JPH0583507A - フアクシミリ装置 - Google Patents
フアクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH0583507A JPH0583507A JP3240681A JP24068191A JPH0583507A JP H0583507 A JPH0583507 A JP H0583507A JP 3240681 A JP3240681 A JP 3240681A JP 24068191 A JP24068191 A JP 24068191A JP H0583507 A JPH0583507 A JP H0583507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- modem
- telephone line
- signal
- value
- eqm
- Prior art date
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- Pending
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】回線制御部1は手順制御部4のファクシミリの
通信制御手順に従って電話回線11からのTCF信号を
受信する。モデム部2はTCF信号の受信中に電話回線
のS/Nに対応して予め決められた受信データの誤り率
が示されるEQM値13を出力する。モデム設定部3は
EQM値13により電話回線11で受信データの誤りが
最少で伝送速度が最高になる設定値14を出力する。モ
デム部2では設定値14に対応した伝送速度を複数のモ
デムの中から選定して設定する。 【効果】モデムのフォールバック動作による通信手順に
かかる時間を短縮できる。
通信制御手順に従って電話回線11からのTCF信号を
受信する。モデム部2はTCF信号の受信中に電話回線
のS/Nに対応して予め決められた受信データの誤り率
が示されるEQM値13を出力する。モデム設定部3は
EQM値13により電話回線11で受信データの誤りが
最少で伝送速度が最高になる設定値14を出力する。モ
デム部2では設定値14に対応した伝送速度を複数のモ
デムの中から選定して設定する。 【効果】モデムのフォールバック動作による通信手順に
かかる時間を短縮できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に回線のS/Nに対して伝送誤りが少ないモデム
の伝送速度の選択を行うファクシミリ装置に関する。
し、特に回線のS/Nに対して伝送誤りが少ないモデム
の伝送速度の選択を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置は、C
CITT勧告のV29,V27で規定されるモデムでは
T30の手順でトレーニングチェック(TCF)信号に
より、回線のエラーが存在する限り、9600bps→
7200bps→4800bps→2400bpsと伝
送速度を下げてゆく手順、いわゆるフォールバック手順
を実行していた。
CITT勧告のV29,V27で規定されるモデムでは
T30の手順でトレーニングチェック(TCF)信号に
より、回線のエラーが存在する限り、9600bps→
7200bps→4800bps→2400bpsと伝
送速度を下げてゆく手順、いわゆるフォールバック手順
を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ装置は、T30のフォールバック手順に従ってデ
ータ信号速度のフォールバックを実行すると全体の通信
時間が長くかかってしまうという欠点がある。特に回線
のS/Nが悪い場合では、9600bpsから2400
bpsまでフォールバックすると当初から2400bp
sで通信を行なった方が時間分が短くてすむことにな
る。又、超高速モデムとしてCCITTで勧告のV33
をサポートするモデムでは、その伝送速度はV33は1
4.4kbpsと12.0kbps及びトレリスコーデ
ィング(以下TCMと略す)を用いる9.6kbps,
7.2kbpsであり、V29は9.6kbps,7.
2kbpsであり、V27は4.8kbps,2.4k
bpsであり、14.4kbpsから2.4kbpsへ
のフォールバックの必要が生じた場合に通信時間がさら
に長大になる。すなわち14.4kbps→12.0k
bps→TCM,9.6kbps→TCM,7.2kb
ps→V29,9.6kbps→V29,7.2kbp
s→V27,4.8kbps→V27,2.4kbps
というように通信速度を下げてゆくと各々の速度での手
順の通信時間が累積されるという欠点がある。
シミリ装置は、T30のフォールバック手順に従ってデ
ータ信号速度のフォールバックを実行すると全体の通信
時間が長くかかってしまうという欠点がある。特に回線
のS/Nが悪い場合では、9600bpsから2400
bpsまでフォールバックすると当初から2400bp
sで通信を行なった方が時間分が短くてすむことにな
る。又、超高速モデムとしてCCITTで勧告のV33
をサポートするモデムでは、その伝送速度はV33は1
4.4kbpsと12.0kbps及びトレリスコーデ
ィング(以下TCMと略す)を用いる9.6kbps,
7.2kbpsであり、V29は9.6kbps,7.
