JPH02122836A - 脱ぷ率の検出装置及び脱ぷ率制御装置 - Google Patents

脱ぷ率の検出装置及び脱ぷ率制御装置

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JPH02122836A
JPH02122836A JP27678588A JP27678588A JPH02122836A JP H02122836 A JPH02122836 A JP H02122836A JP 27678588 A JP27678588 A JP 27678588A JP 27678588 A JP27678588 A JP 27678588A JP H02122836 A JPH02122836 A JP H02122836A
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paddy
rice
rolls
hulling
rate
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JP27678588A
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English (en)
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Kunihiro Kakizoe
国博 垣添
Toshihiko Tachibana
俊彦 立花
Nobumasa Yoshida
吉田 信政
Michihiro Yamamoto
山本 道弘
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、脱ぷロールの検出装置及び脱ぷ率制御装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来技術として、一対の脱ぷロール間に籾を供給しなか
ら脱ぷ処理する籾摺装置、脱ぷロールで脱ぷされた混合
米を選別する回転選別筒等の混合米選別部、脱ぷロール
で脱ぷされた混合米の脱ぷ率を検出する脱ぷ率検出器及
び脱ぷロールの間隙を調節する脱ぷロール間隙調節装置
を具備する籾摺選別機がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来装置にあっては、悦ぶロールには、籾供給装置
の新規の籾米の供給される新規籾供給部と4回転選別筒
で選別された後の還元穀粒を供給する還元穀粒供給部と
から穀粒が供給され、この新規籾供給部から供給された
脱ぷされた新規混合米と、回転選別筒等の混合米選別部
からの選別後の穀粒が還元穀粒供給部から脱ぷロールに
供給された。この還元穀粒の脱ぷされた還元混合米との
合流混合米の脱ぷ率が検出されるものであった。
従って、回転選別筒等の混合米選別部からの還元穀粒の
脱ぷ率が高い場合には、この還元穀粒が全体の脱ぷ率を
高めたり、あるいは、回転選別筒等の混合米選別部から
の還元穀粒の脱ぷ率が低い場合には、全体の脱ぷ率を低
めることになり、適正な脱ぷ率制御ができないという問
題点があった。
そこで、この発明は、このような問題点を解消しようと
するものである。
〔問題を解決するための手段〕
このような技術的課題を解決するための、第1項目の発
明の技術的手段は、 a、籾を脱ぷする一対の脱ぷロール2,3.脱ぷロール
2,3で脱ぷされた混合米を選別する混合米選別部24
及び脱ぷロール2,3により脱ぷされた籾・玄米の脱ぷ
率を検出する脱ぷ率検出器39を有すること。
b、脱ぷロール2,3への籾供給装置を新規の籾の供給
される開閉弁16付きの新規籾供給部4と、混合米選別
部24で選別された後の還元穀粒を供給する開閉弁37
付きの還元穀粒供給部36とで構成して、籾供給装置の
