JPH0140659B2 - - Google Patents
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- JPH0140659B2 JPH0140659B2 JP57003886A JP388682A JPH0140659B2 JP H0140659 B2 JPH0140659 B2 JP H0140659B2 JP 57003886 A JP57003886 A JP 57003886A JP 388682 A JP388682 A JP 388682A JP H0140659 B2 JPH0140659 B2 JP H0140659B2
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Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、籾摺装置に係るものである。
(従来技術)
従来公知の、実開昭55−159777号公報には、揺
動選別板上の穀物層と対応する位置にセンサーを
設け、該センサーと供給量調節弁とを連結させた
装置が記載されている。
動選別板上の穀物層と対応する位置にセンサーを
設け、該センサーと供給量調節弁とを連結させた
装置が記載されている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記公知の実開昭55−159777号公報に記載され
たものは、穀物層と対応する位置に前記穀物層の
表層に達するセンサーを設けたのみであるから、
これを壷穴式選別筒を持つ籾摺装置に応用はでき
ない。
たものは、穀物層と対応する位置に前記穀物層の
表層に達するセンサーを設けたのみであるから、
これを壷穴式選別筒を持つ籾摺装置に応用はでき
ない。
前記センサーを、籾摺装置に応用するために
は、籾摺装置全体について、特別の創意工夫を必
要とする。
は、籾摺装置全体について、特別の創意工夫を必
要とする。
例えば、一個の壷穴式選別筒のみで、完全仕上
米を得るようにすると、かえつて能率が悪くな
る。そこで、壷穴式選別筒を、壷穴式一次選別筒
と壷穴式二次選別筒の複数として直列に結合し、
壷穴式一次選別筒では、少々籾米の混合した仕上
米を得、壷穴式二次選別筒で完全仕上米にするよ
うにすると、能率よく選別できるようになる。
米を得るようにすると、かえつて能率が悪くな
る。そこで、壷穴式選別筒を、壷穴式一次選別筒
と壷穴式二次選別筒の複数として直列に結合し、
壷穴式一次選別筒では、少々籾米の混合した仕上
米を得、壷穴式二次選別筒で完全仕上米にするよ
うにすると、能率よく選別できるようになる。
しかし、反面、互いの選別筒内の作業が相違す
るので、供給量が合わなくなり、場合によつて、
一方が過剰供給されるようになる。
るので、供給量が合わなくなり、場合によつて、
一方が過剰供給されるようになる。
本発明は、前記の壷穴式選別筒を、壷穴式一次
選別筒と壷穴式二次選別筒の複数直列とした場合
の課題を解決したものである。
選別筒と壷穴式二次選別筒の複数直列とした場合
の課題を解決したものである。
(問題を解決するための手段)
よつて本発明は、供給ホツパー2とゴムロール
3と風選室4からなる籾摺部1と、壷穴式一次選
別筒12および壷穴式二次選別筒22を有する選
別部9とからなる籾摺装置において、前記籾摺部
1と前記選別部9の間には前記籾摺部1から前記
選別部9の壷穴式一次選別筒12に至る供給路を
形成し、前記一次選別筒12内には混合米供給樋
16と玄米受樋17とを設け、前記二次選別筒2
2内には仕上米受樋23のみを設け、前記一次選
別筒12と前記二次選別筒22の間には一次選別
筒12から二次選別筒22に至る連絡樋21と、
二次選別筒22から一次選別筒12に至る循環機
27とを設け、前記一次選別筒12内および前記
二次選別筒22内には穀物が増加すると作動する
穀圧センサー29,30を設け、前記一次選別筒
12の供給路にはモーター35により開閉する開
閉弁36を設け、前記穀圧センサー29,30と
前記モーター35とを前記穀圧センサー29,3
0のいずれかが作動すると前記モーター35が作
動するように連結した籾摺装置としたものであ
る。
3と風選室4からなる籾摺部1と、壷穴式一次選
別筒12および壷穴式二次選別筒22を有する選
別部9とからなる籾摺装置において、前記籾摺部
1と前記選別部9の間には前記籾摺部1から前記
選別部9の壷穴式一次選別筒12に至る供給路を
