JP2942292B2 - 籾摺プラントにおける麦除去方法 - Google Patents

籾摺プラントにおける麦除去方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、籾摺プラントにおける麦除去方法に関する
ものであって、その籾摺プラントは籾を脱し、その摺
落物を風選する籾摺機と、該籾摺機を通過した玄米と籾
の混合米を選別する混合米選別用摺動選別機から成り、
該揺動選別機によって選別された玄米を玄米取出経路で
取出し、未選別状態の混合米を混合米搬送経路により揺
動選別機に返すとともに、籾を籾搬送経路で籾摺機に戻
して籾摺選別行程の一貫作業を行なうものである。
(ロ)従来の技術 上記のような構成の籾摺プラントにおいて、混合米選
別用揺動選別機で選別された玄米中に麦が混在すると
き、従来はその揺動選別機の後行程に異種選出用揺動選
別機に並設して混在する麦を除去している。
すなわち、特開昭61−167454号に開示されるような構
成にしているのである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、このように構成すると、混在する麦を除去す
るために異種選出用揺動選別機を混合米揺動選別機の後
行程に設置しなければならず、2つの揺動選別機の設置
によって据付面積は大となり、動力の消費が大になっ
て、コスト高となる等の欠点が生じる。
そこで本発明は、異種選出用の揺動選別機を別に設置
することなく麦の選出除去を行なわしめ、これによって
上記の欠点が生じるのを回避するために特に発明された
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前記の目的を達成させるための方法とし
て、 籾を脱し、その摺落物を風選する籾摺機と、該籾摺
機を通過した玄米と籾の混合米を選別する混合米選別用
揺動選別機から成り、該揺動選別機によって選別された
玄米を玄米取出経路で取出し、未選別状態の混合米を混
合米搬送経路により揺動選別機に返すとともに、籾を籾
搬送経路で籾摺機に戻して籾摺選別行程の一貫作業を行
なうものにおいて、複数の異種タンクを設置し、前記籾
搬送経路に間欠的に作動する切換弁を設けて一方の異種
タンクにも通じ、該異種タンクの満量検出により籾摺機
への原籾の供給を停止し該異種タンク内のものを取出す
か籾摺機に戻す籾摺選別行程と、前記玄米取出経路に設
ける適宜作動の切換弁により前記他方の異種タンクと連
通させ、該異種タンク内のものを籾摺機を素通りさせて
再選別を行なう再選別行程とにより混在する麦を除去す
るようにしたのである。
(ホ)作用 このように構成すると、原籾は籾摺機によって脱さ
れ、その摺落物は風選されて籾殻等の塵埃および軽量な
粃類は除去され、この除去されたあとの玄米と籾の混合
米は混合米選別用揺動選別機によって選別される。
そして摺動選別機によって選別された玄米は玄米取出
経路から取出され、未選別状態の混合米は混合米搬送経
路から揺動選別機に返されて再選別され、籾は籾搬送経
路により籾摺機に戻され再脱される。
この場合、麦が混入していると、その麦は籾摺機を通
過して揺動選別により選別された籾中に大半のものが混
在し、混合米中には若干の麦が、また玄米中には僅少の
麦が混在するようになり、籾中に混在する麦は籾ととも
に籾搬送経路から籾摺機に戻される過程で間欠的に作動
する切換弁によって一方の異種タンクにも貯溜され、こ
の異種タンクが満量になると、これを検出して籾摺機へ
の原籾の供給が停止され、その異種タンク内のものが機
外に取出されるか籾摺機に戻される揺動選別機に供給さ
れるところとなって再度籾摺選別され、また、玄米中に
混在する麦は玄米取出経路から取出される過程で切換弁
の適宜の切換作動によって玄米とともに他方の異種タン
クに貯溜される。
そして、この貯溜されたものは籾摺機を素通りして揺
動選別機で再選別が行なわれるようになる。
(ヘ)実施例 以下本発明による麦除去方法に関して実施例図を参照
し説明する。
