局へCI信号を送出した(ステップ126)後、再
びANSam信号の受信待ちを行う(ステップ12
8)。そして、ANSam信号を受信すると、ステップ
108へ進み、以後上記と同様の手順を実行する。
【0047】一方の応答局は、着呼した(図4のステッ
プ202)後、最低200ミリ秒の無音期間(ステップ
204)に続いて、ANSam信号を発呼局へ送出する
(ステップ206)。但し、この時点では図5に示す
T.30バイナリ手順に従ってCED信号、プリアンブ
ル、低速(例えば300bps)のNSF/DIS信号
を発呼局へ送出するケースもある。
【0048】その後、発呼局からのCM信号又はCI信
号の受信待ちを行う(ステップ208、220)。そし
て、応答局は、同一のCM信号を2回以上受信すると
(ステップ210で肯定されると)、応答局へJM信号
を送出する(ステップ212)。このJM信号は、予め
規定されたT1時間を上限として、後述するCJ信号を
3オクテット受信するまで複数回送出される。
【0049】このJM信号の送出開始後、応答局は発呼
局からCM信号に続いてCJ信号の受信待ちに入る(ス
テップ214)。ここでCJ信号を3オクテット受信す
ると(ステップ214で肯定されると)、応答局は75
±5ミリ秒の無音期間(ステップ216)に続いて、
V.34手順の実行フェーズ(ラインプロービング(フ
ェーズ2)以降のフェーズ)に移行する(ステップ21
8)。
【0050】なお、ステップ208、220において、
所定時間(例えば、許容ANSam信号送出時間Tr秒
(具体的には5±1秒))内にCM信号もCI信号も受
信できなかった場合(即ち、ステップ224で肯定され
た場合)は、T.30バイナリ手順へ移行する(ステッ
プ226)。
【0051】但し、CI信号を受信した場合はANSa
m信号を再度送出し(ステップ222)、ステップ20
8のCM信号の受信待ちに戻る。
【0052】次に本発明の第1の実施の形態に係る通信
端末装置のネットワークインタラクションにおける通信
手順について図6及び図11を参照して説明する。本発
明の第1の実施の形態に係る通信端末装置は、図6のシ
ーケンス図に示すように、応答局でJM信号を送出中
に、発呼局から送られるべきJM信号を受信した確認及
びCM信号の終了を示す信号であるCJ信号の受信と共
に、発呼局から送信されるキャリアのキャリアダウンを
検出し、キャリアダウンが検出された場合には通信手順
をラインプロービングに移行させるようにしている。以
下、図11のフローチャートを参照して具体的に説明す
る。同図において、応答局としてのファクシンミリ装置
10は着呼すると(ステップ302)、T1タイマを起
動すると共に(ステップ304)、ANSam信号を発
呼局に送出する(ステップ306)。
【0053】発呼局から発呼局の通信能力情報を含むC
M信号を受信すると(ステップ308)、発呼局に対し
てJM信号を送出する(ステップ310)。次に発呼局
から送出されたCJ信号が受信された場合、すなわちス
テップ312で「Yes」と判定された場合には次のラ
インプロービングに移行し、ITU−T勧告T.30AN
NEXFに基づいて、すなわちITU−T勧告V.34に
基づいて通信が行われる(ステップ314、316)。
【0054】発呼局から送出されたCJ信号が受信され
ない場合、すなわちステップ312で「No」と判定さ
れた場合には、ステップ318でキャリアダウンが検出
されたか否かが判定される。ステップ318でキャリア
ダウンが検出された場合には通信手順はラインプロービ
ングに移行し、ITU−T勧告T.30 ANNEXFに基づ
いて通信が行われる(ステップ314、316)。
【0055】またステップ318でキャリアダウンが検
出されない場合にはステップ320でT1タイマが起動
されてから時間T1が経過したか否かが判定され、時間
T1が経過した場合には、通信を終了し(ステップ32
2)、時間T1が経過してない場合にはステップ310
に戻り、上述したステップ310以降の通信手順を行
う。
【0056】本発明の第1の実施の形態に係る通信端末
装置では、JM信号を送出中に、JM信号を受信した確
