JP2000123939A - 回転接続装置 - Google Patents

回転接続装置

Info

Publication number
JP2000123939A
JP2000123939A JP29700998A JP29700998A JP2000123939A JP 2000123939 A JP2000123939 A JP 2000123939A JP 29700998 A JP29700998 A JP 29700998A JP 29700998 A JP29700998 A JP 29700998A JP 2000123939 A JP2000123939 A JP 2000123939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
side member
cable
metal conductor
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29700998A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sakata
知之 坂田
Minoru Yamada
稔 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness System Technologies Research Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP29700998A priority Critical patent/JP2000123939A/ja
Publication of JP2000123939A publication Critical patent/JP2000123939A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルと外部導出用電線との接続構造を簡
略化してコスト安にできるようにする。 【解決手段】 回転側部材7の外周面7f,7gに金属
導体29をインサートモールド若しくはメッキして設
け、この金属導体29の一端部29bにケーブル10の
内端部の導体10aを接続し、金属導体29の他端部2
9aに外部導出用電線20の端部の導体20aを接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ング用回転接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、自動車におい
ては、ボディ1側で回転自在に支持されたステアリング
シャフト2のステアリングホイール3に、エアーバック
4やホーンスイッチ等が内蔵されたものがある。この場
合、固定のボディ1側に対してステアリングホイール3
側が回転するから、ボディ1側のワイヤーハーネス17
とステアリングホイール3側のエアーバック4等のワイ
ヤーハーネス18とが回転に伴って捻られるようになる
ので、各ワイヤーハーネス17,18の電線を直接的に
接続することができない。
【0003】このため、図6及び図7に示すように、ス
テアリングホイール3にピン部7cで回転不自在に取り
付けるローター(回転側部材)7と、ボディ1側のベー
スケース8に回転不自在に取り付けるケース(固定側部
材)9との間に可撓性平形ケーブル(FFC…フレキシ
ブルフラットケーブル又はFPC…フレキシブル・プリ
ント・サーキット)10をループ状に丸めて介設して、
ローター7とケース9とをCリング11で相対回転可能
に結合してなるステアリング用回転接続装置12が設け
られている。
【0004】上記ボディ1側のベースケース8には、方
向指示レバー13やワイパーレバー14等を有するコン
ビネーションスイッチ15が組み込まれると共に、この
方向指示レバー13をステアリングホイール3の切り戻
し時にOFF位置に戻すためのキャンセルボス16をス
テアリングホイール3にピン部16aで回転不自在に取
り付けている。
【0005】そして、端末部材19内において可撓性平
形ケーブル10の内端部の導体に接続したワイヤーハー
ネス20のコネクタ21をエアーバック4等のワイヤー
ハーネス18のコネクタ18aに嵌合すると共に、端末
部材22内において可撓性平形ケーブル10の外端部の
導体に接続したワイヤーハーネス23のコネクタ24を
ボディ側のワイヤーハーネス17のコネクタ17aに嵌
合することにより、可撓性平形ケーブル10の巻き締ま
り性と巻き戻り性を利用して、ステアリングホイール3
側のエアーバック4等のワイヤーハーネス18とボディ
1側のワイヤーハーネス17とを電気的に接続するよう
になっている。
【0006】上記端末部材19,22の内、端末部材1
9を図8に例示すれば、合成趣旨製のカバー19aと本
体19bとを有し、本体19bに所定本数の金属導体
(バスバー)19cを取付けている。
【0007】この金属導体19cの内端部に上記ケーブ
ル10の内端部の導体10aを接続すると共に、上記金
属導体19cの外端部に上記ワイヤーハーネス20の端
部の導体20aを接続した後に、本体19bにカバー1
9aを被せて固定する。なお、端末部材22も同様の構
成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ケ
ーブル10と各ワイヤーハーネス20,23とを接続す
るために、端末部材19(22)として端末部材19
(22)カバー19aと本体19bとの2個の合成樹脂
製部品を必要とするので、コスト高になるという問題が
あった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ケーブルと外部導出用電線との接続
構造を簡略化してコスト安にできる回転接続装置を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、回転中心軸を中心として互い
に相対回転可能な固定側部材と回転側部材と、これら両
部材の間に形成される環状の空間部に収納されて、内端
部の導体が回転側部材から外部に導出される金属導体に
接続され、外端部の導体が固定側部材から外部に導出さ
れる金属導体に接続される可撓性のケーブルとを備えた
回転接続装置において、上記回転側部材の外周面に金属
導体がインサートモールド若しくはメッキで設けられ、
この金属導体の一端部に上記ケーブルの内端部の導体が
接続されると共に、上記金属導体の他端部に、外部導出
