JP2000117129A - 籾摺・選別装置の制御機構 - Google Patents

籾摺・選別装置の制御機構

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JP2000117129A
JP2000117129A JP11328725A JP32872599A JP2000117129A JP 2000117129 A JP2000117129 A JP 2000117129A JP 11328725 A JP11328725 A JP 11328725A JP 32872599 A JP32872599 A JP 32872599A JP 2000117129 A JP2000117129 A JP 2000117129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 籾摺・選別装置において、電源スイッチの
「入」「切」の後に、過剰負荷の状態で駆動モーターを
運転することがないようにする。 【解決手段】 籾摺・選別装置において、電源スイッチ
SW1において電源が「入」か「切」かを判断し、
「切」の場合には制御回路や、各ソレノイドバルブやセ
ンサーを全て作動させず、操作電源が「入」の場合に
は、駆動モーターM1〜M15のいずれかのサーマルリ
レーが作動していないかをチェックし、サーマルリレー
が作動し過負荷状態を示した場合には、ぞれぞれの駆動
モーターを個別に停止し、警報を発して制御をスタート
に戻し、サーマルリレーが作動していない場合には、非
常停止スイッチ17がONしているかをチェックして、
該非常停止スイッチ17がONされている場合には、全
ての駆動モーターを全て停止すべく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥後の籾を籾摺
りして選別する、籾摺・選別装置における原料のロール
への供給量制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多数の農家から集めた乾燥後
の大量の籾を、籾摺・選別する装置は公知となってい
る。これら従来の籾摺・選別装置は、選別機からの排出
を循環にしたときや、選別機タンクのシャッターの開閉
に応じて、ロールタンクから脱桴ロールへ供給する供給
量を自動的に制御する機構がなく、全て手動操作により
行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、籾摺・選別
プラント施設において、電源スイッチの「入」「切」の
後に、駆動モーターの異常をサーマルリレーで検出する
ことができるようにし、過剰負荷の状態で駆動モーター
を運転することがないようにしたものである。また、非
常停止スイッチのON−OFFをいったんチェックする
ことにより、異常運転の発生を阻止するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような点
に鑑み、次の如く構成したものである。ロールタンク1
と籾摺風選機4と選別機タンク2と選別機6と粒選別機
30と製品タンク24とを順番に配置し、該ロールタン
ク1から籾摺風選機4と選別機用昇降機5を介して選別
機タンク2へ穀粒を投入し、該選別機タンク2下部に設
けた選別機6にて選別を行い、各装置の間を搬送装置で
連結し、各タンク毎にセンサーを配置し、各装置毎に駆
動モーターを設け、供給する籾の量を制御しながら籾摺
・選別を行う籾摺・選別装置において、電源スイッチS
W1において電源が「入」か「切」かを判断し、「切」
の場合には制御回路や、各ソレノイドバルブやセンサー
を全て作動させず、操作電源が「入」の場合には、駆動
モーターM1〜M15のいずれかのサーマルリレーが作
動していないかをチェックし、サーマルリレーが作動し
過負荷状態を示した場合には、ぞれぞれの駆動モーター
M1〜M15を個別に停止し、警報を発して制御をスタ
ートに戻し、サーマルリレーが作動していない場合に
は、非常停止スイッチ17がONしているかをチェック
して、該非常停止スイッチ17がONされている場合に
は、全ての駆動モーターM1〜M15を全て停止すべく
構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の目的・手段は以上の如く
であり、添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
図1において、籾摺・選別装置の全体構成と、穀粒の流
れを説明する。乾燥機により乾燥した後の籾がプールタ
ンク8に貯留されており、該プールタンク8は多数の併
設したタンクから構成されている。該プールタンク8の
下部に、プールタンク取出コンベア10への投下量を調
節する供給量調節弁11が配設され、プールタンク取出
コンベア10は駆動モーターM15により駆動されてい
る。
【0006】前記籾は、プールタンク取出コンベア10
から、プールタンク取出昇降機12により揚穀されて、
調節タンク9とロールタンク1とに分岐供給されてい
る。調節タンク9に供給された場合には、排出された後
に原料タンク32から原料昇降機13、更に原料昇降機
切換弁SV2を経て、一方は異種取出タンク19のある
「取出」方向に、他方はロールタンク1に供給される方
向である「循環」方向に切り換えられる。
