JP2000118449A - クローラ式走行体 - Google Patents

クローラ式走行体

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JP2000118449A JP10295078A JP29507898A JP2000118449A JP 2000118449 A JP2000118449 A JP 2000118449A JP 10295078 A JP10295078 A JP 10295078A JP 29507898 A JP29507898 A JP 29507898A JP 2000118449 A JP2000118449 A JP 2000118449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のクローラ式走行体の下でのサイドフレ
ームの張出および引込作業は作業性が悪く、また、安全
性も良くなかった。 【解決手段】 サイドフレーム21の張出作業は、延長
アクスルビーム29の遊動端をリンク32の中間部にピ
ン40によって回動自在に支持させ、サイドフレーム2
1を張り出してリンク32の遊動端をサイドフレーム2
1の外側にピン39によって固定することによって行わ
れる。また、サイドフレーム21の引込作業は、リンク
32の遊動端のサイドフレーム21の外側への固定、お
よび延長アクスルビーム29の先端とリンク32の中間
部との固定を解き、サイドフレーム21を引き込むこと
によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドフレームを
張り出したり引き込んだりしてクローラ間の距離を変え
ることが出来るクローラ式走行体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクローラ式走行体は、例
えば図5に示すクローラクレーンに用いられている。ク
ローラ式走行体1のロワーフレームには上部旋回体2が
旋回自在に搭載されており、この上部旋回体2の前部に
は図示しないラチスジブが起伏自在に取り付けられる。
クローラ式走行体1は一対のサイドフレーム3a,3b
を備えており、このサイドフレーム3a,3bにはクロ
ーラ4a,4bが取り付けられている。
【0003】このようなクローラ式走行体1におけるク
ローラ4a,4b間の距離L1は、トレーラ輸送時には
同図に示すように縮められているが、クレーン作業時に
は機体の安定を図るために同図(b)に示すように拡げ
られてL2とされる。クローラ4a,4b間の距離を変
えるこの操作は、リトラクトシリンダが伸縮され、サイ
ドフレーム3a,3bが機体の左右に張り出されたり、
機体の中心に引き込まれることによって行われる。サイ
ドフレーム3a,3bの側部にはロワーフレームのアク
スルビームが挿通される貫通口が形成されており、サイ
ドフレーム3a,3bの上記の張り出しおよび引き込み
は、アクスルビームがこの貫通口に案内されて行われ
る。
【0004】クローラ式走行体1を同図(a)に示すト
レーラ輸送姿勢から同図(b)に示す作業姿勢に変える
には、まず、アクスルビームの張り出しを固定するピン
が取り外され、次に、図6(a)に示すように、左右の
サイドフレーム3a,3bのリンク固定ピン6が矢示方
向に取り外される。この際、リンク固定ピン6の抜け止
めである松葉ピン7が外される。リンク固定ピン6は、
サイドフレーム3a,3bに取り付けられた固定リンク
8と、アクスルビーム5に設けられたラグ9とを固定す
るものである。固定リンク8にはストッパ10が設けら
れている。
【0005】リンク固定ピン6が取り外されるとサイド
フレーム3a,3bとアクスルビーム5との間の固定が
解かれる。次に、リトラクトシリンダが伸ばされ、サイ
ドフレーム3a,3bがそれぞれ機体の左右方向に張り
出される。最後に同図(b)に示すようにリンク固定ピ
ン6が矢示方向に取り付けられ、松葉ピン7で抜け止め
が施される。リンク固定ピン6のこの取り付けにより、
サイドフレーム3a,3bとアクスルビーム5とが再度
固定される。
【0006】一方、クローラ式走行体1を図5(b)に
示す作業姿勢から同図(a)に示すトレーラ輸送姿勢に
変えるには、まず、図7(a)に示すように、左右のサ
イドフレーム3a,3bのリンク固定ピン6が矢示方向