用電線の端部の導体が接続されていることを特徴とする
回転接続装置を提供するものである。
【0011】請求項1によれば、回転側部材の外周面に
金属導体をインサートモールド等して設け、この金属導
体の一端部にケーブルの内端部の導体を接続し、金属導
体の他端部に外部導出用電線(ワイヤーハーネス)の端
部の導体を接続して、従来のような回転側部材用の端末
部材(カバーと本体)を不要にすることにより、部品点
数が削減できてコスト安になる。また、端末部材が無く
なるから、その分だけケーブルの巻き内径を細くできる
ので、回転接続装置全体の外径寸法も小さくできてコン
パクト化できる。さらに、金属導体をメッキして設ける
と、金属導体加工用金型が不要となってよりコスト安に
なると共に、配線上の取りまわしの自由度も向上する。
【0012】また、請求項2は、回転中心軸を中心とし
て互いに相対回転可能な固定側部材と回転側部材と、こ
れら両部材の間に形成される環状の空間部に収納され
て、内端部の導体が回転側部材から外部に導出される金
属導体に接続され、外端部の導体が固定側部材から外部
に導出される金属導体に接続される可撓性のケーブルと
を備えた回転接続装置において、上記固定側部材の内周
面に金属導体がインサートモールド若しくはメッキで設
けられ、この金属導体の一端部に上記ケーブルの外端部
の導体が接続されると共に、上記金属導体の他端部に、
外部導出用電線の端部の導体が接続されていることを特
徴とする回転接続装置を提供するものである。
【0013】請求項2によれば、従来のような固定側部
材用の端末部材が不要となるので、請求項1と同様の効
果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0015】図3に示すように、ローター(回転側部
材)7には内筒部7aが設けられて、ローター7をケー
ス9に被せたときに、内筒部7aがケース9の底壁貫通
穴9aを貫通して、この貫通した内筒部7aのリング溝
7bにCリング11を嵌め込むことにより、ローター7
とケース9とがCリング11で相対回転可能に結合され
るようになる。
【0016】上記ローター7とケース9とで形成される
環状の空間部26には、ループ状に丸めた可撓性平形ケ
ーブル(FFC…フレキシブルフラットケーブル又はF
PC…フレキシブル・プリント・サーキット)10が介
設されている。なお、ケース9の底壁には滑性シート2
7が設けられている。
【0017】図1及び図2に示すように、上記ローター
7の上面には、内筒部7aの外周面7fに沿った開口7
dが形成されると共に、この開口7dから上方に突出す
る突出部7eが形成されている。この突出部7eの内面
7gは開口7dを介して内筒部7aの外周面7fとほぼ
平面的に連続している。
【0018】上記内面7gと外周面7fとに跨って、L
字状に折曲させた複数枚のバスバー(金属導体)29が
ローター7の成形と同時にインサートモールドされ、こ
の各バスバー29の上端部29aが突出部7eの内面7
gに上向きで位置すると共に、各バスバー29の下端部
29bが内筒部7aの外周面7fに横向きで位置するよ
うになる。
【0019】そして、図4に示すように、上記ケーブル
10の内端部の導体10aは、ローター7の内筒部7a
の外周面7fに横向きで位置するバスバー29の下端部
29bにレーザ溶接等で接続すると共に、上記ワイヤー
ハーネス20の下端部の導体20aは、ローター7の突
出部7eの内面7gに上向きで位置するバスバー29の
上端部29aにレーザ溶接等で接続する。その後、二点
鎖線aで示すように、ケーブル10の導体10aとバス
バー29とワイヤーハーネス20の導体20aとを、絶
縁性の接着剤や合成樹脂で埋め固める。
【0020】その後、二点鎖線で示すように、ケーブル
10の導体10aとバスバー29とワイヤーハーネス2
0の導体20aとを、絶縁性の接着剤や合成樹脂30で
埋めて固める。
【0021】このように、ローター7の内筒部7aの外
周面7fと突出部7eの内面7gとに跨ってバスバー2
9をインサートモールドして設け、このインサートモー
ルドしたバスバー29の下端部29bにケーブル10の
内端部の導体10aをレーザ溶接等で接続すると共に、
バスバー29の上端部29aにワイヤーハーネス20の
下端部の導体20aを接続することにより、従来のよう
な回転側部材用の端末部材(カバー19aと本体19
b)が不要になる。
【0022】したがって、端末部材の部品点数が削減で
きてコスト安になると共に、端末部材の分だけケーブル
10の巻き内径を細くできるので、回転接続装置12全
体の外径寸法も小さくできてコンパクト化できる。
【0023】また、バスバー29をインサートモールド
するのではなく、金属導体をメッキして設けると、バス
バー加工用金型が不要となってよりコスト安になると共
に、メッキによって配線上の取りまわしの自由度も向上
する。
【0024】上記実施形態では、ローター7側の端末部
材19が不要となったが、ケース9の内周面にバスバー
をインサートモールド(若しくは金属導体のメッキ)で
設け、このバスバーの一端部にケーブル10の外端部の
導体を接続すると共に、バスバーの他端部に、ワイヤー
ハーネス23の端部の導体を接続すれば、ケース9側の
端末部材22も不要となる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の請求項1の回転接続装置は、回転側部材の外周面に
金属導体をインサートモールド等して設け、この金属導
体の一端部にケーブルの内端部の導体を接続し、金属導
体の他端部に外部導出用電線(ワイヤーハーネス)の端
部の導体を接続するようにしたから、従来のような回転
側部材用の端末部材(カバーと本体)を不要にすること
ができる。
【0026】したがって、部品点数が削減できてコスト
安になると共に、端末部材の分だけケーブルの巻き内径
を細くできるので、回転接続装置全体の外径寸法も小さ
くできてコンパクト化できる。また、金属導体をメッキ
して設けると、金属導体加工用金型が不要となってより
コスト安になると共に、配線上の取りまわしの自由度も
向上する。
【0027】請求項2の回転接続装置は、固定側部材の
内周面に設けた金属導体に、ケーブルと外部導出用電線
とを接続する構造であり、この構造であれば、従来のよ
うな固定側部材用の端末部材が不要となるので、請求項
1と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る回転接続装置のローターの斜視