形成し、前記一次選別筒12内には混合米供給樋
16と玄米受樋17とを設け、前記二次選別筒2
2内には仕上米受樋23のみを設け、前記一次選
別筒12と前記二次選別筒22の間には一次選別
筒12から二次選別筒22に至る連絡樋21と、
二次選別筒22から一次選別筒12に至る循環機
27とを設け、前記一次選別筒12内および前記
二次選別筒22内には穀物が増加すると作動する
穀圧センサー29,30を設け、前記一次選別筒
12の供給路にはモーター35により開閉する開
閉弁36を設け、前記穀圧センサー29,30と
前記モーター35とを前記穀圧センサー29,3
0のいずれかが作動すると前記モーター35が作
動するように連結した籾摺装置としたものであ
る。
(実施例)
本発明の一実施例を図により説明すると、1は
籾摺部で、頭部の供給ホツパー2と、供給ホツパ
ー2の下部の取付けられている一対のゴムロール
3と、風選室4と、吸引ブロワー5と、一番コン
ベア6と、二番コンベア7とより形成されてい
る。
籾摺部で、頭部の供給ホツパー2と、供給ホツパ
ー2の下部の取付けられている一対のゴムロール
3と、風選室4と、吸引ブロワー5と、一番コン
ベア6と、二番コンベア7とより形成されてい
る。
籾摺部1の側部には、籾摺部1よりの混合米を
揚穀する昇降機8と、該昇降機8で揚穀した混合
米を選別する選別部9が設けられる。
揚穀する昇降機8と、該昇降機8で揚穀した混合
米を選別する選別部9が設けられる。
選別部9内には、第6図に図示したように薄金
属板10を凹凸にして無数の壷穴11を形成した
ものを円筒にした一次選別筒12と二次選別筒2
2とが設けられる。
属板10を凹凸にして無数の壷穴11を形成した
ものを円筒にした一次選別筒12と二次選別筒2
2とが設けられる。
13は該一次選別筒12及び二次選別筒22を
回転させるための駆動ローラーである。
回転させるための駆動ローラーである。
一次選別筒12は一端14が供給ホツパー2に
近く取付けられ、他端15は供給ホツパー2より
離れた位置にある。
近く取付けられ、他端15は供給ホツパー2より
離れた位置にある。
一次選別筒12には、混合米供給樋16と玄米
受樋17が設けられる。両受樋16,17は並行
に設けられ、玄米受樋17の方が回転上昇側に近
く設けられている。混合米供給樋16上にはスク
リユーコンベア18が横設され、該混合米供給樋
16の他端15側に、一次選別筒12内に落下さ
せる落下口19を形成する。
受樋17が設けられる。両受樋16,17は並行
に設けられ、玄米受樋17の方が回転上昇側に近
く設けられている。混合米供給樋16上にはスク
リユーコンベア18が横設され、該混合米供給樋
16の他端15側に、一次選別筒12内に落下さ
せる落下口19を形成する。
玄米受樋17上にもスクリユーコンベア20が
横設され、該受樋17の排出端には連絡樋21の
上端が連結し、該連絡樋21の下端は、一次選別
筒12の下側に横設されている二次選別筒22内
に開口する。
横設され、該受樋17の排出端には連絡樋21の
上端が連結し、該連絡樋21の下端は、一次選別
筒12の下側に横設されている二次選別筒22内
に開口する。
前記二次選別筒22内には仕上米受樋23のみ
が設けられ、仕上米は供給ホツパー2側に集めら
れてから、排出樋24に落下するように仕上米受
樋23上には排出樋24に至るスクリユーコンベ
ア25が設けられる。
が設けられ、仕上米は供給ホツパー2側に集めら
れてから、排出樋24に落下するように仕上米受
樋23上には排出樋24に至るスクリユーコンベ
ア25が設けられる。
27は循環機で、二次選別筒22内に残つた混
合米を一次選別筒12内の混合米供給樋16に戻
す。
合米を一次選別筒12内の混合米供給樋16に戻
す。
前記二次選別筒22も第6図に図示した壷穴1
1を有する薄金属板10で形成される。26は前
記排出樋24より落下した仕上米を揚穀する仕上
米揚穀スロワー、28は一次選別筒12内に残つ
た選別籾米を、頭部の供給ホツパー2に戻すため
の供給ホツパー2に連なる受皿である。
1を有する薄金属板10で形成される。26は前
記排出樋24より落下した仕上米を揚穀する仕上
米揚穀スロワー、28は一次選別筒12内に残つ
た選別籾米を、頭部の供給ホツパー2に戻すため
の供給ホツパー2に連なる受皿である。
しかして、前記一次選別筒12及び二次選別筒
22内には穀圧センサー29,30がそれぞれ設
けられる。穀圧センサー29,30は、玄米受樋
17と仕上米受樋23の側外面に取付けられてい
