JP2000122422A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000122422A
JP2000122422A JP10287934A JP28793498A JP2000122422A JP 2000122422 A JP2000122422 A JP 2000122422A JP 10287934 A JP10287934 A JP 10287934A JP 28793498 A JP28793498 A JP 28793498A JP 2000122422 A JP2000122422 A JP 2000122422A
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image
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クリーニング性が良好で画質にバラツキのな
い安定した画像を与えるコンパクトな画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 像形成体である感光体ドラム21上に帯
電、像露光、反転現像により形成したトナー像を転写し
た後、感光体ドラム21上の転写残トナーに対してクリ
ーニングせずに次の帯電を行う画像形成装置において、
反転現像手段は、複数の回動する現像ローラ50A,5
0Bを有し、上流部の現像ローラ50Bに印加するバイ
アス電圧の直流成分の絶対値は、感光体ドラム21の露
光部電位の絶対値より大で、かつ下流部の現像ローラ5
0Aに印加するバイアス電圧の直流成分の絶対値より小
であるバイアス電圧を印加して、非画像部に付着してい
る転写残トナーの回収と現像を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像に則して
画像を形成するコンパクトな画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写装置はOA機器の1つとし
て広く普及し重宝されているが、その嵩及び重量は近代
オフィスの形態には馴染みにくくなっており、さらに末
端機器として少なくとも受信機能が必要になって来てい
る。
【0003】複写装置のコンパクト化は鋭意進められて
いるが、従来の感光体1周の中に1原稿画像を収める形
態ではすでに限界に来ているかに見える。
【0004】この事態に対応して小周長感光体を用い、
かつ一連の画像形成工程の手段のうち、トナー現像部分
で残留トナーを電気的に除去するコンパクトな記録装置
が考案されている。(特開昭63−133179号、特
開昭63−133180号、特開昭63−133181
号等)。
【0005】しかしながら上記装置では、転写残トナー
による帯電工程での帯電の不均一、露光工程での光減衰
障害、ゴースト像あるいは多色画像形成時の色濁り等の
障害が認められるので、多少の転写残トナーによっては
支障の起こらぬ画像形成システムが望まれる。
【0006】翻って現像トナーの面から本技術分野をみ
れば、トナーの帯電性を向上させる流動性、大粒子から
漸次小粒子が消費される歪みを排除したトナー消費の正
則性が求められ、高濃度画像を招来する良好な転写率及
び再現性の良い複写反復を保証するクリーニング性等が
問題にされる。
【0007】トナーの流動性を高め、摩擦効率、帯電の
均一、安定性を図る手段としてトナー粒子の球状化が行
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしトナーの小粒子
化は、トナーの感光体あるいは現像ローラへの付着性が
高まり、転写率の低下、クリーニング不良を引き起こ
す。付着量及び付着強度の増大は、転写材への転写率の
低下であり、またクリーニング不良を生ずる原因とな
る。
【0009】一方静電的要因があまり関与しない球形ト
ナーの付着除去には静電的手法は効果が淡く、機械的な
削ぎ落としが効果的である。しかし前記した程度にまで
コンパクト化を進める場合には、削ぎ落とす部材を収納
するだけの余裕空間がない等小周長感光体方式の画像形
成装置を生かすには多々解決すべき問題点がある。
【0010】本発明は、クリーニング性が良好で画質に
バラツキのない安定した画像を与えるコンパクトな特に
クリーニング手段を設けることを必要としない画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的は、像形成体上
に帯電、像露光、反転現像により形成したトナー像を転
