JPH10248006A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JPH10248006A
JPH10248006A JP9051201A JP5120197A JPH10248006A JP H10248006 A JPH10248006 A JP H10248006A JP 9051201 A JP9051201 A JP 9051201A JP 5120197 A JP5120197 A JP 5120197A JP H10248006 A JPH10248006 A JP H10248006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission rate
modem
eqm
training
kbps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9051201A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Harada
耕二 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9051201A priority Critical patent/JPH10248006A/ja
Publication of JPH10248006A publication Critical patent/JPH10248006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線品質が良好でない場合にも速やかにモデ
ムのトレーニングを終了でき、通信時間を短縮可能な通
信装置を提供する。 【解決手段】 モデム109はトレーニング時に、所定
伝送速度における回線品質に相当するデータ、すなわち
EQM値を出力するEQMモニタ109aを有する。こ
のEQM値と、最適伝送速度を対応づけたテーブルをR
AM107(あるいはROM110)に格納しておき、
回線接続後、最初のトレーニング時にモデム109から
EQM値を読み出し、テーブルを参照することにより最
適伝送速度を求め、その速度に直接フォールバックす
る。ファクシミリ装置T30手順を用いるならば、DI
S信号の宣言を用いて速度を相手側に示すことにより、
目的の最適伝送速度を用いるべく手順を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置、特にモデ
ムを用いて通信を行なうとともに、通信前手順において
モデムのトレーニングに基づき伝送速度を決定する通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などのデータ通信装置
では、T30手順に基づいて回線の品質が悪い(トレー
ニングが失敗した)場合は、送信側のトレーニング信号
に対して受信側はFTT信号を返し、その度に回線の品
質に適した伝送速度までフォールバックしていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな装置では、例えば最高データ伝送速度14.4Kb
psのファクシミリ装置同士で、データ伝送速度4.8
Kbpsしか通らないような品質の悪い回線を使って通
信する場合、DCS,トレーニング信号とFTT信号の
やりとりを14.4Kbps、12Kbps、9.6K
bps、7.2Kbpsと徐々にフォールバックして4
回繰り返した後、やっと4.8Kbpsのトレーニング
信号に対して受信機がCFR信号を返し、やっと画像の
送信へと移行するため、回線の品質が悪くなればなるほ
ど、全体の通信時間が増大するという欠点があった。
【0004】上記の問題は、ファクシミリ装置に限ら
ず、同様のモデムを用いる通信装置に共通するものであ
る。
【0005】本発明の課題は、回線品質が良好でない場
合にも速やかにモデムのトレーニングを終了でき、通信
時間を短縮可能な通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、回線品質指示値を出力する機能を
有するモデムと、所定伝送速度における回線品質指示値
と実際に使用すべき最適伝送速度を対応づけたテーブル
を記憶した記憶手段と、モデムのトレーニング時、前記