【0007】前記異種取出タンク19と原料昇降機切換
弁SV2が設けられた理由は、前の所有者の籾のロット
が処理を終了する場合に、全ての籾を玄米にして、最終
工程まで流すのが理想であるが、処理量が少なくなるた
めに、籾摺風選機4により処理できなかったり、揺動選
別機により玄米側に選別することができなかったりし
て、どうしても一定の量が、原料昇降機13→原料昇降
機切換弁SV2→ロールタンク1→籾摺風選機4→選別
機用昇降機5→選別機6→原料昇降機13と循環を続け
る状態で残るのである。これらの循環物は、いつまでた
っても処理が終了しないので、これを原料昇降機切換弁
SV2を「取出」に切り換えて、異種取出タンク19内
に取り出す為に設けられているのである。
【0008】調節タンク9の上部には、調節タンク上限
センサーLVS41が配置され、異種取出タンク19に
は、異種取出タンク上限センサーLVS31が配置さ
れ、原料タンク32には、原料タンクシャッターSV1
が配置されている。ロールタンク1には、プールタンク
取出昇降機12よりプールタンク8から直接に供給され
る場合と、原料昇降機13により調節タンク9を介して
籾が供給される場合の二通りがある。この切換は後述す
る端子台ショートピースTにより行われる。
【0009】そして、ロールタンク1内にはロールタン
ク上限センサーLVS1とロールタンク下限センサーL
VS2が配置されている。該ロールタンク下限センサー
LVS2よりレベルが低くなると原料タンクシャッター
SV1が開放され、またはプールタンク取出コンベア1
0の駆動モーターM15が駆動される。また、ロールタ
ンク上限センサーLVS1以上のレベルになると、原料
タンクシャッターSV1が閉鎖され、またはプールタン
ク取出コンベア10の駆動モーターM15が停止され
る。
【0010】ロールタンク1の下部に、ロールタンクシ
ャッターSV3が配置されており、さらにその下に供給
量モーターM0−1により駆動される供給調節弁3が配
置されている。また、供給調節弁3に上下に、供給調節
弁3の回動上限である供給量少端センサーLS1と、供
給量多端センサーLS2が配置されている。また、ゴム
ロール7,7の一方にゴムロール圧着バルブSV4が配
置されている。ゴムロール7,7は籾摺風選機4内に配
置されており、他の部分に風選装置が配置されている。
該風選装置に選別風を送風する送風機14が配置され、
駆動モーターM1により駆動されている。
【0011】また、籾摺風選機4により脱桴された混合
米は、選別機用昇降機5により揚穀されて、選別機タン
ク2に投入される。該選別機タンク2内には選別タンク
上限センサーLVS3と選別タンク下限センサーLVS
4が配置されている。また選別機タンク2の下部には選
別機タンクシャッターSV5が配置されている。選別機
タンク2からの混合米が選別機6に供給される。選別機
6は駆動モーターM13により駆動され、駆動モーター
M0−3により板面角を傾斜制御されている。該傾斜板
面角を選別板上端センサーLS上、選別板標準LS標、
選別板下端LS下により検出している。また、玄米と混
合米と籾の位置を仕切る仕切板を駆動モーターM0−2
により駆動し、該仕切板の位置を仕切板右端センサーL
S右、仕切板左端センサーLS左により検出している。
【0012】選別機6により選別された後の混合米は、
振動コンベア17により選別機用昇降機5に搬送され、
また籾は振動コンベア18により原料昇降機13に還流
されている。該振動コンベア17,18は、駆動モータ
ーM10により駆動されている。また、選別機6の側部
には選別機排出切換弁SV11が配置されており、選別
機6の駆動初期や終期において、玄米部分に混合米が混
入する場合には、粒選別機用昇降機15に搬送せずに選
別機用昇降機5に戻すように構成している。
【0013】そして、正規の選別状態となった場合に
は、玄米を粒選別機用昇降機15により石抜機31に送
る。該石抜機31には石排出弁SV21が配置されてい
る。該石抜機31により石を抜かれた玄米は粒選別機3
0に投入される。該粒選別機30は駆動モーターM4に
より駆動されている。そして、該粒選別機30より選別
された未熟粒は二種類に選別し、未熟粒取出装置のモー
ターM3−1,M3−2,M3−3にて駆動される昇降
機により未熟粒取出タンク21,23に貯留する。該未
熟粒取出タンク21,23には未熟粒取出タンク上限セ
ンサーLVS21,LVS21がそれぞれ配設されてい
る。
【0014】粒選別機30により選別された精粒は、駆
動モーターM2により駆動される製品昇降機16により
揚穀されて製品タンク24に投入される。製品タンク2
4は1基のみの場合と、製品タンク25,26の2基の
場合と、製品タンク24,25,26と3基の場合と使
い分けられる。それぞれの場合に、製品昇降機切換バル
ブSV7,SV8により切り換えられる。
【0015】次に、図2において、籾摺・選別装置の制
御パネルPについて説明する。該制御パネルPには、籾
摺・選別装置の制御機構の装置全体図が穀粒の流れる順
に示されており、それぞれの駆動モーター(M1〜M1
3)に対応してモーターが駆動されると点灯するパイロ
ットランプ(71〜84)が配され、また、切換バルブ
(SV1〜SV6)とシャッター3、センサー(LVS
1〜LVS4)の存在する部分にはパイロットランプ
