JP2000133000A - メモリ混載ロジックlsi - Google Patents
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Abstract
スト手法を提供する。 【解決手段】 半導体チップ10内には、複数のメモリ
マクロ12A,12B,12C,12Dが配置される。
マクロID生成回路30A,30B,30C,30D
は、メモリマクロ12A,12B,12C,12Dを識
別するためのマクロIDを生成するもので、それぞれが
異なる構成又はレイアウトを有している。しかし、マク
ロID生成回路30A,30B,30C,30Dは、メ
モリマクロ12A,12B,12C,12Dの外部の半
導体チップ10内に配置されるため、メモリマクロ12
A,12B,12C,12D内のテスト制御ブロック
は、全てのメモリマクロで同一の構成となり、設計負担
が軽減される。
Description
クLSIのメモリマクロのテスト手法に関し、特に、1
チップ内に複数のメモリマクロが配置されるメモリ混載
ロジックLSIに適用される。
ロ)を含む複数の機能をワンチップに集積し、ワンチッ
プ内に特定のシステムを形成したいわゆるメモリ混載ロ
ジックLSI(システムLSI)が注目されている。メ
モリ混載ロジックLSIでは、いままで別々のチップに
形成されていた半導体メモリの機能とロジックの機能を
ワンチップに形成するため、システムの高性能化、低消
費電力化、小型化(部品数の削減)に貢献する。
として動作するのに必要な全ての回路を含んでいるた
め、その内部において、読み出し、書き込みなどの一連
の動作を完結できるようになっている。また、メモリマ
クロ内には、メモリマクロとロジック部の接点となるイ
ンターフェイス部が設けられ、メモリマクロとロジック
部との間で、直接、データのやりとりが行われる。
SIのメモリマクロ内には、メモリマクロの機能を確認
するため、テスト制御ブロックが設けられる。そして、
テスト時に、このテスト制御ブロックを機能させてメモ
リマクロのテストを行っている。しかし、複数のメモリ
マクロを有するメモリ混載ロジックLSIの場合には、
複数のメモリマクロを1つずつ順番にテストすることに
なるため、テスト時間が増大する欠点がある。また、複
数のメモリマクロを別々にテストする場合には、各メモ
リマクロを識別する回路が必要となるため、各メモリマ
クロ内のテスト制御ブロックの構成(レイアウト)が異
なってくる。従って、メモリマクロごとにテスト制御ブ
ロックを設計しなければならないため、メモリマクロの
設計時間が増大する欠点がある。
もので、その目的は、複数のメモリマクロを有するメモ
リ混載ロジックLSIにおいて、短時間、かつ、簡易
に、メモリマクロのテストを行うことができ、さらに、
メモリマクロの設計も短時間で行うことができるメモリ
混載ロジックLSIを提供することにある。
載ロジックLSIは、ワンチップ内に配置され、半導体
メモリの機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数
のメモリマクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、
前記複数のメモリマクロを識別するためのマクロIDを
生成するマクロID生成回路と、前記複数のメモリマク
ロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメ
モリマクロのうちの1つを出力パッドに電気的に接続す
る出力選択回路とを備える。
マクロの出力信号を出力する。
らに、前記マクロIDに基づいて前記複数のメモリマク
ロのうちの1つを選択するマクロ選択回路を備える。
に配置され、各メモリマクロ内で同一の構成を有してい
る。また、前記マクロ選択回路は、前記マクロID生成
回路と共に前記複数のメモリマクロの外部に配置されて
いてもよい。
位の組み合わせにより前記マクロIDを生成する。
は、ワンチップ内に配置され、半導体メモリの機能を有
する複数のメモリマクロと、前記複数のメモリマクロに
対応して設けられ、入力信号を加算して出力信号とする
機能を有する複数の加算器と、前記複数のメモリマクロ
の外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメモ
リマクロのうちの1つを出力パッドに電気的に接続する
出力選択回路とを備え、前記複数の加算器は、互いに直
列接続され、かつ、前記複数の加算器の入力信号又は出
力信号が前記複数のメモリマクロを識別するためのマク
ロIDとして使用される。
モリマクロ内に配置され、かつ、各メモリマクロ内で同
一の構成を有している。
は、ワンチップ内に配置され、半導体メモリの機能を有
する複数のメモリマクロと、前記複数のメモリマクロの
うちの1つを選択するマクロ選択回路と、前記複数のメ
モリマクロに対応して設けられ、非選択状態のメモリマ
クロの出力信号を固定電位に設定する機能を有する複数
のマクロ出力制御回路と、前記複数のメモリマクロの外
部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメモリマ
クロの出力信号の論理をとることにより、選択状態のメ
モリマクロの出力信号のみを出力パッドに導く論理回路
とを備える。
れ対応するメモリマクロ内に配置され、かつ、各メモリ
マクロ内で同一の構成を有している。
の出力信号の論理和又は論理積を実行する回路である。
は、ワンチップ内に配置され、半導体メモリの機能を有
する複数のメモリマクロと、前記複数のメモリマクロの
2つ以上を選択する機能を有するマクロ選択回路と、前
記複数のメモリマクロの外部の前記ワンチップ内に配置
され、選択された2つ以上のメモリマクロの出力信号が
一致しているか否かを示すPASS/FAILビット
を、前記選択された2つ以上のメモリマクロの出力信号
の論理をとることにより生成する論理回路とを備える。
のメモリマクロの出力信号が互いに一致しているとき
に、前記選択された2つ以上のメモリマクロの出力信号
を出力パッドを出力する。
の通常出力を有するメモリマクロにおいて、sビット
(1≦s≦n)のデータをj組(jは、2以上の自然
数)読み出し、各組の間でsビットのデータを比較し、
各組のsビットのデータが一致しているか否かを示すP
ASS/FAILビットを出力する回路を備える。
いに一致しているときに、各組のsビットのデータを前
記メモリマクロの外部に出力する。
は、4)のメモリ混載ロジックLSIにおいて、各メモ
リマクロが、5)の回路を備えている。
の通常出力を有するメモリマクロにおいて、sビット
(1≦s≦n)のデータを読み出し、前記sビットのデ
ータを、前記sビットのデータが正確であるか否かを判
断するための期待値と比較し、前記sビットのデータと
前記期待値が一致しているか否かを示すPASS/FA
ILビットを出力する回路を備える。
出力を有するメモリマクロにおいて、sビット(1≦s
≦n)のデータをj組(jは、2以上の自然数)読み出
し、各組の間でsビットのデータを比較すると共に、各
組のsビットのデータを、各組のsビットのデータが正
確であるか否かを判断するための期待値と比較し、各組
のsビットのデータが一致し、かつ、各組のsビットの
データと前記期待値が一致しているか否かを示すPAS
S/FAILビットを出力する回路を備える。
内に配置された複数のメモリマクロをテストするもので
あり、前記複数のメモリマクロを同時に選択し、各メモ
リマクロに同一のデータを書き込み、各メモリマクロの
出力信号が互いに一致しているか否かを示すPASS/
FAILビットを出力し、かつ、各メモリマクロの出力
信号が互いに一致しているときに各メモリマクロの出力
信号を出力し、前記PASS/FAILビット及び各メ
モリマクロの出力信号に基づいて、前記複数のメモリマ
クロの良否を判断している。
置されたnビットの通常出力を有するメモリマクロをテ
ストするものであり、前記メモリマクロ内でsビット
(1≦s≦n)単位でj組(jは、2以上の自然数)の
ブロックを想定し、各組に同一のデータを書き込み、各
組のsビットの出力信号が互いに一致しているか否かを
示すPASS/FAILビットを出力し、かつ、各組の
sビットの出力信号が互いに一致しているときに各組の
sビットの出力信号を出力し、前記PASS/FAIL
ビット及び各組のsビットの出力信号に基づいて、前記
メモリマクロの良否を判断している。
置されたnビットの通常出力を有する複数のメモリマク
ロをテストするものであり、各メモリマクロ内でsビッ
ト(1≦s≦n)単位でj組(jは、2以上の自然数)
のブロックを想定し、各組に同一のデータを書き込み、
各組のsビットの出力信号が互いに一致し、かつ、各メ
モリマクロの出力信号が互いに一致しているか否かを示
すPASS/FAILビットを出力し、各組のsビット
の出力信号が互いに一致し、かつ、各メモリマクロの出
力信号が互いに一致しているているときに、各メモリマ
クロの出力信号を出力し、前記PASS/FAILビッ
ト及び各メモリマクロの出力信号に基づいて、前記複数
のメモリマクロの良否を判断している。
置されたnビットの通常出力を有するメモリマクロをテ
ストするものであり、前記メモリマクロのsビット(1
≦s≦n)のデータを読み出し、前記メモリマクロ内
で、前記sビットのデータを、前記sビットのデータが
正確であるか否かを判断するための期待値と比較し、前
記sビットのデータと前記期待値が一致しているか否か
を示すPASS/FAILビットを生成し、前記PAS
S/FAILビットに基づいて、前記メモリマクロの良
否を判断している。
置されたnビットの通常出力を有するメモリマクロをテ
ストするものであり、前記メモリマクロ内でsビット
(1≦s≦n)単位でj組(jは、2以上の自然数)の
ブロックを想定し、各組のsビットのデータを読み出
し、前記メモリマクロ内で、各組のsビットのデータを
比較し、かつ、各組のsビットのデータと期待値を比較
し、各組のsビットのデータが互いに一致し、かつ、各
組のsビットのデータが前記期待値と一致しているか否
かを示すPASS/FAILビットを生成し、前記PA
SS/FAILビットに基づいて、前記メモリマクロの
良否を判断している。
明のメモリ混載ロジックLSIについて詳細に説明す
る。
アプランの一例を示している。
1、メモリマクロ12A,12B,12C,12D及び
パッド部13が配置される。ロジック部11には、半導
体メモリ以外の機能を有する回路ブロックが形成され
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
例えば、DRAM(ダイナミックランダムアクセスメモ
リ)の機能を有し、メモリマクロ12A,12B,12
C,12D内で、データの書き込み、読み出しなどの完
結した一連の動作が可能となっている。
2D内には、ロジック部11との接点となるインターフ
ェイス部14A,14B,14C,14Dが設けられて
いる。インターフェイス部14A,14B,14C,1
4Dは、例えば、入出力(I/O)レジスタを備えてい
る。また、メモリマクロ12A,12B,12C,12
D内には、メモリマクロのテストを制御するためのテス
ト制御ブロック15A,15B,15C,15Dが配置
されている。
に沿って配置され、制御信号の入力やデータの入出力を
行うためのパッド16を備えている。
徴は、ロジック部11とメモリマクロ12の間で、直
接、データのやりとりを行っている点にある。つまり、
ロジックの機能と半導体メモリの機能をワンチップ内に
混載することで、これら2つの機能を繋ぐために、I/
Oパッドや長い配線は必要なくなる。よって、メモリマ
クロにおいては、大きなサイズのI/Oバッファが必要
なく、低消費電力化に貢献できる。また、半導体チップ
10内に形成される配線の幅は1μm以下で形成できる
ので、同時にメモリマクロに入出力するデータ数を極端
に増やすことができる。このため、一度に大量のデータ
を転送でき、メモリの高性能化に貢献できる。
のメモリマクロのテスト回路の第1例を示している。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
クロ(テスト制御ブロック)内に設けてもよいし、ま
た、メモリマクロの外部に設けてもよい。
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23、制御信号線46及びマルチプレクサ1
9が形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
マクロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他
端は、マルチプレクサ19に接続される。マルチプレク
サ19は、各メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dから制御信号線46に出力される制御信号に基づい
て、第1の出力信号線22A,22B,22C,22D
のうちの1本と第2の出力信号線23を電気的に接続す
る。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
ついて説明する。
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D内のマクロID生成回
路では、マクロIDが生成され、マクロ選択回路17
A,17B,17C,17Dにおいて、マクロIDと入
力IDの比較が行われる。
果、4つのメモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのうちの1つが選択される。即ち、選択された1つの
メモリマクロでは、マクロ選択回路の出力信号MEnが
“0”となり、残りの3つの非選択のメモリマクロで
は、マクロ選択回路の出力信号MEnが“1”となる。
クロ選択回路の出力信号MEnが“0”のメモリマクロ
では、この後、コマンドを取り込むことができるように
なる。よって、選択されたメモリマクロでは、テスト動
作(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選
択のメモリマクロ、即ち、マクロ選択回路の出力信号M
Enが“1”のメモリマクロでは、テスト動作が行われ
ない。
リセルに対するデータの書き込みが行われ、この後、メ
モリセルからデータが読み出される。例えば、256個
のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、256のデ
ータが読み出されるが、本例では、この256のデータ
を8ビット(nOビット)ずつ32回にわけて半導体チ
ップ10の外部のテスタ24に読み出す。
たメモリマクロに接続される第1の出力信号線22A,
22B,22C,22Dを第2の出力信号線23に電気
的に接続する。即ち、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dのマクロ選択回路17A,17B,17
C,17Dの出力信号MEnは、制御信号線46を経由
して、直接、マルチプレクサ19に入力される。よっ
て、マルチプレクサ19は、各メモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dのマクロ選択回路17A,17
B,17C,17Dの出力信号MEnに基づいて、選択
されたメモリマクロに接続される第1の出力信号線22
A,22B,22C,22Dを第2の出力信号線23に
電気的に接続することができる。
ータは、テスタ24において期待値と比較され、その比
較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断され
る。
順次、切り替えていくことで、全てのメモリマクロ12
A,12B,12C,12Dについて機能テストを行う
ことが可能である。
