JP3155539B2 - 籾摺・選別装置の制御機構 - Google Patents

籾摺・選別装置の制御機構

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JP3155539B2 JP05473090A JP5473090A JP3155539B2 JP 3155539 B2 JP3155539 B2 JP 3155539B2 JP 05473090 A JP05473090 A JP 05473090A JP 5473090 A JP5473090 A JP 5473090A JP 3155539 B2 JP3155539 B2 JP 3155539B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、乾燥後の籾を籾摺りして選別する、籾摺・
選別装置における起動制御に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、多数の農家から集めた乾燥後の大量の籾
を、籾摺・選別する装置は公知となっているのである。
これら従来の籾摺・選別装置は、手動操作、自動制御
が可能に構成され、手動操作においては各々のシャッタ
ー、モーターを個々に作動でき、自動制御ではロールタ
ンクや選別タンク等の穀粒を検知して籾装置や選別装置
への供給を自動的に制御できる構成としていたのであ
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、手動操作できる場合であっても、シャッター
バルブは作動可能状態に置かれているので、スイッチの
操作によりON状態であれば、起動スイッチをONするだけ
で、そのシャッターやバルブ自体も作動して意に反した
作業が行われることがあったのである。
また、自動モードであって、選別機タンクの排出シャ
ッターが閉のときに、起動スイッチをONすると選別機タ
ンク内にどんどん溜まることになり、また、原料昇降機
切換スイッチが取出側に切り換えれたときに、起動スイ
ッチをONしても原料が排出されてしまうので、籾摺・選
別が行われず、オペレーターの意に反した作業となるこ
とがあったのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明はこのような点に鑑み、次の如く構成したもの
である。
請求項(1)においては、プールタンク8とロールタ
ンク1と籾摺風選機4と選別機タンク2と選別機6と粒
選別機30と製品タンク24とを順番に配置し、その間を搬
送装置で連結し、各タンク毎にセンサーを配置し、各装
置毎に駆動モーターを設け、供給する籾の量を制御しな
がら籾摺・選別を行う籾摺・選別装置の制御機構におい
て、操作モードを手動モードと自動モードに切換える操
作切換弁スイッチSW12と、全体の籾摺・選別装置を起動
する起動スッチSW14を設け、手動モードの場合には、各
装置毎のモーターを別々のスイッチにより起動停止可能
とし、自動モードの場合には、各センサーからの信号に
基づき、各搬送装置や駆動モータをON−OFF制御すべく
構成し、前記操作切換弁スイッチSW12を手動モードに設
定した状態では、前記起動スッチSW14をONにしたとして
も、全体の籾摺・選別装置を起動させず、手動表示ラン
プ54の点滅のみを行わせるものである。
請求項(2)においては、請求項(1)記載の籾摺・
選別装置の制御機構において、自動モードの場合であっ
ても、選別機タンク2の出口シャッターが「開」のとき
には、起動スッチSW14をONしても起動させず、選別シャ
ッター開表示ランプ99を点滅すべく構成したものであ
る。
請求項(3)においては、請求項(1)記載の籾摺・
選別装置の制御機構において、自動モードの場合であっ
ても、原料昇降機切換スイッチSW23が「取出」側に切り
換えられているとき、起動スッチSW14をONしても起動さ
せず、取出表示ランプ94を点滅させたものである。
(ホ)発明の実施例 本発明の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明する。
第1図において、籾摺・選別装置の全体構成と穀粒の
流れを説明する。
乾燥機により乾燥した後の籾がプールタンク8に貯留
されており、該プールタンク8は多数のタンクからなり
併設されている。
該プールタンク8の下部にプールタンク取出コンベア
10への投下量を調節する供給量調節弁11が配設され、プ
ールタンク取出コンベア10は駆動モーターM15により駆
動されている。
該プールタンク取出コンベア10はプールタンク取出昇
降機12により揚穀されて、調節タンク9とロールタンク
1とに分岐供給されている。
調節タンク9に供給された場合には、排出された後に
原料タンク32から原料昇降機13、更に原料昇降機切換弁
SV2を経て、一方は異種取出タンク19のある「取出」方
向に、他方はロールタンク1に供給される「循環」方向
に切り換えられる。
該異種取出タンク19と原料昇降機切換弁SV2が設けら
れた理由は、前の所有者の籾のロットが処理を終了する
場合に、全ての籾を玄米にして、最終工程まで流すのが
理想であるが、処理量が少なくなるために、籾摺風選機