て、穀物が増加すると、穀圧により作動する。
22内には穀圧センサー29,30がそれぞれ設
けられる。穀圧センサー29,30は、玄米受樋
17と仕上米受樋23の側外面に取付けられてい
て、穀物が増加すると、穀圧により作動する。
該穀圧センサー29,30は第5図のように、
コントロールボツクス31を介して、警報器32
に接続され、又、昇降機8の排出樋33に吊設さ
れているタンク34のモーター35に接続され、
モーター35により開閉弁36を開閉するように
連動連結されている。
コントロールボツクス31を介して、警報器32
に接続され、又、昇降機8の排出樋33に吊設さ
れているタンク34のモーター35に接続され、
モーター35により開閉弁36を開閉するように
連動連結されている。
(作用)
次に作用を述べる。
供給ホツパー2より落下した籾米は、一対のゴ
ムロール3,3の間で籾摺され、玄米aと摺残籾
米bとよりなる混合米となる。
ムロール3,3の間で籾摺され、玄米aと摺残籾
米bとよりなる混合米となる。
混合米は一番コンベア6に流入する。混合米よ
り軽い未熟米は二番コンベア7に流入する。籾殻
は吸引ブロワー5に吸引されて吹き飛ばされる。
り軽い未熟米は二番コンベア7に流入する。籾殻
は吸引ブロワー5に吸引されて吹き飛ばされる。
一番コンベア6に流入した混合米は、供給路で
ある昇降機8に流入して揚穀され、その排出樋3
3より貯留タンク34内に流入し、調節バルブ3
6により流量が調節されて、混合米供給樋16の
一端14側に供給され、スクリユーコンベア18
により横送されて他端15側に至り、落下口19
より一次選別筒12内に落下する。
ある昇降機8に流入して揚穀され、その排出樋3
3より貯留タンク34内に流入し、調節バルブ3
6により流量が調節されて、混合米供給樋16の
一端14側に供給され、スクリユーコンベア18
により横送されて他端15側に至り、落下口19
より一次選別筒12内に落下する。
一次選別筒12内では、第6図のように比重の
重い玄米aは下層に分布し、籾米bは玄米a上に
浮上する(なお、砂・小米・未熟米は玄米aの更
に下に分布する)。従つて、壷穴11内に嵌合す
るのは玄米aが多く、一次選別筒12が第2図で
時計回転すると、壷穴11に嵌合している多い玄
米aと籾米bの一部は回転で上昇して、玄米受樋
17に達して落下収集され、スクリユーコンベア
20により取出される。このように、玄米受樋1
7には玄米aだけでなく、籾米bの一部も落下収
集するので、比較的能率よく籾米bを含む玄米a
を収集する。
重い玄米aは下層に分布し、籾米bは玄米a上に
浮上する(なお、砂・小米・未熟米は玄米aの更
に下に分布する)。従つて、壷穴11内に嵌合す
るのは玄米aが多く、一次選別筒12が第2図で
時計回転すると、壷穴11に嵌合している多い玄
米aと籾米bの一部は回転で上昇して、玄米受樋
17に達して落下収集され、スクリユーコンベア
20により取出される。このように、玄米受樋1
7には玄米aだけでなく、籾米bの一部も落下収
集するので、比較的能率よく籾米bを含む玄米a
を収集する。
この場合、穀物中には、砕米・未熟米が混合し
ているが、これは、壷穴11の底部に位置するこ
とが多いので、玄米受樋17を飛越えて混合米供
給樋16まで移動して流下し、一次選別筒12内
を循環する。
ているが、これは、壷穴11の底部に位置するこ
とが多いので、玄米受樋17を飛越えて混合米供
給樋16まで移動して流下し、一次選別筒12内
を循環する。
しかして、一次選別筒12内の、第1図のmの
部分では多量の玄米aが分布する。m1の部分で
は玄米aが取られた後なので、半々の割合の混合
米が分布し、m2の部分は籾米b及び前記の小米
類の混合となる。
部分では多量の玄米aが分布する。m1の部分で
は玄米aが取られた後なので、半々の割合の混合
米が分布し、m2の部分は籾米b及び前記の小米
類の混合となる。
小米類を含むm2部分の籾米bは、そのまま進
んで受皿28に取出されて頭部に戻され、再度籾
摺される。このとき、循環した前記小米類の大部
分は、前記二番コンベア7に風選別されて取出さ
れる。
んで受皿28に取出されて頭部に戻され、再度籾
摺される。このとき、循環した前記小米類の大部
分は、前記二番コンベア7に風選別されて取出さ
れる。
しかして、一次選別筒12内の玄米受樋17内
の籾米bを含む玄米aは、スクリユーコンベア2
0で横送されて、連絡樋21より二次選別筒22
内に流入する。