回路によれば、マルチプレクサ19により、選択された
メモリマクロの読み出しデータを出力するようにしてい
る。よって、4つのメモリマクロ12A,12B,12
C,12Dを順次選択していくことにより全てのメモリ
マクロのテストを行うことができる。
のメモリマクロのテスト回路の第2例を示している。
比較すると、出力選択回路にマルチプレクサを用いるこ
となく、ロジック的な手法により、選択された1つのメ
モリマクロのデータを半導体チップ10の外部に出力す
るようにしている点に特徴を有する。よって、本例のテ
スト回路では、図2の制御信号線46が不要であり、設
計時にこの制御信号線に要していた労力を回避できると
共に配線ミスも減らすことができる。また、ロジック的
に出力の選択を行うため、消費電力の削減にも貢献でき
る。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
クロ(テスト制御ブロック)内に設けてもよいし、ま
た、メモリマクロの外部に設けてもよい。
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及びアンド(AND)回路47が形成さ
れる。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、アンド回路47に接続される。第2の出力信号線2
3の一端は、アンド回路47の出力端に接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
B,12C,12Dのインターフェイス部14Aの一例
を示している。
1)+1}個のI/Oレジスタブロック25−0,…2
5−kが配置される。I/Oレジスタブロック25−
0,…25−kの各々は、例えば、8個の入力レジスタ
90−0,…90−7と、8個の出力レジスタ26−
0,…26−7と、選択スイッチ27とを有している。
入力レジスタ90−i(i=0,…7)及び出力レジス
タ26−i(i=0,…7)のメモリマクロ側の端子
は、データ線対DQki,/DQki(i=0,…7)
に接続される。
5−kにおいて、入力レジスタ90−i(i=0,…
7)のロジック側の端子は、入力信号線91−i(i=
8k,…8k+7)に接続されると共に、選択スイッチ
27を介してテスト信号線に接続される。出力レジスタ
26−i(i=0,…7)のロジック部側の端子は、出
力信号線70−i(i=8k,…8k+7)に接続され
ると共に、選択スイッチ27を介して、テスト制御ブロ
ック15A,15B,15C,15D内のマクロ出力制
御回路48に接続される。
5B,15C,15Dにおいてレジスタアドレス信号R
egAdd・0,…RegAdd・kが生成される。こ
のレジスタアドレス信号RegAdd・0,…RegA
dd・kは、k個のI/Oレジスタブロック25−0,
…25−kのうちの1つを選択する。選択状態のI/O
レジスタブロックでは、選択スイッチ27がオン状態と
なり、非選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択
スイッチ27がオフ状態となる。
スタブロックでは、8ビット(1バイト)のデータTD
・0,…TD・7がテスト信号線を経由して入力され、
メモリセルに書き込まれる。また、メモリセルから読み
出された8ビットのデータTDO・0,…TDO・7
が、選択状態のI/Oレジスタブロックからマクロ出力
制御回路48に出力される。
ック25−0,…25−kが1つずつ順次選択されるこ
とにより、(k+1)×8ビットの全てのデータがメモ
リマクロから半導体チップの外部に読み出される。
DO・0,…DTDO・7の値を強制的に“1”に固定
する機能を有する。よって、メモリマクロが非選択の場
合には、出力信号DTDO・0,…DTDO・7の値を
強制的に“1”に固定する。また、メモリマクロが選択
されている場合には、出力信号TDO・0,…TDO・
7を出力信号DTDO・0,…DTDO・7としてその
まま出力する。
48の一例を示している。
回路から構成される。そして、マクロ選択回路の出力信
号MEn及び出力レジスタの出力信号(読み出しデー
タ)TDO・0,…TDO・7がそれぞれオア回路に入
力される。
回路の出力信号MEnは、“0”になるため、マクロ出
力制御回路48の出力信号DTDO・0,…DTDO・
7は、出力レジスタの出力信号TDO・0,…TDO・
7と同じになる。
選択回路の出力信号MEnは、“1”になるため、マク
ロ出力制御回路48の出力信号DTDO・0,…DTD
O・7は、入出力レジスタの出力信号TDO・0,…T
DO・7にかかわらず、“1”に固定される。
のメモリマクロの出力信号DTDO・0,…DTDO・
7を“1”に固定するマクロ出力制御回路48を設けた
が、例えば、マクロ出力制御回路48を図5(b)の回
路から構成することにより、非選択のメモリマクロの出
力信号DTDO・0,…DTDO・7を“0”に固定す
ることもできる。この場合、ロジック部11に設ける論
理回路としては、アンド回路47に変えて、オア回路を
用いる。
ト手法について説明する。
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D内のマクロID生成回
路では、マクロIDが生成され、マクロ選択回路17
A,17B,17C,17Dにおいて、マクロIDと入
力IDの比較が行われる。
果、4つのメモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのうちの1つが選択される。即ち、選択された1つの
メモリマクロでは、マクロ選択回路の出力信号MEnが
“0”となり、残りの3つの非選択のメモリマクロで
は、マクロ選択回路の出力信号MEnが“1”となる。
クロ選択回路の出力信号MEnが“0”のメモリマクロ
では、この後、コマンドを取り込むことができるように
なる。よって、選択されたメモリマクロでは、テスト動
作(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選
択のメモリマクロ、即ち、マクロ選択回路の出力信号M
Enが“1”のメモリマクロでは、テスト動作が行われ
ない。
リセルに対するデータの書き込みが行われ、この後、メ
モリセルからデータが読み出される。例えば、256個
のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、256のデ
ータが読み出されるが、本例では、この256のデータ
を、8ビット(nOビット)ずつ、32回にわけて読み
出す。
クロ出力制御回路48にMEn=“0”が入力されるた
め、8ビットの出力信号(読み出しデータ)TDO・
0,…TDO・7が、そのまま選択されたメモリマクロ
の出力信号DTDO・0,…DTDO・7として出力さ
れる。
御回路48にMEn=“1”が入力されるため、8ビッ
トの出力信号(読み出しデータ)TDO・0,…TDO
・7にかかわらず、非選択のメモリマクロの出力信号D
TDO・0,…DTDO・7は、“1”に固定される。
には、選択されたメモリマクロから“1”又は“0”の
出力信号DTDO・0,…DTDO・7が入力され、非
選択のメモリマクロから“1”に固定された出力信号D
TDO・0,…DTDO・7が入力される。
択されたメモリマクロの出力信号DTDO・0,…DT
DO・7をそのまま出力することになる。
れたデータは、テスタ24において期待値と比較され、
その比較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断
される。また、選択されるメモリマクロを、順次、切り
替えていくことで、全てのメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dについて機能テストが行われる。
回路によれば、出力選択回路にマルチプレクサを用いる
ことなく、ロジック的な手法により、選択された1つの
メモリマクロのデータを半導体チップ10の外部に出力
している。よって、メモリ混載ロジックLSIの設計時
に、図2の制御信号線46のレイアウトに時間を要した
り、図2の制御信号線46のためのスペースを確保した
りする必要がなくなる。また、配線ミスが減り、設計効
率を上げることができる。さらに、ロジック的な手法に
より出力の選択を行っているため、低消費電力化に貢献
できる。
に不良セルを発見し、不良セルを冗長セルに置き換える
ためのウェハ状態におけるテストや、パッケージングし
た後に良品と不良品に分けるファイナルテストなどに使
用することができる。
のメモリマクロのテスト回路の第3例を示している。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路20A,20B,20
C,20Dと、半導体チップ10の外部からメモリマク
ロに入力されるマクロ選択信号(入力ID)とマクロI
Dを比較してメモリマクロを選択するためのマクロ選択
回路17A,17B,17C,17Dを備えている。
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力選択回路18が形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
2A,22B,22C,22Dのうちの1本と第2の出
力信号線23を電気的に接続する機能を有する。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。この場合、入力
信号線21及び第2の出力信号線23の途中には、それ
ぞれマルチプレクサが設けられ、パッド16TI,16
TOの機能の切り替えが行われる。なお、半導体チップ
10上に設けるパッド数に余裕があれば、パッド16T
I,16TOをテスト専用としてもよい。
力信号線21の数に対応させてnI本とし、パッド16
TOの数も、例えば、第2の出力信号線23の数に対応
させてnO本とする。但し、パッド16TI,16TO
の数を、nI又はnO本よりも少ない数としてもよい。
B,12C,12Dのインターフェイス部14Aの一例
を示している。
ば、31)+1}個のI/Oレジスタブロック25−
0,…25−kが配置される。I/Oレジスタブロック
25−0,…25−kの各々は、例えば、8個の入力レ
ジスタ90−0,…90−7と、8個の出力レジスタ2
6−0,…26−7と、選択スイッチ27とを有してい
る。入力レジスタ90−i(i=0,…7)及び出力レ
ジスタ26−i(i=0,…7)のメモリマクロ側の端
子は、データ線対DQki,/DQki(i=0,…
7)に接続される。
5−kにおいて、入力レジスタ90−i(i=0,…
7)のロジック部側の端子は、入力信号線91−i(i
=8k,…8k+7)に接続されると共に、選択スイッ
チ27を介してテスト信号線に接続される。出力レジス
タ26−i(i=0,…7)のロジック部側の端子は、
出力信号線70−i(i=8k,…8k+7)に接続さ
れると共に、選択スイッチ27を介して、テスト用の第
1の出力信号線21A,21B,21C,21Dに接続
される。
ータQI0,…QI(8k+7)及び出力データQ0,
…Q(8k+7)は、それぞれ(k+1)×8ビット存
在する。入力データQI0,…QI(8k+7)は、ロ
ジック部から入力信号線91−0,…91−(8k+
7)を経由してメモリマクロ内に入力され、出力データ
Q0,…Q(8k+7)は、メモリマクロから出力信号
線70−0,…70−(8k+7)を経由してロジック
部に出力される。
いて、レジスタアドレス信号RegAdd・0,…Re
gAdd・kが生成される。レジスタアドレス信号Re
gAdd・0,…RegAdd・kは、k個のI/Oレ
ジスタブロック25−0,…25−kのうちの1つを選
択する。選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択
スイッチ27がオン状態となり、非選択状態のI/Oレ
ジスタブロックでは、選択スイッチ27がオフ状態とな
る。
・0,…TD・7がテスト信号線から選択状態のI/O
レジスタブロック内の入力レジスタ90−0,…90−
7に入力される。また、8ビットのデータDTDO・
0,…DTDO・7が、選択状態のI/Oレジスタブロ
ックから第1の出力信号線21A,21B,21C,2
1Dに出力される。
タを、メモリマクロから半導体チップの外部に読み出す
には、(k+1)個のI/Oレジスタブロック25−
0,…25−kを1つずつ順次選択していけばよい。
入出力データ数よりも大幅に減らしているのは、テスト
時の出力データを半導体チップの外部に出力するパッド
数に制限があるためである。
90−7及び出力レジスタ26−0,…26−7の一例
を示している。
構成され、出力レジスタは、出力用バッファ28から構
成される。入力用バッファ29は、書き込み制御信号W
TENにより制御され、データQi又はテストデータT
Diを相補データとしてデータ線対DQi,/DQiに
出力する。出力用バッファ28は、読み出し制御信号R
DENにより制御され、データ線対DQi,/DQiの
相補データをデータQi又はテストデータDTDO・i
として出力する。
ついて説明する。
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D内のマクロID生成回
路20A,20B,20C,20Dでは、マクロIDが
生成され、マクロ選択回路17A,17B,17C,1
7Dでは、マクロIDと入力IDの比較が行われる。そ
して、マクロIDと入力IDの比較の結果、4つのメモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dのうちの1つ
が選択される。
“00”が生成され、メモリマクロ12BでマクロID
“01”が生成され、メモリマクロ12CでマクロID
“10”が生成され、メモリマクロ12DでマクロID
“11”が生成され、また、例えば、入力IDが“0
0”であると、メモリマクロ12Aが選択状態となり、
その他のメモリマクロ12B,12C,12Dが非選択
状態となる。
後、コマンドを取り込むことができるようになる。よっ
て、選択状態のメモリマクロ12Aでは、テスト動作
(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選択
状態のメモリマクロ12B,12C,12Dでは、テス
ト動作が行われない。
ず、メモリセルに対するデータの書き込みが行われ、こ
の後、メモリセルからデータが読み出される。例えば、
256個のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、2
56のデータが読み出されるが、本例では、この256
のデータを8ビット(nOビット)ずつ32回にわけて
半導体チップ10の外部のテスタ24に読み出す。この
時、出力選択回路18は、選択状態のメモリマクロ12
Aに接続される第1の出力信号線22Aを第2の出力信
号線23に電気的に接続している。
ータは、テスタ24において期待値と比較され、その比
較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断され
る。
した後、順次、メモリマクロ12B,12C,12Dの
テストを行い、全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dについて機能テストを行う。
回路によれば、半導体チップ10に内蔵されたメモリマ
クロのテストを、例えば、半導体チップ10の外部に存
在するテスタを用いてダイレクトに行うことができる
(ダイレクト・メモリ・アクセス・モード)。
に不良セルを発見し、不良セルを冗長セルに置き換える
ためのウェハ状態におけるテストや、パッケージングし
た後に良品と不良品に分けるファイナルテストなどに使
用することができる。
2B,12C,12Dを1つずつ順番にテストする場
合、メモリマクロ12A,12B,12C,12D内に
