JP2000133000A - メモリ混載ロジックlsi - Google Patents

メモリ混載ロジックlsi

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良 福田
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信治 宮野
Hironori Banba
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計時間、テスト時間が短いメモリマクロテ
スト手法を提供する。 【解決手段】 半導体チップ10内には、複数のメモリ
マクロ12A,12B,12C,12Dが配置される。
マクロID生成回路30A,30B,30C,30D
は、メモリマクロ12A,12B,12C,12Dを識
別するためのマクロIDを生成するもので、それぞれが
異なる構成又はレイアウトを有している。しかし、マク
ロID生成回路30A,30B,30C,30Dは、メ
モリマクロ12A,12B,12C,12Dの外部の半
導体チップ10内に配置されるため、メモリマクロ12
A,12B,12C,12D内のテスト制御ブロック
は、全てのメモリマクロで同一の構成となり、設計負担
が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ混載ロジッ
クLSIのメモリマクロのテスト手法に関し、特に、1
チップ内に複数のメモリマクロが配置されるメモリ混載
ロジックLSIに適用される。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリの機能(メモリマク
ロ)を含む複数の機能をワンチップに集積し、ワンチッ
プ内に特定のシステムを形成したいわゆるメモリ混載ロ
ジックLSI(システムLSI)が注目されている。メ
モリ混載ロジックLSIでは、いままで別々のチップに
形成されていた半導体メモリの機能とロジックの機能を
ワンチップに形成するため、システムの高性能化、低消
費電力化、小型化(部品数の削減)に貢献する。
【0003】ところで、メモリマクロは、半導体メモリ
として動作するのに必要な全ての回路を含んでいるた
め、その内部において、読み出し、書き込みなどの一連
の動作を完結できるようになっている。また、メモリマ
クロ内には、メモリマクロとロジック部の接点となるイ
ンターフェイス部が設けられ、メモリマクロとロジック
部との間で、直接、データのやりとりが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メモリ混載ロジックL
SIのメモリマクロ内には、メモリマクロの機能を確認
するため、テスト制御ブロックが設けられる。そして、
テスト時に、このテスト制御ブロックを機能させてメモ
リマクロのテストを行っている。しかし、複数のメモリ
マクロを有するメモリ混載ロジックLSIの場合には、
複数のメモリマクロを1つずつ順番にテストすることに
なるため、テスト時間が増大する欠点がある。また、複
数のメモリマクロを別々にテストする場合には、各メモ
リマクロを識別する回路が必要となるため、各メモリマ
クロ内のテスト制御ブロックの構成(レイアウト)が異
なってくる。従って、メモリマクロごとにテスト制御ブ
ロックを設計しなければならないため、メモリマクロの
設計時間が増大する欠点がある。
【0005】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、複数のメモリマクロを有するメモ
リ混載ロジックLSIにおいて、短時間、かつ、簡易
に、メモリマクロのテストを行うことができ、さらに、
メモリマクロの設計も短時間で行うことができるメモリ
混載ロジックLSIを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】1) 本発明のメモリ混
載ロジックLSIは、ワンチップ内に配置され、半導体
メモリの機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数
のメモリマクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、
前記複数のメモリマクロを識別するためのマクロIDを
生成するマクロID生成回路と、前記複数のメモリマク
ロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメ
モリマクロのうちの1つを出力パッドに電気的に接続す
る出力選択回路とを備える。
【0007】前記出力パッドは、テスト時に、各メモリ
マクロの出力信号を出力する。
【0008】本発明のメモリ混載ロジックLSIは、さ
らに、前記マクロIDに基づいて前記複数のメモリマク
ロのうちの1つを選択するマクロ選択回路を備える。
【0009】前記マクロ選択回路は、各メモリマクロ内
に配置され、各メモリマクロ内で同一の構成を有してい
る。また、前記マクロ選択回路は、前記マクロID生成
回路と共に前記複数のメモリマクロの外部に配置されて
いてもよい。
【0010】前記マクロID生成回路は、複数の固定電
位の組み合わせにより前記マクロIDを生成する。
【0011】2) 本発明のメモリ混載ロジックLSI
は、ワンチップ内に配置され、半導体メモリの機能を有
する複数のメモリマクロと、前記複数のメモリマクロに
対応して設けられ、入力信号を加算して出力信号とする
機能を有する複数の加算器と、前記複数のメモリマクロ
の外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメモ
リマクロのうちの1つを出力パッドに電気的に接続する
出力選択回路とを備え、前記複数の加算器は、互いに直
列接続され、かつ、前記複数の加算器の入力信号又は出
力信号が前記複数のメモリマクロを識別するためのマク
ロIDとして使用される。
【0012】前記複数の加算器は、それぞれ対応するメ
モリマクロ内に配置され、かつ、各メモリマクロ内で同
一の構成を有している。
【0013】3) 本発明のメモリ混載ロジックLSI
は、ワンチップ内に配置され、半導体メモリの機能を有
する複数のメモリマクロと、前記複数のメモリマクロの
うちの1つを選択するマクロ選択回路と、前記複数のメ
モリマクロに対応して設けられ、非選択状態のメモリマ
クロの出力信号を固定電位に設定する機能を有する複数
のマクロ出力制御回路と、前記複数のメモリマクロの外
部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメモリマ
クロの出力信号の論理をとることにより、選択状態のメ
モリマクロの出力信号のみを出力パッドに導く論理回路
とを備える。
【0014】前記複数のマクロ出力制御回路は、それぞ
れ対応するメモリマクロ内に配置され、かつ、各メモリ
マクロ内で同一の構成を有している。
【0015】前記論理回路は、前記複数のメモリマクロ
の出力信号の論理和又は論理積を実行する回路である。
【0016】4) 本発明のメモリ混載ロジックLSI
は、ワンチップ内に配置され、半導体メモリの機能を有
する複数のメモリマクロと、前記複数のメモリマクロの
2つ以上を選択する機能を有するマクロ選択回路と、前
記複数のメモリマクロの外部の前記ワンチップ内に配置
され、選択された2つ以上のメモリマクロの出力信号が
一致しているか否かを示すPASS/FAILビット
を、前記選択された2つ以上のメモリマクロの出力信号
の論理をとることにより生成する論理回路とを備える。
【0017】前記論理回路は、前記選択された2つ以上
のメモリマクロの出力信号が互いに一致しているとき
に、前記選択された2つ以上のメモリマクロの出力信号
を出力パッドを出力する。
【0018】5) 本発明のメモリマクロは、nビット
の通常出力を有するメモリマクロにおいて、sビット
(1≦s≦n)のデータをj組(jは、2以上の自然
数)読み出し、各組の間でsビットのデータを比較し、
各組のsビットのデータが一致しているか否かを示すP
ASS/FAILビットを出力する回路を備える。
【0019】前記回路は、各組のsビットのデータが互
いに一致しているときに、各組のsビットのデータを前
記メモリマクロの外部に出力する。
【0020】6) 本発明のメモリ混載ロジックLSI
は、4)のメモリ混載ロジックLSIにおいて、各メモ
リマクロが、5)の回路を備えている。
【0021】7) 本発明のメモリマクロは、nビット
の通常出力を有するメモリマクロにおいて、sビット
(1≦s≦n)のデータを読み出し、前記sビットのデ
ータを、前記sビットのデータが正確であるか否かを判
断するための期待値と比較し、前記sビットのデータと
前記期待値が一致しているか否かを示すPASS/FA
ILビットを出力する回路を備える。
【0022】本発明のメモリマクロは、nビットの通常
出力を有するメモリマクロにおいて、sビット(1≦s
≦n)のデータをj組(jは、2以上の自然数)読み出
し、各組の間でsビットのデータを比較すると共に、各
組のsビットのデータを、各組のsビットのデータが正
確であるか否かを判断するための期待値と比較し、各組
のsビットのデータが一致し、かつ、各組のsビットの
データと前記期待値が一致しているか否かを示すPAS
S/FAILビットを出力する回路を備える。
【0023】8) 本発明のテスト方法は、ワンチップ
内に配置された複数のメモリマクロをテストするもので
あり、前記複数のメモリマクロを同時に選択し、各メモ
リマクロに同一のデータを書き込み、各メモリマクロの
出力信号が互いに一致しているか否かを示すPASS/
FAILビットを出力し、かつ、各メモリマクロの出力
信号が互いに一致しているときに各メモリマクロの出力
信号を出力し、前記PASS/FAILビット及び各メ
モリマクロの出力信号に基づいて、前記複数のメモリマ
クロの良否を判断している。
【0024】本発明のテスト方法は、ワンチップ内に配
置されたnビットの通常出力を有するメモリマクロをテ
ストするものであり、前記メモリマクロ内でsビット
(1≦s≦n)単位でj組(jは、2以上の自然数)の
ブロックを想定し、各組に同一のデータを書き込み、各
組のsビットの出力信号が互いに一致しているか否かを
示すPASS/FAILビットを出力し、かつ、各組の
sビットの出力信号が互いに一致しているときに各組の
sビットの出力信号を出力し、前記PASS/FAIL
ビット及び各組のsビットの出力信号に基づいて、前記
メモリマクロの良否を判断している。
【0025】本発明のテスト方法は、ワンチップ内に配
置されたnビットの通常出力を有する複数のメモリマク
ロをテストするものであり、各メモリマクロ内でsビッ
ト(1≦s≦n)単位でj組(jは、2以上の自然数)
のブロックを想定し、各組に同一のデータを書き込み、
各組のsビットの出力信号が互いに一致し、かつ、各メ
モリマクロの出力信号が互いに一致しているか否かを示
すPASS/FAILビットを出力し、各組のsビット
の出力信号が互いに一致し、かつ、各メモリマクロの出
力信号が互いに一致しているているときに、各メモリマ
クロの出力信号を出力し、前記PASS/FAILビッ
ト及び各メモリマクロの出力信号に基づいて、前記複数
のメモリマクロの良否を判断している。
【0026】本発明のテスト方法は、ワンチップ内に配
置されたnビットの通常出力を有するメモリマクロをテ
ストするものであり、前記メモリマクロのsビット(1
≦s≦n)のデータを読み出し、前記メモリマクロ内
で、前記sビットのデータを、前記sビットのデータが
正確であるか否かを判断するための期待値と比較し、前
記sビットのデータと前記期待値が一致しているか否か
を示すPASS/FAILビットを生成し、前記PAS
S/FAILビットに基づいて、前記メモリマクロの良
否を判断している。
【0027】本発明のテスト方法は、ワンチップ内に配
置されたnビットの通常出力を有するメモリマクロをテ
ストするものであり、前記メモリマクロ内でsビット
(1≦s≦n)単位でj組(jは、2以上の自然数)の
ブロックを想定し、各組のsビットのデータを読み出
し、前記メモリマクロ内で、各組のsビットのデータを
比較し、かつ、各組のsビットのデータと期待値を比較
し、各組のsビットのデータが互いに一致し、かつ、各
組のsビットのデータが前記期待値と一致しているか否
かを示すPASS/FAILビットを生成し、前記PA
SS/FAILビットに基づいて、前記メモリマクロの
良否を判断している。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明のメモリ混載ロジックLSIについて詳細に説明す
る。
【0029】図1は、メモリ混載ロジックLSIのフロ
アプランの一例を示している。
【0030】半導体チップ10内には、ロジック部1
1、メモリマクロ12A,12B,12C,12D及び
パッド部13が配置される。ロジック部11には、半導
体メモリ以外の機能を有する回路ブロックが形成され
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
例えば、DRAM(ダイナミックランダムアクセスメモ
リ)の機能を有し、メモリマクロ12A,12B,12
C,12D内で、データの書き込み、読み出しなどの完
結した一連の動作が可能となっている。
【0031】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2D内には、ロジック部11との接点となるインターフ
ェイス部14A,14B,14C,14Dが設けられて
いる。インターフェイス部14A,14B,14C,1
4Dは、例えば、入出力(I/O)レジスタを備えてい
る。また、メモリマクロ12A,12B,12C,12
D内には、メモリマクロのテストを制御するためのテス
ト制御ブロック15A,15B,15C,15Dが配置
されている。
【0032】パッド部13は、半導体チップ10の縁部
に沿って配置され、制御信号の入力やデータの入出力を
行うためのパッド16を備えている。
【0033】このようなメモリ混載ロジックLSIの特
徴は、ロジック部11とメモリマクロ12の間で、直
接、データのやりとりを行っている点にある。つまり、
ロジックの機能と半導体メモリの機能をワンチップ内に
混載することで、これら2つの機能を繋ぐために、I/
Oパッドや長い配線は必要なくなる。よって、メモリマ
クロにおいては、大きなサイズのI/Oバッファが必要
なく、低消費電力化に貢献できる。また、半導体チップ
10内に形成される配線の幅は1μm以下で形成できる
ので、同時にメモリマクロに入出力するデータ数を極端
に増やすことができる。このため、一度に大量のデータ
を転送でき、メモリの高性能化に貢献できる。
【0034】図2は、図1のメモリ混載ロジックLSI
のメモリマクロのテスト回路の第1例を示している。
【0035】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0036】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0037】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
【0038】マクロID生成回路については、メモリマ
クロ(テスト制御ブロック)内に設けてもよいし、ま
た、メモリマクロの外部に設けてもよい。
【0039】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
【0040】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23、制御信号線46及びマルチプレクサ1
9が形成される。
【0041】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
【0042】また、制御信号線46の一端は、各メモリ
マクロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他
端は、マルチプレクサ19に接続される。マルチプレク
サ19は、各メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dから制御信号線46に出力される制御信号に基づい
て、第1の出力信号線22A,22B,22C,22D
のうちの1本と第2の出力信号線23を電気的に接続す
る。
【0043】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
【0044】次に、図2のメモリマクロのテスト手法に
ついて説明する。
【0045】まず、テスタ24により、マクロ選択信号
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D内のマクロID生成回
路では、マクロIDが生成され、マクロ選択回路17
A,17B,17C,17Dにおいて、マクロIDと入
力IDの比較が行われる。
【0046】そして、マクロIDと入力IDの比較の結
果、4つのメモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのうちの1つが選択される。即ち、選択された1つの
メモリマクロでは、マクロ選択回路の出力信号MEnが
“0”となり、残りの3つの非選択のメモリマクロで
は、マクロ選択回路の出力信号MEnが“1”となる。
【0047】また、選択されたメモリマクロ、即ち、マ
クロ選択回路の出力信号MEnが“0”のメモリマクロ
では、この後、コマンドを取り込むことができるように
なる。よって、選択されたメモリマクロでは、テスト動
作(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選
択のメモリマクロ、即ち、マクロ選択回路の出力信号M
Enが“1”のメモリマクロでは、テスト動作が行われ
ない。
【0048】選択されたメモリマクロでは、まず、メモ
リセルに対するデータの書き込みが行われ、この後、メ
モリセルからデータが読み出される。例えば、256個
のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、256のデ
ータが読み出されるが、本例では、この256のデータ
を8ビット(nOビット)ずつ32回にわけて半導体チ
ップ10の外部のテスタ24に読み出す。
【0049】この時、マルチプレクサ19は、選択され
たメモリマクロに接続される第1の出力信号線22A,
22B,22C,22Dを第2の出力信号線23に電気
的に接続する。即ち、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dのマクロ選択回路17A,17B,17
C,17Dの出力信号MEnは、制御信号線46を経由
して、直接、マルチプレクサ19に入力される。よっ
て、マルチプレクサ19は、各メモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dのマクロ選択回路17A,17
B,17C,17Dの出力信号MEnに基づいて、選択
されたメモリマクロに接続される第1の出力信号線22
A,22B,22C,22Dを第2の出力信号線23に
電気的に接続することができる。
【0050】半導体チップ10の外部に読み出されたデ
ータは、テスタ24において期待値と比較され、その比
較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断され
る。
【0051】なお、選択される1つのメモリマクロを、
順次、切り替えていくことで、全てのメモリマクロ12
A,12B,12C,12Dについて機能テストを行う
ことが可能である。