新規籾供給部4から供給された籾だけの脱ぷされた混合
米を脱ぷ率検出器39に供給して、新規に供給された籾
だけの脱ぷ率を検出すること。
という要件を結合した脱ぷ率の検出装置の構成としたこ
とであり、 このような技術的課題を解決するための、第2項目の発
明の技術的手段は、 a、籾を脱ぷする一対の脱ぷロール2,3.脱ぷロール
2,3で脱ぷされた混合米を選別する混合米選別部24
.脱ぷロール2,3の間隙を調節する脱ぷロール間隙調
節装置及び脱ぷロール2,3により脱ぷされた籾・玄米
の脱ぷ率を検出する脱ぷ率検出器39を有すること。
b、脱ぷロール2,3への籾供給装置を、新規の籾米の
供給される開閉弁16付きの新規籾供給部4と、混合米
選別部24で選別された後の還元穀粒を供給する開閉弁
37付きの還元穀粒供給部36とで構成して、籾供給装
置の新規籾供給部4から供給された籾だけの脱ぷされた
新規腕ぶ混合米、並びに、新規腕ぶ混合米と還元穀粒供
給部36から供給された還元穀粒の脱ぷされた還元混合
米との合流混合米の脱ぷ率を検出可能に構成したこと。
C1前記の新規腕ぶ混合米の脱ぷ率と合流混合米の説ぷ
車とを比較して、脱ぷロール2,3の間隙を調節制御す
ること。
という要件を結合した脱ぷ率の制御装置の構成としたこ
とである。
〔発明の作用及び効果〕
第1項目の発明にあっては、脱ぷロール2,3の脱ぷ率
を検出するにあたり、回転選別筒などの混合米選別部2
4で選別された後の還元穀粒を供給する還元穀粒供給部
36の開閉弁37を閉鎖することにより、還元穀粒供給
部36からの穀粒の説ぷロール2,3への供給を停止し
、新規の籾の供給される新規籾供給部4の開閉弁16を
開口して、新規籾供給部4からだけ籾を供給することに
より、混合米選別部24の選別状態に影響されないで、
脱ぷロール2,3の正確な脱ぷ率を検出できるものであ
る。
また、第2項目の発明にあっては、一対の脱ぷロール2
,3で籾を脱ぷするにあたり、籾供給装置の還元穀粒供
給部36の開閉弁37を閉鎖して、混合米を選別する回
転選別筒等の混合米選別部24で選別された後の還元穀
粒の脱ぷロール2,3への供給を一時停止して、籾供給
装置の新規籾供給部4から脱ぷロール2,3に籾を供給
して、新規に供給される籾だけの脱ぷされた新規脱ぷ混
合米の脱ぷ率を検1’、 L、また、新規脱ぷ混合米と
還元穀粒供給部36から供給された還元穀粒の脱ぷされ
た還元混合米との合流混合米の脱ぷ率を検出し、この両
説ぷ率を比較することにより、混合米選別部24での選
別状態に影響されずに、脱ぷロール2,3の脱ぷ率を検
出できて、脱ぷロール2゜3の間隙制御が正確となり、
設定された所定の脱ぷ率に従って脱ぷ作業をすることが
できるものであり、また、新規脱ぷの混合米の脱ぷ率と
合流混合米の脱ぷ車とを比較することにより、回転選別
筒等の混合米選別部24の選別状態の異常も合わせて知
ることができて好都合である。
〔実施例〕
以下1図面に示すこの発明の実施例について説明する。
1は、脱ぷ部で、この脱ぷ部1は、一対の脱ぷロール2
,3で構成されていて、」一部の籾ホッパ4からの籾の
供給を受けて、脱ぷ処理する構成である。この内の一方
の脱ぷロール2は、固定軸5に支持されていて、定位置
で回転駆動され、他方の脱ぷロール3は、−点を支点6
aとして回動する揺動部材6に設けられている遊動@7
に支持されている。この揺動部材6の自由端側に螺子孔
のあるピン8が支持されていて、この螺子孔に螺子嵌合
している調節螺子捧9の正転あるいは逆回転により、揺
動部材6は揺動する構成であり、この揺動運動により遊
動する脱ぷロール3を固定状態の脱ぷロール2に対して
遠近方向に移動させて、脱ぷロール2,3の間隙を広狭
に調節するものである。
10は、制御モータで、この正回転あるいは逆回転は、
ギヤ11,12.連動筒軸13.連動ピン14等を介し