(91〜100,111〜114)がそれぞれ配置され
ている。スイッチSW31は制御パネルPの内側に設け
られている。但し、スイッチSW27、ランプ77,8
2,100,115,116は異種選別を行う場合に使
用される。
【0016】また、操作スイッチ(SW11〜SW1
7,SW22〜SW28)に対応してパイロットランプ
(51〜61)が設けられ、下端に単独運転の場合の為
に、各駆動モーター毎のスイッチが併置され、スイッチ
SW33はモーターM1、スイッチSW45はモーター
M13、スイッチSW46はモーターM14及びモータ
ーM15の駆動・停止を可能としている。
【0017】次に、図3より図13のフローチャートに
より、籾摺・選別装置における制御の流れを説明する。
図3において(図2では異種選別を表示しているが、本
フローチャートでは説明せず)、まず操作電源が「入」
か「切」かを判断し(S1)、「切」の場合には、制御
回路や各ソレノイドバルブ(SV)やセンサー(LV
S)は全て作動しない(S2)。操作電源が「入」の場
合には、操作電源ランプ52を点灯して(S3)、起動
警報ボタンSW13の入/切を判断し(S4)、「入」
であれば、ブザーを鳴らし(S5)、「切」であれば、
ブザーをOFFとして各タイマの設定値を読み込む(S
6)。
【0018】そして、各タンクに設けたセンサーの部分
に穀粒が詰まっていないかどうかを、タイマーにより設
定した時間ずつチェックし(S7)、該センサーの部分
に穀粒が存在する場合には、対応する制御パネルのパイ
ロットランプ(58,59,62及び111〜114)
を点灯あるいは点滅し、そのタイマーはストップクリア
され(S8)、無い場合には、ランプを消灯して各タイ
マーをスタートする(S9)。
【0019】次に、制御パネルP上の供給量調節スイッ
チSW25が、自動側か手動側かを判断し(S10)、
「手動」の場合には、供給量調節モーターM0−1を手
動設定値に合わせて正逆転し、設定値通りの供給調節弁
3の位置に調節する(S11)。供給量調節スイッチS
W25が「自動」の場合には、ランプ97,98を消灯
して(S12)、選別機タンク2のシャッターSV5が
出口シャッタースイッチSW26により「開」「閉」の
どちらに操作されているかチェックし(S13)、
「閉」の場合には選別機タンクシャッターSV5を停
電、ランプ99を消灯(S14)し、「開」の場合には
シャッターSV5を通電、ランプ99を点灯(S15)
状態とする。
【0020】次に、3個の製品タンク24,25,26
の取り出しをタンク選定スイッチSW28により選択し
(S16)、これに従ってタンク選定スイッチSW28
が製品タンク24を選択した場合、製品昇降機切換バル
ブSV7を引込み側に通電し、製品昇降機バルブSV8
も引込み側に通電し(S17)、製品タンク24に案内
する。次に、タンク選定スイッチSW28が、製品タン
ク25を選択した場合には、製品昇降機切換バルブSV
7を引込み側に通電し、製品昇降機バルブSV8を押出
し側に通電する(S18)。製品タンク26を選択した
場合には、製品昇降機切換バルブSV7を押出し側に通
電する(S19)。
【0021】そして、操作切換弁スイッチSW12が
「手動」であるかをチェックし(S20)、「自動」で
あればへ進み、「手動」であればランプ54を点灯し
て(S21)、次に原料昇降機切換弁SV2を操作する
原料昇降機切換スイッチSW23が「循環」「取出」
「自動」かをチェックする(S22)。そして、「循
環」の場合にはランプ93を点灯して原料昇降機切換弁
SV2を通電せずに籾をロールタンク1に送る方向に原
料昇降機切換弁SV2を開放して、イマーSV1Tをス
トップしクリアする(S23)。「取出」の場合にはラ
ンプ94を点灯して原料昇降機13の原料タンクシャッ
ターSV1を閉鎖し、タイマーSV1Tが一定時間後に
原料昇降機切換弁SV2に通電して取出側に切り換え
て、タイマーSV1Tをストップしクリアする(S2
4)。そして、原料昇降機切換スイッチSW23が「自
動」の場合にはランプ92を点灯して、次のステップに
進む。
【0022】次に、原料昇降機切換スイッチSW22
が、「開」「閉」のどちらかをチェックし(S26)、
「閉」の場合には、原料タンクシャッターSV1を閉鎖
し(S27)、「開」の場合には、原料タンクシャッタ
ーSV1のタイマーSV1Tが作動中がどうかをチェッ
クし(S28)、タイマーSV1Tが作動していない場
合には、原料タンクシャッターSV1に通電して開ける
(S29)。
【0023】次に、ロールタンクシャッターSV3を操
作するロールタンクシャッタースイッチSW24が
「開」「閉」のどちらに作用されているかをチェックし
(S30)、「開」の場合にロールタンクシャッターS
V3に通電して開き、同時にゴムロール圧着バルブSV
4に通電し(S31)、ゴムロール7,7間を閉鎖して
タイマーSV3Tをストップしクリアする。また、
「閉」の場合には、ロールタンクシャッターSV3を非
励磁して閉鎖し、タイマーSV3Tの一定時間経過後に
ゴムロール圧着バルブSV4への通電を停止し(S3
2)、ゴムロール7,7の間隔を開いて、タイマーSV
3Tをストップしクリアする。
【0024】次に、図4において、駆動モーターM1〜
M15のいずれかのサーマルリレーが作動していないか