に取り外され、サイドフレーム3a,3bとアクスルビ
ーム5との間の固定が解かれる。次に、リトラクトシリ
ンダが縮められ、サイドフレーム3a,3bが機体の中
心に引き込まれる。最後に、同図(b)に示すように、
リンク固定ピン6が矢示方向に取り付けられ、松葉ピン
7で抜け止めが施される。リンク固定ピン6のこの取り
付けにより、サイドフレーム3a,3bとアクスルビー
ム5とが再度固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の固定リンク8や
リンク固定ピン6はサイドフレーム3a,3bの内側、
つまり、上部旋回体2の下部にある。従って、上記従来
のクローラ式走行体1では、リンク固定ピン6の取り付
けおよび取り外しの際に、作業員は上部旋回体2の下部
に入り込む必要がある。このため、上記従来のクローラ
式走行体1の下でのサイドフレーム3a,3bの張出お
よび引込作業は作業性が悪く、また、安全性も良くなか
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、上部旋回体を旋回自
在に支持するロワーフレームと、このロワーフレームの
アクスルビームが挿通される貫通口が側部に形成され
た,クローラが取り付けられる一対のサイドフレームと
を備え、アクスルビームが貫通口に案内されてサイドフ
レームが張り出されたり引き込まれ、各サイドフレーム
間の距離が変えられるクローラ式走行体において、アク
スルビームの先端に一端が回動自在に支持され,他端が
遊動する延長アクスルビームと、貫通口の近傍のサイド
フレームの外側に一端が回動自在に支持され,他端が遊
動するリンクとを備え、サイドフレームの張出時に、延
長アクスルビームの遊動端はリンクの中間部に回動自在
に支持され、リンクは、サイドフレームの張り出しに伴
ってこの中間支持部が貫通口側に引き寄せられてサイド
フレームの外側に沿わされ、遊動端がサイドフレームの
外側に固定されることを特徴とする。
【0009】本構造におけるサイドフレームの張出作業
は、延長アクスルビームの遊動端をリンクの中間部に回
動自在に支持させ、サイドフレームを張り出すことによ
って行われる。リンクは、サイドフレームのこの張り出
しに伴って中間支持部が貫通口側に引き寄せられてサイ
ドフレームの外側に沿わされるため、その遊動端をサイ
ドフレームの外側に固定すると、サイドフレームとアク
スルビームとが固定される。また、サイドフレームの引
込作業は、リンク遊動端のサイドフレーム外側への固
定、および延長アクスルビーム遊動端とリンク中間部と
の固定を解き、サイドフレームを引き込むことによって
行われる。
【0010】このようにサイドフレームの張出および引
込作業は、延長アクスルビームやリンクをサイドフレー
ムの外側で固定することによって行われる。従って、張
出および引込作業時に従来のように危険なサイドフレー
ムの内側に作業員が入り込む労力は不要になる。
【0011】また、本発明は、延長アクスルビームの先
端に設けられた爪と、サイドフレームの張出時にこの爪
に係合して延長アクスルビームの動きを案内する,サイ
ドフレームの外側に設けられたガイドとをさらに備えた
ことを特徴とする。
【0012】本構造では、サイドフレームの張出時に延
長アクスルビームの爪がサイドフレームに設けられたガ
イドに係合し、延長アクスルビームおよびこれに連結さ
れたリンクの動きは、爪およびガイドによって案内され
る。従って、リンクの遊動端および延長アクスルビーム
のサイドフレームに対する固定位置は容易に定まる。
【0013】また、本発明は、サイドフレームの引込後
に、延長アクスルビームおよびリンクが、各支持端を中
心に相互に逆方向に回動してサイドフレームの外側に沿
わされ、各遊動端がサイドフレームの外側に固定される
ことを特徴とする。
【0014】本構造によれば、延長アクスルビームやリ
ンクが使用されない時には、延長アクスルビームやリン
クは、サイドフレームから取り外されることなく、サイ
ドフレームの側部に沿って容易に格納される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるクローラ式走
行体を前述したクローラクレーンに適用した一実施の形
態について説明する。
【0016】図1は本実施形態によるクローラ式走行体