の籾米bを含む玄米aは、スクリユーコンベア2
0で横送されて、連絡樋21より二次選別筒22
内に流入する。
二次選別筒22内での選別は、二次選別筒22
内に籾米bとともに玄米aの一部を残し、下層に
沈下した玄米aのみを仕上米として仕上米受樋2
3に掬い出させる選別をする。
内に籾米bとともに玄米aの一部を残し、下層に
沈下した玄米aのみを仕上米として仕上米受樋2
3に掬い出させる選別をする。
つまり、二次選別筒22内には、少量の籾米b
を含む玄米aが供給されるのであり、これを、籾
米bと玄米aとに、きちんと分離することは難か
しいので、籾米bを玄米aとともに残し、純粋の
玄米aのみを取出すようにする。
を含む玄米aが供給されるのであり、これを、籾
米bと玄米aとに、きちんと分離することは難か
しいので、籾米bを玄米aとともに残し、純粋の
玄米aのみを取出すようにする。
すると、二次選別筒22内には、少量の籾米b
を含む玄米aが残され、籾米bを含まない玄米a
のみが、仕上米受樋23に掬い出される。
を含む玄米aが残され、籾米bを含まない玄米a
のみが、仕上米受樋23に掬い出される。
これを、スクリユーコンベア25で横送させ、
排出樋24を介して仕上米揚穀スロワー26によ
り取出す。
排出樋24を介して仕上米揚穀スロワー26によ
り取出す。
この作業中、一次選別筒12内の特に前記mの
部分では、戻し混合米が次々に戻される関係で、
過剰供給される状態が始終起きる。すると、それ
までは接触していなかつた穀圧センサー29に、
混合米が接触するようになるから、その旨検知
し、コントロールボツクス31に通電してブザー
等の警報器32を鳴らして報らせると共に、モー
ター35に通電して、一次選別筒12に対する供
給路の開閉弁36を閉じる。
部分では、戻し混合米が次々に戻される関係で、
過剰供給される状態が始終起きる。すると、それ
までは接触していなかつた穀圧センサー29に、
混合米が接触するようになるから、その旨検知
し、コントロールボツクス31に通電してブザー
等の警報器32を鳴らして報らせると共に、モー
ター35に通電して、一次選別筒12に対する供
給路の開閉弁36を閉じる。
同様に、二次選別筒22内の特に供給部でも、
過剰供給されることがあり、そのときは、それま
では接触していなかつた穀圧センサー30に穀物
が接触するようになるから、その旨検知し、コン
トロールボツクス31に通電してブザー等の警報
器32を鳴らして報らせると共に、モーター35
に通電して、一次選別筒12に対する供給路の開
閉弁36を閉じる。
過剰供給されることがあり、そのときは、それま
では接触していなかつた穀圧センサー30に穀物
が接触するようになるから、その旨検知し、コン
トロールボツクス31に通電してブザー等の警報
器32を鳴らして報らせると共に、モーター35
に通電して、一次選別筒12に対する供給路の開
閉弁36を閉じる。
そのため、選別不良になることもあり、二次選
別筒22より多量の混合米が排出されることもあ
るが、それは、循環機27により循環させる。
別筒22より多量の混合米が排出されることもあ
るが、それは、循環機27により循環させる。
(効果)
本発明は、供給ホツパー2とゴムロール3と風
選室4からなる籾摺部1と、壷穴式一次選別筒1
2および壷穴式二次選別筒22を有する選別部9
とからなる籾摺装置において、前記籾摺部1と前
記選別部9の間には前記籾摺部1から前記選別部
9の壷穴式一次選別筒12に至る供給路を形成
し、前記一次選別筒12内には混合米供給樋16
と玄米受樋17とを設け、前記二次選別筒22内
には仕上米受樋23のみを設けたから、籾摺部1
により生じた混合米は、壷穴式一次選別筒12に
より籾米bを含む玄米aの混合米に分離し、二次
選別筒22内で籾米bを含まない仕上米に分離す
ることができ、いきなり、完全仕上米に分離する
ものに比して、能率よく分離できる。
選室4からなる籾摺部1と、壷穴式一次選別筒1
2および壷穴式二次選別筒22を有する選別部9
とからなる籾摺装置において、前記籾摺部1と前
記選別部9の間には前記籾摺部1から前記選別部
9の壷穴式一次選別筒12に至る供給路を形成
し、前記一次選別筒12内には混合米供給樋16
と玄米受樋17とを設け、前記二次選別筒22内
には仕上米受樋23のみを設けたから、籾摺部1
により生じた混合米は、壷穴式一次選別筒12に
より籾米bを含む玄米aの混合米に分離し、二次
選別筒22内で籾米bを含まない仕上米に分離す
ることができ、いきなり、完全仕上米に分離する