をチェックし(S33)、過負荷状態を示した場合には
ぞれぞれのモーターを停止し、ランプ61,71〜84
を消灯して、警報を発して制御のスタートに戻す(S3
4)。サーマルリレーが作動していない場合には、非常
停止スイッチ17がONしているかをチェックして(S
35)、非常停止スイッチ17がONされていると、駆
動モーターM1〜M15を停止し、ランプ61〜81,
84を消灯し、その他のタイマーをストップクリアし、
ソレノイドSV1〜SV4の通電を停止する(S3
6)。そして、警報停止スイッチSW16が押されてい
るかどうかをチェックし(S37)、OFFであれば
(S38)、ブザーを鳴動しランプ57を点滅させ(S
36)、これを繰り返し、ONであれば、ブザーを止め
てランプ57を消灯する(S39)。
【0025】次に、モータースイッチSW32が「単
独」か「連動」かをチェックし(S40)、「単独」の
場合には、各駆動モーターのスイッチSW33〜SW4
6が全停止かどうかをチェックし(S41)、全停止の
場合にのみ、「単独」に切換可能に構成しており、各ス
イッチSW33〜SW46により単独運転停止を行ない
(S42)、制御はスタートに戻る。また、原料タンク
32が「単独」の場合には、「連動」作業には入らない
ので、籾摺・選別作業が開始しない。
【0026】「連動」の場合には、図5に示すように操
作切換弁スイッチSW12が「遠隔」「手動」「自動」
のどれかをチェックし(S43)、「手動」の場合に
は、後述する「手動運転」のルーチンにて制御し、「遠
隔」の場合には、ランプ55を点灯して(S44)、別
に設けた電源スイッチSW1が「入」となっているかど
うかをチェックし(S45)、「切」であれば後述する
「自動停止」のルーチンに進み、また、操作切換弁スイ
ッチSW12が「自動」で起動スイッチSW14がOF
F(S46)、停止スイッチSW15がON(S47)
の場合も、「自動停止」のルーチンに進む。そして、停
止スイッチSW15がOFFの場合はスタートに戻る。
【0027】前記操作切換弁スイッチSW12が「遠
隔」で電源スイッチSW1が「入」の場合、及び操作切
換弁スイッチSW12が「自動」で、起動スイッチSW
14がONの場合は、出口シャッタースイッチSW26
が「開」か「閉」かをチェックし(S48)、閉じてい
ればランプ99を点滅(S49)させてスタートに戻
り、開いていれば原料昇降機切換スイッチSW23が
「取出」側に切り換えられているかをチェックし(S5
0)、「取出」側であればランプ94を点滅(S51)
させてスタートに戻る。「取出」側でなければ、起動ス
イッチSW14に内蔵されているランプを点灯して、送
風機14の駆動モーターM1が運転中であるかどうかを
チェックし(S53)、駆動モーターM1が運転されて
いない場合には、警報ブザーによる断続音を警鳴し(S
54)、5秒経過しない場合(S55)はスタートに戻
り、経過すればブザーを停止し駆動モーターM1を駆動
し、ランプ71を点灯する(S56)。そして、送風機
14の駆動モーターM1の駆動後、順次2秒後ごとに、
製品昇降機16の駆動モーターM2、粒選別機用昇降機
15の駆動モーターM3を駆動する(S57)。
【0028】次に、図6のフローチャートにおいて、粒
選別機30の駆動モーターM4が「正転」かどうかをチ
ェックする(S58)。「正転」でない場合には「逆
転」であるかどうかをチェックする(S59)。どちら
でも無い場合には駆動モーターM4は停止中である。駆
動モーターM4が停止中の場合には、「正転」時間設定
タイマーM4T1で設定した時間が経過しているかどう
かをチェックし(S60)、「正転」時間を経過してい
る場合には(S66)に至り、選別機6の駆動モーター
M13を停止する。「正転」時間を経過していない場合
には、駆動モーターM4が停止した後に2秒経過したか
どうかをチェックし(S61)、2秒経過している場合
には、粒選別機30の駆動モーターM4の正転を開始
し、ランプ74を点灯する(S60)。
【0029】次に、逆転間隔スイッチSW18がONか
OFFかをチェックし(S63)、逆転間隔スイッチS
W18がONの場合には、「正転」時間タイマーM4T
1をスタートし(S64)、「正転」の場合には(S5
8)、「正転」時間タイマーM4T1で設定した「正
転」時間経過したかどうかをチェックし(S65)、
「正転」時間タイマーM4T1で設定した時間経過後に
選別機6の駆動モーターM13を停止し、「正転」時間
タイマーM4T1をストップクリアし、タイマーM13
T1をスタートする(S66)。
【0030】そして、該タイマーM13T1で設定した
時間を経過後に(S67)、粒選別機30の駆動モータ
ーM4を停止し、ランプ74を消灯し、タイマーM13
T1をストップクリアする(S68)。駆動モーターM
4の停止後、更に2秒後経過した時点で(S69)、駆
動モーターM4を「逆転」させ、84を点灯し、「逆
転」時間を設定したタイマーM4T2をスタートする
(S70)。タイマーM4T2で設定した「逆転」時間
が経過した後に(S71)、粒選別機30の駆動モータ
ーM4を停止し、ランプ84を消灯し、タイマーM4T
2をストップクリアする(S72)。
【0031】「正転」から「逆転」に切り換える場合に
は、粒選別機30の内部の詰まり取りの為であるから、
選別機6を停止するが、「逆転」から「正転」に切り換