は、メモリマクロを識別するマクロIDを生成するため
のマクロID生成回路20A,20B,20C,20D
が設けられる。このマクロID生成回路20A,20
B,20C,20Dは、メモリマクロごとに異なったマ
クロIDを生成する必要があるため、当然に、メモリマ
クロごとに回路構成が異なっている。
計時間の短縮のため、予め、機能、特性が確認された回
路ブロックを作成しておき、この回路ブロックを、各ユ
ーザの要求に合致したメモリマクロを設計するに当たっ
て使用するという設計手法が採用される。
B,20C,20Dがメモリマクロごとに異なると、メ
モリ混載ロジックLSIを設計する度に、メモリマクロ
ごとにメモリマクロの数に応じたテスト制御ブロック1
5A,15B,15C,15Dを設計しなければなら
ず、設計に多大な時間を要し、回路ブロックを用いる設
計手法の利点を引き出せない。
のメモリマクロのテスト回路の第4例を示している。
成回路30A,30B,30C,30Dが、テスト制御
ブロック15A,15B,15C,15D外部、即ち、
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dの外部に
存在し、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,
12D内のテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dが同じ回路構成(パターン)を有している点
にある。よって、メモリ混載ロジックLSIを設計する
際に、メモリマクロの数によらず、同一の構成のテスト
制御ブロック15A,15B,15C,15Dを用いる
ことができ、設計時間の短縮に貢献できる。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,14Dは、上述の図6の例と同様に、例えば、図7
及び図8に示すような回路から構成される。
C,15Dは、全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dにおいて同一の回路構成(レイアウト)を
有している。よって、メモリ混載ロジックLSIを設定
するに当たって、テスト制御ブロックを再設計する必要
がなく、設計時間の短縮及び製造コストの低減を達成す
ることができる。
を生成するマクロID生成回路30A,30B,30
C,30Dは、メモリマクロ12A,12B,12C,
12Dの外部のロジック部11に配置される。マクロI
D生成回路30A,30B,30C,30Dは、メモリ
マクロ12A,12B,12C,12Dに対応して設け
られる。マクロID生成回路30A,30B,30C,
30Dは、メモリマクロを識別するために、互いに異な
ったマクロIDを生成するため、その回路構成は、当然
に、互いに異なったものとなる。
C,15Dは、半導体チップ10の外部からメモリマク
ロに入力されるマクロ選択信号(入力ID)とマクロI
Dを比較してメモリマクロを選択するためのマクロ選択
回路17A,17B,17C,17Dを備えている。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力選択回路18が形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
2A,22B,22C,22Dのうちの1本と第2の出
力信号線23を電気的に接続する機能を有する。
設けるパッド数に制限があるため、図6の例の場合と同
様に、テスト用として用いられると共にロジック部11
の回路に対するデータ又は制御信号の入出力用としても
用いられる。なお、半導体チップ10上に設けるパッド
数に余裕があれば、パッド16TI,16TOをテスト
専用としてもよい。
力信号線21の数に対応させてnI本とし、パッド16
TOの数も、例えば、第2の出力信号線23の数に対応
させてnO本とする。但し、パッド16TI,16TO
の数を、nI又はnO本よりも少ない数としてもよい。
ついて説明する。
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。マクロ選択信号など
のメモリマクロに入力される信号は、パッド数が制限さ
れていることから、コード化されており、通常、テスト
制御ブロック15A,15B,15C,15Dでマクロ
選択信号をデコードして用いている。しかし、パッド数
に余裕があれば、コード化されてない信号を、直接、各
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dに供給し
てもよい。
C,30Dでは、マクロIDが生成され、このマクロI
Dは、テスト制御ブロック15A,15B,15C,1
5D内に入力される。マクロ選択回路17A,17B,
17C,17Dでは、マクロIDと入力IDの比較が行
われ、マクロIDと入力IDの比較の結果、4つのメモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dのうちの1つ
が選択される。
“00”が入力され、メモリマクロ12BにマクロID
“01”が入力され、メモリマクロ12CにマクロID
“10”が入力され、メモリマクロ12DにマクロID
“11”が入力され、また、例えば、入力IDが“0
1”であると、メモリマクロ12Bが選択状態となり、
その他のメモリマクロ12A,12C,12Dが非選択
状態となる。
後、コマンドを取り込むことができるようになる。よっ
て、選択状態のメモリマクロ12Bでは、テスト動作
(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選択
状態のメモリマクロ12A,12C,12Dでは、テス
ト動作が行われない。
ず、メモリセルに対するデータの書き込みが行われ、こ
の後、メモリセルからデータが読み出される。例えば、
256個のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、2
56のデータが読み出されるが、本例では、この256
のデータを8ビット(nOビット)ずつ32回にわけて
半導体チップ10の外部のテスタ24に読み出す。この
時、出力選択回路18は、選択状態のメモリマクロ12
Bに接続される第1の出力信号線22Bを第2の出力信
号線23に電気的に接続している。
ータは、テスタ24において期待値と比較され、その比
較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断され
る。
C,12Dについて、順次、機能テストを行うようにす
れば、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dの機能テストを行うことができる。
回路によれば、半導体チップ10に内蔵されたメモリマ
クロのテストを、例えば、半導体チップ10の外部に存
在するテスタを用いてダイレクトに行うことができる。
た1つのメモリマクロのデータを半導体チップ10の外
部に出力している。よって、メモリ混載ロジックLSI
の設計時に、図2の制御信号線46が必要なく、設計負
担が軽減され、配線ミスも減り、設計効率を上げること
ができる。さらに、ロジック的な手法により出力の選択
を行っているため、低消費電力化に貢献できる。
マクロIDを生成するためのマクロID生成回路30
A,30B,30C,30Dがメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dの外部に設けられる。よって、メ
モリ混載ロジックLSIを設計する際に、メモリマクロ
の数に関系なく、全てのメモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに、同じ構成のテスト制御ブロック15
A,15B,15C,15Dを用いることができ、設計
負担が軽減され、設計時間を短縮できる。
に不良セルを発見し、不良セルを冗長セルに置き換える
ためのウェハ状態におけるテストや、パッケージングし
た後に良品と不良品に分けるファイナルテストなどに使
用することができる。
Iのメモリマクロのテスト回路の第5例を示している。
特徴を全て含むと共に、さらに、各メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのメモリ容量が異なってい
る点に特徴を有する。即ち、図9のテスト回路では、テ
ストの対象となるメモリマクロ12A,12B,12
C,12Dは、全て同一のメモリ容量を有しているが、
本例のテスト回路では、テストの対象となるメモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dは、互いに同一のメ
モリ容量を有していない。
マクロは、予め設計された所定のメモリ容量を有するメ
モリセグメント(又はブロック)の数を変えることによ
り、ユーザの希望に応じた任意のメモリ容量のメモリマ
クロを短時間で設計できるようになっている。また、メ
モリマクロのメモリ容量の増減は、テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D、特に、マクロ選択回
路17A,17B,17C,17Dの構成を変える理由
とはならない。
るメモリ容量の複数のメモリマクロを有するメモリ混載
ロジックLSIに適用することもできる。
ついては、図9のテスト回路を用いたメモリマクロのテ
スト手法と同じであるため、省略する。
選択回路の一例を示している。
コマンドを表わす信号であり、マクロ選択信号MSEL
pが“1”のとき、メモリマクロが選択される。リセッ
ト信号RESETpは、テスト回路の状態をリセットす
る信号であり、リセットコマンドが入力されたときに
“1”となる。全マクロ選択信号MSELALLpは、
全てのメモリマクロを選択状態にするために使用される
ものであり、全マクロ選択コマンドが入力されたときに
“1”となる。
RESETp及び全マクロ選択信号MSELALLp
は、例えば、図2、図3、図6、図9、図10のパッド
16TIから半導体チップ内に入力されるコード化され
た信号から生成される。信号MID[0],MID
[1]は、例えば、図2、図3、図6、図9、図10の
マクロID生成回路から出力されるマクロIDであり、
メモリマクロごとに異なっている。本例では、4つのメ
モリマクロを2ビットの信号MID[0],MID
[1]で認識している。信号MSELID[0],MS
ELID[1]は、入力IDである。
は、エクスクルーシブ・ノア(Ex−NOR)回路、3
1,33a,33bは、アンド(AND)回路、32
は、インバータ回路、34a,34bは、ノア(NO
R)回路、35は、NAND・RSラッチ回路である。
NAND・RSラッチ回路35では、Sn=“0”、R
n=“1”で、Qn=“0”となり、Sn=“1”、R
n=“0”で、Qn=“1”となり、Sn=“1”、R
n=“1”で、出力保持動作を行う。
して行われる。
マクロ選択コマンドが生成されると、全てのメモリマク
ロにおいて、マクロ選択信号MSELpが“1”とな
る。また、エクスクルーシブ・ノア回路30[0],3
0[1]で、マクロID MID[0],MID[1]
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
の比較が行われる。
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
が一致するメモリマクロでは、エクスクルーシブ・ノア
回路30[0],30[1]の出力信号は、共に、
“1”となるため、アンド回路31の出力信号も“1”
となる。また、マクロ選択信号MSELpが“1”なの
で、アンド回路33aの出力信号が“1”となり、アン
ド回路33bの出力信号が“0”となる。
クロ選択信号MSELALLpは、共に、“0”である
ため、ノア回路34aの出力信号は、“0”となり、ノ
ア回路34bの出力信号は、“1”となる。つまり、N
AND・RSラッチ回路35では、Sn=“0”、Rn
=“1”、Qn(MEn)=“0”となり、Qn(ME
n)=“0”がラッチされる。
[1]と入力ID MSELID[0],MSELID
[1]が一致しないメモリマクロでは、エクスクルーシ
ブ・ノア回路30[0],30[1]の出力信号が、共
に、“1”となることがないため、アンド回路31の出
力信号は“0”となる。また、マクロ選択信号MSEL
pが“1”なので、アンド回路33aの出力信号が
“0”となり、アンド回路33bの出力信号が“1”と
なる。
クロ選択信号MSELALLpは、共に、“0”である
ため、ノア回路34aの出力信号は、“1”となり、ノ
ア回路34bの出力信号は、“0”となる。つまり、N
AND・RSラッチ回路35では、Sn=“1”、Rn
=“0”、Qn(MEn)=“1”となり、Qn(ME
n)=“1”がラッチされる。
5にラッチされた出力信号は、再び、マクロ選択コマン
ドが生成され、異なるメモリマクロが選択されるか、又
はリセットコマンドが生成されない限り、解除されな
い。
選択回路の他の例を示している。
コマンドを表わす信号であり、マクロ選択信号MSEL
pが“1”のとき、メモリマクロが選択される。マクロ
選択解除信号MDESELnは、メモリマクロを非選択
状態にする信号であり、マクロ選択解除コマンドが生成
されると、マクロ選択解除信号MDESELnが“0”
になる。
解除信号MDESELn信号は、例えば、図2、図3、
図6、図9、図10のパッド16TIから半導体チップ
内に入力されるコード化された信号から生成される。ま
た、マクロ選択信号MSELp及びマクロ選択解除信号
MDESELn信号は、全てのメモリマクロのテスト制
御ブロック内において一斉に生成される。
ば、図2、図3、図6、図9、図10のマクロID生成
回路から出力されるマクロIDであり、メモリマクロご
とに異なっている。本例では、4つのメモリマクロを2
ビットの信号MID[0],MID[1]で認識してい
る。信号MSELID[0],MSELID[1]は、
入力IDである。
は、エクスクルーシブ・ノア(Ex−NOR)回路、4
1は、アンド(AND)回路、43は、ナンド(NAN
D)回路、45は、NAND・RSラッチ回路である。
して行われる。
マクロ選択コマンドが生成されると、全てのメモリマク
ロにおいて、マクロ選択信号MSELpが“1”とな
る。また、エクスクルーシブ・ノア回路40[0],4
0[1]で、マクロID MID[0],MID[1]
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
の比較が行われる。
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
が一致するメモリマクロでは、エクスクルーシブ・ノア
回路40[0],40[1]の出力信号は、共に、
“1”となるため、アンド回路41の出力信号も“1”
となる。また、マクロ選択信号MSELpが“1”なの
で、ナンド回路43の出力信号が“0”となり、NAN
D・RSラッチ回路45の出力信号Qn(MEn)が
“0”でラッチされる。
[1]と入力ID MSELID[0],MSELID
[1]が一致しないメモリマクロでは、エクスクルーシ
ブ・ノア回路40[0],40[1]の出力信号が、共
に、“1”となることがないため、アンド回路41の出
力信号は“0”となる。また、マクロ選択信号MSEL
pが“1”なので、ナンド回路43の出力信号が“1”
となり、NAND・RSラッチ回路45の出力信号Qn
(MEn)が“1”でラッチされる。
5にラッチされた出力信号は、マクロ選択解除信号MD
ESELnが入力されない限り、解除されない。
D生成回路30A,30B,30C,30Dの一例を示
している。
クロが配置されることを前提としているため、マクロI
Dは、上述のように、2ビットの信号MID[0],M
ID[1]により構成される。なお、一般には、nビッ