図中、第1図はこの籾摺プラントの行程を示し、第2
図は同プラントの配置を示す平面図であって、(A)は
籾タンク(8)と一対の脱ロール(9)および摺落物
を風選する風選部(10)とからなる籾摺機、(B)はこ
の籾摺機(A)によって脱風選されたあとの玄米と籾
の混合米を選別するための混合米タンク(11)と摺動選
穀板(12)からなる混合米選別用揺動選別機、(C)と
(D)はこの揺動選別機で選別された玄米を仕上選別す
る石抜機と粒選別機で上下に配設され、(4)と(5)
は並設せる異種タンクである。
そして前記揺動選穀板(12)の玄米取出側は玄米取出
経路(1)により前記の石抜機(C)から粒選別機
(D)に通じ、(1a)はこの玄米取出経路(1)の揚上
部分を担当する玄米昇降機であり、揺動選穀板(12)の
混合米取出側は混合米搬送経路(2)によって混合米タ
ンク(11)に連通し、(2a)はその混合米搬送経路
(2)の揚上部分に担当する混合米昇降機である。また
揺動選穀板(12)の籾取出側は籾搬送経路(3)により
籾タンク(8)に通じ、(3a)はこの籾搬送経路(3)
における揚上部分を担当する籾昇降機であり、(13)は
コンベヤベルト(14)によって搬送されてくる原籾を籾
タンク(8)に供給する原籾搬送経路で、(13a)はそ
の揚上部分を担当する原籾昇降機である。
前記の籾昇降機(3a)で揚上した直後の籾搬送経路
(3)部分を分岐して前記一方の異種タンク(4)に連
通させ、その分岐部にタイマーにより間欠的(1分〜2
分間隔)で切換作動する切換弁(6)を設けてあり、こ
の異種タンク(4)の下部は異種流路(15)により籾昇
降機(3a)に通じるとともに切換弁(16)により機外と
も連通させている。
また、前記の玄米昇降機(1a)の揚上直後における玄
米取出経路(1)部分は分岐して玄米戻し経路(17)に
より他方の異種タンク(5)に通じ、その分岐部に手動
操作により適宜切換可能の切換弁(7)が設けられ、こ
の異種タンク(5)の下部は異種流下路(18)を介して
前記籾昇降機(3a)に連通させている。
さらに(S)は一方の異種タンク(4)内に取着され
た上限レベルセンサーで、この上限レベルセンサー
(S)のON作動により前記コンベヤベルト(14)の駆動
モータ(M)を停止させるようにしている。
したがって、コンベヤベルト(14)によって搬送され
てくる原籾は原籾搬送経路(13)により(イ)のように
籾タンク(8)に供給され脱ロール(9)を通過して
脱され、その摺落物は風選部(10)で風選されて籾穀
等の塵埃および軽量な粃類は除去され、この除去された
あとの玄米と籾の混合米は混合米搬送経路(2)を
(ロ)の如く搬送され混合米タンク(11)を貯溜されて
混合米選別用揺動選別機(B)の揺動選穀板(12)によ
って選別される。
そして揺動選穀板(12)により選別された玄米は玄米
取出経路(1)から(ハ)のように取出され、石抜機
(C)によって混入中の小石類が除去されたのち粒選別
機(D)で仕上選別され、未選別状態の混合米は混合米
搬送経路(2)から(ニ)のように混合米タンク(11)
に返されて再選別され、籾は籾搬送経路(3)により
(ホ)の如く籾タンク(8)に戻され再脱される。
この場合、麦が混入していると、その麦は籾摺機
(A)を通過して揺動選別機(B)により選別された籾
中に大半のものが混在し、混合米中には若干の麦が、ま
た玄米中には僅少の麦が混在するようになり、籾中に混
在する麦は籾とともに籾搬送経路(3)から籾摺機
(A)に戻される過程で間欠的に作動する切換弁(6)
によって(ヘ)のように一方の異種タンク(4)にも貯
溜され、この異種タンク(4)が満量になると、上限レ
ベルセンサー(S)がこれを検出してON作動し駆動モー
タ(M)の停止により籾タンク(8)への原籾の供給を
止め、その異種タンク(4)内のものが異種流路(15)
から籾搬送経路(3)を(ホ)のように搬送されるよう
になり前述の行程を繰り返すのである。そしてこのと
き、異種タンク(4)内から流下するものの中に麦の混
在量が多いと、切換弁(16)を操作して(ト)のように