える場合には、正規の選別を開始するのであるから、選
別機6を停止する操作はしないのである。該「逆転」の
為の間隔を設定するのは、逆転間隔選択スイッチSW1
8であり、該逆転間隔選択スイッチSW18が0の場合
には、「逆転」は行われないのである。「正転」時間は
約3時間、「逆転」時間を約3分間の如く設定される。
【0032】次に、図7において、粒選別機30の駆動
モーターM4の起動開始後に2秒経過すると、石抜機3
1の駆動モーターM5と、粒選別機用昇降機の駆動モー
ターM6と、選別機用昇降機5の駆動モーターM8と、
原料昇降機13の駆動モーターM9と、振動コンベア1
7,18の駆動モーターM10と、籾摺風選機4の駆動
モーターM1を、それぞれ2秒間隔をおいて順に駆動開
始する(S73)。次に、各タンク内のセンサーにより
穀粒を検知し(S74)、あることを検出した場合に
は、ブザーにより警報を出す(S75)。
【0033】次に、粒選別機30の駆動モーターM4
が、「正転」中であるかどうかをチェックして(S7
6)、「正転」により粒選別作用を正常に行っている場
合であって、「正転」時間タイマーM4T1を経過した
かどうかをチェックし(S77)、「正転」時間タイマ
ーM4T1が経過していない場合には、選別機タンク2
に選別タンク下限センサーLVS4まで穀粒が充填され
ているかどうかをチェックし(S78)、選別タンク下
限センサーLVS4のタイマーLVS4Tの間だけこれ
を確認し(S79)、無い場合には、選別機6の駆動モ
ーターM13を停止し(S80)、選別タンク下限セン
サーLVS4以上に穀粒が入っている場合は、選別機6
の駆動モーターM13を駆動する(S81)。また、
「正転」時間タイマーM4T1が経過している場合に
は、次に粒選別機30の逆転を行うのであるから、選別
機6の駆動モーターM13を停止する(S80)。
【0034】次に、図8において、(S80)における
選別機6の原料昇降機13が運転中において、プールタ
ンク取出昇降機12の駆動モーターM14が運転中であ
るかどうかをチェックし(S82)、運転中であれば、
駆動モーターM14の起動後2秒経過しているかどうか
をチェックする(S85)。また、駆動モーターM14
が駆動されていない場合には、駆動モーターM13の起
動後に2秒経過しているかどうかをチェックし(S8
3)、2秒経過していれば、駆動モーターM14を駆動
する(S84)。
【0035】また、(S80)において、駆動モーター
M13を停止した後に、駆動モーターM14が運転中で
あるかどうかをチェックし(S86)、運転中でなけれ
ば駆動モーターM14を駆動し(S84)、次に駆動モ
ーターM14の起動後に2秒経過したかどうかをチエッ
クする(S85)。駆動モーターM13,M14の起動
後2秒経過していないとスタートに戻る。プールタンク
取出昇降機12の駆動モーターM14が駆動後2秒経過
後において、調節タンク9を通過するかしないかを切り
換えるスイッチ機構である、端子台ショートピースTが
挿入されているかどうかをチェックする(S86)。端
子台ショートピースTが挿入されている場合には、プー
ルタンク8からプールタンク取出昇降機12を介して揚
穀された籾は、ロールタンク1に供給される。
【0036】このロールタンク1内のロールタンク上限
センサーLVS1のON−OFFをチェックし(S8
7)、ロールタンク上限センサーLVS1がONの場合
には、プールタンク取出コンベア10の駆動モーターM
15を停止し、原料タンクシャッターSV1を閉める
(S88)。また、ロールタンク上限センサーLVS1
がOFFの場合には、プールタンク取出コンベア10の
駆動モーターM15を駆動し(S89)、原料タンクシ
ャッターSV1のタイマーSV1Tが作動中であるかど
うかをチェックし(S90)、該タイマーSV1Tが作
動中でなければ、原料タンクシャッターSV1に通電し
て開く(S91)。
【0037】次に、端子台ショートピースTが挿入され
ていない場合には、調節タンク9の調節タンク上限セン
サーLVS41のON−OFFをチェックし(S9
2)、該調節タンク上限センサーLVS41がONの場
合には、プールタンク取出コンベア10の駆動モーター
M15を停止し(S93)、調節タンク上限センサーL
VS41がOFFの場合には、調節タンク上限センサー
LVS41の確認タイマーLVS41Tの時間が経過し
ているかをチェックし(S94)、次に確認タイマーL
VS41Tをストップクリアし、プールタンク取出コン
ベア10の粒選別機用昇降機15を運転する(S9
5)。
【0038】次に、ロールタンク1のロールタンク上限
センサーLVS1のON−OFFをチェックし(S9
6)、該ロールタンク上限センサーLVS1がONの場
合には、原料タンクシャッターSV1を閉めるべく非励
磁し(S97)、またロールタンク上限センサーLVS
1がOFFの場合には、確認タイマーLVST1が経過
したかどうかをチェックし(S98)、同タイマーをス
トップクリアし(S99)、原料タンクシャッターSV
1のタイマーSV1Tが作動中であるかどうかをチェッ
クし(S90)、該タイマーが作動中でなれば、原料タ
ンクシャッターSV1を作動する(S91)。該スイッ
チ機構を構成する端子台ショートピースTは、別に設け
たスイッチ切換部材であり、調節タンク9を通過させる