2kbpsであり、V27は4.8kbps,2.4k
bpsであり、14.4kbpsから2.4kbpsへ
のフォールバックの必要が生じた場合に通信時間がさら
に長大になる。すなわち14.4kbps→12.0k
bps→TCM,9.6kbps→TCM,7.2kb
ps→V29,9.6kbps→V29,7.2kbp
s→V27,4.8kbps→V27,2.4kbps
というように通信速度を下げてゆくと各々の速度での手
順の通信時間が累積されるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、ファクシミリの通信制御手順に従って電話回線か
らのTCF信号を受信する手段と、前記TCF信号の受
信中に前記電話回線のS/Nに対応して予め決められた
受信データの誤り率が示されるEQM値を出力する手段
と、前記EQM値により前記電話回線で受信データの誤
りが最少で伝送速度が最高になる設定値を出力する手段
と、前記設定値に対応した伝送速度を複数のモデムの中
から選定して設定する手段とを有する。
置は、ファクシミリの通信制御手順に従って電話回線か
らのTCF信号を受信する手段と、前記TCF信号の受
信中に前記電話回線のS/Nに対応して予め決められた
受信データの誤り率が示されるEQM値を出力する手段
と、前記EQM値により前記電話回線で受信データの誤
りが最少で伝送速度が最高になる設定値を出力する手段
と、前記設定値に対応した伝送速度を複数のモデムの中
から選定して設定する手段とを有する。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例のフォールバック手順を示す図である。
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例のフォールバック手順を示す図である。
【0006】回線制御部1を介して電話回線11に接続
されるモデム部2の受信系は、CCITT勧告T30で
規定されるTCF信号を受信中にモデムの自動等価器か
ら電話回線11のS/Nに比例し、かつ受信データの誤
り率が正規化されたEQM値13を出力する。モデム設
定部3はEQM値13により電話回線11のS/N対ビ
ットエラーレート(以下BERと略す)特性を推定し、
かつBERがTCF信号受信中の1秒間において確率的
に0となる最高速度のモデムに設定する。
されるモデム部2の受信系は、CCITT勧告T30で
規定されるTCF信号を受信中にモデムの自動等価器か
ら電話回線11のS/Nに比例し、かつ受信データの誤
り率が正規化されたEQM値13を出力する。モデム設
定部3はEQM値13により電話回線11のS/N対ビ
ットエラーレート(以下BERと略す)特性を推定し、
かつBERがTCF信号受信中の1秒間において確率的
に0となる最高速度のモデムに設定する。
【0007】手順制御部4は、T30で規定されるCF
R信号又は.FTT信号に相当する信号を送出する手段
を有している。ここでCFR信号とはEQM値13によ
り判定されるTCF信号受信期間中におけるBERが0
の場合にメッセージ(又はPixとも呼ぶ)の送出を送
信側に対してTCF信号と同一の通信速度で行なうこと
を表示し、FTT信号に相当する信号とは、EQM値1
3から判定されるTCF信号受信期間中におけるBER
が0でない場合にメッセージの送出を送信側に対してT
CF信号より低い通信速度でかつ、BERが0となると
推定される通信速度のうち最高速のものを表示するよう
に定義される。
R信号又は.FTT信号に相当する信号を送出する手段
を有している。ここでCFR信号とはEQM値13によ
り判定されるTCF信号受信期間中におけるBERが0
の場合にメッセージ(又はPixとも呼ぶ)の送出を送
信側に対してTCF信号と同一の通信速度で行なうこと
を表示し、FTT信号に相当する信号とは、EQM値1
3から判定されるTCF信号受信期間中におけるBER
が0でない場合にメッセージの送出を送信側に対してT
CF信号より低い通信速度でかつ、BERが0となると
推定される通信速度のうち最高速のものを表示するよう
に定義される。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。回
線制御部1は、回線11からの信号をファクシミリの通
信制御手順に従ってモデム2へアナログ信号12を伝達
する。モデム設定部3はモデム2において、TCF信号
受信中のEQM値13を引きとり、そのEQM値から回
線11のS/N VS BERを判定し、その判定結果
によりBERが0となるであろう最速の通信速度にモデ
ムを設定値14で設定する。手順制御部4はEQM判定
結果15を受け取り、その時のBERが0であればCF
R信号を送出し、0でなければ最速の通信速度に移行す
る指示をするコマンドFTT信号を手順信号16として
モデム設定部3へ通知する。
線制御部1は、回線11からの信号をファクシミリの通
信制御手順に従ってモデム2へアナログ信号12を伝達
する。モデム設定部3はモデム2において、TCF信号
受信中のEQM値13を引きとり、そのEQM値から回
線11のS/N VS BERを判定し、その判定結果
によりBERが0となるであろう最速の通信速度にモデ
ムを設定値14で設定する。手順制御部4はEQM判定
