JP2000118308A - 自動車の荷物室用カバ―装置 - Google Patents
自動車の荷物室用カバ―装置Info
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- JP2000118308A JP2000118308A JP11320053A JP32005399A JP2000118308A JP 2000118308 A JP2000118308 A JP 2000118308A JP 11320053 A JP11320053 A JP 11320053A JP 32005399 A JP32005399 A JP 32005399A JP 2000118308 A JP2000118308 A JP 2000118308A
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- B60R5/04—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
- B60R5/044—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
- B60R5/045—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves collapsible or transformable
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷物室へかさがった物品を荷積みするため容
易に取扱い可能な自動車の荷物用カバー装置を提供す
る。 【構成】 自動車の荷物室11用カバー装置は、荷物置
き場を形成するため背もたれ24の後ろに続いてほぼ車
体板縁42の高さに設けられる少なくとも1つの固有剛
性のあるカバー素子12を持ち、このカバー素子12
が、ほぼ水平で荷物室床に対してほぼ平行な覆い位置
で、荷物室11を客室から隔離し、揺動軸線17,18
の周りに覆い位置から荷おろし位置へ上方へ揺動可能で
ある。本発明により、ものにおいて、揺動軸線17,1
8がほぼ車両縦方向に延び、カバー素子12が対応する
車両外側16の方へ揺動可能である。
易に取扱い可能な自動車の荷物用カバー装置を提供す
る。 【構成】 自動車の荷物室11用カバー装置は、荷物置
き場を形成するため背もたれ24の後ろに続いてほぼ車
体板縁42の高さに設けられる少なくとも1つの固有剛
性のあるカバー素子12を持ち、このカバー素子12
が、ほぼ水平で荷物室床に対してほぼ平行な覆い位置
で、荷物室11を客室から隔離し、揺動軸線17,18
の周りに覆い位置から荷おろし位置へ上方へ揺動可能で
ある。本発明により、ものにおいて、揺動軸線17,1
8がほぼ車両縦方向に延び、カバー素子12が対応する
車両外側16の方へ揺動可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の自動車特にステーションワゴンの荷物室用カ
バー装置に関する。
念に記載の自動車特にステーションワゴンの荷物室用カ
バー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】請求項1の上位概念による自動車の荷物
室用のこのようなカバー装置は、欧州特許出願公開第0
066514号明細書から公知であり、自動車の荷物室
用の折畳み可能な荷物置き板に関している。この荷物置
き板は、ほぼ水平な覆い位置で、荷物室を客室から隔離
し、2つの互いに枢着されるカバー部分を含み、これら
のカバー部分は蝶番を形成する薄い可撓部分により互い
に一体に結合されている。それにより少なくとも1つの
カバー素子は、覆い位置から、ほぼ車両縦方向に延びか
つ蝶番により形成される揺動軸線の周りに、上方へ荷お
ろし位置へ揺動可能である。カバー素子の揺動は、カバ
ー素子を後部扉に結合する結合部材を使用して行われ、
それにより上方への後部扉の開放の際、カバー素子も覆
い位置から上方へ荷積み兼荷おろし位置へ揺動される。
室用のこのようなカバー装置は、欧州特許出願公開第0
066514号明細書から公知であり、自動車の荷物室
用の折畳み可能な荷物置き板に関している。この荷物置
き板は、ほぼ水平な覆い位置で、荷物室を客室から隔離