4によりできなかったり、揺動選別機により玄米側に選
別することができなかったりして、どうしても一定の量
が、原料昇降機13→原料昇降機切換弁SV2→ロールタン
ク1→籾摺風選機4→選別機用昇降機5→選別機6→原
料昇降機13と循環を続ける状態で残るのである。
これらの循環物はいつまでたっても処理が終了しない
ので、これを原料昇降機切換弁SV2を「取出」に切り換
えて、異種取出タンク19内に取り出す為に設けられてい
るのである。
調節タンク9の上部には調節タンク上限センサーLVS4
1が配置され、異種取出タンク19には異種取出タンク上
限センサーLVS31が配置され、原料タンク32には原料タ
ンクシャッターSV1が配置されている。
ロールタンク1には、プールタンク取出昇降機12より
プールタンク8から直接に供給される場合と、原料昇降
機13により調節タンク9を介して籾が供給される場合の
二通りがある。この切換は後述する端子台ショートピー
スTにより行われる。
そして、ロールタンク1内にはロールタンク上限セン
サーLVS1とロールタンク下限センサーLVS2が配置されて
いる。該ロールタンク下限センサーLVS2よりレベルが低
くなると原料タンクシャッターSV1が開放され、または
プールタンク取出コンベア10の駆動モーターM15が駆動
される。
また、ロールタンク上限センサーLVS1以上のレベルに
なると、原料タンクシャッターSV1が閉鎖され、または
プールタンク取出コンベア10の駆動モーターM15が停止
される。
ロールタンク1の下部にロールタンクシャッターSV3
が配置されており、さらにその下に供給量モーターM0−
1により駆動される供給調節弁3が配置されている。
また、供給調節弁3に上下に、供給調節弁3の回動上
限である供給量少端センサーLS1と、供給量多端センサ
ーLS2が配置されている。
また、ゴムロール7,7の一方にゴムロール圧着バルブS
V4が配置されている。ゴムロール7,7は籾摺風選機4内
に配置されており、他の部分に風選装置が配置されてい
る。該風選装置に選別風を送風する送風機14が配置さ
れ、駆動モーターM1により駆動されている。
また、籾摺風選機4により脱俘された混合米は選別機
用昇降機5により揚穀されて、選別機タンク2に投入さ
れる。該選別機タンク2内には選別タンク上限センサー
LVS3と選別タンク下限センサーLVS4Wが配置されてい
る。また選別機タンク2の下部には選別機タンクシャッ
ターSV5が配置されている。
選別機タンク2からの混合米が選別機6に供給され
る。選別機6は駆動モーターM13により駆動され、駆動
モーターM0−3により板面角を傾斜制御されている。該
傾斜板面角を選別板上端センサーLS上、選別板標準LS
標、選別板下端LS下により検出している。
また、玄米と混合米と籾の位置を仕切る仕切板を駆動
モーターM0−2により駆動し、該仕切板の位置を仕切板
右端センサーLS右、仕切板左端センサーLS左により検出
している。
選別機6により選別された後の混合米は振動コンベア
17により選別機用昇降機5に搬送され、また籾は振動コ
ンベア18により原料昇降機13に還流されている。該振動
コンベア17,18は駆動モーターM10により駆動されてい
る。
また、選別機6の側部には選別機排出切換弁SV11が配
置されており、選別機6の駆動初期や終期において、玄
米部分に混合米が混入する場合には、粒選別機用昇降機
15に搬送せずに選別機用昇降機5に戻すように構成して
いる。
そして、正規の選別状態となった場合には玄米を粒選
別機用昇降機15により石抜機31に送る。該石抜機31には
石排出弁SV21が配置されている。該石抜機31により石を
抜かれた玄米は粒選別機30に投入される。該粒選別機30
は駆動モーターM4により駆動されている。
そして、該粒選別機30より選別された未熟粒は二種類
に選別し、未熟粒取出装置のモーターM3−1,M3−2,M3−
3にて駆動される昇降機により未熟粒取出タンク21,23
に貯留する。該未熟粒取出タンク21,23には未熟粒取出
タンク上限センサーLVS21,LVS21がそれぞれ配設されて
いる。
粒選別機30により選別された精粒は駆動モーターM2に
より駆動される製品昇降機16により揚穀されて製品タン
ク24に投入される。
製品タンク24は1基のみの場合と、製品タンク25,26
の2基の場合と、製品タンク24,25,26と3基の場合と使
い分けられる。
それぞれの場合に製品昇降機切換バルブSV7,SV8によ
り切り換えられる。
次に第2図において、籾摺・選別装置の制御パネルP
について説明する。
該制御パネルPには、本発明の籾摺・選別装置の制御
機構の装置全体図が穀粒の流れる順に示されている。
それぞれの駆動モーター(M1〜M13)に対応してモー
ターが駆動されると点灯するパイロットランプ(71〜8
4)が配され、また、切換バルブ(SV1〜6)とシャッタ
ー3、センサー(LVS1〜4)の存在する部分にはパイロ
ットランプ(91〜100,111〜114)がそれぞれ配置されて
いる。SW31は制御パネルPの内側に設けられている。但
し、SW27、ランプ77,82,100,115,116は異種選別を行う
場合に使用される。
また、操作スイッチ(SW11〜17,22〜28)に対応して