写した後、像形成体上の転写残トナーに対してクリーニ
ングせずに次の帯電を行う画像形成装置において、反転
現像手段は、複数の回動する現像ローラを有し、上流部
の現像ローラに印加するバイアス電圧の直流成分の絶対
値は、像形成体の露光部電位より大で、かつ下流部の現
像ローラに印加するバイアス電圧の直流成分より小であ
るバイアス電圧を印加して、非画像部に付着している転
写残トナーの回収と現像を行うことを特徴とする画像形
成装置によって達成される。
【0012】また、前記上流部の現像ローラに印加する
バイアス電圧の直流成分の絶対値は、像形成体の帯電電
位の1/2以下であることを特徴とする前記の画像形成
装置。
【0013】前記下流部の現像ローラに印加するバイア
ス電圧の直流成分の絶対値は、像形成体の帯電電位の1
/2以上であることを特徴とする前記の画像形成装置。
【0014】前記複数の現像ローラは互いに逆回転する
ことを特徴とする前記の画像形成装置。
【0015】前記上流部の現像ローラは、像形成体との
対向部において、像形成体の移動方向と反対方向に移動
することを特徴とする前記の画像形成装置。
【0016】前記転写残トナーは、次の帯電前に均され
ることを特徴とする前記の画像形成装置等は好ましい実
施態様である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて説明
する。
【0018】図1は本発明の画像形成装置の一例を示す
断面構成図、図2は図1の現像器の構成を示す拡大断面
図、図3は本発明の現像バイアス電圧と感光体電位の関
係を示すグラフである。
【0019】この画像形成装置は半導体レーザを用いて
画像露光を行い、2成分現像剤の磁気ブラシを用いる複
数の現像ローラにより、トナー現像と感光体のクリーニ
ングを同部位で行うことを特徴とする。
【0020】本装置は電子計算機、ワードプロセッサー
などの外部装置であるホストシステム(図示しない)や
画像読取り装置とインタフェース回路等伝送コントロー
ル(図示しない)を介して結合することもできる。
【0021】印字開始信号を受けると、像形成体である
感光体ドラム21が回転し、感光体ドラム21上の前回
のトナー像転写後に残留した転写残トナーは、接地され
て設けられた均し部材である均しブラシ31により均さ
れたのち、感光体ドラム21の帯電手段である帯電器2
2により一様の帯電電位V0に帯電される。次に変調さ
れた波長800nmのレーザビームをポリゴンスキャナ
24aを含む露光光学系24を用いて上記帯電された感
光体ドラム21を走査露光し、回転による副走査によっ
てドラム表面に静電潜像を形成する。静電潜像は後に詳
しく説明する反転現像手段である現像器50によって現
像され、トナー像が形成される。次いでカセット26よ
り搬送された転写材Pは転写ベルト28上に付着した状
態で搬送され、転写域において転写材P上に転写帯電器
23を用いてトナー像を転写し、小径の転写ベルトロー
ラ28a部分において転写材Pは転写ベルト28より分
離し、定着器29により転写材P上にトナー像を定着
し、トレイ30上に排出する。
【0022】上記感光体ドラム21は、例えばOPC感
光体(有機感光体)を導電性のドラム基体上に塗布形成
したもので、接地されて図示の時計方向に駆動回転され
る。
【0023】上記現像器50には図2に示すように、固
定の磁極を有する磁界発生手段である磁石体52Aとそ
の外周にあって回転する現像スリーブ51Aとからなる
現像ローラ50Aと、固定の磁極を有する磁石体52B
とその外周にあって回転する現像スリーブ51Bとから
なる現像ローラ50Bの複数の(本実施の形態において
は2本の)現像ローラ50A,50Bとが設けられてい
る。
【0024】現像ローラ50A及び50Bは感光体ドラ
ム21の下方に位置していて、現像ローラ50Aは感光
体ドラム21の回転方向下流部に、現像ローラ50Bは
感光体ドラム21の回転方向上流部に位置し、互いに反
対方向に回転する。そして、現像ローラ50A,50B
のそれぞれは現像剤磁気ブラシの摺擦部である感光体ド
ラム21との対向部において、現像ローラ50A周面は
感光体ドラム21周面と同方向に、現像ローラ50B周
面は感光体ドラム21周面と反対方向に移動する方向
に、現像ローラ50Aと現像ローラ50Bとは互いに反
対方向に回転する。
【0025】この現像ローラ50A,50Bの表面に形
成される現像剤磁気ブラシと感光体ドラム21との摺擦
部である対向部よりも、現像ローラ50A,50Bそれ
