JP2000120632A - 止め輪 - Google Patents

止め輪

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JP2000120632A
JP2000120632A JP10285085A JP28508598A JP2000120632A JP 2000120632 A JP2000120632 A JP 2000120632A JP 10285085 A JP10285085 A JP 10285085A JP 28508598 A JP28508598 A JP 28508598A JP 2000120632 A JP2000120632 A JP 2000120632A
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JP
Japan
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retaining ring
component
shaft
snap ring
fitted
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JP10285085A
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English (en)
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Kohei Narushige
公平 成重
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Ochiai Co Ltd
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Ochiai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転運動を行う支軸等の部品に装着しても、支
軸及び支軸等に装着される部品に対して回転することな
く固定できる止め輪の構造を得る。 【解決手段】切欠部12を有することによりC型状とし
た環状体11から構成され、支軸101の周囲に嵌め込
む止め輪10であって、環状体11の反切欠部側の内径
面に、支軸101側に設けた溝102に嵌合可能な凸部
16を形成することにより、止め輪10が支軸101と
一体となって回転可能とし、支軸に装着固定される部品
との間で魔耗が生じないようにし、止め輪が回転運動の
遠心力により広がるのを防止して、支軸101に装着さ
れた部品200を確実に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、機器の框体の外部
に突出する支軸や回転軸等の軸に嵌め込んで装着した
り、又は突出する筒体の内周に嵌め込んで装着すること
により、支軸等に相手物を固定させる止め輪に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸に嵌合させて相手物を固定させ
る止め輪70としては、図7に示すように、略一定の厚
さを有する環状体71に切欠部72を形成してC形と
し、内径に沿って傾斜面73を持たせた面打ちが施され
た構造が提案されている(ベベル形止め輪)。
【0003】この止め輪70は、例えば図8に示すよう
なシャフト状の支軸101を有する回転運動を行う部品
100に、リング状の部品200を固定する場合に使用
される。部品100と部品200には、部品100の支
軸101に軸方向に沿った凹部102が、部品200の
内径側に凸部201がそれぞれ形成され、回転時におい
て互いに滑らないように、凹部201と凸部102とが
嵌合するように構成されている。
【0004】そして、部品100の支軸101に部品2
00が挿入され、部品100の段差面103と部品20
0のリング面とが当接するように配置し、支軸101に
形成された環状溝104に止め輪70を嵌合させるよう
にする。環状溝104の外側の側壁面105は、止め輪
70に形成されている傾斜面73の角度と同一角度の傾
斜を有しており、止め輪70が中心方向に縮むと止め輪
70が支軸101の内側方向(図9(a)では左方向)
へ移動して部品200を押し、部品200のリング面を
部品100の段差面103に確実に当接させて、部品1
00に対して部品200を固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造で回転運動を伴うテストを行ったところ、止め輪70
の傾斜面73(面打ち部分)に激しい摩耗が生じるとと
もに、止め輪70が部品100(被装着部品)に対して
回転することにより、止め輪70の径が広がって脱落す
る可能性が認められた。これは、止め輪70が部品10
0に対して回転する結果、相手部品である部品200の
硬度が高いため、止め輪70に摩耗が生じたものと思わ
れる。
【0006】このような現象を回避するためには、図1
0に示すように、止め輪70が抜け落ちることを防止す
るため、部品200と止め輪70との間に、遠心力によ
り止め輪70が拡大することを防止する拡大防止スペー