パイロットランプ(51〜61)が設けられ、下端に単独運
転の場合の為に、各駆動モーター毎のスイッチが併置さ
れ、SW33はM1、SW45はM13、SW46はM14及びM15の駆動・
停止を可能としている。
次に、第3図より第13図のフローチャートにより、本
発明の籾摺・選別装置における制御の流れを説明する。
第3図において(第2図では異種選別を表示している
が、本フローチャートでは説明せず)、まず操作電源が
「入」か「切」かを判断し(S1)、「切」の場合には制
御回路や各ソレノイドバルブ(SV)やセンサー(LVS)
は全て作動しない(S2)。
操作電源が「入」の場合には、操作電源ランプ52を点
灯して(S3)、起動警報ボタンSW13の入/切を判断し
(S4)、入であればブザーを鳴らし(S5)、切であれば
ブザーをOFFとして各タイマの設定値を読み込む(S
6)。
そして、各タンクに設けたセンサーの部分に穀粒が詰
まっていないかどうかを、タイマーにより設定した時間
ずつチェックし(S7)、該センサーの部分に穀粒が存在
する場合には、対応する制御パネルのパイロットランプ
(58,59,62及び111〜114)を点灯あるいは点滅し、その
タイマーはストップクリアされ(S8)、無い場合には、
ランプを消灯して各タイマーをスタートする(S9)。
次に、制御パネルP上の供給量調節スイッチSW25が、
自動側か手動側かを判断し(S10)、手動の場合には、
供給量調節モーターM0−1を手動設定値に合わせて正逆
転し、設定値通りの供給調節弁3の位置に調節する(S1
1)。
供給量調節スイッチSW25が自動の場合には、ランプ9
7,98を消灯して(S12)、選別機タンク2のシャッターS
V5がシャッター開閉スイッチSW26により開閉のどちらに
操作されているかチェックし(S13)、閉の場合には選
別機タンクシャッターSV5を停電、ランプ99を消灯(S1
4)し、開の場合にはシャッターSV5を通電、ランプ99を
点灯(S15)状態とする。
次に、3個の製品タンク24,25,26の取り出しをタンク
選定スイッチSW28により選択し(S16)、これに従って
タンク選定スイッチSW28が製品タンク24を選択した場
合、製品昇降機切換バルブSV7を引込み側に通電し、製
品昇降機バルブSV8も引込み側に通電し(S17)、製品タ
ンク24に案内する。
次に、タンク選定スイッチSW28が製品タンク25を選択
した場合には、製品昇降機切換バルブSV7を引込み側に
通電し、製品昇降機バルブSV8を押出し側に通電する(S
18)、製品タンク26を選択した場合には、製品昇降機切
換バルブSV7を押出し側に通電する(S19)。
そして、操作切換弁スイッチSW12が手動であるかをチ
ェックし(S20)、自動であればへ進み、手動であれ
ばランプ54を点灯して(S21)、次に原料昇降機切換弁S
V2を操作する原料昇降機切換スイッチSW23が、「循環」
「取出」「自動」かをチェックする(S22)。
そして、「循環」の場合にはランプ93を点灯して原料
昇降機切換弁SV2を通電せずに籾をロールタンク1に送
る方向に原料昇降機切換弁SV2を開放して、イマーSV1T
をストップしクリアする。
「取出」の場合にはランプ94を点灯して原料昇降機13
の原料タンクシャッターSV1を閉鎖し、タイマーSV1Tが
一定時間後に原料昇降機切換弁SV2に通電して取出側に
切り換えて、タイマーSV1Tをストップしクリアする(S2
4)。
そして、原料昇降機切換スイッチSW23が「自動」の場
合にはランプ92を点灯して、次のステップに進む。
次に、原料昇降機切換スイッチSW22が、開閉のどちら
かをチェックし(S26)、「閉」の場合には、原料タン
クシャッターSV1を閉鎖し(S27)、「開」の場合には、
原料タンクシャッターSV1のタイマーSV1Tが作動中がど
うかをチェックし(S28)、タイマーSV1Tが作動してい
ない場合には、原料タンクシャッターSV1に通電して開
ける(S29)。
次に、ロールタンクシャッターSV3を操作するロール
タンクシャッタースイッチSW24が開閉のどちらに作用さ
れているかをチェックし(S30)、「開」の場合にロー
ルタンクシャッターSV3に通電して開き、同時にゴムロ
ール圧着バルブSV4に通電し(S31)、ゴムロール7,7間
を閉鎖してタイマーSV3Tをストップしクリアする。
また、「閉」の場合には、ロールタンクシャッターSV
3を非励磁して閉鎖し、タイマーSV3Tの一定時間経過後
にゴムロール圧着バルブSV4への通電を停止し(S32)、
ゴムロール7,7の間隔を開いて、タイマーSV3Tをストッ
プしクリアする。
次に第4図において、駆動モーターM1〜M15のいずれ
かのサーマルリレーが作動していないかをチェックし
(S33)、過負荷状態を示した場合にはぞれぞれのモー
ターを停止して61,71〜84のランプを消灯して警報を発
して制御のスタートに戻す(S34)。
サーマルリレーが作動していない場合には、非常停止
スイッチ17がONしているかをチェックして(S35)、非
常停止スイッチ17がONされていると、駆動モーターM1〜
M15を停止し、ランプ61〜81,84を消灯し、その他のタイ
マーをストップクリアし、ソレノイドSV1〜4の通電を