認及びCM信号の終了を示す信号であるCJ信号の受信
と共に、発呼局から送信されるキャリアのキャリアダウ
ンを検出し、キャリアダウンが検出された場合には通信
手順をラインプロービングに移行させるようにしたの
で、発呼局から送出されるキャリアがキャリアダウンし
た場合であってもITU−T勧告T.30 ANNEXFに基
づいて通信を継続することができる。
【0057】次に参考例1に係る通信端末装置のネット
ワークインタラクションにおける通信手順について図7
及び図12を参照して説明する。参考例1に係る通信端
末装置は、図7のシーケンス図に示すように、応答局で
JM信号を送出中に、発呼局から送られるべきJM信号
を受信した確認及びCM信号の終了を示す信号であるC
J信号の受信と共に、発呼局から送信されるキャリアの
キャリアダウンを検出し、キャリアダウンが検出された
場合には通信手順をITU−T勧告V.21に基づく通
信モードに移行させる(プリアンブル及び、被呼端末が
ITU−T標準の受信機能を有することを示すDIS信
号を送出して通常のT.30バイナリ手順に移行させ
る)ようにしている。
【0058】以下、図12のフローチャートを参照して
具体的に説明する。同図において、応答局としてのファ
クシンミリ装置10が着呼した後、ITU−T勧告T.
30ANNEXFに基づく通信手順が通常に行われ、終了す
るステップ302〜316及びT1タイマがタイムアウ
トした時に通信終了とするステップ320、322の処
理は図11に示した第1の実施の形態に係る通信端末装
置の場合と同様であるので重複する説明は省略する。図
12において、発呼局から送出されたCM信号を受信し
た後、発呼局に対しJM信号を送出し、発呼局から送ら
れるべきJM信号を受信した確認及びCM信号の終了を
示す信号であるCJ信号を受信されなかった場合には
(ステップ308〜312)、ステップ318で発呼局
から送信されるキャリアのキャリアダウンが検出された
か否かが判定される。発呼局から送信されるキャリアの
キャリアダウンの検出は応答局であるファクシミリ装置
10がJM信号を送出中に、CJ信号の受信と共に行わ
れる。ステップ318でキャリアダウンが検出された場
合にはプリアンブルと共に被呼端末がITU−T標準の
受信機能を有することを示すDIS信号を送出してV.
21モードの通常のT.30バイナリ手順に移行する
(ステップ424、426)。
【0059】またステップ318でキャリアダウンが検
出されない場合にはステップ320に移行し、図11に
示した第1の実施の形態と同様に既述した処理を行う
(ステップ320、322、310)参考例1に係る通
信端末装置では、JM信号を送出中に、JM信号を検出
した確認及びCM信号の終了を示す信号であるCJ信号
の受信と共に、発呼局から送信されるキャリアのキャリ
アダウンを検出し、キャリアダウンが検出された場合に
は通信手順を勧告V.21に準じた通信手順である通常
のT.30バイナリ手順に移行させるようにしたので、
発呼局から送出されるキャリアがキャリアダウンした場
合であっても、勧告V.21に準じた通信手順である通
常のT.30バイナリ手順に基づいて通信を継続するこ
とができる。
【0060】次に本発明の第の実施の形態に係る通信
端末装置のネットワークインタラクションにおける通信
手順について図8及び図13を参照して説明する。本発
明の第3の実施の形態に係る通信端末装置は、図8のシ
ーケンス図に示すように、応答局でJM信号を送出中
に、発呼局から送られるべきJM信号を受信した確認及
びCM信号の終了を示す信号であるCJ信号の受信と共
に、発呼局がネットワークインタラクションから次の通
信手順であるラインプロービングに移行した際に最初に
発呼局より送出されるラインプロービング信号であるI
NFO00信号の検出動作を行い、ラインプロービング
信号が検出された場合には通信手順をラインプロービン
グに移行させるようにしている。
【0061】以下、図13のフローチャートを参照して
具体的に説明する。同図において、応答局としてのファ
クシンミリ装置10が着呼した後、ITU−T勧告T.
