JPH10191014A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10191014A
JPH10191014A JP8355023A JP35502396A JPH10191014A JP H10191014 A JPH10191014 A JP H10191014A JP 8355023 A JP8355023 A JP 8355023A JP 35502396 A JP35502396 A JP 35502396A JP H10191014 A JPH10191014 A JP H10191014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protocol
control part
modulation mode
facsimile apparatus
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP8355023A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kawaguchi
哲也 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 V.34勧告に準拠するファクシミリ装置
は、高速通信が可能であるが、反面で回線の状況に大き
な影響を受けやすく、特に回線状況が時系列的に悪化し
たような場合には、既存の安定した変調モードにフォー
ルバックしたいケースがあるが、現在の観告方式では、
このような対応は不可能である。V.34が有する高速
処理の利点を活用すると共に、回線状況に応じて既存の
安定した変調モードにフォールバックすることを可能に
する。 【解決手段】 V.34勧告に準拠するファクシミリ装
置において、ページ間でV.8シーケンスの実行を可能
に構成することにより、V.34からV.17などの既
存変調モードへフォールバックできるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】V.34勧告に準拠するファ
クシミリ装置に係り、特に、回線状況に応じて最適な変
調モードへの切換えを可能にしたファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】V.34は、1994年末に勧告された
が、未だ具体的な技術は、余り開発されていない。その
主原因の一つは、高速通信が可能であるが、反面で回線
の状況に大きな影響を受けやすい、という点である。特
に、回線状況が時系列的に悪化したような場合には、既
存の安定した変調モードにフォールバックしたいケース
があるが、現在の観告方式では、このような対応は不可
能である。ここで、V.34のプロトコルシーケンスの
内容を、図4から図7に、また、テーブル4/V.8を
図8に示す。
【0003】図4は、V.34観告に準拠した場合のプ
ロトコルシーケンスを示す図である。図の上側が送信機
(発呼側)、下側が受信機(被呼側)である。
【0004】この図4に示すように、送信機から、ダイ
ヤル、コーリング・トーン信号CNG(または機能表示
信号CI)、起呼メニュー信号CM、……の順序で送信
されると、受信機から、変形応答トーンAMSam、共
通メニュー信号JM、……等が返送される。
【0005】図5は、V.34のプロトコルシーケンス
におけるページ間の信号を示す図である。図において、
従来のT.30の部分には*印を付けている。
【0006】ページ間の信号(MPS)は、この図5に
示すような構成である。また、モード変更信号(EO
M)は次の図6、手順終了信号(EOP)は図7に示す
ような構成である。また、変調モードは、図8のテーブ
ル4/V.8に示す。
【0007】図6は、V.34のプロトコルシーケンス
におけるモード変更信号を示す図である。
【0008】図7は、V.34のプロトコルシーケンス
における手順終了信号を示す図である。
【0009】図8は、CM/JMにアサインされている
変調モードを示す図である。
【0010】これら各種の信号や変調モードなどについ
ては、財団法人新日本ITU協会から「Vシリーズ(モ
デム関連等)観告集」として出版されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】先に述べたように、
V.34勧告に準拠するファクシミリ装置は、高速通信
が可能であるが、反面で回線の状況に大きな影響を受け
る。そのため、現時点では、未解決の問題が多い。この
発明では、V.34が有する高速処理の利点を活用する
と共に、回線状況に応じて既存の安定した変調モードに
フォールバックすることを可能にすることを課題とする
(請求項1から請求項3の発明)。また、通常モード変
更有りマルチページの場合にも、全く同じ手順に統一す
ることにより、処理の簡略化と交信時間の短縮とを図る
ことを課題とする(請求項2の発明)。さらに、ターン
アラウンドポーリング時にも、同じ手順に統一すること
によって、処理の簡略化と交信時間の短縮とを実現する
ことを課題とする(請求項3の発明)。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、
V.34勧告に準拠するファクシミリ装置において、ペ
ージ間でV.8シーケンスの実行を可能に構成すること
により、V.34からV.17などの既存変調モードへ
フォールバックできるようにしている。
【0013】請求項2の発明では、V.34勧告に準拠
するファクシミリ装置において、モード変更有りマルチ
ページ処理(EOM)のとき、ページ間でV.8シーケ
ンスを実行することにより、交信時間を短縮する。
【0014】請求項3の発明では、V.34勧告に準拠
するファクシミリ装置において、ターンアラウンドポー
リング時に、ページ間でV.8シーケンスを実行するこ
とにより、交信時間を短縮する。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリ装置につ
いて、図面を参照しながら、その実施の形態を詳細に説