所定伝送速度における回線品質指示値を前記モデムから
読み出し、この読み出された回線品質指示値により前記
記憶手段内のテーブルを参照し、最適伝送速度を求め、
この最適伝送速度により通信を行なうべくプロトコルを
実行する制御手段を有する構成を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0008】図1に本発明を採用したファクシミリ装置
のブロック図を示す。
【0009】図1において符号101は装置全体を制御
するCPU、102は原稿を読み取って画像データを得
るための読み取り部で原稿搬送機構およびCCDセンサ
ーなどから構成される。符号103は所定の記録方式、
たとえば電子写真方式などに基づき構成されたプリンタ
である。
【0010】符号104はLCDパネルなどから構成さ
れた表示部、105は画像データをMH、MR方式など
に基づき圧縮・伸長する変換部、106はキーボード、
その他のスイッチパネルなどからなる操作部、107は
CPU101のプログラム実行のための作業エリア等で
使用するRAM、108は画像データを蓄積する画像メ
モリで、RAMやハードディスクなどにより構成され
る。
【0011】符号109はモデムで、送受信信号の変復
調を行なう。周知のように、G3ファクシミリなどのア
ナログファクシミリ方式では、位相/振幅の直交変調が
行なわれるが、この変調方式では、位相および振幅を極
座標により示した場合、送受信される所定ビットのバイ
ナリデータはこの極座標上の点(所定の位相および振幅
の組合せ)に割り当てられる。この点がアイ・ポイント
であり、近年のモデムチップでは、実際に受信されたデ
ータのアイ・ポイントの正規の位置からのずれを回線品
質に相当するデータ(回線品質指示値)、すなわちEQ
M(アイ・クオリティ・モニタ: 以下EQモニタとも標
記)値として出力可能なものがある。本実施形態では、
モデム109は、このEQM機能(EQMモニタ109
a)を内蔵するものとする。
【0012】符号110はCPU101の制御プログラ
ムが格納されているROM、111はPSTN回線との
インターフェイスおよび付属の電話機(不図示)などと
の接続交換を行なうためのNCUである。
【0013】図2は、図1の装置のトレーニング時の処
理を示している。図2の手順はCPU101により実行
されるもので、ROM110にCPU101のプログラ
ムとしてあらかじめ格納される。
【0014】本実施形態では、後述のように、図3に示
すような最適伝送速度とEQM値を対応づけたテーブル
をRAM107(あるいはROM110)に格納してお
き、CPU101はモデム109のEQMモニタ109
aから読み出したEQM値を元にこのテーブルを参照す
ることにより伝送速度を制御する。
【0015】具体的には、図3のテーブルの内容は、最
初に実行される14.4Kbpsのトレーニング信号時
のEQM値を基準として、他の各伝送速度で通信可能な
最大EQM値をあらかじめ実験で求めることにより決定
する。
【0016】図3のテーブルデータは次のような意味を
持つ。たとえば、最初に実行される14.4Kbpsの
トレーニング信号時に得られたEQM値が150だった
場合、14.4Kbpsあるいは12Kbpsで通信を
実行するにはEQM値が大きすぎ(回線品質が充分では
ない)、通信可能な最大な速度としては9.6Kbps
を選択すべきである、ということである。
【0017】本発明は画像受信側の装置に適用されるも
のであり、ここでは最高データ速度14.4Kbpsの
ファクシミリ装置同士での通信を例として図2の処理を
説明する。
【0018】まず、着呼すると装置は回線を閉結し、T
30手順に基づいてDIS信号を送出する。これに呼応
して、送信機よりDCS信号続いてトレーニング信号が
送られてくる。このときの伝送速度は14.4Kbps
である。
【0019】このトレーニング信号受信中にCPU10
1はモデム109のEQモニタ109aから品質指示値
(以後EQM値)を読み出す(ステップS201)。
【0020】次にRAM107の最適伝送速度−EQM
値テーブル(図3)と、その読み出したEQM値を比較
し、最適伝送速度を決定する(ステップS202)。
【0021】例えばトレーニング信号受信時のEQM値
が150だったとすると、図3から最適伝送速度は9.
