JP2000078384A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000078384A
JP2000078384A JP10248538A JP24853898A JP2000078384A JP 2000078384 A JP2000078384 A JP 2000078384A JP 10248538 A JP10248538 A JP 10248538A JP 24853898 A JP24853898 A JP 24853898A JP 2000078384 A JP2000078384 A JP 2000078384A
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JP10248538A
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Inventor
Hiroshi Namikawa
浩史 並川
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線の状況に応じた通信方式を的確に選択し
て通信を行うことのできる通信端末装置を提供する。 【解決手段】 モデム5は、スーパーG3モード及びG
3モードによる通信が可能である。スーパーG3モード
において受信開始処理時に回線プロービングを行い、回
線LのS/N比と帯域に関する情報を得る。CPU1
は、モデム5から回線の帯域に関する情報を取得し、帯
域が閾値より広い場合はスーパーG3モードを続行させ
る。また、帯域が閾値以下の広さでも、S/N比が大き
ければスーパーG3モードが続行される。帯域が閾値以
下の広さでS/N比が小さければ、モデム5は回線プロ
ービング直後にG3モードへ移行を指示する特殊信号
(GTam)を送信し、以後、G3モードで通信を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速通信が可能な
第1の通信方式と、第1の通信方式よりも低速の通信を
行う第2の通信方式により通信が可能なモデムを備えた
通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信端末装置でデータ通信を行う通信方
式として、例えばファクシミリ通信ではG3モードが広
く利用されている。このG3モードでは、画信号の通信
には国際電気通信連合(ITU)−T勧告V.17,
V.29,V.27terが、手順信号の通信にはV.
21が使用される。
【0003】また近年では、このG3モードよりもさら
に高速(33.6kbps,28.8kbps,・・
・)でデータ通信を行うことができるスーパーG3モー
ドが利用されるようになってきている。このスーパーG
3モードでは、ITU−T勧告V.34通信手順の半二
重モード(HDXモード)が使用される。なお、ITU
−T勧告V.34通信手順でデータ通信を行う場合に
は、ITU−T勧告V.8通信手順で通信を行って実際
のデータレートを決定する。
【0004】スーパーG3モードを利用すれば、G3モ
ードに比べて高速なデータ通信が可能である。しかし、
スーパーG3モードは回線上の群遅延、周波数シフトや
ジッタといった障害に対して弱いという欠点を有してい
る。G3モードはスーパーG3モードよりも低速ではあ
るが、それらの障害に対して強いという特性を有してい
る。そのため、回線の状態が良好の場合にはスーパーG
3モードの方が有利であるが、回線の状態が悪い場合に
は、スーパーG3モードではエラーが多く通信が困難な
場合でも、G3モードでは通信が行える場合が発生す
る。
【0005】従来はスーパーG3モードによる通信手順
を始めてしまうとG3モードに移行することはできず、
スーパーG3モードによる通信手順の途中でG3モード
が最適であることがわかっても移行することはできなか
った。
【0006】最近になり、スーパーG3モードで通信中
にエラーが多くなった場合、G3モードに移行する機能
をもったモデムが提案されている。これによって、回線
の状態が悪い場合に、障害に強いG3モードに切り換え
て通信を行うことができる。しかし、どのような条件で
スーパーG3モードからG3モードに移行するかについ
ては、各モードの規約などにおいて定められておらず、
独自に移行条件を決定しているのが現状である。
【0007】スーパーG3モードからG3モードへの移
行条件の一つとして、回線のS/N比を用いるものがあ