ぞれの回転方向の上流部には現像剤磁気ブラシの厚みを
規制する層厚規制部材53が設けられ、背面に磁石板5
4aを有する現像剤の除去板54は回転方向の下流部に
設けられる。現像剤収容部58には搬送供給ローラ55
と、一対の攪拌スクリュー56,57とを収容する。さ
らに現像器50と感光体ドラム21はケーシング77に
内蔵された構成となっている。
【0026】現像スリーブ51A,51Bは、例えばス
テンレス材を用いた外径8〜60mmの非磁性の円筒状
の部材から成り、感光体ドラム21の周面に対し、現像
スリーブ51A,51Bの両端に設けられた不図示の突
当てコロにより所定の間隙を保って感光体ドラム21の
回転に対して同方向に回転される。
【0027】磁石体52A,52Bは現像スリーブ51
A,51Bに内包され、複数個の磁極N1,N2,N3
1,S2を交互に配し、現像スリーブ51A,51Bと
同心に固定されていて、非磁性の現像スリーブ51A,
51B周面に磁力を作用させる。
【0028】層厚規制部材53は、現像スリーブ51と
所定の間隙で配置される例えば棒状あるいは板状の磁性
ステンレス材よりなり、現像スリーブ51A,51B周
面上の2成分現像剤の層厚を規制する。
【0029】現像剤の除去板54は、磁石体52の磁極
2と対向して設けられ、磁極N2,N3の反発磁界と除
去板54の背面に設けられる磁石板54aとの作用によ
り現像スリーブ51上の現像剤を剥ぎ取る作用を行う。
【0030】搬送供給ローラ55は、除去板54により
剥ぎ取られた現像剤を攪拌スクリュー56,57に搬送
すると共に、攪拌スクリュー56,57により攪拌され
た現像剤を層厚規制部材53へと供給する。55aは搬
送供給ローラ55に設けられ、現像剤を搬送するための
羽根部である。
【0031】本実施の形態においては、前記現像剤収容
部58内には平均粒径7μmのトナーと平均粒径80μ
mのフェライトに樹脂コーティングを行った磁性キャリ
アとからなる2成分現像剤が収容されている。攪拌スク
リュー56及び57は、互いに相反する方向に等速で回
転し、現像器50内のトナーと磁性キャリアとを攪拌、
混合し、所定のトナー成分を均等に含有する2成分現像
剤とする。
【0032】攪拌スクリュー56,57の上部で現像器
ハウジング59の上部の天板に開口する不図示のトナー
供給口から現像器ハウジング59内に補給されたトナー
は、互いに相反する方向に等速で回転する攪拌スクリュ
ー56,57により現像器ハウジング59の現像剤収納
部58内に収容された現像剤と攪拌、混合されて均一な
トナー濃度の現像剤となり、該現像剤は回転する搬送供
給ローラ55により層厚規制部材53に搬送され、層厚
規制部材53により所定の層厚とされ、2成分現像剤の
現像剤層が安定して現像ローラ50A,50Bの外周面
上に供給される。
【0033】現像ローラ50A,50Bには次に述べる
現像バイアス電圧、クリーニングバイアス電圧が印加さ
れる。これにより現像バイアス電圧を印加された現像ロ
ーラ50Aはその上に形成する現像剤磁気ブラシによっ
て感光体ドラム21上の静電潜像を現像し、クリーニン
グバイアス電圧を印加され現像ローラ50Bはその上に
形成する現像剤磁気ブラシにより感光体ドラム21上の
主として非画像部に残留する転写残トナーをクリーニン
グする。現像ローラ50A,50B上の現像剤は磁極N
2,N3の反発磁界と除去板54との作用により剥ぎ取ら
れ、搬送供給ローラ55により再度攪拌スクリュー5
6,57へと搬送される。
【0034】現像剤ローラ50Aの周面は感光体ドラム
21に対しその対向部において同方向に移動するが、現
像剤ローラ50Bの周面は感光体ドラム21に対しその
対向部において反対方向に移動する。
【0035】現像ローラ50A、50Bが反対方向に回
転し、現像ローラ50Bは感光体ドラム21との摺擦部
において反対方向に回転することにより転写残トナーを
擦過し回収する効果が生じ、現像ローラ50Aは感光体
ドラム21と摺擦部において同方向に回転することによ
り、潜像部分に対してキメの細かいトナー画像が反転現
像によって得られることとなる。なおここで現像ローラ
50A、50Bの周速は感光体ドラム21の周速に対し
て1.2〜2.5の間にあることが望ましい。
【0036】次に、現像ローラ50A,50Bに印加さ
れるバイアス電圧について説明する。
【0037】現像剤ローラ50Aの現像スリーブ51A
には、直流(DC)バイアス電源E1及び交流(AC)
バイアス電源AC1により、直流(DC)バイアス電圧