結果15を受け取り、その時のBERが0であればCF
R信号を送出し、0でなければ最速の通信速度に移行す
る指示をするコマンドFTT信号を手順信号16として
モデム設定部3へ通知する。
【0009】図2において(a)TCF信号をTCM7
00bpsで送り、受け側でEQM値から最適速度とし
てV27,4800bpsをFTTa信号で送り側に通
知し、直接的に通信速度を移行させる。又、同様にし
て、(b)ではTCF信号は同じくTCM7200bp
sで回線の状態が良好な場合はV17,14.4kbp
sに移行する。
00bpsで送り、受け側でEQM値から最適速度とし
てV27,4800bpsをFTTa信号で送り側に通
知し、直接的に通信速度を移行させる。又、同様にし
て、(b)ではTCF信号は同じくTCM7200bp
sで回線の状態が良好な場合はV17,14.4kbp
sに移行する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ファクシ
ミリの通信制御手順に従って電話回線からのTCF信号
を受信中に電話回線のS/Nに対応して予め決められた
受信データの誤り率が示されるEQM値を出力する手段
と、EQM値により電話回線で受信データの誤りが最少
で伝送速度が最高になる設定値に対応した伝送速度を複
数のモデムの中から選定して設定する手段とを有するこ
とにより、モデムのフォールバック動作による通信手順
にかかる時間を短縮できる。
ミリの通信制御手順に従って電話回線からのTCF信号
を受信中に電話回線のS/Nに対応して予め決められた
受信データの誤り率が示されるEQM値を出力する手段
と、EQM値により電話回線で受信データの誤りが最少
で伝送速度が最高になる設定値に対応した伝送速度を複
数のモデムの中から選定して設定する手段とを有するこ
とにより、モデムのフォールバック動作による通信手順
にかかる時間を短縮できる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例のフォールバック手順を示す図であ
る。
る。
1 回線制御部 2 モデム部 3 モデム設定部 4 手順制御部 11 電話回線 12 アナログ信号 13 EQM値 14 設定値 15 EQM判定結果信号 16 手順制御信号
Claims (1)
- 【請求項1】 ファクシミリの通信制御手順に従って電
話回線からのTCF信号を受信する手段と、前記TCF
信号の受信中に前記電話回線のS/Nに対応して予め決
められた受信データの誤り率が示されるEQM値を出力
する手段と、前記EQM値により前記電話回線で受信デ
ータの誤りが最少で伝送速度が最高になる設定値を出力
する手段と、前記設定値に対応した伝送速度を複数のモ
デムの中から選定して設定する手段とを有することを特
徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240681A JPH0583507A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | フアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240681A JPH0583507A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | フアクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583507A true JPH0583507A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17063129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3240681A Pending JPH0583507A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | フアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8155284B2 (en) | 2006-10-18 | 2012-04-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Facsimile apparatus to support a plurality of lines and operating method thereof |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3240681A patent/JPH0583507A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8155284B2 (en) | 2006-10-18 | 2012-04-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Facsimile apparatus to support a plurality of lines and operating method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000530 |