る。しかし、S/N比が小さくてもスーパーG3モード
で十分通信が行える場合があり、その場合でも低速のG
3モードでの通信を余儀なくされていた。また、S/N
比が大きくてもスーパーG3モードではエラーが多発す
る場合があり、G3モードでは良好に通信できてもスー
パーG3モードのまま再送処理を繰り返して実質的に通
信時間が長くなるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、回線の状況に応じた通信方
式を的確に選択して通信を行うことのできる通信端末装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信端末装置
において、高速通信が可能な第1の通信方式と、第1の
通信方式よりも低速の通信を行う第2の通信方式により
通信が可能なモデムと、そのモデムを少なくとも制御す
るとともに、回線のS/N比と帯域を検出し、その検出
結果に基づいて第1の通信方式による通信が困難な場合
に第2の通信方式により通信を行うように制御を行う制
御手段を有することを特徴とするものである。回線のS
/N比と帯域の検出は、前記第1の通信方式における通
信手順の中で行われる回線プロービングによって行うこ
とができる。
【0010】このように回線のS/N比とともに帯域を
考慮して通信方式を選択することにより、例えばS/N
比が小さくノイズの多い回線であっても帯域を確保でき
れば第1の通信方式によって高速のデータ通信を行うこ
とができる。また、S/N比が大きくても帯域が狭く、
第1の通信方式による通信が困難であることが予想され
る場合には、第2の通信方式により確実にデータ通信を
行うことができる。このようにして、回線の状況に応じ
た通信方式を確実に選択して通信を行うことができる。
【0011】ここで、第1の通信方式をスーパーG3モ
ードのファクシミリ通信、第2の通信方式をG3モード
のファクシミリ通信とすることができる。スーパーG3
モードにおいて回線プロービングを行い、その結果得ら
れる回線のS/N比および帯域を用いてスーパーG3モ
ードのファクシミリ通信が困難か否かを判断し、困難な
場合にはG3モードのファクシミリ通信に切り換えてフ
ァクシミリ通信を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1はCP
U、2はROM、3はRAM、4はNCU、5はモデ
ム、6は読取部、7は画像メモリ、8はコーデック、9
は記録部、10は操作部、11は表示部である。
【0013】CPU1は、通信端末装置全体の制御手段
として機能する。特にモデム5の制御に関し、後述のよ
うに回線LのS/N比や帯域などをモデム5から取得
し、回線Lの状態を判断して、G3モードあるいはスー
パーG3モードの選択を行う。CPU1には、ROM
2,RAM3,NCU4,モデム5,読取部6,画像メ
モリ7,コーデック8,記憶部9,操作部10,表示部
11などが接続されている。
【0014】ROM2は、装置全体の動作を制御するた
めのプログラムなどを記憶する。RAM3は、CPU1
による制御に必要なデータや、動作時に一時的に記憶す
る必要のあるデータなどを記憶する。
【0015】NCU4は、公衆電話回線などの回線Lと
通信端末装置との接続を制御するとともに、通信相手の
電話番号に応じた発信機能及び着信を検出する機能など
を有している。
【0016】モデム5は、送受信データの変復調、具体
的には送信データを音声信号に変調してNCU4を介し
て回線Lへ送出し、また逆に回線LからNCU4を介し
て受信した音声信号をディジタル信号に復調する。ま
た、このモデム5は、G3モードにおける通信手順及び
スーパーG3モードにおける通信手順を実行可能であ
る。G3モードあるいはスーパーG3モードのいずれか
を選択的に用い、通信相手とのデータの送受信を行う。
いずれのモードを用いるかは、例えばCPU1などから
選択可能であるし、またデフォルトのモードを設定して
おくことができる。スーパーG3モードで受信する際に
は、その通信開始時に手順に従い回線Lのプロービング
を行う。このときのプロービングでは、回線LのS/N
比、帯域などを検出する。このS/N比や帯域などの検
出結果はCPU1から参照可能である。
【0017】読取部6は、例えばイメージセンサなどを
利用して原稿画像を読み取る。画像メモリ7は、読取部
6で読み取った画像データや、外部から回線L及びモデ
ム5を介して受信した画像データを記憶する。コーデッ