の絶対値が感光体ドラム21(像形成体)の帯電電位V
0の絶対値の1/2以上であるVAの直流成分に、必要に
より3kHz,1kVの交流(AC)バイアス電圧を重
畳した現像バイアス電圧が印加される。このバイアス電
圧を印加した現像ローラ50A上の現像剤磁気ブラシに
より感光体ドラム21上の静電潜像が反転現像される。
【0038】また、現像ローラ50Bには、直流(D
C)バイアス電源E2及び交流(AC)バイアス電源A
2により、直流(DC)バイアス電圧の絶対値が感光
体ドラム21(像形成体)の帯電電位V0の絶対値の1
/2以下で、露光部電位VEの絶対値より大であるVB
直流成分に、必要により3kHz,1kVの交流(A
C)バイアス電圧を重畳した現像バイアス電圧が印加さ
れる。このバイアス電圧を印加された現像ローラ50B
上の現像剤磁気ブラシにより、感光体ドラム21上の転
写残トナーは掻き取られクリーニングされる。
【0039】上記直流バイアス電圧VA,VBは、例えば
感光体ドラム21の帯電電位がV0=−800Vの場合
には、 VA=−700〜−400V VB=−200〜−400V,(|VB|>|VE|,|
B|<|VA|) (VEは露光部の電位)であるのが好ましい。この関係
を図3に示し、トナーは符号tを付して示す。
【0040】感光体ドラム21の表面電位及び感光体ド
ラム21上のトナー状況は工程の進行と共に変化してい
く。すなわち感光体ドラム21は帯電器22により、例
えば−800Vに帯電される。この時、前回のコピー動
作で転写しきれないで残留した感光体ドラム21上のト
ナーtも同時に帯電されると共にトナーtの下の感光体
ドラム21も帯電される。本実施の形態の装置ではスコ
トロンチャージャーを用いて表面電位を均一化したた
め、トナーtの下の感光体ドラム21の部分の電位はト
ナーがない部分に比べ若干低くなっているがこの電位差
は実用上全く問題にならないレベルに均一化されてい
る。
【0041】また、上記感光体ドラム21は露光光学系
24により走査するパルス幅変調されたレーザビームを
受けて表面電位が減衰され、図3に示す静電潜像を形成
する。
【0042】ここに形成された静電潜像は、感光体ドラ
ム21の感光体の光減衰特性によって、その潜像周縁は
電化の先鋭な立ち上がり、立ち下がりを持つ矩形に近似
する。
【0043】この静電潜像は、複数の現像ローラ50
A,50Bを有し、図3に示すバイアス電圧の直流成分
A,VBを有するバイアス電圧を印加した現像器50に
よって現像される。この時、トナーtの電位と直流バイ
アス電圧VBとの電位差は大きいので、転写残の感光体
ドラム21上のトナーtの大部分は現像器50の上流側
の直流成分VBのクリーニングバイアス電圧を印加され
た現像ローラ50Bにより回収され(一部は露光部を現
像する)たのち、感光体ドラム21上の静電潜像は下流
側の直流成分VAの現像バイアス電圧を印加された現像
ローラ50Aにより現像される。この現像されたトナー
像はベルト28上の転写材Pに転写帯電器23によって
転写される。
【0044】転写帯電器23には、マイナス帯電してい
るトナーtとは逆極性の高電圧が印加され、プラスのコ
ロナ放電をベルト28の裏から行い、正帯電させ、マイ
ナス電位のトナーtを転写材Pに引き付け転写する。ト
ナー像が転写されたのち、転写材Pはベルト28の曲率
大なる部分でベルト28より分離し定着器29に搬送さ
れ転写材P上のトナー像は定着されてトレイ30に排出
される。転写材Pを分離したベルト28は除電器101
によって除電されたのち、クリーニングブレード32に
よってクリーニングされる。
【0045】上記動作に加えて、図1の帯電器22の上
流に接地した均し部材である均しブラシ31を設けて感
光体ドラム21の帯電前に、塊状に残留した転写残トナ
ーtを分散し、かつ接地することにより、ドラム上に転
写残トナーが残留していても感光体ドラム21の均一な
帯電と先鋭な静電潜像を得ることができる。
【0046】本装置に用いられる2成分現像剤のトナー
tは、3〜10μm特にその平均粒径が10μm以下の
球形トナーであることが好ましい。10μm以下のトナ
ーtが転写残トナーとして表面に存在していても、感光
体ドラム21が露光された時の粒子縁回折光とキャリア
輸送層内での反射散乱光によるトナー粒子tの陰影によ
る障害はほとんど生じることがないか、又は実用上問題
のない程度の薄さでしかない。
【0047】しかし、トナー粒子tの径が10μm以上
になると、黒ベタ上に白斑のメモリとして画像不良を発
生するのが認められる。