明する。最初に、この発明のファクシミリ装置の構成に
ついて説明する。
【0016】図1は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1はCPU、2はROM、
3はRAM、4はスキャナ、5はプロッタ、6は操作表
示部、7は網制御部、8は従来のプロトコル制御部、9
はモデム、10はV.34プロトコル制御部、11は
V.8制御部、12はシステムバス、aとbは信号を示
す。
【0017】この図1に示したファクシミリ装置は、基
本的な構成は従来の装置と同様であるが、V.8制御部
11とV.34プロトコル制御部10とが主要な機能を
果している。各部の構成と動作を簡単に説明する。CP
U1は、図1のファクシミリ装置において、各部の制御
処理およびファクシミリ伝送制御手順を行う。ROM2
には、プログラムやフォントその他のデータが記憶され
ている。RAM3は、CPU1がプログラムを実行する
ときにワークエリアとして使用して、必要なデータ等を
記憶したり、さらには、システム的に必要なパラメータ
やユーザ登録データ等を格納する記憶手段である。スキ
ャナ4は、所定の解像度で原稿を読み取る画像読み取り
手段である。プロッタ5は、所定の解像度で画像または
レポート類を記録出力するプリンタ等の出力手段であ
る。
【0018】操作表示部6は、通信操作および登録操作
などを行う機能を有し、各種キーや表示器から構成され
ている。網制御部7は、公衆電話回線網に接続するため
の制御手段で、自動発着信機能も有している。従来のプ
ロトコル制御部8は、V.34以外のプロトコルを制御
する。モデム9は、ファクシミリのモデム機能を実現す
る機能を有しており、V17,V33,V34,V2
9,V27fer,FSKモードなどを有している。
【0019】次に、V.8制御部11とV.34プロト
コル制御部10による動作を説明する。V.34プロト
コル制御部10は、現在のシンボルレート、データレー
ト、再送回数の頻度などから、総合的に変調モード変更
の必要性を判断する。この判断アルゴリズムについて
は、特に限定されないが、回線状況の悪化により通信品
質が低下される前に、変調モードを変更することはいう
までもない。そして、V.34プロトコル制御部10
が、変調モードを変更すべきと判断したときは、メッセ
ージ確認信号MCFの受信後、コントロールチャンネル
をクローズする(後出の図2参照)。この点が、現在の
V.34勧告に準拠するプロトコルと全く異なってお
り、この発明の最大の特徴である。
【0020】図2は、この発明のファクシミリ装置にお
けるプロトコルシーケンスを示す図である。
【0021】この図2に示すように、上側の送信機か
ら、モード変更信号(EOM)が送信され、下側の受信
機からメッセージ確認信号MCFが返送されたとき、送
信機からクローズ指示信号を送信する。コントロールチ
ャンネルをクローズした送信機は、受信機のコントロー
ルチャンネル完了を検知して、起呼メニュー信号CMの
送信を開始する。具体的にいえば、瞬断検出などによっ
て検知する。次に、V.34プロトコル制御部10は、
V.8制御部11に対して、新しい変調モードを信号a
によって通知する。V.8制御部11は、通知された新
しい変調モードで、新しいCMを作成し、CM/JM変
換が成功すると、V.34プロトコル制御部10に対し
て、新しい変調モードを信号bによって新たに決めた変
調モードを通知する。新しい変調モードが、例えばV.
17とすれば、従来と同様にT1タイマをスタートさせ
て、DIS/NSF待ちとなる。以上のV.8制御部1
1と、V.34プロトコル制御部10の動作を、次の図
3のフローに示す。
【0022】図3は、この発明のファクシミリ装置にお
いて、V.34プロトコル制御時の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#13
はステップを示す。
【0023】ステップ#1で、最終ページであるかどう
かチェックする。最終ページであれば、ステップ#2へ
移り、PPS−EOPを送出する(図7参照)。また、
最終ページでないときは、次のステップ#3で、モード
変更有りマルチページであるかどうかチェックする。モ
ード変更有りマルチページでなければ、次のステップ#
4で、ターンアラウンドポーリングであるかどうかチェ
ックする。ターンアラウンドポーリングでなければ、次
のステップ#5で、V.17/V.29へエスケープす
るかどうかチェックする。V.17/V.29へエスケ
ープしないときは、ステップ#6へ移り、PPS−MP
Sを送出する(図5参照)。これに対して、V.17/
V.29へエスケープするときは、ステップ#7へ進
む。また、先のステップ#3でチェックした結果、モー
ド変更有りマルチページのときと、ステップ#4でチェ
ックした結果、ターンアラウンドポーリングのときも、
ステップ#7へ進む。
【0024】ステップ#7で、PPS−EOM(図6参
照)を送出し、次のステップ#8で、MCFの受信の有
無を監視する。MCFの受信を検知すると、ステップ#
9へ移り、V.34チャンネルをクローズして、信号a
を送出する。ステップ#10で、信号bの受信の有無を
監視する。信号bの受信を検知すると、ステップ#11
へ進み、V.8が成功したかどうかチェックする。V.
8が成功しないときは、ステップ#12へ移り、回線を
断にして、この図3のフローを抜ける。また、V.8が
成功したときは、ステップ#13へ進み、V.34チャ
ンネルをオープンして、次の処理へ移る。V.8制御部
11と、V.34プロトコル制御部10は、以上のよう
な制御を行う。
【0025】一方、受信機は、NSFの送出直後にコン
トロールチャンネルをクローズされた場合、V.8手順
が割り込むことを察知してCMの受信に備える。そし
て、V.8シーケンスが成功したら、T1タイマをスタ
ートさせて、DIS/NSFの送出へ進む。このような
制御により、V.34からV.17などへのフォールバ
ックが可能になる(請求項1の発明)。また、ページ間
で、モード変更信号(EOM)を利用して、V.8モー
ドの手順を実行するが、通常のモード変更有りマルチペ