6Kbpsとなる。このテーブルは、前述のように最初
におこなう14.4Kbpsのトレーニング信号時のE
QM値に対する、各速度で通信可能な最大EQM値をあ
らかじめ実験で求めて決定し、RAM107(ないしR
OM110)に格納されている。
【0022】ステップS202における最適伝送速度の
決定は、ステップS203、S205、S207、S2
09、S213で判定される。
【0023】すなわち、ステップS202で、最適伝送
速度が14.4Kbps、(つまりEQM値が50以
内)であれば(ステップS203)、T30手順のCF
R信号を送出し(ステップS204)、以下、この伝送
速度により通常の手順で画像を受信する。
【0024】また、最適伝送速度が12Kbpsになっ
た場合(ステップS205)は、FTT信号を返す(ス
テップS206)。これにより送信機はDCS信号およ
び12Kbpsのトレーニング信号を送出してくる。受
信機は12Kbpsであれば受信できるので、CFR信
号を送出し、以後通常の手順で画像を受信する。
【0025】最適伝送速度が9.6Kbpsになった場
合(ステップS207)は図4のパターン1のDISを
返す(ステップS208)。ここで図4は、DIS信号
のビット11〜14に関する3つのパターンを示してい
る。
【0026】図示のパターン1は、受信機がV29勧告
しかサポートしないことを宣言するものであり、これに
より送信機はDCS及び12Kbpsを飛ばしてV29
勧告に基く9600bpsのトレーニング信号を送って
くる。これに対して受信機はCFRを返し、画像を受信
すればよい。
【0027】また、最適伝送速度が7.2Kbpsにな
った場合(ステップS209)も、9.6Kbpsの場
合と同様にDISパターン1を返す(ステップS21
0)。これは受信機で7.2Kbpsの速度を直接指定
する手段がないためである。
【0028】これに呼応して、送信機はV29勧告に基
く9600bpsのトレーニング信号を送ってくる(ス
テップS211)が、これに対してFTTを返す(ステ
ップS212)ことにより、7.2Kbpsへフォール
バックさせることができる。7.2Kbpsのトレーニ
ング信号を送ってきたらCFRを返し、画像を受信す
る。なお、ステップS212のFTTは無条件で送って
もよいし、従来同様にトレーニング結果に基いてFTT
かCFRのいずれかを送信するようにしてもよい。
【0029】そして、最適伝送速度が4.8Kbpsの
場合は(ステップS213)、図4のDISパターン2
を返す(ステップS214)。これは受信機がV27t
erしかサポートしないことを宣言するものであり、こ
れにより送信機はDCSおよびV27terに準拠する
4.8Kbpsのトレーニング信号を送ってくるので、
これに対してCFRを返して画像を受信する。
【0030】最後に、最適伝送速度が2.4Kbpsの
場合(ステップS213が否定された場合)は、図4の
DISパターン3を返す(ステップS215)。これは
受信機がV27terフォールバックモード(つまりV
27ter 2400bps)しか対応できないことを
宣言するものであり、これにより送信機はDCS及びV
27ter 2400bpsのトレーニング信号を送っ
てくるのでCFRを返し、画像を受信する。
【0031】以上のようにして、本実施形態では、最初
のトレーニング時のEQM値をモデム109のEQMモ
ニタ109aから読み出し、図3のテーブルを参照する
ことによって、該EQM値に基づき最適伝送速度を決定
し、DIS信号の適当なパターンを返送することにより
直接その値に伝送速度を変更するので、従来のように順
次フォールバックにより伝送速度を決定しないため、前
手順、したがって通信速度全体を短縮することができ
る。
【0032】たとえば、最高データ伝送速度14.4K
bpsのファクシミリ装置同士で、データ伝送速度4.
8Kbpsしか通らないような品質の悪い回線を使って
通信する場合、14.4Kbpsのトレーニング信号と
FTT信号のやりとりを1回し、次に送信機に4.8K
bpsのトレーニング信号を送らせ、すぐに画像の受信
へと移行できるので、従来回線が悪くなればなるほどか
かっていた通信時間が、かなり短縮できることがわか
る。
【0033】また、本発明は、相手が普通の送信機で
も、問題なく実施できる利点がある。
【0034】なお、本実施形態ではFTT及びDISを
返す基準をトレーニング信号のEQM値のみとしたが、
従来の基準である一定時間の0信号を検出したかどうか
を、AND条件で組み合せてもよい。
【0035】また本実施形態ではV17(V33)、V
29、V27terによる14.4Kbpsのファクシ
ミリ装置を例示したが、V29、V27terによる
9.6Kbpsファクシミリ装置やそれ以下の伝送速度
しかない装置についても同様の制御が可能である。たと
えば、V27terによる9.6Kbpsファクシミリ
装置では、図2のステップS207より右側に図示した
処理を行なえばよい。
【0036】また、本発明は、ファクシミリ装置に限ら
ず、モデムの組み込まれる装置すべてに適用できるのは
いうまでもない。その場合、上記のDIS、FTTなど
のファクシミリ手順信号はその装置において対応する適
当な手順信号に置き換えることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、モデムのトレーニング時、所定伝送速度にお
ける回線品質指示値を前記モデムから読み出し、この読
み出された回線品質指示値により記憶手段内の回線品質
指示値と実際に使用すべき最適伝送速度の対応テーブル
を参照し、最適伝送速度を求め、この最適伝送速度によ
り通信を行なうべくプロトコルを実行する構成を採用し
ているので、回線品質が良好でない場合にも速やかにモ
デムのトレーニングを終了でき、通信時間を短縮可能な
優れた通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置のブロック
図である。
【図2】図1の装置の画像受信手順を示したフローチャ
ート図である。
【図3】図1の装置におけるEQM値と最適伝送速度の
組合せを例示した表図である。
【図4】図1の装置において用いられるDIS信号のパ