トのマクロIDにより、2n個のメモリマクロを識別で
きる。
ロ12AのマクロIDを生成する回路であり、そのマク
ロIDは、“00”である。ここで、“0”は、接地電
位VSSにより表すことができる。よって、メモリマク
ロ12Aのマクロ選択回路17Aに信号MID[0],
MID[1]を供給するための2つの入力ノードには、
共に、接地電位VSSが印加される。
ロ12BのマクロIDを生成する回路であり、そのマク
ロIDは、“01”である。ここで、“0”は、接地電
位VSS、“1”は、電源電位VDDにより表すことが
できる。よって、メモリマクロ12Aのマクロ選択回路
17Bに信号MID[0],MID[1]を供給するた
めの2つの入力ノードの一方には、電源電位VDD、他
方には、接地電位VSSが印加される。
Dは、メモリマクロ12C,12DのマクロIDを生成
する回路であり、そのマクロIDは、“10”、“1
1”である。よって、メモリマクロ12Cのマクロ選択
回路17Cに信号MID[0],MID[1]を供給す
るための2つの入力ノードの一方には、接地電位VS
S、他方には、電源電位VDDが印加される。また、メ
モリマクロ12Dのマクロ選択回路17Dに信号MID
[0],MID[1]を供給するための2つの入力ノー
ドには、共に、電源電位VDDが印加される。
C,30Dは、メモリマクロごとに異なる回路構成(レ
イアウト)を有しているが、上述の構成を有するマクロ
ID生成回路を用いれば、簡単な構成により、各メモリ
マクロに対応したマクロIDを生成できるため、設計時
間の短縮に効果的である。
クロID生成回路30A,30B,30C,30Dの変
形例を示している。
おいて、マクロIDの2つの入力ノードに、直接、電源
線VDD,VSSを接続しているが、本例では、最初の
1つのメモリマクロ12Aについてのみ、マクロIDの
2つの入力ノードに、直接、電源線VSSを接続し、残
りのメモリマクロ12B,12C,12Dについては、
メモリマクロ12A,12B,12Cから出力される信
号に基づいて2ビットの信号MID[0],MID
[1]を生成している。
ック15A,15B,15C,15Dの構成の一例を示
している。
述した図11又は図12のような回路が用いられる。マ
クロID生成回路37は、全てのメモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのテスト制御ブロック15A,
15B,15C,15D内に形成され、全てのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dにおいて同一の回
路構成を有している。
0”である。メモリマクロ12Aのテスト制御ブロック
15A内に形成されたマクロID生成回路37は、マク
ロID“00”に基づいて、メモリマクロ12Bのマク
ロID“01”を生成する。また、メモリマクロ12B
のテスト制御ブロック15B内に形成されたマクロID
生成回路37は、マクロID“01”に基づいて、メモ
リマクロ12CのマクロID“10”を生成し、メモリ
マクロ12Cのテスト制御ブロック15C内に形成され
たマクロID生成回路37は、マクロID“10”に基
づいて、メモリマクロ12DのマクロID“11”を生
成する。メモリマクロ12Dのテスト制御ブロック15
D内に形成されたマクロID生成回路37の出力端は、
どこにも接続されていない。
路37が入力信号を加算して出力信号とする加算器の機
能を有するため、いわゆるチェーン式に、各マクロID
生成回路37を接続し、マクロIDを生成できる。
を実現するためのマクロID生成回路の具体例を示して
いる。
シブ・オア(Ex−OR)回路38及びインバータ回路
39から構成される。
[0]=“0”,MIDIN[1]=“0”であり、M
IDOUT[0]=“1”,MIDIN[1]=“0”
となる。メモリマクロ12Bでは、MIDIN[0]=
“1”,MIDIN[1]=“0”であり、MIDOU
T[0]=“0”,MIDIN[1]=“1”となる。
メモリマクロ12Cでは、MIDIN[0]=“0”,
MIDIN[1]=“1”であり、MIDOUT[0]
=“1”,MIDIN[1]=“1”となる。
16に示す構成によれば、マクロID生成回路37は、
簡単な回路構成であると共に、全てのメモリマクロ12
A,12B,12C,12Dで同一の回路構成を有して
いる。このため、複数のメモリマクロを有するメモリ混
載ロジックLSIを設計するに当たって、テスト制御ブ
ロック15A,15B,15C,15Dの再設計の必要
がなく、設計時間の短縮に貢献できる。
C,12DにマクロIDを割り当てる際のミス(配線ミ
スなど)が減り、信頼性を向上できる。
回路37を、メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dの外部に設けた例である。このように、マクロID
生成回路37をメモリマクロの外部に設けた場合にも、
当然に、各メモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのテスト制御ブロック15A,15B,15C,15
Dは、同一の回路構成を有しているため、設計時間の短
縮に貢献できる。また、メモリマクロ12A,12B,
12C,12DにマクロIDを割り当てる際のミス(配
線ミスなど)も減る。
Iのメモリマクロのテスト回路の変形例を示している。
回路と比べると、マクロ選択回路がメモリマクロの外部
に存在する点にある。即ち、本例では、図9のマクロI
D生成回路及びマクロ選択回路に相当する回路が共にメ
モリマクロの外部に配置されている。
A,12B,12C,12Dを選択するに当たって、マ
クロIDと入力IDを比較するという動作を行わない。
即ち、本例のテスト回路では、メモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dの外部にデコーダ80A,80
B,80C,80Dを設け、このデコーダ80A,80
B,80C,80Dにより2ビットのマクロアドレス信
号MA0,MA1をデコードし、メモリマクロ12A,
12B,12C,12Dの選択を行っている。
B,80C,80D、特に、配線の部分(図17
(b))は、デコーダ80A,80B,80C,80D
ごとに異なった構成となっている。よって、デコーダ8
0A,80B,80C,80Dをメモリマクロ12A,
12B,12C,12Dの外部に配置すれば、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12D内のテスト制御ブ
ロック15A,15B,15C,15Dは、全てのメモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dで同じ構成に
なり、メモリマクロの設計容易化に貢献できる。
80Dのアンド回路(マクロ選択回路に相当)をメモリ
マクロ12A,12B,12C,12D内に配置し、配
線の部分(マクロID生成回路に相当)をメモリマクロ
12A,12B,12C,12Dの外部に配置してもよ
い。
Iのメモリマクロのテスト回路の第6例を示している。
が同時に選択され、さらに、出力合成回路18Aに所定
のロジック回路を用いることで、nO(例えば、8)ビ
ットの通常の出力信号(読み出しデータ)に加えて、メ
モリマクロの良、不良を示すPASS/FAILビット
を出力できる点に特徴を有する。
メモリマクロを、1つずつ、順次、選択していくもので
あったが、本例では、全てのメモリマクロを同時に選択
し、全てのメモリマクロを同時にテストする。よって、
本例のテスト回路によれば、テスト時間の大幅な短縮に
より、製造コストの低減に貢献できる。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dを同時に選択するための手段を備えてい
る。例えば、テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15D内に、図11に示すような構成を有するマク
ロ選択回路17A,17B,17C,17Dを配置し、
図11の全マクロ選択信号MSELALLpを“1”に
すれば、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,
12Dを同時に選択できる。
1つのメモリマクロのみを選択することも可能である。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力合成回路18Aが形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力合成回路18Aに接続される。第2の出力信号
線23の一端は、出力合成回路18Aに接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
は、例えば、図7及び図8に示すような構成の回路を用
いることができる。
一例を示している。
[A]は、メモリマクロ12Aから出力される出力信
号、DTDO・0−[B],…DTDO・7−[B]
は、メモリマクロ12Bから出力される出力信号、DT
DO・0−[C],…DTDO・7−[C]は、メモリ
マクロ12Cから出力される出力信号、DTDO・0−
[D],…DTDO・7−[D]は、メモリマクロ12
Dから出力される出力信号である。
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、アンド(AND)回
路51−iに入力され、アンド回路51−iは、出力信
号DTDO・iを出力する(但し、i=0,…7)。
DO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・
i−[C],DTDO・i−[D]は、コンパレータ5
2−iに入力され、コンパレータ52−iの出力信号
は、アンド回路53に入力される。アンド回路53は、
メモリマクロの良、不良を示すPASS/FAILビッ
トDTDO・8を出力する(但し、i=0,…7)。
0,…52−7の一例を示している。
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、ナンド(NAND)
回路54及びオア(OR)回路55に入力される(但
し、i=0,…7)。ナンド(NAND)回路54の出
力信号及びオア(OR)回路55の出力信号は、ナンド
回路56に入力され、ナンド回路56の出力信号は、図
18のアンド回路53に入力される。
の出力信号DTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て同じデータ“0”又は“1”のときに、出力信号
OUTを“1”とし、各メモリマクロからの出力信号D
TDO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO
・i−[C],DTDO・i−[D]が全て同じデータ
でないときに、出力信号OUTを“0”とする機能を有
する。
テスト手法について説明する。
2B,12C,12Dを同時に選択すると共に、全ての
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dに同一の
データを書き込むことを前提とする。
が“1”になり、全てのメモリマクロ12A,12B,
12C,12D内のマクロ選択回路の出力信号MEnが
“0”となる。よって、全てのメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dが選択された状態となり、全ての
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、この
後、コマンドを取り込むことができるようになる。
B,12C,12Dのメモリセルに対して同じデータの
書き込みが行われ、この後、メモリセルからデータが読
み出される。例えば、256個のI/Oを持つメモリマ
クロでは、同時に、256のデータが読み出されるが、
本例では、この256のデータを、8ビット(nOビッ
ト)ずつ、32回にわけて読み出す。
2Dから読み出されたデータDTDO・0−[A],…
DTDO・7−[A],DTDO・0−[B],…DT
DO・7−[B],DTDO・0−[C],…DTDO
・7−[C],DTDO・0−[D],…DTDO・7
−[D]は、出力合成回路18Aに入力される。
2A,12B,12C,12Dから読み出されたデータ
の合成が行われる。
2Dが正常な場合、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dから読み出されたデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、全て同じ値を持つ。
2C,12Dから読み出されたデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]が全て“1”のときは、
アンド回路51−iの出力信号も“1”となり、また、
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dから読み
出されたデータDTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て“0”のときは、アンド回路51−iの出力信号
も“0”となる。
12C,12Dから読み出されたデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]がそのまま出力信号DT
DO・0,…DTDO・7として半導体チップ10の外
部のテスタ24に読み出される。
7の出力信号も全て“1”となり、アンド回路53の出
力信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO・8
は、“1”となる。
C,12Dのなかに1つでも異常なものが存在する場
合、メモリマクロ12A,12B,12C,12Dから
読み出されるデータDTDO・i−[A],DTDO・
i−[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−
[D]は、全て同じ値を持たなくなる場合が生じる。こ
の場合、アンド回路51−iの出力信号は、常に“0”
になる。
み出されるデータDTDO・i−[A],DTDO・i
−[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−
[D]が全て同じ値を持っているか、又はそうでないか
を判断できない。
O・8により、各メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dの読み出しデータが互いに一致しているか否
かを判断している。
・8が“0”のときは、メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dから読み出されるデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]が全て同じ値を持ってい
ないことになる。この場合は、メモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dのいずれかに不良が存在すること
になる。
・8が“1”のときは、メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dから読み出されるデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]が全て同じ値を持ってい
る。この場合、メモリマクロ12A,12B,12C,
12Dの全てに不良が存在するか又はしないかのいずれ
かである。よって、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dから読み出されるデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]を、例えば、テスタにお