【0052】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、マルチプレクサ19により、選択された
メモリマクロの読み出しデータを出力するようにしてい
る。よって、4つのメモリマクロ12A,12B,12
C,12Dを順次選択していくことにより全てのメモリ
マクロのテストを行うことができる。
【0053】図3は、図1のメモリ混載ロジックLSI
のメモリマクロのテスト回路の第2例を示している。
【0054】本例のテスト回路は、図2のテスト回路と
比較すると、出力選択回路にマルチプレクサを用いるこ
となく、ロジック的な手法により、選択された1つのメ
モリマクロのデータを半導体チップ10の外部に出力す
るようにしている点に特徴を有する。よって、本例のテ
スト回路では、図2の制御信号線46が不要であり、設
計時にこの制御信号線に要していた労力を回避できると
共に配線ミスも減らすことができる。また、ロジック的
に出力の選択を行うため、消費電力の削減にも貢献でき
る。
【0055】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0056】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0057】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
【0058】マクロID生成回路については、メモリマ
クロ(テスト制御ブロック)内に設けてもよいし、ま
た、メモリマクロの外部に設けてもよい。
【0059】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
【0060】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及びアンド(AND)回路47が形成さ
れる。
【0061】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、アンド回路47に接続される。第2の出力信号線2
3の一端は、アンド回路47の出力端に接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
【0062】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
【0063】図4は、図3のメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dのインターフェイス部14Aの一例
を示している。
【0064】メモリマクロ内には、{k(例えば、3
1)+1}個のI/Oレジスタブロック25−0,…2
5−kが配置される。I/Oレジスタブロック25−
0,…25−kの各々は、例えば、8個の入力レジスタ
90−0,…90−7と、8個の出力レジスタ26−
0,…26−7と、選択スイッチ27とを有している。
入力レジスタ90−i(i=0,…7)及び出力レジス
タ26−i(i=0,…7)のメモリマクロ側の端子
は、データ線対DQki,/DQki(i=0,…7)
に接続される。
【0065】また、例えば、I/Oレジスタブロック2
5−kにおいて、入力レジスタ90−i(i=0,…
7)のロジック側の端子は、入力信号線91−i(i=
8k,…8k+7)に接続されると共に、選択スイッチ
27を介してテスト信号線に接続される。出力レジスタ
26−i(i=0,…7)のロジック部側の端子は、出
力信号線70−i(i=8k,…8k+7)に接続され
ると共に、選択スイッチ27を介して、テスト制御ブロ
ック15A,15B,15C,15D内のマクロ出力制
御回路48に接続される。
【0066】テスト時、テスト制御ブロック15A,1
5B,15C,15Dにおいてレジスタアドレス信号R
egAdd・0,…RegAdd・kが生成される。こ
のレジスタアドレス信号RegAdd・0,…RegA
dd・kは、k個のI/Oレジスタブロック25−0,
…25−kのうちの1つを選択する。選択状態のI/O
レジスタブロックでは、選択スイッチ27がオン状態と
なり、非選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択
スイッチ27がオフ状態となる。
【0067】よって、テスト時、選択状態のI/Oレジ
スタブロックでは、8ビット(1バイト)のデータTD
・0,…TD・7がテスト信号線を経由して入力され、
メモリセルに書き込まれる。また、メモリセルから読み
出された8ビットのデータTDO・0,…TDO・7
が、選択状態のI/Oレジスタブロックからマクロ出力
制御回路48に出力される。
【0068】なお、(k+1)個のI/Oレジスタブロ
ック25−0,…25−kが1つずつ順次選択されるこ
とにより、(k+1)×8ビットの全てのデータがメモ
リマクロから半導体チップの外部に読み出される。
【0069】マクロ出力制御回路48は、出力信号DT
DO・0,…DTDO・7の値を強制的に“1”に固定
する機能を有する。よって、メモリマクロが非選択の場
合には、出力信号DTDO・0,…DTDO・7の値を
強制的に“1”に固定する。また、メモリマクロが選択
されている場合には、出力信号TDO・0,…TDO・
7を出力信号DTDO・0,…DTDO・7としてその
まま出力する。
【0070】図5(a)は、図4のマクロ出力制御回路
48の一例を示している。
【0071】本例では、マクロ出力制御回路48がオア
回路から構成される。そして、マクロ選択回路の出力信
号MEn及び出力レジスタの出力信号(読み出しデー
タ)TDO・0,…TDO・7がそれぞれオア回路に入
力される。
【0072】選択されたメモリマクロでは、マクロ選択
回路の出力信号MEnは、“0”になるため、マクロ出
力制御回路48の出力信号DTDO・0,…DTDO・
7は、出力レジスタの出力信号TDO・0,…TDO・
7と同じになる。
【0073】一方、非選択のメモリマクロでは、マクロ
選択回路の出力信号MEnは、“1”になるため、マク
ロ出力制御回路48の出力信号DTDO・0,…DTD
O・7は、入出力レジスタの出力信号TDO・0,…T
DO・7にかかわらず、“1”に固定される。
【0074】なお、図3乃至図5に示す例では、非選択
のメモリマクロの出力信号DTDO・0,…DTDO・
7を“1”に固定するマクロ出力制御回路48を設けた
が、例えば、マクロ出力制御回路48を図5(b)の回
路から構成することにより、非選択のメモリマクロの出
力信号DTDO・0,…DTDO・7を“0”に固定す
ることもできる。この場合、ロジック部11に設ける論
理回路としては、アンド回路47に変えて、オア回路を
用いる。
【0075】次に、図3乃至図5のメモリマクロのテス
ト手法について説明する。
【0076】まず、テスタ24により、マクロ選択信号
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D内のマクロID生成回
路では、マクロIDが生成され、マクロ選択回路17
A,17B,17C,17Dにおいて、マクロIDと入
力IDの比較が行われる。
【0077】そして、マクロIDと入力IDの比較の結
果、4つのメモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのうちの1つが選択される。即ち、選択された1つの
メモリマクロでは、マクロ選択回路の出力信号MEnが
“0”となり、残りの3つの非選択のメモリマクロで
は、マクロ選択回路の出力信号MEnが“1”となる。
【0078】また、選択されたメモリマクロ、即ち、マ
クロ選択回路の出力信号MEnが“0”のメモリマクロ
では、この後、コマンドを取り込むことができるように
なる。よって、選択されたメモリマクロでは、テスト動
作(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選
択のメモリマクロ、即ち、マクロ選択回路の出力信号M
Enが“1”のメモリマクロでは、テスト動作が行われ
ない。
【0079】選択されたメモリマクロでは、まず、メモ
リセルに対するデータの書き込みが行われ、この後、メ
モリセルからデータが読み出される。例えば、256個
のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、256のデ
ータが読み出されるが、本例では、この256のデータ
を、8ビット(nOビット)ずつ、32回にわけて読み
出す。
【0080】この時、選択されたメモリマクロでは、マ
クロ出力制御回路48にMEn=“0”が入力されるた
め、8ビットの出力信号(読み出しデータ)TDO・
0,…TDO・7が、そのまま選択されたメモリマクロ
の出力信号DTDO・0,…DTDO・7として出力さ
れる。
【0081】非選択のメモリマクロでは、マクロ出力制
御回路48にMEn=“1”が入力されるため、8ビッ
トの出力信号(読み出しデータ)TDO・0,…TDO
・7にかかわらず、非選択のメモリマクロの出力信号D
TDO・0,…DTDO・7は、“1”に固定される。
【0082】そして、ロジック部11のアンド回路47
には、選択されたメモリマクロから“1”又は“0”の
出力信号DTDO・0,…DTDO・7が入力され、非
選択のメモリマクロから“1”に固定された出力信号D
TDO・0,…DTDO・7が入力される。
【0083】よって、オア回路47は、結果として、選
択されたメモリマクロの出力信号DTDO・0,…DT
DO・7をそのまま出力することになる。
【0084】なお、半導体チップ10の外部に読み出さ
れたデータは、テスタ24において期待値と比較され、
その比較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断
される。また、選択されるメモリマクロを、順次、切り
替えていくことで、全てのメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dについて機能テストが行われる。
【0085】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、出力選択回路にマルチプレクサを用いる
ことなく、ロジック的な手法により、選択された1つの
メモリマクロのデータを半導体チップ10の外部に出力
している。よって、メモリ混載ロジックLSIの設計時
に、図2の制御信号線46のレイアウトに時間を要した
り、図2の制御信号線46のためのスペースを確保した
りする必要がなくなる。また、配線ミスが減り、設計効
率を上げることができる。さらに、ロジック的な手法に
より出力の選択を行っているため、低消費電力化に貢献
できる。
【0086】本例のテスト回路は、メモリセルアレイ内
に不良セルを発見し、不良セルを冗長セルに置き換える
ためのウェハ状態におけるテストや、パッケージングし
た後に良品と不良品に分けるファイナルテストなどに使
用することができる。
【0087】図6は、図1のメモリ混載ロジックLSI
のメモリマクロのテスト回路の第3例を示している。
【0088】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0089】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0090】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路20A,20B,20
C,20Dと、半導体チップ10の外部からメモリマク
ロに入力されるマクロ選択信号(入力ID)とマクロI
Dを比較してメモリマクロを選択するためのマクロ選択
回路17A,17B,17C,17Dを備えている。
【0091】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
【0092】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力選択回路18が形成される。
【0093】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
【0094】出力選択回路18は、第1の出力信号線2
2A,22B,22C,22Dのうちの1本と第2の出
力信号線23を電気的に接続する機能を有する。
【0095】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。この場合、入力
信号線21及び第2の出力信号線23の途中には、それ
ぞれマルチプレクサが設けられ、パッド16TI,16
TOの機能の切り替えが行われる。なお、半導体チップ
10上に設けるパッド数に余裕があれば、パッド16T
I,16TOをテスト専用としてもよい。
【0096】また、パッド16TIの数は、例えば、入
力信号線21の数に対応させてnI本とし、パッド16
TOの数も、例えば、第2の出力信号線23の数に対応
させてnO本とする。但し、パッド16TI,16TO
の数を、nI又はnO本よりも少ない数としてもよい。
【0097】図7は、図6のメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dのインターフェイス部14Aの一例
を示している。
【0098】1つのメモリマクロ内には、{k(例え
ば、31)+1}個のI/Oレジスタブロック25−
0,…25−kが配置される。I/Oレジスタブロック
25−0,…25−kの各々は、例えば、8個の入力レ
ジスタ90−0,…90−7と、8個の出力レジスタ2
6−0,…26−7と、選択スイッチ27とを有してい
る。入力レジスタ90−i(i=0,…7)及び出力レ
ジスタ26−i(i=0,…7)のメモリマクロ側の端
子は、データ線対DQki,/DQki(i=0,…
7)に接続される。
【0099】また、例えば、I/Oレジスタブロック2
5−kにおいて、入力レジスタ90−i(i=0,…
7)のロジック部側の端子は、入力信号線91−i(i
=8k,…8k+7)に接続されると共に、選択スイッ
チ27を介してテスト信号線に接続される。出力レジス
タ26−i(i=0,…7)のロジック部側の端子は、
出力信号線70−i(i=8k,…8k+7)に接続さ
れると共に、選択スイッチ27を介して、テスト用の第
1の出力信号線21A,21B,21C,21Dに接続
される。
【0100】本例では、メモリマクロの通常時の入力デ
ータQI0,…QI(8k+7)及び出力データQ0,
…Q(8k+7)は、それぞれ(k+1)×8ビット存
在する。入力データQI0,…QI(8k+7)は、ロ
ジック部から入力信号線91−0,…91−(8k+
7)を経由してメモリマクロ内に入力され、出力データ
Q0,…Q(8k+7)は、メモリマクロから出力信号
線70−0,…70−(8k+7)を経由してロジック
部に出力される。
【0101】また、テスト時、テスト制御ブロックにお
いて、レジスタアドレス信号RegAdd・0,…Re
gAdd・kが生成される。レジスタアドレス信号Re
gAdd・0,…RegAdd・kは、k個のI/Oレ
ジスタブロック25−0,…25−kのうちの1つを選
択する。選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択
スイッチ27がオン状態となり、非選択状態のI/Oレ
ジスタブロックでは、選択スイッチ27がオフ状態とな
る。
【0102】よって、テスト時、8ビットのデータTD
・0,…TD・7がテスト信号線から選択状態のI/O
レジスタブロック内の入力レジスタ90−0,…90−
7に入力される。また、8ビットのデータDTDO・
0,…DTDO・7が、選択状態のI/Oレジスタブロ
ックから第1の出力信号線21A,21B,21C,2
1Dに出力される。
【0103】また、(k+1)×8ビットの全てのデー
タを、メモリマクロから半導体チップの外部に読み出す
には、(k+1)個のI/Oレジスタブロック25−
0,…25−kを1つずつ順次選択していけばよい。
【0104】なお、テスト時の出力データ数を通常時の
入出力データ数よりも大幅に減らしているのは、テスト
時の出力データを半導体チップの外部に出力するパッド
数に制限があるためである。
【0105】図8は、図7の入力レジスタ90−0,…
90−7及び出力レジスタ26−0,…26−7の一例
を示している。
【0106】入力レジスタは、入力用バッファ29から
構成され、出力レジスタは、出力用バッファ28から構
成される。入力用バッファ29は、書き込み制御信号W
TENにより制御され、データQi又はテストデータT
Diを相補データとしてデータ線対DQi,/DQiに
出力する。出力用バッファ28は、読み出し制御信号R
DENにより制御され、データ線対DQi,/DQiの
相補データをデータQi又はテストデータDTDO・i
として出力する。
【0107】次に、図6のメモリマクロのテスト手法に
ついて説明する。
【0108】まず、テスタ24により、マクロ選択信号
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D内のマクロID生成回
路20A,20B,20C,20Dでは、マクロIDが
生成され、マクロ選択回路17A,17B,17C,1
7Dでは、マクロIDと入力IDの比較が行われる。そ
して、マクロIDと入力IDの比較の結果、4つのメモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dのうちの1つ
が選択される。
【0109】例えば、メモリマクロ12AでマクロID
“00”が生成され、メモリマクロ12BでマクロID
“01”が生成され、メモリマクロ12CでマクロID
“10”が生成され、メモリマクロ12DでマクロID
“11”が生成され、また、例えば、入力IDが“0
0”であると、メモリマクロ12Aが選択状態となり、
その他のメモリマクロ12B,12C,12Dが非選択
状態となる。
【0110】選択状態のメモリマクロ12Aでは、この
後、コマンドを取り込むことができるようになる。よっ
て、選択状態のメモリマクロ12Aでは、テスト動作
(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選択
状態のメモリマクロ12B,12C,12Dでは、テス
ト動作が行われない。
【0111】選択状態のメモリマクロ12Aでは、ま
ず、メモリセルに対するデータの書き込みが行われ、こ
の後、メモリセルからデータが読み出される。例えば、
256個のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、2
56のデータが読み出されるが、本例では、この256
のデータを8ビット(nOビット)ずつ32回にわけて
半導体チップ10の外部のテスタ24に読み出す。この
時、出力選択回路18は、選択状態のメモリマクロ12
Aに接続される第1の出力信号線22Aを第2の出力信
号線23に電気的に接続している。
【0112】半導体チップ10の外部に読み出されたデ
ータは、テスタ24において期待値と比較され、その比
較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断され
る。
【0113】なお、メモリマクロ12Aのテストが終了
した後、順次、メモリマクロ12B,12C,12Dの
テストを行い、全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dについて機能テストを行う。
【0114】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、半導体チップ10に内蔵されたメモリマ