機外に取出すようにする。
また、玄米取出経路(1)から取出される玄米中に麦
の混在量が多くなると切換弁(7)を適宜切換作動させ
て玄米戻し経路(17)を(チ)のように玄米とともに他
方の異種タンク(5)に搬送貯溜し、そしてこの貯留さ
れたものを異種流下路(18)から籾搬送経路(3)によ
り搬送させ籾摺機(A)を通過させたのち揺動選別機
(B)に供給するのであるが、このときは脱ロール
(9)の間隙を開き籾摺機(A)を素通りさせて揺動選
別機(B)で再選別が行なわれるようにする。
なお、前記の原籾昇降機(13a)によって揚上された
原籾は(リ)の如く他方の異種タンク(5)に供給させ
て運転する場合もあり、また、前記の異種流路(15)の
円形(ヌ)を示す位置に小形籾摺機を介装させてもよ
い。
(ト)発明の効果 本発明は、以上説明したように、籾を脱し、その摺
落物を風選する籾摺機と、該籾摺機を通過した玄米と籾
の混合米を選別する混合米選別用揺動選別機から成り、
該揺動選別機によって選別された玄米を玄米取出経路で
取出し、未選別状態の混合米を混合米搬送経路により揺
動選別機に返すとともに、籾を籾搬送経路で籾摺機に戻
して籾摺選別行程の一貫作業を行なうものにおいて、複
数の異種タンクを設置し、前記籾搬送経路に間欠的に作
動する切換弁を設けて一方の異種タンクにも通じ、該異
種タンクの満量検出により籾摺機への原籾の供給を停止
し該異種タンク内のものを取出すか籾摺機に戻す籾摺選
別行程と、前記玄米取出経路に設ける適宜作動の切換弁
により前記他方の異種タンクと連通させ、該異種タンク
内のものを籾摺機を素通りさせて再選別を行なう再選別
行程とにより混在する麦を除去するようにしたのである
から、複数の異種タンクを設置することにより異種選出
用の揺動選別機を別に設置することなく混合米選別用揺
動選別機を兼用させて混在する麦の選出除去を可能にし
て、据付面積が縮小され、動力の消費量も節減されて、
コストの低下がはかれる麦除去方法を提供できたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明による麦除去方法を示すものにして、そ
の、 第1図は同方法による籾摺プラントの行程図、第2図は
同プラントの配置を示す平面図である。 A……籾摺機、B……揺動選別機 1……玄米取出経路、2……混合米搬送経路 3……籾搬送経路、4・5……異種タンク 6・7……切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02B 5/00 - 7/02 109

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】籾を脱し、その摺落物を風選する籾摺機
    (A)と、該籾摺機(A)を通過した玄米と籾の混合米
    を選別する混合米選別用揺動選別機(B)から成り、該
    揺動選別機(B)によって選別された玄米を玄米取出経
    路(1)で取出し、未選別状態の混合米を混合米搬送経
    路(2)により揺動選別機(B)に返すとともに、籾を
    籾搬送経路(3)で籾摺機(A)に戻して籾摺選別工程
    の一貫作業を行なうものにおいて、複数の異種タンク
    (4)(5)を設置し、前記籾搬送経路(3)に間欠的
    に作業する切換弁(6)を設けて一方の異種タンク
    (4)にも通じ、該異種タンク(4)の満量検出により
    籾摺機(A)への原籾の供給を停止し該異種タンク
    (4)内のものを取出すか籾摺機(A)に戻す籾摺選別
    行程と、前記玄米取出経路(1)に設ける適宜作動の切
    換弁(7)により前記他方の異種タンク(5)と連通さ
    せ、該異種タンク(5)内のものを籾摺機(A)を素通
    りさせて再選別を行なう再選別行程とにより混在する麦
    を除去するようにした籾摺プラントにおける麦除去方
    法。
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