30ANNEXFに基づく通信手順が通常に行われ、終了す
るステップ302〜316及びT1タイマがタイムアウ
トした時に通信終了とするステップ320、322の処
理は図11に示した第1の実施の形態に係る通信端末装
置の場合と同様であるので重複する説明は省略する。図
13において、発呼局から送出されたCM信号を受信し
た後、発呼局に対しJM信号を送出し、発呼局から送ら
れるべきJM信号を受信した確認及びCM信号の終了を
示す信号であるCJ信号が受信されなかった場合には
(ステップ308〜312)、ステップ428で発呼局
がネットワークインタラクションから次の通信手順であ
るラインプロービングに移行した際に最初に発呼局より
送出されるラインプロービング信号INFO00が検出
されたか否かが判定される。ここでラインプロービング
信号INFO00は、図2に示すようにITU−T勧告
T.30 ANNEXFに基づく通信手順のうちラインプロー
ングで発呼局からINFO0c,応答局からINFO0
aとして最初に通信回線に送出される信号である。
【0062】ステップ428でラインプロービング信号
INFO00(INFO0cに相当する。)が検出され
た場合には通信手順はラインプロービングに移行し、I
TU−T勧告T.30 ANNEXFに基づいて通信が行われ
る(ステップ314、316)。
【0063】またステップ428でラインプロービング
信号INFO00(INFO0cに相当する。)が検出
されない場合にはステップ320に移行し、図11に示
した第1の実施の形態と同様に既述した処理を行う(ス
テップ320、322、310)本発明の第の実施の
形態に係る通信端末装置では、JM信号を送出中に、J
M信号を受信した確認及びCM信号の終了を示す信号で
あるCJ信号の受信と共に、発呼局がネットワークイン
タラクションから次の通信手順であるラインプロービン
グに移行した際に最初に発呼局より送出されるラインプ
ロービング信号の検出動作を行い、ラインプロービング
信号が検出された場合には通信手順をラインプロービン
グに移行させるようにしたので、発呼局から送出される
べきCJ信号が受信できない場合であってもITU−T
勧告T.30 ANNEXFに基づいて通信を継続することが
できる。
【0064】次に本発明の第の実施の形態に係る通信
端末装置のネットワークインタラクションにおける通信
手順について図9及び図14を参照して説明する。本発
明の第の実施の形態に係る通信端末装置は、図9のシ
ーケンス図に示すように、発呼局から送出されるCM信
号を受信した時点でJM信号の送出時間を規定するJM
信号送出タイマを起動し、発呼局に対しJM信号送出中
にJM信号を受信した確認及びCM信号の終了を示す信
号であるCJ信号を受信すると共にJM信号送出タイマ
のタイムアウトの監視を行い、JM信号送出タイマがタ
イムアウトした場合に通信手順をラインプロービングに
移行させるようにしている。
【0065】以下、図14のフローチャートを参照して
具体的に説明する。同図において、応答局としてのファ
クシンミリ装置10が着呼した後、ITU−T勧告T.
30ANNEXFに基づく通信手順が通常に行われ、終了す
るステップ302〜316(ステップ430を除く)及
びT1タイマがタイムアウトした時に通信終了とするス
テップ320、322の処理は図11に示した第1の実
施の形態に係る通信端末装置の場合と同様であるので必
要な部分を除いて重複する説明は省略する。
【0066】図14において、発呼局から送出されたC
M信号を受信した時点(ステップ308)でJM信号送
出タイマが起動される(ステップ430)。ここで応答
局から送出されるJM信号の送出時間を規定するJM信
号送出タイマの設定時間T2はT1タイマの設定時間T
1より短い時間(例えば、15秒)に設定される。
【0067】JM信号送出タイマが起動された後、発呼
局に対しJM信号が送出し、発呼局から送られるべきJ
M信号を受信した確認及びCM信号の終了を示す信号で
あるCJ信号が受信されたか否かが判定される(ステッ
プ310、312)。CJ信号が受信された場合にはラ
インプロービングに移行し、ITU−T勧告T.30AN
NEXFに基づいて、すなわちITU−T勧告V.34に
基づいて通信が行われる(ステップ314、316)。
【0068】一方、ステップ312でCJ信号が受信さ
れないと判定された場合にはステップ432でJM信号
送出タイマがタイムアウトしたか否かが判定される。J
M信号送出タイマがタイムアウトした場合には通信手順
は ラインプロービングに移行し、ITU−T勧告T.