クロのテストを、例えば、半導体チップ10の外部に存
在するテスタを用いてダイレクトに行うことができる
(ダイレクト・メモリ・アクセス・モード)。
【0115】本例のテスト回路は、メモリセルアレイ内
に不良セルを発見し、不良セルを冗長セルに置き換える
ためのウェハ状態におけるテストや、パッケージングし
た後に良品と不良品に分けるファイナルテストなどに使
用することができる。
【0116】ところで、複数のメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dを1つずつ順番にテストする場
合、メモリマクロ12A,12B,12C,12D内に
は、メモリマクロを識別するマクロIDを生成するため
のマクロID生成回路20A,20B,20C,20D
が設けられる。このマクロID生成回路20A,20
B,20C,20Dは、メモリマクロごとに異なったマ
クロIDを生成する必要があるため、当然に、メモリマ
クロごとに回路構成が異なっている。
【0117】一方、メモリ混載ロジックLSIでは、設
計時間の短縮のため、予め、機能、特性が確認された回
路ブロックを作成しておき、この回路ブロックを、各ユ
ーザの要求に合致したメモリマクロを設計するに当たっ
て使用するという設計手法が採用される。
【0118】よって、マクロID生成回路20A,20
B,20C,20Dがメモリマクロごとに異なると、メ
モリ混載ロジックLSIを設計する度に、メモリマクロ
ごとにメモリマクロの数に応じたテスト制御ブロック1
5A,15B,15C,15Dを設計しなければなら
ず、設計に多大な時間を要し、回路ブロックを用いる設
計手法の利点を引き出せない。
【0119】図9は、図1のメモリ混載ロジックLSI
のメモリマクロのテスト回路の第4例を示している。
【0120】本例のテスト回路の特徴は、マクロID生
成回路30A,30B,30C,30Dが、テスト制御
ブロック15A,15B,15C,15D外部、即ち、
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dの外部に
存在し、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,
12D内のテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dが同じ回路構成(パターン)を有している点
にある。よって、メモリ混載ロジックLSIを設計する
際に、メモリマクロの数によらず、同一の構成のテスト
制御ブロック15A,15B,15C,15Dを用いる
ことができ、設計時間の短縮に貢献できる。
【0121】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0122】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0123】インターフェイス部14A,14B,14
C,14Dは、上述の図6の例と同様に、例えば、図7
及び図8に示すような回路から構成される。
【0124】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dにおいて同一の回路構成(レイアウト)を
有している。よって、メモリ混載ロジックLSIを設定
するに当たって、テスト制御ブロックを再設計する必要
がなく、設計時間の短縮及び製造コストの低減を達成す
ることができる。
【0125】メモリマクロを識別するためのマクロID
を生成するマクロID生成回路30A,30B,30
C,30Dは、メモリマクロ12A,12B,12C,
12Dの外部のロジック部11に配置される。マクロI
D生成回路30A,30B,30C,30Dは、メモリ
マクロ12A,12B,12C,12Dに対応して設け
られる。マクロID生成回路30A,30B,30C,
30Dは、メモリマクロを識別するために、互いに異な
ったマクロIDを生成するため、その回路構成は、当然
に、互いに異なったものとなる。
【0126】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、半導体チップ10の外部からメモリマク
ロに入力されるマクロ選択信号(入力ID)とマクロI
Dを比較してメモリマクロを選択するためのマクロ選択
回路17A,17B,17C,17Dを備えている。
【0127】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力選択回路18が形成される。
【0128】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
【0129】出力選択回路18は、第1の出力信号線2
2A,22B,22C,22Dのうちの1本と第2の出
力信号線23を電気的に接続する機能を有する。
【0130】パッド16TI,16TOは、パッド部に
設けるパッド数に制限があるため、図6の例の場合と同
様に、テスト用として用いられると共にロジック部11
の回路に対するデータ又は制御信号の入出力用としても
用いられる。なお、半導体チップ10上に設けるパッド
数に余裕があれば、パッド16TI,16TOをテスト
専用としてもよい。
【0131】また、パッド16TIの数は、例えば、入
力信号線21の数に対応させてnI本とし、パッド16
TOの数も、例えば、第2の出力信号線23の数に対応
させてnO本とする。但し、パッド16TI,16TO
の数を、nI又はnO本よりも少ない数としてもよい。
【0132】次に、図9のメモリマクロのテスト手法に
ついて説明する。
【0133】まず、テスタ24により、マクロ選択信号
(入力ID)がパッド16TIを経由して各メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに供給されると共
に、電源VDD,VSSも各メモリマクロ12A,12
B,12C,12Dに供給される。マクロ選択信号など
のメモリマクロに入力される信号は、パッド数が制限さ
れていることから、コード化されており、通常、テスト
制御ブロック15A,15B,15C,15Dでマクロ
選択信号をデコードして用いている。しかし、パッド数
に余裕があれば、コード化されてない信号を、直接、各
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dに供給し
てもよい。
【0134】マクロID生成回路30A,30B,30
C,30Dでは、マクロIDが生成され、このマクロI
Dは、テスト制御ブロック15A,15B,15C,1
5D内に入力される。マクロ選択回路17A,17B,
17C,17Dでは、マクロIDと入力IDの比較が行
われ、マクロIDと入力IDの比較の結果、4つのメモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dのうちの1つ
が選択される。
【0135】例えば、メモリマクロ12AにマクロID
“00”が入力され、メモリマクロ12BにマクロID
“01”が入力され、メモリマクロ12CにマクロID
“10”が入力され、メモリマクロ12DにマクロID
“11”が入力され、また、例えば、入力IDが“0
1”であると、メモリマクロ12Bが選択状態となり、
その他のメモリマクロ12A,12C,12Dが非選択
状態となる。
【0136】選択状態のメモリマクロ12Bでは、この
後、コマンドを取り込むことができるようになる。よっ
て、選択状態のメモリマクロ12Bでは、テスト動作
(データの書き込み、読み出し)が可能になり、非選択
状態のメモリマクロ12A,12C,12Dでは、テス
ト動作が行われない。
【0137】選択状態のメモリマクロ12Bでは、ま
ず、メモリセルに対するデータの書き込みが行われ、こ
の後、メモリセルからデータが読み出される。例えば、
256個のI/Oを持つメモリマクロでは、同時に、2
56のデータが読み出されるが、本例では、この256
のデータを8ビット(nOビット)ずつ32回にわけて
半導体チップ10の外部のテスタ24に読み出す。この
時、出力選択回路18は、選択状態のメモリマクロ12
Bに接続される第1の出力信号線22Bを第2の出力信
号線23に電気的に接続している。
【0138】半導体チップ10の外部に読み出されたデ
ータは、テスタ24において期待値と比較され、その比
較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が判断され
る。
【0139】なお、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dについて、順次、機能テストを行うようにす
れば、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dの機能テストを行うことができる。
【0140】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、半導体チップ10に内蔵されたメモリマ
クロのテストを、例えば、半導体チップ10の外部に存
在するテスタを用いてダイレクトに行うことができる。
【0141】また、ロジック的な手法により、選択され
た1つのメモリマクロのデータを半導体チップ10の外
部に出力している。よって、メモリ混載ロジックLSI
の設計時に、図2の制御信号線46が必要なく、設計負
担が軽減され、配線ミスも減り、設計効率を上げること
ができる。さらに、ロジック的な手法により出力の選択
を行っているため、低消費電力化に貢献できる。
【0142】また、本例では、メモリマクロを識別する
マクロIDを生成するためのマクロID生成回路30
A,30B,30C,30Dがメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dの外部に設けられる。よって、メ
モリ混載ロジックLSIを設計する際に、メモリマクロ
の数に関系なく、全てのメモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに、同じ構成のテスト制御ブロック15
A,15B,15C,15Dを用いることができ、設計
負担が軽減され、設計時間を短縮できる。
【0143】本例のテスト回路も、メモリセルアレイ内
に不良セルを発見し、不良セルを冗長セルに置き換える
ためのウェハ状態におけるテストや、パッケージングし
た後に良品と不良品に分けるファイナルテストなどに使
用することができる。
【0144】図10は、図1のメモリ混載ロジックLS
Iのメモリマクロのテスト回路の第5例を示している。
【0145】本例のテスト回路は、図9のテスト回路の
特徴を全て含むと共に、さらに、各メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのメモリ容量が異なってい
る点に特徴を有する。即ち、図9のテスト回路では、テ
ストの対象となるメモリマクロ12A,12B,12
C,12Dは、全て同一のメモリ容量を有しているが、
本例のテスト回路では、テストの対象となるメモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dは、互いに同一のメ
モリ容量を有していない。
【0146】通常、メモリ混載ロジックLSIのメモリ
マクロは、予め設計された所定のメモリ容量を有するメ
モリセグメント(又はブロック)の数を変えることによ
り、ユーザの希望に応じた任意のメモリ容量のメモリマ
クロを短時間で設計できるようになっている。また、メ
モリマクロのメモリ容量の増減は、テスト制御ブロック
15A,15B,15C,15D、特に、マクロ選択回
路17A,17B,17C,17Dの構成を変える理由
とはならない。
【0147】よって、本発明は、このような互いに異な
るメモリ容量の複数のメモリマクロを有するメモリ混載
ロジックLSIに適用することもできる。
【0148】なお、本例のメモリマクロのテスト手法に
ついては、図9のテスト回路を用いたメモリマクロのテ
スト手法と同じであるため、省略する。
【0149】図11は、テスト制御ブロック内のマクロ
選択回路の一例を示している。
【0150】マクロ選択信号MSELpは、マクロ選択
コマンドを表わす信号であり、マクロ選択信号MSEL
pが“1”のとき、メモリマクロが選択される。リセッ
ト信号RESETpは、テスト回路の状態をリセットす
る信号であり、リセットコマンドが入力されたときに
“1”となる。全マクロ選択信号MSELALLpは、
全てのメモリマクロを選択状態にするために使用される
ものであり、全マクロ選択コマンドが入力されたときに
“1”となる。
【0151】マクロ選択信号MSELp、リセット信号
RESETp及び全マクロ選択信号MSELALLp
は、例えば、図2、図3、図6、図9、図10のパッド
16TIから半導体チップ内に入力されるコード化され
た信号から生成される。信号MID[0],MID
[1]は、例えば、図2、図3、図6、図9、図10の
マクロID生成回路から出力されるマクロIDであり、
メモリマクロごとに異なっている。本例では、4つのメ
モリマクロを2ビットの信号MID[0],MID
[1]で認識している。信号MSELID[0],MS
ELID[1]は、入力IDである。
【0152】図11において、30[0],30[1]
は、エクスクルーシブ・ノア(Ex−NOR)回路、3
1,33a,33bは、アンド(AND)回路、32
は、インバータ回路、34a,34bは、ノア(NO
R)回路、35は、NAND・RSラッチ回路である。
NAND・RSラッチ回路35では、Sn=“0”、R
n=“1”で、Qn=“0”となり、Sn=“1”、R
n=“0”で、Qn=“1”となり、Sn=“1”、R
n=“1”で、出力保持動作を行う。
【0153】メモリマクロの選択動作は、以下のように
して行われる。
【0154】各メモリマクロのテスト制御ブロック内で
マクロ選択コマンドが生成されると、全てのメモリマク
ロにおいて、マクロ選択信号MSELpが“1”とな
る。また、エクスクルーシブ・ノア回路30[0],3
0[1]で、マクロID MID[0],MID[1]
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
の比較が行われる。
【0155】マクロID MID[0],MID[1]
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
が一致するメモリマクロでは、エクスクルーシブ・ノア
回路30[0],30[1]の出力信号は、共に、
“1”となるため、アンド回路31の出力信号も“1”
となる。また、マクロ選択信号MSELpが“1”なの
で、アンド回路33aの出力信号が“1”となり、アン
ド回路33bの出力信号が“0”となる。
【0156】また、リセット信号RESETp及び全マ
クロ選択信号MSELALLpは、共に、“0”である
ため、ノア回路34aの出力信号は、“0”となり、ノ
ア回路34bの出力信号は、“1”となる。つまり、N
AND・RSラッチ回路35では、Sn=“0”、Rn
=“1”、Qn(MEn)=“0”となり、Qn(ME
n)=“0”がラッチされる。
【0157】一方、マクロID MID[0],MID
[1]と入力ID MSELID[0],MSELID
[1]が一致しないメモリマクロでは、エクスクルーシ
ブ・ノア回路30[0],30[1]の出力信号が、共
に、“1”となることがないため、アンド回路31の出
力信号は“0”となる。また、マクロ選択信号MSEL
pが“1”なので、アンド回路33aの出力信号が
“0”となり、アンド回路33bの出力信号が“1”と
なる。
【0158】また、リセット信号RESETp及び全マ
クロ選択信号MSELALLpは、共に、“0”である
ため、ノア回路34aの出力信号は、“1”となり、ノ
ア回路34bの出力信号は、“0”となる。つまり、N
AND・RSラッチ回路35では、Sn=“1”、Rn
=“0”、Qn(MEn)=“1”となり、Qn(ME
n)=“1”がラッチされる。
【0159】なお、一度、NAND・RSラッチ回路3
5にラッチされた出力信号は、再び、マクロ選択コマン
ドが生成され、異なるメモリマクロが選択されるか、又
はリセットコマンドが生成されない限り、解除されな
い。
【0160】図12は、テスト制御ブロック内のマクロ
選択回路の他の例を示している。
【0161】マクロ選択信号MSELpは、マクロ選択
コマンドを表わす信号であり、マクロ選択信号MSEL
pが“1”のとき、メモリマクロが選択される。マクロ
選択解除信号MDESELnは、メモリマクロを非選択
状態にする信号であり、マクロ選択解除コマンドが生成
されると、マクロ選択解除信号MDESELnが“0”
になる。
【0162】マクロ選択信号MSELp及びマクロ選択
解除信号MDESELn信号は、例えば、図2、図3、
図6、図9、図10のパッド16TIから半導体チップ
内に入力されるコード化された信号から生成される。ま
た、マクロ選択信号MSELp及びマクロ選択解除信号
MDESELn信号は、全てのメモリマクロのテスト制
御ブロック内において一斉に生成される。
【0163】信号MID[0],MID[1]は、例え
ば、図2、図3、図6、図9、図10のマクロID生成
回路から出力されるマクロIDであり、メモリマクロご
とに異なっている。本例では、4つのメモリマクロを2
ビットの信号MID[0],MID[1]で認識してい
る。信号MSELID[0],MSELID[1]は、
入力IDである。
【0164】図12において、40[0],40[1]
は、エクスクルーシブ・ノア(Ex−NOR)回路、4
1は、アンド(AND)回路、43は、ナンド(NAN
D)回路、45は、NAND・RSラッチ回路である。
【0165】メモリマクロの選択動作は、以下のように
して行われる。
【0166】各メモリマクロのテスト制御ブロック内で
マクロ選択コマンドが生成されると、全てのメモリマク
ロにおいて、マクロ選択信号MSELpが“1”とな
る。また、エクスクルーシブ・ノア回路40[0],4
0[1]で、マクロID MID[0],MID[1]
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
の比較が行われる。
【0167】マクロID MID[0],MID[1]
と入力ID MSELID[0],MSELID[1]
が一致するメモリマクロでは、エクスクルーシブ・ノア
回路40[0],40[1]の出力信号は、共に、
“1”となるため、アンド回路41の出力信号も“1”
となる。また、マクロ選択信号MSELpが“1”なの
で、ナンド回路43の出力信号が“0”となり、NAN
D・RSラッチ回路45の出力信号Qn(MEn)が
“0”でラッチされる。
【0168】一方、マクロID MID[0],MID
[1]と入力ID MSELID[0],MSELID
[1]が一致しないメモリマクロでは、エクスクルーシ
ブ・ノア回路40[0],40[1]の出力信号が、共
に、“1”となることがないため、アンド回路41の出
力信号は“0”となる。また、マクロ選択信号MSEL
pが“1”なので、ナンド回路43の出力信号が“1”
となり、NAND・RSラッチ回路45の出力信号Qn
(MEn)が“1”でラッチされる。
【0169】なお、一度、NAND・RSラッチ回路4
5にラッチされた出力信号は、マクロ選択解除信号MD
ESELnが入力されない限り、解除されない。
【0170】図13は、図9及び図10に示すマクロI
D生成回路30A,30B,30C,30Dの一例を示
している。
【0171】本例では、ワンチップ内に4つのメモリマ
クロが配置されることを前提としているため、マクロI
Dは、上述のように、2ビットの信号MID[0],M