いて期待値と比較して、メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに不良が存在するか又はしないかを判断
する。
回路によれば、まず、複数のメモリマクロを同時にテス
トするため、テスト時間を大幅に短縮できるという効果
が得られる。また、PASS/FAILビットDTDO
・8により、各メモリマクロの読み出しデータが互いに
一致しているか否かを判断することができる。即ち、各
メモリマクロの読み出しデータの全てが一致していない
場合には、PASS/FAILビットDTDO・8は
“0”となり、各メモリマクロの読み出しデータが全て
一致している場合には、PASS/FAILビットDT
DO・8は“1”となる。
“1”のときは、各メモリマクロから出力される出力信
号が互いに一致していることになるが、これが期待値と
一致しているか否かは不明である。そこで、テスタ24
において、出力信号DTDO・0,…DTDO・7を期
待値と比較して、メモリマクロに不良のメモリセルが存
在するか否かを判断する。
・8が“0”のときは、各メモリマクロから出力される
出力信号が互いに一致していないことになり、4つのメ
モリマクロのいずれかに不良のメモリセルが存在するこ
とになる。しかし、出力信号DTDO・0,…DTDO
・7は、4つのメモリマクロ分圧縮されているため、4
つのメモリマクロ12A,12B,12C,12Dのう
ちのいずれに不良が存在するかを特定することはできな
い。このため、不良の存在するメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dを特定するには、別途、メモリマ
クロを個別にテストする必要がある。
のほとんどが良(PASS)であると期待されるような
メモリ混載ロジックLSIのファイナルテストに適用す
るのが有効である。また、ファイナルテストでは、良品
(出荷可)か、又は不良品(出荷不可)であるかを決め
るだけで、ウェハ状態におけるテストのように、不良セ
ルを置き換えたりすることがないため、このような点か
らしても、本例のテスト回路は、ファイナルテストに適
用するのがよい。
しデータの全てが一致していないときにPASS/FA
ILビットDTDO・8を“0”とし、各メモリマクロ
の読み出しデータの全てが一致しているときにPASS
/FAILビットDTDO・8を“1”としている。し
かし、出力合成回路18Aを変更し、各メモリマクロの
読み出しデータの全てが一致していないときにPASS
/FAILビットDTDO・8を“1”とし、各メモリ
マクロの読み出しデータの全てが一致しているときにP
ASS/FAILビットDTDO・8を“0”としても
よい。
Iのメモリマクロのテスト回路の第7例を示している。
クロ内において、例えば、同時に読み出された256ビ
ットのデータを8ビットずつ32回に分けて読み出すこ
とができると共に、(8×j)ビットのデータを8ビッ
トに圧縮して数回に分けて、また、最大で、256ビッ
トのデータを8ビットに圧縮して1度に読み出す点に特
徴を有する。
可能であるが、例えば、全マクロを選択可能な図18乃
至図20のテスト回路と組み合わせて用いることによ
り、全てのメモリマクロを非常に短時間でテストするこ
とが可能になり、製造コストの低減に非常に有効であ
る。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、マクロID生成回路及びマクロ選択回路
17A,17B,17C,17Dを備えている。マクロ
選択回路17A,17B,17C,17Dについては、
例えば、図11に示すような構成とし、全てのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dを同時に選択する
ための手段を付加してもよい。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力選択回路18が形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
12B,12C,12Dのインターフェイス部14Aの
一例を示している。
特徴を明確にするため、入力レジスタ、入力信号線及び
テスト信号線をそれぞれ省略している。これらの要素
は、実際には、図7に示すような構成を有することにな
る。
は、{k(例えば、31)+1}個のI/Oレジスタブ
ロック25−0,…25−kのうち1つ以上又は全ての
ブロックから読み出される(8×j)ビットのデータ
(1≦j≦k+1)を圧縮し得ると共に、読み出しデー
タに誤りが存在するか否かを示すPASS/FAILビ
ットを生成するデータ圧縮回路60を備えている点にあ
る。
ジスタブロック25−0,…25−kが配置される。I
/Oレジスタブロック25−0,…25−kの各々は、
例えば、8個の出力レジスタ26−0,…26−7及び
選択スイッチ27を有している。出力レジスタ26−i
(i=0,…7)のメモリマクロ側の端子は、データ線
対DQki,/DQki(i=0,…7)に接続され
る。
5−kにおいて、出力レジスタ26−i(i=0,…
7)のロジック部側には、通常出力端子と反転出力端子
が設けられている。通常出力端子は、出力信号線70−
i(i=8k,…8k+7)に接続される。また、通常
出力端子と反転出力端子は、選択スイッチ27を介し
て、データ圧縮回路60に接続される。
号RegAdd・0,…RegAdd・kにより、I/
Oレジスタブロック単位で、任意にオン/オフ制御され
る。例えば、本例では、全てのI/Oレジスタブロック
25−0,…25−k内の選択スイッチ27をオン状態
にできる。
において、出力レジスタ26−iから出力される読み出
しデータTDOi,/TDOiは、NチャネルMOSト
ランジスタQ0iA,Q0iBのゲートに入力される
(但し、i=0,…7)。また、I/Oレジスタブロッ
ク25−kにおいて、出力レジスタ26−iから出力さ
れる読み出しデータTDOi,/TDOiは、Nチャネ
ルMOSトランジスタQkiA,QkiBのゲートに入
力される(但し、i=0,…7)。
5−k内の出力レジスタ26−iの通常出力端子に接続
されるMOSトランジスタQ0iA,…QkiAのドレ
インは、ノードNiに共通に接続されている。また、各
I/Oレジスタブロック25−0,…25−k内の出力
レジスタ26−iの反転出力端子に接続されるMOSト
ランジスタQ0iB,…QkiBのドレインは、ノード
/Niに共通に接続されている。また、各MOSトラン
ジスタのソースは、接地されている。
スタ61−0,…61−7は、ノードNi,/Niを、
例えば、電源電位(“1”の状態)VDDにプリチャー
ジする。プリチャージ用PチャネルMOSトランジスタ
61−0,…61−7のゲートには、プリチャージ信号
PRCHが入力される。本例では、例えば、メモリマク
ロに使用されるクロックの後半でプリチャージを行い、
前半で、読み出し動作を行う。
ブロックでは、レジスタアドレス信号RegAdd・
0,…RegAdd・kが生成され、レジスタアドレス
信号RegAdd・0,…RegAdd・kは、k個の
I/Oレジスタブロック25−0,…25−kのうちの
1つを選択する。選択状態のI/Oレジスタブロックで
は、選択スイッチ27がオン状態となり、非選択状態の
I/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ27がオフ
状態となる。
0,/TDO・0,…TDO・7,/TDO・7が、選
択されたI/Oレジスタブロックからデータ圧縮回路5
7に導かれる。データ圧縮回路57は、8ビットのデー
タTDO・0,…TDO・7を出力信号DTDO・0,
…DTDO・7として出力する。
5−kが選択されたとすると、I/Oレジスタブロック
25−k内の出力レジスタ26−iの通常出力端子に接
続されるMOSトランジスタQkiA及び反転出力端子
に接続されるMOSトランジスタQkiBのうちのいず
れか一方がオン状態、他方がオフ状態となる。
出力信号は、全て“1”となり、アンド回路59の出力
信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO・8
は、データの一致を表す“1”になる。
ック25−0,…25−kを1つずつ順次選択すること
により、(k+1)×8ビットの全てのデータがメモリ
マクロから半導体チップの外部に読み出される。
ス信号RegAdd・0,…RegAdd・kの2つ以
上又は全てが“1”となり、2つ以上又は全てのI/O
レジスタブロック25−0,…25−kが選択される。
選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ
27がオン状態となり、非選択状態のI/Oレジスタブ
ロックでは、選択スイッチ27がオフ状態となる。
0,/TDO・0,…TDO・7,/TDO・7が、選
択されたI/Oレジスタブロックからデータ圧縮回路5
7に導かれ、データの圧縮が行われる。データ圧縮回路
57は、8ビットの出力信号DTDO・0,…DTDO
・7を出力すると共に、各I/Oレジスタブロックから
読み出されるデータの一致及び不一致を表す1ビットの
PASS/FAILビットDTDO・8を出力する。
テスト手法について説明する。
選択された1つのI/Oレジスタブロックから8ビット
のデータを読み出す場合を説明する。
が選択された場合、レジスタアドレス信号RegAdd
・kが“1”となり、他のレジスタアドレス信号Reg
Add・0,…RegAdd・k−1は“0”となる。
I/Oレジスタブロック25−k内の出力レジスタ26
−0,…26−7からは、相補データTDOi,/TD
Oiが出力される。
内の2つのMOSトランジスタQkiA,QkiBのう
ちのいずれか一方がオン状態、他方がオフ状態となり、
2つのノードNi,/Niのうちの一方が“1”、他方
が“0”となる。
が“1”のとき、ノードNiは、“0”になり、出力信
号DTDO・iは、“1”となる。また、出力レジスタ
26−iの通常出力TDOiが“0”のとき、ノードN
iは、“1”になり、出力信号DTDO・iは、“0”
となる。つまり、出力レジスタ26−iの通常出力TD
Oiと出力信号DTDO・iは、互いに等しくなる。
に、相補の関係となるため、オア回路57−0,…57
−7の出力信号は、全て“1”となり、アンド回路59
の出力信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO
・8は、“1”となる。
j個のI/Oレジスタブロックを選択し、これらj個の
ブロックから読み出された8×jビットのデータを8ビ
ットに圧縮して読み出す場合を説明する。
ロック内の選択スイッチ27をオン状態にする。選択さ
れたj個のI/Oレジスタブロック内の出力レジスタ2
6−0,…26−7のデータがNチャネルMOSトラン
ジスタのゲートに入力される。ここで、少なくともI/
Oレジスタブロック25−0,25−kが選択されてい
る場合を考える。
Oレジスタブロック25−0,25−kには同じデータ
が書き込まれるため、当然に、このI/Oレジスタブロ
ック25−0,25−kから読み出されるデータは一致
しているはずである。例えば、I/Oレジスタブロック
25−0,25−k内の入出力レジスタ26−iの通常
出力端子にデータ“1”が出力され、反転出力端子にデ
ータ“0”が出力される場合、MOSトランジスタQ0
iA,QkiAは共にオン状態、MOSトランジスタQ
0iB,QkiBは共にオフ状態となる。また、I/O
レジスタブロック25−0,25−k内の入出力レジス
タ26−iの通常出力端子にデータ“0”が出力され、
反転出力端子にデータ“1”が出力される場合、MOS
トランジスタQ0iA,QkiAは共にオフ状態、MO
SトランジスタQ0iB,QkiBは共にオン状態とな
る。
合は、ノードNi,/Niのうちのいずれか一方が
“1”、他方が“0”となるため、入出力レジスタ26
−iの通常出力TDO・iが出力信号DTDO・iとし
て出力される。また、PASS/FAILビットDTD
O・8は、各I/Oレジスタブロックでデータが一致し
ていることを表す“1”となる。
レジスタブロック25−0,25−kには同じデータが
書き込まれるが、このI/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータは互いに一致して
いない場合がある。例えば、I/Oレジスタブロック2
5−0内の出力レジスタ26−iの通常出力端子にデー
タ“1”が出力され、反転出力端子にデータ“0”が出
力される一方、I/Oレジスタブロック25−k内の入
出力レジスタ26−iの通常出力端子にデータ“0”が
出力され、反転出力端子にデータ“1”が出力される場
合がある。この場合、I/Oレジスタブロック25−0
では、MOSトランジスタQ0iAはオン状態、MOS
トランジスタQ0iBはオフ状態となり、I/Oレジス
タブロック25−kでは、MOSトランジスタQkiA
はオフ状態、MOSトランジスタQkiBはオン状態と
なる。
は、I/Oレジスタブロック25−0,25−kから読
み出されるデータが互いに一致していないことがあり、
この時、ノードNi,/Niの双方が“0”となる。こ
のため、PASS/FAILビットDTDO・8は、各
I/Oレジスタブロックでデータが一致していないこと
を表す“0”となる。
セルが不良の場合には、I/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータが互いに一致し、
PASS/FAILビットDTDO・8が“1”となる
ことがある。よって、PASS/FAILビットDTD
O・8が“1”のときは、例えば、テスタにおいて、読
み出しデータを期待値と比較して、メモリセルに不良が
存在するか否かを判断する。
スタブロック内の対応する読み出しデータが一致してい
るときは、ノードNi,/Niの双方が“0”になるこ
とはないので、ノア回路57−0,…57−7の出力信
号は、全て“1”となり、アンド回路59の出力信号D
TDO・8も“1”となる。
ロック内の対応する読み出しデータが不一致のときは、
ノードNi,/Niの双方が“0”になるため、ノア回
路57−0,…57−7の出力信号は、“0”となり、
アンド回路59の出力信号DTDO・8も“0”とな
る。
回路によれば、まず、nビットの通常出力を有するメモ
リマクロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータを
j組(jは、2以上の自然数)読み出し、各組のデータ
を合成して出力すると共に、各組の間でsビットのデー
タを比較し、各組のsビットのデータが一致しているか
否かを示すPASS/FAILビットを出力している。
従って、1つのメモリマクロのテスト時間を大幅に短縮
することができる。
・8が“1”のときは、メモリマクロの各I/Oレジス
タブロックから出力される出力信号が互いに一致してい
ることになるが、これが期待値と一致しているか否かは
不明である。そこで、テスタ24において、出力信号D
TDO・0,…DTDO・7を期待値と比較して、メモ
リマクロに不良のメモリセルが存在するか否かを判断す
る。
・8が“0”のときは、メモリマクロの各I/Oレジス
タブロックから出力される出力信号が一致していないこ
とになり、メモリマクロに不良が存在することになる。
しかし、出力信号DTDO・0,…DTDO・7は、j
個(例えば、全て)のI/Oレジスタブロック分圧縮さ
れているため、選択されたj個のI/Oレジスタブロッ
クのうちのいずれに不良が存在するかを特定することは
できない。よって、不良の存在するI/Oレジスタブロ
ックを特定するには、別途、1つずつ、I/Oレジスタ
ブロックをテストする必要がある。
I/Oレジスタブロックを選択することにより、例え