サー80を配置させ、更に、この拡大防止スペーサー8
0が外れないようにするため、拡大防止スペーサー固定
用のリング90を部品200に装着する必要があり、部
品点数の増加と構造の複雑化を招くという問題点があっ
た。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、回転運動を行う軸等の部品に装着しても、前記軸及
び軸等に装着される部品に対して回転することなく固定
できる構造の止め輪を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、切欠部を有することによりC型状と
した環状体から構成され、軸の周囲に嵌め込む止め輪で
あって、前記環状体の反切欠部側の内径面に、前記軸側
に設けた溝に嵌合可能な凸部を形成したことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2の発明は、切欠部を有することに
よりC型状とした環状体から構成され、軸の周囲に嵌め
込み前記軸に装着される部品を固定する止め輪であっ
て、前記環状体の反切欠部側の表面又は裏面に、前記部
品側に設けた溝に嵌合可能な凸片を形成したことを特徴
としている。
【0010】請求項3の発明は、切欠部を有することに
よりC型状とした環状体から構成され、筒体の内周に嵌
め込む止め輪であって、前記環状体の反切欠部側の外径
面に、前記筒体側に設けた溝に嵌合可能な凸部を形成し
たことを特徴としている。
【0011】請求項1及び請求項3の止め輪によれば、
止め輪に形成した凸部が軸側や筒体側に設けられた溝に
嵌合することにより、止め輪が軸や筒体と一体となって
回転可能となるので、軸や筒体に対して回転することな
く固定でき、軸や筒体に装着固定される部品との間で魔
耗が生じない。
【0012】請求項2の止め輪によれば、止め輪に形成
した凸片が軸に装着固定された部品側に設けた溝に嵌合
することにより、止め輪が部品及び軸と一体となって回
転可能となるので、軸や部品に対して回転することなく
固定でき、軸や部品との間で魔耗が生じない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による止め輪の実施の形態
の一例について、図面を参照しながら説明する。図1
(a)は止め輪の平面説明図、図1(b)は(a)の止
め輪のA−A′線断面説明図である。止め輪10は、一
定の厚さの平面板に対して打ち抜き加工を施すことによ
り形成され、切欠部12を有することによりC型状とな
る環状体11を本体としている。環状体11の内径側
は、軸が挿入可能な空間より僅かに狭い空間が形成され
ている。したがって、止め輪10を軸に装着しようとす
る場合、止め輪10が縮む方向へ力が作用するようにな
っている。
【0014】環状体11のリング平面は、切欠部12と
対称位置となる部位(反切欠部)から離れるにしたがっ
て幅狭となるように形成されるとともに、切欠部側両端
に幅広部13がそれぞれ形成されている。各幅広部13
には、止め輪10を軸に装着するに際して、環状体11
を開拡させる時に使用するプライヤー(専用の工具)に
対する嵌合孔14がそれぞれ形成されている。
【0015】環状体11の内側には、リング面に対して
15度の傾斜面15を持たせた面打ちが内径に沿って施
されている(ベベル形止め輪)。また、環状体11の反
切欠部の内径面には、環状体11の中心方向に突出する
凸部16が形成されている。この凸部16は、図8で示
されたような、部品100と部品200とが位置ずれし
ないように部品100側に設けられた溝102に嵌合可
能な形状で形成されている。この例の場合、凸部16及
び溝102は円弧形状となっている。
【0016】次に、上述した止め輪10の使用例につい
て、図2を参照しながら説明する。回転運動を行う部品
100の支軸101にリング状の部品200を挿入し、
部品100の段差面103に部品200のリング面を当
接させる。部品100に形成された凹部102に、部品
200に形成された凸部201が嵌合するように配置
し、部品100の回転時において、両者が互いに滑べる
ことなく一体的に回転するようにしている。
【0017】部品100の凹部102の軸方向の長さ
は、部品200の軸方向の長さより長く形成され、凹部
102の端部位置に対応する支軸101に、部品200
を押えて固定させる止め輪10を配置するための環状溝
104が形成されている。環状溝104の外側壁面は、
止め輪10の傾斜面15(面打ち)と同じ傾斜角度が付
けられている(側壁面105が形成されている)。支軸
101に形成された環状溝104に止め輪10を嵌合さ
せる場合において、止め輪10が縮むと止め輪が内側
(部品200)方向へ移動して部品200を押圧し、部
品200を部品100の段差面103に当接させるよう
に作用し、止め輪10により部品100の回転運動に際
して、部品200が部品100から抜けることなく固定
することができる。
【0018】止め輪10は、その内径側に形成された凸
部16が、部品100の凹部102に嵌合するように配
置されているので、止め輪10が部品100の環状溝1
03内で回転運動により滑るようなことがなく、止め輪
10を部品100に対して常に一定の位置に維持させる