ID[1]により構成される。なお、一般には、nビッ
トのマクロIDにより、2n個のメモリマクロを識別で
きる。
【0172】マクロID生成回路30Aは、メモリマク
ロ12AのマクロIDを生成する回路であり、そのマク
ロIDは、“00”である。ここで、“0”は、接地電
位VSSにより表すことができる。よって、メモリマク
ロ12Aのマクロ選択回路17Aに信号MID[0],
MID[1]を供給するための2つの入力ノードには、
共に、接地電位VSSが印加される。
【0173】マクロID生成回路30Bは、メモリマク
ロ12BのマクロIDを生成する回路であり、そのマク
ロIDは、“01”である。ここで、“0”は、接地電
位VSS、“1”は、電源電位VDDにより表すことが
できる。よって、メモリマクロ12Aのマクロ選択回路
17Bに信号MID[0],MID[1]を供給するた
めの2つの入力ノードの一方には、電源電位VDD、他
方には、接地電位VSSが印加される。
【0174】同様に、マクロID生成回路30C,30
Dは、メモリマクロ12C,12DのマクロIDを生成
する回路であり、そのマクロIDは、“10”、“1
1”である。よって、メモリマクロ12Cのマクロ選択
回路17Cに信号MID[0],MID[1]を供給す
るための2つの入力ノードの一方には、接地電位VS
S、他方には、電源電位VDDが印加される。また、メ
モリマクロ12Dのマクロ選択回路17Dに信号MID
[0],MID[1]を供給するための2つの入力ノー
ドには、共に、電源電位VDDが印加される。
【0175】マクロID生成回路30A,30B,30
C,30Dは、メモリマクロごとに異なる回路構成(レ
イアウト)を有しているが、上述の構成を有するマクロ
ID生成回路を用いれば、簡単な構成により、各メモリ
マクロに対応したマクロIDを生成できるため、設計時
間の短縮に効果的である。
【0176】図14(a),(b)は、図13に示すマ
クロID生成回路30A,30B,30C,30Dの変
形例を示している。
【0177】上述の図13の例では、各メモリマクロに
おいて、マクロIDの2つの入力ノードに、直接、電源
線VDD,VSSを接続しているが、本例では、最初の
1つのメモリマクロ12Aについてのみ、マクロIDの
2つの入力ノードに、直接、電源線VSSを接続し、残
りのメモリマクロ12B,12C,12Dについては、
メモリマクロ12A,12B,12Cから出力される信
号に基づいて2ビットの信号MID[0],MID
[1]を生成している。
【0178】図15は、図14(a)のテスト制御ブロ
ック15A,15B,15C,15Dの構成の一例を示
している。
【0179】マクロ選択回路36としては、例えば、上
述した図11又は図12のような回路が用いられる。マ
クロID生成回路37は、全てのメモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのテスト制御ブロック15A,
15B,15C,15D内に形成され、全てのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dにおいて同一の回
路構成を有している。
【0180】メモリマクロ12AのマクロIDは、“0
0”である。メモリマクロ12Aのテスト制御ブロック
15A内に形成されたマクロID生成回路37は、マク
ロID“00”に基づいて、メモリマクロ12Bのマク
ロID“01”を生成する。また、メモリマクロ12B
のテスト制御ブロック15B内に形成されたマクロID
生成回路37は、マクロID“01”に基づいて、メモ
リマクロ12CのマクロID“10”を生成し、メモリ
マクロ12Cのテスト制御ブロック15C内に形成され
たマクロID生成回路37は、マクロID“10”に基
づいて、メモリマクロ12DのマクロID“11”を生
成する。メモリマクロ12Dのテスト制御ブロック15
D内に形成されたマクロID生成回路37の出力端は、
どこにも接続されていない。
【0181】このように、本例では、マクロID生成回
路37が入力信号を加算して出力信号とする加算器の機
能を有するため、いわゆるチェーン式に、各マクロID
生成回路37を接続し、マクロIDを生成できる。
【0182】図16は、図14(a)及び図15の回路
を実現するためのマクロID生成回路の具体例を示して
いる。
【0183】このマクロID生成回路は、エクスクルー
シブ・オア(Ex−OR)回路38及びインバータ回路
39から構成される。
【0184】メモリマクロ12Aでは、MIDIN
[0]=“0”,MIDIN[1]=“0”であり、M
IDOUT[0]=“1”,MIDIN[1]=“0”
となる。メモリマクロ12Bでは、MIDIN[0]=
“1”,MIDIN[1]=“0”であり、MIDOU
T[0]=“0”,MIDIN[1]=“1”となる。
メモリマクロ12Cでは、MIDIN[0]=“0”,
MIDIN[1]=“1”であり、MIDOUT[0]
=“1”,MIDIN[1]=“1”となる。
【0185】このように、図14(a)、図15及び図
16に示す構成によれば、マクロID生成回路37は、
簡単な回路構成であると共に、全てのメモリマクロ12
A,12B,12C,12Dで同一の回路構成を有して
いる。このため、複数のメモリマクロを有するメモリ混
載ロジックLSIを設計するに当たって、テスト制御ブ
ロック15A,15B,15C,15Dの再設計の必要
がなく、設計時間の短縮に貢献できる。
【0186】また、メモリマクロ12A,12B,12
C,12DにマクロIDを割り当てる際のミス(配線ミ
スなど)が減り、信頼性を向上できる。
【0187】図14(b)は、図15のマクロID生成
回路37を、メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dの外部に設けた例である。このように、マクロID
生成回路37をメモリマクロの外部に設けた場合にも、
当然に、各メモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのテスト制御ブロック15A,15B,15C,15
Dは、同一の回路構成を有しているため、設計時間の短
縮に貢献できる。また、メモリマクロ12A,12B,
12C,12DにマクロIDを割り当てる際のミス(配
線ミスなど)も減る。
【0188】図17は、図9のメモリ混載ロジックLS
Iのメモリマクロのテスト回路の変形例を示している。
【0189】本例のテスト回路の特徴は、図9のテスト
回路と比べると、マクロ選択回路がメモリマクロの外部
に存在する点にある。即ち、本例では、図9のマクロI
D生成回路及びマクロ選択回路に相当する回路が共にメ
モリマクロの外部に配置されている。
【0190】本例のテスト回路では、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dを選択するに当たって、マ
クロIDと入力IDを比較するという動作を行わない。
即ち、本例のテスト回路では、メモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dの外部にデコーダ80A,80
B,80C,80Dを設け、このデコーダ80A,80
B,80C,80Dにより2ビットのマクロアドレス信
号MA0,MA1をデコードし、メモリマクロ12A,
12B,12C,12Dの選択を行っている。
【0191】このような場合、デコーダ80A,80
B,80C,80D、特に、配線の部分(図17
(b))は、デコーダ80A,80B,80C,80D
ごとに異なった構成となっている。よって、デコーダ8
0A,80B,80C,80Dをメモリマクロ12A,
12B,12C,12Dの外部に配置すれば、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12D内のテスト制御ブ
ロック15A,15B,15C,15Dは、全てのメモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dで同じ構成に
なり、メモリマクロの設計容易化に貢献できる。
【0192】なお、デコーダ80A,80B,80C,
80Dのアンド回路(マクロ選択回路に相当)をメモリ
マクロ12A,12B,12C,12D内に配置し、配
線の部分(マクロID生成回路に相当)をメモリマクロ
12A,12B,12C,12Dの外部に配置してもよ
い。
【0193】図18は、図1のメモリ混載ロジックLS
Iのメモリマクロのテスト回路の第6例を示している。
【0194】本例のテスト回路は、全てのメモリマクロ
が同時に選択され、さらに、出力合成回路18Aに所定
のロジック回路を用いることで、nO(例えば、8)ビ
ットの通常の出力信号(読み出しデータ)に加えて、メ
モリマクロの良、不良を示すPASS/FAILビット
を出力できる点に特徴を有する。
【0195】いままで説明してきた例の全ては、複数の
メモリマクロを、1つずつ、順次、選択していくもので
あったが、本例では、全てのメモリマクロを同時に選択
し、全てのメモリマクロを同時にテストする。よって、
本例のテスト回路によれば、テスト時間の大幅な短縮に
より、製造コストの低減に貢献できる。
【0196】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0197】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0198】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dを同時に選択するための手段を備えてい
る。例えば、テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15D内に、図11に示すような構成を有するマク
ロ選択回路17A,17B,17C,17Dを配置し、
図11の全マクロ選択信号MSELALLpを“1”に
すれば、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,
12Dを同時に選択できる。
【0199】この場合、当然に、マクロIDに応じて、
1つのメモリマクロのみを選択することも可能である。
【0200】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力合成回路18Aが形成される。
【0201】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力合成回路18Aに接続される。第2の出力信号
線23の一端は、出力合成回路18Aに接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
【0202】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
【0203】なお、インターフェイス部14Aとして
は、例えば、図7及び図8に示すような構成の回路を用
いることができる。
【0204】図19は、図18の出力合成回路18Aの
一例を示している。
【0205】DTDO・0−[A],…DTDO・7−
[A]は、メモリマクロ12Aから出力される出力信
号、DTDO・0−[B],…DTDO・7−[B]
は、メモリマクロ12Bから出力される出力信号、DT
DO・0−[C],…DTDO・7−[C]は、メモリ
マクロ12Cから出力される出力信号、DTDO・0−
[D],…DTDO・7−[D]は、メモリマクロ12
Dから出力される出力信号である。
【0206】各メモリマクロからの出力信号DTDO・
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、アンド(AND)回
路51−iに入力され、アンド回路51−iは、出力信
号DTDO・iを出力する(但し、i=0,…7)。
【0207】また、各メモリマクロからの出力信号DT
DO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・
i−[C],DTDO・i−[D]は、コンパレータ5
2−iに入力され、コンパレータ52−iの出力信号
は、アンド回路53に入力される。アンド回路53は、
メモリマクロの良、不良を示すPASS/FAILビッ
トDTDO・8を出力する(但し、i=0,…7)。
【0208】図20は、図19のコンパレータ52−
0,…52−7の一例を示している。
【0209】各メモリマクロからの出力信号DTDO・
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、ナンド(NAND)
回路54及びオア(OR)回路55に入力される(但
し、i=0,…7)。ナンド(NAND)回路54の出
力信号及びオア(OR)回路55の出力信号は、ナンド
回路56に入力され、ナンド回路56の出力信号は、図
18のアンド回路53に入力される。
【0210】このコンパレータは、各メモリマクロから
の出力信号DTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て同じデータ“0”又は“1”のときに、出力信号
OUTを“1”とし、各メモリマクロからの出力信号D
TDO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO
・i−[C],DTDO・i−[D]が全て同じデータ
でないときに、出力信号OUTを“0”とする機能を有
する。
【0211】次に、図18乃至図20のメモリマクロの
テスト手法について説明する。
【0212】本例では、全てのメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dを同時に選択すると共に、全ての
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dに同一の
データを書き込むことを前提とする。
【0213】まず、全マクロ選択信号MSELALLp
が“1”になり、全てのメモリマクロ12A,12B,
12C,12D内のマクロ選択回路の出力信号MEnが
“0”となる。よって、全てのメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dが選択された状態となり、全ての
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、この
後、コマンドを取り込むことができるようになる。
【0214】まず、全てのメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dのメモリセルに対して同じデータの
書き込みが行われ、この後、メモリセルからデータが読
み出される。例えば、256個のI/Oを持つメモリマ
クロでは、同時に、256のデータが読み出されるが、
本例では、この256のデータを、8ビット(nOビッ
ト)ずつ、32回にわけて読み出す。
【0215】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dから読み出されたデータDTDO・0−[A],…
DTDO・7−[A],DTDO・0−[B],…DT
DO・7−[B],DTDO・0−[C],…DTDO
・7−[C],DTDO・0−[D],…DTDO・7
−[D]は、出力合成回路18Aに入力される。
【0216】出力合成回路18Aでは、メモリマクロ1
2A,12B,12C,12Dから読み出されたデータ
の合成が行われる。
【0217】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dが正常な場合、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dから読み出されたデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、全て同じ値を持つ。
【0218】よって、メモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dから読み出されたデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]が全て“1”のときは、
アンド回路51−iの出力信号も“1”となり、また、
メモリマクロ12A,12B,12C,12Dから読み
出されたデータDTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て“0”のときは、アンド回路51−iの出力信号
も“0”となる。
【0219】つまり、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dから読み出されたデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]がそのまま出力信号DT
DO・0,…DTDO・7として半導体チップ10の外
部のテスタ24に読み出される。
【0220】この時、コンパレータ52−0,…52−
7の出力信号も全て“1”となり、アンド回路53の出
力信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO・8
は、“1”となる。
【0221】一方、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dのなかに1つでも異常なものが存在する場
合、メモリマクロ12A,12B,12C,12Dから
読み出されるデータDTDO・i−[A],DTDO・
i−[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−
[D]は、全て同じ値を持たなくなる場合が生じる。こ
の場合、アンド回路51−iの出力信号は、常に“0”
になる。
【0222】しかし、アンド回路51−iのみでは、読
み出されるデータDTDO・i−[A],DTDO・i
−[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−
[D]が全て同じ値を持っているか、又はそうでないか
を判断できない。
【0223】そこで、PASS/FAILビットDTD
O・8により、各メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dの読み出しデータが互いに一致しているか否
かを判断している。
【0224】即ち、PASS/FAILビットDTDO
・8が“0”のときは、メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dから読み出されるデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]が全て同じ値を持ってい
ないことになる。この場合は、メモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dのいずれかに不良が存在すること
になる。
【0225】一方、PASS/FAILビットDTDO
・8が“1”のときは、メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dから読み出されるデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]が全て同じ値を持ってい
る。この場合、メモリマクロ12A,12B,12C,
12Dの全てに不良が存在するか又はしないかのいずれ
かである。よって、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dから読み出されるデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]を、例えば、テスタにお