停止する(S36)。
そして、警報停止スイッチSW16が押されているかチェ
ックし(S37)、OFFであれば(S38)、ブザーを鳴動し
ランプ57を点滅させ(S36)、を繰り返し、ONであれば
ブザーを止めてランプ57を消灯する(S39)。
次に、モータースイッチSW32が「単独」か「連動」か
をチェックし(S40)、「単独」の場合には、各駆動モ
ーターのスイッチSW33〜46が全停止かどうかをチェック
し(S41)、全停止の場合にのみ、「単独」に切換可能
に構成しており各スイッチSW33〜46により単独運転停止
を行ない(S42)、制御はスタートに戻る。
また、原料タンク32が「単独」の場合には「連動」作
業には入らないので、籾摺・選別作業が開始しない。
「連動」の場合には、第5図に示すように操作切換弁
スイッチSW12が「遠隔」「手動」「自動」のどれかをチ
ェックし(S43)、「手動」の場合には、後述する「手
動運転」のルーチンにて制御し、「遠隔」の場合には、
ランプ55を点灯して(S44)別に設けた切換スイッチSW1
が「入」となっているかどうかをチェックし(S45)、
「切」であれば後述する「自動停止」のルーチンに進
み、また、操作切換弁スイッチSW12が「自動」で起動ス
イッチSW14がOFF(S46)、停止スイッチSW15がON(S4
7)の場合も、「自動停止」のルーチンに進む。そし
て、停止スイッチSW15がOFFの場合はスタートに戻る。
前記操作切換弁スイッチSW12が「遠隔」で切換スイッ
チSW1が「入」の場合、及び操作切換弁スイッチSW12が
「自動」で起動スイッチSW14がONの場合はシャッター開
閉スイッチSW26が開か閉かをチェックし(S48)、閉じ
ていればランプ99を点滅(S49)させてスタートに戻
り、開いていれば原料昇降機切換スイッチSW23が「取
出」側に切り換えられているかをチェックし(S50)、
「取出」側であればランプ94を点滅(S51)させてスタ
ートに戻る。
即ち、本発明は、シャッター開閉スイッチSW26が
「閉」側にあれば起動しても選別機タンク2に溜まるば
かりで排出されないので、選別機タンク2から穀粒があ
ふれたりするので、選別シャッター開表示ランプ99を点
滅させてオペレーターに注意を促し起動できないように
ているのである。
また、原料昇降機切換スイッチSW23が「取出」側に切
り換えられている場合いは、起動スイッチをONしても、
籾摺風選機4、選別機6側へ穀粒が流れないので、取出
表示ランプ94を点滅させてオペレーターに注意を促し起
動できないようにしているのである。
「取出」側でなければ、起動スイッチSW14の駆動モー
ターM1が運転中であるかどうかをチェックし(S53)、
駆動モーターM1が運転されていない場合には、警報ブザ
ーによる断続音を警鳴し(S54)、5秒経過しない場合
(S55)はスタートに戻り、経過すればブザーを停止し
駆動モーターM1を駆動し、ランプ71を点灯する(S5
6)。
そして、送風機14の駆動モーターM1駆動後順次2秒後
ごとに、製品昇降機16の駆動モーターM2、粒選別機用昇
降機15の駆動モーターM3を駆動する(S57)。
次に、第6図のフローチャートにおいて、粒選別機30
の駆動モーターM4が「正転」かどうかをチェックする
(S58)。「正転」でない場合には「逆転」であるかど
うかをチェックする(S59)。どちらでも無い場合には
駆動モーターM4は停止中である。
駆動モーターM4が停止中の場合には、「正転」時間設
定タイマーM4T1で設定した時間が経過しているかどうか
をチェックし(S60)、「正転」時間を経過している場
合には(S66)に至り、選別機6の駆動モーターM13を停
止する。
「正転」時間を経過していない場合には、駆動モータ
ーM4が停止した後に2秒経過したかどうかをチェックし
(S61)、2秒経過している場合には、粒選別機30の駆
動モーターM4の正転を開始し、74を点灯する(S60)。
次に、逆転間隔スイッチSW18がONかOFFかをチェック
し(S63)、逆転間隔スイッチSW18がONの場合には、
「正転」時間タイマーM4T1をスタートし(S64)、「正
転」の場合には(S58)「正転」時間タイマーM4T1で設
定した「正転」時間経過したかどうかをチェックし(S6
5)、「正転」時間タイマーM4T1で設定した時間経過後
に選別機6の駆動モーターM13を停止し、「正転」時間
タイマーM4T1をストップクリアし、タイマーM13T1をス
タートする(S66)。
そして、該タイマーM13T1で設定した時間を経過後に
(S67)、粒選別機30の駆動モーターM4を停止し、74を
消灯し、タイマーM13T1をストップクリアする(S68)。
駆動モーターM4の停止後更に2秒後経過した時点で
(S69)、駆動モーターM4を「逆転」させ、84を点灯
し、「逆転」時間を設定したタイマーM4T2をスタートす
る(S70)。
タイマーM4T2で設定した「逆転」時間が経過した後に
(S71)、粒選別機30の駆動モーターM4を停止し、84を
消灯し、タイマーM4T2をストップクリアする(S72)。
「正転」から「逆転」に切り換える場合には、粒選別
機30の内部の詰まり取りの為であるから、選別機6を停