て、上記の調節螺子棒9を駆動する構成である。15は
、上記の連動筒軸13に一体的に設けられているロール
間隙設定ダイヤルである。
16は、籾ホッパ4の開口部に設ける開閉シャッタで、
ソレノイド17の磁励に伴い所定の開口状態に開き、ま
たは、所定の穀粒重さを受けると開くことのできる構成
であり、あるいは、後に説明するように、回転選別筒2
4内の被選別穀粒量の検出結果に基づき、回度調節がで
きる構成である。
18は、脱ぷロール2,3の下方に設けた摺落米風選路
で、前方の吸引ファン19により発生する選別風によっ
て、脱ぷ部1からの摺落米を風選し、籾殻は吸引ファン
19から排塵筒20を経て機外に排出され、玄米および
籾の混合米は下方の摺落米受樋21に落下供給される。
摺落米受樋21に落下した混合米は、混合米揚穀機22
で混合米ホッパ23へ揚穀され、混合米ホッパ23から
、回転選別筒24内の供給樋25の始端部へ搬送される
構成である。
26は、選別ケースで、この選別ケース26内には、内
周面に多数の壷穴が構成されていて、且つ、横軸回りに
回転する回転選別筒24が配置されている。この回転選
別筒24は、外周側を駆動ローラ27,27で回転自在
に支持されている。
この回転選別筒24内には、供給ラセン28の有る供給
樋25.仕上米ラセン29の有る仕上米樋30を横架し
ている。この供給樋25および仕上米樋30を回転選別
筒24内に配設するにあたっては、供給樋25を第4図
に示すように回転選別筒24の下方から上方へ回転する
汲み上げ側に。
また、仕上米樋30を回転選別筒24の上方から下方へ
回転する側に配設して1回転選別筒24の壷穴により低
く汲み上げられた混合米は、供給樋25へ落下し、供給
ラセン28で供給樋25の終端側へ移送されるように構
成されていて、供給樋25は混合米受樋の機能も兼ねて
いる。
仕上米[30の排出側部は、仕上米流下筒31゜仕上米
流穀板32を介して仕上米受樋33に連通されていて、
仕上米が仕−ヒ米流下筒31および仕上米流穀板32か
ら仕上米受樋33に落下する間に風選されて、仕上米受
樋33に流下した玄米は、仕上米揚穀機34を介して機
外に取り出されるものである。
回転選別筒24の排出側端部下方には、籾受価35を配
置し、籾受価35に流下した籾米を主体とした穀粒は、
籾揚穀機35aで揚穀される構成である。36は、還元
ホッパで、籾揚穀機35aで揚穀された穀粒は還元ホッ
パ36で脱ぷ部1に還元されるものである。37は、還
元ホッパ36を開閉する還元開閉弁で、この還元開閉弁
37は通常は開口状態にあるが、ソレノイド38が励磁
されると、閉鎖される構成である。39は、公知の脱ぷ
率検出器であり、40は、混合米揚穀機22からのサン
プル粒を脱ぷ率検出器39に供給するサンプル供給筒で
ある。
第5図は、前記の制御モータ10.ソレノイド17、ソ
レノイド38等を制御するブロック図を示すものである
。41は、各種の制御プログラムや必要なデータを格納
するメモリを備えているマイクロコンピュータの演算制
御部(以下、CPUと略称する。)で、少なくとも脱ぷ
ロール2.3を回転駆動する主モータ42の負荷電流を
検出する変流器43からの検出情報、脱ぷロール2,3
の摺落米の脱ぷ率を検出する脱ぷ率検出器39からの検
出悦ぶ率情報等を入力し、一方で、脱ぷロール2,3の
間隙を開あるいは閉する出力信号、即ち、上記の制御モ
ータ10の正転あるいは逆転指令信号、脱ぷロール2,
3を駆動する主モータ42の0N−OFFをする指令信
号、ソレノイド17、ソレノイド38の励磁指令信号あ
るいは非励磁信号等を出力するものである。
また、CPU41は内臓のタイマ機能により、制御プロ
グラムに応じて時計作動を行なう、なお、44は制御モ
ータ10の正転用(脱ぷロール2゜3の間隙閉側)用リ
レーであり、45は制御モータ10の逆転(脱ぷロール