ク8は、送信すべき画像データを符号化し、また受信し
た符号データを復号して画像データを得る。記録部9
は、受信画像データや読取部6で読み取った画像データ
を被記録媒体上に記録する。操作部10は、電話番号等
の数字を入力するためのテンキー、ワンタッチキー、短
縮キー、種々の動作を指示するための操作キーなど、各
種の入力手段で構成されており、利用者からの指示が入
力される。表示部11は、CRT、LCDなどの表示手
段で構成され、操作部10の操作により入力された電話
番号や指示された機能、操作のためのガイダンス、装置
の状況、利用者へのメッセージなど、種々の情報を表示
する。
【0018】図2は、本発明の通信端末装置の実施の一
形態における動作の一例を示すフローチャート、図3
は、スーパーG3モードにおける通信手順の説明図、図
4は、スーパーG3モードからG3モードへ移行する場
合の通信手順の一例の説明図である。ここでは、高速な
データ転送を行うことができるスーパーG3モードをな
るべく用いるように制御し、スーパーG3モードにおい
て通信が困難と判断される場合にG3モードに移行して
通信を行うものとする。なお、このようなスーパーG3
モードからG3モードへの移行の指示は受信側で行うも
のとし、図2には受信時の動作例のみを示している。
【0019】図2のS21において、NCU4を介して
送信側からの着信を検出し、送信側がスーパーG3モー
ドであると、受信側ではスーパーG3モードにおける通
信開始時の通信手順を実行する。通信開始時の通信手順
は、フェーズ1からフェーズ4までの4段階に分かれて
いる。
【0020】まずフェーズ1のネットワークインタラク
ションにおいて、送信側と受信側の間で相互の能力の確
認が行われる。図3,図4に示すように、送信側は発呼
トーンCNGまたは機能表示信号CIを送出する。これ
に対して着呼した受信側では、送信側に対してV.8通
信手順の機能を有していることを示す変形応答トーンA
NSamを返送する。送信側は、この変形応答トーンA
NSamを受信することにより、自身のモデムの能力を
示す起呼メニュー信号CMを送出する。受信側がこの起
呼メニュー信号CMを受信すると、送信側及び受信側双
方の装置のモデムの能力から最高の能力を選択し、それ
を示す共通メニュー信号JMを送出する。なお、この共
通メニュー信号JMに対する応答として、送信側からC
M終端信号CJを送出する。以上でフェーズ1が終了す
る。
【0021】この後、フェーズ2において回線プロービ
ングが行われる。送信側及び受信側の間で信号INFO
によりモデム能力、回線プロービング結果、データモー
ド変調パラメータなどの情報が交換され、トーンA、B
の送受が行われた後、回線プロービングが実行される。
この回線プロービングは、送信側からプロービング信号
L1,L2を送出し、受信側でこの信号を受信すること
によって行われる。
【0022】図5は、回線プロービングの際の帯域検出
の一例の説明図である。プロービング信号としては、例
えば周波数の異なる複数の信号を用いる。送信側は図5
(A)に示すように所定レベルの周波数の異なる信号を
順次送信する。受信側は、各周波数の信号について、そ
のレベルを検出する。これによって図5(B)に示すよ
うな回線の周波数特性が得られる。このようにして得ら
れた周波数特性から、所定のレベルが得られる周波数の
下限値と上限値を求めることができる。さらに上限値か
ら下限値を減算することにより、帯域幅を求めることが
できる。また、この帯域内の信号レベルと無信号時のレ
ベルからS/N比を求めることができる。このようにし
て回線プロービングにより検出した帯域に関する情報お
よびS/N比に関する情報は、モデム5の外から参照す
ることができる。
【0023】図2のS22において、CPU1はモデム
5から回線プロービングによって得られた帯域及びS/
N比の値を取得する。そしてS23において、回線プロ
ービングで検出した帯域が、予め設定されている帯域の
閾値より広いか否かを判定する。検出した回線の帯域が
閾値よりも広ければ、S/N比が小さくてもスーパーG
3モードでの通信が可能であるので、そのままスーパー
G3モードでの通信手順を続行する。
【0024】S23において回線の帯域が予め設定され
た閾値以下の広さしかない場合には、さらにS24にお
いて回線のS/N比を、予め設定されているS/N比の
閾値と比較する。もし、回線のS/N比が閾値以上であ
れば、そのままスーパーG3モードでの通信手順を続行