止するが、「逆転」から「正転」の場合には、正規の選
別を開始するのであるから、選別機6を停止する操作は
しないのである。
該「逆転」の為の間隔を設定するのは、逆転間隔選択
スイッチSW18であり、該逆転間隔選択スイッチSW18が0
の場合には、逆転は行われないのである。「正転」時間
は約3時間、「逆転」時間を約3分間の如く設定され
る。
次に第7図において、粒選別機30の駆動モーターM4の
起動開始後2秒経過すると、石抜機31の駆動モーターM5
と、粒選別機用昇降機の駆動モーターM6と、選別機用昇
降機5の駆動モーターM8と、原料昇降機13の駆動モータ
ーM9と、振動コンベア17,18の駆動モーターM10と、籾摺
風選機4の駆動モーターM1を、それぞれ2秒間隔をおい
て順に駆動開始する(S73)。
次に、各タンク内のセンサーにより穀粒を検知し(S7
4)、あることを検出した場合には、ブザーにより警報
を出す(S75)。
次に、粒選別機30の駆動モーターM4が、「正転」中で
あるかどうかをチェックして(S76)、「正転」により
粒選別作用を正常に行っている場合であって、「正転」
時間タイマーM4T1を経過したかどうかをチェックし(S7
7)、「正転」時間タイマーM4T1が経過していない場合
には、選別機タンク2に選別タンク下限センサーLVS4ま
で穀粒が充填されているかどうかをチェックし(S7
8)、選別タンク下限センサーLVS4のタイマーLVS4Tの間
だけこれを確認し(S79)、無い場合には、選別機6の
駆動モーターM13を停止し(S80)、選別タンク下限セン
サーLVS4以上に穀粒が入っている場合は、選別機6の駆
動モーターM13を駆動する(S81)。
また、「正転」時間タイマーM4T1が経過している場合
には、次に粒選別機30の逆転を行うのであるから、選別
機6の駆動モーターM13を停止する(S80)。
次に第8図において、(S80)における選別機6の原
料昇降機13が運転中において、プールタンク取出昇降機
12の駆動モーターM14が運転中であるかどうかをチェッ
クし(S82)、運転中であれば、駆動モーターM14の起動
後2秒経過しているかどうかをチェックする(S85)。
また、駆動モーターM14が駆動されていない場合に
は、駆動モーターM13の起動後に2秒経過しているかど
うかをチェックし(S83)、2秒経過していれば、駆動
モーターM14を駆動する(S84)。
また、(S80)において、駆動モーターM13を停止した
後に、駆動モーターM14が運転中であるかどうかをチェ
ックし(S86)、運転中でなければ駆動モーターM14を駆
動し(S84)、次に駆動モーターM14の起動後に2秒経過
したかどうかをチエックする(S85)。駆動モーターM1
3,M14の起動後2秒経過していないとスタートに戻る。
プールタンク取出昇降機12の駆動モーターM14が駆動
後2秒経過後において、調節タンク9を通過するかしな
いかを切り換えるスイッチ機構である端子台ショートピ
ースTが挿入されているかどうかをチェックする(S8
6)。
端子台ショートピースTが挿入されている場合には、
プールタンク8からプールタンク取出昇降機12を介して
揚穀された籾は、ロールタンク1に供給される。
このロールタンク1内のロールタンク上限センサーLV
S1のON−OFFをチェックし(S87)、ロールタンク上限セ
ンサーLVS1がONの場合には、プールタンク取出コンベア
10の駆動モーターM15を停止し、原料タンクシャッターS
V1を閉める(S88)。
また、ロールタンク上限センサーLVS1がOFFの場合に
は、プールタンク取出コンベア10の駆動モーターM15を
駆動し(S89)、原料タンクシャッターSV1のタイマーSV
1Tが作動中であるかどうかをチェックし(S90)、該タ
イマーSV1Tが作動中でなければ原料タンクシャッターSV
1に通電して開く(S91)。
次に、端子台ショートピースTが挿入されていない場
合には、調節タンク9の調節タンク上限センサーLVS41
のON−OFFをチェックし(S92)、該調節タンク上限セン
サーLVS41がONの場合には、プールタンク取出コンベア1
0の駆動モーターM15を停止し(S93)、調節タンク上限
センサーLVS41がOFFの場合には、調節タンク上限センサ
ーLVS41の確認タイマーLVS41Tの時間が経過しているか
をチェックし(S94)、次に確認タイマーLVS41Tをスト
ップクリアし、プールタンク取出コンベア10の粒選別機
用昇降機15を運転する(S95)。
次に、ロールタンク1のロールタンク上限センサーLV
S1のON−OFFをチェックし(S96)、該ロールタンク上限
センサーLVS1がONの場合には、原料タンクシャッターSV
1を閉めるべく非励磁し(S97)、またロールタンク上限
センサーLVS1がOFFの場合には、確認タイマーLVST1が経
過したかどうかをチェックし(S98)、同タイマーをス
トップクリアし(S99)、原料タンクシャッターSV1のタ
イマーSV1Tが作動中であるかどうかをチェックし(S9
0)、該タイマーが作動中でなれば原料タンクシャッタ
ーSV1を作動する(S91)。
該スイッチ機構を構成する端子台ショートピースT
は、別に設けたスイッチ切換部材であり、調節タンク9