2,3の間隙閉側)用リレーであり、46はソレノイド
17を作動するリレーであり、47は、ソレノイド38
を作動するリレーである。
CPU41は、次のような主な機能を有する。
即ち、 ■脱ぷロール2,3を駆動する主モータ42を○Nする
指令信号を出力する。
■脱ぷロール2,3の接触状態の負荷電流と非接触状態
の負荷電流との比較により、脱ぷロール2゜3の接触状
態を確認し1次いで、所定時間説ぷロール間隙を開く信
号を出力する(脱ぷロール初期間隙設定手段)。
■ソレノイド17を作動して、籾ホッパ4の開閉シャッ
タ16を少量の所定開度開口する。
■脱ぷ作業中の通常の脱ぷ率制御は、ソレノイド38に
非励磁指令信号を出力して、還元ホッパ36の還元開閉
弁37を開口して、回転選別筒24で選別された後の還
元穀粒の脱ぷロール2,3への供給を可能状態とすると
共に、籾ホッパ4がら脱ぷロール2,3に籾を供給して
、新規腕ぷ混合米と還元穀粒の脱ぷされた還元脱ぷ米と
の合流混合米の脱ぷ率βと、脱ぷ率設定ダイヤル46で
予め設定している設定脱ぷ車とを比較して、検出悦ぷ率
が高い場合には、脱ぷロール2,3の間隙の開信号を出
力し、また、逆に検出悦ぶ率が低い場合には、脱ぷロー
ル2,3の間隙の閉信号を出力する。
■前記の■の通常の脱ぷ率制御が行われている状態で、
所定時間毎に、ソレノイド38に励lrJ&指令信号、
あるいは、非励磁指令信号を出力して、還元ホッパ36
の還元開閉弁37を閉鎖して1回転選別筒24で選別さ
れた後の還元穀粒の脱ぷロール2,3への供給を一時停
止して、籾ホッパ4がら脱ぷロール2,3に籾を供給し
て、新規に供給される籾だけの脱ぷされた新規腕ぷ混合
米の脱ぷ率αを検出する指令信号を出力し、次いで、こ
の新規腕ぷ混合米の脱ぷ率αと前記■の合流混合米の脱
ぷ率βとを比較し、脱ぷ率βが脱ぷ率αよりも高い場合
には、実際の脱ぷ率よりも見掛けの脱ぷ率を高くしてい
るので、前記■の通常脱ぷ率制御状態では、脱ぷロール
間隙量の指令信号を出力する状態でも、脱ぷロール2,
3の間隙量の指令信号を出力しない。
また、新規脱ぷ混合米の脱ぷ率αと合流混合米の脱ぷ率
βとを比較し、脱ぷ率βが脱ぷ率αよりも低い場合には
、実際の脱ぷ率よりも見掛けの脱ぷ率を低くしているの
で、前記■の通常脱ぷ率制御状態では、脱ぷロール間隙
量の指令信号を出力する状態でも、脱ぷロール2,3の
間隙量の指令信号を出力しない。
■還元ホッパ36の還元穀粒量を検出する還元穀粒検出
器47の検出情報が所定量以上になると、警報装置(図
示省略)に還元異常信号を出力すると共に、籾供給調節
弁16の制御モーター10に閉信号を出力し、籾ホッパ
4からの新規な籾の供給量を減少し、脱ぷロール2,3
への過剰供給を防止する。
■前記の脱ぷ率制御中に、主モータ42の負荷電流の検
出情報の入力を受けると、設定電流値より高い負荷状態
であるか否かを判定し、負荷電流が設定電流値よりも低
い場合番、こは、前記の脱ぷ率制御を続行し、逆に高け
れば、脱ぷ率制御の停止信号を出力する。
■前記■の作動中において、脱ぷ率制御の停止信号を出
力すると、引き続き所定時間脱ぷロール2゜3の開信号
を出力する。
なお、この実施例では、混合米選別部として回転選別筒
24の実施例で説明したが、揺動選別板型あるいは万石
型でも同様の効果が期待できる。
また、脱ぷ率制御をしているときに、脱ぷロール2,3
の負荷を変流器43で検出して、CPU41の記憶装置
に順次所定量のデータを書き換えながら保存していき、
脱ぷ率検出器39にサンプル粒が供給されない等の異常
が発生した場合には、脱ぷ率制御を中止して負荷制御に
切り換え、前記の異常発生前のCPU41に記憶されて
いる脱ぷロール2,3の負荷情報を基準にして、脱ぷロ
ール2,3を負荷制御し、脱ぷロール間隙を開閉制御す
るように構成してもよい。
次に、実施例の作用について説明する。