ば、メモリマクロ内で同時に読み出された256ビット
のデータを8ビットずつ32回に分けて読み出す必要が
なく、256ビットのデータを8ビットに圧縮して1度
に読み出すことができる。
つ、順次、選択していく必要がないため、テスト時間を
大幅に短縮できる。
可能であるが、例えば、全マクロを選択可能な図18乃
至図20のテスト回路と組み合わせて用いることによ
り、全てのメモリマクロを非常に短時間でテストするこ
とが可能になり、製造コストの低減に非常に有効であ
る。
Iのメモリマクロのテスト回路の第8例を示している。
示す全マクロから出力されるデータを集約する例と、図
21及び図22に示す1マクロ内の全I/Oレジスタブ
ロックのデータを集約する例を組み合わせた点に特徴を
有する。本例のテスト回路は、非常に短時間で、全ての
メモリマクロをテストすることができ、製造コストの低
減に有効である。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
図14(a)の例に示すように、メモリマクロ(テスト
制御ブロック)内に設けてもよいし、また、図9、図1
0、図13及び図14(b)の例に示すように、メモリ
マクロの外部に設けてもよい。また、マクロ選択回路に
ついては、例えば、図11に示すような構成のもの、即
ち、メモリマクロを個別に選択できると共に、全マクロ
選択信号により全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dを選択できるものを使用する。
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23、制御信号線46及び出力合成回路18
Bが形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力合成回路18Bに接続される。第2の出力信号
線23の一端は、出力合成回路18Bに接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
マクロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他
端は、出力合成回路18Bに接続される。出力合成回路
18Bは、各メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dから出力される制御信号MEn−[A],MEn−
[B],MEn−[C],MEn−[D]に基づいて、
第1の出力信号線22A,22B,22C,22Dを選
択し、選択された出力信号線、即ち、選択されたメモリ
マクロのデータを合成する。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
C,12Dのインターフェイス部14Aとしては、例え
ば、図22に示すような構成を有するもの、即ち、k個
のI/Oレジスタブロックを、個別に又は複数個(特に
全部)まとめて選択し、選択されたI/Oレジスタブロ
ックのデータを合成できるものを用いる。
2C,12Dのマクロ選択回路17A,17B,17
C,17Dから出力される信号MEn−[A],MEn
−[B],MEn−[C],MEn−[D]は、出力合
成回路18Bの制御信号として用いられる。
一例を示している。
[A]は、メモリマクロ12Aから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[B],…DTDO・7−
[B]は、メモリマクロ12Bから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[C],…DTDO・7−
[C]は、メモリマクロ12Cから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[D],…DTDO・7−
[D]は、メモリマクロ12Dから出力される読み出し
データである。
DO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・
i−[C],DTDO・i−[D]は、アンド(AN
D)回路62−iに入力され、アンド回路62−iは、
合成された読み出しデータDTDO・iを出力する(但
し、i=0,…7)。
タDTDO・i−[A],DTDO・i−[B],DT
DO・i−[C],DTDO・i−[D]は、コンパレ
ータ63−iにも入力される。コンパレータ63−iの
出力信号は、アンド回路65に入力される。コンパレー
タ63−iは、読み出しデータDTDO・i−[A],
DTDO・i−[B],DTDO・i−[C],DTD
O・i−[D]の一致又は不一致を示す信号を出力す
る。
[B],DTDO・8−[C],DTDO・8−[D]
は、各メモリマクロ12A,12B,12C,12D内
のインターフェイス部(図21)から出力されるPAS
S/FAILビットに相当するものである。よって、ア
ンド回路65の出力は、各メモリマクロ12A,12
B,12C,12DのPASS/FAILビットが
“1”(一致)のときのみ、“1”になることができ
る。
ロ内の選択されたI/Oレジスタブロックの読み出しデ
ータが互いに一致しており、かつ、選択されたメモリマ
クロの読み出しデータも互いに一致している場合に限
り、アンド回路65の出力信号(PASS/FAILビ
ット)DTDO・8が“1”となる。
−[C],MEn−[D]は、各メモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのマクロ選択回路(図7)の出
力信号であり、メモリマクロが選択されているときに
“0”、メモリマクロが選択されていないときに“1”
となる。
0,…63−7の一例を示している。
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、それぞれオア(O
R)回路66−0,…66−3に入力されると共に、ア
ンド(AND)回路67−0,…67−3に入力される
(但し、i=0,…7)。オア(OR)回路66−0,
…66−3の出力信号は、ナンド(NAND)回路68
に入力され、ナンド回路68の出力信号は、ナンド回路
70に入力される。アンド回路67−0,…67−3の
出力信号は、オア回路69に入力され、オア回路69の
出力信号は、ナンド回路70に入力される。ナンド回路
70の出力信号は、図24のアンド回路65に入力され
る。
クロからの出力信号DTDO・i−[A],DTDO・
i−[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−
[D]が全て同じデータ“0”又は“1”のときに、出
力信号OUTを“1”とし、選択されたメモリマクロか
らの出力信号DTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て同じデータでないときに、出力信号OUTを
“0”とする機能を有する。
リマクロ12A,12B,12C,12Dのマクロ選択
回路(図11)から出力される制御信号MEn−
[A],MEn−[B],MEn−[C],MEn−
[D]により判断する。
2Dが選択され、メモリマクロ12Cが選択されていな
いとき、MEn−[A]が“0”、MEn−[B]が
“0”、MEn−[C]が“1”、MEn−[D]が
“0”となる。この時、メモリマクロ12Cからの読み
出しデータにかかわらず、オア回路66−2の出力信号
は、常に“1”となり、アンド回路67−2の出力信号
は、常に“0”となる。
読み出しデータDTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[D]が“1”のとき、オア回
路66−0,66−1,66−3の出力信号は、“1”
となり、アンド回路67−0,67−1,67−3の出
力信号も、“1”となる。よって、ナンド回路68の出
力信号は、“0”、オア回路69の出力信号は、“1”
であり、ナンド回路70の出力信号は、“1”となる。
読み出しデータDTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[D]が“0”のとき、オア回
路66−0,66−1,66−3の出力信号は、“0”
となり、アンド回路67−0,67−1,67−3の出
力信号も、“0”となる。よって、ナンド回路68の出
力信号は、“1”、オア回路69の出力信号は、“0”
であり、ナンド回路70の出力信号は、“1”となる。
ず、その読み出しデータDTDO・i−[A],DTD
O・i−[B]が“0”、読み出しデータDTDO・i
−[D]が“1”のとき、オア回路66−0,66−1
の出力信号は、“0”、オア回路66−3の出力信号
は、“1”となり、アンド回路67−0,67−1の出
力信号は、“0”、アンド回路67−3の出力信号は、
“1”となる。よって、ナンド回路68の出力信号は、
“1”、オア回路69の出力信号も、“1”であり、ナ
ンド回路70の出力信号は、“0”となる。
テスト手法について説明する。
B,12C,12Dを選択し、かつ、各メモリマクロ内
の全てのI/Oレジスタブロック(図21の25−0,
…25−k)を選択する場合について説明する。
ジスタブロックのデータが一致していない場合、メモリ
マクロ12Dから出力されるPASS/FAILビット
DTDO・8−[D]は、“0”となる。よって、図2
3のアンド回路65の出力信号、即ち、PASS/FA
ILビットDTDO・8は、データの不一致を示す
“0”となる。なお、他のメモリマクロ12A,12
B,12C内のI/Oレジスタブロックのデータが一致
していない場合も、同様である。
A,12B,12C,12Dに関し、全てのI/Oレジ
スタブロックのデータが一致している場合、各メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dから出力されるP
ASS/FAILビットDTDO・8−[A],DTD
O・8−[B],DTDO・8−[C],DTDO・8
−[D]は、全て“1”となる。
B,12C,12Dが選択されているため、各メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dから出力される制
御信号MEn−[A],MEn−[B],MEn−
[C],MEn−[D]は、全て“0”となる。
とき、図24のコンパレータ63−0,…63−7の出
力信号は、全て“1”となる。よって、図24のアンド
回路65の出力信号、即ち、PASS/FAILビット
DTDO・8は、データの一致を示す“1”となる。
いとき、図24のコンパレータ63−0,…63−7の
出力信号は、全て“1”とはならない。よって、図24
のアンド回路65の出力信号、即ち、PASS/FAI
LビットDTDO・8は、データの不一致を示す“0”
となる。
DO・8が“0”のとき、どのメモリマクロのどのI/
Oレジスタブロックから読み出されたデータが誤りであ
るのかを判断することができない。よって、不良セルを
特定するためには、再び、メモリマクロごと、かつ、I
/Oレジスタブロックごとにテストを行う必要がある。
つまり、本発明は、ほとんどが良品と判断され、かつ、
不良セルを特定する必要がないようなファイナルテスト
に非常に有効である。
12Dから出力された読み出しデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、アンド(論理積)回
路62−0,…62−7により合成され、全てのメモリ
マクロの集約された8ビットの読み出しデータDTDO
・0,…DTDO・7として、半導体チップ10の外部
に読み出される。
ータは、さらに、テスタ24において期待値と比較さ
れ、その比較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が
判断される。
である。図27は、図26のコンパレータ72−0,…
72−7の一例を示している。
ロの選択に関し、1つ又は全ての2通りしか選択できな
い。このような回路構成によると、図24及び図25の
回路に比べ、簡略な回路で構成できるため、面積も少な
く、配線ミスもなしに、回路設計でき、非常に有効であ
る。
[A]は、メモリマクロ12Aから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[B],…DTDO・7−
[B]は、メモリマクロ12Bから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[C],…DTDO・7−
[C]は、メモリマクロ12Cから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[D],…DTDO・7−
[D]は、メモリマクロ12Dから出力される読み出し
データである。
DO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・
i−[C],DTDO・i−[D]は、アンド(AN
D)回路71−iに入力され、アンド回路71−iは、
合成された読み出しデータDTDO・iを出力する(但
し、i=0,…7)。
タDTDO・i−[A],DTDO・i−[B],DT
DO・i−[C],DTDO・i−[D]は、コンパレ
ータ72−iにも入力される。コンパレータ72−iの
出力信号は、アンド回路73に入力される。コンパレー
タ72−iは、読み出しデータDTDO・i−[A],
DTDO・i−[B],DTDO・i−[C],DTD
O・i−[D]が一致しているとき“1”を出力し、不
一致のときに“0”を出力する。
[B],DTDO・8−[C],DTDO・8−[D]
は、各メモリマクロ12A,12B,12C,12D内
のインターフェイス部(図22)から出力されるPAS
S/FAILビットに相当するものである。よって、ア
ンド回路71−8の出力は、各メモリマクロ12A,1
2B,12C,12DのPASS/FAILビットが
“1”(一致)のときのみ、“1”になることができ
る。
ロ内の選択されたI/Oレジスタブロックの読み出しデ
ータが互いに一致しており、かつ、選択されたメモリマ
クロの読み出しデータも互いに一致している場合に限
り、アンド回路73の出力信号が“1”になる。
−[C],MEn−[D]は、各メモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのマクロ選択回路(図11)の
出力信号であり、メモリマクロが選択されているときに
“0”、メモリマクロが選択されていないときに“1”
となる。
“1”のときは、S(H)端子を出力端子に接続し、ス
イッチ入力Sが“0”のときは、S(L)端子を出力端
子に接続する。よって、全てのメモリマクロが選択され
ているとき、即ち、スイッチ入力Sが“1”のときは、
アンド回路73の出力信号がPASS/FAILビット
DTDO・8として出力され、1つのメモリマクロが選
択されているとき、即ち、スイッチ入力Sが“0”のと
きは、アンド回路71−8の出力信号がPASS/FA
ILビットDTDO・8として出力される。
0,…72−7の一例を示している。
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、ナンド(NAND)
回路76及びオア(OR)回路77に入力される(但
し、i=0,…7)。ナンド(NAND)回路76の出
力信号及びオア(OR)回路77の出力信号は、ナンド
回路78に入力され、ナンド回路78の出力信号は、図
25のアンド回路73に入力される。
の出力信号DTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て同じデータ“0”又は“1”のときに、出力信号
OUTを“1”とし、各メモリマクロからの出力信号D
TDO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO
・i−[C],DTDO・i−[D]が全て同じデータ