し、2つの互いに枢着されるカバー部分を含み、これら
のカバー部分は蝶番を形成する薄い可撓部分により互い
に一体に結合されている。それにより少なくとも1つの
カバー素子は、覆い位置から、ほぼ車両縦方向に延びか
つ蝶番により形成される揺動軸線の周りに、上方へ荷お
ろし位置へ揺動可能である。カバー素子の揺動は、カバ
ー素子を後部扉に結合する結合部材を使用して行われ、
それにより上方への後部扉の開放の際、カバー素子も覆
い位置から上方へ荷積み兼荷おろし位置へ揺動される。
【0003】しかしこの荷物置き板のカバー部分は、荷
物室の上方に設けられ、特に大きい物品を荷物室へ積込
むのが殆ど不可能なように揺動可能である。
物室の上方に設けられ、特に大きい物品を荷物室へ積込
むのが殆ど不可能なように揺動可能である。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2921
813号明細書は、最初にあげた種類の別の荷物室カバ
ー装置を示すが、自動車の荷物室の折畳み被覆に関する
ものである。この折畳み被覆は互いに関節結合される2
つのカバー板を含み、これららのカバー板は、ほぼ水平
な覆い位置で、荷物室を客室から隔離している。両方の
カバー板のうち後部カバー板は揺動可能である。同様に
上方へ揺動可能な後部扉には結合部材が設けられ、後部
扉を開く際この結合部材により後部カバー板が荷おろし
位置へ上方へもたらされる。ここに示されているカバー
板でも、大きくかさばった物品を荷物室へ積込むこと
は、比較的複雑である。
813号明細書は、最初にあげた種類の別の荷物室カバ
ー装置を示すが、自動車の荷物室の折畳み被覆に関する
ものである。この折畳み被覆は互いに関節結合される2
つのカバー板を含み、これららのカバー板は、ほぼ水平
な覆い位置で、荷物室を客室から隔離している。両方の
カバー板のうち後部カバー板は揺動可能である。同様に
上方へ揺動可能な後部扉には結合部材が設けられ、後部
扉を開く際この結合部材により後部カバー板が荷おろし
位置へ上方へもたらされる。ここに示されているカバー
板でも、大きくかさばった物品を荷物室へ積込むこと
は、比較的複雑である。
【0005】米国特許出願公開第5209543号明細
書から更に小形貨物自動車の屋根を開く装置が公知であ
り、この自動車の荷物室は荷台の範囲で箱構造体により
包囲されている。箱構造体の屋根は大体において2つの
扉状カバー部分により形成され、これらのカバー部分
は、車両の中央を車両縦方向に延びる分離継ぎ目により
互いに分割され、それぞれの揺動軸線は外側で車両縦方
向に延びている。荷台へかさばった物品を荷積みするた
め、両方のカバー部分は前記の装置により開放位置へ揺
動可能である。
書から更に小形貨物自動車の屋根を開く装置が公知であ
り、この自動車の荷物室は荷台の範囲で箱構造体により
包囲されている。箱構造体の屋根は大体において2つの
扉状カバー部分により形成され、これらのカバー部分
は、車両の中央を車両縦方向に延びる分離継ぎ目により
互いに分割され、それぞれの揺動軸線は外側で車両縦方
向に延びている。荷台へかさばった物品を荷積みするた
め、両方のカバー部分は前記の装置により開放位置へ揺
動可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、荷物
室へかさばった物品を荷積みするため容易に取扱い可能
な、請求項1の上位概念に示した種類の自動車の荷物室
用カバー装置を提供することである。
室へかさばった物品を荷積みするため容易に取扱い可能
な、請求項1の上位概念に示した種類の自動車の荷物室
用カバー装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1の特徴を持つ自動車の荷物室用カバー装
置によって解決される。
れば、請求項1の特徴を持つ自動車の荷物室用カバー装
置によって解決される。
【0008】本発明による荷物室用カバー装置では、カ
バー素子を覆い位置から荷積み兼荷おろし位置へ上方へ
揺動させるための揺動軸線は、ほぼ車両縦方向に延びて
いるので、走行方向に沿って揺動可能なカバー素子は、
大きさ設定に応じて車両天井の範囲又はC支柱又はD支
柱の範囲で、最大に可能で従って最も急勾配の揺動位置
をとるまで、上方へ荷積み兼荷おろし位置へ揺動可能で
ある。