始動スイッチ48をONすると、脱ぷロール2゜3の駆
動用の主モータ42は起動され1機体の回転各部は即動
される。すると、先ず、脱ぷロール2.3の間隙が初期
設定され、開閉シャッタ16をソレノイドで開いて作業
を開始し、先ず負荷電流制御によって、脱ぷロールの間
隙が制御される。
即ち、主モータ42の負荷電流が予め設定した負荷電流
になるように、脱ぷロール2,3の間隙を開閉制御する
次いで、脱ぷ率検出器39へのサンプル粒が所定粒数に
達して、脱ぷ率算出可能状態になると。
通常の脱ぷ率制御に移行する。この通常の脱ぷ率制御は
脱ぷ率設定ダイヤル46で予め設定した脱ぷ率になるよ
うに、脱ぷロール2,3の間隙を開閉制御するもので、
この状態を継続しつつ籾摺作業が行なわれる。
このようにして脱ぷロール2,3で脱ぷされた摺落米は
、下方の摺落米風通路18で風選され。
籾殻は排塵筒20から機外へ排出される。また、玄米及
び籾の混合米は、下方の摺落米麦@21に落下供給され
、混合米揚穀機22により揚穀されて、混合米ホッパ2
3を経て回転選別筒24側の供給樋25の始端側へ揚上
供給され、供給樋25内の供給ラセン28で回転選別筒
24の供給側端部へ供給される。
次いで、混合米は、第4図で時計方向へ回転している回
転選別筒24の壷穴により汲み上げられて、粒長が短く
高く汲み上げられた玄米は、上方の仕上米樋30に落下
し、また、粒長が長く低く汲み上げられた籾及び一部の
玄米の混合米は、上方の供給樋25に落下して選別され
る。そして、供給樋25に落下した未選別の混合米は、
供給ラセン28で供給樋25の搬送終端部から再度回転
選別筒24内へ供給され、再選別される。また、仕上米
樋30に落下した仕上米は、仕上米ラセン29で仕上米
流下筒31に搬送され、仕上米流穀板32を経て仕上米
受樋33に落下する間に、選別風により選別され、仕上
米揚穀機34で機外へ取り出されるものである。
回転選別筒24の排出側端部へ送られた選別後の籾は、
下方の籾受樋35に落下し、次いで、籾揚穀機36aで
揚穀され、還元ホッパ36から脱ぷ部1に還元され、再
度脱ぷ部1で脱ぷ作用を受けるものである。
上述のように1通常の脱ぷ率制御が行われている状態で
、所定時間毎に、ソレノイド38に励磁指令信号、ある
いは、非励磁指令信号を出力して、還元ホッパ36の還
元開閉弁37を閉鎖して、回転選別筒24で選別された
後の還元穀粒の脱ぷロール2,3への供給を一時停止し
て、籾ホッパ4から脱ぷロール2,3に籾を供給して、
新規に供給される籾だけの脱ぷされた新規脱ぷ混合米の
脱ぷ率αを検出する指令信号を出力し、また、新規脱ぷ
混合米と還元ホッパ36から供給された還元穀粒の脱ぷ
された還元混合米との合流混合米の脱ぷ率βを検出する
指令信号を出力し、新規脱ぷ混合米の脱ぷ率αと合流混
合米の脱ぷ率βとを比較し、脱ぷ率βが脱ぷ率αよりも
高い場合には、実際の脱ぷ率よりも見掛けの脱ぷ率を高
くしているので1通常の脱ぷ制御では調節指令信号を出
力する状態でも、脱ぷロール2,3の間隙量の指令信号
を出力しない。
また、新規脱ぷ混合米の脱ぷ率αと合流混合米の脱ぷ率
βとを比較し、脱ぷ率βが脱ぷ率αよりも低い場合には
、実際の脱ぷ率よりも見掛けの脱ぷ率を低くしているの
で1通常の脱ぷ率制御では調節指令信号を出力する状態
でも、脱ぷロール2゜3の間隙量の指令信号を出力しな
い。
また、還元ホッパ36の還元穀粒量を検出する還元穀粒
検出器47の検出情報が所定量以上になると、警報装置
R(図示省略)に還元異常信号を出力すると共に、籾供
給調節弁16の制御モーター10に閉信号を出力し、籾
ホッパ4からの新規な籾の供給量を減少し、脱ぷロール
2,3への過剰供給を防止する。
このように、この実施例では、回転選別筒24での選別
状態に影響されることなく、脱ぷロール2.3の正確な