システムとするか、調節タンク9を通過しないシステム
とするかを切り換えるものである。そして端子台ショー
トピースTは簡単に挿入位置を変えるだけで、2つのシ
ステムの切換を可能としている。
【0039】次に、籾摺風選機4の内部に、送風機14
よりの吸引選別風が、内部の詰まりや籾殻が搬送パイプ
内に詰まった場合において作動する風感知弁LS3が設
けられており、該風感知弁LS3のON−OFFをチェ
ックし(S100)、ONの場合には、該ONの状態が
連続して3秒経過しているかどうかをチェックし(S1
01)、3秒以上経過した場合には、ブザー警報を発す
る(S102)。また、風感知弁LS3がOFFの場合
には、ロールタンク下限センサーLVS2がOFFで、
選別タンク上限センサーLVS3のONをチェックし
(S102)、ロールタンク下限センサーLVS2がO
FFで選別タンク上限センサーLVS3がONの場合に
は、ロールタンクシャッターSV3を非励磁状態、ゴム
ロール圧着バルブSV3を非励磁状態(S104)とし
ている。ロールタンク下限センサーLVS2がON、選
別タンク上限センサーLVS3がOFFの場合には、ロ
ールタンクシャッターSV3とゴムロール圧着バルブS
V4を通電する(S105)。
【0040】以上により、選別風力が低下した場合に
は、ブザー警報を出し、選別風力の低下が一定時間以上
続いた場合には、ロールタンク1の下方のロールタンク
シャッターSV3を閉鎖し、次にゴムロール圧着バルブ
SV4によりゴムロール7,7を開放すべく構成してい
る。また、風感知弁LS3が正常の場合には、ロールタ
ンクシャッターSV3を開放し、ゴムロール圧着バルブ
SV4によりゴムロール7,7を閉じるのである。
【0041】次に、図9において、ロール供給量スイッ
チSW31が自動かどうかチェックし(S106)、自
動であれば、供給量調節スイッチSW25の「手動」と
「自動」をチェックし(S107)、「手動」の場合は
ランプ96を消灯して(S108)へ進み、「自動」
の場合にはランプ96を点灯して(S109)、選別機
6の駆動モーターM13が運転中であるかどうかチェッ
クし(S110)、「停止」であれば、該駆動モーター
M13の運転タイマーM13T2をストップクリア(S
111)してに進み、運転中であれば、運転タイマー
M13T2及び供給量調節モーターM0−1の運転タイ
マーM0T1をスタートし(S112)、選別タンク下
限センサーLVS4のON−OFFをチェックする(S
113)。
【0042】該選別タンク下限センサーLVS4がOF
Fの場合には、供給量多端センサーLS2のON−OF
Fをチェックし(S114)、該供給量多端センサーL
S2がONの場合には供給量調節モーターM0を停止し
てランプ97を点滅させ(S115)、OFFの場合に
は前記運転タイマーのM13T2及び運転タイマーM0
T1を経過したかチェックし(S116)、経過してい
れば供給量調節モーターM0−1を左回転し、ランプ9
8を点灯して供給量調節モーターM0の運転時間を設定
したタイマーM0T3をスタートする(S117)。そ
して、タイマーM0T3を経過すれば(S118)、供
給量調節モーターM0−1を停止し、ランプ97を消灯
し、タイマーM0T3,M0T1をストップクリアする
(S119)。
【0043】次に、選別タンク下限センサーLVS4が
ONで(S113)、選別タンク上限センサーLVS3
がONの場合には(S120)、供給量少端センサーL
S1のON−OFFをチェックし(S121)、ONの
場合には供給量調節モーターM0−1を停止してランプ
97を点滅させ(S122)、OFFの場合には運転タ
イマーM13T2及びタイマーM0T1を経過したかを
チェックし(S123)、更に、選別機排出切換弁SV
11の循環信号のON−OFFをチェックし(S12
4)、OFFの「排出」であれば、出口シャッタースイ
ッチSW26が「開」であるかをチェックし(S12
5)、「開」であれば供給量調節モーターM0−1を右
回転し、ランプ97を点灯して供給量調節モーターM0
の運転時間を設定したタイマーM0T3をスタートする
(S126)。
【0044】そして、タイマーM0T3を経過すれば
(S127)、供給量調節モーターM0−1を停止し、
ランプ97を消灯し、タイマーM0T3,M0T1をス
トップクリアする(S128)。即ち、ロールタンク1
からの供給制御は、「手動」の場合には「増」と「減」
があるので、まず「自動」かどうかをチェックし、「自
動」であれば選別機6を駆動する駆動モーターM13が
運転開始後一定時間経過しているかどうかをチェック
し、次に供給調節弁3を調節する供給量調節モーターM
0−1をスタートし、選別タンク下限センサーLVS4
がOFFの場合は、選別機タンク2内の貯留量が少ない
ので、供給量多端センサーLS2がONとなる所まで供
給調節弁3を左回転すべく供給量調節モーターM0−1
を駆動する。
【0045】また、選別タンク上限センサーLVS3が
ONで、減側リミットセンサーLS1がOFFであれ
ば、供給量を減少させることができるのであるが、選別
機6の排出を循環させている場合や選別機タンク2の排
出シャッターが閉じている場合(SW26が閉)には、
減少させても選別機タンク2に溜まるばかりであるから
溢れることになるので、供給量を減方向に制御すること