30 ANNEXFに基づいて通信が行われる(ステップ31
4、316)。
【0069】またステップ432でJM信号送出タイマ
がタイムアウトしてない場合には、T1タイマがタイム
アウトしたが否かにより既述した処理が行われる(ステ
ップ320、322、310)。
【0070】本発明の第の実施の形態に係る通信端末
装置では、発呼局から送出されるCM信号を受信した時
点でJM信号の送出時間を規定するJM信号送出タイマ
を起動し、発呼局に対しJM信号送出中にJM信号を受
信した確認及びCM信号の終了を示す信号であるCJ信
号を受信すると共にJM信号送出タイマのタイムアウト
の監視を行い、JM信号送出タイマがタイムアウトした
場合に通信手順をラインプロービングに移行させるよう
にしたので、発呼局から送出されるべきCJ信号が受信
できない場合であってもITU−T勧告T.30 ANNEX
Fに基づいて通信を継続することができる。
【0071】次に参考例2に係る通信端末装置のネット
ワークインタラクションにおける通信手順について図1
0及び図15を参照して説明する。参考例2に係る通信
端末装置は、図10のシーケンス図に示すように、発呼
局から送出されるCM信号を検出した時点でJM信号の
送出時間を規定するJM信号送出タイマを起動し、発呼
局に対しJM信号送出中にJM信号を受信した確認及び
CM信号の終了を示す信号であるCJ信号を受信すると
共にJM信号送出タイマのタイムアウトの監視を行い、
JM信号送出タイマがタイムアウトした場合に通信手順
をITU−T勧告V.21に基づく通信モードに移行さ
せるようにしている。
【0072】以下、図15のフローチャートを参照して
具体的に説明する。同図において、応答局としてのファ
クシンミリ装置10が着呼した後、ITU−T勧告T.
30ANNEXFに基づく通信手順が通常に行われ、終了す
るステップ302〜316(ステップ430を除く)及
びT1タイマがタイムアウトした時に通信終了とするス
テップ320、322の処理は図11に示した第1の実
施の形態に係る通信端末装置の場合と同様であるので必
要な部分を除いて重複する説明は省略する。
【0073】図15において、発呼局から送出されたC
M信号を受信した時点(ステップ308)でJM信号送
出タイマが起動される(ステップ430)。ここで応答
局から送出されるJM信号の送出時間を規定するJM信
号送出タイマの設定時間TはT1タイマの設定時間T1
より短い時間(例えば、15秒)に設定される。
【0074】JM信号送出タイマが起動された後、発呼
局に対しJM信号を送出し、発呼局から送られるべきJ
M信号を受信した確認及びCM信号の終了を示す信号で
あるCJ信号が受信されたか否かが判定される(ステッ
プ310、312)。CJ信号が受信された場合には通
信手順はラインプロービングに移行し、ITU−T勧告
T.30 ANNEXFに基づいて通信が行われる(ステップ
314、316)。
【0075】一方、ステップ312でCJ信号が受信さ
れないと判定された場合にはステップ432でJM信号
送出タイマがタイムアウトしたか否かが判定される。J
M信号送出タイマがタイムアウトした場合にはプリアン
ブルと共に被呼端末がITU−T標準の受信機能を有す
ることを示すDIS信号を送出してV.21モードの通
常のT.30バイナリ手順に移行する(ステップ42
4、426)。
【0076】またステップ432でJM信号送出タイマ
がタイムアウトしてない場合には、T1タイマがタイム
アウトしたが否かにより既述した処理が行われる(ステ
ップ320、322、310)。
【0077】参考例2に係る通信端末装置では、発呼局
から送出されるCM信号を検出した時点でJM信号の送
出時間を規定するJM信号送出タイマを起動し、発呼局
に対しJM信号送出中にJM信号を受信した確認及びC
M信号の終了を示す信号であるCJ信号を受信すると共
にJM信号送出タイマのタイムアウトの監視を行い、J
M信号送出タイマがタイムアウトした場合に通信手順を
V.21モードの通常のT.30バイナリ手順に移行さ
せるようにしたので、発呼局から送出されるべきCJ信
号が受信できない場合であってもV.21モードの通常
のT.30バイナリ手順に基づいて通信を継続すること
ができる。
【0078】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ITU−T勧告V.8及びV.34に準じた通信手順に
基づいて通信を行う機能を有する通信端末装置におい
て、共通メニュー信号を送出中に発呼局から送られるべ
きCM終端子信号を受信できない場合であっても通信を
継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるファクシミリ装置の全体構
成を示すブロック図。
【図2】ITU−T勧告V.8及びV.34に準じた基