を通過させるシステムとするか、調節タンク9を通過し
ないシステムとするかを切り換えるものである。そして
端子台ショートピースTは簡単に挿入位置を変えるだけ
で、2つのシステムの切換を可能としている。
次に、籾摺風選機4の内部に、送風機14よりの吸引選
別風が、内部の詰まりや籾殻が搬送パイプ内に詰まった
場合において作動する風感知弁LS3が設けられており、
該風感知弁LS3のON−OFFをチェックし(S100)、ONの場
合には、該ONの状態が連続して3秒経過しているかどう
かをチェックし(S101)、3秒以上経過した場合には、
ブザー警報を発する(S102)。
また、風感知弁LS3がOFFの場合には、ロールタンク下
限センサーLVS2がOFFで選別タンク上限センサーLVS3のO
Nをチェックし(S102)、ロールタンク下限センサーLVS
2がOFFで選別タンク上限センサーLVS3がONの場合には、
ロールタンクシャッターSV3を非励磁状態、ゴムロール
圧着バルブSV3を非励磁状態(S104)としている。
ロールタンク下限センサーLVS2がON、選別タンク上限
センサーLVS3がOFFの場合には、ロールタンクシャッタ
ーSV3とゴムロール圧着バルブSV4を通電する(S105)。
以上により、選別風力が低下した場合にはブザー警報
を出し、選別風力の低下が一定時間以上続いた場合に
は、ロールタンク1の下方のロールタンクシャッターSV
3を閉鎖し、次にゴムロール圧着バルブSV4によりゴムロ
ール7,7を開放すべく構成している。
また、風感知弁LS3が正常の場合には、ロールタンク
シャッターSV3を開放し、ゴムロール圧着バルブSV4によ
りゴムロール7,7を閉じるのである。
次に第9図において、ロール供給量スイッチSW31が自
動かどうかチェックし(S106)、自動であれば、供給量
調節スイッチSW25の手動と自動をチェックし(S107)、
手動の場合はランプ96を消灯して(S108)へ進み、自
動の場合にはランプ96を点灯して(S109)、選別機6の
駆動モーターM13が運転中であるかどうかチェックし(S
110)、停止であれば、該駆動モーターM13の運転タイマ
ーM13T2をストップクリア(S111)してに進み、運転
中であれば、運転タイマーM13T2及び供給量調節モータ
ーM0−1の運転タイマーM0T1をスタートし(S112)、選
別タンク下限センサーLVS4のON−OFFをチェックする(S
113)。
該選別タンク下限センサーLVS4がOFFの場合には、供
給量多端センサーLS2のON−OFFをチェックし(S114)、
該供給量多端センサーLS2がONの場合には供給呂調節モ
ーターM0を停止してランプ97を点滅させ(S115)、OFF
の場合には前記運転タイマーのM13T2及びM0T1を経過し
たかチェックし(S116)、経過していれば供給量調節モ
ーターM0−1を左回転し、98を点灯して供給量調節モー
ターM0の運転時間を設定したタイマーM0T3をスタートす
る(S117)。
そして、M0T3を経過すれば(S118)、供給量調節モー
ターM0−1を停止し、97を消灯し、M0T3,M0T1をストッ
プクリアする(S119)。
次に、選別タンク下限センサーLVS4がONで(S113)、
選別タンク上限センサーLVS3がONの場合には(S120)、
供給量少端センサーLS1のON−OFFをチェックし(S12
1)、ONの場合には供給量調節モーターM0−1を停止し
てランプ97を点滅させ(S122)、OFFの場合には運転タ
イマーM13T2及びM0T1を経過したかをチェックし(S12
3)、更に、選別機排出切換板SV11の循環信号のON−OFF
をチェックし(S124)、OFFの排出であれば、シャッタ
ー開閉スイッチSW26が開であるかをチェックし(S12
5)、開であれば供給量調節モーターM0−1を右回転
し、ランプ97を点灯して供給量調節モーターM0の運転時
間を設定したタイマーM0T3をスタートする(S126)。
そして、M0T3を経過すれば(S127)、供給量調節モー
ターM0−1を停止し、97を消灯し、M0T3,M0T1をストッ
プクリアする(S128)。
即ち、ロールタンク1からの供給制御は、手動の場合
には「増」と「減」があるので、まず自動かどうかをチ
ェックし、自動であれば選別機6を駆動する駆動モータ
ーM13が運転開始後一定時間経過しているかどうかをチ
ェックし、次に供給調節弁3を調節する供給量調節モー
ターM0−1をスタートし、選別タンク下限センサーLVS4
がOFFの場合は、選別機タンク2内の貯留量が少ないの
で、供給量多端センサーLS2がONとなる所まで供給調節
弁3を左回転すべく供給量調節モーターM0−1を駆動す
る。
また、選別タンク上限センサーLVS3がONで減側リミッ
トセンサーLS1がOFFであれば供給量を減少させることが
できるのであるが、選別機6の排出を循環させている場
合や選別機タンク2の排出シャッターが閉じている場合
(SW26が閉)には、減少させても選別機タンク2に溜ま
るばかりであるから溢れることになるので、供給量を減
方向に制御することなく供給自体を停止させることとし
ているのである。
そして、選別機6からは排出でき、選別機タンク2の