ターンを示した表図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 読み取り部 103 プリンタ 104 表示部 105 変換部 106 操作部 107 RAM 108 画像メモリ 109 モデム 109a EQMモニタ 110 ROM 111 NCU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線品質指示値を出力する機能を有する
    モデムと、 所定伝送速度における回線品質指示値と実際に使用すべ
    き最適伝送速度を対応づけたテーブルを記憶した記憶手
    段と、 モデムのトレーニング時、前記所定伝送速度における回
    線品質指示値を前記モデムから読み出し、この読み出さ
    れた回線品質指示値により前記記憶手段内のテーブルを
    参照し、最適伝送速度を求め、この最適伝送速度により
    通信を行なうべくプロトコルを実行する制御手段を有す
    ることを特徴とする通信装置。
JP9051201A 1997-03-06 1997-03-06 通信装置 Pending JPH10248006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9051201A JPH10248006A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9051201A JPH10248006A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10248006A true JPH10248006A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12880292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9051201A Pending JPH10248006A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10248006A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344560A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Kyocera Corp 携帯通信端末
JP2006148915A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Agere Systems Inc 適応モデム
US7400426B2 (en) 2002-06-21 2008-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Communicating apparatus and program
JP2013192191A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Mitsubishi Electric Corp 光ネットワーク制御方法、光ネットワーク

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344560A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Kyocera Corp 携帯通信端末
US7400426B2 (en) 2002-06-21 2008-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Communicating apparatus and program
US7903276B2 (en) 2002-06-21 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Communicating apparatus and program
JP2006148915A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Agere Systems Inc 適応モデム
JP2013192191A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Mitsubishi Electric Corp 光ネットワーク制御方法、光ネットワーク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2241967C (en) Data communication apparatus
CA2266933C (en) Modem apparatus and data communication method
JPH09214716A (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法
EP0942586B1 (en) Data transmission apparatus and data reception apparatus
JPH10248006A (ja) 通信装置
JPH1141433A (ja) 通信装置
US5513208A (en) Facsimile apparatus and training sequence changeover method
JPH1174983A (ja) データ通信装置
JPH09275481A (ja) 通信端末装置及び通信方法
US7312904B2 (en) Apparatus, method and program for communication
JP3280461B2 (ja) ファクシミリ受信制御装置
JP3305438B2 (ja) モデム通信方法
JP4162932B2 (ja) 通信装置
JPH0583507A (ja) フアクシミリ装置
JPH11298709A (ja) ファクシミリ装置
JPH05183717A (ja) ファクシミリ装置
JP2002044402A (ja) ファクシミリ装置
JPH09321905A (ja) データ通信装置
JP2000078384A (ja) 通信端末装置
JPS6276861A (ja) フアクシミリ装置
JPH1013647A (ja) ファクシミリ装置の制御方法
JPH05300353A (ja) ファクシミリ装置
JPH06181512A (ja) ファクシミリ装置
JPH06350823A (ja) ファクシミリ装置
JPH04133567A (ja) ファクシミリ装置のモデムレート制御方法