ものに比して、能率よく分離できる。
また、前記一次選別筒12と前記二次選別筒2
2の間には、一次選別筒12から二次選別筒22
に至る連絡樋21の外に、二次選別筒22から一
次選別筒12に至る循環機27とを設けたので、
前記一次選別筒12による籾米bを含む玄米aの
分離と二次選別筒22による籾米bを含まない仕
上米分離ができるばかりでなく、二次選別筒22
内に生じた混合米の循環処理ができる。
2の間には、一次選別筒12から二次選別筒22
に至る連絡樋21の外に、二次選別筒22から一
次選別筒12に至る循環機27とを設けたので、
前記一次選別筒12による籾米bを含む玄米aの
分離と二次選別筒22による籾米bを含まない仕
上米分離ができるばかりでなく、二次選別筒22
内に生じた混合米の循環処理ができる。
また、前記一次選別筒12内および前記二次選
別筒22内には穀物が増加すると作動する穀圧セ
ンサー29,30を設け、前記一次選別筒12の
供給路にはモーター35により開閉する開閉弁3
6を設け、前記穀圧センサー29,30と前記モ
ーター35とを前記穀圧センサー29,30のい
ずれかが作動すると前記モーター35が作動する
ように連結したから、二個の一次選別筒12と二
次選別筒22があるときは、それぞれに適した供
給量を、常に維持することは技術的に困難で合わ
ないことが多いが、本発明は前記の構成のため、
いずれかが過剰供給されても直ちに調節または停
止できるので、少しも心配がない。
別筒22内には穀物が増加すると作動する穀圧セ
ンサー29,30を設け、前記一次選別筒12の
供給路にはモーター35により開閉する開閉弁3
6を設け、前記穀圧センサー29,30と前記モ
ーター35とを前記穀圧センサー29,30のい
ずれかが作動すると前記モーター35が作動する
ように連結したから、二個の一次選別筒12と二
次選別筒22があるときは、それぞれに適した供
給量を、常に維持することは技術的に困難で合わ
ないことが多いが、本発明は前記の構成のため、
いずれかが過剰供給されても直ちに調節または停
止できるので、少しも心配がない。
また、一次選別筒12の供給路を断つ作動を行
なうので、選別不良になることもあるが、二次選
別筒22から一次選別筒12に至る循環機27を
設けてあるから、選別不良米は連続作業中一次選
別筒12に戻されるのみで、供給が適正になれば
元の正常な状態に戻り、故障はおきないという効
果を発揮する。
なうので、選別不良になることもあるが、二次選
別筒22から一次選別筒12に至る循環機27を
設けてあるから、選別不良米は連続作業中一次選
別筒12に戻されるのみで、供給が適正になれば
元の正常な状態に戻り、故障はおきないという効
果を発揮する。
第1図は一部破断側面図、第2図は同正面図、
第3図はタンクの側面図、第4図は同正面図、第
5図はセンサーの系統図、第6図は選別筒の一部
拡大図である。 符号の説明、1……籾摺部、2……供給ホツパ
ー、3……ゴムロール、4……風選室、5……吸
引ブロワー、6……一番コンベア、7……二番コ
ンベア、8……昇降機、9……選別部、10……
薄金属板、11……壷穴、12……一次選別筒、
13……駆動ローラー、14……一端、15……
他端、16……混合米供給樋、17……玄米受
樋、18……スクリユーコンベア、19……落下
口、20……スクリユーコンベア、21……排出
樋、22……二次選別筒、23……受樋、24…
…排出樋、25……スクリユーコンベア、26…
…仕上米揚穀スロワー、27……循環機、28…
…受皿、29,30……センサー、31……コン
トロールボツクス、32……警報器、33……排
出樋、34……タンク、35……モーター、36
……開閉弁、a……玄米、b……籾米。
第3図はタンクの側面図、第4図は同正面図、第
5図はセンサーの系統図、第6図は選別筒の一部
拡大図である。 符号の説明、1……籾摺部、2……供給ホツパ
ー、3……ゴムロール、4……風選室、5……吸
引ブロワー、6……一番コンベア、7……二番コ
ンベア、8……昇降機、9……選別部、10……
薄金属板、11……壷穴、12……一次選別筒、
13……駆動ローラー、14……一端、15……
他端、16……混合米供給樋、17……玄米受
樋、18……スクリユーコンベア、19……落下
口、20……スクリユーコンベア、21……排出
樋、22……二次選別筒、23……受樋、24…
…排出樋、25……スクリユーコンベア、26…
…仕上米揚穀スロワー、27……循環機、28…
…受皿、29,30……センサー、31……コン
