JP2000128552A5 - - Google Patents
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Description
また、本発明に係るガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置においては、前記誘導手段が前記溶融金属に対して移動磁界を加えることにより前記第1流路および前記第2流路からなる循環流路内に前記溶融金属の還流を発生させることが好ましい。
このようなガラス板の製造方法、装置においては、誘導手段が溶融金属に対して接触することなく還流を発生させるため、誘導手段として例えばポンプ,タービン等を採用した場合に比較して、還流に脈動,乱流が生じる虞れがないとともに、誘導手段の大型化,高コスト化を抑制できることになる。
このようなガラス板の製造方法、装置においては、誘導手段が溶融金属に対して接触することなく還流を発生させるため、誘導手段として例えばポンプ,タービン等を採用した場合に比較して、還流に脈動,乱流が生じる虞れがないとともに、誘導手段の大型化,高コスト化を抑制できることになる。
さらに、本発明に係るガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置においては、誘導手段がリニアモータであることが好ましい。
このようなガラス板の製造方法、装置においては、誘導手段がリニアモータであるため、フロートバス,第1流路および第2流路のうちの浴面,側部,下部等の任意個所に任意数設置できることになる。
このようなガラス板の製造方法、装置においては、誘導手段がリニアモータであるため、フロートバス,第1流路および第2流路のうちの浴面,側部,下部等の任意個所に任意数設置できることになる。
【0023】
【発明の効果】
以上、説明したように、ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置によれば、溶融金属が誘導手段により第1流路および第2流路を経て上流側に還流するため、従来に比較して溶融金属の下流側に浮遊物が滞留する傾向を抑制でき、これにより不良発生率を低減できる。
また、ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置において、誘導手段が溶融金属に対して移動磁界を加えることにより循環流路内に環流を発生させる場合、還流に脈動,乱流が生じる虞れがないとともに、誘導手段の大型化,高コスト化を抑制できる。
さらに、ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置において、誘導手段がリニアモータである場合、フロートバス,第1流路および第2流路のうちの浴面,側部,下部等の任意個所に任意数設置できる。
【発明の効果】
以上、説明したように、ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置によれば、溶融金属が誘導手段により第1流路および第2流路を経て上流側に還流するため、従来に比較して溶融金属の下流側に浮遊物が滞留する傾向を抑制でき、これにより不良発生率を低減できる。
また、ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置において、誘導手段が溶融金属に対して移動磁界を加えることにより循環流路内に環流を発生させる場合、還流に脈動,乱流が生じる虞れがないとともに、誘導手段の大型化,高コスト化を抑制できる。
さらに、ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置において、誘導手段がリニアモータである場合、フロートバス,第1流路および第2流路のうちの浴面,側部,下部等の任意個所に任意数設置できる。
Claims (6)
- フロートバスに貯留した溶融金属の表面に溶融ガラスを流し出すことにより板状ガラスを成形した後、前記板状ガラスを前記フロートバスの上流側から下流側に向かって移動させ、次いで前記下流側に設定した離間位置において前記板状ガラスを前記溶融金属から引き上げるガラス板の製造方法であって、
前記離間位置から前記板状ガラスの移動方向に対して交差する方向に沿って延びる第1流路と、前記第1流路に連続するとともに前記上流側に延びる第2流路とに前記溶融金属を流入させるとともに、前記溶融金属が前記第1流路から前記第2流路に流れるように設けた誘導手段により、前記溶融金属を前記フロートバスに対して別経路で前記下流側から前記上流側まで還流させることを特徴とするガラス板の製造方法。 - 前記誘導手段が前記溶融金属に対して移動磁界を加えることにより前記第1流路および前記第2流路からなる循環流路内に前記溶融金属の還流を発生させることを特徴とする請求項1に記載したガラス板の製造方法。
- 前記誘導手段がリニアモータであることを特徴とする請求項2に記載したガラス板の製造方法。
- 溶融金属が貯留されたフロートバスを有し、前記溶融金属の表面に溶融ガラスを流し出すことにより成形された板状ガラスを前記フロートバスの上流側から下流側に向かって移動させ、次いで前記下流側に設定した離間位置において前記板状ガラスを前記溶融金属から引き上げるガラス板の製造装置であって、
前記離間位置から前記板状ガラスの移動方向に対して交差する方向に沿って延びるとともに前記溶融金属が流入可能な第1流路と、前記第1流路に連続するとともに前記上流側に延びる第2流路と、前記溶融金属が前記第1流路から前記第2流路に流れるように設けた誘導手段とを備え、前記溶融金属が前記フロートバスに対して別経路で前記下流側から前記上流側まで還流可能であることを特徴とするガラス板の製造装置。 - 前記誘導手段が前記溶融金属に対して移動磁界を加えることにより前記第1流路および前記第2流路からなる循環流路内に前記溶融金属の還流を発生させることを特徴とする請求項4に記載のガラス板の製造装置。
- 前記誘導手段がリニアモータであることを特徴とする請求項5に記載したガラス板の製造装置。
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JP30000698A JP4235774B2 (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000128552A JP2000128552A (ja) | 2000-05-09 |
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JP4235774B2 JP4235774B2 (ja) | 2009-03-11 |
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ID=17879602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30000698A Expired - Fee Related JP4235774B2 (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | ガラス板の製造方法およびガラス板の製造装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4235774B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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JP5305088B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2013-10-02 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス板製造装置及びガラス板製造方法 |
JP5311124B2 (ja) * | 2009-03-06 | 2013-10-09 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス板製造装置及びガラス板製造方法 |
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1998
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