いて期待値と比較して、メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに不良が存在するか又はしないかを判断
する。
【0226】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、まず、複数のメモリマクロを同時にテス
トするため、テスト時間を大幅に短縮できるという効果
が得られる。また、PASS/FAILビットDTDO
・8により、各メモリマクロの読み出しデータが互いに
一致しているか否かを判断することができる。即ち、各
メモリマクロの読み出しデータの全てが一致していない
場合には、PASS/FAILビットDTDO・8は
“0”となり、各メモリマクロの読み出しデータが全て
一致している場合には、PASS/FAILビットDT
DO・8は“1”となる。
【0227】PASS/FAILビットDTDO・8が
“1”のときは、各メモリマクロから出力される出力信
号が互いに一致していることになるが、これが期待値と
一致しているか否かは不明である。そこで、テスタ24
において、出力信号DTDO・0,…DTDO・7を期
待値と比較して、メモリマクロに不良のメモリセルが存
在するか否かを判断する。
【0228】また、PASS/FAILビットDTDO
・8が“0”のときは、各メモリマクロから出力される
出力信号が互いに一致していないことになり、4つのメ
モリマクロのいずれかに不良のメモリセルが存在するこ
とになる。しかし、出力信号DTDO・0,…DTDO
・7は、4つのメモリマクロ分圧縮されているため、4
つのメモリマクロ12A,12B,12C,12Dのう
ちのいずれに不良が存在するかを特定することはできな
い。このため、不良の存在するメモリマクロ12A,1
2B,12C,12Dを特定するには、別途、メモリマ
クロを個別にテストする必要がある。
【0229】従って、本例のテスト回路は、テスト結果
のほとんどが良(PASS)であると期待されるような
メモリ混載ロジックLSIのファイナルテストに適用す
るのが有効である。また、ファイナルテストでは、良品
(出荷可)か、又は不良品(出荷不可)であるかを決め
るだけで、ウェハ状態におけるテストのように、不良セ
ルを置き換えたりすることがないため、このような点か
らしても、本例のテスト回路は、ファイナルテストに適
用するのがよい。
【0230】なお、本例では、各メモリマクロの読み出
しデータの全てが一致していないときにPASS/FA
ILビットDTDO・8を“0”とし、各メモリマクロ
の読み出しデータの全てが一致しているときにPASS
/FAILビットDTDO・8を“1”としている。し
かし、出力合成回路18Aを変更し、各メモリマクロの
読み出しデータの全てが一致していないときにPASS
/FAILビットDTDO・8を“1”とし、各メモリ
マクロの読み出しデータの全てが一致しているときにP
ASS/FAILビットDTDO・8を“0”としても
よい。
【0231】図21は、図1のメモリ混載ロジックLS
Iのメモリマクロのテスト回路の第7例を示している。
【0232】本例のテスト回路は、選択されたメモリマ
クロ内において、例えば、同時に読み出された256ビ
ットのデータを8ビットずつ32回に分けて読み出すこ
とができると共に、(8×j)ビットのデータを8ビッ
トに圧縮して数回に分けて、また、最大で、256ビッ
トのデータを8ビットに圧縮して1度に読み出す点に特
徴を有する。
【0233】本例のテスト回路は、単独で用いることも
可能であるが、例えば、全マクロを選択可能な図18乃
至図20のテスト回路と組み合わせて用いることによ
り、全てのメモリマクロを非常に短時間でテストするこ
とが可能になり、製造コストの低減に非常に有効であ
る。
【0234】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0235】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0236】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、マクロID生成回路及びマクロ選択回路
17A,17B,17C,17Dを備えている。マクロ
選択回路17A,17B,17C,17Dについては、
例えば、図11に示すような構成とし、全てのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dを同時に選択する
ための手段を付加してもよい。
【0237】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23及び出力選択回路18が形成される。
【0238】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力選択回路18に接続される。第2の出力信号線
23の一端は、出力選択回路18に接続され、他端は、
パッド16TOに接続される。
【0239】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
【0240】図22は、図21のメモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのインターフェイス部14Aの
一例を示している。
【0241】なお、本例では、図面を簡略化し、本例の
特徴を明確にするため、入力レジスタ、入力信号線及び
テスト信号線をそれぞれ省略している。これらの要素
は、実際には、図7に示すような構成を有することにな
る。
【0242】本例のインターフェイス部14Aの特徴
は、{k(例えば、31)+1}個のI/Oレジスタブ
ロック25−0,…25−kのうち1つ以上又は全ての
ブロックから読み出される(8×j)ビットのデータ
(1≦j≦k+1)を圧縮し得ると共に、読み出しデー
タに誤りが存在するか否かを示すPASS/FAILビ
ットを生成するデータ圧縮回路60を備えている点にあ
る。
【0243】メモリマクロ内には、k+1個のI/Oレ
ジスタブロック25−0,…25−kが配置される。I
/Oレジスタブロック25−0,…25−kの各々は、
例えば、8個の出力レジスタ26−0,…26−7及び
選択スイッチ27を有している。出力レジスタ26−i
(i=0,…7)のメモリマクロ側の端子は、データ線
対DQki,/DQki(i=0,…7)に接続され
る。
【0244】また、例えば、I/Oレジスタブロック2
5−kにおいて、出力レジスタ26−i(i=0,…
7)のロジック部側には、通常出力端子と反転出力端子
が設けられている。通常出力端子は、出力信号線70−
i(i=8k,…8k+7)に接続される。また、通常
出力端子と反転出力端子は、選択スイッチ27を介し
て、データ圧縮回路60に接続される。
【0245】選択スイッチ27は、レジスタアドレス信
号RegAdd・0,…RegAdd・kにより、I/
Oレジスタブロック単位で、任意にオン/オフ制御され
る。例えば、本例では、全てのI/Oレジスタブロック
25−0,…25−k内の選択スイッチ27をオン状態
にできる。
【0246】例えば、I/Oレジスタブロック25−0
において、出力レジスタ26−iから出力される読み出
しデータTDOi,/TDOiは、NチャネルMOSト
ランジスタQ0iA,Q0iBのゲートに入力される
(但し、i=0,…7)。また、I/Oレジスタブロッ
ク25−kにおいて、出力レジスタ26−iから出力さ
れる読み出しデータTDOi,/TDOiは、Nチャネ
ルMOSトランジスタQkiA,QkiBのゲートに入
力される(但し、i=0,…7)。
【0247】各I/Oレジスタブロック25−0,…2
5−k内の出力レジスタ26−iの通常出力端子に接続
されるMOSトランジスタQ0iA,…QkiAのドレ
インは、ノードNiに共通に接続されている。また、各
I/Oレジスタブロック25−0,…25−k内の出力
レジスタ26−iの反転出力端子に接続されるMOSト
ランジスタQ0iB,…QkiBのドレインは、ノード
/Niに共通に接続されている。また、各MOSトラン
ジスタのソースは、接地されている。
【0248】プリチャージ用PチャネルMOSトランジ
スタ61−0,…61−7は、ノードNi,/Niを、
例えば、電源電位(“1”の状態)VDDにプリチャー
ジする。プリチャージ用PチャネルMOSトランジスタ
61−0,…61−7のゲートには、プリチャージ信号
PRCHが入力される。本例では、例えば、メモリマク
ロに使用されるクロックの後半でプリチャージを行い、
前半で、読み出し動作を行う。
【0249】データの圧縮を行わない場合、テスト制御
ブロックでは、レジスタアドレス信号RegAdd・
0,…RegAdd・kが生成され、レジスタアドレス
信号RegAdd・0,…RegAdd・kは、k個の
I/Oレジスタブロック25−0,…25−kのうちの
1つを選択する。選択状態のI/Oレジスタブロックで
は、選択スイッチ27がオン状態となり、非選択状態の
I/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ27がオフ
状態となる。
【0250】よって、8ビットの相補データTDO・
0,/TDO・0,…TDO・7,/TDO・7が、選
択されたI/Oレジスタブロックからデータ圧縮回路5
7に導かれる。データ圧縮回路57は、8ビットのデー
タTDO・0,…TDO・7を出力信号DTDO・0,
…DTDO・7として出力する。
【0251】また、例えば、I/Oレジスタブロック2
5−kが選択されたとすると、I/Oレジスタブロック
25−k内の出力レジスタ26−iの通常出力端子に接
続されるMOSトランジスタQkiA及び反転出力端子
に接続されるMOSトランジスタQkiBのうちのいず
れか一方がオン状態、他方がオフ状態となる。
【0252】よって、オア回路57−0,…57−7の
出力信号は、全て“1”となり、アンド回路59の出力
信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO・8
は、データの一致を表す“1”になる。
【0253】なお、(k+1)個のI/Oレジスタブロ
ック25−0,…25−kを1つずつ順次選択すること
により、(k+1)×8ビットの全てのデータがメモリ
マクロから半導体チップの外部に読み出される。
【0254】データの圧縮を行う場合、レジスタアドレ
ス信号RegAdd・0,…RegAdd・kの2つ以
上又は全てが“1”となり、2つ以上又は全てのI/O
レジスタブロック25−0,…25−kが選択される。
選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ
27がオン状態となり、非選択状態のI/Oレジスタブ
ロックでは、選択スイッチ27がオフ状態となる。
【0255】よって、8ビットの相補データTDO・
0,/TDO・0,…TDO・7,/TDO・7が、選
択されたI/Oレジスタブロックからデータ圧縮回路5
7に導かれ、データの圧縮が行われる。データ圧縮回路
57は、8ビットの出力信号DTDO・0,…DTDO
・7を出力すると共に、各I/Oレジスタブロックから
読み出されるデータの一致及び不一致を表す1ビットの
PASS/FAILビットDTDO・8を出力する。
【0256】次に、図21及び図22のメモリマクロの
テスト手法について説明する。
【0257】まず、選択されたメモリマクロにおいて、
選択された1つのI/Oレジスタブロックから8ビット
のデータを読み出す場合を説明する。
【0258】例えば、I/Oレジスタブロック25−k
が選択された場合、レジスタアドレス信号RegAdd
・kが“1”となり、他のレジスタアドレス信号Reg
Add・0,…RegAdd・k−1は“0”となる。
I/Oレジスタブロック25−k内の出力レジスタ26
−0,…26−7からは、相補データTDOi,/TD
Oiが出力される。
【0259】よって、I/Oレジスタブロック25−k
内の2つのMOSトランジスタQkiA,QkiBのう
ちのいずれか一方がオン状態、他方がオフ状態となり、
2つのノードNi,/Niのうちの一方が“1”、他方
が“0”となる。
【0260】出力レジスタ26−iの通常出力TDOi
が“1”のとき、ノードNiは、“0”になり、出力信
号DTDO・iは、“1”となる。また、出力レジスタ
26−iの通常出力TDOiが“0”のとき、ノードN
iは、“1”になり、出力信号DTDO・iは、“0”
となる。つまり、出力レジスタ26−iの通常出力TD
Oiと出力信号DTDO・iは、互いに等しくなる。
【0261】また、ノードNi,/Niの電位は、常
に、相補の関係となるため、オア回路57−0,…57
−7の出力信号は、全て“1”となり、アンド回路59
の出力信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO
・8は、“1”となる。
【0262】次に、選択されたメモリマクロにおいて、
j個のI/Oレジスタブロックを選択し、これらj個の
ブロックから読み出された8×jビットのデータを8ビ
ットに圧縮して読み出す場合を説明する。
【0263】まず、選択されたj個のI/Oレジスタブ
ロック内の選択スイッチ27をオン状態にする。選択さ
れたj個のI/Oレジスタブロック内の出力レジスタ2
6−0,…26−7のデータがNチャネルMOSトラン
ジスタのゲートに入力される。ここで、少なくともI/
Oレジスタブロック25−0,25−kが選択されてい
る場合を考える。
【0264】メモリセルに不良が存在しない場合、I/
Oレジスタブロック25−0,25−kには同じデータ
が書き込まれるため、当然に、このI/Oレジスタブロ
ック25−0,25−kから読み出されるデータは一致
しているはずである。例えば、I/Oレジスタブロック
25−0,25−k内の入出力レジスタ26−iの通常
出力端子にデータ“1”が出力され、反転出力端子にデ
ータ“0”が出力される場合、MOSトランジスタQ0
iA,QkiAは共にオン状態、MOSトランジスタQ
0iB,QkiBは共にオフ状態となる。また、I/O
レジスタブロック25−0,25−k内の入出力レジス
タ26−iの通常出力端子にデータ“0”が出力され、
反転出力端子にデータ“1”が出力される場合、MOS
トランジスタQ0iA,QkiAは共にオフ状態、MO
SトランジスタQ0iB,QkiBは共にオン状態とな
る。
【0265】よって、メモリセルに不良が存在しない場
合は、ノードNi,/Niのうちのいずれか一方が
“1”、他方が“0”となるため、入出力レジスタ26
−iの通常出力TDO・iが出力信号DTDO・iとし
て出力される。また、PASS/FAILビットDTD
O・8は、各I/Oレジスタブロックでデータが一致し
ていることを表す“1”となる。
【0266】メモリセルに不良が存在する場合、I/O
レジスタブロック25−0,25−kには同じデータが
書き込まれるが、このI/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータは互いに一致して
いない場合がある。例えば、I/Oレジスタブロック2
5−0内の出力レジスタ26−iの通常出力端子にデー
タ“1”が出力され、反転出力端子にデータ“0”が出
力される一方、I/Oレジスタブロック25−k内の入
出力レジスタ26−iの通常出力端子にデータ“0”が
出力され、反転出力端子にデータ“1”が出力される場
合がある。この場合、I/Oレジスタブロック25−0
では、MOSトランジスタQ0iAはオン状態、MOS
トランジスタQ0iBはオフ状態となり、I/Oレジス
タブロック25−kでは、MOSトランジスタQkiA
はオフ状態、MOSトランジスタQkiBはオン状態と
なる。
【0267】よって、メモリセルに不良が存在する場合
は、I/Oレジスタブロック25−0,25−kから読
み出されるデータが互いに一致していないことがあり、
この時、ノードNi,/Niの双方が“0”となる。こ
のため、PASS/FAILビットDTDO・8は、各
I/Oレジスタブロックでデータが一致していないこと
を表す“0”となる。
【0268】なお、読み出しの対象となる全てのメモリ
セルが不良の場合には、I/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータが互いに一致し、
PASS/FAILビットDTDO・8が“1”となる
ことがある。よって、PASS/FAILビットDTD
O・8が“1”のときは、例えば、テスタにおいて、読
み出しデータを期待値と比較して、メモリセルに不良が
存在するか否かを判断する。
【0269】このように、選択されたj個のI/Oレジ
スタブロック内の対応する読み出しデータが一致してい
るときは、ノードNi,/Niの双方が“0”になるこ
とはないので、ノア回路57−0,…57−7の出力信
号は、全て“1”となり、アンド回路59の出力信号D
TDO・8も“1”となる。
【0270】また、選択されたj個のI/Oレジスタブ
ロック内の対応する読み出しデータが不一致のときは、
ノードNi,/Niの双方が“0”になるため、ノア回
路57−0,…57−7の出力信号は、“0”となり、
アンド回路59の出力信号DTDO・8も“0”とな
る。
【0271】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、まず、nビットの通常出力を有するメモ
リマクロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータを
j組(jは、2以上の自然数)読み出し、各組のデータ
を合成して出力すると共に、各組の間でsビットのデー
タを比較し、各組のsビットのデータが一致しているか
否かを示すPASS/FAILビットを出力している。
従って、1つのメモリマクロのテスト時間を大幅に短縮
することができる。
【0272】また、PASS/FAILビットDTDO
・8が“1”のときは、メモリマクロの各I/Oレジス
タブロックから出力される出力信号が互いに一致してい
ることになるが、これが期待値と一致しているか否かは
不明である。そこで、テスタ24において、出力信号D
TDO・0,…DTDO・7を期待値と比較して、メモ
リマクロに不良のメモリセルが存在するか否かを判断す
る。
【0273】また、PASS/FAILビットDTDO
・8が“0”のときは、メモリマクロの各I/Oレジス
タブロックから出力される出力信号が一致していないこ
とになり、メモリマクロに不良が存在することになる。
しかし、出力信号DTDO・0,…DTDO・7は、j
個(例えば、全て)のI/Oレジスタブロック分圧縮さ
れているため、選択されたj個のI/Oレジスタブロッ
クのうちのいずれに不良が存在するかを特定することは
できない。よって、不良の存在するI/Oレジスタブロ
ックを特定するには、別途、1つずつ、I/Oレジスタ
ブロックをテストする必要がある。
【0274】また、本例のテスト回路によれば、全ての
I/Oレジスタブロックを選択することにより、例え
ば、メモリマクロ内で同時に読み出された256ビット
のデータを8ビットずつ32回に分けて読み出す必要が
なく、256ビットのデータを8ビットに圧縮して1度
に読み出すことができる。
【0275】即ち、I/Oレジスタブロックを、1つず
つ、順次、選択していく必要がないため、テスト時間を
大幅に短縮できる。
【0276】本例のテスト回路は、単独で用いることも
可能であるが、例えば、全マクロを選択可能な図18乃
至図20のテスト回路と組み合わせて用いることによ
り、全てのメモリマクロを非常に短時間でテストするこ
とが可能になり、製造コストの低減に非常に有効であ
