JPH0316913Y2 - - Google Patents

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JPH0316913Y2
JPH0316913Y2 JP1984148258U JP14825884U JPH0316913Y2 JP H0316913 Y2 JPH0316913 Y2 JP H0316913Y2 JP 1984148258 U JP1984148258 U JP 1984148258U JP 14825884 U JP14825884 U JP 14825884U JP H0316913 Y2 JPH0316913 Y2 JP H0316913Y2
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JP
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holding member
fixing device
cylinder
boom
fixed
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JP1984148258U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ブームシリンダによつて作動する作
業装置を備えた作業車両に関し、特に、この種の
作業車両を移動させる際に、ブームを固定するた
めに使用されるブームシリンダ用固定装置を、不
使用時に収納しておくための構造に関する。
従来の技術 作業車両の中には、油圧シリンダ機構によつて
作動される作業装置を備えたものがある。この種
作業車両においては、作業終了後に次の目的地へ
移動する際に、安全対策上比較的重量のある作業
装置、中でも、中間部分のアームやその先端側の
バケツト等を支持しているブームを固定する必要
がある。このような場合には、例えば、出願人が
先に出願したように、ブームを作動させるブーム
シリンダに、そのシリンダロツドを被嵌するよう
にやや長尺のブームシリンダ用固定装置を装着
し、シリンダ本体とブームとの間に介在させて固
定するようにするものがある(実願昭59−55123
号参照)。そして、不使用時、即ち、作業装置を
働かせるときには、従来では、工具箱や運転席付
近に一時的に収納していた。また、実開昭57−
11017号公報には、固定装置を車体より突設した
一対のピンへ嵌合して収納するようにしたものが
記載されている。
考案が解決しようとする課題 従来の収納方法では、一時的に収納するもので
は、作業時の振動などに対して不確実であるとい
う欠点があり、また、車体のピンへ嵌合して収納
するものでは、やはりピン上で固定装置が振動し
て騒音を発生し、また、着脱の際にピンからの抜
け止め用のロツクを逐時係脱しなければならず、
しかも固定装置が収納状態で回らないようにする
ためにはピンを少なくとも2本用いることが必要
で、挿入の際にはこの2本のピンと穴を位置決め
しなければならず、操作が非常に面倒であるとい
う問題があつた。
課題を解決するための手段 本考案は、上記のような課題を解決するため、
ブームシリンダ15のロツド26へ被嵌すべく円
柱状の中空部21を残して互いに対向し、かつ、
その一側縁側を互いに開閉自在に枢着した一対の
固定部材22と、これら固定部材22を常時閉方
向に付勢するスプリング25からなる固定装置2
0と、車体より突設した一対のステツプ支持フレ
ーム29間に渡して固定された保持部材30とか
らなり、前記固定部材22間の中空部21をこの
保持部材30へ被嵌して収納し、更に、保持部材
30にはその収納した固定部材22の回り止め用
突起31を設けてあることを特徴とする。
実施例 第2図は、作業車両として例示したホイール式
バツクホー1の全体側面図を示している。図にお
いて、2は、下部走行体3を構成する下部架台を
示し、この下部架台2下部側の走行サイドフレー
ム4には、前輪5及び後輪6が、それぞれ取り付
けられている。7は、同じく走行サイドフレーム
4の中央部に設けられたステツプである。8は、
下部走行体3のリヤ側に配備されたブレードを示
す。一方、9は前記下部架台2上部に水平回動自
在に搭載された上部旋回体であり、フロント側に
は作業装置10が装着されている。11は、この
作業装置10を構成するブームであり、旋回フレ
ーム12前端側に枢着されている。13は、ブー
ム11先端側に枢着されたアーム、そして14
は、アーム13の更に先端側に枢着されたバケツ
トである。これらブーム11、アーム13及びバ
ケツト14は、それぞれブームシリンダ15、ア
ームシリンダ16及びバケツトシリンダ17で構
成される油圧シリンダ機構によつて作動されるこ
とになる。なお、18は、上部旋回体9に設けら
れたキヤビンを示しており、第3図に示されるよ
うに該上部旋回体9の一方の隅に偏つて配置され
ており、その真下にあたる部分に前記ステツプ7
のステツプ板19が配置されている。
しかして、第4図に示す20は、本考案に係る
ブームシリンダ用固定装置(以下、「シリンダ固
定装置」と略称する。)である。このシリンダ固
定装置20は、円柱状の中空部21を残して相対
向している2枚の固定板22,22が、その一側
縁22a,22a側に上下方向に配置された支点
ピン23に、ヒンジ片24,24…を介して開閉
自在に枢着されるとともに、これら固定板22,
22間に介在されたコイルスプリング25によつ
て常時閉方向に附勢された構造となつている。そ
して、使用時、即ち、ブーム11を固定するとき