ージの場合も、全く同じ手順に統一することにより、処
理の簡潔化および交信時間の短縮が得られる。モード変
更有りマルチページ、ターンアラウンドポーリング時に
も、送信機からの起動となるため、全く同じ手順を用い
ることによって、処理の簡潔化、交信時間の短縮が図ら
れる。
【0026】
【発明の効果】請求項1のファクシミリ装置では、ペー
ジ間でV.8シーケンスの実行を可能に構成することに
より、V.34からV.17などの既存変調モードへフ
ォールバックできるようにしている。したがって、通信
途中で回線状況が悪化しても、既存の変調モードにフォ
ールバックすることが可能になり、品質の高い安定した
交信が行える。
【0027】請求項2のファクシミリ装置では、モード
変更有りマルチページ処理(EOM)のとき、ページ間
でV.8シーケンスを実行するようにしている。したが
って、処理の簡略化が可能になると共に、交信時間も短
縮されて、回線使用料も節減される。
【0028】請求項3のファクシミリ装置では、ターン
アラウンドポーリング時に、ページ間でV.8シーケン
スを実行するようにしている。すなわち、ターンアラウ
ンドで送信と受信とが入れ替わるため、必ずしもV.3
4で交信が可能であるか定かではない。そのため、着呼
側(送信機)からのラインプロービングを実行して、最
適なシンボルレートやデータレートなどを選択すること
が可能になり、確実な交信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置について、その要
部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明のファクシミリ装置のプロトコルシー
ケンスを示す図である。
【図3】この発明のファクシミリ装置において、V.3
4プロトコル制御時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図4】V.34観告に準拠した場合のプロトコルシー
ケンスを示す図である。
【図5】V.34のプロトコルシーケンスにおけるペー
ジ間の信号を示す図である。
【図6】V.34のプロトコルシーケンスにおけるモー
ド変更信号を示す図である。
【図7】V.34のプロトコルシーケンスにおける手順
終了信号を示す図である。
【図8】CM/JMにアサインされている変調モードを
示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 スキャナ 5 プロッタ 6 操作表示部 7 網制御部 8 従来のプロトコル制御部 9 モデム 10 V.34プロトコル制御部 11 V.8制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V.34勧告に準拠するファクシミリ装
    置において、 ページ間でV.8シーケンスの実行を可能に構成するこ
    とにより、V.34からV.17などの既存変調モード
    へフォールバックすることができるようにしたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 V.34勧告に準拠するファクシミリ装
    置において、 モード変更有りマルチページ処理のとき、ページ間で
    V.8シーケンスを実行することにより、交信時間を短
    縮することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 V.34勧告に準拠するファクシミリ装
    置において、 ターンアラウンドポーリング時に、ページ間でV.8シ
    ーケンスを実行することにより、交信時間を短縮するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
JP8355023A 1996-12-20 1996-12-20 ファクシミリ装置 Pending JPH10191014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8355023A JPH10191014A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 ファクシミリ装置

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JP8355023A JPH10191014A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10191014A true JPH10191014A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18441458

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8355023A Pending JPH10191014A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 ファクシミリ装置

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JP (1) JPH10191014A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8494131B2 (en) 2005-01-10 2013-07-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for data communication

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8494131B2 (en) 2005-01-10 2013-07-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for data communication

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