る。
【0277】図23は、図1のメモリ混載ロジックLS
Iのメモリマクロのテスト回路の第8例を示している。
【0278】本例のテスト回路は、図18乃至図20に
示す全マクロから出力されるデータを集約する例と、図
21及び図22に示す1マクロ内の全I/Oレジスタブ
ロックのデータを集約する例を組み合わせた点に特徴を
有する。本例のテスト回路は、非常に短時間で、全ての
メモリマクロをテストすることができ、製造コストの低
減に有効である。
【0279】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0280】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
【0281】マクロID生成回路については、図6及び
図14(a)の例に示すように、メモリマクロ(テスト
制御ブロック)内に設けてもよいし、また、図9、図1
0、図13及び図14(b)の例に示すように、メモリ
マクロの外部に設けてもよい。また、マクロ選択回路に
ついては、例えば、図11に示すような構成のもの、即
ち、メモリマクロを個別に選択できると共に、全マクロ
選択信号により全てのメモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dを選択できるものを使用する。
【0282】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nOビットのデ
ータを転送可能な第1の出力信号線22A,22B,2
2C,22D、nOビットのデータを転送可能な第2の
出力信号線23、制御信号線46及び出力合成回路18
Bが形成される。
【0283】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、出力合成回路18Bに接続される。第2の出力信号
線23の一端は、出力合成回路18Bに接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
【0284】また、制御信号線46の一端は、各メモリ
マクロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他
端は、出力合成回路18Bに接続される。出力合成回路
18Bは、各メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dから出力される制御信号MEn−[A],MEn−
[B],MEn−[C],MEn−[D]に基づいて、
第1の出力信号線22A,22B,22C,22Dを選
択し、選択された出力信号線、即ち、選択されたメモリ
マクロのデータを合成する。
【0285】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
【0286】なお、メモリマクロ12A,12B,12
C,12Dのインターフェイス部14Aとしては、例え
ば、図22に示すような構成を有するもの、即ち、k個
のI/Oレジスタブロックを、個別に又は複数個(特に
全部)まとめて選択し、選択されたI/Oレジスタブロ
ックのデータを合成できるものを用いる。
【0287】また、各メモリマクロ12A,12B,1
2C,12Dのマクロ選択回路17A,17B,17
C,17Dから出力される信号MEn−[A],MEn
−[B],MEn−[C],MEn−[D]は、出力合
成回路18Bの制御信号として用いられる。
【0288】図24は、図23の出力合成回路18Bの
一例を示している。
【0289】DTDO・0−[A],…DTDO・7−
[A]は、メモリマクロ12Aから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[B],…DTDO・7−
[B]は、メモリマクロ12Bから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[C],…DTDO・7−
[C]は、メモリマクロ12Cから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[D],…DTDO・7−
[D]は、メモリマクロ12Dから出力される読み出し
データである。
【0290】各メモリマクロからの読み出しデータDT
DO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・
i−[C],DTDO・i−[D]は、アンド(AN
D)回路62−iに入力され、アンド回路62−iは、
合成された読み出しデータDTDO・iを出力する(但
し、i=0,…7)。
【0291】また、各メモリマクロからの読み出しデー
タDTDO・i−[A],DTDO・i−[B],DT
DO・i−[C],DTDO・i−[D]は、コンパレ
ータ63−iにも入力される。コンパレータ63−iの
出力信号は、アンド回路65に入力される。コンパレー
タ63−iは、読み出しデータDTDO・i−[A],
DTDO・i−[B],DTDO・i−[C],DTD
O・i−[D]の一致又は不一致を示す信号を出力す
る。
【0292】DTDO・8−[A],DTDO・8−
[B],DTDO・8−[C],DTDO・8−[D]
は、各メモリマクロ12A,12B,12C,12D内
のインターフェイス部(図21)から出力されるPAS
S/FAILビットに相当するものである。よって、ア
ンド回路65の出力は、各メモリマクロ12A,12
B,12C,12DのPASS/FAILビットが
“1”(一致)のときのみ、“1”になることができ
る。
【0293】つまり、本例では、選択されたメモリマク
ロ内の選択されたI/Oレジスタブロックの読み出しデ
ータが互いに一致しており、かつ、選択されたメモリマ
クロの読み出しデータも互いに一致している場合に限
り、アンド回路65の出力信号(PASS/FAILビ
ット)DTDO・8が“1”となる。
【0294】MEn−[A],MEn−[B],MEn
−[C],MEn−[D]は、各メモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのマクロ選択回路(図7)の出
力信号であり、メモリマクロが選択されているときに
“0”、メモリマクロが選択されていないときに“1”
となる。
【0295】図25は、図24のコンパレータ63−
0,…63−7の一例を示している。
【0296】各メモリマクロからの出力信号DTDO・
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、それぞれオア(O
R)回路66−0,…66−3に入力されると共に、ア
ンド(AND)回路67−0,…67−3に入力される
(但し、i=0,…7)。オア(OR)回路66−0,
…66−3の出力信号は、ナンド(NAND)回路68
に入力され、ナンド回路68の出力信号は、ナンド回路
70に入力される。アンド回路67−0,…67−3の
出力信号は、オア回路69に入力され、オア回路69の
出力信号は、ナンド回路70に入力される。ナンド回路
70の出力信号は、図24のアンド回路65に入力され
る。
【0297】このコンパレータは、選択されたメモリマ
クロからの出力信号DTDO・i−[A],DTDO・
i−[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−
[D]が全て同じデータ“0”又は“1”のときに、出
力信号OUTを“1”とし、選択されたメモリマクロか
らの出力信号DTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て同じデータでないときに、出力信号OUTを
“0”とする機能を有する。
【0298】メモリマクロの選択及び非選択は、各メモ
リマクロ12A,12B,12C,12Dのマクロ選択
回路(図11)から出力される制御信号MEn−
[A],MEn−[B],MEn−[C],MEn−
[D]により判断する。
【0299】例えば、メモリマクロ12A,12B,1
2Dが選択され、メモリマクロ12Cが選択されていな
いとき、MEn−[A]が“0”、MEn−[B]が
“0”、MEn−[C]が“1”、MEn−[D]が
“0”となる。この時、メモリマクロ12Cからの読み
出しデータにかかわらず、オア回路66−2の出力信号
は、常に“1”となり、アンド回路67−2の出力信号
は、常に“0”となる。
【0300】マクロ間の読み出しデータが一致し、その
読み出しデータDTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[D]が“1”のとき、オア回
路66−0,66−1,66−3の出力信号は、“1”
となり、アンド回路67−0,67−1,67−3の出
力信号も、“1”となる。よって、ナンド回路68の出
力信号は、“0”、オア回路69の出力信号は、“1”
であり、ナンド回路70の出力信号は、“1”となる。
【0301】マクロ間の読み出しデータが一致し、その
読み出しデータDTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[D]が“0”のとき、オア回
路66−0,66−1,66−3の出力信号は、“0”
となり、アンド回路67−0,67−1,67−3の出
力信号も、“0”となる。よって、ナンド回路68の出
力信号は、“1”、オア回路69の出力信号は、“0”
であり、ナンド回路70の出力信号は、“1”となる。
【0302】マクロ間の読み出しデータが一致しておら
ず、その読み出しデータDTDO・i−[A],DTD
O・i−[B]が“0”、読み出しデータDTDO・i
−[D]が“1”のとき、オア回路66−0,66−1
の出力信号は、“0”、オア回路66−3の出力信号
は、“1”となり、アンド回路67−0,67−1の出
力信号は、“0”、アンド回路67−3の出力信号は、
“1”となる。よって、ナンド回路68の出力信号は、
“1”、オア回路69の出力信号も、“1”であり、ナ
ンド回路70の出力信号は、“0”となる。
【0303】次に、図23乃至図25のメモリマクロの
テスト手法について説明する。
【0304】まず、全てのメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dを選択し、かつ、各メモリマクロ内
の全てのI/Oレジスタブロック(図21の25−0,
…25−k)を選択する場合について説明する。
【0305】例えば、メモリマクロ12D内のI/Oレ
ジスタブロックのデータが一致していない場合、メモリ
マクロ12Dから出力されるPASS/FAILビット
DTDO・8−[D]は、“0”となる。よって、図2
3のアンド回路65の出力信号、即ち、PASS/FA
ILビットDTDO・8は、データの不一致を示す
“0”となる。なお、他のメモリマクロ12A,12
B,12C内のI/Oレジスタブロックのデータが一致
していない場合も、同様である。
【0306】また、例えば、全てのメモリマクロ12
A,12B,12C,12Dに関し、全てのI/Oレジ
スタブロックのデータが一致している場合、各メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dから出力されるP
ASS/FAILビットDTDO・8−[A],DTD
O・8−[B],DTDO・8−[C],DTDO・8
−[D]は、全て“1”となる。
【0307】ここで、全てのメモリマクロ12A,12
B,12C,12Dが選択されているため、各メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dから出力される制
御信号MEn−[A],MEn−[B],MEn−
[C],MEn−[D]は、全て“0”となる。
【0308】マクロ間の読み出しデータが一致している
とき、図24のコンパレータ63−0,…63−7の出
力信号は、全て“1”となる。よって、図24のアンド
回路65の出力信号、即ち、PASS/FAILビット
DTDO・8は、データの一致を示す“1”となる。
【0309】マクロ間の読み出しデータが一致していな
いとき、図24のコンパレータ63−0,…63−7の
出力信号は、全て“1”とはならない。よって、図24
のアンド回路65の出力信号、即ち、PASS/FAI
LビットDTDO・8は、データの不一致を示す“0”
となる。
【0310】本例では、PASS/FAILビットDT
DO・8が“0”のとき、どのメモリマクロのどのI/
Oレジスタブロックから読み出されたデータが誤りであ
るのかを判断することができない。よって、不良セルを
特定するためには、再び、メモリマクロごと、かつ、I
/Oレジスタブロックごとにテストを行う必要がある。
つまり、本発明は、ほとんどが良品と判断され、かつ、
不良セルを特定する必要がないようなファイナルテスト
に非常に有効である。
【0311】各メモリマクロ12A,12B,12C,
12Dから出力された読み出しデータDTDO・i−
[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、アンド(論理積)回
路62−0,…62−7により合成され、全てのメモリ
マクロの集約された8ビットの読み出しデータDTDO
・0,…DTDO・7として、半導体チップ10の外部
に読み出される。
【0312】半導体チップ10の外部に読み出されたデ
ータは、さらに、テスタ24において期待値と比較さ
れ、その比較結果に基づいて、メモリセルの良、不良が
判断される。
【0313】図26は、図24の出力合成回路の変形例
である。図27は、図26のコンパレータ72−0,…
72−7の一例を示している。
【0314】本例の出力合成回路は、4つのメモリマク
ロの選択に関し、1つ又は全ての2通りしか選択できな
い。このような回路構成によると、図24及び図25の
回路に比べ、簡略な回路で構成できるため、面積も少な
く、配線ミスもなしに、回路設計でき、非常に有効であ
る。
【0315】DTDO・0−[A],…DTDO・7−
[A]は、メモリマクロ12Aから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[B],…DTDO・7−
[B]は、メモリマクロ12Bから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[C],…DTDO・7−
[C]は、メモリマクロ12Cから出力される読み出し
データ、DTDO・0−[D],…DTDO・7−
[D]は、メモリマクロ12Dから出力される読み出し
データである。
【0316】各メモリマクロからの読み出しデータDT
DO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・
i−[C],DTDO・i−[D]は、アンド(AN
D)回路71−iに入力され、アンド回路71−iは、
合成された読み出しデータDTDO・iを出力する(但
し、i=0,…7)。
【0317】また、各メモリマクロからの読み出しデー
タDTDO・i−[A],DTDO・i−[B],DT
DO・i−[C],DTDO・i−[D]は、コンパレ
ータ72−iにも入力される。コンパレータ72−iの
出力信号は、アンド回路73に入力される。コンパレー
タ72−iは、読み出しデータDTDO・i−[A],
DTDO・i−[B],DTDO・i−[C],DTD
O・i−[D]が一致しているとき“1”を出力し、不
一致のときに“0”を出力する。
【0318】DTDO・8−[A],DTDO・8−
[B],DTDO・8−[C],DTDO・8−[D]
は、各メモリマクロ12A,12B,12C,12D内
のインターフェイス部(図22)から出力されるPAS
S/FAILビットに相当するものである。よって、ア
ンド回路71−8の出力は、各メモリマクロ12A,1
2B,12C,12DのPASS/FAILビットが
“1”(一致)のときのみ、“1”になることができ
る。
【0319】つまり、本例では、選択されたメモリマク
ロ内の選択されたI/Oレジスタブロックの読み出しデ
ータが互いに一致しており、かつ、選択されたメモリマ
クロの読み出しデータも互いに一致している場合に限
り、アンド回路73の出力信号が“1”になる。
【0320】MEn−[A],MEn−[B],MEn
−[C],MEn−[D]は、各メモリマクロ12A,
12B,12C,12Dのマクロ選択回路(図11)の
出力信号であり、メモリマクロが選択されているときに
“0”、メモリマクロが選択されていないときに“1”
となる。
【0321】マルチプレクサ75は、スイッチ入力Sが
“1”のときは、S(H)端子を出力端子に接続し、ス
イッチ入力Sが“0”のときは、S(L)端子を出力端
子に接続する。よって、全てのメモリマクロが選択され
ているとき、即ち、スイッチ入力Sが“1”のときは、
アンド回路73の出力信号がPASS/FAILビット
DTDO・8として出力され、1つのメモリマクロが選
択されているとき、即ち、スイッチ入力Sが“0”のと
きは、アンド回路71−8の出力信号がPASS/FA
ILビットDTDO・8として出力される。
【0322】図27は、図26のコンパレータ72−
0,…72−7の一例を示している。
【0323】各メモリマクロからの出力信号DTDO・
i−[A],DTDO・i−[B],DTDO・i−
[C],DTDO・i−[D]は、ナンド(NAND)
回路76及びオア(OR)回路77に入力される(但
し、i=0,…7)。ナンド(NAND)回路76の出
力信号及びオア(OR)回路77の出力信号は、ナンド
回路78に入力され、ナンド回路78の出力信号は、図
25のアンド回路73に入力される。
【0324】このコンパレータは、各メモリマクロから
の出力信号DTDO・i−[A],DTDO・i−
[B],DTDO・i−[C],DTDO・i−[D]
が全て同じデータ“0”又は“1”のときに、出力信号
OUTを“1”とし、各メモリマクロからの出力信号D
TDO・i−[A],DTDO・i−[B],DTDO
・i−[C],DTDO・i−[D]が全て同じデータ
でないときに、出力信号OUTを“0”とする機能を有
する。
【0325】図28は、図1のメモリ混載ロジックLS
Iのメモリマクロのテスト回路の第9例を示している。
【0326】本例のテスト回路は、図3のテスト回路と
比較すると、各メモリマクロ12A,12B,12C、
12DからPASS/FAILビットDTDO・8−
[A],DTDO・8−[B],DTDO・8−
[C],DTDO・8−[D]が出力され、これらがア
ンド(論理積)回路で合成され、PASS/FAILビ
ットDTDO・8となっている点にある。
【0327】まず、本例におけるテスト回路の構成につ
いて説明する。
【0328】半導体チップ10内には、4つのメモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dが配置されてい
る。メモリマクロ12A,12B,12C,12Dは、
それぞれデータの入出力が行われるインターフェイス部
14A,14B,14C,14Dとメモリマクロのテス
トを制御するテスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dを備えている。
【0329】テスト制御ブロック15A,15B,15
C,15Dは、メモリマクロを識別するためのマクロI
Dを生成するマクロID生成回路と、半導体チップ10
の外部からメモリマクロに入力されるマクロ選択信号
(入力ID)とマクロIDを比較してメモリマクロを選
択するためのマクロ選択回路17A,17B,17C,
17Dを備えている。
【0330】マクロID生成回路については、メモリマ
クロ(テスト制御ブロック)内に設けてもよいし、ま