には、前記コイルスプリング25に抗して固定板
22,22を拡開し、第5図に示されるように、
ブームシリンダ15のシリンダロツド26を包み
込むように被嵌して装着し、シリンダ本体27と
前記ブーム11との間に介在させることによつて
該ブーム11を固定するのである。なお、第4図
に示す28,28は、双方の固定板22,22に
取り付けられた操作用把手である。
さて、このようなシリンダ固定装置20は、前
記作業装置10を働かせて作業する際に、ブーム
シリンダ15から取り外して収納しておく必要が
ある。以下、そのための収納構造を詳細に説明す
る。
第1図において、29,29は、前記走行サイ
ドフレーム4の側方に突設した左右一対の支持フ
レームであり、第6図に示されるように、先端に
行くに従つて小幅となつた板状の部材が、該走行
サイドフレーム4から水平方向に延びている。こ
れら支持フレーム29,29の先端部には、前記
ステツプ板19が渡され、これらによつてステツ
プ7が形成されている。
しかして、30は、前記支持フレーム29,2
9の上記ステツプ板19よりも走行サイドフレー
ム4側において、これら支持フレーム29,29
間に渡された筒状の保持部材であり、本考案にお
けるシリンダ固定装置20の保持部として機能す
るものである。即ち、ブームシリンダ15から取
り外した前記シリンダ固定装置20を、双方の固
定板22,22の一側縁22a,22a側の支点
ピン23を軸として他側縁22b,22b側を拡
開させ、上記保持部材30を包み込むようにして
被嵌して該保持部材30に装着するのである。な
お、第6図に示す31は、保持部材30から鉛直
下方に向けて突設された回り止め用突起であり、
前記シリンダ固定装置20の固定板22,22の
他側縁22b,22bの間隙に位置するように設
けられている。
本考案によれば、一対の固定部材間の中空部を
保持部材へ被嵌した状態で固定装置を収納すると
ともに、この状態では、保持部材の突起によつて
保持部材の回転を防止するとともに、スプリング
の力によつて常に固定部材を保持部材へ押し付け
ているので、車体の振動などに対する保持が確実
となり、固定装置自身が振動して騒音を発すると
いう不都合がなく、また、固定部材を持つて開く
だけで取り外しまたは取り付けできるので、着脱
が容易となる効果がある。更に、保持部材はステ
ツプのフレーム間に渡して固定しているので、こ
の保持部材がそのフレームの補強となつて、ステ
ツプの支持強度が増すという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す要部平面図、
第2図は作業車両として例示したバツクホーの全
体側面図、第3図はその一部平面図、第4図はシ
リンダ固定装置の全体側面図、第5図は、そのシ
リンダ固定装置をブームシリンダに装着した状態
を示す作業装置の側面図、第6図は第1図のA−
A線断面図である。 7……ステツプ、10……作業装置、15……
ブームシリンダ、20……シリンダ固定装置、2
1……中空部、22……固定板、25……スプリ
ング、26……シリンダロツド、29……支持フ
レーム、30……保持部材、31……回り止め用
突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブームシリンダ15のロツド26へ被嵌すべく
    円柱状の中空部21を残して互いに対向し、か
    つ、その一側縁側を互いに開閉自在に枢着した一
    対の固定部材22と、これら固定部材22を常時
    閉方向に付勢するスプリング25からなる固定装
    置20と、車体より突設した一対のステツプ支持
    フレーム29間に渡して固定された保持部材30
    とからなり、前記固定部材22間の中空部21を
    この保持部材30へ被嵌して収納し、更に、保持
    部材30にはその収納した固定部材22の回り止
    め用突起31を設けてあることを特徴とするブー
    ムシリンダ用固定装置の収納構造。
JP1984148258U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0316913Y2 (ja)

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JP1984148258U JPH0316913Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP1984148258U JPH0316913Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6162959U JPS6162959U (ja) 1986-04-28
JPH0316913Y2 true JPH0316913Y2 (ja) 1991-04-10

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ID=30706475

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038783Y2 (ja) * 1980-12-23 1985-11-19 株式会社小松製作所 作業機の落下防止装置

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JPS6162959U (ja) 1986-04-28

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