図である。
【図2】 ローターの導体接続前の断面図である。
【図3】 回転接続装置であり、(a)は組み立て正面
断面図、(b)は分解正面断面図である。
【図4】 ローターの導体接続後の断面図である。
【図5】 従来の回転接続装置の分解側面図である。
【図6】 回転接続装置の分解斜視図である。
【図7】 回転接続装置の組み立て側面図である。
【図8】 端末部材の分解斜視図である。
【符号の説明】
7 ローター(回転側部材) 7a 内筒部 7d 開口 7e 突出部 7f 外周面 7e 内面 9 ケース(固定側部材) 10 可撓性平形ケーブル 10a 導体 26 空間部 29 バスバー(金属導体) 20 ワイヤーハーネス(外部導出用電線) 20a 導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 知之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 山田 稔 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3D030 DB22 DB25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心軸を中心として互いに相対回転
    可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
    形成される環状の空間部に収納されて、内端部の導体が
    回転側部材から外部に導出される金属導体に接続され、
    外端部の導体が固定側部材から外部に導出される金属導
    体に接続される可撓性のケーブルとを備えた回転接続装
    置において、 上記回転側部材の外周面に金属導体がインサートモール
    ド若しくはメッキで設けられ、この金属導体の一端部に
    上記ケーブルの内端部の導体が接続されると共に、上記
    金属導体の他端部に、外部導出用電線の端部の導体が接
    続されていることを特徴とする回転接続装置。
  2. 【請求項2】 回転中心軸を中心として互いに相対回転
    可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
    形成される環状の空間部に収納されて、内端部の導体が
    回転側部材から外部に導出される金属導体に接続され、
    外端部の導体が固定側部材から外部に導出される金属導
    体に接続される可撓性のケーブルとを備えた回転接続装
    置において、 上記固定側部材の内周面に金属導体がインサートモール
    ド若しくはメッキで設けられ、この金属導体の一端部に
    上記ケーブルの外端部の導体が接続されると共に、上記
    金属導体の他端部に、外部導出用電線の端部の導体が接
    続されていることを特徴とする回転接続装置。
JP29700998A 1998-10-19 1998-10-19 回転接続装置 Withdrawn JP2000123939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29700998A JP2000123939A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 回転接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29700998A JP2000123939A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 回転接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000123939A true JP2000123939A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17841076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29700998A Withdrawn JP2000123939A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 回転接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000123939A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6116930A (en) Rotary connection unit
US5683260A (en) Rotary connector
US5951311A (en) Rotary connector
JP3633413B2 (ja) 回転コネクタ装置
JP2000123939A (ja) 回転接続装置
KR0152593B1 (ko) 회전 커넥터
JP2000123940A (ja) 回転接続装置
US6579103B2 (en) Roller connector mounted on steering device
JP2004314901A (ja) 回転センサ付き回転コネクタ
JP3538297B2 (ja) 回転接続装置
JP3322215B2 (ja) ケーブルリールとステアリングスイッチの電気接続構造
JP3709998B2 (ja) 回転コネクタ
JP3599683B2 (ja) アンテナ可倒部の取り付け構造
JPH028346Y2 (ja)
JP3315624B2 (ja) ステアリングホイール取付部の回転接続装置
JP2999604B2 (ja) ケーブルリール
JP2002043008A (ja) ケーブルリール
JPH0438477Y2 (ja)
JP3231232B2 (ja) 回転コネクタ
JPH1116654A (ja) ステアリングホイール取付部の回転接続装置
JP3305193B2 (ja) 回転コネクタ装置
JPH09245923A (ja) 回転コネクタ装置
JPH0742072U (ja) ロールコネクタ
JP2000340329A (ja) ケーブルリールにおけるフラットケーブルとバスバーの接続構造
JPH11187555A (ja) 回転接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110