のサイドフレーム21が機体中心C側に引き込まれた状
態の要部一部拡大平面図であり、図2はサイドフレーム
21が機体の左右に張り出した状態の要部一部拡大平面
図である。なお、サイドフレーム21はクローラフレー
ムと呼ばれることもある。
【0017】このサイドフレーム21は機体の左右に一
対設けられており、タンブラ22が取り付けられてい
る。タンブラ22には無限軌道を構成するクローラベル
ト23が噛み合っており、クローラベルト23は減速機
付き油圧モータ24によって回転駆動される。タンブラ
22,クローラベルト23等はクローラを構成してい
る。
【0018】ロワーフレーム25の中心部には、上部旋
回体を旋回自在に支持するための旋回ローラ26が設け
られており、また、ロワーフレーム25の四隅にはアク
スルビーム27が延びている。アクスルビーム27の先
端はサイドフレーム21の側部に開口した貫通口28に
挿通されており、また、アクスルビーム27の先端には
延長アクスルビーム29の一端がピン30によって回動
自在に支持されている。延長アクスルビーム29の遊動
する他端はこの支持端を中心に回動する。アクスルビー
ム27および延長アクスルビーム29はロワーフレーム
25の一部を構成している。
【0019】貫通口28は、サイドフレーム21が後述
するように張り出されたり引き込まれて各サイドフレー
ム21間の距離が変えられる際、挿通されたアクスルビ
ーム27を案内する。また、貫通口28の近傍のサイド
フレーム21の外側にはラグ31が設けられており、リ
ンク32の一端がピン33によってこのラグ31に回動
自在に支持されている。リンク32の遊動する他端も、
この支持端を中心に回動する。
【0020】図3(a)は図2に示す平面図からリンク
32を省いた平面図であり、同図(b)はリンク32を
装着した状態の同図(a)の側面図である。なお、図3
において図1および図2と同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0021】延長アクスルビーム29の先端の下端面に
はピンやボルト等からなる爪34が下方に突出してい
る。また、貫通口28の下方の周縁部のサイドフレーム
21外側には、二股状に先割れした受け側ガイド35が
設けられている。このガイド35は、後述するように、
サイドフレーム21の張出時に爪34に係合して延長ア
クスルビーム29の動きを案内する。
【0022】このような構成をした下部走行体のサイド
フレーム21の張出時には、まず、リトラクトシリンダ
が伸ばされ、延長アクスルビーム29が図4に示す位置
にされる。なお、同図において図1および図2と同一部
分には同一符号を付してその説明は省略する。次に、延
長アクスルビーム29の遊動端がリンク32の中間部に
ピン40によって回動自在に支持され、延長アクスルビ
ーム29の先端とリンク32の中間部とが連結される。
【0023】次に、リトラクトシリンダがさらに伸ばさ
れ、サイドフレーム21が機体中心Cから外側へ向けて
さらに張り出される。この際、リンク32は、サイドフ
レーム21のこの張り出しに伴って中間支持部が貫通口
28側に引き寄せられ、図2に示すようにサイドフレー
ム21の外側に沿わされる。そして、リンク32の遊動
端は、サイドフレーム21の外側に設けられたラグ41
にピン39によって固定される。
【0024】一方、図2に示す張出姿勢から図1に示す
引込姿勢にサイドフレーム21を引き込む時には、ま
ず、リンク32をサイドフレーム21に固定するピン3
9が抜かれた後、リトラクトシリンダが縮められてサイ
ドフレーム21が図4に示す位置まで引き込まれる。次
に、延長アクスルビーム29の先端とリンク32の中間
部とを連結するピン40が抜かれ、リトラクトシリンダ
がさらに縮められてサイドフレーム21が図1に示す位
置まで引き込まれる。
【0025】次に、延長アクスルビーム29およびリン
ク32が、それぞれピン30およびピン33を中心に相
互に逆方向に回動させられ、それぞれサイドフレーム2
1の外側に沿わされる。そして、延長アクスルビーム2
9およびリンク32の各遊動端が、サイドフレーム21
の外側に設けられたラグ36および37にそれぞれピン
38および39によって固定される。
【0026】また、サイドフレーム21をロワーフレー
ム25から取り外す時には、まず、ピンやボルトからな