排出シャッターが開いている場合いは選別機タンク2内
の貯留量が多いのであるから、供給量少端センサーLS1
がONするまで供給調節弁3を右回転すべく供給量調節モ
ーターM0−1を駆動するのである。
次に、異種取出タンク19へ排出する場合のルーチン
は、第10図に示すように、原料昇降機切換弁SV2を操作
する原料昇降機切換スイッチSW23が「循環」か「取出」
かをチェックし(S129)、「循環」側の場合には、タイ
マーSV1Tを「循環」側に切り換え、94を消灯、93を点灯
させる(S131)。
「取出」の場合には、異種取出タンク上限センサーLV
S31をチェックして(S132)、該異種取出タンク上限セ
ンサーLVS31がOFFの場合は、異種取出タンク19は充填さ
れていないので、まずは原料タンク32の原料タンクシャ
ッターSV1を閉鎖して原料シャッター用ランプ91を消灯
し(S133)、一定時間後に原料昇降機切換弁SV2を「取
出」側へ切り換え(S134)、ランプ94を点灯し93を消灯
させる。
また、異種取出タンク19の異種取出タンク上限センサ
ーLVS31がONの場合には、いっぱいであるから警報ブザ
ーを鳴らし(S135)、原料昇降機切換弁SV2を自動的に
「循環」側に切り換える(S131)。
そして、ゴムロール7がすり減っていないかをチェッ
クし(S136)、3秒以上信号が出ていれば(S137)警報
を発し(S138)、ランプ63を点滅させ、ロールシャッタ
ーを閉じるようにSV3を停電してランプ95を消灯し、ゴ
ムロールの圧着を開放するようにゴムロール圧着バルブ
SV4の通電も止める(S139)。そしてスタートへ戻り、
以上が繰り返されるのである。
第11図においては、籾摺・選別装置を自動停止する場
合のフローチャートが図示されている。
即ち、停止スイッチSW15を押すと、内蔵されているラ
ンプが点灯し、起動ランプが消灯し、穀粒の流れる順番
の前の方から順にシャッターを閉じるように、原料タン
クシャッターSV1を閉鎖し、ランプ91を消灯し、次に原
料昇降機切換弁SV2を閉鎖してランプ94を消灯し、次に
ロールタンクシャッターSV3を閉鎖してランプ95を消灯
し、タイマーSV3Tの一定時間経過後に、ゴムロール圧着
バルブSV4を開放する(S140)。
ゴムロール圧着バルブSV4停止後5秒間経過後(S14
1)にプールタンク取出コンベア10の駆動モーターM15を
停止し(S142)、駆動モーターM15の停止後2秒ずつ遅
れて、プールタンク取出昇降機12の駆動モーターM14、
選別機6の駆動モーターM13、籾摺風選機4の駆動モー
ターM11、振動コンベア17,18の駆動モーターM10、原料
昇降機13の駆動モーターM9、選別機用昇降機5の駆動モ
ーターM8、粒選別機用昇降機15の駆動モーターM6、石抜
機31の駆動モーターM5、粒選別機30の駆動モーターM4、
未熟粒取出タンク21,23の駆動モーターM3、製品昇降機1
6の駆動モーターM2、最後に送風機14の駆動モーターM1
と順次停止し、同時にその駆動を示しているランプも消
灯していくのである(S143)。
第12図においては、手動により停止する場合のフロー
チャートを図示し、前記自動停止の原料タンクシャッタ
ーSV1、原料昇降機切換弁SV2、ロールタンクシャッター
SV3の停止を除いた後のルーチンと同様に、プールタン
ク取出コンベア10の駆動モーターM15を停止し(S14
5)、その後2秒ずつ遅れて順次各モーターが停止さ
れ、ランプも消灯されるのである。
第13図は手動で運転する場合を示し、操作切換弁スイ
ッチSW12を手動に切り換えて操作スイッチSW11を「入」
側に切り換えると、ランプ54が点灯してランプ53,55が
消灯し(S150)、粒選別機モーターM4の逆転間隔用のタ
イマーM4T1と時間設定M4T2がストップクリアされ(S15
1)、異種取出間隔タイマーM13T3と異種取出時間タイマ
ーM13T4がストップクリアされ(S152)、次に、起動ス
イッチSW14がONされているかをチェックし(S153)、ON
されずに停止スイッチSW15がONされていれば(S154)、
内蔵されているランプを点灯して起動ランプを消灯して
(S155)手動停止のルーチンへ進み、停止スイッチSW15
がOFFであればスタートへ戻りスタンバイの状態とな
り、スイッチSW33〜46の単独運転/停止を可能としてい
る。そして、起動スイッチSW14がONされると手動ランプ
54を点滅させて、起動はさせないようにしている。
即ち、手動操作をする場合、ロールタンクシャッター
SV3や選別機タンクシャッターSV5等はスイッチSW24,SW2
6等の操作により任意に開閉できるので、起動スイッチ
をONすることにより選別機や昇降機等を起動させれば、
詰まってモーターに過負荷をかけたりするので、そのよ
うなことがないように、手動表示ランプ54を点滅させて
起動はさせず、オペレーターに注意を促すようにしてい
るのである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
請求項(1)の如く、プールタンク8とロールタンク
1と籾摺風選機4と選別機タンク2と選別機6と粒選別
機30と製品タンク24とを順番に配置し、その間を搬送装