バー素子を覆い位置から荷積み兼荷おろし位置へ上方へ
揺動させるための揺動軸線は、ほぼ車両縦方向に延びて
いるので、走行方向に沿って揺動可能なカバー素子は、
大きさ設定に応じて車両天井の範囲又はC支柱又はD支
柱の範囲で、最大に可能で従って最も急勾配の揺動位置
をとるまで、上方へ荷積み兼荷おろし位置へ揺動可能で
ある。
【0009】それにより荷積み又は荷おろしの際、カバ
ー素子の揺動軸線とは反対の側で、荷物室の範囲が利用
可能であり、この範囲の高さは車両天井まで達し、その
幅は後部荷積み縁と荷物室に面する後部背もたれの側と
の間に延びている。この非常に大きい空間で、かさばっ
た物品を特に車両縦方向に有利に積込むか又は取出すこ
とができ、その際荷物室に面する後部背もたれの側で
も、車両の全高さが利用可能である。
ー素子の揺動軸線とは反対の側で、荷物室の範囲が利用
可能であり、この範囲の高さは車両天井まで達し、その
幅は後部荷積み縁と荷物室に面する後部背もたれの側と
の間に延びている。この非常に大きい空間で、かさばっ
た物品を特に車両縦方向に有利に積込むか又は取出すこ
とができ、その際荷物室に面する後部背もたれの側で
も、車両の全高さが利用可能である。
【0010】本発明の有効な発展を含む自動車の荷物室
用カバー装置の有利な実施形態は、従属請求項に記載さ
れている。
用カバー装置の有利な実施形態は、従属請求項に記載さ
れている。
【0011】本発明の別の構成において、揺動軸線が車
両外側の近くに延び、それにより揺動軸線とは反対の側
に、かさばった物品を荷物室へ積込むための特に広い範
囲が生じると、特に有利なことがわかった。
両外側の近くに延び、それにより揺動軸線とは反対の側
に、かさばった物品を荷物室へ積込むための特に広い範
囲が生じると、特に有利なことがわかった。
【0012】2つのカバー部分から成るカバー素子は特
別な利点を与える。カバー部分の両方の揺動軸線は、横
に並んでなるべく平行に設けられているようにすること
ができる。カバー素子を分割することによって2つのカ
バー部分が生じ、これらのカバー部分は特に急勾配の荷
積み兼荷おろし位置へもたらされることができ、それに
より輸送物品のため大きい荷積み空間を提供する。
別な利点を与える。カバー部分の両方の揺動軸線は、横
に並んでなるべく平行に設けられているようにすること
ができる。カバー素子を分割することによって2つのカ
バー部分が生じ、これらのカバー部分は特に急勾配の荷
積み兼荷おろし位置へもたらされることができ、それに
より輸送物品のため大きい荷積み空間を提供する。
【0013】2つのカバー部分を設けると、両方の揺動
軸線がそれぞれ車両外側の近くに延び、それによりカバ
ー部分がC支柱及び場合によってはD支柱の所まで揺動
可能であり、再び輸送物品のため大きい荷積み空間を提
供すると、更に有利なことがわかった。
軸線がそれぞれ車両外側の近くに延び、それによりカバ
ー部分がC支柱及び場合によってはD支柱の所まで揺動
可能であり、再び輸送物品のため大きい荷積み空間を提
供すると、更に有利なことがわかった。
【0014】取外し可能な蝶番を持つカバー素子又はカ
バー部分がカバー装置区域に設けられていると、必要な
場合一方又は両方のカバー部分を取外すことができる。
バー部分がカバー装置区域に設けられていると、必要な
場合一方又は両方のカバー部分を取外すことができる。
【0015】更にカバー素子及びカバー部分の揺動は、
特に簡単に製造されて後部扉に結合される保守なしの結
合部材を使用して行うことができるか、又は本発明の別
の構成において、特に快適なやり方でカバー部分を例え
ば別々に揺動させることができるばね素子を使用して行
うことができる。
特に簡単に製造されて後部扉に結合される保守なしの結
合部材を使用して行うことができるか、又は本発明の別
の構成において、特に快適なやり方でカバー部分を例え
ば別々に揺動させることができるばね素子を使用して行
うことができる。
【0016】本発明の別の構成では、車両から取出され
る両方のカバー部分が殻状に構成され、携帯可能なトラ
ンクとなるように組合わせ可能であり、それによりカバ
ー部分の付加的な使用可能性が生じる。
る両方のカバー部分が殻状に構成され、携帯可能なトラ
ンクとなるように組合わせ可能であり、それによりカバ
ー部分の付加的な使用可能性が生じる。