本的な通信手順を示すシーケンス図。
【図3】図2に示した通信手順のうちネットワークイン
タラクションのフェーズにおける発呼局側の基本的な通
信手順を示すフローチャート。
【図4】図2に示した通信手順のうちネットワークイン
タラクションのフェーズにおける応答局側の基本的な通
信手順を示すフローチャート。
【図5】V.21モードの通常のT.30バイナリ手順
の内容を示すシーケンス図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る通信端末装置
の通信動作の要部を示すシーケンス図。
【図7】参考例1に係る通信端末装置の通信動作の要部
を示すシーケンス図。
【図8】本発明の第の実施の形態に係る通信端末装置
の通信動作の要部を示すシーケンス図。
【図9】本発明の第の実施の形態に係る通信端末装置
の通信動作の要部を示すシーケンス図。
【図10】参考例2に係る通信端末装置の通信動作の要
部を示すシーケンス図。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る通信端末装
置の通信動作の内容を示すフローチャート。
【図12】参考例1に係る通信端末装置の通信動作の内
容を示すフローチャート。
【図13】本発明の第の実施の形態に係る通信端末装
置の通信動作の内容を示すフローチャート。
【図14】本発明の第の実施の形態に係る通信端末装
置の通信動作の内容を示すフローチャート。
【図15】参考例2に係る通信端末装置の通信動作の内
容を示すフローチャート。
【図16】従来の通信端末装置の通信動作の内容を示す
シーケンス図。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 12 CPU 14 RAM 16 操作表示装置 18 読取装置 20 印字装置 22 画像処理装置 24 蓄積装置 26 システムハス 28 システム制御プログラム記憶部 30 通信制御プログラム記憶部 32 モデム 34 網制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川畑 広隆 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 榊 浩亮 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 望月 昌宏 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 前井 佳博 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 平8−204684(JP,A) 特開 平10−126525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告V.8及びV.34に準
    じた通信手順に基づいて通信を行う機能を有する通信端
    末装置であって、 発呼局との通信中にキャリアダウンを検出するキャリア
    ダウン検出手段と、 発呼局に対共通メニュー信号送出中に前記キャリアダウ
    ン検出手段によりキャリアダウンが検出された場合に通
    信手順をラインプロービングフェーズに移行させる制御
    手段と、 を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 ITU−T勧告V.8及びV.34に準
    じた通信手順に基づいて通信を行う機能を有する通信端
    末装置であって、 ラインプロービングフェーズの通信手順が開始される際
    に発呼局から送出されるラインプロービング信号を検出
    するラインプロービング信号検出手段と、 発呼局に対し共通メニュー信号送出中に前記ラインプロ
    ービング信号検出手段によりラインプロービング信号が
    検出された場合に通信手順をラインプロービングフェー
    ズに移行させる制御手段と、 を有することを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】 ITU−T勧告V.8及びV.34に準
    じた通信手順に基づいて通信を行う機能を有する通信端
    末装置であって、 発呼局より起呼メニュー信号を受信した時点で起動され
    設定時間のタイムアウトにより共通メニュー信号の送出
    時間を規定する共通メニュー信号送出タイマと、 発呼局に対し共通メニュー信号送出中に前記共通メニュ
    ー信号送出タイマがタイムアウトした場合に通信手順を
    ラインプロービングフェーズに移行させる制御手段と、 を有することを特徴とする通信端末装置。
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