【0048】上記トナー粒子に露光光に対する透光性が
あれば、上記メモリが軽減される。かかる意味からトナ
ーを赤外光透過特性をもったとトナーとし、赤外光をも
って像露光を行うことが望ましい。さらに、帯電、像露
光後のトナー層の残留電位特性から露光部における転写
残のトナーは15μm厚以下が望ましい。現像ローラ5
0Aに印加する交流バイアスは過剰にトナーが付着して
いる場合は現像スリーブに戻し、不足して付着している
場合は現像を促進する効果を有している。
【0049】なお、本実施の形態では2成分現像剤を用
いる複数の現像手段を備えた例について説明したが、1
成分磁性現像剤や1成分非磁性現像剤を用いる複数の現
像手段を備えた画像形成装置にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリーニング装置を設けないので装置全体をコンパクト
にすることができ、転写残トナーの良好な回収が現像器
内において可能となり、バラツキのない優れた画質を得
る画像形成装置を提供できることとなった。
【0051】また、トナー回収に用いられる現像ローラ
周面の移動方向は像形成体の対向面と逆方向としたので
転写残トナーの回収を確実なものとし、複数の現像ロー
ラは互いに逆回転させたので現像偏りがなく高画質の画
像が得られ、さらに、帯電器の上流に接地した均し部材
を設けたので、転写残トナーが帯電前に均さられ、感光
体及び転写残トナーが接地され、転写残トナーによる影
響が除去されて、感光体の帯電や像露光の均一化が行わ
れ良好な画像が形成されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の一
例を示す断面構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の現像器の拡大断面図
である。
【図3】本発明の帯電電位及びバイアス電圧を示すグラ
フである。
【符号の説明】
21 感光体ドラム(像形成体) 22 帯電器(帯電手段) 23 転写帯電器 24 露光光学系(像露光手段) 29 定着器 31 均しブラシ(均し部材) 50 現像器(反転現像手段) 50A,50B 現像ローラ 51A,51B 現像スリーブ 52A,52B 磁石体 P 転写材 t トナー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体上に帯電、像露光、反転現像に
    より形成したトナー像を転写した後、像形成体上の転写
    残トナーに対してクリーニングせずに次の帯電を行う画
    像形成装置において、 反転現像手段は、複数の回動する現像ローラを有し、上
    流部の現像ローラに印加するバイアス電圧の直流成分の
    絶対値は、像形成体の露光部電位より大で、かつ下流部
    の現像ローラに印加するバイアス電圧の直流成分より小
    であるバイアス電圧を印加して、非画像部に付着してい
    る転写残トナーの回収と現像を行うことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記上流部の現像ローラに印加するバイ
    アス電圧の直流成分の絶対値は、像形成体の帯電電位の
    1/2以下であることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記下流部の現像ローラに印加するバイ
    アス電圧の直流成分の絶対値は、像形成体の帯電電位の
    1/2以上であることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の現像ローラは互いに逆回転す
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記上流部の現像ローラは、像形成体と
    の対向部において、像形成体の移動方向と反対方向に移
    動することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写残トナーは、つぎの帯電前に均
    されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記
    載の画像形成装置。
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Cited By (3)

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