脱ぷ率を検出することができるものであり、小粒の籾で
も良好に脱ぷすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の実施例を示すもので、第1図は、切
断側面図、第2図は、切断側面図、第3図は、平面図、
第4図は、切断背面図、第5図は、ブロック回路図であ
る。 〔符号の説明〕 1、脱ぷ部      2.脱ぷロール3、脱ぷロール 4、籾ホッパ(新規籾供給部) 5、固定軸      6.揺動部材 6a、支点      7.遊動軸 8、ピン       9.調節螺子棒10、制御モー
タ   11.ギヤ 12、ギヤ      13.連動筒体14、連動ピン 15、ロール間隙設定ダイヤル 16、開閉シャッタ  17.ソレノイド18、摺落米
風選路  19.吸引ファン20、排塵筒     2
1.摺落米受樋22、混合米揚穀機  23.混合米ホ
ッパ24゜ 25゜ 27゜ 29゜ 31゜ 33゜ 35゜ 36゜ 37゜ 39゜ 41゜ 42゜ 44゜ 46゜ 47゜ 回転選別筒(混合米選別部) 供給樋     260選別ケース 駆動ローラ   28.供給ラセン 仕上米ラセン  30.仕上米樋 仕上米流下筒  32.仕上米流穀板 仕上米受樋   34.仕上米揚穀機 籾受樋     35a、籾揚穀機 還元ホッパ(還元穀粒供給部) 還元開閉弁   38.ソレノイド 脱ぷ率検出器  40.サンプル供給筒演算制御部(C
P U) 主モータ    43.変流器 正転リレー   45.逆転リレー 脱ぷ率制定ダイヤル 還元穀粒検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の要件の結合からなる脱ぷ率の検出装置。 a、籾を脱ぷする一対の脱ぷロール2、3、脱ぷロール
    2、3で脱ぷされた混合米を選別する混合米選別部24
    及び脱ぷロール2、3により脱ぷされた籾・玄米の脱ぷ
    率を検出する脱ぷ率検出器39を有すること。 b、脱ぷロール2、3への籾供給装置を新規の籾の供給
    される開閉弁16付きの新規籾供給部4と、混合米選別
    部24で選別された後の還元穀粒を供給する開閉弁37
    付きの還元穀粒供給部36とで構成して、籾供給装置の
    新規籾供給部4から供給された籾だけの脱ぷされた混合
    米を脱ぷ率検出器39に供給して、新規に供給された籾
    だけの脱ぷ率を検出すること。
  2. (2)次の要件の結合からなる脱ぷ率の制御装置。 a、籾を脱ぷする一対の脱ぷロール2、3、脱ぷロール
    2、3で脱ぷされた混合米を選別する混合米選別部24
    、脱ぷロール2、3の間隙を調節する脱ぷロール間隙調
    節装置及び脱ぷロール2、3により脱ぷされた籾・玄米
    の脱ぷ率を検出する脱ぷ率検出器39を有すること。 b、脱ぷロール2、3への籾供給装置を、新規の籾米の
    供給される開閉弁16付きの新規籾供給部4と、混合米
    選別部24で選別された後の還元穀粒を供給する開閉弁
    37付きの還元穀粒供給部36とで構成して、籾供給装
    置の新規籾供給部4から供給された籾だけの脱ぷされた
    新規脱ぷ混合米、並びに、新規脱ぷ混合米と還元穀粒供
    給部36から供給された還元穀粒の脱ぷされた還元混合
    米との合流混合米の脱ぷ率を検出可能に構成したこと。 c、前記の新規脱ぷ混合米の脱ぷ率と合流混合米の脱ぷ
    車とを比較して、脱ぷロール2、3の間隙を調節制御す
    ること。
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JP (1) JPH02122836A (ja)

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