【0017】最後に、車両に設けるためカバー部分に設
けられる蝶番部分が同時にトランクの蝶番を形成し、従
ってカバー部分が特に速やかで簡単なやり方で複数の使
用可能性のために利用可能であると、有利なことがわか
った。
けられる蝶番部分が同時にトランクの蝶番を形成し、従
ってカバー部分が特に速やかで簡単なやり方で複数の使
用可能性のために利用可能であると、有利なことがわか
った。
【0018】本発明の別の利点、特徴及び詳細は、図面
に基く好ましい実施例の以下の説明から明らかになる。
に基く好ましい実施例の以下の説明から明らかになる。
【0019】
【実施例】図1は開かれた後部扉10を持つ自動車を斜
視図で示し、この自動車の荷物室11は、固有剛性のあ
るカバー素子12として構成されるカバー装置を持って
いる。カバー素子12は2つのカバー部分13,14を
含み、これらのカバー部分13,14は、矢印15で示
すように、荷積み兼荷おろし位置で上方へ車両の後部横
窓及びC支柱及びD支柱の方へ揺動可能に設けられてい
る。
視図で示し、この自動車の荷物室11は、固有剛性のあ
るカバー素子12として構成されるカバー装置を持って
いる。カバー素子12は2つのカバー部分13,14を
含み、これらのカバー部分13,14は、矢印15で示
すように、荷積み兼荷おろし位置で上方へ車両の後部横
窓及びC支柱及びD支柱の方へ揺動可能に設けられてい
る。
【0020】図2は一部の斜視図で図1によるカバー素
子12を示し、このカバー素子12のカバー部分は、そ
れぞれ対応する車両外側16の範囲でほぼ車両縦方向に
水平に延びる揺動軸線17,18の周りに、上方へ荷積
み兼荷おろし位置へ揺動されている。この揺動運動を可
能にするため、カバー部分13,14は、取外し可能な
蝶番19により、車両外側の範囲で車体20に取付けら
れる固定カバー装置区域20,21に揺動可能に設けら
れている。カバー部分13,14はここでは殻状に構成
され、プラスチツク材料から製造されている。しかしカ
バー部分13,14を複合材料又は金属特に軽金属から
製造することも考えらえる。両方のカバー部分13,1
4の上側には、後部扉10に結合される結合部材32,
33が設けられ、後部扉を開く際この結合部材32,3
3によりカバー部分13,14が荷積み兼おろし位置へ
上方へ揺動される。
子12を示し、このカバー素子12のカバー部分は、そ
れぞれ対応する車両外側16の範囲でほぼ車両縦方向に
水平に延びる揺動軸線17,18の周りに、上方へ荷積
み兼荷おろし位置へ揺動されている。この揺動運動を可
能にするため、カバー部分13,14は、取外し可能な
蝶番19により、車両外側の範囲で車体20に取付けら
れる固定カバー装置区域20,21に揺動可能に設けら
れている。カバー部分13,14はここでは殻状に構成
され、プラスチツク材料から製造されている。しかしカ
バー部分13,14を複合材料又は金属特に軽金属から
製造することも考えらえる。両方のカバー部分13,1
4の上側には、後部扉10に結合される結合部材32,
33が設けられ、後部扉を開く際この結合部材32,3
3によりカバー部分13,14が荷積み兼おろし位置へ
上方へ揺動される。
【0021】後部背もたれ24の荷物室11に面する側
には載置桟片25が取付けられて、両方の揺動軸線1
7,18の間で車両横方向にほぼ水平に延びている。こ
の載置桟片25上に、破線で示すほぼ水平な下の覆い位
置にある両方のカバー部分13,14の前端区域26,
27が、載置桟片25の全長に沿って載っている。更に
図示しない第2の桟片を、荷物室11に面する後部扉1
0の側に取付けることができ、この桟片は桟片25と共
通な水平面上に車両横方向に延び、従って両方のカバー
部分13,14の後端区域28,29のために別の載置
可能性を与える。
には載置桟片25が取付けられて、両方の揺動軸線1
7,18の間で車両横方向にほぼ水平に延びている。こ
の載置桟片25上に、破線で示すほぼ水平な下の覆い位
置にある両方のカバー部分13,14の前端区域26,
27が、載置桟片25の全長に沿って載っている。更に
図示しない第2の桟片を、荷物室11に面する後部扉1
0の側に取付けることができ、この桟片は桟片25と共
通な水平面上に車両横方向に延び、従って両方のカバー
部分13,14の後端区域28,29のために別の載置