た、メモリマクロの外部に設けてもよい。
【0331】メモリマクロ12A,12B,12C,1
2Dには、互いに異なるマクロIDが割り当てられてい
る。例えば、本例では、半導体チップ10内に4つのメ
モリマクロが配置されるため、マクロIDは、メモリマ
クロ12A,12B,12C,12Dに対して、それぞ
れ“00”,“01”,“10”,“11”が割り当て
られる。
【0332】ロジック部11には、例えば、nIビット
のデータを転送可能な入力信号線21、nO+1ビット
のデータを転送可能な第1の出力信号線22A,22
B,22C,22D、nO+1ビットのデータを転送可
能な第2の出力信号線23及びアンド(AND)回路4
7が形成される。
【0333】入力信号線21の一端は、パッド16TI
に接続され、他端は、各メモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに共通に接続される。第1の出力信号線
22A,22B,22C,22Dの一端は、メモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dに接続され、他端
は、アンド回路47に接続される。第2の出力信号線2
3の一端は、アンド回路47の出力端に接続され、他端
は、パッド16TOに接続される。
【0334】パッド16TI,16TOは、通常、パッ
ド部に設けるパッド数の制限により、メモリマクロ12
A,12B,12C,12Dのテスト用として用いられ
ると共に、ロジック部11の回路に対するデータ又は制
御信号の入出力用としても用いられる。
【0335】本例では、各メモリマクロ12A,12
B,12C、12Dから出力されるnO+1ビットのデ
ータのうちのnOビットは、読み出しデータDTDO・
0[A],…DTDO・7[A],DTDO・0
[B],…DTDO・7[B],DTDO・0[C],
…DTDO・7[C],DTDO・0[D],…DTD
O・7[D]である。
【0336】また、各メモリマクロ12A,12B,1
2C、12Dから出力されるnO+1ビットのデータの
うちの1ビットは、本例で新たに加えられたものであ
り、PASS/FAILビットDTDO・8−[A],
DTDO・8−[B],DTDO・8−[C],DTD
O・8−[D]である。
【0337】PASS/FAILビットDTDO・8−
[A],DTDO・8−[B],DTDO・8−
[C],DTDO・8−[D]は、各メモリマクロ12
A,12B,12C、12D内で、読み出しデータと期
待値を比較した結果に基づくものとなっている。
【0338】図29は、図28のインターフェイス部を
示している。
【0339】本例のインターフェイス部は、選択された
メモリマクロ内において、1つ以上の選択されたI/O
レジスタブロックの読み出しデータと期待値とを比較
し、その結果を出力できるような回路を付加した点に特
徴がある。
【0340】なお、本例においては、図面を簡略化し、
本例の特徴を明確にするため、入力レジスタ、入力信号
線及びテスト信号線は、それぞれ省略してある。これら
は、例えば、図7に示すような構成となる。
【0341】メモリマクロ内には、k+1個のI/Oレ
ジスタブロック25−0,…25−kが配置される。I
/Oレジスタブロック25−0,…25−kの各々は、
例えば、8個の出力レジスタ26−0,…26−7及び
選択スイッチ27を有している。出力レジスタ26−i
(i=0,…7)のメモリマクロ側の端子は、データ線
対DQki,/DQki(i=0,…7)に接続され
る。
【0342】また、例えば、I/Oレジスタブロック2
5−kにおいて、出力レジスタ26−i(i=0,…
7)のロジック部側には、通常出力端子と反転出力端子
が設けられている。通常出力端子は、出力信号線70−
i(i=8k,…8k+7)に接続される。また、通常
出力端子と反転出力端子は、選択スイッチ27を介し
て、データ圧縮回路60に接続される。
【0343】選択スイッチ27は、レジスタアドレス信
号RegAdd・0,…RegAdd・kにより、I/
Oレジスタブロック単位で、任意にオン/オフ制御され
る。例えば、本例では、全てのI/Oレジスタブロック
25−0,…25−k内の選択スイッチ27をオン状態
にできる。
【0344】例えば、I/Oレジスタブロック25−0
において、出力レジスタ26−iから出力される読み出
しデータTDOi,/TDOiは、NチャネルMOSト
ランジスタQ0iA,Q0iBのゲートに入力される
(但し、i=0,…7)。また、I/Oレジスタブロッ
ク25−kにおいて、出力レジスタ26−iから出力さ
れる読み出しデータTDOi,/TDOiは、Nチャネ
ルMOSトランジスタQkiA,QkiBのゲートに入
力される(但し、i=0,…7)。
【0345】各I/Oレジスタブロック25−0,…2
5−k内の出力レジスタ26−iの通常出力端子に接続
されるMOSトランジスタQ0iA,…QkiAのドレ
インは、ノードNiに共通に接続されている。また、各
I/Oレジスタブロック25−0,…25−k内の出力
レジスタ26−iの反転出力端子に接続されるMOSト
ランジスタQ0iB,…QkiBのドレインは、ノード
/Niに共通に接続されている。また、各MOSトラン
ジスタのソースは、接地されている。
【0346】プリチャージ用PチャネルMOSトランジ
スタ61−0,…61−7は、ノードNi,/Niを、
例えば、電源電位(“1”の状態)VDDにプリチャー
ジする。プリチャージ用PチャネルMOSトランジスタ
61−0,…61−7のゲートには、プリチャージ信号
PRCHが入力される。本例では、例えば、メモリマク
ロに使用されるクロックの後半でプリチャージを行い、
前半で、読み出し動作を行う。
【0347】データの圧縮を行わない場合、テスト制御
ブロックでは、レジスタアドレス信号RegAdd・
0,…RegAdd・kが生成され、レジスタアドレス
信号RegAdd・0,…RegAdd・kは、k個の
I/Oレジスタブロック25−0,…25−kのうちの
1つを選択する。選択状態のI/Oレジスタブロックで
は、選択スイッチ27がオン状態となり、非選択状態の
I/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ27がオフ
状態となる。
【0348】よって、8ビットの相補データTDO・
0,/TDO・0,…TDO・7,/TDO・7が、選
択されたI/Oレジスタブロックからデータ圧縮回路5
7に導かれる。データ圧縮回路57は、8ビットのデー
タTDO・0,…TDO・7を出力信号DTDO・0,
…DTDO・7として出力する。
【0349】また、例えば、I/Oレジスタブロック2
5−kが選択されたとすると、I/Oレジスタブロック
25−k内の入出力レジスタ26−iの通常出力端子に
接続されるMOSトランジスタQkiA及び反転出力端
子に接続されるMOSトランジスタQkiBのうちのい
ずれか一方がオン状態、他方がオフ状態となる。よっ
て、ノードNi,/Niのうちのいずれか一方が“0”
の状態、他方が“1”の状態になる。
【0350】ここで、本例では、選択されたI/Oレジ
スタブロックから読み出されたデータと期待値とを比較
する回路を設けている。即ち、ノードNi,/Niに
は、それぞれNチャネルMOSトランジスタ79−0,
…79−7が接続される。このMOSトランジスタ79
−0,…79−7のソースは、接地点に接続される。期
待値の相補データTQEXPc−0,…TQEXPc−
7,TQEXPt−0,…TQEXPt−7は、それぞ
れスイッチ80を経由して、MOSトランジスタ79−
0,…79−7のゲートに入力される。
【0351】選択されたI/Oレジスタブロックから読
み出されたデータと期待値が等しい場合には、ノードN
i,/Niの状態は変わらず、ノードNi,/Niのう
ちのいずれか一方が“0”の状態、他方が“1”の状態
を維持する。よって、オア回路57−0,…57−7の
出力信号は、全て“1”となり、アンド回路59の出力
信号、即ち、PASS/FAILビットDTDO・8
は、一致(PASS)を表す“1”になる。
【0352】一方、選択されたI/Oレジスタブロック
から読み出されたデータと期待値が異なる場合には、ノ
ードNi,/Niの双方が“0”の状態となる。よっ
て、オア回路57−0,…57−7の出力信号は、全て
“1”とならず、アンド回路59の出力信号、即ち、P
ASS/FAILビットDTDO・8は、不一致(FA
IL)を表す“0”になる。
【0353】なお、(k+1)個のI/Oレジスタブロ
ック25−0,…25−kを1つずつ順次選択すること
により、(k+1)×8ビットの全てのデータがメモリ
マクロから半導体チップの外部に読み出される。
【0354】データの圧縮を行う場合、レジスタアドレ
ス信号RegAdd・0,…RegAdd・kの2つ以
上又は全てが“1”となり、2つ以上又は全てのI/O
レジスタブロック25−0,…25−kが選択される。
選択状態のI/Oレジスタブロックでは、選択スイッチ
27がオン状態となり、非選択状態のI/Oレジスタブ
ロックでは、選択スイッチ27がオフ状態となる。
【0355】よって、選択されたI/Oレジスタブロッ
クでは、8ビットの相補データTDO・0,/TDO・
0,…TDO・7,/TDO・7がそれぞれデータ圧縮
回路57に導かれる。
【0356】選択されたI/Oレジスタブロックのそれ
ぞれの読み出しデータが等しい場合には、ノードNi,
/Niのうちのいずれか一方が“0”の状態、他方が
“1”の状態になる。
【0357】また、選択されたI/Oレジスタブロック
のそれぞれの読み出しデータと期待値が等しい場合に
は、ノードNi,/Niの状態は変わらず、ノードN
i,/Niのうちのいずれか一方が“0”の状態、他方
が“1”の状態を維持する。よって、オア回路57−
0,…57−7の出力信号は、全て“1”となり、アン
ド回路59の出力信号、即ち、PASS/FAILビッ
トDTDO・8は、一致(PASS)を表す“1”にな
る。
【0358】一方、選択されたI/Oレジスタブロック
のそれぞれの読み出しデータが異なる場合、又は、それ
ぞれの読み出しデータが等しいが、この読み出しデータ
と期待値が異なる場合には、ノードNi,/Niの双方
が“0”の状態となる。よって、オア回路57−0,…
57−7の出力信号は、全て“1”とならず、アンド回
路59の出力信号、即ち、PASS/FAILビットD
TDO・8は、不一致(FAIL)を表す“0”にな
る。
【0359】次に、図29のインターフェイス部を用い
たメモリマクロのテスト手法について説明する。
【0360】まず、選択されたメモリマクロにおいて、
選択された1つのI/Oレジスタブロックから8ビット
のデータを読み出す場合を説明する。
【0361】例えば、I/Oレジスタブロック25−k
が選択された場合、レジスタアドレス信号RegAdd
・kが“1”となり、他のレジスタアドレス信号Reg
Add・0,…RegAdd・k−1は“0”となる。
I/Oレジスタブロック25−k内の出力レジスタ26
−0,…26−7からは、相補データTDOi,/TD
Oiが出力される。
【0362】よって、I/Oレジスタブロック25−k
内の2つのMOSトランジスタQkiA,QkiBのう
ちのいずれか一方がオン状態、他方がオフ状態となり、
2つのノードNi,/Niのうちの一方が“1”、他方
が“0”となる。
【0363】出力レジスタ26−iの通常出力TDOi
が“1”のとき、ノードNiは、“0”になり、出力信
号DTDO・iは、“1”となる。また、出力レジスタ
26−iの通常出力TDOiが“0”のとき、ノードN
iは、“1”になり、出力信号DTDO・iは、“0”
となる。つまり、出力レジスタ26−iの通常出力TD
Oiと出力信号DTDO・iは、互いに等しくなる。
【0364】また、スイッチ80がオン状態となり、期
待値の相補データTQEXPt−i,TQEXPc−i
がMOSトランジスタ79−iに入力される。TQEX
Pt−i=“1”、TQEXPc−i=“0”のとき、
ノードNiが“1”、ノード/Niが“0”であると、
読み出しデータと期待値は、等しいと判断され、オア回
路57−0,…57−7の出力信号は、全て“1”とな
り、アンド回路59の出力信号、即ち、PASS/FA
ILビットDTDO・8は、“1”となる。
【0365】一方、TQEXPt−i=“1”、TQE
XPc−i=“0”のとき、ノードNiが“0”、ノー
ド/Niが“1”であると、読み出しデータと期待値
は、互いに異なると判断され、オア回路57−0,…5
7−7の出力信号は、全て“1”とならず、アンド回路
59の出力信号、即ち、PASS/FAILビットDT
DO・8は、“0”となる。
【0366】次に、選択されたメモリマクロにおいて、
j個のI/Oレジスタブロックを選択し、これらj個の
ブロックから読み出された8×jビットのデータを8ビ
ットに圧縮して読み出す場合を説明する。
【0367】まず、選択されたj個のI/Oレジスタブ
ロック内の選択スイッチ27をオン状態にする。選択さ
れたj個のI/Oレジスタブロック内の出力レジスタ2
6−0,…26−7のデータがNチャネルMOSトラン
ジスタのゲートに入力される。ここで、少なくともI/
Oレジスタブロック25−0,25−kが選択されてい
る場合を考える。
【0368】メモリセルに不良が存在しない場合、I/
Oレジスタブロック25−0,25−kには同じデータ
が書き込まれるため、当然に、このI/Oレジスタブロ
ック25−0,25−kから読み出されるデータは一致
しているはずである。例えば、I/Oレジスタブロック
25−0,25−k内の出力レジスタ26−iの通常出
力端子にデータ“1”が出力され、反転出力端子にデー
タ“0”が出力される場合、MOSトランジスタQ0i
A,QkiAは共にオン状態、MOSトランジスタQ0
iB,QkiBは共にオフ状態となる。また、I/Oレ
ジスタブロック25−0,25−k内の出力レジスタ2
6−iの通常出力端子にデータ“0”が出力され、反転
出力端子にデータ“1”が出力される場合、MOSトラ
ンジスタQ0iA,QkiAは共にオフ状態、MOSト
ランジスタQ0iB,QkiBは共にオン状態となる。
【0369】よって、メモリセルに不良が存在しない場
合は、ノードNi,/Niのうちのいずれか一方が
“1”、他方が“0”となる。
【0370】次に、I/Oレジスタブロック25−0,
25−kの読み出しデータと期待値の比較が行われる。
期待値の相補データTQEXPt−i,TQEXPc
は、スイッチ80を介してMOSトランジスタ79−i
に入力される。読み出しデータと期待値が等しい場合、
ノードNi,/Niの状態は変化せず、ノードNi,/
Niのうちのいずれか一方が“1”、他方が“0”とな
る。よって、PASS/FAILビットDTDO・8
は、“1”(PASS)となる。
【0371】一方、読み出しデータと期待値が異なる場
合、ノードNi,/Niは、共に、“0”となる。よっ
て、PASS/FAILビットDTDO・8は、“0”
(FAIL)となる。
【0372】メモリセルに不良が存在する場合、I/O
レジスタブロック25−0,25−kには同じデータが
書き込まれるが、このI/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータは互いに一致して
いない場合がある。例えば、I/Oレジスタブロック2
5−0内の出力レジスタ26−iの通常出力端子にデー
タ“1”が出力され、反転出力端子にデータ“0”が出
力される一方、I/Oレジスタブロック25−k内の出
力レジスタ26−iの通常出力端子にデータ“0”が出
力され、反転出力端子にデータ“1”が出力される場合
がある。この場合、I/Oレジスタブロック25−0で
は、MOSトランジスタQ0iAはオン状態、MOSト
ランジスタQ0iBはオフ状態となり、I/Oレジスタ
ブロック25−kでは、MOSトランジスタQkiAは
オフ状態、MOSトランジスタQkiBはオン状態とな
る。
【0373】よって、メモリセルに不良が存在する場合
は、I/Oレジスタブロック25−0,25−kから読
み出されるデータが互いに一致していないことがあり、
この時、ノードNi,/Niの双方が“0”となる。こ
のため、PASS/FAILビットDTDO・8は、
“0”(FAIL)となる。
【0374】なお、読み出しの対象となる全てのメモリ
セルが不良の場合には、I/Oレジスタブロック25−
0,25−kから読み出されるデータが互いに一致する
ことがある。このような場合でも、読み出しデータは、
期待値と一致しないため、PASS/FAILビットD
TDO・8は、“0”となる。
【0375】ところで、本例では、図28のメモリマク
ロ12A,12B,12C,12Dの全てを同時に選択
することができる。
【0376】この場合、各メモリマクロ12A,12
B,12C、12Dから出力されるPASS/FAIL
ビットDTDO・8−[A],DTDO・8−[B],
DTDO・8−[C],DTDO・8−[D]をアンド
回路に入力し、PASS/FAILビットDTDO・8
を得る。
【0377】PASS/FAILビットDTDO・8
は、全てのメモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのテスト結果を合成したものとなっている。もちろ
ん、テスト結果は、読み出しデータと期待値を比較した
結果である。
【0378】PASS/FAILビットDTDO・8が
“1”のときは、全てのメモリマクロ12A,12B,
12C,12Dに不良のメモリセルが存在しないことに
なり、PASS/FAILビットDTDO・8が“0”
のときは、メモリマクロ12A,12B,12C,12
Dのいずれかに不良のメモリセルが存在することにな
る。しかし、どのメモリマクロ12A,12B,12
C,12DのどのI/Oレジスタブロックに不良が存在
するかはわからない。
【0379】また、本例では、図28のメモリマクロ1
2A,12B,12C,12Dのいずれか1つをマクロ
IDに基づいて選択することもできる。
【0380】この場合、図4及び図5の例に示すよう
に、非選択のメモリマクロから出力される読み出しデー
タDTDO・0[A],…DTDO・7[A],DTD
O・0[B],…DTDO・7[B],DTDO・0
[C],…DTDO・7[C],DTDO・0[D],
…DTDO・7[D]及びPASS/FAILビットD
TDO・8[A],DTDO・8[B],DTDO・8
[C],DTDO・8[D]を“1”に固定する出力制
御回路を設ければよい。
【0381】以上の構成を有するメモリマクロのテスト
回路によれば、選択されたメモリマクロ内で、読み出し
データと期待値の比較を行っている。
【0382】よって、例えば、図28のテスト回路にお
いて、全てのメモリマクロ12A,12B,12C、1
2Dを選択し、各メモリマクロ12A,12B,12
C、12Dから出力されるPASS/FAILビットD
TDO・8−[A],DTDO・8−[B],DTDO
・8−[C],DTDO・8−[D]を、アンド(論理
積)回路で合成し、PASS/FAILビットDTDO
・8として出力できる。つまり、図24及び図26のよ
うな制御信号MEn−[A],MEn−[B],MEn
−[C],MEn−[D]が不要であり、配線数が削減
され、配線ミスもなくなり、設計負担が大幅に軽減され
る。
【0383】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のメモリ
混載ロジックLSIによれば、次のような効果を奏す
る。
【0384】1) 複数のメモリマクロをワンチップに
搭載したメモリ混載ロジックLSIにおいて、メモリマ
クロをダイレクトテストするときにメモリマクロの識別
に使用するマクロIDを生成するマクロID生成回路