する。
【0025】スーパーG3モードでの通信手順を続行す
る場合には、図3に示すようにフェーズ2の最後に、回
線プロービングの結果に従って、受信側からモデム能
力、回線プロービング結果、データモード変調パラメー
タなどを信号INFOhにより送出する。なお、この回
線プロービングの結果からシンボルレートが決定され
る。
【0026】フェーズ2の終了後、図2のS25におい
てフェーズ3を実行する。フェーズ3では等化器トレー
ニングを行う。送信側からトレーニング信号TRNを送
出する。受信側は、このトレーニング信号TRNを受信
することによりデータレートを決定する。そして、S2
6において、フェーズ4の最終トレーニングを行う。フ
ェーズ4において、両者間で速度変更要求信号PPhが
送受信され、最終的に速度指定信号MPhが送受信され
てデータレートが決定される。この後、S27において
ITU−T勧告T.30に準拠したファクシミリ通信が
行われる。
【0027】S23において回線の帯域が予め設定され
た帯域の閾値以下の広さしかないと判定され、さらに、
S24において回線のS/N比が予め設定されているS
/N比の閾値より小さい場合には、スーパーG3モード
での通信は困難であると判定する。すなわち、帯域が狭
く、S/N比も小さいという劣悪な回線状態において
は、障害に弱いスーパーG3モードで通信を行ってもエ
ラーが多く、再送を繰り返して通信時間が長くなること
が予想される。このような場合には、障害に強いG3モ
ードで通信を行った方が、低速であっても有利である。
このような判断に基づいて、スーパーG3モードからG
3モードへ移行する処理を行う。なお、スーパーG3モ
ードからG3モードへ移行する場合の通信手順の一例を
図4に示している。
【0028】S28において、受信側はG3モードへの
移行を指示する信号を送信側に送出する。この移行を指
示する信号は、例えば図4に示したように、スーパーG
3モードのフェーズ2の最後で送出する信号INFOh
の代わりに、あるいは信号INFOhに重畳させて送信
する。G3モードへの移行を指示する信号としては、例
えば1800Hzを45Hzで変調したガードトーンa
m(GTam)信号を用いることができる。もちろん、
この信号は送信側が認識できればどのような信号であっ
てもよい。
【0029】送信側では、受信側からGTam信号が送
られてきたことを検出すると、スーパーG3モードから
G3モードに移行し、G3モードにおける通信手順を開
始する。受信側でもGTam信号を送出後、S29にお
いてG3モードに移行し、送信側とのG3モードによる
通信手順を開始する。そして、S30においてG3モー
ドによる通信を行う。
【0030】このようにして、スーパーG3モードのフ
ェーズ2において行った回線プロービングにより得られ
る回線のS/N比と帯域の情報をもとに、スーパーG3
モードでの通信が困難であるか否かを判断し、困難であ
れば障害に強いG3モードに自動的に移行して通信を行
う。これによって、回線の状態に応じて最適な通信モー
ドを的確に選択して通信を行うことができる。
【0031】ここでは、帯域が狭くてもS/N比が大き
ければスーパーG3モードを続行し、ている。また、従
来ではG3モードに移行していたS/N比が小さい場合
であっても、帯域が広ければスーパーG3モードを続行
している。このようにスーパーG3モードにおける通信
をなるべく優先することによって、高速な通信を行うこ
とができるという利点を活かすことができる。また、G
3モードに移行してしまうと、GTam信号を送出した
後にG3モードの最初から通信手順を行うことになる。
そのため、G3モードへの移行により、スーパーG3モ
ードにおけるフェーズ1及びフェーズ2の処理が無駄に
なってしまう。しかしスーパーG3モードをなるべく利
用することによって、この無駄を極力発生させないで通
信を行うことができる。
【0032】もちろん、スーパーG3モードにおける通
信エラー時の再送頻度を考慮し、なるべくG3モードに
移行するように構成してもよい。例えば図2における動
作例では、回線の帯域が閾値より広く、かつ、S/N比
が閾値以上の場合に限ってスーパーG3モードを続行す
るように制御すればよい。
【0033】なお、スーパーG3モードを続行するかG
3モードに移行するかを決定する際には、帯域及びS/
N比の両方の条件判定をCPU1において行うほか、モ
デム内にいずれか一方の条件判定あるいは両方の条件判