置で連結し、各タンク毎にセンサーを配置し、各装置毎
に駆動モーターを設け、供給する籾の量を制御しながら
籾摺・選別を行う籾摺・選別装置の制御機構において、
操作モードを手動モードと自動モードに切換える操作切
換弁スイッチSW12と、全体の籾摺・選別装置を起動する
起動スッチSW14を設け、手動モードの場合には、各装置
毎のモーターを別々のスイッチにより起動停止可能と
し、自動モードの場合には、各センサーからの信号に基
づき、各搬送装置や駆動モータをON−OFF制御すべく構
成し、前記操作切換弁スイッチSW12を手動モードに設定
した状態では、前記起動スッチSW14をONにしたとして
も、全体の籾摺・選別装置を起動させず、手動表示ラン
プ54の点滅のみを行わせるので、次のような効果を奏す
るのである。
手動操作を行う場合に、起動スイッチをONしても選別
装置等は作動できなくなり、誤操作による詰まりなどの
トラブルを未然に防げるようになり、ランプの点滅によ
りオペレーターに注意を促すことができるようになった
のである。
請求項(2)の如く、請求項(1)記載の籾摺・選別
装置の制御機構において、自動モードの場合であって
も、選別機タンク2の出口シャッターが「開」のときに
は、起動スッチSW14をONしても起動させず、選別シャッ
ター開表示ランプ99を点滅すべく構成したので、起動し
ないことと、ランプの点滅により選別機タンクの排出シ
ャッターを開けていないことが一目で分かり、選別機タ
ンクや昇降機の詰まり等のトラブルが発生することがな
くなったのである。
請求項(3)の如く、請求項(1)記載の籾摺・選別
装置の制御機構において、自動モードの場合であって
も、原料昇降機切換スイッチSW23が「取出」側に切り換
えられているとき、起動スッチSW14をONしても起動させ
ず、取出表示ランプ94を点滅させたので、原料取出に切
り換えたまま起動することがなくなり、誤って別のタン
ク搬送したりするミスを未然に防げるようになったので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は籾摺・選別装置を穀粒の流れの順に配置した図
面、第2図は籾摺・選別装置の制御パネルを示す図面、
第3図から第13図は本発明の籾摺・選別装置の制御機構
のフローチャートを示す図面である。 1……ロールタンク 2……選別機タンク 54……手動表示ランプ 94……取出表示ランプ 99……選別シャッター開表示ランプ SW12……操作切換弁スイッチ SW14……起動スイッチ SW23……原料昇降機切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百々 昌伸 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−80854(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 5/00 - 7/02 109

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プールタンク8とロールタンク1と籾摺風
    選機4と選別機タンク2と選別機6と粒選別機30と製品
    タンク24とを順番に配置し、その間を搬送装置で連結
    し、各タンク毎にセンサーを配置し、各装置毎に駆動モ
    ーターを設け、供給する籾の量を制御しながら籾摺・選
    別を行う籾摺・選別装置の制御機構において、操作モー
    ドを手動モードと自動モードに切換える操作切換弁スイ
    ッチSW12と、全体の籾摺・選別装置を起動する起動スッ
    チSW14を設け、手動モードの場合には、各装置毎のモー
    ターを別々のスイッチにより起動停止可能とし、自動モ
    ードの場合には、各センサーからの信号に基づき、各搬
    送装置や駆動モータをON−OFF制御すべく構成し、前記
    操作切換弁スイッチSW12を手動モードに設定した状態で
    は、前記起動スッチSW14をONにしたとしても、全体の籾
    摺・選別装置を起動させず、手動表示ランプ54の点滅の
    みを行わせることを特徴とする籾摺・選別装置の制御機
    構。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の籾摺・選別装置の制御
    機構において、自動モードの場合であっても、選別機タ
    ンク2の出口シャッターが「開」のときには、起動スッ
    チSW14をONしても起動させず、選別シャッター開表示ラ
    ンプ99を点滅すべく構成したことを特徴とする籾摺・選
    別装置の制御機構。
  3. 【請求項3】請求項(1)記載の籾摺・選別装置の制御
    機構において、自動モードの場合であっても、原料昇降
    機切換スイッチSW23が「取出」側に切り換えられている
    とき、起動スッチSW14をONしても起動させず、取出表示
    ランプ94を点滅させたことを特徴とする籾摺・選別装置
    の制御機構。
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