なく供給自体を停止させることとしているのである。そ
して、選別機6からは排出でき、選別機タンク2の排出
シャッターが開いている場合には選別機タンク2内の貯
留量が多いのであるから、供給量少端センサーLS1が
ONするまで供給調節弁3を右回転すべく供給量調節モ
ーターM0−1を駆動するのである。
【0046】次に、異種取出タンク19へ排出する場合
のルーチンは、図10に示すように、原料昇降機切換弁
SV2を操作する原料昇降機切換スイッチSW23が
「循環」か「取出」かをチェックし(S129)、「循
環」側の場合には、タイマーSV1Tをストップクリア
し(S130)、原料昇降機切換弁SV2を「循環」側
に切り換え、ランプ94を消灯しランプ93を点灯させ
る(S131)。「取出」の場合には、異種取出タンク
上限センサーLVS31をチェックして(S132)、
該異種取出タンク上限センサーLVS31がOFFの場
合は、異種取出タンク19は充填されていないので、ま
ずは原料タンク32の原料タンクシャッターSV1を閉
鎖して原料シャッター用ランプ91を消灯し(S13
3)、一定時間後に原料昇降機切換弁SV2を「取出」
側へ切り換え(S134)、ランプ94を点灯し93を
消灯させる。
【0047】また、異種取出タンク19の異種取出タン
ク上限センサーLVS31がONの場合には、いっぱい
であるから、警報ブザーを鳴らし(S135)、原料昇
降機切換弁SV2を自動的に「循環」側に切り換える
(S131)。そして、ゴムロール7が擦り減っていな
いかをチェックし(S136)、3秒以上信号が出てい
れば(S137)警報を発し(S138)、ランプ63
を点滅させ、ロールシャッターを閉じるようにSV3を
停電してランプ95を消灯し、ゴムロールの圧着を開放
するようにゴムロール圧着バルブSV4の通電も止める
(S139)。そしてスタートへ戻り、以上が繰り返さ
れるのである。
【0048】図11においては、籾摺・選別装置を自動
停止する場合のフローチャートが図示されている。即
ち、停止スイッチSW15を押すと、内蔵されているラ
ンプが点灯し、起動ランプが消灯し、穀粒の流れる順番
の前の方から順にシャッターを閉じるように、原料タン
クシャッターSV1を閉鎖し、ランプ91を消灯し、次
に原料昇降機切換弁SV2を閉鎖してランプ94を消灯
し、次にロールタンクシャッターSV3を閉鎖してラン
プ95を消灯し、タイマーSV3Tの一定時間経過後
に、ゴムロール圧着バルブSV4を開放する(S14
0)。
【0049】ゴムロール圧着バルブSV4停止後5秒間
経過後(S141)にプールタンク取出コンベア10の
駆動モーターM15を停止し(S142)、駆動モータ
ーM15の停止後2秒ずつ遅れて、プールタンク取出昇
降機12の駆動モーターM14、選別機6の駆動モータ
ーM13、籾摺風選機4の駆動モーターM11、振動コ
ンベア17,18の駆動モーターM10、原料昇降機1
3の駆動モーターM9、選別機用昇降機5の駆動モータ
ーM8、粒選別機用昇降機15の駆動モーターM6、石
抜機31の駆動モーターM5、粒選別機30の駆動モー
ターM4、未熟粒取出タンク21,23の駆動モーター
M3、製品昇降機16の駆動モーターM2、最後に送風
機14の駆動モーターM1と順次停止し、同時にその駆
動を示しているランプも消灯していくのである(S14
3)。
【0050】図12においては、「手動」により停止す
る場合のフローチャートを図示し、前記自動停止の原料
タンクシャッターSV1、原料昇降機切換弁SV2、ロ
ールタンクシャッターSV3の停止を除いた後のルーチ
ンと同様に、プールタンク取出コンベア10の駆動モー
ターM15を停止し(S145)、その後2秒ずつ遅れ
て順次各モーターが停止され、ランプも消灯されるので
ある。
【0051】図13は「手動」で運転する場合を示し、
操作切換弁スイッチSW12を「手動」に切り換えて操
作スイッチSW11を「入」側に切り換えると、ランプ
54が点灯してランプ53,55が消灯し(S15
0)、粒選別機モーターM4の逆転間隔用のタイマーM
4T1と時間設定用のタイマーM4T2がストップクリ
アされ(S151)、異種取出間隔タイマーM13T3
と異種取出時間タイマーM13T4がストップクリアさ
れ(S152)、次に、起動スイッチSW14がONさ
れているかをチェックし(S153)、ONされずに停
止スイッチSW15がONされていれば(S154)、
内蔵されているランプを点灯して起動ランプを消灯して
(S155)「手動停止」のルーチンへ進み、停止スイ
ッチSW15がOFFであればスタートへ戻りスタンバ
イの状態となり、スイッチSW33〜46の単独運転/
停止を可能としている。そして、起動スイッチSW14
がONされると手動ランプ54を点滅させて、起動はさ
せないようにしている。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。駆動モーターM1〜M
15のいずれかのサーマルリレーが作動していないかを
チェックし(S33)、過負荷状態を示した場合にはぞ
れぞれのモーターを停止し、ランプ61,71〜84を
消灯して、警報を発して制御のスタートに戻し(S3
4)、サーマルリレーが作動していない場合には、非常
停止スイッチ17がONしているかをチェックして(S
35)、非常停止スイッチ17がONされていると、駆