る爪34が延長アクスルビーム29の先端から取り外さ
れる。爪34が取り外されると、爪34とガイド35と
が係合しなくなるため、貫通口28からアクスルビーム
27を抜く際、サイドフレーム21は延長アクスルビー
ム29から拘束されなくなる。サイドフレーム21はこ
の状態でロワーフレーム25に対して脱着される。
【0027】すなわち、本実施形態によるクローラ式走
行体におけるサイドフレーム21の張出作業は、延長ア
クスルビーム29の遊動端をリンク32の中間部に回動
自在に支持させ、サイドフレーム21を張り出してリン
ク32の遊動端をサイドフレーム21の外側に固定する
ことによって行われる。また、サイドフレーム21の引
込作業は、リンク32の遊動端のサイドフレーム21の
外側への固定、および延長アクスルビーム29の先端と
リンク32の中間部との固定を解き、サイドフレーム2
1を引き込むことによって行われる。さらに、サイドフ
レーム21の脱着は爪34を取り外すことによって行わ
れる。
【0028】このようにサイドフレーム21の張出およ
び引込作業は、延長アクスルビーム29やリンク32を
サイドフレーム21の外側で固定することによって行わ
れる。また、サイドフレーム21の脱着作業もサイドフ
レーム21の外側で行われる。従って、張出および引込
作業時並びに脱着作業時に従来のように危険なサイドフ
レームの内側に作業員が入り込む労力は不要になる。こ
のため、サイドフレーム21の張出および引込作業並び
に脱着作業の作業性は向上し、しかも、作業の安全性は
向上する。
【0029】また、本実施形態では、延長アクスルビー
ム29の先端に爪34、サイドフレーム21の外側にガ
イド35が設けられているため、サイドフレーム21の
張出時に爪34がガイド35に係合し、延長アクスルビ
ーム29およびこれにピン40で連結されたリンク32
の動きは、爪34およびガイド35によって案内され
る。従って、サイドフレーム21の張り出しが完了した
際には、リンク32の遊動端に開口したピン穴32a
(図4参照)と、ラグ41のピン穴41a(図4参照)
とが一致し、ピン39の挿入作業は容易に行える。
【0030】つまり、リンク32の遊動端および延長ア
クスルビーム29のサイドフレーム21に対する固定位
置が容易に定まる。この結果、サイドフレーム21のロ
ワーフレーム25に対する位置決めが容易に行え、サイ
ドフレーム張出作業の作業性は向上する。
【0031】また、サイドフレーム21が機体中心C側
に引き込まれた後、延長アクスルビーム29やリンク3
2が使用されない時には、これら延長アクスルビーム2
9やリンク32は、サイドフレーム21から取り外され
ることなく、サイドフレーム21の側部に沿って機体外
側に張り出すことなく容易に格納される。このため、延
長アクスルビーム29やリンク32の使用および格納は
容易に行え、作業性が向上する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、延
長アクスルビームやリンクをサイドフレームの外側で固
定することによってサイドフレームの張出および引込作
業が行われる。従って、張出および引込作業時に従来の
ように危険なサイドフレームの内側に作業員が入り込む
労力は不要になり、作業性および安全性が向上する。
【0033】また、延長アクスルビームの先端に爪、サ
イドフレームの外側にガイドを設けることにより、サイ
ドフレームの張出時に爪がガイドに係合し、延長アクス
ルビームおよびこれに連結されたリンクの動きは、爪お
よびガイドによって案内される。従って、リンクの遊動
端および延長アクスルビームのサイドフレームに対する
固定位置は容易に定まり、サイドフレームのロワーフレ
ームに対する位置決めが容易に行え、サイドフレーム張
出作業の作業性は向上する。
【0034】また、延長アクスルビームやリンクが使用
されない時に、延長アクスルビームやリンクをサイドフ
レームから取り外すことなく、サイドフレームの側部に
沿って格納する構造にすると、延長アクスルビームやリ
ンクの使用および格納は容易に行え、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるクローラ式走行体の
サイドフレーム引込時の要部一部拡大平面図である。
【図2】本実施形態によるクローラ式走行体のサイドフ