可能性を与える。
【0022】カバー部分13,14は、カバー区域2
0,21及び載置桟片25又は後部扉にある図示しない
桟片にその輪郭に合わされているので、荷物室11を客
室30からほぼ完全に隔離する。客室30を荷物室11
から防塵又は防音して隔離するため、カバー部分13,
14と桟片25又はカバー装置区域20,21との間に
密封片を設けることができる。
0,21及び載置桟片25又は後部扉にある図示しない
桟片にその輪郭に合わされているので、荷物室11を客
室30からほぼ完全に隔離する。客室30を荷物室11
から防塵又は防音して隔離するため、カバー部分13,
14と桟片25又はカバー装置区域20,21との間に
密封片を設けることができる。
【0023】車両縦方向に車両のほぼ中央で延びる分離
継ぎ目31に沿って、破線で示す水平な覆い位置にある
両方のカバー部分13,14が互いに分離され、かつ互
いに合わされている。この分離継ぎ目に沿って、防塵及
び防音のため両方のカバー部分13,14の間にも密封
片を設けることができる。
継ぎ目31に沿って、破線で示す水平な覆い位置にある
両方のカバー部分13,14が互いに分離され、かつ互
いに合わされている。この分離継ぎ目に沿って、防塵及
び防音のため両方のカバー部分13,14の間にも密封
片を設けることができる。
【0024】図3には、別の斜視図で、覆い位置にある
図1のカバー素子21が示され、カバー部分13,14
及びカバー装置区域20,21が車体板縁42の高さに
延びるほぼ水平な面を形成している。しかしカバー部分
13,14及びカバー装置区域20,21が荷物室10
より上で車両の縦方向又は横方向に傾斜して延びること
も考えられる。
図1のカバー素子21が示され、カバー部分13,14
及びカバー装置区域20,21が車体板縁42の高さに
延びるほぼ水平な面を形成している。しかしカバー部分
13,14及びカバー装置区域20,21が荷物室10
より上で車両の縦方向又は横方向に傾斜して延びること
も考えられる。
【0025】図4は、図1によるカバー素子12を持つ
車両の側面を斜視図で示し、両方の殻状カバー部分1
3,14は、取外し可能な蝶番19の所で車両から外さ
れ、トランク34となるように組合わされている。カバ
ー部分13,14はその互いに向き合う突合せ面40,
41で互いに合わされ、携帯可能で同一面をなして閉じ
るトランク34が生じる。取外し可能な蝶番19は、図
2に示すように2つの部分から構成されているので、第
1の蝶番部分19.1を持つカバー部分13,14は、
対応する第2の蝶番部分19.2でカバー装置区域2
1,22に揺動可能に支持されて、車両内で覆い位置か
ら荷積み兼荷おろし位置への揺動運動を可能にする。更
に蝶番部分19.1は、一緒にトランク34の蝶番19
を形成するように構成され、かつカバー部分13,14
に設けられている。蝶番19から遠い方の側35,36
で、カバー部分13,14は取っ手穴37,38をあけ
られ、カバー部分13,14を組合わせる際、これらの
取っ手穴37,38がトランク34の取っ手39を形成
する。
車両の側面を斜視図で示し、両方の殻状カバー部分1
3,14は、取外し可能な蝶番19の所で車両から外さ
れ、トランク34となるように組合わされている。カバ
ー部分13,14はその互いに向き合う突合せ面40,
41で互いに合わされ、携帯可能で同一面をなして閉じ
るトランク34が生じる。取外し可能な蝶番19は、図
2に示すように2つの部分から構成されているので、第
1の蝶番部分19.1を持つカバー部分13,14は、
対応する第2の蝶番部分19.2でカバー装置区域2
1,22に揺動可能に支持されて、車両内で覆い位置か
ら荷積み兼荷おろし位置への揺動運動を可能にする。更
に蝶番部分19.1は、一緒にトランク34の蝶番19
を形成するように構成され、かつカバー部分13,14
に設けられている。蝶番19から遠い方の側35,36
で、カバー部分13,14は取っ手穴37,38をあけ
られ、カバー部分13,14を組合わせる際、これらの
取っ手穴37,38がトランク34の取っ手39を形成
する。
【0026】カバー部分が平らな輪郭を持つことができ
ることも、本発明の範囲に一緒に含まれるものとみなさ
れる。
ることも、本発明の範囲に一緒に含まれるものとみなさ
れる。