動モーターM1〜M15を停止し、ランプ61〜81,
84を消灯し、その他のタイマーをストップクリアし、
ソレノイドSV1〜SV4の通電を停止する(S3
6)。以上の如く構成したことにより、電源スイッチS
W1の「入」「切」の後に、駆動モーターM1〜M15
の異常をサーマルリレーで検出することができるので、
過剰負荷の状態で駆動モーターM1〜M15を運転する
ことがなくなったのである。また、非常停止スイッチ1
7のON−OFFをいったんチェックすることにより、
異常運転の発生を阻止することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】籾摺・選別装置を穀粒の流れの順に配置した図
面である。
【図2】籾摺・選別装置の制御パネルを示す図面であ
る。
【図3】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図4】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図5】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図6】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図7】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図8】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図9】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャートを
示す図面である。
【図10】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャート
を示す図面である。
【図11】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャート
を示す図面である。
【図12】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャート
を示す図面である。
【図13】籾摺・選別装置の制御機構のフローチャート
を示す図面である。
【符号の説明】
1 ロールタンク 2 選別機タンク 4 籾摺風選機 5 選別機用昇降機 6 選別機 17 非常停止スイッチ 24 製品タンク24 30 粒選別機 M1〜M15 駆動モーター SW1 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 治利 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 百々 昌伸 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールタンク1と籾摺風選機4と選別機
    タンク2と選別機6と粒選別機30と製品タンク24と
    を順番に配置し、該ロールタンク1から籾摺風選機4と
    選別機用昇降機5を介して選別機タンク2へ穀粒を投入
    し、該選別機タンク2下部に設けた選別機6にて選別を
    行い、各装置の間を搬送装置で連結し、各タンク毎にセ
    ンサーを配置し、各装置毎に駆動モーターを設け、供給
    する籾の量を制御しながら籾摺・選別を行う籾摺・選別
    装置において、電源スイッチSW1において電源が
    「入」か「切」かを判断し、「切」の場合には制御回路
    や、各ソレノイドバルブやセンサーを全て作動させず、
    操作電源が「入」の場合には、駆動モーターM1〜M1
    5のいずれかのサーマルリレーが作動していないかをチ
    ェックし、サーマルリレーが作動し過負荷状態を示した
    場合には、ぞれぞれの駆動モーターM1〜M15を個別
    に停止し、警報を発して制御をスタートに戻し、サーマ
    ルリレーが作動していない場合には、非常停止スイッチ
    17がONしているかをチェックして、該非常停止スイ
    ッチ17がONされている場合には、全ての駆動モータ
    ーM1〜M15を全て停止すべく構成したことを特徴と
    する籾摺・選別装置の制御機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005152684A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Seirei Ind Co Ltd 穀物調製設備の制御機構
JP2017104866A (ja) * 2017-03-03 2017-06-15 井関農機株式会社 籾摺選別機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005152684A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Seirei Ind Co Ltd 穀物調製設備の制御機構
JP2017104866A (ja) * 2017-03-03 2017-06-15 井関農機株式会社 籾摺選別機

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