レーム張出時の要部一部拡大平面図である。
【図3】(a)は図2に示すクローラ式走行体からリン
クを省いた要部一部拡大平面図、(b)はリンクを装着
した(a)の側面図である。
【図4】本実施形態によるクローラ式走行体の姿勢が変
化する途中の要部一部拡大平面図である。
【図5】(a)は一般的なクローラクレーンにおけるク
ローラ式走行体のサイドフレーム引込時の斜視図、
(b)はサイドフレーム張出時の斜視図である。
【図6】(a)は従来のクローラ式走行体におけるサイ
ドフレーム張出作業の第1段階を示す斜視図、(b)は
サイドフレーム張出作業の第2段階を示す斜視図であ
る。
【図7】(a)は従来のクローラ式走行体におけるサイ
ドフレーム引込作業の第1段階を示す斜視図、(b)は
サイドフレーム引込作業の第2段階を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
21…サイドフレーム 25…ロワーフレーム 27…アクスルビーム 28…貫通口 29…延長アクスルビーム 30,33,38,39,40…ピン 31,36,37,41…ラグ 32…リンク 32a,41a…ピン穴 34…爪 35…ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体を旋回自在に支持するロワー
    フレームと、このロワーフレームのアクスルビームが挿
    通される貫通口が側部に形成された,クローラが取り付
    けられる一対のサイドフレームとを備え、前記アクスル
    ビームが前記貫通口に案内されて前記サイドフレームが
    張り出されたり引き込まれ、前記各サイドフレーム間の
    距離が変えられるクローラ式走行体において、 前記アクスルビームの先端に一端が回動自在に支持さ
    れ,他端が遊動する延長アクスルビームと、前記貫通口
    の近傍の前記サイドフレームの外側に一端が回動自在に
    支持され,他端が遊動するリンクとを備え、 前記サイドフレームの張出時に、前記延長アクスルビー
    ムの遊動端は前記リンクの中間部に回動自在に支持さ
    れ、前記リンクは、前記サイドフレームの張り出しに伴
    ってこの中間支持部が前記貫通口側に引き寄せられて前
    記サイドフレームの外側に沿わされ、遊動端が前記サイ
    ドフレームの外側に固定されることを特徴とするクロー
    ラ式走行体。
  2. 【請求項2】 前記延長アクスルビームの先端に設けら
    れた爪と、前記サイドフレームの張出時にこの爪に係合
    して前記延長アクスルビームの動きを案内する,前記サ
    イドフレームの外側に設けられたガイドとを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のクローラ式走行体。
  3. 【請求項3】 前記爪は前記延長アクスルビームに取り
    外し自在に取り付けられていることを特徴とする請求項
    2に記載のクローラ式走行体。
  4. 【請求項4】 前記サイドフレームの引込後に、前記延
    長アクスルビームおよび前記リンクは、各支持端を中心
    に相互に逆方向に回動して前記サイドフレームの外側に
    沿わされ、各遊動端が前記サイドフレームの外側に固定
    されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か1項に記載のクローラ式走行体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148626A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Kobelco Cranes Co Ltd クローラ式建設機械のカーボディ構造
CN103273973A (zh) * 2013-06-08 2013-09-04 徐工集团工程机械股份有限公司 一种车架结构
JP2014129079A (ja) * 2012-11-27 2014-07-10 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd クローラ付き作業機械

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