でないときに、出力信号OUTを“0”とする機能を有
する。
Iのメモリマクロのテスト回路の第9例を示している。
比較すると、各メモリマクロ12A,12B,12C、
12DからPASS/FAILビットDTDO・8−
[A],DTDO・8−[B],DTDO・8−
[C],DTDO・8−[D]が出力され、これらがア
ンド(論理積)回路で合成され、PASS/FAILビ
ットDTDO・8となっている点にある。
いて説明する。
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
クロ(テスト制御ブロック)内に設けてもよいし、ま
た、メモリマクロの外部に設けてもよい。
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
のデータを転送可能な入力信号線21、nO+1ビット
のデータを転送可能な第1の出力信号線22A,22
B,22C,22D、nO+1ビットのデータを転送可
能な第2の出力信号線23及びアンド(AND)回路4
7が形成される。
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、アンド回路47に接続される。第2の出力信号線2
3の一端は、アンド回路47の出力端に接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
B,12C、12Dから出力されるnO+1ビットのデ
ータのうちのnOビットは、読み出しデータDTDO・
0[A],…DTDO・7[A],DTDO・0
[B],…DTDO・7[B],DTDO・0[C],
…DTDO・7[C],DTDO・0[D],…DTD
O・7[D]である。
2C、12Dから出力されるnO+1ビットのデータの
うちの1ビットは、本例で新たに加えられたものであ
り、PASS/FAILビットDTDO・8−[A],
DTDO・8−[B],DTDO・8−[C],DTD
O・8−[D]である。
[A],DTDO・8−[B],DTDO・8−
[C],DTDO・8−[D]は、各メモリマクロ12
A,12B,12C、12D内で、読み出しデータと期
待値を比較した結果に基づくものとなっている。
示している。
メモリマクロ内において、1つ以上の選択されたI/O
レジスタブロックの読み出しデータと期待値とを比較
し、その結果を出力できるような回路を付加した点に特
徴がある。
本例の特徴を明確にするため、入力レジスタ、入力信号
線及びテスト信号線は、それぞれ省略してある。これら
は、例えば、図7に示すような構成となる。
ジスタブロック25−0,…25−kが配置される。I
/Oレジスタブロック25−0,…25−kの各々は、
例えば、8個の出力レジスタ26−0,…26−7及び
選択スイッチ27を有している。出力レジスタ26−i
(i=0,…7)のメモリマクロ側の端子は、データ線
対DQki,/DQki(i=0,…7)に接続され
る。
5−kにおいて、出力レジスタ26−i(i=0,…
7)のロジック部側には、通常出力端子と反転出力端子
が設けられている。通常出力端子は、出力信号線70−
i(i=8k,…8k+7)に接続される。また、通常
出力端子と反転出力端子は、選択スイッチ27を介し
て、データ圧縮回路60に接続される。
号RegAdd・0,…RegAdd・kにより、I/
Oレジスタブロック単位で、任意にオン/オフ制御され
る。例えば、本例では、全てのI/Oレジスタブロック
25−0,…25−k内の選択スイッチ27をオン状態
にできる。
において、出力レジスタ26−iから出力される読み出
しデータTDOi,/TDOiは、NチャネルMOSト
ランジスタQ0iA,Q0iBのゲートに入力される
(但し、i=0,…7)。また、I/Oレジスタブロッ
ク25−kにおいて、出力レジスタ26−iから出力さ
れる読み出しデータTDOi,/TDOiは、Nチャネ
ルMOSトランジスタQkiA,QkiBのゲートに入
力される(但し、i=0,…7)。
5−k内の出力レジスタ26−iの通常出力端子に接続
されるMOSトランジスタQ0iA,…QkiAのドレ
インは、ノードNiに共通に接続されている。また、各
I/Oレジスタブロック25−0,…25−k内の出力
レジスタ26−iの反転出力端子に接続されるMOSト
ランジスタQ0iB,…QkiBのドレインは、ノード
/Niに共通に接続されている。また、各MOSトラン
ジスタのソースは、接地されている。
スタ61−0,…61−7は、ノードNi,/Niを、
例えば、電源電位(“1”の状態)VDDにプリチャー
ジする。プリチャージ用PチャネルMOSトランジスタ
61−0,…61−7のゲートには、プリチャージ信号
PRCHが入力される。本例では、例えば、メモリマク
ロに使用されるクロックの後半でプリチャージを行い、
前半で、読み出し動作を行う。
ブロックでは、レジスタアドレス信号RegAdd・
0,…RegAdd・kが生成され、レジスタアドレス
信号RegAdd・0,…RegAdd・kは、k個の
I/Oレジスタブロック25−0,…25−kのうちの
1つを選択する。選択状態のI/Oレジスタブロックで
は、選択スイッチ27がオン状態となり、非選択状態の
I/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ27がオフ
状態となる。
0,/TDO・0,…TDO・7,/TDO・7が、選
択されたI/Oレジスタブロックからデータ圧縮回路5
7に導かれる。データ圧縮回路57は、8ビットのデー
タTDO・0,…TDO・7を出力信号DTDO・0,
…DTDO・7として出力する。
5−kが選択されたとすると、I/Oレジスタブロック
25−k内の入出力レジスタ26−iの通常出力端子に
接続されるMOSトランジスタQkiA及び反転出力端
子に接続されるMOSトランジスタQkiBのうちのい
ずれか一方がオン状態、他方がオフ状態となる。よっ
て、ノードNi,/Niのうちのいずれか一方が“0”
の状態、他方が“1”の状態になる。
スタブロックから読み出されたデータと期待値とを比較
する回路を設けている。即ち、ノードNi,/Niに
は、それぞれNチャネルMOSトランジスタ79−0,
…79−7が接続される。このMOSトランジスタ79
−0,…79−7のソースは、接地点に接続される。期
待値の相補データTQEXPc−0,…TQEXPc−
7,TQEXPt−0,…TQEXPt−7は、それぞ
れスイッチ80を経由して、MOSトランジスタ79−
0,…79−7のゲートに入力される。
み出されたデータと期待値が等しい場合には、ノードN
i,/Niの状態は変わらず、ノードNi,/Niのう
ちのいずれか一方が“0”の状態、他方が“1”の状態
を維持する。よって、オア回路57−0,…57−7の
出力信号は、全て“1”となり、アンド回路59の出力
信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO・8
は、一致(PASS)を表す“1”になる。
から読み出されたデータと期待値が異なる場合には、ノ
ードNi,/Niの双方が“0”の状態となる。よっ
て、オア回路57−0,…57−7の出力信号は、全て
“1”とならず、アンド回路59の出力信号、即ち、P
ASS/FAILビットDTDO・8は、不一致(FA
IL)を表す“0”になる。
ック25−0,…25−kを1つずつ順次選択すること
により、(k+1)×8ビットの全てのデータがメモリ
マクロから半導体チップの外部に読み出される。
ス信号RegAdd・0,…RegAdd・kの2つ以
上又は全てが“1”となり、2つ以上又は全てのI/O
レジスタブロック25−0,…25−kが選択される。
選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ
27がオン状態となり、非選択状態のI/Oレジスタブ
ロックでは、選択スイッチ27がオフ状態となる。
クでは、8ビットの相補データTDO・0,/TDO・
0,…TDO・7,/TDO・7がそれぞれデータ圧縮
回路57に導かれる。
ぞれの読み出しデータが等しい場合には、ノードNi,
/Niのうちのいずれか一方が“0”の状態、他方が
“1”の状態になる。
のそれぞれの読み出しデータと期待値が等しい場合に
は、ノードNi,/Niの状態は変わらず、ノードN
i,/Niのうちのいずれか一方が“0”の状態、他方
が“1”の状態を維持する。よって、オア回路57−
0,…57−7の出力信号は、全て“1”となり、アン
ド回路59の出力信号、即ち、PASS/FAILビッ
トDTDO・8は、一致(PASS)を表す“1”にな
る。
のそれぞれの読み出しデータが異なる場合、又は、それ
ぞれの読み出しデータが等しいが、この読み出しデータ
と期待値が異なる場合には、ノードNi,/Niの双方
が“0”の状態となる。よって、オア回路57−0,…
57−7の出力信号は、全て“1”とならず、アンド回
路59の出力信号、即ち、PASS/FAILビットD
TDO・8は、不一致(FAIL)を表す“0”にな
る。
たメモリマクロのテスト手法について説明する。
選択された1つのI/Oレジスタブロックから8ビット
のデータを読み出す場合を説明する。
が選択された場合、レジスタアドレス信号RegAdd
・kが“1”となり、他のレジスタアドレス信号Reg
Add・0,…RegAdd・k−1は“0”となる。
I/Oレジスタブロック25−k内の出力レジスタ26
−0,…26−7からは、相補データTDOi,/TD
Oiが出力される。
内の2つのMOSトランジスタQkiA,QkiBのう
ちのいずれか一方がオン状態、他方がオフ状態となり、
2つのノードNi,/Niのうちの一方が“1”、他方
が“0”となる。
が“1”のとき、ノードNiは、“0”になり、出力信
号DTDO・iは、“1”となる。また、出力レジスタ
26−iの通常出力TDOiが“0”のとき、ノードN
iは、“1”になり、出力信号DTDO・iは、“0”
となる。つまり、出力レジスタ26−iの通常出力TD
Oiと出力信号DTDO・iは、互いに等しくなる。
待値の相補データTQEXPt−i,TQEXPc−i
がMOSトランジスタ79−iに入力される。TQEX
Pt−i=“1”、TQEXPc−i=“0”のとき、
ノードNiが“1”、ノード/Niが“0”であると、
読み出しデータと期待値は、等しいと判断され、オア回
路57−0,…57−7の出力信号は、全て“1”とな
り、アンド回路59の出力信号、即ち、PASS/FA
ILビットDTDO・8は、“1”となる。
XPc−i=“0”のとき、ノードNiが“0”、ノー
ド/Niが“1”であると、読み出しデータと期待値
は、互いに異なると判断され、オア回路57−0,…5
7−7の出力信号は、全て“1”とならず、アンド回路
59の出力信号、即ち、PASS/FAILビットDT
DO・8は、“0”となる。
j個のI/Oレジスタブロックを選択し、これらj個の
ブロックから読み出された8×jビットのデータを8ビ
ットに圧縮して読み出す場合を説明する。
ロック内の選択スイッチ27をオン状態にする。選択さ
れたj個のI/Oレジスタブロック内の出力レジスタ2
6−0,…26−7のデータがNチャネルMOSトラン
ジスタのゲートに入力される。ここで、少なくともI/
Oレジスタブロック25−0,25−kが選択されてい
る場合を考える。
Oレジスタブロック25−0,25−kには同じデータ
が書き込まれるため、当然に、このI/Oレジスタブロ
ック25−0,25−kから読み出されるデータは一致
しているはずである。例えば、I/Oレジスタブロック
25−0,25−k内の出力レジスタ26−iの通常出
力端子にデータ“1”が出力され、反転出力端子にデー
タ“0”が出力される場合、MOSトランジスタQ0i
A,QkiAは共にオン状態、MOSトランジスタQ0
iB,QkiBは共にオフ状態となる。また、I/Oレ
ジスタブロック25−0,25−k内の出力レジスタ2
6−iの通常出力端子にデータ“0”が出力され、反転
出力端子にデータ“1”が出力される場合、MOSトラ
ンジスタQ0iA,QkiAは共にオフ状態、MOSト
ランジスタQ0iB,QkiBは共にオン状態となる。
合は、ノードNi,/Niのうちのいずれか一方が
“1”、他方が“0”となる。
25−kの読み出しデータと期待値の比較が行われる。
期待値の相補データTQEXPt−i,TQEXPc
は、スイッチ80を介してMOSトランジスタ79−i
に入力される。読み出しデータと期待値が等しい場合、
ノードNi,/Niの状態は変化せず、ノードNi,/
Niのうちのいずれか一方が“1”、他方が“0”とな
る。よって、PASS/FAILビットDTDO・8
は、“1”(PASS)となる。
合、ノードNi,/Niは、共に、“0”となる。よっ
て、PASS/FAILビットDTDO・8は、“0”
(FAIL)となる。
レジスタブロック25−0,25−kには同じデータが
書き込まれるが、このI/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータは互いに一致して
いない場合がある。例えば、I/Oレジスタブロック2
5−0内の出力レジスタ26−iの通常出力端子にデー
タ“1”が出力され、反転出力端子にデータ“0”が出
力される一方、I/Oレジスタブロック25−k内の出
力レジスタ26−iの通常出力端子にデータ“0”が出
力され、反転出力端子にデータ“1”が出力される場合
がある。この場合、I/Oレジスタブロック25−0で
は、MOSトランジスタQ0iAはオン状態、MOSト
ランジスタQ0iBはオフ状態となり、I/Oレジスタ
ブロック25−kでは、MOSトランジスタQkiAは
オフ状態、MOSトランジスタQkiBはオン状態とな
る。
は、I/Oレジスタブロック25−0,25−kから読
み出されるデータが互いに一致していないことがあり、
この時、ノードNi,/Niの双方が“0”となる。こ
のため、PASS/FAILビットDTDO・8は、
“0”(FAIL)となる。
セルが不良の場合には、I/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータが互いに一致する
ことがある。このような場合でも、読み出しデータは、
期待値と一致しないため、PASS/FAILビットD
TDO・8は、“0”となる。
ロ12A,12B,12C,12Dの全てを同時に選択
することができる。
B,12C、12Dから出力されるPASS/FAIL
ビットDTDO・8−[A],DTDO・8−[B],
DTDO・8−[C],DTDO・8−[D]をアンド
回路に入力し、PASS/FAILビットDTDO・8
を得る。
は、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのテスト結果を合成したものとなっている。もちろ
ん、テスト結果は、読み出しデータと期待値を比較した
結果である。
“1”のときは、全てのメモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに不良のメモリセルが存在しないことに
なり、PASS/FAILビットDTDO・8が“0”
のときは、メモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのいずれかに不良のメモリセルが存在することにな
る。しかし、どのメモリマクロ12A,12B,12
C,12DのどのI/Oレジスタブロックに不良が存在
するかはわからない。
2A,12B,12C,12Dのいずれか1つをマクロ
IDに基づいて選択することもできる。
に、非選択のメモリマクロから出力される読み出しデー
タDTDO・0[A],…DTDO・7[A],DTD
O・0[B],…DTDO・7[B],DTDO・0
[C],…DTDO・7[C],DTDO・0[D],
…DTDO・7[D]及びPASS/FAILビットD
TDO・8[A],DTDO・8[B],DTDO・8
[C],DTDO・8[D]を“1”に固定する出力制