トロールボツクス、32……警報器、33……排
出樋、34……タンク、35……モーター、36
……開閉弁、a……玄米、b……籾米。
Claims (1)
- 1 供給ホツパー2とゴムロール3と風選室4か
らなる籾摺部1と、壷穴式一次選別筒12および
壷穴式二次選別筒22を有する選別部9とからな
る籾摺装置において、前記籾摺部1と前記選別部
9の間には、前記籾摺部1から前記選別部9の壷
穴式一次選別筒12に至る供給路を形成し、前記
一次選別筒12内には混合米供給樋16と玄米受
樋17とを設け、前記二次選別筒22内には仕上
米受樋23のみを設け、前記一次選別筒12と前
記二次選別筒22の間には、一次選別筒12から
二次選別筒22に至る連絡樋21と、二次選別筒
22から一次選別筒12に至る循環機27とを設
け、前記一次選別筒12内および前記二次選別筒
22内には穀物が増加すると作動する穀圧センサ
ー29,30を設け、前記一次選別筒12の供給
路にはモーター35により開閉する開閉弁36を
設け、前記穀圧センサー29,30と前記モータ
ー35とを前記穀圧センサー29,30のいずれ
かが作動すると前記モーター35が作動するよう
に連結した籾摺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP388682A JPS58122051A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 籾摺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP388682A JPS58122051A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 籾摺装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122051A JPS58122051A (ja) | 1983-07-20 |
JPH0140659B2 true JPH0140659B2 (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=11569660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP388682A Granted JPS58122051A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 籾摺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58122051A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11884080B2 (en) | 2021-02-02 | 2024-01-30 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Label printer |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62282649A (ja) * | 1987-05-25 | 1987-12-08 | ヤンマー農機株式会社 | 籾摺選別装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591738Y2 (ja) * | 1979-04-27 | 1984-01-18 | セイレイ工業株式会社 | 籾粗選機における供給量の自動制御装置 |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP388682A patent/JPS58122051A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11884080B2 (en) | 2021-02-02 | 2024-01-30 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Label printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58122051A (ja) | 1983-07-20 |
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