を、メモリマクロの外部に配置している(例えば、図
9、図10の例に相当)。
【0385】通常、マクロID生成回路は、メモリマク
ロごとに異なる構成(レイアウト)を有しているため、
このマクロID生成回路をメモリマクロの外に形成する
ことで、全てのメモリマクロにおいてテスト制御ブロッ
クの構成を同一にすることができる。よって、メモリマ
クロの設計に使用する回路ブロックの種類を減らすこと
ができ、設計負担の軽減、設計時間の短縮を図ることが
できる。
【0386】2) マクロIDを複数の固定電位に組み
合わせにより生成することで、簡単な構成により、マク
ロIDを生成することができるようになる(例えば、図
13の例に相当)。また、マクロID生成回路に、入力
信号を加算して出力信号とする加算器の機能を持たせる
ことにより、全てのメモリマクロのマクロID生成回路
の構成(レイアウト)を同一にすることができる(例え
ば、図14の例に相当)。よって、マクロID生成回路
をテスト制御ブロック内に配置しても、メモリマクロの
設計に使用する回路ブロックの種類を増やすことはな
く、設計負担の軽減、設計時間の短縮を図ることができ
る。
【0387】3) 複数のメモリマクロをワンチップに
搭載したメモリ混載ロジックLSIにおいて、非選択状
態のメモリマクロの出力信号を“0”又は“1”に固定
するマクロ出力制御回路を設け、かつ、ロジック部にお
いて、全てのメモリマクロの出力信号の論理和又は論理
積をとることにより、選択状態のメモリマクロの出力信
号のみを半導体チップ外に出力している(例えば、図3
の例に相当)。
【0388】この場合、ロジック的に、選択状態のメモ
リマクロの出力信号を選択できるため、マクロ選択信号
により制御されるマルチプレクサを用いる場合に必要な
制御信号線が不要となる。よって、メモリマクロ間の配
線数を削減でき、また、配線ミスも減り、設計負担が軽
減され、設計時間も短くなる。
【0389】4) 複数のメモリマクロをワンチップに
搭載したメモリ混載ロジックLSIにおいて、2つ以上
又は全てのメモリマクロを同時に選択し、テストする場
合に、選択されたメモリマクロに同一のデータを書き込
み、それを読み出すことにし、また、ロジック部に、選
択されたメモリマクロの出力信号を合成し、かつ、選択
されたメモリマクロの出力信号が互いに一致しているか
否かを示すビットを生成する出力合成回路を設けている
(例えば、図18の例に相当)。
【0390】このように、簡単な構成のテスト回路によ
り、全てのメモリマクロを同時にテストできるため、テ
スト時間の大幅な短縮と製造コストの低減に貢献でき
る。
【0391】5) nビットの通常出力を有するメモリ
マクロにおいて、sビット(1≦s≦n)単位でデータ
を読み出し、メモリマクロのダイレクトテストを行う場
合に、このsビットのデータをj組(jは、2以上の自
然数)だけ読み出し、各組の間でsビットのデータを比
較し、各組のsビットのデータが一致しているか又は不
一致であるかを示すビットを生成し、これをメモリマク
ロ外に出力している(例えば、図21、図22の例に相
当)。
【0392】この場合、例えば、メモリマクロ内のnビ
ットのデータを1度でテストすることも可能であり、テ
スト時間を大幅に削減できる。
【0393】6) 4)と5)を同時に達成できる出力
合成回路をメモリマクロ外に配置することで、各メモリ
マクロ内でのデータの比較と、複数のメモリマクロ間で
のデータの比較を一度に行い、テスト時間を大幅に短縮
できる(例えば、図23の例に相当)。
【0394】7) 各メモリマクロ内で、読み出された
データと期待値を比較し、その比較結果を出力する回路
を設けることで、各メモリマクロ間の比較結果を合成す
る回路を論理積などの簡単な回路で構成でき、配線数が
削減され、配線ミスもなくなり、設計負担が大幅に軽減
される(例えば、図28の例に相当)。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリ混載ロジックLSIのフロアプランの一
例を示す図。
【図2】メモリマクロのテスト回路の第1例を示す図。
【図3】メモリマクロのテスト回路の第2例を示す図。
【図4】図3のメモリマクロのインターフェイス部の一
例を示す図。
【図5】図4の出力制御回路の一例を示す図。
【図6】メモリマクロのテスト回路の第3例を示す図。
【図7】図6のメモリマクロのインターフェイス部の一
例を示す図。
【図8】図7の入出力レジスタの一例を示す図。
【図9】メモリマクロのテスト回路の第4例を示す図。
【図10】メモリマクロのテスト回路の第5例を示す
図。
【図11】マクロ選択回路の一例を示す図。
【図12】マクロ選択回路の他の例を示す図。
【図13】マクロID生成回路の一例を示す図。
【図14】マクロID生成回路の他の例を示す図。
【図15】テスト制御ブロック内のマクロID生成回路
を示す図。
【図16】図15のマクロID生成回路の一例を示す
図。
【図17】図9のテスト回路の変形例を示す図。
【図18】メモリマクロのテスト回路の第6例を示す
図。
【図19】図18の出力合成回路の一例を示す図。
【図20】図19のコンパレータの一例を示す図。
【図21】メモリマクロのテスト回路の第7例を示す
図。
【図22】図21のインターフェイス部の一例を示す
図。
【図23】メモリマクロのテスト回路の第8例を示す
図。
【図24】図23の出力合成回路の一例を示す図。
【図25】図24のコンパレータの一例を示す図。
【図26】図23の出力合成回路の他の例を示す図。
【図27】図26のコンパレータの一例を示す図。
【図28】メモリマクロのテスト回路の第9例を示す
図。
【図29】図28のインターフェイス部の変形例を示す
図。
【符号の説明】
10 :半導体チップ、 11 :ロジック部、 12A,12B,12C,12D :メモリマクロ、 13 :パッド部、 14A,14B,14C,14D :インターフェイス
部、 15A,15B,15C,15D :テスト制御ブロッ
ク、 16,16TI,16TO :パッド、 17A,17B,17C,17D,36 :マクロ選択
回路、 18 :出力選択回路、 18A,18B :出力合成回路、 19,75 :マルチプレクサ、 20A〜20D,30A〜30D,37 :マクロID
生成回路、 21 :入力信号線、 22A,22B,22C,22D :第1の出力信号
線、 23 :第2の出力信号
線、 25−0〜25−k :I/Oレジスタブ
ロック、 26−0〜26−7 :入出力レジスタ、 27,80 :スイッチ、 28 :出力バッファ、 29 :入力バッファ、 30[0],30[1],40[0],40[1] :
エクスクルーシブノア回路、 31,33a,33b,41,50,51−0〜51−
7,53,59,60−0〜60−7,64,65,7
1−0〜71−8,73 :アンド回路、 32,39,49,58−0〜58−7 :インバータ
回路、 34a,34b,55 :ノア回路、 43,54,56,68,70,76,78 :NAN
D回路、 35,45 :NAND RSラ
ッチ回路、 38 :エクスクルーシブ
オア回路、 47,57−0〜57−7,66−0〜66−3,7
4,77 :オア回路、 48 :マクロ出力制御回
路、 52−0〜52−7,63−0〜63−7,72−0〜
72−7 :コンパレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/10 461 H01L 27/04 U (72)発明者 番場 博則 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 (72)発明者 行川 敏正 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 Fターム(参考) 2G032 AA01 AA07 AC03 AD05 AE07 AE11 AG02 AK11 AK14 AK15 AK19 5F038 BE05 BE06 CA10 CD07 CD08 CD15 DF01 DF05 DF08 DF14 DF16 DT02 DT04 DT05 DT18 DT19 EZ20 5F064 AA04 BB02 BB12 BB31 DD04 DD46 FF12 FF45 5F083 GA30 ZA12 ZA13 ZA20 5L106 DD02 DD06 GG01 GG02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンチップ内に配置され、半導体メモリ
    の機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメモ
    リマクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複
    数のメモリマクロを識別するためのマクロIDを生成す
    るマクロID生成回路と、前記複数のメモリマクロの外
    部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数のメモリマ
    クロのうちの1つを出力パッドに電気的に接続する出力
    選択回路とを具備することを特徴とするメモリ混載ロジ
    ックLSI。
  2. 【請求項2】 前記出力パッドは、テスト時に、各メモ
    リマクロの出力信号を出力することを特徴とする請求項
    1記載のメモリ混載ロジックLSI。
  3. 【請求項3】 前記マクロIDに基づいて前記複数のメ
    モリマクロのうちの1つを選択するマクロ選択回路を具
    備することを特徴とする請求項1記載のメモリ混載ロジ
    ックLSI。
  4. 【請求項4】 前記マクロ選択回路は、各メモリマクロ
    内に配置され、各メモリマクロ内で同一の構成を有して
    いることを特徴とする請求項3記載のメモリ混載ロジッ
    クLSI。
  5. 【請求項5】 前記マクロ選択回路は、前記マクロID
    生成回路と共に前記複数のメモリマクロの外部に配置さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のメモリ混載ロ
    ジックLSI。
  6. 【請求項6】 前記マクロID生成回路は、複数の固定
    電位の組み合わせにより前記マクロIDを生成すること
    を特徴とする請求項1記載のメモリ混載ロジックLS
    I。
  7. 【請求項7】 ワンチップ内に配置され、半導体メモリ
    の機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメモ
    リマクロに対応して設けられ、入力信号を加算して出力
    信号とする機能を有する複数の加算器と、前記複数のメ
    モリマクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記
    複数のメモリマクロのうちの1つを出力パッドに電気的
    に接続する出力選択回路とを具備し、前記複数の加算器
    は、互いに直列接続され、かつ、前記複数の加算器の入
    力信号又は出力信号が前記複数のメモリマクロを識別す
    るためのマクロIDとして使用されることを特徴とする
    メモリ混載ロジックLSI。
  8. 【請求項8】 前記複数の加算器は、それぞれ対応する
    メモリマクロ内に配置され、かつ、各メモリマクロ内で
    同一の構成を有していることを特徴とする請求項7記載
    のメモリ混載ロジックLSI。
  9. 【請求項9】 ワンチップ内に配置され、半導体メモリ
    の機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメモ
    リマクロのうちの1つを選択するマクロ選択回路と、前
    記複数のメモリマクロに対応して設けられ、非選択状態
    のメモリマクロの出力信号を固定電位に設定する機能を
    有する複数のマクロ出力制御回路と、前記複数のメモリ
    マクロの外部の前記ワンチップ内に配置され、前記複数
    のメモリマクロの出力信号の論理をとることにより、選
    択状態のメモリマクロの出力信号のみを出力パッドに導
    く論理回路とを具備することを特徴とするメモリ混載ロ
    ジックLSI。
  10. 【請求項10】 前記複数のマクロ出力制御回路は、そ
    れぞれ対応するメモリマクロ内に配置され、かつ、各メ
    モリマクロ内で同一の構成を有していることを特徴とす
    る請求項9記載のメモリ混載ロジックLSI。
  11. 【請求項11】 前記論理回路は、前記複数のメモリマ
    クロの出力信号の論理和又は論理積を実行する回路であ
    ることを特徴とする請求項9記載のメモリ混載ロジック
    LSI。
  12. 【請求項12】 ワンチップ内に配置され、半導体メモ
    リの機能を有する複数のメモリマクロと、前記複数のメ
    モリマクロの2つ以上を選択する機能を有するマクロ選
    択回路と、前記複数のメモリマクロの外部の前記ワンチ
    ップ内に配置され、選択された2つ以上のメモリマクロ
    の出力信号が一致しているか否かを示すPASS/FA
    ILビットを、前記選択された2つ以上のメモリマクロ
    の出力信号の論理をとることにより生成する論理回路と
    を具備することを特徴とするメモリ混載ロジックLS
    I。
  13. 【請求項13】 前記論理回路は、前記選択された2つ
    以上のメモリマクロの出力信号が互いに一致していると
    きに、前記選択された2つ以上のメモリマクロの出力信
    号を出力パッドを出力することを特徴とする請求項12
    記載のメモリ混載ロジックLSI。
  14. 【請求項14】 nビットの通常出力を有するメモリマ
    クロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータをj組
    (jは、2以上の自然数)読み出し、各組の間でsビッ
    トのデータを比較し、各組のsビットのデータが一致し
    ているか否かを示すPASS/FAILビットを出力す
    る回路を具備することを特徴とするメモリマクロ。
  15. 【請求項15】 前記回路は、各組のsビットのデータ
    が互いに一致しているときに、各組のsビットのデータ
    を前記メモリマクロの外部に出力することを特徴とする
    請求項14記載のメモリ混載ロジックLSI。
  16. 【請求項16】 請求項12記載のメモリ混載ロジック
    LSIにおいて、各メモリマクロは、請求項14記載の
    回路を具備することを特徴とするメモリ混載ロジックL
    SI。
  17. 【請求項17】 nビットの通常出力を有するメモリマ
    クロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータを読み
    出し、前記sビットのデータを、前記sビットのデータ
    が正確であるか否かを判断するための期待値と比較し、
    前記sビットのデータと前記期待値が一致しているか否
    かを示すPASS/FAILビットを出力する回路を具
    備することを特徴とするメモリマクロ。
  18. 【請求項18】 nビットの通常出力を有するメモリマ
    クロにおいて、sビット(1≦s≦n)のデータをj組
    (jは、2以上の自然数)読み出し、各組の間でsビッ
    トのデータを比較すると共に、各組のsビットのデータ
    を、各組のsビットのデータが正確であるか否かを判断
    するための期待値と比較し、各組のsビットのデータが
    一致し、かつ、各組のsビットのデータと前記期待値が
    一致しているか否かを示すPASS/FAILビットを
    出力する回路を具備することを特徴とするメモリマク
    ロ。
  19. 【請求項19】 ワンチップ内に配置された複数のメモ
    リマクロをテストするテスト方法において、前記複数の
    メモリマクロを同時に選択し、各メモリマクロに同一の
    データを書き込み、各メモリマクロの出力信号が互いに
    一致しているか否かを示すPASS/FAILビットを
    出力し、かつ、各メモリマクロの出力信号が互いに一致
    しているときに各メモリマクロの出力信号を出力し、前
    記PASS/FAILビット及び各メモリマクロの出力
    信号に基づいて、前記複数のメモリマクロの良否を判断
    することを特徴とするテスト方法。
  20. 【請求項20】 ワンチップ内に配置されたnビットの
    通常出力を有するメモリマクロのテスト方法において、
    前記メモリマクロ内でsビット(1≦s≦n)単位でj
    組(jは、2以上の自然数)のブロックを想定し、各組
    に同一のデータを書き込み、各組のsビットの出力信号
    が互いに一致しているか否かを示すPASS/FAIL
    ビットを出力し、かつ、各組のsビットの出力信号が互
    いに一致しているときに各組のsビットの出力信号を出
    力し、前記PASS/FAILビット及び各組のsビッ
    トの出力信号に基づいて、前記メモリマクロの良否を判
    断することを特徴とするテスト方法。
  21. 【請求項21】 ワンチップ内に配置されたnビットの
    通常出力を有する複数のメモリマクロのテスト方法にお
    いて、各メモリマクロ内でsビット(1≦s≦n)単位
    でj組(jは、2以上の自然数)のブロックを想定し、
    各組に同一のデータを書き込み、各組のsビットの出力
    信号が互いに一致し、かつ、各メモリマクロの出力信号
    が互いに一致しているか否かを示すPASS/FAIL
    ビットを出力し、各組のsビットの出力信号が互いに一
    致し、かつ、各メモリマクロの出力信号が互いに一致し
    ているているときに、各メモリマクロの出力信号を出力
    し、前記PASS/FAILビット及び各メモリマクロ
    の出力信号に基づいて、前記複数のメモリマクロの良否
    を判断することを特徴とするテスト方法。
  22. 【請求項22】 ワンチップ内に配置されたnビットの
    通常出力を有するメモリマクロのテスト方法において、
    前記メモリマクロのsビット(1≦s≦n)のデータを
    読み出し、前記メモリマクロ内で、前記sビットのデー
    タを、前記sビットのデータが正確であるか否かを判断
    するための期待値と比較し、前記sビットのデータと前
    記期待値が一致しているか否かを示すPASS/FAI
    Lビットを生成し、前記PASS/FAILビットに基
    づいて、前記メモリマクロの良否を判断することを特徴
    とするテスト方法。
  23. 【請求項23】 ワンチップ内に配置されたnビットの
    通常出力を有するメモリマクロのテスト方法において、
    前記メモリマクロ内でsビット(1≦s≦n)単位でj
    組(jは、2以上の自然数)のブロックを想定し、各組
    のsビットのデータを読み出し、前記メモリマクロ内
    で、各組のsビットのデータを比較し、かつ、各組のs
    ビットのデータと期待値を比較し、各組のsビットのデ
    ータが互いに一致し、かつ、各組のsビットのデータが
    前記期待値と一致しているか否かを示すPASS/FA
    ILビットを生成し、前記PASS/FAILビットに
    基づいて、前記メモリマクロの良否を判断することを特
    徴とするテスト方法。
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