定を行う制御手段を組み込んで構成することも可能であ
る。例えばモデム5が回線のS/N比が小さい場合にG
3モードに移行する機能を有している場合、CPU1は
回線の帯域を判定してスーパーG3モードを続行するか
さらにS/N比による判定を行うかを決定し、スーパー
G3モードを続行する場合にはそのようにモデム5を制
御する。S/N比による判定をさらに行う場合には、そ
の判定およびスーパーG3モードを続行するかG3モー
ドに移行するかはモデム5に任せればよい。
【0034】上述の例では、帯域に関する条件として、
帯域幅が予め設定された帯域の閾値より広いか否かを条
件として判断している。しかしこれに限らず、例えば帯
域が周波数の低い方に偏倚しているか、あるいは高い方
に偏倚しているか、また帯域のエッジ部分の形状など、
種々の帯域に関する情報を用いて、スーパーG3モード
を続行するか、それともG3モードへ移行するかを判断
してもよい。
【0035】帯域やS/N比等の情報は、スーパーG3
モードにおける回線プロービングによるほか、別途調べ
るようにしてもよい。また、ここではスーパーG3モー
ドとG3モードを切り換えて用いる例を示したが、本発
明はこれらの通信モード間の移行に限られるものではな
く、異なる方式の通信モードについて同様に実施するこ
とが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、回線のS/N比だけではなく、帯域も使用し
て、高速通信が可能な第1の通信方式か、あるいは第1
の通信方式よりも低速の通信を行う第2の通信方式のい
ずれかを選択することにより、回線の状態にあった通信
方式を的確に選択して通信を行うことができる。例えば
第1の通信方式としてスーパーG3モード、第2の通信
方式としてG3モードとした場合には、回線の状態に応
じて的確にスーパーG3モードあるいはG3モードを選
択することができ、G3モードが選択される場合にはス
ーパーG3モードからG3モードへの移行を行って回線
の状態に即した通信を行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】スーパーG3モードにおける通信手順の説明図
である。
【図4】スーパーG3モードからG3モードへ移行する
場合の通信手順の一例の説明図である。
【図5】回線プロービングの際の帯域検出の一例の説明
図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…NCU、5
…モデム、6…読取部、7…画像メモリ、8…コーデッ
ク、9…記録部、10…操作部、11…表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速通信が可能な第1の通信方式と該第
    1の通信方式よりも低速の通信を行う第2の通信方式に
    より通信が可能なモデムと、該モデムを少なくとも制御
    するとともに回線のS/N比と帯域を検出し該検出結果
    に基づいて第1の通信方式による通信が困難な場合に第
    2の通信方式により通信を行うように制御を行う制御手
    段を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の通信方式はスーパーG3モー
    ドのファクシミリ通信であり、前記第2の通信方式はG
    3モードのファクシミリ通信であることを特徴とする請
    求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1の通信方式に
    おける通信手順の中で行われる回線プロービングによっ
    て回線のS/N比と帯域を検出することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
JP10248538A 1998-09-02 1998-09-02 通信端末装置 Pending JP2000078384A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014160965A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Mitsubishi Electric Information Systems Corp Fax送信装置及びfax送信プログラム

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