【0027】カバー部分13,14は、結合部材32,
33の代わりに、なるべく揺動軸線17,18の範囲に
設けられるばね装置により、荷積み兼荷おろし位置へ上
方へ揺動されるようにすることもできる。
33の代わりに、なるべく揺動軸線17,18の範囲に
設けられるばね装置により、荷積み兼荷おろし位置へ上
方へ揺動されるようにすることもできる。
【図1】本発明の好ましい実施形態により荷積み兼荷お
ろし位置にあるカバー装置を持つ自動車の荷物室の後か
ら見た斜視図である。
ろし位置にあるカバー装置を持つ自動車の荷物室の後か
ら見た斜視図である。
【図2】図1によるカバー装置の上から見た斜視図であ
る。
る。
【図3】閉じられた後部窓及び覆い位置にある図1のカ
バー装置を持つ車両の後から見た斜視図である。
バー装置を持つ車両の後から見た斜視図である。
【図4】図1によるカバー装置を持つ車両及び車両から
外されてトランクとなるように組合される2つのカバー
部分の横から見た斜視図である。
外されてトランクとなるように組合される2つのカバー
部分の横から見た斜視図である。
11 荷物室 12 カバー素子 16 車両外側 17,18 揺動軸線 24 背もたれ 30 客室 42 車体板縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フエルデイナンド・グライネル ドイツ連邦共和国ヴイルドベルク・ゲヒン ゲル・シユトラーセ9/1 (72)発明者 ハンス−ギユント・メレル ドイツ連邦共和国アイドリンゲン・ノイ エ・シユトラーセ41
Claims (10)
- 【請求項1】 自動車の荷物室(11)用カバー装置で
あって、荷物置き場を形成するため背もたれ(24)の
後ろに続いてほぼ車体板縁(42)の高さに設けられる
少なくとも1つの固有剛性のあるカバー素子(12)を
持ち、このカバー素子(12)が、ほぼ水平で荷物室床
に対してほぼ平行な覆い位置で、荷物室(11)を客室
から隔離し、揺動軸線(17,18)の周りに覆い位置
から荷おろし位置へ上方へ揺動可能であるものにおい
て、揺動軸線(17,18)がほぼ車両縦方向に延び、
カバー素子(12)が対応する車両外側(16)の方へ
揺動可能であることを特徴とする、自動車の荷物室用カ
バー装置。 - 【請求項2】 揺動軸線(17,18)が車両外側(1
6)の近くに延びていることを特徴とする、請求項1に
記載のカバー装置。 - 【請求項3】 カバー素子(12)が、分離継ぎ目(3
1)に沿って互いに分離されるカバー部分(13,1
4)を含み、各カバー部分(13,14)に、ほぼ車両
縦方向に延びる揺動軸線(17,18)が付属している
ことを特徴とする、請求項1に記載のカバー装置。 - 【請求項4】 分離継ぎ目(31)がほぼ車両の中央で
ほぼ車両縦方向に延びていることを特徴とする、請求項
3に記載のカバー装置。 - 【請求項5】 両方の揺動軸線(17,18)が、対応
する車両外側(16)の近くに延びていることを特徴と
する、請求項3に記載のカバー装置。 - 【請求項6】 カバー部分(13,14)が、取外し可
能な蝶番(19)により、揺動軸線(17,18)の周
りに揺動可能であることを特徴とする、請求項3に記載
のカバー装置。 - 【請求項7】 カバー部分(13,14)がそれぞれ結
合部材(32,33)により後部扉(10)に結合さ
れ、後部扉(10)を開く際荷おろし位置へ上方へ揺動
可能であることを特徴とする、請求項3に記載のカバー
装置。 - 【請求項8】 カバー部分(13,14)が、ばね装置
による荷積み兼荷おろし位置へ上方へ揺動可能であるこ
とを特徴とする、請求項3に記載のカバー装置。 - 【請求項9】 カバー部分(13,14)が殻状に構成
され、携帯可能なトランク(34)となるように組合わ
せ可能であるように互いに合わされていることを特徴と
する、請求項3に記載のカバー装置。 - 【請求項10】 カバー部分(13,14)に付属する
蝶番部分(19,1)が、トランク(34)の蝶番を形
成するように、構成されかつカバー部分(13,14)
に設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の
カバー装置。
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