御回路を設ければよい。
回路によれば、選択されたメモリマクロ内で、読み出し
データと期待値の比較を行っている。
いて、全てのメモリマクロ12A,12B,12C、1
2Dを選択し、各メモリマクロ12A,12B,12
C、12Dから出力されるPASS/FAILビットD
TDO・8−[A],DTDO・8−[B],DTDO
・8−[C],DTDO・8−[D]を、アンド(論理
積)回路で合成し、PASS/FAILビットDTDO
・8として出力できる。つまり、図24及び図26のよ
うな制御信号MEn−[A],MEn−[B],MEn
−[C],MEn−[D]が不要であり、配線数が削減
され、配線ミスもなくなり、設計負担が大幅に軽減され
る。
混載ロジックLSIによれば、次のような効果を奏す
る。
搭載したメモリ混載ロジックLSIにおいて、メモリマ
クロをダイレクトテストするときにメモリマクロの識別
に使用するマクロIDを生成するマクロID生成回路
を、メモリマクロの外部に配置している(例えば、図
9、図10の例に相当)。
ロごとに異なる構成(レイアウト)を有しているため、
このマクロID生成回路をメモリマクロの外に形成する
ことで、全てのメモリマクロにおいてテスト制御ブロッ
クの構成を同一にすることができる。よって、メモリマ
クロの設計に使用する回路ブロックの種類を減らすこと
ができ、設計負担の軽減、設計時間の短縮を図ることが
できる。
合わせにより生成することで、簡単な構成により、マク
ロIDを生成することができるようになる(例えば、図
13の例に相当)。また、マクロID生成回路に、入力
信号を加算して出力信号とする加算器の機能を持たせる
ことにより、全てのメモリマクロのマクロID生成回路
の構成(レイアウト)を同一にすることができる(例え
ば、図14の例に相当)。よって、マクロID生成回路
をテスト制御ブロック内に配置しても、メモリマクロの
設計に使用する回路ブロックの種類を増やすことはな
く、設計負担の軽減、設計時間の短縮を図ることができ
る。
搭載したメモリ混載ロジックLSIにおいて、非選択状
態のメモリマクロの出力信号を“0”又は“1”に固定
するマクロ出力制御回路を設け、かつ、ロジック部にお
いて、全てのメモリマクロの出力信号の論理和又は論理
積をとることにより、選択状態のメモリマクロの出力信
号のみを半導体チップ外に出力している(例えば、図3
の例に相当)。
リマクロの出力信号を選択できるため、マクロ選択信号
により制御されるマルチプレクサを用いる場合に必要な
制御信号線が不要となる。よって、メモリマクロ間の配
線数を削減でき、また、配線ミスも減り、設計負担が軽
減され、設計時間も短くなる。
搭載したメモリ混載ロジックLSIにおいて、2つ以上
又は全てのメモリマクロを同時に選択し、テストする場
合に、選択されたメモリマクロに同一のデータを書き込
み、それを読み出すことにし、また、ロジック部に、選
択されたメモリマクロの出力信号を合成し、かつ、選択
されたメモリマクロの出力信号が互いに一致しているか
否かを示すビットを生成する出力合成回路を設けている
(例えば、図18の例に相当)。
り、全てのメモリマクロを同時にテストできるため、テ
スト時間の大幅な短縮と製造コストの低減に貢献でき
る。
マクロにおいて、sビット(1≦s≦n)単位でデータ
を読み出し、メモリマクロのダイレクトテストを行う場
合に、このsビットのデータをj組(jは、2以上の自
然数)だけ読み出し、各組の間でsビットのデータを比
較し、各組のsビットのデータが一致しているか又は不
一致であるかを示すビットを生成し、これをメモリマク
ロ外に出力している(例えば、図21、図22の例に相
当)。
ットのデータを1度でテストすることも可能であり、テ
スト時間を大幅に削減できる。
合成回路をメモリマクロ外に配置することで、各メモリ
マクロ内でのデータの比較と、複数のメモリマクロ間で
のデータの比較を一度に行い、テスト時間を大幅に短縮
できる(例えば、図23の例に相当)。
データと期待値を比較し、その比較結果を出力する回路
を設けることで、各メモリマクロ間の比較結果を合成す
る回路を論理積などの簡単な回路で構成でき、配線数が
削減され、配線ミスもなくなり、設計負担が大幅に軽減
される(例えば、図28の例に相当)。
例を示す図。
例を示す図。
例を示す図。
図。
を示す図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
部、 15A,15B,15C,15D :テスト制御ブロッ
ク、 16,16TI,16TO :パッド、 17A,17B,17C,17D,36 :マクロ選択
回路、 18 :出力選択回路、 18A,18B :出力合成回路、 19,75 :マルチプレクサ、 20A〜20D,30A〜30D,37 :マクロID
生成回路、 21 :入力信号線、 22A,22B,22C,22D :第1の出力信号
線、 23 :第2の出力信号
線、 25−0〜25−k :I/Oレジスタブ
ロック、 26−0〜26−7 :入出力レジスタ、 27,80 :スイッチ、 28 :出力バッファ、 29 :入力バッファ、 30[0],30[1],40[0],40[1] :
エクスクルーシブノア回路、 31,33a,33b,41,50,51−0〜51−
7,53,59,60−0〜60−7,64,65,7
1−0〜71−8,73 :アンド回路、 32,39,49,58−0〜58−7 :インバータ
回路、 34a,34b,55 :ノア回路、 43,54,56,68,70,76,78 :NAN
D回路、 35,45 :NAND RSラ
ッチ回路、 38 :エクスクルーシブ
オア回路、 47,57−0〜57−7,66−0〜66−3,7
4,77 :オア回路、 48 :マクロ出力制御回
路、 52−0〜52−7,63−0〜63−7,72−0〜
72−7 :コンパレータ。
Claims (23)
- 【請求項1】 ワンチップ内に配置され、半導体メモリ
の機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメモ
リマクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複
数のメモリマクロを識別するためのマクロIDを生成す
るマクロID生成回路と、前記複数のメモリマクロの外
部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメモリマ
クロのうちの1つを出力パッドに電気的に接続する出力
選択回路とを具備することを特徴とするメモリ混載ロジ
ックLSI。 - 【請求項2】 前記出力パッドは、テスト時に、各メモ
リマクロの出力信号を出力することを特徴とする請求項
1記載のメモリ混載ロジックLSI。 - 【請求項3】 前記マクロIDに基づいて前記複数のメ
モリマクロのうちの1つを選択するマクロ選択回路を具
備することを特徴とする請求項1記載のメモリ混載ロジ
ックLSI。 - 【請求項4】 前記マクロ選択回路は、各メモリマクロ
内に配置され、各メモリマクロ内で同一の構成を有して
いることを特徴とする請求項3記載のメモリ混載ロジッ
クLSI。 - 【請求項5】 前記マクロ選択回路は、前記マクロID
生成回路と共に前記複数のメモリマクロの外部に配置さ
れていることを特徴とする請求項3記載のメモリ混載ロ
ジックLSI。 - 【請求項6】 前記マクロID生成回路は、複数の固定
電位の組み合わせにより前記マクロIDを生成すること
を特徴とする請求項1記載のメモリ混載ロジックLS
I。 - 【請求項7】 ワンチップ内に配置され、半導体メモリ
の機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメモ
リマクロに対応して設けられ、入力信号を加算して出力
信号とする機能を有する複数の加算器と、前記複数のメ
モリマクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記
複数のメモリマクロのうちの1つを出力パッドに電気的
に接続する出力選択回路とを具備し、前記複数の加算器
は、互いに直列接続され、かつ、前記複数の加算器の入
力信号又は出力信号が前記複数のメモリマクロを識別す
るためのマクロIDとして使用されることを特徴とする
メモリ混載ロジックLSI。 - 【請求項8】 前記複数の加算器は、それぞれ対応する
メモリマクロ内に配置され、かつ、各メモリマクロ内で
同一の構成を有していることを特徴とする請求項7記載
のメモリ混載ロジックLSI。 - 【請求項9】 ワンチップ内に配置され、半導体メモリ
の機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメモ
リマクロのうちの1つを選択するマクロ選択回路と、前
記複数のメモリマクロに対応して設けられ、非選択状態
のメモリマクロの出力信号を固定電位に設定する機能を
有する複数のマクロ出力制御回路と、前記複数のメモリ
マクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数
のメモリマクロの出力信号の論理をとることにより、選
択状態のメモリマクロの出力信号のみを出力パッドに導
く論理回路とを具備することを特徴とするメモリ混載ロ
ジックLSI。 - 【請求項10】 前記複数のマクロ出力制御回路は、そ
れぞれ対応するメモリマクロ内に配置され、かつ、各メ
モリマクロ内で同一の構成を有していることを特徴とす
る請求項9記載のメモリ混載ロジックLSI。 - 【請求項11】 前記論理回路は、前記複数のメモリマ
クロの出力信号の論理和又は論理積を実行する回路であ
ることを特徴とする請求項9記載のメモリ混載ロジック
LSI。 - 【請求項12】 ワンチップ内に配置され、半導体メモ
リの機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメ
モリマクロの2つ以上を選択する機能を有するマクロ選
択回路と、前記複数のメモリマクロの外部の前記ワンチ
ップ内に配置され、選択された2つ以上のメモリマクロ
の出力信号が一致しているか否かを示すPASS/FA
ILビットを、前記選択された2つ以上のメモリマクロ
の出力信号の論理をとることにより生成する論理回路と
を具備することを特徴とするメモリ混載ロジックLS
I。 - 【請求項13】 前記論理回路は、前記選択された2つ
以上のメモリマクロの出力信号が互いに一致していると
きに、前記選択された2つ以上のメモリマクロの出力信
号を出力パッドを出力することを特徴とする請求項12
記載のメモリ混載ロジックLSI。 - 【請求項14】 nビットの通常出力を有するメモリマ
クロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータをj組
(jは、2以上の自然数)読み出し、各組の間でsビッ
トのデータを比較し、各組のsビットのデータが一致し
ているか否かを示すPASS/FAILビットを出力す
る回路を具備することを特徴とするメモリマクロ。 - 【請求項15】 前記回路は、各組のsビットのデータ
が互いに一致しているときに、各組のsビットのデータ
を前記メモリマクロの外部に出力することを特徴とする
請求項14記載のメモリ混載ロジックLSI。 - 【請求項16】 請求項12記載のメモリ混載ロジック
LSIにおいて、各メモリマクロは、請求項14記載の
回路を具備することを特徴とするメモリ混載ロジックL
SI。 - 【請求項17】 nビットの通常出力を有するメモリマ
クロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータを読み
出し、前記sビットのデータを、前記sビットのデータ
が正確であるか否かを判断するための期待値と比較し、
前記sビットのデータと前記期待値が一致しているか否
かを示すPASS/FAILビットを出力する回路を具
備することを特徴とするメモリマクロ。 - 【請求項18】 nビットの通常出力を有するメモリマ
クロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータをj組
(jは、2以上の自然数)読み出し、各組の間でsビッ
トのデータを比較すると共に、各組のsビットのデータ
を、各組のsビットのデータが正確であるか否かを判断
するための期待値と比較し、各組のsビットのデータが
一致し、かつ、各組のsビットのデータと前記期待値が
一致しているか否かを示すPASS/FAILビットを
出力する回路を具備することを特徴とするメモリマク
ロ。 - 【請求項19】 ワンチップ内に配置された複数のメモ
リマクロをテストするテスト方法において、前記複数の
メモリマクロを同時に選択し、各メモリマクロに同一の
データを書き込み、各メモリマクロの出力信号が互いに
一致しているか否かを示すPASS/FAILビットを
出力し、かつ、各メモリマクロの出力信号が互いに一致
しているときに各メモリマクロの出力信号を出力し、前
記PASS/FAILビット及び各メモリマクロの出力
信号に基づいて、前記複数のメモリマクロの良否を判断
することを特徴とするテスト方法。 - 【請求項20】 ワンチップ内に配置されたnビットの
通常出力を有するメモリマクロのテスト方法において、
前記メモリマクロ内でsビット(1≦s≦n)単位でj
組(jは、2以上の自然数)のブロックを想定し、各組
に同一のデータを書き込み、各組のsビットの出力信号
が互いに一致しているか否かを示すPASS/FAIL
ビットを出力し、かつ、各組のsビットの出力信号が互
いに一致しているときに各組のsビットの出力信号を出
力し、前記PASS/FAILビット及び各組のsビッ
トの出力信号に基づいて、前記メモリマクロの良否を判
断することを特徴とするテスト方法。 - 【請求項21】 ワンチップ内に配置されたnビットの
通常出力を有する複数のメモリマクロのテスト方法にお
いて、各メモリマクロ内でsビット(1≦s≦n)単位
でj組(jは、2以上の自然数)のブロックを想定し、
各組に同一のデータを書き込み、各組のsビットの出力
信号が互いに一致し、かつ、各メモリマクロの出力信号
が互いに一致しているか否かを示すPASS/FAIL
ビットを出力し、各組のsビットの出力信号が互いに一
致し、かつ、各メモリマクロの出力信号が互いに一致し
ているているときに、各メモリマクロの出力信号を出力
し、前記PASS/FAILビット及び各メモリマクロ
の出力信号に基づいて、前記複数のメモリマクロの良否
を判断することを特徴とするテスト方法。 - 【請求項22】 ワンチップ内に配置されたnビットの
通常出力を有するメモリマクロのテスト方法において、
前記メモリマクロのsビット(1≦s≦n)のデータを
読み出し、前記メモリマクロ内で、前記sビットのデー
タを、前記sビットのデータが正確であるか否かを判断
するための期待値と比較し、前記sビットのデータと前
記期待値が一致しているか否かを示すPASS/FAI
Lビットを生成し、前記PASS/FAILビットに基
づいて、前記メモリマクロの良否を判断することを特徴
とするテスト方法。 - 【請求項23】 ワンチップ内に配置されたnビットの
通常出力を有するメモリマクロのテスト方法において、
前記メモリマクロ内でsビット(1≦s≦n)単位でj
組(jは、2以上の自然数)のブロックを想定し、各組
のsビットのデータを読み出し、前記メモリマクロ内
で、各組のsビットのデータを比較し、かつ、各組のs
ビットのデータと期待値を比較し、各組のsビットのデ
ータが互いに一致し、かつ、各組のsビットのデータが
前記期待値と一致しているか否かを示すPASS/FA
ILビットを生成し、前記PASS/FAILビットに
基づいて、前記メモリマクロの良否を判断することを特
徴とするテスト方法。
Priority Applications (2)
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