ことができる。また、止め輪10に凸部16を設けたこ
とにより、止め輪10が部品100と一体化して回転運
動を行なうので、止め輪10が滑ることがなく、従来例
のように、止め輪10の抜け防止のための拡大防止スペ
ーサー80やスペーサー固定用のリング90を不要とす
ることができる。
【0019】図3は本発明の止め輪の実施の形態の他の
例を示すもので、切欠部12を有することによりC型状
となる環状体11を本体とし、環状体11の反切欠部の
表面側(裏面側)に突出するL字形の凸片21を形成し
て構成されている。この凸片21は、図4に示すよう
に、支軸101の周囲に嵌め込んで装着される部品20
0の側面に設けられた溝部202に嵌合可能なように構
成されている。この止め輪10では、環状体11におい
て傾斜面を設けていない(面打ちが施されていない)形
状としている。この構造の止め輪10によれば、支軸1
01に設けた環状溝104にはめ込むことにより、支軸
101に装着される部品200を支軸101に対して固
定することができる。図3及び図4において、図1及び
図2と同一構成をとる部分については同一符号を付して
いる。
【0020】図5は本発明の止め輪の実施の形態の他の
例を示すもので、筒体の内周に嵌め込むタイプの止め輪
であり、切欠部12を有することによりC型状となる環
状体11を本体とし、環状体11の反切欠部の外径面
に、環状体11の外側方向に突出する凸部31が形成さ
れている。この凸部31は、図6(a)(b)に示すよ
うに、筒体300に設けられた環状溝301の壁面に設
けた溝部302に嵌合可能なように形成されている。こ
の止め輪10によれば、筒体300内に挿入して装着さ
れる部品200を筒体300内に固定することができ
る。図5及び図6において、図1及び図2と同一構成を
とる部分については同一符号を付している。
【0021】
【発明の効果】本発明の止め輪によれば、止め輪に凸部
や凸片を形成し、この凸部や凸片が軸側や筒体側又は軸
に装着固定される部品側に設けられた溝に嵌合すること
により、止め輪が軸や筒体と一体となって回転可能と
し、軸や筒体に装着固定される部品との間で魔耗が生じ
ないようにし、止め輪が回転運動の遠心力により広がる
のを防止して、軸や筒体に装着された部品を確実に固定
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による止め輪の実施形態の一例であり、
(a)は平面説明図、(b)はA−A′線断面説明図で
ある。
【図2】図1の止め輪を支軸へ装着した装着例を示す断
面説明図である。
【図3】本発明による止め輪の実施形態の他の例を示す
平面説明図である。
【図4】図3の止め輪を支軸へ装着した装着例を示す断
面説明図である。
【図5】本発明による止め輪の実施形態の他の例を示す
平面説明図である。
【図6】図5の止め輪を筒体へ装着する場合を説明する
ものであり、(a)は筒体への装着例の断面説明図、
(b)は筒体の環状溝部分における断面説明図である。
【図7】従来例の止め輪を示す平面説明図である。
【図8】支軸を有する部品と、この支軸に装着される部
品との嵌合状態を説明するための分解説明図である。
【図9】ベベル形の止め輪の支軸への装着を説明するも
ので、(a)は止め輪が縮む場合の動作を説明する断面
説明図であり、(b)はその場合における支軸へ装着さ
れる部品への影響を説明する断面説明図である。
【図10】従来例における止め輪,拡大防止スペーサ
ー,リングの装着を説明するもので、(a)はこれらの
平面状態での位置説明図、(b)は支軸へ装着した場合
の断面説明図である。
【符号の説明】
10…止め輪、 11…環状体、 12…切欠部、 1
3…幅広部、14…嵌合孔、 15…傾斜面、 16…
凸部、21…凸片、 31…凸部、100…部品、
101…支軸、 102…溝、 104…環状溝、20
0…部品、 202…溝部、300…筒体、 301…
環状溝、 302…溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切欠部を有することによりC型状とした環
    状体から構成され、軸の周囲に嵌め込む止め輪であっ
    て、 前記環状体の反切欠部側の内径面に、前記軸側に設けた
    溝に嵌合可能な凸部を形成したことを特徴とする止め
    輪。
  2. 【請求項2】切欠部を有することによりC型状とした環
    状体から構成され、軸の周囲に嵌め込み前記軸に装着さ
    れる部品を固定する止め輪であって、 前記環状体の反切欠部側の表面又は裏面に、前記部品側
    に設けた溝に嵌合可能な凸片を形成したことを特徴とす
    る止め輪。
  3. 【請求項3】切欠部を有することによりC型状とした環
    状体から構成され、筒体の内周に嵌め込む止め輪であっ
    て、 前記環状体の反切欠部側の外径面に、前記筒体側に設け
    た溝に嵌合可能な凸部を形成したことを特徴とする止め
    輪。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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